オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

その他対訳完成

対訳一部完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

翻訳エンジン


bose_soundlink_color_ii





第4場
小間使いと前場の人物

全員が陽気に騒ぐ 小間使いが盆を持って入ってくる その上には真紅のベルベット張りの小箱が載せられており それには手紙が添えられている アドリアーナは立ち上がってそれを受け取りに行く 他の人たちははしゃぎ続けているが ミショネはゆっくりアドリアーナの後を追う

【アドリアーナ】
(驚いて)
小箱?
(友人たちに)
ごめんなさいね...

【ミショネ】
(役者たちに)
たぶん他の誰かからの贈り物だろう...

【アドリアーナ】
(一人離れて)
手紙があるわ...
(開いて読む)
「マウリツィオより」...
(胸に手を当てて)
彼からのメッセージね!
(そっとミショネに)
ミショネ 私を一人にして...

【ミショネ】
(役者たちに近寄って)
みんな 喉は渇いてないかい?

【キノーとポアソン】
(同時に)
いつものことさ!

【ミショネ】
(丁寧にドアを指して)
よかったらどうだい...

【ジュヴノーとダンジュヴィル】
(二人の男優に)
行きましょうよ

【アドリアーナ】
(振り向いて)
行ってらっしゃい みんな...

【ミショネ】
(役者たちに)
すぐに行くから...

小間使いが左のドアのカーテンを持ち上げに行く  ジュヴノー ・ダンジュヴィル・キノーとポアソンはダイニングルームに行く 小間使いもミショネと一緒に続く が 彼は敷居のところで取って返し 小箱を開けようとしているアドリアーナのところに戻って来る



第5場
ミショネとアドリアーナ

【アドリアーナ】
(小箱をこじ開けようとして)
見てみましょう...  まあ!
(机の上の箱を開けたアドリアーナは急な病の発作に襲われたようによろめき 椅子の背にもたれかかる)


【ミショネ】
(驚いて)
どうしたんだ?

【アドリアーナ】
(回復してきて)
何でもないわ 無理にこじ開けたら
顔に冷たい風が吹きかけられたの まるで死神の息のような...

【ミショネ】
馬鹿な! ...だけどこの箱には何が入っているんだい? ...

アドリアーナは箱から萎れたスミレの花束を取り出すと それが何かに気付いて押し殺した叫びを上げる

【アドリアーナ】
(胸を押さえて)
ああ!もう忘れてしまったあの時にあげたお花...
(小箱の中に花束を落とす)
何て残酷なの...無視され 踏みつけられて...
だけどそれを送り返すなんて!軽蔑の上に
侮辱まで! ...これはあまりの仕打ちだわ! ...息が詰まりそう...
(彼女は椅子の上に身を投げ出し手で顔を覆う  ミショネは呆然として彼女をどう慰めたら良いか分からないでいる)


【ミショネ】
(偽りの自信を見せながら)
アドリアーナ しっかりするんだ!
それは彼からじゃない...賭けてもいい...あの女だ...

【アドリアーナ】
(すすり泣きながら)
そうかも知れない!
でもどうしてこんなひどいことをするの? ...
(アドリアーナは箱から花束を取り出し、涙をいっぱい目にためて手の中でそれを回してみる)

【アドリアーナ】
かわいそうなお花
草原の宝石なのに
昨日生まれたばかりなのに
今日死んで行くのね
まるで誓いみたい
不実な人の心の!
最後のくちづけを
そして初めてのくちづけを
今ここでお前にあげましょう
甘くて激しい
死のくちづけを
愛のくちづけを
すべては終ったの!
お前の香りと一緒に
この恥辱も死に
お前と一緒にあの日も
二度と戻らない
過ぎ去った過ちも!
すべては終ったの!

【ミショネ】
違うよ...まだすべて終ったわけじゃない...
彼が来るんだから

【アドリアーナ】
どういうことなの?

【ミショネ】
おそらくもうすぐ...
彼は皆知らされているんだ

【アドリアーナ】
誰から?

