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【 第2幕 】


(幕が上ると、舞台は地下の大きい広間で、その円形の天井は、沢山の柱に支えられている。これは、間もなく明るくなるが今は殆ど真の暗。極く右手の端に、狭い円天井の通路が、地下の広間に沿っている、舞台の前景に近く、異形な弓形の入口、側面の入口といったもので、広間に通じている。この通路の遙かの端に、アリアーヌと乳母とが見える、丁度、階段の最後の踏み段を下りているかのよう。アリアーヌは燈をもっている。)




乳母
あら、
扉が恐ろしい音を立てて閉まりましたよ。
壁がふるえている、
もうとても、先へ行く気にはなれません、
ここに残っています、
二度と日の目は見られますまい。

アリアーヌ
さあ、お歩きなさい、前へお出なさい、
何も心配しないで、ね。
あの人は怪我をしています、負けたんですよ。
でも、まだそのことに、気がついていないのね。
いずれ後悔して、私達を自由にしてくれるでしょうけれど、自身で自由になる方がよくないこと。
とに角、恋心では出来兼ねていたことを、怒にまかせて私に与えてくれたからには、
ここに隠れているものを、見つけられもしよう

(彼女は燈をかざして、通路の側面の口に歩みより、前に身をかがめて、部屋の暗黒の内を摸索する。わけの解らぬあるものが、彼女の眼差しをとどめたように見える。アリアーヌは、乳母の方を振り向き呼ぶ。)


来てごらん、
穴蔵の奥にいるのは、何んだろう、
見えて、
動かないわ、
あの女たちは、ここにいるんだと思うの、
けれど、もう生きていないのよ、きっと。

(彼女は部屋に入る。持った燈が丸天井を順々に照らしだしてゆく)


何処においでなの

(沈黙)

どなた

(怖々した、殆んど聞きとれないわななきが、それに答える。アリアーヌは、更に一歩踏み出す。燈光がずっと先へ射込んで行く。遠くの穹窿の暗に、身を重ね合っている五人の女らしい形が、じっとしているのが見える。)


アリアーヌ
(息づまったような声で)
あすこにおいでだわ、乳母や乳母や、あなた何処。

(乳母駈けよる。アリアーヌは、燈を乳母に渡し、躊躇しながら、二三歩、その群の方に進む)

姉妹達

(人の群、戦慄く)

生きておいでだわ、
わたし、参りましたのよ。

(彼女は、手をひろげて駈けよリ、躊う手で女達を被い、抱擁し、抱き締め、感激した痙攣的の陶酔に浸って、手さぐりに愛撫する。乳母は、やや離れて、燈火を手にしている。)



ああ、見つけたわ、
みんな、生命も一寸も衰えていないし、優しさも充ち充ちているのね、わたし、死骸を見ることとばっかり思っていましたの。
わたし、泣きながら、いとしい唇に接吻しますわ、
苦しくはなかったの、
まあ、あなた方の唇は、なんて水々しいんでしょう、
あなた方の頬はまるで子供の頬っぺたみたいね。
ここにしなやかで、温い露な腕があるわ。
これは、まん丸な胸、薄衣の下で動悸を打っていること、なぜ、あなた方は震えているの。
暗闇から突然噴き出したなんという春でしょう!
ほら、あなた方の目から焔が、ほら、わたしの手の上であなた方の唇から吐息が!
房々とみんなを被っているこの髪、
あなた方は美しいに相違ありませんわ、
わたしの腕は、ぬくみのある髪の波をわけています。わたしの手は、巻毛の逆巻く渦の中に沈んでしまいましたよ、
よっぽど沢山の髪の毛をお持ちなのね、
黒いの、亜麻色、
自分のしていることが見えませんのよ。
わたし、みなさんに接吻してよ。
順々に皆さんの腕をつかむわ、
一番おしまいに当った方は、一番ちいさな方ね。
震えるんじゃありませんよ、震えるんじゃあないことよ、
しっかり抱えてあげるわ、
乳母や、乳母や、そこで、何をしているのさ。
ここで、わたし、暗がりを手探るお母さんのようなの。
わたしの子供たちは、みんな、明りを待っているのよ、

(乳母は、燈を持って近づく。燈光が、女の群を照し出す。囚人たちは、破れた衣服を着、髪は乱れ、顔は痩せ衰え、目は駭いて、眩しそうである。アリアーヌは、一寸、驚いて、乳母から燈をとり、もっとよく女達を照し、もっと詳しく、みんなを見ようとする。)



