〝其れは賢人、其れは知識、其れは歴史、其れは記憶、其れは世界、其れは宇宙、其れは全て〟
〝魔女〟は言う。求める事は奪われることと、同義だと
Name |
子子子子 子墨/パシエル/ディアナ=プレシセアス=ピラルフェルダン=ディゾールト |
Age |
?歳 |
Sex |
女 |
Race |
魔女 |
Height |
153cm |
Weight |
??? |
Affiliation |
古書店『子子子子堂』店主 |
古書店『子子子子堂』の店長、年齢不詳。見た目で言えば18~20程、割と巨乳。
古いデザインの眼鏡がトレードマークで口の端には常にキセルを咥えている。
煙管に入っているのは、タバコではなく薬草で、肺病の発作を防ぐ予防薬として常に吸っている様だ
髪の色は黒、眼の色も黒だが、目は光の入り具合に依っては赤にも見える。
髪は割とクセッ毛で、ウェーブがかかったロングである。
服装は基本的に露出の少ないロングスカートを好み、フワフワとした感じ。
実は割と長生きをしている、〝魔女〟である。確実には100歳超えは間違いない。
しかしながら、年齢について聞かれたりバカにするととてもいい笑顔を浮かべるので注意が必要。
かなり病弱な体をしており、〝魔女〟として人の領域を超えていなければ20にならない頃に死んでいる筈だった。
だが、それでも弱い体は弱いままであり、運動は基本的に殆どできない。
重い本の持ち運びは、基本的に魔術で行っていることからも、その貧弱さが分かるだろう。
自分のことを〝わるいまじょ〟と語る。
魔女狩りや異端審問にかかった経験もある、筋金入りの魔女である。
店に
猫が入り浸っている。割と仲が良い様子。
気管支が弱いため、こまめに毛づくろいをしてあげているようだ。
パシエルとは子子子子 子墨の〝魔女としての〟本名。
真名はまた別に持っているため、子墨は名前を3つ持っていると言える。
魔女パシエルとしての力を、偽名を重ねることで封じ、和名で東洋の流れを汲む魔術を使っていた。
本来の性質は、五行ではなく、先天より持ち合わせる〝雪〟及び後天に得た〝本〟の二つである。
そして、温厚かつ戦いを好まない子墨と違い、魔女と化してから迫害を受け続けた頃の彼女の為、極めて冷酷かつ残酷。
己を傷つけようとするものには容赦はしないとしている。
魔女の名は、誕生数から創りだされる事が多い。
彼女であれば、人をやめた時が1876年2月29日で有る為、1+8+7+6+2+2+9=35となり、3+5で8の為、誕生数は8となる。
表は、以下の物を使用し、アルファベットの上の数字を足していき、その足した数を桁ごとに足し、誕生数になると良いとされる。
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
I |
J |
K |
L |
M |
N |
O |
P |
Q |
R |
S |
T |
U |
V |
W |
X |
Y |
Z |
|
☆Pasiel
7+1+1+9+5+3=26 2+6=8
であるため、誕生数に合致する。
なお、パシエルとは黄道十二宮の双魚宮の支配者たる天使の名で、その属性は水となっている。
なお、地獄の七処のうち第六番目を司るともされる。
冬や雪の属性も広義では水に入ると言って良いだろうから、違和感の無い名であるだろう。
<春夏>
【ウェーブの掛かった長い黒髪に深い色の黒目。そして古いデザインをした紅い眼鏡が特徴的である】
【ふんわりとしたロングスカートに、ブラウス。そして首にはストールを巻いている】
【どことなく理智的な印象と抜けた印象を感じさせるだろう】
【口には年季の入った真鍮の煙管が咥えられていて、異質さを感じさせる】
<秋冬>
【ウェーブの掛かった長い黒髪に深い色の黒目。そして古いデザインをした紅い眼鏡が特徴的である】
【ふんわりとしたロングスカートに、ジャケットを羽織った格好である】
【どことなく理智的な印象と抜けた印象を感じさせるだろう】
【口には年季の入った真鍮の煙管が咥えられていて、異質さを感じさせる】
<暑い日>
【ウェーブの掛かった長い黒髪に深い色の黒目。そして古いデザインをした紅い眼鏡が特徴的である】
【真っ白なワンピースに麦わら帽子。そして、腕には白い手袋をはめていて紫外線を防いでいて】
【どことなく理智的な印象と抜けた印象を感じさせるだろう】
