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第1幕
コメディ・フランセーズの「舞台裏」

ルネサンス様式の四角形の部屋
中央には奥に暖炉がありその上にはモリエールの胸像が飾ってある 4つのドアが側面にある 大きな左の扉はステージに通じている 右手の小さなドアは更衣室に 左手手前のは桟敷席に もうひとつの右側の扉は俳優たちの出入り口である


舞台の両脇には棚があり 鏡と様々な小道具が置いてある


暖炉のそばには小さなつい立て 金色のテーブル ダマスク織の花模様のアームチェアや他の椅子 スツールが半円形に並べられている 右手奥にはカード用のテーブル 上にはチェス盤が置かれている 中央には別のアームチェアとソファ 棚の上には燭台が灯っている 火が暖炉で燃えている 幕が上がると「バジャゼ」のザーティマ役に扮したマドモアゼル・ジュヴノー が 手前左の鏡の前に座って髪型に最後の仕上げにかかっている



中央にはソファに横たわって 「愛の狂気」のリゼット役のコケティッシュな衣装を着たマドモワゼル・ダンジュヴィルが自分の役の台詞を練習している

右手の暖炉のそばに立って キノーは棚から巻き頭巾を取ってトルコの宰相に扮して頭にターバンを巻いている


さらに向こうではテーブルのところに座ったポアソンが農夫クリスピーノの扮装をして 手鏡で化粧を確かめている


ミショネは普通の服で手に小道具をいっぱい持ってあちこち忙しそうに息を切らしながら駆け回り いちいち皆に答えながら笑顔を返す 彼らの要求したものをみな持って行きながら


奥では「バジャゼ」や「愛の狂気」の衣装をつけた俳優やエキストラが通って行く かつらをつけた使用人たちが小道具を運んでいる 大道具係も作業をしている

活気ある動き


第1場
ジュヴノー ダンジュヴィル ミショネ キノー ポアソン


【ジュヴノー】
(化粧台のところから)
ミショネ 白粉を!

【ミショネ】
(ジュヴノーに 化粧台を指して)
そこにありますよ お嬢さん...

【ポアソン】
(ボードのところから)
ミショネ 紅をくれ!

【ミショネ】
(ポアソンに テーブルを指さして)
そこの引き出しの中に...

【ダンジュヴィル】
(ソファから)
ミショネ 、私の扇!

【キノー】
(暖炉のそばで)
ミショネ 僕のマント! ...

【ミショネ】
(次から次へ走りまわり)
これですね 皆さま方...

【二人の女たち】
急いでよ!

【ミショネ】
(謙虚に)
私は手が二本しかないんですよ...

【キノー】
(からかって)
だけど足は四本だ...

【ダンジュヴィル】
私の錠剤を! ...すぐに...

【ジュヴノー】
付けぼくろよ! ...すぐに...

【キノー】
僕の剣を! ...すぐに...

【ポアソン】
腰帯を! ...すぐに...

【四人全員で】
(せっかちに)
すぐに さあ のろま! ...

【ミショネ】
(怒りを抑えながら)
ミショネ こっちに!
ミショネ あっちに!
ああ!私はやってらんないぞ...
私にすべての用事を押しつける
すべての問題を私に...
舞台監督は
下男よりも悲惨だぞ...
非常に多くの王さまたちの真っ只中だ
紙張り子の王さまの
そこで頭を引きまわされるのだ...
無駄話につきあっては
羨望を宥め
怒りを静める
陰謀を打ち砕いては
落とし穴を塞いでやるのだ
ゴシップの
朝から晩まで
晩から朝まで
終わることなく!
(憂鬱そうに)
ああ!もしポストを望んでいないのなら
オーナーの支配人に
普通にやりくりするだけなら
いつもあの人の横にいられるのでなかったら...
(役者たちを脅迫するようなジェスチャーをする)

【ポアソン】
(苛立ちながらミショネに)
何をいつまでもぶつぶつ言ってるんだ?

【ミショネ】
(首を振って)
何でもない...

【ダンジュヴィル】
(あくびしながら錠剤を飲み込んで)
何て退屈なの 待つのは! ...

【キノー】
(鞘から抜いた刀を持って鏡の前で動きの研究をして)

震えよ 臆病者!
(刀を一振りする すんでのところで丁度戻ってきたミショネを串刺しにしそうになる)
悪い...

【ミショネ】
(ジャンプして身をかわし)
大丈夫だ...

