……私の半身、私の半心。誰にも渡さない、誰にも殺させない。
殺すのは、私。そう、私だけ…………
簡略紹介 |
名前 |
神渡 鏡花(機関内部ですら非公開) |
種族 |
不明 |
所属 |
カノッサ機関 |
身長 |
157cm |
体重 |
44kg |
誕生日 |
不明(第三世界の2009年の時点で十七歳) |
好きな食べ物 |
菓子パン |
嫌いな食べ物 |
苦い物 |
料理の腕前 |
多分しない |
地味な特技 |
ポッピングダンス |
趣味 |
食べ歩き |
職歴 |
不明 |
収入源 |
カノッサ機関からの給与 |
ステータス(MIN0~(力~魔防MAX30、HPMAX60、LVMAX20、体格MAX20)、武器レベルE~S) |
LV |
HP |
力 |
魔力 |
技 |
速さ |
幸運 |
守備 |
魔防 |
体格 |
武器LV |
備考 |
17 |
36 |
15 |
5 |
28 |
30 |
5 |
10 |
8 |
6 |
剣S |
本来の数値 |
17 |
36 |
10 |
22 |
7 |
12 |
0 |
20 |
20 |
6 |
- |
現在 |
装備 |
名称 |
威力 |
命中 |
必殺 |
射程 |
重さ |
特攻 |
弾数 |
特性 |
刀 |
5 |
90% |
0% |
1 |
5 |
- |
- |
斬撃 |
特殊技能 |
- |
黒地に桜の花を散らした小袖、その上に銀糸の鶴が舞う色打掛を羽織った少女。
小袖の帯には刀が一振り。藍色がかった黒髪は、眉の上と肩でそれぞれ切りそろえられている。
その正体は、
カリナトゥスの技術の粋を持ってして作られた、死者を完全再現した生物兵器。
以下、製作者本人の言葉を引用すれば、
墓を探すのも苦労しましたが、其処からもかなーりねえ
何せ時間が時間、死体なんざ残ってる筈が無い
ネクロマンシーだの時間逆行の術式の超多重発動だの、一流術者数百人規模潰す作業ですよ
そーやって、一欠片ずつ………〝痕跡〟を、手に入れました
過去の成功例は、死後一時間のものを使ってすらゼロ
後に成功した一件は、肉体の特性の再現は出来ず、貴重な宝玉を一つ消滅させてしまった
私がこの実験に『正しく』成功したのは、この二件だけです
邪法外法の限りを尽くして欠片だけ手に入れた『魂』を〝常夜の宝玉〟で
そして『死体の一部』を私のクローン技術と……そう、〝哲学者の卵〟を用いて初めて完成させた
世界でおそらくは二例のみ。完全に生前を再現した、自我を持つ知的生物兵器です
資料が少ない訳でも無く、本名さえ知る事が出来れば、過去の文献より詳細を探る事は可能かも知れない。
享年十七歳、作り出された瞬間の精神および肉体の年齢も、おそらくその数値になる。
夜の国支部に所属するナンバーズの一人であり、過去
ブレイザーシティを占拠、統治していた。
然し、
対機関連合を中心とするレジスタンスの手により、それを奪い返される。
それを引き金としてか、それとも体内の哲学者の卵の為か、性格にも戦闘スタイルにも大きな変化が見られた。
外見の年齢にそぐわず沈着冷静、不要な事に対しては口数が少ない。
だが寡黙という訳では無く、寧ろ饒舌な部類に入るだろう。
性格は相当に非情であり、口にするも躊躇われるような策を平然と実行する。
非情さと冷徹さを持ち合わせた、指揮官として活躍するタイプの人材だ。
部下としてNo.72を引き連れている事が有る。
……と此処まで書けばクールな人間に聞こえるかも知れないが、任務以外の部分では色々とずれている。
衣服を自分であまり選ばない為、纏めて購入して他人に選ばせる。祭りの期日を一週間程間違える、等々。
感情は分かりやすく表情に出てくる辺り、クールなのは外側だけなのかも知れない。
何故か菓子パン類の熱烈な愛好家。菓子パンの為なら職権乱用も平然と行う。
年齢よりも明らかに幼い行動、成り立たない会話、知的レベルの高さは微塵も窺えない。
腰に備えた刀を振るう事も無く、戦闘に於いてその技術が疲労される事も無い。
自分から何かに害を与える事は無いが、自分や自分の好きなものに害が及んだ時は、酷く憎悪の感情を見せる。
瞳には光と力が無く、焦点も何処にあるのか分かりにくい。
魔斬 香月≪No.41≫の命に強い執着を見せ、このページの冒頭の様な言葉を残している。
この時だけはかつての様に、言葉をまともに扱えていた。
彼女の命が危険に曝された時などは、赤ん坊の様に唸りながら、素手で暴れようとした程。
尚、甘いものに対する嗜好だけは、変わっていない様子。
身体の動きを完全に静止させる技術と、一歩で最高速まで運ぶ超加速。
これらを用いて、一所に留まらない剣術で戦闘を行う。
極限までの鍛錬を積み、速度を生む一点に鍛え上げている。
軽量故の非力を武器で補う為、刃が通らない相手に対しては打つ手が極端に少なくなる。
本人の耐久力も低いが、居合い重視の戦法なので、左腕くらいなら負傷しても戦える。
技名 |
解説 |
閃 |
速度重視、基本的な居合い |
絶 |
破壊力重視の居合い。大きく体を捻り込むのが特徴 |
疾 |
擦れ違いつつの居合い。攻撃後直ぐに距離を取る事を狙いとする |
交 |
居合いを放ち、すぐさまもう一太刀の追撃を加える |
還 |
居合いを放ちながら後方へと引きさがる |
技名 |
解説 |
『奔』 |
相手の横を駆け抜けながらの一閃。「疾」の抜刀版 |
『零』 |
刀を逆手に持って、密着状態から刃を相手の体に滑らせる |
≪禍津黒神≫マガツクロノカミ
体液が、黒く粘性の高いコールタール状に変化し、自在に操る事が可能となる。
自分自身の体積より大量に作り出す事も可能。
また、その中に自分の体を溶かし、移動する事も出来る。
『根堅州國』ネノカタスクニ
上記能力により発動する移動技の総称。
自分自身を黒い液体へと溶解させ、その状態で移動する。
的が地面に近づいて狙われにくくなる事と、相手の意識を逸らせる事が利点か。
尚、変化と移動のタイミングによって、攻撃が命中するしないが変わる。
『刀』
何の変哲もない、おそらくは普通に売られている刀。
きっと、或る程度使うと刃が欠けて買いかえる事になる筈。
その為、愛着などは持っていないだろう。
『水着』
赤いビキニに白いパレオのセット。
蛍川 翠に選ばせた。
尚、この時に残ったその他大量の水着は、全て翠に押しつけられた。
これもまた、職権乱用の一つである。
『浴衣』
藍色の地に水墨画風の白兎数匹、その上に小さな満月の柄。袖丈などは良いが、裾は大腿までを覆う程度。
夢幻檸檬≪No.700≫に選ばせたが、今回は余り物を押し付けたりはしなかった。
尚、檸檬は彼女の名前を唯一知らされた人物である。一年後に祭りに行こうという約束は叶うのだろうか。
普段から冷静を装う彼女だが、時折奇妙な行動に出る。
己の皮膚に爪を突き立て、血が出るほど強く引っ掻くのだ。
背と言わず胸と言わず腕と言わず、手の届く範囲を只管掻き毟る。
「汚い」、とだけ言葉を発していたが、果たしてその意味は?
最終更新:2011年12月07日 17:01