【ミショネ】
私からさ...彼に手紙を書いた

【アドリアーナ】
あなたが?

【ミショネ】
間違ったことをしたかな?

庭から声が聞こえてくる

【マウリツィオ】
(舞台裏から叫ぶ)
アドリアーナ!

【ミショネ】
(笑顔でアドリアーナに)
聞こえないか?

【アドリアーナ】
(希望で胸をどきどきさせて)
彼の声だわ!
(まだ疑って)
神さま! ...いいえ 空耳だわ! ...

【マウリツィオ】
(舞台裏 すぐ近くで)
アドリアーナ!

【アドリアーナ】
(喜びの叫びと共に)
あの人だわ!

【ミショネ】
彼だよ!もうここに来る...

【アドリアーナ】
(われを忘れて)
私も飛んで行くわ...

アドリアーナは右側のドアに駆け寄り それを開けるが、その後戸口に立ち止まる ミショネは寂しそうに目で彼女追うが 左側のダイニングルームへ役者たちと一緒になりに行く



第6場
アドリアーナとマウリツィオ

マウリツィオが心配そうに入ってくる 彼を見てアドリアーナは胸を弾ませて彼に駆け寄ろうとするが 思い直して立ち止まる

【アドリアーナ】
(恋に酔いしれたように)
マウリツィオ!
(すぐに無理に冷たく)
お殿様! ...
(彼から遠ざかり)
何のご用でこんなところに急いでお出で下さったのですか?

【マウリツィオ】
(嘆願するように)
許してくれ! ...ほんの束の間の忘却を許して...

【アドリアーナ】
(まだ離れたままで)
すべての不実な男性はそのようにおっしゃいますわ! ...

【マウリツィオ】
(すり寄って)
詰まらぬ作り話を信じていたんだ...過ちを告白するよ...

【アドリアーナ】
(苦々しく)
高貴なお方の愛が他の場所にあなたをお呼びでしょうに...

【マウリツィオ】
君だけをこの心は求めているんだ...君だけを...

【アドリアーナ】
空しく響く 無駄な言葉ですわ! ...

【マウリツィオ】
(情熱的に)
許してくれ! ...許してくれ 君は私の救い主なのだ...

【アドリアーナ】
(顔をそむけて)
お行きください! ...遠くで幸せにお暮らしください...

【マウリツィオ】
(片膝をついて)
お願いだ 私の天使...

【アドリアーナ】
(なおも疑いながら)
ああ 私があなたを信じることができたなら!

【マウリツィオ】
(立ち上がって)
武人の心に嘘はない...

【アドリアーナ】
(彼の目を見つめて)
でも あの女?

【マウリツィオ】
(決然と)
あんな女など軽蔑する! ...
あの欺瞞の代償を思い知ったんだ...

【アドリアーナ】
(まだ身をかわしながら)
遅すぎたわ!

【マウリツィオ】
(彼女に続けて)
いや それは無駄ではなかった...
君の手が私を自由にしてくれたのだから
だから君にこの手を夫として捧げよう...
(マウリツィオは気高く手を差し伸べる 心奪われたアドリアーナは自分の耳が信じられない)

【アドリアーナ】
(胸を押さえて)
まあ! ...どういうことなのです?

【マウリツィオ】
私の栄光ある名を受け入れてくれないか?

【アドリアーナ】
(ほとんど恐怖して)
王位にも値する名ではないですか...

【マウリツィオ】
(優しく)
君の許しが貰えるならば...

【アドリアーナ】
(穏やかな悲しみと共に)
いいえ 私の考えは変えられません 私の頭には
王家の冠はふさわしくないのです
私の王冠は ただ偽りの刺繍
そして舞台こそが私の王座 偽の祭壇なのです...

【マウリツィオ】
(愛情のこもった熱意をもって)
いや どんな女王よりも君は高貴だし
センスも考え方も君は貴婦人にふさわしい
私の栄光など 廃墟の中に埋もれてしまうが
世界を君の優しく甘美な力は支配し続けるだろう...

