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第3幕

マルグリートの庭 奥には小さなドアが付いている壁。左側には木立 右側には窓が舞台に面している家がある 木々や茂み


N° 10 -導入曲とカヴァティーナ

第1場
奥の小さなドアからジーベルが入ってきて家の入り口で立ち止まる バラやリラの茂みの近くである

【ジーベル】
彼女に告げておくれ 僕の告白を
運んでおくれ 僕の願いを
彼女の近くに咲く花たちよ
彼女に告げておくれ あなたは美しいと
僕の心は夜も昼も
恋に悩んでいるんだ!
明かしておくれ 彼女の魂に
僕の燃え上がる秘密を!
それを吸って欲しいのだ お前たち
甘い香りと一緒に! ...
(彼は一輪の花を摘む)
萎れてしまった!
(彼は怒って花を放り投げる)
神に呪われたあの魔法使いめ
僕にも呪いをかけたな!
(彼は別の花を摘むが また花びらが散る)
僕にはもうしぼませることなく
花にはさわれないのだ!
そうだ 聖水に指を浸してみよう!
ここは毎晩マルグリートがお祈りをするところだ!
(彼は壁の聖水に指を浸す)
さあ急いで!すぐに試してみよう!
萎れるか! ...大丈夫だ!- サタンめ 僕はお前を笑ってやる!
お前たちなのだ 僕が信頼しているのは
僕のために語っておくれ!
彼女が知ってくれるように
彼女が生み出したこの熱情を
それは僕の苦しい心が
決して語ることがないものなんだ!
もしもこの愛が彼女を怯えさせるなら
この花が彼女の口の上に
せめても与えることができるように
甘いくちづけを!

(彼は庭の茂みの中に消えて行く)


第2場
ファウスト メフィストフェレス ジーベル

N° 11 - 情景とレチタティーヴォ

ファウストとメフィストフェレスが奥の戸口を通って入ってくる

【ファウスト】
ここなのか?

【メフィストフェレス】
私についてきてください!

【ファウスト】
そこで何を見ているのだ

【メフィストフェレス】
ジーベル あなたのライバルです!

【ファウスト】
ジーベルだって!

【メフィストフェレス】
シーッ! ...あそこに!

メフィストフェレスとファウストは、木立の中に入って行く

【ジーベル】
(手に花束を持って舞台に戻ってくる)
この花束 なかなか素敵じゃないか?

【メフィストフェレス】
(独白)
素敵だよ!

【ジーベル】
勝ったぞ!
僕は明日 彼女に一部始終を伝えよう
そして もしも僕の心の秘密を知りたいと言うのなら
くちづけが彼女に残りを全部話すだろう!

彼はあずまやの戸口に花束を掛ける

【メフィストフェレス】
(独白)
女たらしめ!


第3場
メフィストフェレス、ファウスト

【メフィストフェレス】
ここでお待ちを 親愛なる博士!
あの学生の贈った花束にもひけを取らない
宝物を取って参りましょう
もっと素晴らしく もっと豪勢なのをね
彼女が夢見るあらゆるものよりずっと!

【ファウスト】
ひとりにしてくれ!

【メフィストフェレス】
了解です! ...ここでお待ちくだされ!

彼は奥の戸口から出て行く

【ファウスト】
何という未知の不安が私を貫くのか?
私は感じるのだ 愛が自分の全存在を捕らえていると
おおマルグリート!ここで私はあなたの足元に跪くのだ!


第4場
ファウストひとり

N° 12 - カヴァティーナ

【ファウスト】
挨拶しよう!慎ましく清らかな家よ ここは
無垢で聖なる魂が住むところなのだ! ...
何という富がこの貧しさの中に!
この粗末な家には何という至福が! ...
おお自然よ 彼女をあんなにも美しく育てたお前よ
ここであの子はお前の翼の下 大きくなったのだ
お前の見守る中で眠ったのだ!
ここでお前の吐息が彼女の魂を包み
お前は愛を込めて彼女を素晴らしい女性としたのだ
天国からやってきたこの天使を!
挨拶しよう!慎ましく清らかな家よ ここは
無垢で聖なる魂が住むところなのだ! ...


