〝コネクト〟
戦闘に於いてはあまり役に立たない。精神接続による念話を可能とする力である。
1レスの間のみ、相手の表層意識を読み取る事も出来るが、その間は集中の為動けない。
相手は、思考に謎のノイズが走るのを感じるため、抵抗も可能である。
その上、発動後は、凄まじい頭痛に苛まれていくため、あまり使用する事は無い。
その本質は、大人数部隊を率いて、その思考を己の異能で繋げ、運用すること。
個人戦に於いては先ずその効果を発揮することは無い、〝絆〟の力である。
小規模転移術式〝MARKING〟
[詳細]
文字通り、小さな物を転移するための術式。
大きくても小石程度しか転移させることが出来ないが、その代わりに重さは考慮されない。
魔方陣を通った物を、魔力によりマーキングした点に転移させる術である。
物のサイズ制限等から制約は大きいが、その代わりに消費魔力や発動のラグはかなり少ない。
[使用法]
二丁拳銃を使用する。
片方は、魔力を内部で精製して着弾点に魔力でマーキングするための銃。殺傷力は存在しない。
マーキングは3つまでしか作る事ができず、4つ目が着けられた時点で、1つ目が消える。
もう片方は、銃口に魔方陣が刻まれており、マーキングしてから発砲する事により銃弾を転移させる。
口径は、マグナムサイズで威力は高いが、発射の確実性とメンテナンスの楽さを重視しているため、装弾数6発のリボルバーである。
反動も相応にデカイため、連射をするのは難しい。リロードには1レスかかる。