【アドリアーナ マウリツィオ】
(固く抱き合って)
私たちの愛は運命に挑戦する
死は逃げ去る 黄金の夢の中へ...
さあ この胸に...

若い二人は固く抱き合ったまま 幸福に圧倒されたかのようにじっとしている マウリツィオは椅子にゆっくりと彼女を連れて行く アドリアーナは突然発作に襲われ青ざめてよろめく


【マウリツィオ】
(おびえて)
どうしたんだ?震えてる... 顔色も青い ...

【アドリアーナ】
(かろうじて立って)
嬉しいからよ ...いえ違うわ...あの花束...

【マウリツィオ】
何だって?

【アドリアーナ】
(苦しそうに)
私があなたにあげた花...あなたは送り返したでしょう ...

【マウリツィオ】
(驚いて)
私が?いいや 決して... それを見せてくれないか ...

【アドリアーナ】
(弱々しい声で)
そこにあったのだけど...
火の中に...ひどいことをしたわ! ...
私が放りこんだの...かわいい花だったのに
私にはあなたの死んだ愛に見えたのよ...
(アドリアーナは燃えるように熱い自分の胸に手を置き 苦痛に身をよじる マウリツィオは小箱を調べようと駆け出す)


【マウリツィオ】
(心配そうに彼女のところに戻って)
苦しいのかい 愛する人よ?

【アドリアーナ】
(少し回復して)
もう平気よ...

しばらくの間に彼女の容態が急変する 顔は土気色となり 瞳孔が開き 手がしびれて 体内の発熱のために体じゅうが痙攣する


【マウリツィオ】
(心配そうに)
どうしてそんなに私を見つめるの?

【アドリアーナ】
(当惑したようにあたりを見回して)
どこに私はいるの? ...あなたは何をおっしゃったの? ...
私は何を言ったのかしら? ...
(マウリツィオと分からずに彼を見つめる)
そしてあなたは誰?

【マウリツィオ】
(優しく)
マウリツィオ あなたの最愛の夫だよ...

【アドリアーナ】
(彼を押しのけて)
嘘よ!
(虚空を見つめながら指さして)
見えないの? ...彼はあそこ ボックス席の中よ...
(まるで劇場を見ているかのように)
何て大勢の人!何てひしめき合い!...宮廷の人々も皆いるわ...
でも私には彼だけしか見えないの...

【マウリツィオ】
(苦悩しながら)
アドリアーナ お願いだ!
(マウリツィオは、一瞬アドリアーナを置いて走り
机のところに置かれた呼び鈴を振る)


第7場
小間使いと前場の人物

小間使いは寝室に入ってきて驚いて彼女を見る

【マウリツィオ】
(心配そうに小間使いに)
あなたのご主人が苦しんでいる...急いで取ってきて...
すぐに!薬を...

【アドリアーナ】
(怒りをこめて)
あの女だわ!

【マウリツィオ】
(彼女の体を抱いて)
アドリアーナ 愛する人よ!

【アドリアーナ】
(甲高い笑い声で)
どんな愛なの? ...あの女が私から奪ったじゃない...
二人でほほ笑んでる...
(絶望して叫ぶ)
私のマウリツィオ...私のマウリツィオ!

【マウリツィオ】
君は彼の腕の中にいるよ...よく見て...
私をしっかり見て アドリアーナ!アドリアーナ!

【アドリアーナ】
(振りほどいて)
あっちへ行って!
(彼だと認識して 叫ぶ)
私のマウリツィオ!
(彼の首に腕を巻きつけ 気絶して倒れる)

【マウリツィオ】
(叫ぶ)
助けに来てくれ!助けに来てくれ!
(マウリツィオはアドリアーナを安楽椅子の方に引きずって行く 背後の左からミショネが入ってくる)


最終場
ミショネと前場の人物

【ミショネ】
(マウリツィオの腕の中で硬直しているアドリアーナを見て)
神よ!