あら、あなたがたは、お苦しみになったのねえ、

(自分の周囲を見て)

あなた方の牢屋は、随分陰気ねえ。
大きな冷たい雫が手の上に落ちて来ますわ、
そしてこの燈の焔は、のべつにふるえていてよ、
ほんとに、あなた方、変な目で、わたしを見ておいでなのね、
まだ怖いの。
どういう方、逃げたがっておいでなのは。
今しがたわたしと接吻した一番若い方じゃあないこと。
わたしの長い長い姉妹としての接吻が、あなた方に何か悪かったの。
おいでなさいよ、ねえ、おいでなさいよ。明かりが恐いの。
戻って来たお方は、何て仰るの。

二、三のおびえた声
セリゼット

アリアーヌ
セリゼット笑って。
ここで始めて見る笑いね、
あなたの大きな眼は、まるで死を見ているように、
躊っていますね。
でも、これは生命よ、
それから、あら、あなたの可愛い露な腕は、愛を待って、実にもの佗びしそうに震えていますわ。
さあ、おいでなさい、おいでなさい、わたしの腕がお待ちしていてよ。
わたしのは、でも、ちっとも震えていませんわ

(彼女を抱擁して)

この墓場に、どのくらいおいでなの。

セリゼット
わたし達には、日の勘定がよく出来ません、
よく間違いますのよ。
けれど、一年以上になると思いますわ

アリアーヌ
どなたが一番はじめなの。

イグレーヌ
(進み出る。誰より一番青い)
わたし。

アリアーヌ
もう随分長いこと、明りをごらんにならないのね。

イグレーヌ
わたし、眼を開いてたことがありませんでした。それほど、ひとりで、いつも泣き暮らしていたんですの。

セリゼット
(アリアーヌに、じっと見入って)
まあ、お美しい方だこと。どうして、あの人が、わたし達のように、あなたを罰することが出来たんでしょう。では、あなたもやっぱり、あの人の言葉をお守りにならなかったの。

アリアーヌ
わたし、さっさと従ったわ。でもね、あの人のとは別の法則にね。

セリゼット
どうして、降りていらっしたの。

アリアーヌ
あなた方みんなを、自由にしてあげに、

セリゼット
あら、まあ、わたし達を自由に、
だが、どうしてなさるの。

アリアーヌ
わたしについておいでになればいいの、
ここで、何をしておいでだったの。

セリゼット
お祈りしたり、歌ったり、泣いたり、
それから毎日、待っていましたわ、

アリアーヌ
逃げ出そうとはなさらなかったの。

セリゼット
逃げることは出来そうにもなかったんです。
だって、どこも、しっかり閉まっていますし、
それに、堅くとめられているんですもの。

アリアーヌ
そこをやって見なくては、
ですが、あの動かない焔で巻きついているような、
乱れた髪の間から、わたしを見ているあの方は、
何と仰しゃるの。

セリゼット
メリザンド。

アリアーヌ
メリザンド、あなたもいらっしゃいな、
それから、むさぼるように、わたしの燈の灯を
追っている大きな目の方は。

セリゼット
ベランジェール

アリアーヌ
その大きな柱のかげにかくれている、あの方は。

セリゼット
あの方は、大変遠くから来たのよ。
可哀そうなアラディーヌなの。

アリアーヌ
どうして、可哀そうだと仰しゃるの。

セリゼット
だって、一番おしまいに来た方なんですもの。
そして言葉が違うの。

アリアーヌ
(アラディーヌの方に手をさし出して)
アラディーヌ!

(アラディーヌ駈け寄って、むせび泣きながらしがみつく)

こうしてこの方を抱きしめている時には、わたしが、この方と同じ言葉を話していることが、あなた、解ったでしょう。

セリゼット
あの女は、まだ泣きやんだことがありませんでしたのよ

アリアーヌ
(驚いて、セリゼツトと外のものを眺めて)

でも、あなただって、まだ笑わないじゃないの、
他の方はロを利かないのね。一体どうしたっていうの。
そうして、いつまでも、怖れに浸って生きてお行きになるの。
当てにしていないような目つきで、わたしのしぐさを看守っていて、仲々軽くは笑わないのねえ、
あなた方は、嬉しい便りを信ずる気になれませんの。
あちらの、陽の光りや、
樹の間の鳥や、
花の咲き競っている緑の庭が、残り惜しくはないんですか、
世はいま春だということを、では、あなた方、
御存じないのね
昨日の朝、わたし、路から路を歩いて、
光を吸い、宇宙の気を飲み、明け方の気を吸って来ましたっけ。
わたしの、目盲いている自分の足を、どこに踏み入れたものか解らなかったくらい、一足一足に、沢山の花が生れて来ました、
太陽を、木の葉に宿る露の玉を、大海の笑い声を、
お忘れになったの。
海は、その身の幸福を覚える日に笑うように、さっき、笑っていましたわ。
そして数知しれないその漣が、光り眩ゆい砂浜の上に、歌を歌って、わたしを称えていましたのよ

