花鳥風月流戦闘術:花城 六輝&花城 火憐


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《概要》

花城六輝が60年近くかけて創り上げた実戦剣術。実戦を目的としているため、徒手での戦闘も考慮されている。
傍から見る分には、美しい気の花が舞い、優雅な動きをしているように見えるが、その実は純粋な戦闘技術。
気の運用により、力のない者でも扱えるという特徴がある。然し、かといって会得が容易かと言えばそうではない。
力を使用せず、迅速かつ正確な技を放つのが特徴であるゆえ、究極までに“技”を磨く必要があるのだ。
気の運用と技の使用を完璧に使用できるのは普通の者ならば恐らく20年はかかるだろう。そして、大きな特徴が一つ。
技の要訣を混合することに依る技の融合、昇華である。
鳥と花の技を組み合わせることで高威力の高速攻撃を可能にしたり、鳥と風を混合し居合と見せかけて真空波を飛ばすなど様々な応用が可能である。
そして、これらの技の要訣を組み合わせた攻撃群が、“花鳥風月”であるのだ。
花鳥風月と呼ばれる攻撃は、一種類ではない。花鳥風月は無数のバリエーションを誇る必殺の技。
故に、居合の構えをしたからといって居合が来ると思ってはいけない。蹴りが来るかも知れないし、気弾が飛んで来るかも知れれない。
武器を奪えば技が使えないと思ってはいけない。其れすらを考慮に入れた戦闘体系なのだから。
只、そんな技法にも弱点が幾つかある。其の最も顕著な点は、“重みが少ない”と言う点だ。
技の鋭さは確かに凄まじく、其の速さもかなりの物。だがしかし、それと引換に一撃の重みを捨てているのだ。
体捌きや、重心の配分も、速さと正確な技を放つ為に特化した物、故に力自慢との鍔競り合いや、真正面からの技の打ち合いには余り向かないのである。




《“気”の理論》


花鳥風月流における“気”とは、命の力、分かりやすく言えば体力を、肉体を動かす以外の力として運用する際の物である。
気に依る身体能力の強化と言うのは、気で肉体を直接動かしているのではなく、気の力で一時的に肉体を活性化させることにより身体能力を上昇させているのだ。
気は術者のイメージにより指向性を持ち、物理的な性質を持たせることができる。この、気の形状は使用者の適正に大きく左右され、花城の場合は“花”である。
花びらと化した気に様々な効果を付与することで初めて生命力によって肉体を動かす以外のことができるようになっているのである。
そして、生命力であるということはすなわち使い過ぎは命に関わり、更に戦闘で有利だからといって使用し過ぎると逆に疲労が加速度的に貯まっていき逆に自らの首を締めることにもなりかねない。故に、運用には年季や修行等がある程度必要になるのは間違いない。
そして、花鳥風月流は技の重みの弱さを気によって補っている為、気の運用の技術は必要不可欠な物である。
気は、全身から生み出されるものだが、体の一点から抽出することも出来る。その場合は其の部位は仮死に近い状態になるだろう。
しかし、場合によってはこれが役に立つこともある。神経などを仮死状態とすることで、毒や痺れを遮断するのだ。
捨て身で有っても、死ぬよりはマシ。そう云う技法である。




《体捌き》


<星眼>

一番一般的かつ堅実な構え。剣道で言うところの中段構えである。
攻めにも守りにも転じ易く、どんな状況にでも柔軟に対応できる。

<八創>

星眼と同じ程度に一般的な構え。剣術で言うところの八相の構え。
どちらかというと星眼に比べて後の先に特化している。
構えの形は剣を持つ手を肩程度の高さで持ち、体を相手に対して斜めに構える構え。
星眼の構えから左足を一歩踏み出した形である。袈裟切りが疾い構えでもある。

