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オンドゥル星物語 第八話「ラスト・ゼロ・終電」
デネブから剣崎は、ゼロノスに変身するカードについて教えてもらった。自分の記憶を消費してしまうカードだと…、変身する度に忘れられるカードだという事を…
剣崎「そんな…なのに…なのになんで侑斗は戦ってるんだ!?」
侑斗「しょうがないだろ…。俺がやらなくちゃいけないんだ。」
剣崎「侑斗……なにがあったんだ…」
侑斗「お前には関係ない!行くぞデネブ」
デネブ「待って!侑斗、ああ」
その時、デネブは躓いて何かを落とした。
侑斗「デネブ…これ…」
デネブ「し…しまった…」
デネブが落としたのは、ゼロノスカードだった。
侑斗「デネブ、お前!!」
デネブ「ごめん…俺辛くて…変身する度に忘れられる侑斗を見るのが耐えられなくてそれで…」
侑斗「これはもらっとくな」
カードをポケットに入れる侑斗。
剣崎「駄目だ侑斗!!それだと……」
侑斗「お前には関係ない!じゃあな」
侑斗はゼロライナーに乗り去っていった。
デネブ「剣崎…頼みがあるんだ!侑斗がカードを使わないように、侑斗を守ってやってくれ…」
その頃、加賀美は、ファンガイアに襲われていた。
加賀美「さすがに、ここじゃザビーを呼べない…どうすれば…」
そのとき、JPと書かれたカードがファンガイアを突き刺し、破壊した。
そのカードが来た先には、謎の紫色のロボットが立っていた。
「………」
無言で去ろうとするロボット、その時
加賀美「教えてくれ!君は誰だ?何処から来て、そして何処へ!?」
しかし、謎のロボットは答えることなく、去っていったのだった…。
加賀美は早速、翌日にあのロボの話を剣崎にしていた。
剣崎「ウェ~、すごいロボットだな。それ」
加賀美「ああ、しかも謎だらけなんだ。多分、あの謎は僕たちの夢さ」
剣崎「なんか口調が…、……加賀美、桜井侑斗の事たけど」
加賀美「誰だ?それ?」
剣崎「なんでもない」
そして、そのころ、ある場所で再び、ある男が動き出していた。
シャドームーン「泣けるでぇ!」
デネブ「ま…また…あいつが…!」
侑斗「どうした?デネブ」
愛犬『てつを』「時を越えろ、空を…(ry」
侑斗「またか!ていうか、それこないだ返品したばっかだろ」
デネブ「何故かまた来たんだ」
愛犬『てつを』「これはおそらくゴルゴムの仕業に違いない!」
そのころ、ある場所でシャドームーンと戦っている男がいた。
名護「ライダーシステムを持つのは私一人で十分た゛、変身」
『I・KU・SA・RE・D・Y』
『FI・S・T・O・N』
イクサに変身する名護
シャドームーン「なんや、やろうっていうんか?ええやろ!俺の強さは泣けるでぇ」
数々の技を繰り出すも、まったく歯が立たない名護。
シャドームーンはシャドーキックの体勢に入る。
名護「ウゾタ、オレノワザガ通用しないなんて…」
そして、シャドーキックに直撃する名護。
シャドームーン「シャドーキック…」
そしてイクサの変身が解けてしまい、名護は気絶してしまう。
シャドームーン「俺の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとけ」
その頃ゼロライナーでは、侑斗が、シャドームーンの気配を感じていた。
侑斗「この気は・・・!?まさか・・・」
デネブ「侑斗~、ご飯でき・・・あれ?侑斗?」
ゼロライナーから降りた侑斗は、シャドームーンの所へと急ぐ。
シャドームーン「なんや、またお前か」
侑斗「好き勝手暴れてたみたいだな。俺が止めてやる!!」
シャドームーン「そないな事できるか!!」
侑斗「行くぞ!!へん・・・」
その時、侑斗は、加賀美に忘れられた事を思い出した。
加賀美『君!!大丈夫か?』
侑斗「・・・・・」
そこで、カードを使うことをためらう侑斗。
シャドームーン「どないしたんや?おじけづい・・・」
剣崎「ウェーーーーーイ!!」
その時、剣崎がライダーキックで妨害する。
シャドームーン「お前は・・・」
剣崎「お前の相手は俺ディス!!」
侑斗「剣崎……」
シャドームーン「今度はお前か、弱い奴に興味はない。じゃあな」
剣崎が出てくるのを見ると興味もなさげにシャドームーンは去っていった。
しかし、その代わりにファンガイアが2体現れた。