【口には年季の入った真鍮の煙管が咥えられていて、異質さを感じさせる】
<魔女>
【ウェーブの掛かった長い黒髪に深い色の黒目。そして古いデザインをした紅い眼鏡が特徴的である】
【真っ黒な装束に身を包み、体からは五色の魔力が発露している】
【どことなくその在り方は、人から外れているようにすら感じられるもので】
【口には年季の入った真鍮の煙管が咥えられていて、それが彼女には良く似合っている】
<パシエル>
【白い髪、色素の薄い灰色の目、白いドレス】
【そして、彼女の足元は常に氷つき、雪原を作り出している】
【白以外の色の存在を認めないかのような、蒼白な肌】
【冷たい風が彼女の周囲には吹き荒れて、ばさばさと髪がはためいている】
子子子子子墨は、魔術師であり、魔力に恵まれている。
そして、長年魔術の研鑽を積んできた彼女だが、その得意分野は魔道具の制作である。
書店にうず高く積み上げられた膨大な書籍を検索する術式で大量の知識を蓄えている彼女は、何方かというと研究肌。
彼女の書店は、あらゆる術式が刻み込まれた『城』であるため、店内に於いてはその戦力は大幅に増大する。
しかしながら、戦闘が出来るほどのスペースが本に依って潰されているため戦闘をする事は無いだろう。
せいぜい魔力消費無しで店内で便利に魔法を使う程度だ(風魔法で換気、火魔法で暖房、氷属性で冷房etc...)
《検索魔術》
魔方陣の上においた書籍の中から一瞬で欲しい情報を引き上げる事が出来る。
子子子子堂は店の基礎に魔方陣が置いてある為、そこに有る大量の蔵書から情報を取り出せる。
店内に於いては、魔力の消費はほぼ皆無。店外ではある程度の消費は有るがあまり消費は高くない。
《文章具現~Light Write Right~》
喉が弱い彼女が創り上げた術式。
口頭で詠唱をする代わりに、空中に文章を描くことで詠唱とする。
その際は、右手の人差し指に付けた指輪から光が生まれ、それで空中に文字を描く。
ちなみに、この指で絵を書いた場合は2レス程の間自在に動かすことが出来る。
触れるだけで消える、意味もない〝らくがき〟だ。
ちなみに、詠唱を文字で代用しているだけで、後は他の魔術と同様である。
得意属性は、木火土金水の五行。
木の魔術を発動した次のレスで火の魔術を発動すれば、その威力を上昇させる事が出来る。
この繋ぎを連鎖させる事で消費魔力に似合わない威力を発揮させることが可能。
そして、逆に相手の攻撃属性に相克する属性をぶつけることによりその威力を減衰させる魔術も仕える。
しかしながら、属性が曖昧な魔術や能力に対しては、読みが外れれば意味を成さない。
木属性の魔術は、植物の生長促進と軽い操作、植物のあるところでしか使用できない。
火属性の魔術は、火球を飛ばしたり色々と応用が可能。しかしながら、弱点としてキセルに火が入っていないと使用できない事に有る。
土属性の魔術は、足元の地面を隆起させる程度。コンクリートの場合は、地面を剥がさない限り使用出来ない。
金属性の魔術は、装飾品の金属を操作し、矢や針にして操る魔術。左手の五指には銀製の指輪が装着されている。
水属性の魔術は、空気中の水を操り水の弾丸にしたり、ウォーターカッターにする魔術。海辺や川や湖の近くだと威力が上昇する。
無から有を作り出すのは歪が生じるという事で、『元からある物を使う』事を念頭に置いている。
そのため、場所によって戦法が大きく変わる上に、向いていない場所だと戦力が大幅にダウンする。
五行思想とは、古代の中国から始まった自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説。
5種類の元素は『互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する』という考えが根底に存在している。
木(木行):木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。
火(火行):光り煇く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。
土(土行):植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。