<天龍>

剣術で言うところの大上段である。
刀を頭上あたりまで持ち上げ、刃を寝かすようにしており、
突きに転ずるのは難しいが斬撃に於いては威力速さ共に高い物となるだろう。

<居合構え>

刀を鞘に収めた構え。
鞘というレールにより斬撃が加速されるため、かなりの速度を誇るが柔軟な対応は難しい。
花城は後の先で之を使用する事が多い。

<“空”>

無刀の構え。究極の自然体であり、構えで有ることに気づくことも難しい。
“空”を扱う構えであり、この構えから全ての技、構えに派生することができる。

<摺足>

体の上下しない滑るような移動法。
重心の崩れが無いため、移動中にでも剣が振れる。




《技》


基本的に終の技以外は剣も徒手も変わらない。技の種別は大きく4つに分けられる。
あくまでこれらは型であり、斬撃と言っても袈裟であろうと正眼であろうと自在に放つことができ、
突きと言っても下段からの突き上げ等、放ち方は多種多様なことができる。

気の運用をメインに据えた高威力の攻撃群。
隙もその分大きいが、その代わり威力も高い。

居合等の速度一点に集中させた技の数々。
どちらかというと待ちに依る後の先を狙う技が多い。

間合いの外に攻撃するための技。
威力は低いが、連続で放つことができ、牽制に之を放ち花に繋ぐ等の連携が活きる。

気や呼吸法に依る戦闘補助の技。
剣技に拠らず徒手でも同じように使用できるのが特徴。

<花>

『花之壱―桜楼―』

花の技。気を刀に纏わせての斬撃。
刀身の描く軌跡を気で創りだされた花びらが追っていく。
徒手に於いては気を纏わせた正拳である。
純粋に威力が高く、ガードを之で崩し、速さに優れる鳥の技に繋ぐという使用法もある。

『花之弐―蓮華―』

気を纏わせた刀身での突き。
突き出したその先で気が別れていき、10発程の刺突と化す。
徒手に於いては同じような攻撃を貫手で実現することと成る。
威力は刀剣での物と違い大きく下がるが、その分技の隙も小さく、連続使用も可能である。

『終之花―百花繚亂―』

無数の桜の花びらと化した気を相手に飛ばす技。
花びら一枚一枚が尖い刃であり、其の密度もかなりの物である。
花びらは高密度の気と、鬼酔割義人の酒精が圧縮されており、アルコールの影響もかなりの物である。

『終之花―狂い咲き―』

打撃を当てた点に気の花を咲かせ、数秒後に炸裂させる技。
大輪の花が砕け、無数の花びらと化し舞い散る様は、美しいものである。

<鳥>

『鳥之壱―飛燕―』

高速での斬撃。所謂居合に属する技。
花鳥風月流の居合は鞘の中で気を圧縮し、居合を放つ際に其れを解き放つことにより抜刀を加速させている。
其の速さは空を切り裂き飛ぶ燕に例えられる。
徒手に於いては貫手に依る擦りの攻撃となる。
人体の弱点である擦りであり、其の防御は難しい。

『鳥之弐―鶯―』

超近距離での連撃。
刀身が空気を切り裂く音がまるでウグイスの囀りの如く聞こえる。
徒手に於いては密着状態での寸勁の理論を利用した正中線連撃となる。
一撃の威力はそれほど高くなくとも、急所に当たればかなりのダメージとなる。

『終之鳥―八咫烏―』

音越えの居合。一息に3度の必殺の斬撃を放つ。
斬撃は空気摩擦により高熱を帯びており、斬られた部位の断面は焼かれ治癒が遅くなる。
鞘が高熱のせいで変形し、刀を収められなくなる場合が有る。

『終之鳥―鵺―』

ぬえ。鳥虎鶫の辛気臭い鳴き声が不幸を呼ぶと伝説化されて妖怪とされた名を冠す技。
其の攻撃は、捻りを加えた螺旋の貫手である。
首筋、肉体の末端、関節、喉、金的等、急所を選び3発撃ち込む。