【ポアソン】
(また出て行くミショネへ)
どう見える?

【ミショネ】
(皮肉っぽく)
凄いぞ!ナルシスみたいだ...

【ジュヴノー】
(ずっと鏡の中を覗きながら)
付けぼくろがまだ足りないわ...

【ダンジュヴィル】
(脚本を読むのを止めて 意地悪く)
足りないのはそれだけ?

【ジュヴノー】
(振り向いて 虫が咬むように)
恥知らず!

【ダンジュヴィル】
(軽蔑するように肩をすくめて)
素敵ね!

【ジュヴノー】
(突然立ち上がって)
もううんざり! ...恥知らず!

【ダンジュヴィル】
(同じように立ち上がって)
あたしもうんざりよ!

【ジュヴノー】
(大げさに敬意を表して)
成り上がりの侯爵夫人!

【ダンジュヴィル】
(真似して)
スペードの皇太子妃!

【ポアソン】
言葉づかいに気をつけろよ!

【ミショネ】
(驚いて二人の女優の間に割って入り 扇でひっぱたかれてしまう)
お嬢さん方 ステージに参りましょう!

【キノー】
モリエールが聞いてるよ ...あそこで...


第2場
ブイヨン皇太子 シャズイユの僧院長と前場の人物
左の扉が開き皇太子が重々しく入って来る その後を続いて僧院長

【ミショネ】
(入って来た人たちにうやうやしく)
ブイヨンの皇太子...それにシャズイユの僧院長...
何という幸運! ...

【キノー】
(小声でポアソンに)
(彼は?)

【ポアソン】
(こっそりと)
(デュクロのパトロンで...
アマチュアの化学と恋愛学者... )

【キノー】
(それであの坊さんは?)

【ポアソン】
(奥方のお気に入りさ... )

【僧院長】
(鼻に皺を寄せて)
何か臭いますな!

【ミショネ】
(大げさにお辞儀をして)
ステージの匂いです...

【皇太子】
(軽薄に メガネごしに女優たちを覗きながら)
女神たちが呼吸しているようだな...

【ポアソン】
(皇太子の前で土下座せんばかりのお辞儀をして)
皇太子さま!

【皇太子】
(保護者のような態度で)
良い 良い...

【キノー】
(僧院長に トルコ風の挨拶をしながら)
僧院長どの! ...

【僧院長】
(親しげに)
太守どの!

【皇太子】
(小粋にジュヴノーに)
マドモアゼル 今夜は何とお呼びすれば?

【ジュヴノー】
(愛想よく)
ザーティマですの

【僧院長】
(優雅な素振りでダンジュヴィルに)
貴女は?

【ダンジュヴィル】
(気取って)
リゼッタですわ ...

【皇太子】
あなたは本物の後宮の姫君のようですね...

【僧院長】
そして、あなたは春の女神...

【ジュヴノー】
(肩を指さして)
皇太子、この付けぼくろ...

【皇太子】
(ほとんどキスせんばかりに顔を近づけて)
愛の神はこれを的にしているようだ...

【僧院長】
(ため息を二回ついて)
あなたを見るだけで熱くなるようだ...

【ダンジュヴィル】
(声を上げて笑い)
僧院長さま 私の扇でもいかが...

【皇太子】
(気取って)
愛の花 ヴィーナスの武器
甘い付けぼくろがその胸に輝いている
晴れた空の星のように
白肌の海の航路を
忘却の港へと導いて行く
欲に駆られたアルゴー号の乗組員たちが
航海していくのが見えるようだ...

【僧院長】
(気取って)
象牙色の白鳥レダの
軽やかな羽のように優しく揺れる
ダイヤモンドの胸の上
それは、アルテミスの祭壇のよう
たとえ少しを情熱を冷ましたところで
他の何千もの秘めた炎を
突如として燃え立たせるのだ...
(二人の男たちは舞台を見に行こうとして
半分開いたドアのところへ 一人は右側にもう一人は左へと
歩いて行く)

【僧院長】
(出て行こうとしているミショネへ)
ところでデュクロは?

【皇太子】
(同じように)
そうだ デュクロは?

【ミショネ】
(ドライに)
衣装を着ています...

【ジュヴノー】
(ウインクしながら 声を出して笑って)
言いたいんでしょ 脱いでるって...

【ダンジュヴィル】
(毒づいて)
その方がずっと天国らしいのにね!

