カーネル・フェンダンス【≪四刃隊長≫】


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カーネル・フェンダンス


赤い軍帽を被り、同じく赤いマントを纏った容姿の男。
白い軍服に身を包み、その両腰にはやや大振りな刀の思しき武器の空鞘が一本ずつ、
ベルト周りには白い筒状のカートリッジらしきものを幾つか装着して、
同じく白い手袋を両手に嵌め、服装には金糸で装飾が施されている。
赤いマントや軍帽と相俟って、派手である。

≪R.I.P.≫の傘下突撃隊、≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫の隊長。
更に作戦における前線指揮官の任にも就いており、「ノクトクルセイド」部隊の指揮官でもある。
曲者揃いの≪四刃≫を纏める立場だけあって、矢張りというべきか、彼も曲者である。
プライドが非常に高く自分以外の人間(≪R.I.P.≫幹部除く)を見下す節がある。
口癖は「マヌケ」と「愚か者」。どちらも他者に対して用いる。
また口癖ではないが、自分のことを指す時に「このカーネルが~~」という表現を多用する。
ここからも、彼の自尊心が非常に高いことが伺えるだろう。
そのうえ、彼は自身の地位、隊長という肩書きに強い誇りを持っている。

元・軍隊出身者。≪四刃≫とは別に、カーネル直属の私兵部隊「ヘルクロイツ」を所有している。
こちらは軍隊時代からの部下が多く、オズワルドドレクスラー
≪R.I.P.≫全体にとっての有能な技術者であるクリーベルもそのひとり。
また軍隊時代の副官でありヘルクロイツの隊長、スコール・ウェンズディには大きな信頼を寄せている。
意外と部下から慕われているのも特徴で、オズワルドやクリーベルは、カーネルのためにその命をなげうったほど。

熟達した武装兵士たちを引き連れて登場することもあり、彼自身の戦闘能力も極めて高い。
策略家でもあり、天ヶ谷 昴を狙った襲撃テロでは、見事自らの策略を成功させ昴を拉致した。
このため、≪R.I.P.≫の中でも最も危険な人物の一人であると言えるだろう。
またリヒトギルティという潜水戦艦も所有している。どっからパクってきたんだ。

軍隊出身者だけあってか、その思想もかなり武力重視のものであり、
「信念」とは「力で押し通すモノ」だという言葉を残している。
彼曰く、この極地こそが『戦争』であり、強い意志なくしては戦争の絶望の荒波は超えられないとしている。
また、『強者が弱者に支配されるのがこの世の現実』
『力が無いのに思想だけを振り翳し、それを無謀とも知らず強者にたてつく――
即ち「気取った弱者」こそが最も嫌い』とも話していた。

ついでにいちいち大声で相手を見下した風に喋るため、武美に「あたしより五月蝿いやつは初めて」と言わしめたり、「バカーネル」などと呼ばれたりしたことも。

ちなみに、どういうわけか料理はかなり上手い。
彼が提案した「夏野菜レモンバーガー」は、後述のリンが働く喫茶店で新商品として採用されたとかされてないとか。


どうでもいいが、≪四刃≫隊長であり、作戦前線指揮官であり、ノクトクルセイド指揮官であり、
ついでに私兵部隊ヘルクロイツの上司、おまけにリヒトギルティもカーネルの所有であるため、一応艦長。
どんだけ上の立場が好きなんだこいつは。


――略歴


≪R.I.P.≫および≪四刃≫の裏切り者である天ヶ谷 昴を狙撃し重傷を負わせた張本人。
この時はレイドとジェムリイロとファルガにより退けられたが、
その後昴の退院予定日を狙い、今度は戦艦リヒトギルティで直接病院の外壁に突っ込むという荒業で大々的に襲撃。
≪四刃≫のエルヴァレッタエンジキャノンボール・O.Z.らと共に能力者たちと戦闘を繰り広げる。
自身は無道 武美サラと交戦。
高い戦闘力を見せ付けるもサラの意識誘導の隙をついた武美の魔術を直撃し、ピンチに追い込まれる。
だがここでキャノンボール・O.Z.の援護が入り脱出。この隙に昴を捕らえることに成功する。