金(金行):土中に光り煇く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。
水(水行):泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。
《相生》
順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。
コレを応用して、子子子子は魔術の威力や性能を上昇させている。
木生火:木は燃えて火を生む。
火生土:物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
土生金:鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。
金生水:金属の表面には凝結により水が生じる。
水生木:木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。
《相剋》
相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。
コレを利用して子子子子は相手の攻撃を相殺したりする。
木剋土:木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
土剋水:土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
水剋火:水は火を消し止める。
火剋金:火は金属を熔かす。
金剋木:金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。
《魔術霊装-ゴギョウ》
子墨が封印していた、魔道具であり。その形状は只の魔術書である。
生きている道具であり、その内部のページは勝手に増減し、中にある術式も随時変わっていく。
その為、内部に収められている術式の判別は普通では不可能であり、子墨の検索術式でのみ使用できる。
使用時は、使いたい術式の有るページを千切り、それに魔力を通す事で発動とする。
《魔装-気まぐれな魔女の指先》
右の人差し指に装着された魔道具。光を発し、空中に文字を書くことが出来る。
《魔装-白い煙の火炎山》
真鍮製の古いデザインのキセル。一度火を入れると消したくなるまで消えない。
《魔装-踊る道化師》
左手の五指に嵌る、聖別された銀の指輪。魔力との親和性が高く、造形をしやすい。
《魔装-詐欺師の微笑み》
普段から付けている紅いフレームの眼鏡。幻術系統に対する弱い防御力を持つ。
かつての弟子の作らしい。
《魔装-飛ぶは夢光の知》
ザクセン・シェルナに本を売る代わりに作ってもらった栞。
素材は、
新月琥珀と、
霊鉄であり。
新月琥珀の数度の魔翌力開放を行うと自壊する性質と霊鉄の魔翌力を持った鉄という性質が組み合わされている。
薄く引き伸ばした新月琥珀を霊鉄ではさみ、自壊を防いで幾度も魔翌力を補充できるようにしている、そんな魔装である。
名を付けることで、子子子子専用の魔装となり、その効力を大きく増している、その上素材が良いため壊れにくい。
デザインは、銀色の薄い鉄板から、歯車・安楽椅子・猫・積み重なった本――それらを打ち抜いた、というもので、可愛らしいと子墨はお気に入りの品である。
《-It-》
クリスちゃんに貰った一冊の本。
『太陽の光を操り、自在に発火させる能力』に関する記述が成されている。
この本を使用すれば、その能力が使用できるようだ。彼女の宝物の一つ。
- 【今日のお店:路地裏】
店から出たら路地で、女の子が絡まれていた。
名前はカノン=ラン=パトリオットというみたい。
少し、暴れすぎちゃったけど、その後お店に招いてお話をしたけれど、悩みを抱えていたみたい。
なにを隠そう、カノンちゃんは、狐の獣人さんだったみたい。それで色々悩んでいたみたいだから、少しだけ〝導いて〟上げた。
珍しく、私の心をあらわにしてしまった。百数十年の気持ちを。彼女に。
それでも、受け入れてくれると言ってくれた、あの子は、きっといい友達に慣れると思う。
次会うときには、きっとあの子の心からの笑顔が見たいかな、なんて思ったりしちゃって。
お客さんの名前:カノン=ラン=パトリオット
本日の本:『ともだちひゃくにんできるかな』