【マウリツィオ】
来てくれ...

【ミショネ】
(口ごもって)
アドリアーナ?

【マウリツィオ】
彼女は気絶してる...

二人の男たちはこの若い女性の意識を取り戻させようと
努力する

【ミショネ】
(喜んで)
息はあるな...

【マウリツィオ】
私は震える!

【ミショネ】
(不安そうに)
まだ望みはある...だが 一体どうしたんだろうか?

【マウリツィオ】
彼女は花の匂いを嗅いだんだ...

【ミショネ】
(彼の額を叩いて)
花だって? ...何たる疑惑!

【マウリツィオ】
話してくれ! ...

【ミショネ】
(声をひそめて)
毒を...あの恋敵が? ...

【マウリツィオ】
(戦慄して 独白)
恐ろしい予感が!
(アドリアーナの上に屈みこみ)
彼女は死ぬぞ!
(小声で)
目も霞んでいる...アドリアーナ!ああ 愛する人よ!

【ミショネ】
娘さん!娘さん!

【マウリツィオ】
(アドリアーナに 不安げに)
見てくれ ほほ笑んでくれ お願いだ!

【アドリアーナ】
(自分の容態を感じ取り 苦渋の叫びを上げて)
私を助けて!私を助けて! ...私は死にたくない! ...
(至高の喜びで)
でも彼は私を愛してくれた! ...私を愛してくれた!私を愛して!
自分の妻だと 今日私を呼んでくれたのよ...

【マウリツィオ】
(情熱を込めて)
ああ!私は君を愛してる 私は君を愛してる!

【アドリアーナ】
どうして死ぬの? ...生きたいのに...彼への愛に...

【ミショネ】
さあ あなたの悲しみを静めて!

【アドリアーナ】
(痙攣し身もだえしながら)
いいえ ここに死が来ているわ! ...
蛇が私の心臓に咬みつくの ...ああ! ...ああ!
(突然錯乱して立ち上がり)
どきなさい 不浄の輩! ...私はメルポメネです!
(両手を目に見えない空に差し伸べて)
ここに光があります
それは私を魅了するのです
そして私を至高のものにしてくれる
最初でそして最後の
愛の光なのです...
苦しみから解き放たれて
私は飛ぶの 私は飛ぶの
まるで 真っ白な
疲れた鳩のように
淡い光の中を...

長い喘ぎと共にアドリアーナはマウリツィオとミショネの腕の中に倒れ込む 頭はがっくりと垂れさがる 彼らは彼女を蘇生させようと愛情を込めて横たわらせる 苦痛に満ちた沈黙


【ミショネ】
(声を詰まらせて呼びかける)
アドリアーナ!

【マウリツィオ】
(一層強く)
アドリアーナ!

彼女はじっと動かぬままである
マウリツィオは悲しみのあまり狂ったように彼女を揺する
ミショネは手を彼女の胸に当てて見る

【ミショネ】
(叫びと共に)
死んでしまった!

【マウリツィオ】
(絶望して)
死んだ!死んでしまった!
(彼女の体に身を投げ出す 非常にゆっくりと幕が降りる)
SCENA IV
La cameriera e detti.

Tutti si abbandonano alla gaiezza. La cameriera rientra recando un vassoio sopra il quale è un cofano ricoperto di velluto cremisi, cui è legato con nastri un biglietto. Adriana si alza e va a prenderlo. Gli altri continuano a folleggiare, tranne Michonnet che segue lentamente Adriana.

ADRIANA
stupita
Un cofanetto?
agli amici
Scusate ...

MICHONNET
ai comici
Forse qualche altro omaggio ...

ADRIANA
in disparte
(E un biglietto ...)
aprendo e leggendo
(»Da parte di Maurizio« ...)
portandosi una mano al cuore
(Un messaggio di lui!)
sottovoce a Michonnet
Michonnet, liberatemi ...

MICHONNET
avvicinandosi agli attori
Sete voi non avreste?

QUINAULT E POISSON
insieme
Sempre!