なお、ここでカーネルは昴を殺害するつもりだったが、≪R.I.P.≫のリーダーである暴帝ポポルに止められていた。

ここまでカーネルが昴の殺害に執着する理由であるが、ポポル曰く、どうやら以前昴の銃撃によって重傷を負わされたらしい。
プライドの高いカーネルにとっては、自分がかつての部下に瀕死にまで追い込まれた事実がどうしても許せないのだろう。

ほかに、金の国テロにおいては前線指揮官として戦場に指示を下し、
光の国の同時多発襲撃においても自身は戦闘には加わらず、本陣で各地の状況を統合、指示。
Justice襲撃では自ら先陣に立つなど、隊長位でありながら戦場への参加率はかなり高い。
というか、≪R.I.P.≫イベントにおいては皆勤賞である。


――過去?


或る日、断崖絶壁にある簡素な十字架の墓を訪れていたところを紅閻寺 リンと遭遇。
彼女と言葉を交わすうちに彼の秘められた過去の一端が、ほんの少しだけ明らかになる。

「貴方が振るっているのは自分の力ではない。権威、地位、部下を盾にしているだけ」
「貴方は小さい。そうして自分を強くみせているだけの弱虫に過ぎない」

という節のリンの言葉に、彼としては珍しく激しい怒りを見せた。
仮にも「隊長」という地位につける人間ならば、いくら普段の態度が高圧的で傲慢であろうと、
イザという時に自らを見失うようなことはありえないというのに、である。
この際にリンを射殺しようとするが、控えていたウェンズディに止められている。

また、『強者が弱者に支配されるのがこの世の現実』、
『思想だけを振り翳し、無謀とも知らず強者にたてつく「気取った弱者」が最も嫌い』とは彼の言であるが、
どうやら彼自身、恐らく実力も無い軍隊時代よりもっと以前、“そう”して力に屈服した過去があるようだ。

そしてどうやら激情に駆られた時に口走っていたが、軍隊時代は≪大佐/カーネル≫の地位にあったらしい。
戦争が終わりさえしなければ、将軍の地位に至るまでの実力があったようだが、
この言葉に触れるかたちでリンも語っていたが、果たして現在名乗っている『カーネル・フェンダンス』……
軍隊時代の『地位』を名乗っているだけとも取れ、一種の偽名、コードネームである可能性が浮上した。
彼の直属部隊ヘルクロイツは全員がコードネームを名乗っていおり、可能性としてはおおいにありえる。


それと関係があるのかどうかは不明だが、彼の参っていた簡素な木製の墓標には、
≪エヴァ・レルゼクム≫という名前が刻まれていた。
現在、カーネルとの関係は一切不明だが、どうやらかなり大切にしている墓のようだ。




バトルスタイル


下記に記す閃光式カートリッジウエポン≪イルフォーシス≫を用いた近接戦闘が主体。
ビーム・サーベルによる二刀流を駆使し、攻守において優れた戦闘を展開する。
また爆発力もあり、感情が昂ぶった際の怒涛の攻めは脅威の一言。
イルフォーシスの多用性により、銃撃を主体とした中距離戦闘も可能で、
(メタ的な理由で)滅多と使わないが、狙撃までこなす。
名実ともに、≪R.I.P.≫内で一番の危険人物と評して差し支えない。

……と、ここまで見れば隙が無い完全無欠の戦士だが、
イルフォーシスのエネルギー切れや、多人数を相手とするスキルを持ち合わせていない、
また能力を使わない(無能力者?)であるなど、付け込む隙は少なくない。
能力者同士で連係し協力して立ち向かえれば、撃破することは難しくないだろう。


――閃光式カートリッジウエポン≪イルフォーシス≫


カーネルのメインの武器にして彼のバトルスタイルの中枢を担う特殊アイテム。
彼の部下である、技術者の「アクセルヘッド」が幾つもの試作を経て完成させたらしい。
ベルトに装着している白い筒状のものがそうであり、これだけだとただの筒。
だが空鞘の鯉口に一度接続することで、鞘内部に組み込まれた機構から魔力エネルギーを充填し、
その筒先端から『光刃』を噴出追従させ、さながら『ビーム・サーベル』のような武器になる。
これを居合い斬りのように放って相手を驚かせつつ先制攻撃を仕掛け、
そこから同時に2本操る「二刀流」で敵を苦しめるのがカーネルのバトルスタイル。
光剣の切れ味は見た目と違って普通の刀剣と変わらないのが救いだが、脅威に変わりはない。