第5場
メフィストフェレス、ファウスト

N° 13 - 情景

【メフィストフェレス】
(腕の下に宝石箱を抱えて)
気をつけなされ 彼女が来ますぞ! ...もし花束が勝ったら
よもやこの箱に 私は自分の力を失ったと認めましょう

【ファウスト】
逃げよう 私は再び彼女に会いたいとは思わないのだ!

【メフィストフェレス】
何を遠慮してるんです! ...
戸口の敷居の上に
この箱を置きますよ! ...さあ! ...期待は十分ですぞ! ...

家の戸口に宝石箱を置く 退場


第6場
マルグリートひとり

N° 14 - レチタティーヴォ

【マルグリート】
(奥の戸口から入ってきて沈黙したまま 舞台の前に進み出て来て)
あのお若いお方はどなただったのかしら
身分の高いお方かしら お名前は何とおっしゃるのかしら?

彼女は糸車の前 木立の中で座って歌う

N° 14 - トゥーレ王の歌

I.

昔トゥーレにひとりの王さまがおりました
死ぬまで奥様に誠実な方でした
お妃さまの形見の
彫刻のある金の杯をお持ちでした! ...
(中断して)
あの方はとても優しい方 私にはそう思えたわ
(歌を再び始める)
どんな宝物もこれほど魅力的ではありませんでした!
大事な日には王さまはいつもそれを使いました
そしていつでもお飲みになった後で
王さまの目には涙があふれたのです! ...

II.

死期が近いことを感じられたときには
冷たい寝床の上に横たわられて
口にその杯を運ぶために
王さまの手はたいへん苦労されました! ...
(また中断して)
何て言っていいかわからなくて 最初から顔を赤くしていたのよ
(再び歌を始める)
そしてお妃さまを偲んで
王さまは最後の杯を空けたのです
杯は指の間で震え
静かに王さまは息を引き取ったのです!
(彼女は立ち上がる)
身分の高いお方だけがあのような態度を取られるのだわ
あんな優しさをもって!
さあ!これ以上考えるのはやめましょう!
大好きなヴァランティン 神さまが私の願いを聞いて下されば
私はあなたと再び会えるわ!私はここで
たった一人なの!

(彼女は家の方に向かうと 戸口のところに花束がかかっているのを見つける)
花束だわ! ...
(彼女は花束を手に取る)
これはジーベルのね 間違いないわ!
気の毒な男の子!
(宝石箱を見つけて)
私はここで何を見てるのかしら? ...
どこからこんな立派な箱が? ...私は恐ろしくて
触れないわ...- ここに鍵があるみたいね! ...
もしこれを開けたら! ...手が震える! ...なぜかしら?
開けるだけなら 何も悪くない そうよね! ...
(彼女は箱を開け 花束を落としてしまう)
おお神さま!宝石じゃないの! ...これは夢かしら
私の目をくらますのは それとも本当のことなの? ...
私の目はこんな宝物を今まで見たことがないわ! ...

彼女は蓋が開いたままで宝石箱を椅子の上に置き 宝石で身を飾ってみようとして跪く

ちょっとやってみようかしら
一瞬だけでも飾ってみるのを
このイヤリングを! ...
(彼女はイヤリングを小箱から取り出す)
ああ!ちょうどここの
小箱の奥に
鏡が! ...どうして
お洒落せずにいられるというの?

