Sin&Punishmentとは、
小鳥遊 舞の持つ能力の名称である。
厳密には複数の能力が絡み合って出来た一つの能力の集合したモノであり、効果は多種多様。
ただし、それら一つ一つを発揮する為には血液を代償にする必要があるリスキーさを伴った能力。
効果
- 血液を自らの任意に硬化させ、意のままに操る。
- 身体能力強化
- 概念付与
派生属性
これらは血液を代償に得られる効果である。
一度代償を払ってしまえば一つ一つがその戦闘中の間、無制限に使用が可能である。
ただし、血液の消費が激しく、必殺技に回した方が基本的には無駄がなく、強力。
- 紅蓮の炎を操る
- ほぼ刀に纏わせて使用する。
能力を発動した時点で攻撃力が若干上昇する概念を同時に得る。
- 冷気を操る
- コチラも基本的に刀に纏わせる形で使用する。
それでも氷使いたちのソレには及ばない為、凍結させて動きを封じるよりも、体温を奪う方が有効である。
- 〝死〟の概念の付与。
- 誤解が生じぬように予め言っておくが、即死効果付与ではなく、毒や体力をジワジワと奪う呪いに近いモノである。
使用頻度が最も高く、効果も地味ながらも優秀。
効果範囲
基本的に自分の血液のある場所とその周囲。
血液を相手に付着させてしまえば、例え相手が何処に居ようとも攻撃が届く。
彼女が「私の返り血を浴びることになりますよ?」などとのたまったら、それはそのままの意味で、忠告、乃至警告である。
代償
血液
使用法
- 血液の設置
- 地面に血だまりを作り出すことで素早く行動に移させる事が出来る。
血だまりを一つ作れば、彼女の行動には大きく幅が広がる。
応用
応用は血液操作に依存する部分が多い。
と言うより、それ以外の効果が概念付与なので応用性には著しく欠ける。
- 任意での出血
- 細かくは描写していないが、体の内側から切り傷を作って出血する。
設置以外にも使い道が広く、例えば毒に犯された際に血液ごと毒を排出したりなどが挙げられる。
使用技
これらの技の中には、血液を消費して発動するものも幾つか。
それらに関しては消費量を()内に表記、なお、消費量を上げる事で技の性能を引き上げる事も可
全体的に見れば、相手の迂闊な行動を封じるものと攻撃特化の強化系が多く、固めて削り殺す戦いが強力。
戦闘中効果が持続するものは上手く使えば確実に相手の弱点を突けるものの、如何せん燃費が悪く気軽には使えない。
なお、ロシア語なのは「罪と罰」ゆえに
- ザサーダ(5%)
- 通称伏兵。
血液を地面に零して血だまりを作る、或いは直接相手に浴びせる。
設置後は彼女の任意で行動し、彼女自身の動きとは独立して攻撃を行う。
設置後は液状の幾億の極小の刄を成し、踏み込む相手の足を傷つける。
- ドゥエーリ(5%)
- 決闘。
刀に血を纏わせ、次に特定の技を使用するまでの間、刀による一撃の切れ味を増す。
また、特定の技を次に使う一回だけ性能を強化する。
- メエーチ(3%)
- 剣。
目の前の虚空に剱を出現させ、前方を横薙ぎに払う。
飛ばない飛び道具であるため、隙が生まれず非常に使いやすい。
- コピヨー(5%)
- 槍。
メエーチと似た技、ただしコチラは一点集中の刺突攻撃行動を行う。
発生が早く、出掛かりから非常に高い強度を誇る為攻撃を受け流す盾としての役割も果たす。
- シトゥイーク(3×2%)
- 通称銃剣。
刀を振るうと同時に血の刄を飛ばす。
行動は二回、×字状に攻撃が行われ、走るよりは速い程度の弾速と中距離程度まで届く射程を備える。
いい感じに遅い弾速と、そこそこ広い攻撃範囲を生かして迂闊な行動を封じる手段として使う。
- クラースヌイ
- 通称赤。
掴んだ箇所から吸血を行う技。
吸血した血液は回復ではなく次の攻撃の強化に回される。
- ヴァストルーク(30%)
- 恍惚。
その戦闘中刀に血を纏わせて殺傷力を高め、指先に血の爪を研ぎ澄ます。
自分の流した血の分だけ殺傷力を引き上げる、大変危険な技。
- スミェールチ(30%)
- 死。
その戦闘中刀に強い毒性を持った血液を纏わせる。
- プラーミア(30%)
- 炎。
その戦闘中身体能力が増し、一部を除いた攻撃時に炎を伴う。
高度な火炎操作は行えない為、純粋に攻撃力増加+炎属性と割り切ってしまった方がよい。
- リオート(30%)
- 氷。
その戦闘中、一部を除いた攻撃に動きを一瞬鈍らせる効果と冷気が纏うようになる。。
例によって高度なものではない為、動きを封じ、体温を奪う補助効果と見たほうがよい。
- サグラースィ
- 一致。
自分でもよくわからない、戦闘中に格好付けたい時などに使う。
- プラグノース
- 予測。
名前の通りの当身技。
眼前に鞘を構え、攻撃を受け止めると同時、あらゆる物を一太刀に両断する刄で瞬時に×字状に切り上げる。
- クラーイニー・スルーチィ(50%)
- 彼女の最後の切り札。
一撃必殺の威力を伴う巨大な血の刄で瞬時に一閃する居合いを放つ、速度・範囲・威力に優れた技。
一応、後に繋げる派生技が存在し、文字通りの「最後の手段」として彼女の切り札を成してきた。
彼女自身この技をあまり使いたがらず、派生の二種の技名からも彼女がこの技を嫌っていることが窺える。- ズヴェールストヴォ(0%)
- 最後の切り札から派生して発動する。意味は「残忍」。
「まだ終わらんよ」と言わんばかりに今一度居合いを放つ攻撃。
- ジェストーコスチ(0%)
- さらに派生して発動する。意味は「冷酷」。
瞬時に×字状に切り上げるトドメの一撃。
長所と短所
長所
- 瞬間的な爆発力
- 彼女本体と、設置とで連携して攻撃を行う形になる為、彼女のステータス以上の爆発力を発揮する。
- ターン維持
- 舞自身の隙を最大限設置でフォローできる為、相手の迂闊な行動を狩りやすい。
逆に、舞自身の動きに注意を引き寄せて設置で狩る事も出来る為、攻めの姿勢を継続しやすい。
それと同時に、相手の攻めも自分のダメージチャンスとして活用できる為、事実上守りも申し分ない。
短所
- 血液の消費
- 副作用
- 派生属性を付与した時点で発生する。
舞自身に何らかの悪影響が形として現れる。
設定
舞自身、この能力の正体がよく解って居ないらしい。
「罪と罰」とを司るチカラではあるらしいが……
最終更新:2011年01月25日 15:20