この光剣は、鞘に接続してエネルギー充填直後は「蒼い閃光」を放っている。
だが時間が経つと黄色くなり、やがて紅い閃光になる。
まるで「危険度」を表すかのようなこの変化は、見た目通り時間が経つにつれ威力が上がることを示す。
特に紅い刃に成った時は剣身自体を飛ばす斬撃波動が使用可能となっており、危険。
然しこの色変化は「カウントダウン」を示す変化でもあり、
青→黄色→赤と変化した後、イルフォーシスはまったくその機能を失う。
こうなれば再び鞘に接続しての充填が必要で、この間カーネルは無力となってしまう。
双剣を振るう時のカーネルは攻防共に非常に優れ、クリーンヒットを叩き込むのは難しい。
なんとかこの機構さえ見抜ければ、勝機は大きく上昇するだろう。

なお、このイルフォーシスにはどうやら幾つかの形態がある。
光剣時は「サーベル・エフェクト」という名前のようで、
ほかには片手銃タイプの「ショット・エフェクト」がある。
こちらは鞘自体を本体として使い、ボタンを押すことで鞘が変形。
銃口やグリップ、トリガーが出現し、イルフォーシスのカートリッジをマガジンとして完成。
閃光のエネルギィを弾丸として射出する。弾数は3で、威力弾速ともに通常の銃には劣る。
更にカーネルの言葉から推測すると、「スナイプ・エフェクト」という狙撃銃のような形態があるらしい。



――能力


カーネルの能力は不明。
今まで一度も能力らしきものを使ったことが無く、基本的にイルフォーシスによる剣術が主体。
無能力者である疑いもあるが、カーネル自身はこれについて明言しておらず、
現在彼の能力については、能力者であるかどうかも含めて、一切謎に包まれている。
とはいえ、彼が隊長を務める≪四刃≫や、私兵部隊ヘルクロイツは、
確認されているほぼ全員が能力者であり、それを纏め上げる彼が無能力者であるとは考え難い。
カーネルを倒して下克上を果たそうと考えていた部下のドレクスラーも、
カーネルに対してかなり有利な能力を所持しているにもかかわらず、結局最期までカーネルに逆らわなかったあたり、
やはり剣術や銃以外にも、部下を恐れさせる、或いは部下を纏め上げるに足る「何か」を持っていると思われる。




異変


水の国の港を、戦艦リヒトギルティで襲撃した日。
乗り込んできた花城 六輝ロータス白坂 カゲツレイド=E=ヴェイス&ジェム
アストラ=O=ヴェイス&ダハルミストドラゴンデイドリィムと対峙。
彼らをおびき寄せ、罠に嵌める。
ウェンズディエンジ、そして武装兵士たちに場を任せ離れた彼は、
ウェンズディにのみ、以前の戦闘で受けた怪我のため、戦うなと命ずる。

しかしエンジが危機に陥った際、≪R.I.P.≫の総帥、暴帝ポポルが出現。
エンジを援護するために、と、半ば強制的にウェンズディを戦わせる。
だが、その時点で戦局はスデに大きく相手側に傾いており、
敗北を悟ったウェンズディは、捨て身の猛攻で能力者たちに立ち向かう。

しかし、結果としてウェンズディは敗れ去り、死亡してしまう。
彼女の亡骸を抱きながら、彼女への感謝をまるで独り言のように呟き、
その亡骸を床に下ろし――たった一粒の涙を流した後、彼は、豹変する。

今までの敵を見下したような、余裕の溢れた態度は消え去り。
明らかな『異質』とまで表現できる『威圧感』を纏っていた。

そして彼は宣言する。「オレは全てを支配してみせる」と。
その野望の成就のため――「力」が全てだというのなら、「証明」してみせる、と。
そして、もう二度と、誰もオレの前から消させはしない、と……――

彼の中で大きくなる、ポポルへの反感。そして、意味深な決意の言葉。
彼が歩む、その先は――……  ――Next...>>