(この時、円天井の高みから絶え間なく流れ出る点滴が、戸口の方に身を向けて、前に差し出していたアリアーヌの燈の焔の上に落ちる。燈火は最後の一ゆるぎを見せ、消えてしまう。乳母は、恐怖の叫声を発し、アリアーヌは、がっかりして立ちどまる)




アリアーヌ
(くらやみの中で)
みなさん、何処。

セリゼット
ここよ。手をとって下さいね。わたしの側を離れないでね。
こっちの方に、大変に深い、よどみがありますのよ

アリアーヌ
あなた、まだものがお見えなの。

セリゼット
ええ。長いこと、このくら暗の中に住んでいますので、


ベランジェール
こちらへおいでなさいな、もっと明るくってよ。

セリゼット
そうですわ、この方を、その明るみへおつれしましょう。

アリアーヌ
では、この深い深いくらやみの中にも、
明るみがあるんですの。

セリゼット
ええ、ありますとも、
一つとこだけ、お見えになりませんの。むこうの、一番はずれの穹窿のどんづまりに、ポーツとした大きな明りが射しているでしょう。

アリアーヌ
そうね、ええ、段々大きくなって来る、ポーツとした明りが、ちらっと見えますわ。

セリゼット
いいえ、それは違いますわ、それは、あなたの眼よ、あなたの驚いている綺麗なお目ですよ。段々大きくなって来ているのは。

アリアーヌ
何処からあの明りは来るの。

セリゼット
誰も知りませんのよ。

アリアーヌ
だけれども、それを知らなくては

(彼女は、舞台の奥に行って、壁を手さぐりながら徘徊する)


これは壁、ここも壁ね、
けれど、ずっと上の方には、もう石のところがない、この岩の上に上って見ますから、手を貸して下さいよ、

(彼女は、みんなに支えられて、よじのぼる)

恐ろしい丸天井だこと、

(壁を探リながら)

あら、閂があった、
鉄の横木と大きな閂が手に触る、
これを押してみたことがありますの。

セリゼット
駄目よ、駄目よ、触っちゃ駄目よ、だって、海の水がそこの壁を洗っているって話ですもの、
大きな波がなだれこんで来ますわ

メリザンド
明るみが緑色なのはその海のせいなんですわ。

イグレーヌ
よく海の音を聴きました。
お気をつけなさい、

メリザンド
おお、頭の上の方に、水が震えているのが見えます。

アリアーヌ
嘘よ、嘘よ。それは、あなた方を探している明りなんですよ。

ベランジェール
あら、あけようとしている。

(驚き怖れた女たちは、とびのいて大きな柱の蔭に身をかくす。そこから、大きな目を見開いて、アリアーヌの動作を見守っている)


アリアーヌ
お気の毒な、可哀想な姉妹たち。
そんなに暗いところがよければ、
何故、自由にして欲しいなんてお望みなの。
幸せだったとすれば、何故、泣くことがおありなの、
ああ、横木がもち上る。
もう扉が開きますよ、
待っていらっしゃい。

(まことに大きい内部の鎧扉らしい扉板が開いて来る。彼女がロを利いている間に、極く仄青い、殆んど暗黒な、散漫とした微光だけが、円天井の円くなっている入口を照らす。)



アリアーヌ
(捜索をつづけながら)
あら、まだほんとの明りではない、
触ったものはなんだろう、
硝子かしら、大理石かしら、
夜の色で被った、硝子窓のようね、
爪がいたんでしまった、
みんなの糸巻竿が、何処かにあって、
セリゼット、メリザンド、
糸巻竿か石を一つ頂戴、
そこに、そら、地面に沢山ある石を、たった一つ、


(セリゼットが、石を手にして駈けよりそれを渡す)

そう、これがあなた方の日の出の鍵よ、

(彼女は、激しい一撃を硝子窓に与える。一つの硝子板が砕けて、暗やみをつらぬいて、目眩ゆい大きな星が現われる。女たちは、喜悦に近い恐怖の叫びをあげる。アリアーヌは、今は我を忘れて、段々と激しくなって来る光輝に溺れて、硝子板の残りを、勝ち誇った狂気の気持で、力をこめて、大急ぎに打ち破る)



