さぁ、年貢の納め時だなぁ…………!
てめぇはどんな声で泣き叫んでくれるんだ……!? ヒャハハハハハハハハハハ!!
ガルンロード=イクシール(Galunrode=Exciel)
『神速の殺虐紅蓮』
【人物】
白のビジネススーツに身を包んだ、赤の不健康そうな長髪をした痩せ身の男
幼少の頃から殺人の魅力に取りつかれ、親から縁を切られて流浪の生活を続けていたが、
シュバルツに「経歴を問わず」のボディーガードとして雇われる
その際に、生き別れの弟である
グルゴン=イクシールとも再会を果たし、後の「
暴蜂」の礎の一人となる
粗暴で常に人を見下し、主である
シュバルツ=L=ヴェイスに対しても殊勝な態度など見せない、マイペース型の人間
彼は「炎」に並々ならぬ関心を持っており、人を殺す際に焼殺と言う手段を取る事が多い
曰く「火の魅力もさることながら、死への恐怖を表出させ、苦痛にもがき苦しむ様を見るのがたまらない」との事
人殺しに物理的な快楽を求める
アストラ=O=ヴェイスとは逆に、精神的な快楽を求めているらしい
弟である
グルゴンや、「才能は非凡だが人格が平凡な女」である
リーナ、そして「ただの雇い主」である
シュバルツと、身近の人間に対して不遜な態度をとる事が多い
しかし、態度は褒められたものではないが、
シュバルツに対する忠誠心は確かなものを持っており、
暴蜂の一員である事を誇りにしていると取れる言動も、また多い
星の国では、『哲学者』を名乗る一味の『悪の粛清』に遭遇。埋もれた人材を粛清される事態を防ぐため、
リイロクローンの一部を伴い反抗を行う。その結果、『処刑人』と名乗った敵の能力者1名を殺害するに至る
【終焉】 ~Hellfire~
グルゴン、
リイロクローンと共に
風霊統主の城を攻撃した際に、
レイド、
アストラ、
銀鶏、そして
エルフェス=ネヴィア、
貴宝院 織守、
森島 京と戦闘になる
かねてからの作戦通りに、場の均衡を乱して
レイドに精神的なダメージを与えるなど、順調に攻撃を進めていたが、怒りの
銀鶏による捨て身の反撃によって、形成を逆転されかけ、半ば破れかぶれに
織守へと攻撃しようとするも、それも
銀鶏によって封じられてしまう
そうして最期には、
銀鶏に狙いを定めて攻撃。裏をかく為に『神速』を用いて背後に回り込み、炎を纏わせた拳を叩きこもうとするがそれに合わせられてしまい、
銀鶏の胸板を貫通する事は出来たが、逆に
銀鶏の刃もガルンロードの喉笛をかき切り、相討ちの形で幕切れとなる
くず折れる
銀鶏の姿を見届けると、制御を失った己の炎に包まれ、歓喜の狂笑とも、苦痛の断末魔ともとれる奇声を発しながら、朽ち果てていった
その姿は、まるで地獄の炎に裁かれる様にも見えたと言う――――――――
【所持品】
「
暴蜂」の一員として行動する際に着用が義務付けられている、蜂を象ったバッジ
逆三角形の金のプレートに、蜂があしらわれている
「
暴蜂」の人間は、全員がこれを所持している
プライベートでは良く持ち歩いている、ガルンロードの嗜好品
シズリと邂逅した際に、個人的に渡された名刺
シズリの連絡先が書かれている
【能力】
「神速」
文字通り、目にも止まらぬ速度で移動をする事が出来る
短距離限定ではあるが、他者に感知を許さない程の速度を出せる
主に撹乱や回避に用いられる
しかし、短時間に連続して使用を繰り返すと、主に脚部への激痛と言う形で反動を喰らう事があると言う
炎の魔術
炎の魅力に取りつかれた時から、彼は炎系統の魔術に専心し、強力な炎系統の魔術を使えるようになった
戦闘の際の、メインの攻撃手段になる
【戦闘】
スピードで相手を撹乱し、炎で焼き払う戦法をメインとする
単体でも(特に速さの面で)恐ろしい戦力となるが、その真価は弟である
グルゴンとの共同戦線で発揮される
ガルンロードの最大の弱点は、肉体の撃たれ弱さにあり、それを
グルゴンがカバーする事で、戦力が何倍にも増幅される
タッグを組んで戦闘をする二人の強さは、計り知れないものがある
ただし、撃たれ弱さとともに、炎以外の明確な攻撃手段に欠けるため、炎を無力化する手段を持った相手を敵に回すと、途端に苦戦を強いられる
最終更新:2011年08月16日 16:14