MICHONNET
con garbatezza affettata indicando l'uscio
Se favorir volete ...

LA JOUVENOT E LA DANGEVILLE
ai due attori
Andiam.

ADRIANA
rivolgendo la testa
Andate pure, amici ...

MICHONNET
ai comici
Poi vi raggiungerà ...

La cameriera va a sollevare la portiera dell'uscio a sinistra. La Jouvenot, la Dangeville, Quinault e Poisson entrano nella sala da pranzo, seguiti dalla cameriera e accompagnati fino alla soglia da Michonnet, che tosto ritorna presso ad Adriana intenta ad aprire il cofanetto.


SCENA V
Michonnet e Adriana.

ADRIANA
forzando il cofanetto
(Vediam ...) Cielo!
Adriana aprendo il cofanetto sulla scrivania come colpita da un improvviso malore, ha vacillato, sorreggendosi alla spalliera d'una sedia.

MICHONNET
sbigottito
Che fu?

ADRIANA
riavendosi
Nulla. Schiudendo forte,
mi salse al viso un gelido soffio, quasi di morte ...

MICHONNET
Pazza! ... Ma che contiene questa scatola? ...

Adriana ne cava un mazzolino di viole appassite, lo riconosce e getta un grido soffocato.

ADRIANA
premendosi il cuore
Ah! I fiori offerti in un'ora d'oblìo ...
Li lascia cadere nel cofanetto.
Oh, crudeltà ... L'avesse negletto, calpestato ...
Ma rimandarlo! Aggiungere al disdegno
l'oltraggio! ... È troppo! è troppo! ... Soffoco ...
Si abbandona affranta sopra una seggiola, nascondendo il viso tra le mani. Michonnet, smarrito, non sa che fare per consolarla.

MICHONNET
con falsa sicurezza
Adriana, coraggio!
Non è lui ... ci scommetto ... È una femmina ...

ADRIANA
tra i singhiozzi
E sia!
Ma perché mai discendere a tanta scortesia? ...
Adriana ha ripreso dalla scatola il mazzetto, e lo rigira tra le mani, mirandolo con occhi gonfi di lagrime.

ADRIANA
Poveri fiori,
gemme de’ prati,
pur ieri nati,
oggi morenti,
quai giuramenti
d’infido cor!
L’ultimo bacio,
o il bacio primo,
ecco v’imprimo,
soave e forte,
bacio di morte,
bacio d’amor.
Tutto è finito!
Col vostro olezzo
muoia il disprezzo:
con voi d’un giorno
senza ritorno
cessi l’error!
Tutto è finito!

MICHONNET
T’inganni... Non é finito tutto...
Egli verrà

ADRIANA
Che dite?

MICHONNET
Forse a momenti...
E istrutto d’ogni cosa.

ADRIANA
Da chi?

MICHONNET
Da me... Gli scrissi.

ADRIANA
Voi?

MICHONNET
Ho fatto male?

in quella giunge dal giardino una voce

MAURIZIO
chiamando di dentro
Adriana!

MICHONNET
sorridendo ad Adriana
Non odi?

ADRIANA
palpitante di speranza
La sua voce!
dubitando ancora
Gran Dio! ... No, m'illudo! ...

MAURIZIO
di dentro, ma più vicino
Adriana!

ADRIANA
con un urlo di gioia
È lui!

|MICHONNET
È lui! Già sale ...

ADRIANA
fuori di sé
Io volo ...

Adriana corre verso l'uscio di destra, e lo spalanca; ma poi si arresta sulla soglia. Michonnet la segue cogli occhi malinconicamente, poi va a raggiungere i comici nella sala da pranzo a sinistra.


SCENA VI
Adriana e Maurizio.

Maurizio entra ansioso. Al primo vederlo Adriana gli corre incontro palpitante: poi si ravvede, e ristà.

ADRIANA
ebbra d'amore
Maurizio!
poi con forzata freddezza
Signore! ...
scostandosi
Che mai qui vi sprona?