まだ、ここにも、ここにも、
まだ、大きいのも、小さいのも、それから、一番おしまいのも、
さあ、みんな壊れてしまった、炎が、わたしの手でも、髪の毛でも、押し戻してしまうわ、
もう、なにがあるのやら見えない、もう目が開けられない、
まだ、来てはいけませんよ、光が、酔ってるようよ、
もう、わたし、起ち上ることも出来ない。
目をつぶっても、尾の長い宝石が、
自分の瞼を打つのが見える、
何がわたしを襲っているのか、わたしには解らない、
空かしら、海かしら、
風か、光か。
わたしの髪の毛は、光の早瀬になってるわ、
わたしは、奇蹟に被われている、
もう何も見えません、けれど、なんでも、聞こえますわ、
千万の光が、双の手に押し迫って来る。
目を何処にかくしたものか解らない。
眼瞼が、わたしの目を眩ます。
眼瞼を腕で被うとしても、
やっぱり光で被うことになってしまいます、
みなさん、何処なの、
みんな来て下さいよ。わたし、もう、降りられなくなってしまった、
着物をまくる火の波の、何処に足を置いたらいいのか、わたしには解らない。
あなた方の暗やみの中に落ちこんでしまいそうよ。

(この叫声に、セリゼットとメリザンドは、隠れていた暗闇から離れて、炎のなかを通り抜けるように、目を手でおさえながら、明るみの中を手探リして、窓に駈け寄る。そして石上のアリアーヌの側に登る。その他のものも従って、その通りにする。頭を下げなくてはならないほどに、目も潰れるような光リの流れの中に、こうして、みんな、群り集まる。その時恍惚たる沈黙がある。この間、外は、海の囁き、木立を渡る風の愛撫、小鳥の歌、遠く野を通って行く牧畜群の鈴の音がする。)






セリゼット
海が見える。

メリザンド
わたしには、空が見える、

(肘で目を被って)

あら、見ることが出来ないわ

アリアーヌ
わたしの目は、手の下で、落ちついて来た。
ここは何処なんでしょう。

ベランジェール
わたし、樹だけを見たいんだが、
何処にあるんでしょう。

イグレーヌ
あら、野は緑色していますわ。

アリアーヌ
岩の横手にいるのねえ。

メリザンド
あすこに、村が、村が見えて、あなた。

ベランジェール
あすこまで降りて行けませんわね。周りは水だし、それに、どの橋も揚げられているんですもの

セリゼット
住んでる人は、何処にいるんでしょう。

メリザンド
そら、あすこ、あすこに、百姓が一人、

セリゼット
わたし達が目についたのよ、見ているわ、
わたし、合図をしてやりましょう

(彼女はその長い髪の毛を振る)

わたしの髪が眼にとまった。帽子をとったわ。
十字を切っていますよ。

メリザンド
鐘が、鐘が、

(音を数えて)

七つ、八つ、九つ、

セリゼット
十、十一、十二、

メリザンド
お正午ねえ

イグレーヌ
誰があんなに歌っているの、

メリザンド
あれは、鳥ですよ、見えて。
あすこの、川沿いの、高いポプラの樹に、
百も千もいるのよ、

セリゼット
おお、メリザンド、あなた、蒼いのねえ。

メリザンド
あなだだって、蒼いわ、わたしを見てはいやよ。

セリゼット
あなたの着物は、ぼろぼろね、透いて見えるわ。

メリザンド
あなただってそうじゃないの、
あなたのむきだしの胸が、髪を分けているわ

ベランジェール
まあ、あなたの髪の毛は、なんて長いんでしょう、

イグレーヌ
わたしたちの顔色は、ほんとに蒼いのねえ、

ベランジェール
透きとおるような手ね

メリザンド
アラディーヌが泣いている、

セリゼット
わたし、接吻してあげるわ、接吻して、

アリアーヌ
そうよ、そうよ、接吻なさい。
まだ、お互の顔を見てはいけないわ、
とりわけぐづぐづしていて、この明りから、悲しい気持を誘い出されてはいけないわ、このお墓から出るために、今のみんなの酔心地を利用しましょう、石の段々が、この岩について、下へ行っていますよ、
何処へ通じているものやら、それは解らないけれど、
でも、光々と明るく、
沖合からの風が吹きつけています、
みんな、いらっしゃい、さあ、いらっしゃい。
千万無量の日の光が、波のくぼみで、踊っているわ、