代価:たまにこの店に遊びに来る事 (2011-06-18 18:01:29)
- 【今日のお店:公園】
今日はお客さんが殆ど来なくて、調子も悪いから早く店じまいしようとした。
そしたら、結構酷い発作が来て、倒れてしまって、鵺ちゃんと言う女の子に助けてもらった。
ノラちゃんちゃんに惚れちゃったみたいで、プロポーズなんてしていたわね。
まあ、断っちゃったみたいだけど、ノラちゃんってそういえば人の形態も取れるんだっけ。
……でも、ノラちゃんが行っちゃったら、少しお店が広くなるわねぇ。それは、少し寂しいかも、と思うわね。
結局、百年の間、殆ど一人だったのに、それでも人恋しいのは、やっぱり私が人間を残している、という事なのかしら。
まあ、いいわ。私のお店に居る限りは、私は本と共に居るもの、独りじゃないわ、そう、寂しくなんか無いの、私は。
お客さんの名前:鵺ちゃん
本日の本:『ワイクエⅢの攻略本』
代価:倒れた私を助けた謝礼のため、無し (2011-06-22 23:37:02)
- 久しぶりに店の外を散歩したら、魔術の実験をしている子がいた。
今まで見たことのない術式だったけど、失敗してしまったみたいね。
少し、錯乱していたみたいだったから、落ち着けるように店に連れていった。
何があったのか、結局お話は聞けず終い。
でも、少し心配だったから、精神安定の魔力を込めたヘアピンをプレゼントしておいた。
お客さんの名前:天月ちゃん
本日の本:本じゃないけど、ちょっとしたヘアピン型魔道具をプレゼント
代価:特に無し (2011-06-24 18:39:42)
- 天月ちゃんの別人格なのかな?とにかく、そういう子が暴れていた。
だから、ノラちゃんと一緒に戦ったんだけど、結局なんの役にも建てなかったわね。
コレは、少し戦闘向けに術式を組み直すべきかしら、大きな戦いなんて、久しぶりだものねぇ……。
あ、そうそう、ゴギョウちゃんを起こしちゃったのよね。
確りお世話しないと、怒られちゃうわ。 (2011-06-26 17:04:05)
- 【今日のお店:路地裏】
ザクセンちゃんという、職人の卵と出会ったわ。
どうやら、星の国に工房を立ち上げるみたいね、頑張っていたわ。
人生としても、商売人としても先達だし、少しお話をするためにお店に招いたの。
そして、本を作る代わりに、何か物を作ってもらうことを代価として、栞を作ってもらった。
名づけをしたけど、名前には〝飛ぶは夢光の知〟という名前を、与えたわ。
中々可愛らしくてセンスの良い物ね、此れは今後に期待できそう、うふふ。
お客さんの名前:ザクセンちゃん
本日の本:『上級細工師の為の特級素材図鑑』
代価:魔装栞〝飛ぶは夢光の知〟を作ってもらった。 (2011-06-28 00:45:24)
- 【今日のお店:路地裏】
たまにはお外に出ようと思って、散歩をしていたら、プーシュカ・サクラメントっていう男の子が路地裏でうずくまっていた
凄く頭が痛かったみたいで、私がぶつかってしまったのもあったし、店まで連れて行って介抱した
腕を引っこ抜いたら、とたんに楽になったみたいだけど、なんというか、〝頑な〟な子だったわ。
でも、なんとなくだけど悪い子じゃ無さそう。まあ、〝わるいまじょ〟が言うのも、どうなのかな、という話なんだけれど。
発作の後はいつも眠くなるのだけれど、起きたらプーシュカちゃんが去る前に珈琲を淹れておいてくれたみたい。
とっても美味しくて、普段は紅茶とかしか飲まないけど、珈琲も悪く無いと思えたわ。
お客さんの名前:プーシュカちゃん
本日の売上:無しだけど、特製ハーブティを一杯
代価:何も売っていないけど、とってもおいしい珈琲を淹れてくれた (2011-07-01 00:22:59)
- 【今日のお店:???】
調子が悪くて、外の風に当たろうと思っていたら、不愉快な気配を放つ青年に会ってしまったの。
そして、目が会ってしまって、話しかけられてしまった。〝おにんぎょうあそび〟をする彼は、とても醜悪で。
何十年か前、私を手篭めにしようとした輩を思い出して、嫌悪を感じてしまった。
そして、彼の炎、人の精神を焼く炎に、飲まれてしまって。そして、〝私〟が〝パシエル〟が表に出てしまった。
〝わるいまじょ〟ではなく〝悪い魔女〟である、私が出て、あの人に消えない傷を、刻んでしまった。
――〝子墨〟ちゃんは、少しおやすみなさいね……、っふふふふふふ……ッ!