【皇太子】
(せっかちにミショネへ)
だが いつ幕は開くのかね?

【ミショネ】
「バジャゼ」はもうすぐです それから「愛の狂気」...

【僧院長】
(劇場を指して)
観客が溢れているね...

【ミショネ】
(強調するように)
それはそうでしょう...今夜デュクロとアドリアーナが
同じ悲劇で競演するんですから!

【皇太子】
(熱狂的に)
デュクロは女王だ! ...

【ミショネ】
(対抗して)
ルクヴルールは女神だ!

【ジュヴノー】
(しかめっ面で)
天国を追い出されたね! ...

【僧院長】
(調子に乗って)
いいツッコミだ...

【ダンジュヴィル】
まぐれでしょ...

【ミショネ】
(奥に向かって合図して)
彼女が来た...もう止めろ!


第3場
アドリアーナと前場の人物
「ロクサーヌ」のオリエンタルな衣装を着たアドリアーナルクヴルールが自分の役の台詞の紙を手に右側の一番奥のドアから入ってくる 他の女優たちは意地悪くよそを向き 皇太子と僧院長はお辞儀をし ミショネはうっとりと見とれているが 彼女は誰にも気がつかずに奥で立ち止まる


【アドリアーナ】
(台詞の練習のため ゆっくり唱えながら)
»スルタンのアムラートはわらわに統治を委ねた ... «
»皆出て行け!すべての扉は反逆者に...閉ざされねばならぬ«
(中断して)

駄目 これじゃいけないわ! ...
(ずっと前方に進み出て 先程よりもずっと
厳粛に)
»皆出て行け!すべての扉は反逆者に...閉ざされねばならぬ«
»そしてこのハーレムに平和を取り戻すのです...«

【皇太子】
素晴らしい!

【僧院長】
偉大だ!

【皇太子】
(近づいて)
ミューズよ!

【僧院長】
(同じように)
ディーヴァよ!

【皇太子】
(彼女の手にキスして)
シレーナよ!

【アドリアーナ】
(とても謙虚に)
過分な 紳士様方...過分のお言葉!
ほら 少し息をついただけですわ....
(あっさりと)
私はつつましいしもべです
天の創造主の
私に言葉の力を授けて下さいました
私はそれを皆の心に伝えます...
私は詩の抑揚でしかなく
人間ドラマのこだまでしかなく
壊れやすい楽器でしかありませんわ
人の手で奏でる...
穏やかで 陽気で 残酷な
私は「忠実」と呼ばれます
私の声は ただの吐息です
その日のうちに死んでしまう...

【皇太子】
それでは あなたが探しているのは?

【アドリアーナ】
真実です...

【僧院長】
(ポアソンとキノーを指して)
あなたは著名な俳優たちの薫陶を受けたのですね...

【アドリアーナ】
(肩をすくめ)
いいえ 誰からも...
(ミショネに気がついて)
恩知らずな私!謙虚で献身的な心と凄い才能を持った人
私の唯一の師匠 私の唯一の友は この人でしたのに...
ミショネ ...

【ミショネ】
(涙ぐんで)
アドリアーナ... そんな冗談を お嬢さん...
苦しくなってしまう...ご覧...息がつまりそうだ!
(奥から呼び出し係がミショネに合図を送る)
みなさん 準備はできてるね? ...

【ジュヴノー】
(抗議して)
私はまだよ!

【ダンジュヴィル】
私もよ...

【アドリアーナ】
私はいいわ...

【皇太子 僧院長】
(ミショネへ)
それでデュクロは?

【ミショネ】
たった今楽屋で急いで何か書いていました...

【皇太子】
(強く)
誰に?

【ジュヴノー】
(皇太子へ わざとらしく)
あなたにではないわね もちろん...

【ダンジュヴィル】
(同じように)
あなたがここで待っているのは知っているものね...

【キノー】
(テーブルで)
王手!

【ポアソン】
(意気揚々と 駒をひとつ取って)
こっちも王手だ!

【キノー】
(抗議して)
貴様こそそうでござろう...

【ポアソン】
(憤慨して)
私に「貴様」だと? ...あらゆる点でお前を見そこなったぞ...

【キノー】
(もったいぶった威厳で刀の柄に手をかけて立ち上がり)
それがどうした?

【ミショネ】
(奥から)
みなさん さあ行きましょう!