(彼女は、出口から出て、戸外の明るみの中に見えなくなる。)

セリゼット
(他の皆をつれて、彼女に従って)
そうよ、そうよ、いらっしゃい、いらっしゃいな。可哀そうな、幸福な姉妹たち、
踊りましょうよ、光りの輪舞を踊りましょう、

(皆、石の上によじのぼって、輝やかしい明るみの中に、歌い、舞いながら、姿を消す。)

全員
オルラモンドの五人の娘
(くろい妖婆は死んじゃった)
オルラモンドの五人の娘
とうとう出口が見つかった
ACTE DEUXIEME


(Au lever du rideau, la scène qui s'éclairera tout à l'heure et révélera une vaste salle souterraine dont les voûtes reposent sur de nombreux piliers, est plongée dans une obscurité presque complète. A l'extrême droite, un étroit couloir voûté longe la salle souterraine où il débouche, vers la premier plan, par une sorte d'ouverture latérale ou d'arcade informe. Paraissent tout au fond de ce couloir, comme si elles descendaient les dernières marches d'un escalier, Ariane et la Nourrice. Ariane porte une lampe)

LA NOURRICE
Ecoutez!
La porte se referme avec un bruit terrible
et les murailles tremblent...
Je n'ose plus marcher...
Je reste ici...
Nous ne reverrons pas la lumière du jour.

ARIANE
En avant, en avant.
Ne crains rien.
Il est blessé, il est vaincu,
mais il l'ignore encore...
Il nous délivrera les larmes dans les yeux,
mais il vaux mieux se délivrer soi-même.
En attendant, sa colère m'accorde ce que son amour refusait,
et nous allons savoir ce qui se cache ici...

(Elle s'avance, la lampe haute, jusqu'à l'arcade latérale du couloir, s'y penche et tâche de percer les ténèbres de la salle. Un objet indistinct semble arrêter ses regards. Elle se retourne vers la Nourrice pour l'appeler)

Viens!...
Qu'y a-t-il au fond de cette grotte?
Vois-tu?
Cela ne bouge pas...
Je crois qu'elles sont ici,
mais qu'elles ne vivent plus...

(Elle entre dans la salle que sa lampe éclaire voûte par voûte)

Où êtes-vous?

(Silence.)

Qui êtes-vous?

(Une sorte de frémissement craintif et presque insaisissable lui répond. Elle fait encore un pas; les rayons de la lampe se projettent plus avant, et on aperçoit, entassés dans l'ombre des plus lointaines voûtes, cinq formes de de femmes immobiles)

ARIANE
(d'une voix étouffée)
Elles sont là!... Nourrice, Nourrice, où es-tu?

(La Nourrice accourt. Ariane lui donne la lampe et fait en hésitant quelques pas vers le groupe)

Mes sœurs...

(Le groupe tressaille)

Elles vivent!
Me voici!...

(Elle court à elles, les bras ouverts, les enveloppe de ses mains incertaines, les embrasse, les étreint, les caresse en tâtonnant, dans une sorte d'ivresse attendrie et convulsive, tandis que la Nourrice, la lampe à la main, se tient un peu à l'écart.)

Ah! Je vous ai trouvées!
Elles sont pleines de vie et pleines de douceur!
J'avais cru voir des mortes
et je baise en pleurant des êtres adorables!...
Vous n'avez pas souffert?
Oh! vos lèvres sont fraîches et vous joues sont semblables à celles des enfants...
Et voici vos bras nus qui sont souples et chauds et vos épaules rondes qui vivent sous leurs voiles!...
Mais pourquoi tremblez-vous?
Quel printemps a jailli tout à coup des ténèbres!...
Voici les flammes de vos yeux et voici sur mes mains le souffle de vos lèvres!
Et ces cheveux qui vous inondent!
Vous devez être belles!...
Mes bras séparent des flots tièdes et mes mains sont perdues dans des boucles rebelles...
Avez-vous mille chevelures?
Sont-elles noires, sont-elles bondes?
Je ne vois pas ce fais;
j'embrasse tout le monde
et je cueille vos mains à la ronde...
Ah! c'est la plus petite que j'atteint la dernière...
Ne tremble pas, ne tremble pas,
je te tiens dans mes bras...
Nourrice, nourrice, que fais-tu là?
Je suis ici comme une mère qui tâtonne;
et mes enfants attendent la lumière!