N° 14 - 宝石の歌

彼女はイヤリングを付け 立って鏡の中を覗き込む


ああ!私がほほ笑んでるのが見えるわ
鏡の中の私 何てきれいなのかしら!
それはあなたなの マルグリート?
答えてちょうだい 答えて すぐに!-
違う!違うわ!- それはあなたじゃない!
違う!違うわ!- それはあなたの顔じゃない!
これは王さまの娘よ
だれもが敬礼をする!-
ああ あの方がここにいらっしゃったら! ...
あの方が私をご覧になったら!
貴婦人のように
あの方は私が美しいと思って下さるでしょう
(彼女は首飾りを身に付ける)
すっかり変身してしまいましょう​​!
私は試してみずにはいられないわ
このブレスレットとネックレスを!
(彼女はブレスレットをつけてみる)
神さま!これは私の腕に触れた手のように柔らかね!
ああ!私がほほ笑んでるのが見えるわ
鏡の中の私 何てきれいなのかしら!
それはあなたなの マルグリート?
答えてちょうだい 答えて すぐに!-
ああ あの方がここにいらっしゃったら! ...
あの方が私をご覧になったら!
貴婦人のように
あの方は私が美しいと思って下さるでしょう
マルグリート それはあなたではないわ
それはもはやあなたの顔じゃないわ
違う! 王さまの娘よ
だれもが敬礼をする


第7場
マルト、マルグリート

N° 15 - 情景

【マルト】
(奥の扉を通って入る)
まあ 一体どうしたの?あなたはとてもきれいな格好をして
あたしの天使! ...- どこでこのきれいな宝石を手に入れたの?

【マルグリート】
(恥ずかしそうに)
ああ!間違って届いたものなの

【マルト】
そうじゃないわ!
これらの宝石はあなたのものよ 可愛いお姫様!
そうよ これはきっと贈り物よ あなたを愛してる誰かの!
あたしの愛する夫もこれほど気前よくはなかったわ!


第8場
前場と同じ人物 メフィストフェレス ファウスト

【メフィストフェレス】
(礼儀正しく挨拶して)
マルト・シュベルトラインさんはおられますか?

【マルト】
誰があたしを呼んでいるの?

【メフィストフェレス】
お許しください こうして押しかけましたこと!
(ファウストに小声で)
お分かりでしょう あの娘が宝石を歓迎したことを?
(声を上げてマルトに)
マルト・シュベルトラインさん!

【マルト】
あたしはここだよ!

【メフィストフェレス】
お知らせを
嬉しいものではございませんが持って参りました
あなたのご主人が 奥様 お亡くなりに あなたによろしくと!

【マルト】
ああ! ...神さま! ...

【マルグリート】
どうしたのですか?

【メフィストフェレス】
何でもありませんよ! ...

【マルト】
おお悲惨な!思いもよらない知らせ! ...

【マルグリート】
(独白)
どうしようもなく私の心は震えるわ
震えるの あの人を一目見るだけで!

【ファウスト】
(独白)
私の燃え立つ熱狂は彼女を見ると静まって行くぞ!

【メフィストフェレス】
(マルトに)
あなたのご主人が 奥様 お亡くなりに あなたによろしくと!

【マルト】
あなたは夫の形見になるものは何もお持ちでないのですか?

【メフィストフェレス】
何もないんです!それでその罰にな
今日にでもせねばなりますまい
旦那に代わる誰か代わりを探すのを!

【ファウスト】
(マルグリートに)
なぜこれらの宝石を外すのですか?

【マルグリート】
この宝石は 私のものではないのです!
放っておいてください お願いです!

【メフィストフェレス】
(マルトに)
きっと幸せに思うんでしょうな あなたと分かち合う男は
結婚指輪をね?

【マルト】
ああ!そんな馬鹿な!何ですって?

【メフィストフェレス】
ああ 酷い運命だ!

N° 16 - 四重唱

(マルトとメフィストは小声でささやき合う)

【ファウスト】
(マルグリートに)
私の腕を取って 一瞬だけでも

【マルグリート】
(抵抗して)
放っておいてください! ...お願いです!

【メフィストフェレス】
(マルトに)
あなたの腕を!

【マルト】
(独白)
素敵だわ!

【メフィストフェレス】
(独白)
この隣の女の方は少し熟れすぎとるな

【マルグリート】
お願いです!

【マルト】
なんて高貴なお姿かしら!

【ファウスト】
やさしく清らかな魂よ!

【メフィストフェレス】
ちょっと熟れ過ぎだな

【マルト】
あなたはいつも旅を?