ジュヴノーとダンジュヴィルは舞台の袖へと笑いながら走り去る キノーとポアソンはコミカルに争いながら二人の女優に続く


【皇太子】
(僧院長に 喘ぎながら)
僧院長 その手紙は...

【僧院長】
デュクロのですか?

【皇太子】
私はそれが欲しい! ...

【僧院長】
(当惑して)
しかし、どのように?

【皇太子】
(彼に財布を与えて)
言った通りにしろ! ...

皇太子は入ってきたドアから出て行く 僧院長は
奥の更衣室の方のドアから出て行く
ATTO PRIMO
Il »Foyer« della Comédie Française

Sala quadrangolare di stile Rinascimento.
Nel mezzo, in fondo, caminetto adorno del busto di Molière. Quattro porte laterali. Una grande, a sinistra, comunica colla scena: una piccola a destra, coi camerini. Quella a sinistra, sul davanti, conduce ai palchetti. Quella di destra è l'entrata degli artisti.

Ai lati della scena, due mensole a specchi con vari oggetti teatrali.

Presso al caminetto acceso, un piccolo paravento, una tavola dorata, poltroncine, sedie e sgabelli di damasco fiorito, disposti in semicerchio: a destra, in fondo, un tavolino da giuoco con sopra una scacchiera: nel mezzo altre poltrone e un canapè. Sulle mensole doppieri accesi. Il fuoco arde nel caminetto. All'alzarsi della tela, madamigella Jouvenot, turchescamente vestita da »Zatima« nel Bajazet, siede a sinistra dinanzi al cristallo, e dà l'ultimo ritocco alla sua acconciatura.

Nel mezzo, adagiata sul canapè, nel civettuolo costume di »Lisetta« delle Follie d'amore, madamigella Dangeville ripassa, a tratti, la sua parte.

A destra in piedi presso il caminetto, Quinault, sotto le spoglie del »visir Aconat«, si pavoneggia rimpetto alla mensola, mettendosi il turbante.

Più innanzi, seduto al tavoliere, Poisson, nelle vesti campestri di »Crispino«, sta consultando uno specchietto a mano.

Michonnet, in abito comune, con le mani e con le braccia cariche di cose sceniche, corre su e giù, a dritta e a sinistra affaccendato e trafelato, trovando una risposta e un sorriso per tutti, a tutti recando gli oggetti richiestigli.

Nel fondo, passano attori e comparse nei costumi del Bajazet e delle Follie d'amore: servi di scena imparruccati portano attrezzi; macchinisti dispongono i praticabili.

Movimento animato.


SCENA PRIMA
M.lla Jouvenot, M.lla Dangeville, Michonnet, Quinault, Poisson

LA JOUVENOT
dalla mensola
Michonnet, della biacca!

MICHONNET
alla Jouvenot, indicando la mensola
Là sopra, signorina ...

POISSON
dal tavoliere
Michonnet, del rossetto!

MICHONNET
a Poisson, accennando al tavolino
Là dentro, nel tiretto ...

LA DANGEVILLE
dal canapè
Michonnet, la mia ventola!

QUINAULT
dal caminetto
Michonnet, il mio manto! ...

MICHONNET
correndo dall'uno all'altro
Ecco qua, miei signori ...

LE DUE DONNE.
Spicciatevi!

MICHONNET
umilmente
Ho soltanto due mani ...

QUINAULT
deridendolo
E quattro gambe ...

LA DANGEVILLE
Le mie pasticche! ... Presto ...

LA JOUVENOT
Un neo! ... Presto ...

QUINAULT
La mia spada! ... Presto ...

POISSON
La cintola! ... Presto ...

TUTTI E QUATTRO
spazientiti
Presto, dunque, Morfeo! ...

MICHONNET
con sdegno represso
Michonnet, su!
Michonnet, giù!
Auff! non ne posso più ...
A me tutti gl'incarichi,
tutti i fastidi a me ...
Un direttor di scena
sta peggio d'un lacchè ...
In mezzo a tanti re
di cartapesta
c'è da perder la testa ...
Seguir le chiacchiere,
molcer le invidie,
placar le collere,
romper le cabale,
sventar le insidie
delle pettegole,
mattino e vespro,
vespro e mattin,
senza mai fin!
Malinconicamente
Ah! se non fosse il posto sospirato
di socio proprietario,
per sbarcare il lunario
e starle sempre allato ...
Fa un gesto di minaccia verso gli attori

POISSON
seccato, a Michonnet
Che mai borbotti?