(La Nourrice s'approche avec sa lampe et le groupe s'éclaire. Les captives apparaissent alors vêtues de haillons, les cheveux en désordre, le visage amaigri et les yeux effarés et éblouis. Ariane, un instant étonné, prend la lampe á son tour, pour les éclairer mieux et les regarder de plus près)

Oh! vous avez souffert!...

(Regardant autour d'elle)

Et qu'elle est triste votre prison!...
Il tombe sur mes mains de grandes gouttes froides et la flamme de ma lampe tressaille à chaque instant...
Que vous me regardez avec des yeux étranges!...
Avez-vous peur encore!...
Quelle est celle que veut fuir?
N'est-ce pas la plus jeune que je viens d'embrasser?
Mon long baiser de sœur vous a-t-il fait du mal?
Venez donc, venez donc, craignez-vous la lumière?
Comment s'appelle celle qui revient?

DEUX OU TROIS VOIX CRAINTIVES
Sélysette...

ARIANE
Sélysette, tu souris?
C'est le premier sourire que ce rencontre ici.
Oh! tes grands yeux hésitent comme s'ils voyaient la mort,
et pourtant c'est la vie!
Et tes pauvres bras nus tremblent
si tristement en attendant l'amour...
Viens, viens, les miens attendant aussi,
mais ils ne tremblent point.

(L'embrassant.)

Depuis combien de jours es-tu dans ce tombeau?

SÉLYSETTE
Nous comptons mal les jours.
Nous, nous trompons souvent.
Mais je crois que j'y suis depuis plus d'une année...

ARIANE
Laquelle est entrée la première?

YGRAINE
(S'avançant, plus pâle que les autres)
Moi.

ARIANE
Il y a bien longtemps que vous n'avez vu la lumière?

YGRAINE
Je n'ouvrais pas les yeux tant que je pleurais seule...


SÉLYSETTE
(Regardant fixement Ariane)
Oh! que vous êtes belle!
Et comment a-t-il pu vous punir comme nous?
Vous avez donc désobéi aussi?

ARIANE
J'ai obéi plus vite; mais d'autres lois que les siennes.

SÉLYSETTE
Pourquoi êtes-vous descendue?

ARIANE
Pour vous délivrer toutes...

SÉLYSETTE
Oh! oui, délivrez-nous!
Mais comment ferez-vous?

ARIANE
Vous n'aurez qu'à suivre.
Que faisiez-vous ici?

SÉLYSETTE
On priait, on chantait, on pleurait et puis attendait toujours...

ARIANE
Et vous ne cherchiez pas à fuir?

SÉLYSETTE
On ne pourrait pas fuir;
car tout est bien fermé;
et puis c'est défendu.

ARIANE
C'est ce que nous verrons...
Mais celle qui me regarde á travers ses cheveux qui semblent l'entourer des flammes immobiles,
comment la nomme-t-on?

SÉLYSETTE
Mélisande.

ARIANE
Viens aussi, Mélisande.
Et celle dont les grands yeux suivent avidement la lumière de ma lampe?

SÉLYSETTE
Bellangére.

ARIANE
Et l'autre qui se cache derrière le gros pilier?

SÉLYSETTE
Elle est venue de loin,
c'est la pauvre Alladine.

ARIANE
Pourquoi dis-tu "la pauvre"?

SÉLYSETTE
Elle est descendue la dernière
et ne parle pas notre langue.

ARIANE
(Tendant les bras à Alladine)
Alladine!

(Alladine accourt et l'enlace en étouffant un sanglot.)

Tu vois bien que je parle la sienne
quand je l'embrasse ainsi...

SÉLYSETTE
Elle n'a pas encore cessé de pleurer...

ARIANE
(Regardant avec étonnement Sélysette et les autres femmes.)
Mais toi-même, tu ne ris pas encore!
Et les autres se taisent. Qu'est-ce donc?
Allez-vous vivre ainsi dans la terreur?
Vous souriez à peine en suivant tous mes gestes de vos yeux incrédules.
Vous ne voulez pas croire à la bonne nouvelle?
Vous ne regrettez pas la lumière du jour,
les oiseaux dans les arbres
et les grands jardins verts que fleurissent là-haut?
Vous ne savez donc pas que nous sommes au printemps?
Hier matin, je marchais par les routes,
je buvais des rayons, de l'espace, de l'aurore...
Il naissait tant de fleurs sous chacun de mes pas que je ne savais où poser mes pieds aveugles...
Avez-vous oublié le soleil, la rosée dans le feuilles, la sourire de la mer?
Elle riait tout à l'heure, comme elle rit aux jours qui la rendent heureuse,
et ses mille petites vagues m'approuvaient en chantant sur des plages de lumière...