<風>

『風之壱―凩―』

木枯らし、と読む。刀身に纏わせた気を飛ばして刀の間合いの外を斬る事ができる。
威力は近接での斬撃より低い。射程も銃などの遠距離武器の代わりに成程では無い。
徒手の際は拳を気で強化し、高速で動かすことにより真空波を起こし遠距離の相手を攻撃する。
気弾の類ではなく察知は難しい。

『風之弐―神渡―』

威力は更に下がり、斬るほどの威力は持たない打撃のような斬撃を放つ技。
しかし、距離は長く、連続で放てる様になっている。
徒手の際は低威力だが射程は長く、連続で放ち弾幕を張ることができる。
基本は凩と一緒だが、撃ち方が微細に異なるとされる。

『終之風―東尋坊―』

高速で飛翔する斬撃の連発。
風を切り裂く其の甲高い音は死神が迫る様にも思われるほど。

『終之風―天鳳―』

クロスさせるかのように手刀での真空波を放つ技。
真空の範囲が広く、当たった後に、その点に大量の空気が押し寄せることに依る風圧の追撃が来る。

<月>

『月之壱―朧月―』

気で自分の分身を壱体作る事ができる技。
能力は本体の半分ほどであり、3レスの間しか持たない。
消費が激しく多用は出来ない技。
大抵花城はどうしても防御しなければいけないが態勢に無理が生じた際の緊急防御として盾として使用している事が多い。
哀れ、分身よ。である。

応用技
《六臂剣聖》
不完全な分身を、自分に重ねるように創りだすことにより、腕を六本に増やす技。
普通の発動ではない故に、気の消費が大きい。
更に、六本の腕の同時操作はかなりの集中を必要とするため、長くは使用できない。
奥の手というか、隠し技の類である。

『月之弐―月読―』

思考を能力により高速化する技。
気の消費が少ない為多用している。

『終之月―空亡―』

数秒間の間、相手に動いていると認識をさせずに動くことができる。
“空”に近い状態とも言えるかも知れない。


<その他>

これら花鳥風月に属さない技の数々。ぶっちゃけ思いつきで此処の技は増えていくと言ってもいいだろう。*

『下駄飛ばし』

下駄に気を纏わせ、足を振りかぶり飛ばす。
近距離であれば、真下から相手の顎を撃ちぬくように。
遠距離であれば、腹部などを狙い撃つ。
動きの予想が付きにくく、牽制には案外実用的であるかもしれない。


<秘奥>

『奥義―花鳥風月―』

“花”“鳥”“風”“月”全ての技の要訣を混合させて放つ奥義。
どの技をどういう風に混合させるのかは完全に自由であり、無数のバリエーションがあり得る技である。
よく見られるのは、“花”の気を“鳥”の居合の技術と融合させ高速で放ち、“風”の速度でばら撒くと共に“月”の力により気を複製し無数の気の花びらで攻撃するもの等。
花城が目指す奥義は、花鳥風月の“その先”にあると言うが……。

『終之極―花鳥風月―』

肉体を気に変換し、人間大の気の塊と化す。
生命力=気であるならば、気の源と成る生命力の塊=肉体であるとの理論の元、
直接肉体を気にしてしまえば莫大な気を得ることができると言う滅茶苦茶な技。
長時間の使用は生命の危機が生じ、気を全て消費しきってしまえばこの世から消滅する危険もある。
だがしかし、命と引換に莫大なエネルギーを手に入れるということにもなるためその効力は絶大である。
因みに、この技の発動時は外見年齢が50歳程若返る。(20歳の花城さんになります)

『“空”』

花鳥風月のその先に有るとされ、花城の目指す到達点。
剣も構えも気も何もかもを捨て去ったその先に有る、完全なる“無”の技であり、“空”の技。
技、というのも正しいのかは分からないが、理[ことわり]を得る事により、あらゆる技が完成に至る。
究極なまでにあらゆる物の無駄を削ぎ落とし、どんな行動も最小、最低限度の動作、反応により完了させる。