MAURIZIO
supplicando
Perdona! ... perdona l'oblìo d'un istante ...

ADRIANA
allontanandosi ancora
Tal d'ogni incostante l'accento trasvola! ...

MAURIZIO
incalzando
Credetti una fola ... Confesso l'errore ...

ADRIANA
amaramente
Più nobile amore altrove vi chiama ...

MAURIZIO
Te sola il cor brama ... implora te sola ...

ADRIANA
È vana parola, che invano risuona! ...

MAURIZIO
appassionatamente
Perdona! ... perdona, tu mia salvatrice ...

ADRIANA
torcendo il viso
Partite! ... Felice vivete lontan ...

MAURIZIO
piegando un ginocchio
Io prego l'angelo mio ...

ADRIANA
con un ultimo dubbio
Ah, s'io potessi credervi ancora!

MAURIZIO
alzandosi
Cor di soldato menzogna ignora ...

ADRIANA
fissandolo negli occhi
Ma quella donna?

MAURIZIO
con forza
Io la disprezzo! ...
Delle sue frodi conosco il prezzo ...

ADRIANA
schermendosi ancora
Troppo tardaste!

MAURIZIO
seguendola
No, non fu invano ...
Se liberato m'ha la tua mano,
or questa mia t'offro di sposo ...
Maurizio stende in nobile atto la mano: Adriana rapita non crede ai propri sensi.

ADRIANA
premendosi il cuore
Cielo! ... Che dite?

MAURIZIO
Il glorioso mio nome accetti?

ADRIANA
quasi atterrita
Serbato a un trono egli è ...

MAURIZIO
dolcemente
Mi basta il tuo perdono ...

ADRIANA
con soave tristezza
No, la mia fronte, che pensier non muta,
regale insegna non sapria portar:
la mia corona è sol d'erbe intessuta,
ed è un palco il mio trono e un falso altar ...

MAURIZIO
con entusiasmo amoroso
No, più nobile sei delle regine,
tu signora dei sensi e dei pensier:
la mia gloria sen va tra le ruine,
mite al mondo e soave è il tuo poter ...

ADRIANA E MAURIZIO
strettamente allacciati
Il nostro amor sfida la sorte,
fuga la morte nel sogno d'or ...
Deh, vien sul cor ...

I due giovani sempre abbracciati rimangono un momento uniti e quasi sopraffatti dalla felicità. Maurizio la conduce lentamente verso la sedia a sdraio. Subitamente Adriana colpita come da vertigine impallidisce e vacilla

MAURIZIO
sgomento
Che? Tu tremi ... trascolori ...

ADRIANA
reggendosi a stento
È la gioia ... no ... quei fiori ...

MAURIZIO
Quali?

ADRIANA
dolorosamente
I fior che ti donai ... e rinviasti ...

MAURIZIO
meravigliato
Io? no, mai ... Vo' vederli ...

ADRIANA
con fievole voce
Erano là ...
Poi nel foco ... o crudeltà! ...
li gettai ... Nei dolci fior
mi parea morto il tuo amor ...
Adriana si porta le mani sul petto che le brucia dentro, e si torce sotto la stretta del dolore; mentre Maurizio corre a esaminare il cofanetto.

MAURIZIO
ritornando a lei, spaventato
Ma tu soffri amor mio?

ADRIANA
ricomponendosi
Non più ...

Dopo una pausa è quasi trasfigurata: il volto terreo, le pupille sbarrate, le mani contratte, tutte le membra agitate come da un'intima fiamma.

MAURIZIO
con ansia
Perché così mi fissi?

ADRIANA
guardandosi intorno smarrita
Ove, dunque, son io? ... Che dicevi? ...
Che dissi? ...
Fissando Maurizio senza riconoscerlo
E chi sei tu?

MAURIZIO
teneramente
Maurizio, lo sposo tuo diletto ...

