第二十九話「宇宙の果てで愛を叫ぶ」

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第29話「宇宙の果てで愛を叫ぶ」 剣崎はちょっとオンドゥル星を散歩する事にした。 剣崎「暑いディスのんね~」 城「オンドゥル星って暑いのか?」 剣崎「(いるし)いやそんなことはないディス。 今年はオンドゥル球温暖化の影響だと思うぜ。」 城「ほへ~」 霧島「あら、あなた達は」 剣崎「ウェット!」 城「(湿る)」 霧島「あら、あれは…?」 剣崎「あぶなぁぁぁい!」 空から迫り来る火球から霧島を守るべく、 とっさに庇った剣崎は大火傷を負った。 剣崎「熱ウェッ熱ウェッ熱ウェッ熱ウェッ熱ウェッ」 城「湿ってたからさ。」 剣崎「?」 その直後、空から謎の恐竜が! 霧島「あ、あれは…宇宙恐竜ゼッポン!?」 宇宙恐竜ゼッポンは火球を吐き出した。 城「へば」 剣崎「死ぬ」 霧島「何っ」 その刹那、宇宙恐竜ゼッポンは死んでいた。 剣崎「うぇ?」 ????「安心しろ、ゼッポンは私が倒した。」 霧島「(あの男は…まぁいい。 おかげで私がゼッポンを浄化した事がばれずにすむ。)」 剣崎「すげぇっ! あの恐竜を倒すなんて! 名前教えろ! サインくれ! 子供作れ! 城茂たおせ!」 城「(湿る)」 ????「私の名はゾフィー」 剣崎「じゃあ帰るか」 ゾフィー「あかん帰らんといて!」 剣崎「だめ帰ってやる」 ゾフィー「市ねえええ!!!」 ゾフィーファンガイアの攻撃。 ゾフィーファンガイアは胸部の謎の物体から光線を発することが可能で、 この光線は山をも焼き尽くす。 ゾフィー「わはは、しんジマエ!!!」 剣崎「なんディスかそれは?」 城「効かないねぇ、改造人間だから。」 剣崎「霧島さん、今のうちに逃げて!」 霧島「え?あ、はい。」 城「青春だねぇ」 ゾフィー「バ、バカな…エネルギーが!!!」 剣崎「お前なんかジャックフォームになるまでもない、これで十分だ!」 剣崎が拳を振り下ろした。 ゾフィー「ぬんはふは!!?」 ゾフィーファンガイア、散華。 剣崎「ふーっ」 霧島「終わった?」 剣崎「終わったディス。 とりあえず何か忘れてるような気がするけど、地球に帰るか。」 城「なんでまた?」 剣崎「何か地球が危ない気がするんだ。」 霧島「じゃあ私も地球に連れて行ってもらおうかな。」 剣崎「だ、大丈夫ディスよ!」 城(なぁ、お前あの女の事どう思ってんだ?) 剣崎「え?け、結構好きかもね。」 こうして、剣崎は霧島をつれて地球へ帰っていった。 城「……てつをに言っとくか。」

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