(A ce moment, une des gouttes d'eau qui suintent sans interruption du haut des voûtes tombe sur la flamme de la lampe qu'Ariane tendait devant elle en se tournant vers la porte, et brusquement l'éteint dans un dernier tressaillement de la lumière. La Nourrice pousse un cri de terreur et Ariane s'arrête, déconcertée)

ARIANE
(dans les ténèbres)
Où êtes vous?

SÉLYSETTE
Ici, prenez ma main; ne vous éloignez pas;
il y a de ce coté une eau dormante et très profonde...

ARIANE
Vous y voyez encore?

SÉLYSETTE
Oui, nous avons longtemps vécu dans cette obscurité...

BELLANGÉRE
Venez ici; il y fait bien plus clair...

SÉLYSETTE
Oui, menons-la dans la clarté.

ARIANE
Il y a donc une clarté dans le plus profondes ténèbres?

SÉLYSETTE
Mais oui, il y en a une!
N'apercevez-vous pas la grande lueur pâle qui éclaire tout le fond de la dernière voûte?

ARIANE
J'entrevois en effet une pâle lueur qui grandit...


SÉLYSETTE
Mais non, ce sont tes yeux, tes beaux yeux étonnés qui grandissent...

ARIANE
D'où vient-elle?

SÉLYSETTE
Nous ne le savons pas.

ARIANE
Mais il faut le savoir!

(Elle va vers le fond de la scène et promène à tâtons ses mains sur la muraille)

Ici c'est la muraille... Ici encore...
Mais plus haut, ce ne sont plus des pierres!
Aidez-moi à monter ce quartier de roc.

(Elle y monte, soutenue par les femmes)

Je touche au sommet de la voûte.

(Continuant de tâter la paroi.)

Mais ce sont des verrous!...
Je sens des barres de fer et de verrous énormes.
Avez-vous essayé de les pousser?

SÉLYSETTE
Non, non, n'y touchez pas, on dit que c'est la mer qui baigne les murailles!
Les grandes vagues vont entrer!

MÉLISANDE
C'est à cause de la mer que la lueur est verte!

YGRAINE
Nous l'avons entendue bien des fois,
prenez garde!

MÉLISANDE
Oh! Je vois l'eau qui tremble au-dessus de nos têtes!

ARIANE
Non, non, c'est la lumière qui vous cherche!

BELLANGÉRE
Elle essaye de l'ouvrir!

(Les femmes, épouvantées reculent et se cachent derrière un pilier d'où elles suivent de leurs yeux agrandis tous les mouvements d'Ariane)

ARIANE
Mes pauvres, pauvres sœurs!
Pourquoi voulez-vous donc qu'on délivre si vous adorez vos ténèbres, et pourquoi pleuriez vous si vous étiez heureuses?
Oh! les barres se soulèvent;
les battants vont s'ouvrir!...
Attendez!...

(Les lourds battants d'une sorte de vaste volet intérieur se séparent en effet, tandis qu'elle parle encore, mais seule, une lueur très pâle, presque sombre et diffuse, éclaire l'ouverture arrondie de la voûte)

ARIANE
(continue sa recherche)
Ah! ce n'est pas encore la clarté véritable!
Qu'y a-t-il sous mes mains?
Est-ce du verre, est-ce du marbre?
On dirait un vitrail qu'on a couvert de nuit...
Mes ongles sont brisés...
Où sont-elles, vos quenouilles?
Sélysette, Mélisande,
une quenouille, une pierre!
Un seul de ces cailloux qui sont lá par milliers sur le sol!

(Sélysette accourt tenant une pierre et la lui donne.)

Voici la clef de votre aurore!