MICHONNET
scuotendosi
Nulla ...

LA DANGEVILLE
sbadigliando e masticando pasticche
Che noia, l'aspettare! ...

QUINAULT
studiando un atteggiamento dinanzi allo specchio con la scimitarra sguainata
»Trema, codardo!«
Tirando una botta, infilza quasi Michonnet, che è
risalito
Scusa ...

MICHONNET
schivandola con un salto
Fate pur ...

POISSON
a Michonnet, che ridiscende
Che ti par?

MICHONNET
ironico
Magnifico! Un Narciso ...

LA JOUVENOT
sempre allo specchio
Un neo ancor mi manca ...

LA DANGEVILLE
interrompendo la lettura, perfidamente
Solamente?

LA JOUVENOT
voltandosi, come punta da un insetto
Sfacciata!

LA DANGEVILLE
con una spallata di sprezzo
Superba!

LA JOUVENOT
alzandosi di scatto
Sono stanca! ... Sfacciata!

LA DANGEVILLE
alzandosi pure
Ed io nauseata!

LA JOUVENOT
con una riverenza esagerata
Marchesa morganatica!

LA DANGEVILLE
imitandola
Principessa di picche!

POISSON
Badate alla grammatica!

MICHONNET
spaventato si slancia per dividere le due attrici e si busca colpi di ventaglio
Signore, si va in scena!

QUINAULT
Molière v'ascolta ... là ...


SCENA II
Il Principe di Bouillon, l'Abate di Chazeuil e detti.
L'uscio di sinistra si apre. Il Principe entra solennemente, seguito da Chazeuil.

MICHONNET
cerimoniosamente ai sopraggiunti
Il Principe di Bouillon ... e l'Abate di Chazeuil ...
Che fortuna! ...

QUINAULT
piano a Poisson
(Colui?)

POISSON
in disparte
(Il mecenate della Duclos ...
di chimica dilettante e d'amore ...)

QUINAULT
(E l'abatino?)

POISSON
(Il ninnolo della moglie ...)

L'ABATE
arricciando il naso
Che odore!

MICHONNET
con un inchino esagerato
Odor di palcoscenico ...

IL PRINCIPE
con fatuità, sbirciando con l'occhialino le attrici
Delle Grazie è il respir ...

POISSON
piegandosi fino a terra dinanzi al Principe
Principe!

IL PRINCIPE
con un gesto di protezione
Caro, caro ...

QUINAULT
all'Abate, salutando all'uso turco
Abate! ...

L'ABATE
familiarmente
Gran Visir!

IL PRINCIPE
galantemente alla Jouvenot
Madamigella, come vi chiamerem stasera?

LA JOUVENOT
con una moina
»Zatima«.

L'ABATE
alla Dangeville, con grazia affettata
E voi?

LA DANGEVILLE
svenevole
»Lisetta« ...

IL PRINCIPE c.s.
Siete una vera Sultana del Serraglio ...

L'ABATE
E voi la Primavera ...

LA JOUVENOT
indicandogli la spalla
Principe, questo nèo ...

IL PRINCIPE
chinandosi fin quasi a baciarlo
D'Amore parmi un bersaglio ...

L'ABATE
tra due sospiri
Ardo nel guardarvi ...

LA DANGEVILLE
ridendo forte
Abate, eccovi il mio ventaglio ...

IL PRINCIPE
leziosamente
Fior d'amor, arma di Venere,
dolce neo che splendi al seno
|come un astro nel sereno,
per le vie d'un bianco mar
verso il porto dell'oblio,
Argonauti del desio,
fai gli sguardi navigar ...

L'ABATE
leziosamente
Dell'augel di Leda eburneo
vaga piuma ondoleggiante
sovra un petto d'adamante
che d'Artemide è l'altar,
se l'ardor ne ammorzi un poco
d'altri mille il chiuso foco
fai repente divampar ...
I due galanti si scostano e vanno ad osservare nelle
scene dagli usci socchiusi, l'uno a destra e l'altro a
sinistra.

L'ABATE
a Michonnet, che ridiscende
E la Duclos?

IL PRINCIPE
come a caso
Infatti, la Duclos?

MICHONNET
asciutto
Si veste ...

LA JOUVENOT
ammiccando, ridendo forte
Volete dir: si spoglia ...

LA DANGEVILLE
velenosa
Per sembrar più celeste!

IL PRINCIPE
impaziente a Michonnet
Ma quando si principia?

