第18話『悲しみの皇子』
ネオゼクトを撃退して一週間後、ファンガイアは現れず、剣崎たちは平和な日々をすごしていた。
剣崎「ウェ~・・・暇だなぁ」
アクビをしながら言う剣崎。
加賀美「変なアクビだな。相変わらず」
剣崎「ほっといてくれよ・・・・。ん!?この・・・・気は・・・?」
剣崎は、ファンガイアの気を感じ取った。
加賀美「剣崎!!」
剣崎「ああ!!急ごう!!」
剣崎と加賀美は急いで気を感じる場所に走っていった。
剣崎「・・・・、町が・・・・」
ファンガイアたちの狙いは剣崎たち仮面ライダーだけじゃなく、町を破壊し、一般市民たちを狙うことだった。
加賀美「やめさせないと、変身!!剣崎は町の人たちを頼む」
ガタックに変身した加賀美はファンガイアを探す。
剣崎「ん?君、大丈夫か!?」
剣崎は逃げ遅れ、倒れている少女を見つける。
剣崎「よかった。まだ無事だ」
J「人間は~つぶす!!」
剣崎「ウェッ!?」
剣崎の頭上に、巨大化したJファンガイアがいた。
加賀美「クッ・・・なんて数のファンガイア軍団なんだ・・・」
加賀美の前にはファンガイア四天王寺ではなく、数え切れない程のファンガイア軍団だった。
?「なら手伝ってやろう!!」
その声と共に数体のファンガイアが爆発した。
加賀美「お前・・・・」
剣「わが友カガ~ミン!!久しぶりだな」
加賀美を助けたのはサソードに変身した剣だった。
加賀美「なんでお前が・・・?」
剣「話は後だ。剣崎はどこにいる?」
加賀美「あいつなら、逃げ遅れた町の人を助けている。どうしたんだ?」
剣「奴の・・・悲しみのボルテージが上がっているんだ・・・。何かあったのかと主ってな。」
その頃、ブレイドに変身した剣崎は少女を守りながら、巨大化したJと戦っていた。
剣崎「貴様がこの町を・・・そしてこの子を・・・」
J「だとしたらどうする?」
剣崎「よくもみんなを・・貴様・・・許さん!!」
だが、さすがに、巨大すぎる敵Jファンガイアに対し、剣崎はなすすべがなかった。
J「そんな邪魔なものを持っているから、戦えないんじゃないか?」
剣崎「ウェッ!?グワッ・・・」
剣崎はJに殴り飛ばされてしまう。そして、Jは剣崎から倒れている少女を奪う。
剣崎「ウェーーーーー!!やめろぉぉぉぉぉ!!」
だが、剣崎の声は空しく、少女はJによって殺されてしまう。
剣崎「ウェ・・・ウェ・・・・・ウェェェェェェェェェ!!!」
J「さて、とどめだ。剣崎一真!!」
Jは剣崎にとどめの一撃を繰り出す。
剣崎「ウワァァァァァァァ!!」
その時、不思議な事が起こった。剣崎一真仮面ライダーブレイドの体が光だし、彼は、ロボブレイドへと変身したのである。
剣崎「ウウェーーーーーーーーーイ!!」
剣崎はJの攻撃を弾き飛ばし、Jにダメージを与え、Jは元の大きさに戻っていた。
J「貴様は・・・・何者なんだ・・・!?」
剣崎「俺は悲しみの皇子!!ロボブレイド!!」
J「ふざけるなぁぁぁぁ!!」
剣崎「ブレイティックシューター!!」
そう言うと剣崎の持っている剣が銃に変形。それでJに致命傷を与える
J「ばか・・・な・・・ファンガイア・・・四天王寺の・・・俺が・・・」
剣崎「ロボブレイドキック!!」
剣崎はジャンプし、ロボブレイドキックを繰り出し、Jを吹き飛ばした。
J「グア・・・アア・・・、これで・・・・終わったと・・思うなよ・・・。
ファンガイア四天王寺と・・・言い・・・・4人しかいないと・・・思われがちだが・・・
ファンガイア四天王寺は・・・5人いるのだ・・・・。
貴様らは死ぬ・・・必ずな!!必ずゥゥゥ!!」
剣崎「とどめだ!!ブレイティックシューター!!」
ブレイティックシューターの弾丸がJファンガイアを貫き、彼を粉々にした。
そして、その頃、始の前にもファンガイア四天王寺の一人がいた。
始「貴様は・・・」
ギルス「久しぶりだな。アンデット」
始「・・・・・」
カリスに変身する始。
ギルス「何故、アンデットであるお前が人間の味方をする?」
始「何・・?」
ギルス「人間の味方などしてどうする?俺たち・・・ファンガイアの所に来ないか?」
最終更新:2008年09月09日 22:48