ADRIANA
respingendolo ancora
Menzogna!
guardando e mostrando nel vuoto
Non lo vedi? ... È laggiù, nel palchetto ...
come se vedesse il teatro.
Quanta gente! Che ressa! ... Tutta la Corte è là ...
Io non vedo che lui ...

MAURIZIO
con angoscia
Adriana, pietà!
Maurizio, lasciando per un momento Adriana, corre
alla scrivania ed agita un campanello ivi deposto.


SCENA VII
La cameriera e detti.

La cameriera entra dalla camera da letto e guarda sbigottita.

MAURIZIO
affannosamente alla ragazza
La vostra signora soffre ... Orsù correte ...
presto! un farmaco ...

ADRIANA
con rabbia
È lei!

MAURIZIO
cingendole la vita
Adriana, amor mio!

ADRIANA
con un riso stridulo
Quale amore? ... Costei me lo ruba ...
Sorridono ...
gridando disperatamente
Maurizio mio ... Maurizio mio!

MAURIZIO
Tu sei fra le sue braccia ... Guardami bene ...
ravvisami, Adriana! Adriana!

ADRIANA
divincolandosi
Va via!
riconoscendolo, con un grido
Maurizio mio!
gli getta le braccia al collo, e cade in deliquio

MAURIZIO
gridando
Soccorso! soccorso!
Maurizio trae Adriana svenuta verso la sedia a sdraio, in quella rientra da sinistra Michonnet.


SCENA ULTIMA
Michonnet e detti.

MICHONNET
vedendo Adriana irrigidita fra le braccia di Maurizio
Dio!

MAURIZIO
Venite ...

MICHONNET
balbettando
Adriana?

MAURIZIO
Ella sviene ...

I due uomini procurano di far rinvenire la giovane donna.


MICHONNET
con gioia
Respira ...

MAURIZIO
Io tremo!

MICHONNET
con ansia
Confido ancor ... Ma come avvenne?

MAURIZIO
Fiutò dei fior ...

MICHONNET
battendosi la fronte
I fior? ... Qual dubbio!

MAURIZIO
Parla! ...

MICHONNET
abbassando la voce
Un velen ... Quella rival? ...

MAURIZIO
atterrito fra sé
(Fiero balen!)
curvandosi su Adriana
Ella muor!
piano
Vela gli occhi ... Adriana! Oh, amor!

MICHONNET
Figlia! Figlia!

MAURIZIO
ad Adriana, con ansia
Guarda, sorridi, deh parla!

ADRIANA
con un grido straziante, indovinando il suo stato
Salvatemi! salvatemi! ... Morir non voglio! ...
con gioia suprema
Ei m'ama! ... Ei m'ama! Ei m'ama!
E sua sposa oggi mi chiama ...

MAURIZIO
con passione
Ah! Io t'amo, io t'amo!

ADRIANA
Perché morire? ... Vivere ... del suo amor ...

MICHONNET
Dà tregua al tuo dolor!

ADRIANA
contorcendosi fra gli spasimi
No, qua dentro è la morte! ...
m'addenta un serpe il cor ... Ah! ... Ah!
s'alza subitamente in preda al delirio
Scostatevi, profani! ... Melpòmene son io!
tendendo le mani all'invisibile
Ecco la Luce,
che mi seduce,
che mi sublima,
ultima e prima
luce d'amor ...
Sciolta dal duolo
io volo, io volo
come una bianca
colomba stanca,
al suo chiaror ...

Con un rantolo lungo Adriana cade a un tratto fra le braccia di Maurizio e di Michonnet, abbandonando pesantemente la testa. Essi la riadagiano amorosamente, cercando di farla rinvenire. Silenzio angoscioso.

MICHONNET
chiamando con voce soffocata
Adriana!

MAURIZIO
più forte
Adriana!

Ella rimane irrigidita.
Maurizio reso demente dal dolore,
la scuote: Michonnet le mette una mano sul cuore.

MICHONNET
con un grido
Morta!

MAURIZIO
disperatamente
Morta! morta!
Si abbandona sul corpo di lei. Scende lentissimamente la tela.


Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行



|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|