戦いを好まないのは〝 〟の総意。だけど、私は冷酷な雪の魔女だもの、容赦をする事は出来ないわ。
ああ――疲れた、心が痛いの。だから、少しだけ、眠ろう、暖かなベッドの中で。
お客さんの名前:不愉快な炎の青年
本日の売上:心身に刻む氷の恐怖の咒い
代価:〝 〟の心の一部、パシエルの表層化 (2011-07-05 23:58:01)
- 教会の異端狩りを封じるために、〝パシエル〟が教会を襲撃したわ。
でも、カイルちゃんが、それを見て、戦う事になったの。
戦闘の結果、無事私、子子子子子墨は戻ってこれて、また戦わずに済みそうになったわ。
……きっと、また会えると思うわ。
だから、何時かまた会うときは、おいしい紅茶でも、飲んで楽しくお話がしたいの。
うふふ、少しだけ〝救われた〟かもしれないわね――――。
お客さんの名前:カイルちゃん
本日の売上:罪悪感と農村に雪景色
代価:側頭部に深い傷、大きな発作のためしばらく外に出られない。 (2011-07-07 01:09:14)
- 【今日のお店:路地裏】
今日はお店を出したら直ぐ目の前で殺人が起きていたみたい。
びっくりしてしまったけど、夕月ちゃんことゆずっちゃんと会話をしたわ。
店に招いてアイスティーを出して、少し雑談をして。
彼女には過去が無いことを知り、私は彼女に救いの書を齎すことを契約した。
一冊の本が、運命を変えることがある。だからこそ、縁を結ぶのは気をつけなければならない。
でも、この出会いはきっといい出会いね。
―――次出会うときには、貴女の運命が見つけられますように。
一冊の本と引換に得たのは、一人の少女の未来、ね。大きい代価を頂いたわ。
でも、過去を取り戻したいなら、未来を奪われるのもまた道理の一つ。
少しでも、ゆずっちゃんが救われれば、良いのだけれど、ね。
お客さんの名前:ゆずっちゃん
本日の売上:運命を記す魔道書〝Grimoire of Memorial〟とアイスティーを一杯
代価:ゆずっちゃんの未来の一部を、私を助けるために使うという契約。 (2011-07-11 00:01:05)
- 【今日のお店:お出かけだから閉店】
久しぶりに外でおでかけをしたのだけれど、あまりに暑すぎてやる気が失せてしまったわ。
そうして、歩く――乃至、浮かんでいたら、アイスキャンディーを売っていたおじさまに出会ったわ。
アイスキャンディーのソーダ味を買って、食べたのだけれど、まさかの不意打ちでハズレだったわ。
「あたりまえだけどハズレ」って、色々突っ込みたいところ、ねぇ。
いや、突っ込んでしまったのだけど、そのせいで調子を崩して帰る事になってしまったわ
ミルク味を帰ってから食べたけれど、当たりだったわ。今度引換に行かなきゃね、ふふっ。
出会った人:アイス売りのおじさま
買ったモノ:アイスキャンディーのソーダ味を一つ。おまけにミルク味も
代価:代金80と意趣返しのイースターエッグ (2011-07-17 14:13:33)
- 【特別編】
戦いが嫌いだから、戦わないために戦ってきたわ。
相手は、どうしても好きになれないタイプの子と、プーシュカちゃん。
珍しいくらい、私も戦って、なんとかいい感じまで持っていけたのだけど、彼らの上の者が来た。
結局、宝玉は奪い取られたみたい、ね。全く、これから物騒なことが起こる気配しかしないわ。
――真名を名乗った。
名は体を表し、体は心を表し、心は魂を表す。
名を教えた以上、繋がりが生まれるから、きっとまた出会える。
その時は、すべてを氷漬けにしてあげるわ――――。 (2011-07-18 01:42:04)
- 【今日のお店:どこか郊外の大きなお屋敷】
――びっくりしたわ。出たらお家の中なんだもの。
そして、目の前には、大きな鏡が合って、そこから呼ぶ声が聞こえた。
鏡に触れると、その先に図書館が現れ、そこに私は入っていった。
沢山の本が有った、なんでも此処には有るって、クリスちゃんは言っていたわ。
そして、その本達には、未だ名前が無いと言われて、本一冊と引換に、名を付けてあげると言う契約を交わした。
――That that is is that that is not is not is that it it is.
――存在するものは、在る。存在しないものは、在らず。あれはそれか?それである。
付けた名前は、全ての物を表すがために〝It〟。
クリスちゃんは気に入ってくれていたわね、そして代価として本を一冊頂いたわ。
今度は私のお店に来てくれれば、嬉しいのだけど――――ふふっ。
出会った人:クリスちゃん
貰ったモノ:It-それ-
代価:莫大な蔵書に名が無いが故に名を与えた (2011-07-25 00:22:26)
- 【今日のお店:公園の近くの空き地】
久しぶりの外出、するとカイルちゃん>カイル・グレイロードに出会った。
そして、しばらく紅茶と一緒に談笑をしたりもしていたのだけど。
一つ――お願いをすることとした。
それは、私の弟子〝赤の魔女〟〝サンクトゥム=レグヌム〟を止める事を。
必ず、動乱は来る。あの子がそう言っていた。星辰の巡りも、丁度世界を変えるに相応しい時期。
お客さんの名前:カイルちゃん>カイル・グレイロード
頼みごと:〝サンクトゥム=レグヌム〟の齎す混沌を阻止すること。
代価:魔術防護の力を持つ短刀 (2011-07-28 19:03:23)
counter
-
Last update
2011-07-28 19:03:23 (Thu)
最終更新:2011年07月28日 19:03