(Elle donne un grand coup dans la vitre; un des carreaux éclate, et une large étoile éblouissante jaillit dans les ténèbres. Les femmes poussent un cri de terreur presque radieux et Ariane ne se possédant plus, et toute inondée d'une lumière de plus en plus intolérable, brise à grands chocs précipités toutes les autres vitres, dans une sorte de délire triomphant)

Voilà, celle-ci encore et encore celle-ci!
La petite et la grande et la dernière aussi!
Toute la fenêtre croule et les flammes refoulent mes mains et mes cheveux!
Je n'y vois plus, je ne peux plus ouvrir les yeux!
N'approchez pas encore, les rayons semblent ivres...!
Je ne peux plus me redresser;
je vois, les yeux fermés, les longues pierreries qui fouettent mes paupières!
Je ne sais pas ce qui m'assaille...
Est-ce le ciel, est-ce la mer?
Est-ce le vent ou la lumière?
Toute ma chevelure est un ruisseau d'éclairs!
Je suis couverte de merveilles!
Je ne vois rien et j'entends tout!
Des milliers de rayons accablent mes oreilles,
je ne sais où cacher mes yeux,
mes deux mains n'ont plus d'ombre,
mes paupières n'éblouissent et mes bras qui les couvrent, les couvrent de lumière!
Où êtes-vous?
Venez toutes, je ne peux plus descendre!
Je ne sais où poser mes pieds dans les vagues de feu qui soulèvent ma robe,
je vais tomber dans vos ténèbres!

(A ses cris, Sélysette et Mélisande sortent de l'ombre où elles s'étaient réfugiées et, les mains sur les yeux, comme pour traverser des flammes, courent à la fenêtre et, tâtonnant dans la lumière, montent sur la pierre aux côtés d'Ariane. Les autres femmes les suivent, les imitent, et toutes se pressent ainsi dans l'aveuglante nappe de clarté qui les force à baisser la tête. Il y a alors un instant de silence ébloui, durant lequel on entend au dehors le murmure de la mer, les caresses du vent dans les arbres, le chant des oiseaux et les clochettes d'un troupeau qui passe au loin dans la campagne)

SÉLYSETTE
Je vois la mer!

MÉLISANDE
Et moi je vois le ciel!

(Couvrant ses yeux de son coude)

Oh! non, on ne peut pas!

ARIANE
Mes yeux s'apaisent sous mes mains...
Où sommes-nous?

BELLANGÉRE
Je ne veux regarder que les arbres...
Où sont-ils?

YGRAINE
Oh! la campagne est verte!

ARIANE
Nous sommes au flanc du roc...

MÉLISANDE
Le village est là-bas... Voyez-vous le village?

BELLANGÉRE
On ne peut y descendre, nous sommes entourées d'eau, et les ponts sont levés.

SÉLYSETTE
Où sont les hommes?

MÉLISANDE
Là-bas, là-bas... un paysan!...

SÉLYSETTE
Il nous a vues, il nous regarde...
Je vais lui faire signe...

(Elle agite sa longue chevelure)

Il a vu mes cheveux; il ôte son bonnet.
Il fait le signe de la croix.

MÉLISANDE
Une cloche! une cloche!

(comptant les coups.)

Sept, huit, neuf...

SÉLYSETTE
Dix, onze, douze...

MÉLISANDE
Il est midi.

YGRAINE
Qui est-ce qui chante ainsi?

MÉLISANDE
Mais ce sont les oiseaux.... Les vois-tu?
Ils sont là des milliers dans les grands peupliers, le long de la rivière...

SÉLYSETTE
Oh! tu es pâle, Mélisande!

MÉLISANDE
Toi aussi tu es pâle... ne me regarde pas.

SÉLYSETTE
Ta robe est en lambeaux, on te voit au travers...

MÉLISANDE
Toi aussi,
tes seins nus séparent tes cheveux...

BELLANGÉRE
Que nos cheveux sont longs!

YGRAINE
Que nos faces sont pâles!

BELLANGÉRE
Et nos mains transparentes!

MÉLISANDE
Alladine sanglote...

SÉLYSETTE
Je l'embrasse, je l'embrasse...

ARIANE
Oui, oui, embrassez-vous,
ne vous regardez pas encore...
Surtout, n'attendez pas que la lumière vous attriste...
Profitez de l'ivresse pour sortir de la tombe...
Un escalier de pierre descend au flanc du roc.
Je ne sais où il mène,
mais il est lumineux
et le vent du large l'assaille...
Venez toutes, venez toutes,
des milliers de rayons dansent
aux creux des vagues.

(Elle sort par l'ouverture et disparaît dans la lumière)

SÉLYSETTE
(La suivant et entraînant les autres femmes.)
Oui, oui, venez, venez, mes pauvres sœurs heureuses.
Dansons, dansons aussi la ronde de la lumière...

(Toutes se hissent sur la pierre et disparaissent en chantant et en dansant dans la clarté)

TOUTES
Les cinq filles d'Orlamonde
(La fée noire est morte)
Les cinq filles d'Orlamonde
Ont trouvé les portes!...



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