MICHONNET
Bajazet fra un istante: poi le Follie d'amore ...

L'ABATE
indicando il teatro
La sala è riboccante ...

MICHONNET
con importanza
Lo credo ben ... Stasera la Duclos e Adriana
nella stessa tragedia!

IL PRINCIPE
entusiasta
La Duclos è sovrana! ...

MICHONNET
di ripicco
La Lecouvreur, divina!

LA JOUVENOT
con una smorfia
In ciel non è rimasta! ...

L'ABATE
indeciso
Scandisce bene i versi ...

LA DANGEVILLE
Per caso ...

MICHONNET
accennando verso il fondo
Eccola ... basta!


SCENA III
Adriana e detti.
Adriana Lecouvreur, nel costume orientale di »Rossana« entra dall'ultimo uscio di destra, col rotolo della sua parte tra le mani. Le altre attrici le voltano dispettosamente le spalle; il Principe e l'Abate s'inchinano; Michonnet la contempla estatico. Ella non si accorge d'alcuno, restando in fondo alla sala.

ADRIANA
ristudiando la parte, declama lentamente
»Del sultano Amuratte m'arrendo all'imper ...«
»Tutti uscite! e ogni soglia sia chiusa all'audace ...« Interrompendosi

No, così non va bene! ...
Facendosi più innanzi, e ricominciando in tono più
solenne
»Tutti uscite; e ogni soglia sia chiusa all'audace ...«
»E ritorni al Serraglio l'angusta sua pace ...«

IL PRINCIPE
Splendida!

L'ABATE
Portentosa!

IL PRINCIPE
accostandosi
Musa!

L'ABATE
egualmente
Diva!

IL PRINCIPE
baciandole la mano
Sirena!

ADRIANA
con vera modestia
Troppo, signori ... troppo!
Ecco: respiro appena ....
semplicemente
lo son l'umile ancella
del Genio creator:
lei m'offre la favella,
io la diffondo ai cor ...
Del verso io son l'accento,
l'eco del dramma uman,
il fragile strumento
vassallo della man ...
Mite, gioconda, atroce,
mi chiamo Fedeltà:
un soffio è la mia voce,
che al novo dì morrà ...

IL PRINCIPE
E che cercate voi?

ADRIANA
La verità ...

L'ABATE
accennando a Poisson e Quinault
Temprata foste da insigni artisti ...

ADRIANA
alzando le spalle
No, da nessuno ...
accorgendosi di Michonnet
Ingrata! Umile cor devoto, forte ingegno modesto,
il consiglier mio solo, il solo amico mio, è questo ...
Michonnet ...

MICHONNET
commosso fino alle lagrime
Adriana ... tu scherzi, figlia mia ...
Fai male ... vedi ... soffoco!
L'avvisatore, dal fondo, fa un cenno a Michonnet
Signori, sono pronti? ...

LA JOUVENOT
protestando
Non sono a punto ancora!

LA DANGEVILLE
lo neppure ...

ADRIANA
lo lo sono ...

IL PRINCIPE E L'ABATE
a Michonnet
E la Duclos?

MICHONNET
Or ora nel camerin stava scrivendo in fretta ...

IL PRINCIPE
vivamente
A chi?

LA JOUVENOT
al Principe, con intenzione
A voi no, certamente ...

LA DANGEVILLE
egualmente
Sa che attendete qui ...

QUINAULT
al tavolino
Scacco al re!

POISSON
mangiando un pezzo, trionfalmente
Scacco matto!

QUINAULT
protestando
Matto sarete voi ...

POISSON
inalberandosi
A me del »voi«? ... Mi manchi d'ogni riguardo ...

QUINAULT
in piedi, la mano sull'elsa, con esagerata dignità
E poi?

MICHONNET
dal fondo
Signori, andiam!

La Jouvenot e la Dangeville scappano, ridendo, tra le quinte del teatro. Quinault e Poisson, seguono le due attrici minacciandosi comicamente.

IL PRINCIPE
all'Abate, sbuffando
Abate, quel biglietto ...

L'ABATE
Della Duclos?

IL PRINCIPE
Lo voglio! ...

L'ABATE
imbarazzato
Ma come fare?

IL PRINCIPE
dandogli una borsa
Ho detto!!! ...

Il Principe esce dall'uscio ond'era entrato; l'Abate
dal fondo, dalla porta dei camerini.


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の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行



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