【メフィストフェレス】
いつもです!つらいですが仕方ない 奥様
つらいが仕方ないんです!
友もなく 親もなく! ...妻もいない ああ!

【マルト】
それはまだ若ければいいんですけどね!
けれど歳を取ると ああ 悲しいことです
たった一人で老いていく 自分のことしか考えず! ...

【メフィストフェレス】
私もときどき身震いするんです その通り
その恐ろしいことを考えてしまって! ...

【マルト】
そんな時がやってくる前に
立派なお方 慎重にお考えくださいね!

【メフィストフェレス】
考えるつもりですよ!

【マルト】
よく考えてくださいね!

彼らは去って行く ファウストとマルグリートが舞台に登場

【ファウスト】
何ですって!いつも一人で?...

【マルグリート】
私の兄は兵士です 私は母を亡くしました
それにもうひとつ別の不幸が
私は自分の妹を亡くしたのです!
可哀そうな天使!私にはとても愛おしかったのに! ...
あの子は私の唯一の気掛かりだったのです
どれほど気を配ったか ああ! ...どれほど心痛めたか! ...
私たちの魂がそんなことで一杯だったときに
死が私たちからその子を取りあげたのです! ...
あの子は目を覚ました時には必ず
私がそばにいなければいけなかったのに
あの子はマルグリートを愛していました! ...
再び会えるのなら あの可哀そうな子に
私はどんなことでも致します! ...

【ファウスト】
もしも天が ほほ笑みながら
その子をあなたに似せて創造されたのなら その子は天使だったのでしょう! ...はい 私はそう信じますよ! ...

メフィストフェレスとマルトが再び現れる

【マルグリート】
ご冗談でしょう?

【ファウスト】
いいえ、私はあなたに憧れているのです!

【マルグリート】
信じられません!
私のことを あなたはお一人で
きっと笑われるのでしょう!...
ここにいるのは間違いでした
あなたのお話を聞こうとして!...
なのに私はずっと聞いている!...

【ファウスト】
あなたの腕を差し伸べてください!...
神がきっと私を
あなたのもとへお導きになったのではないですか?
なぜ怖れるのです
ああ!聞いてください?...
私の心が語っているのです 聞いてください!...

【マルト】
あなたは聞いてらっしゃらないのね
私のことを あなたはお一人で
きっと笑われるのでしょう!...
話を聞く前に
あなたはなぜ急いで
出て行こうとなさるの?

【メフィストフェレス】
私を責めないでください
もしも私が ああ!
出て行かなければならなくても
証明しなければならないのですか
ここに残って
あなたの話を聞いていたいと思っていることを?

【マルグリート】
(ファウストに)
お帰りください!もう夜になりました

【ファウスト】
愛しい人よ!

【マルグリート】
私を一人にしてください! ...
(彼女は身を振りほどいて逃げ出す)

【ファウスト】
ああ!つれない人! ...私を置いていくなんて!
(彼は彼女を追って行く)

【メフィストフェレス】
(イライラして背を向けるマルトに 独白)
話がかなり微妙な方に向いてきたぞ!
避けた方が賢明だ!

(木の陰に隠れる)

【マルト】
(独白)
私はいったいどうすればいいの?
(振り向いて)
まあ!彼がいないわ! ...旦那さま!

【メフィストフェレス】
おい! ...

【マルト】
愛しい旦那さま!
(彼女は走り去る)

【メフィストフェレス】
追いかけてくるか!フウ!
あの容赦ないババアめ
強引にでも きっとそうだ
悪魔と結婚するつもりだな!

【ファウスト】
(舞台裏から)
マルグリート!

【マルト】
(舞台裏から)
愛しい旦那さま!

【メフィストフェレス】
いやはや!


第9場
ジーベル マルト メフィストフェレス

N° 17 - 情景

ジーベルが注意深く奥の扉を開けて現れる


【ジーベル】
(小声で)
がんばるんだ! ...
僕は彼女にすべてを伝えたい!

【マルト】
(舞台に現れて)
あれは彼だわ!

【メフィストフェレス】
(独白)
違うよ!

【マルト】
旦那さま!愛しい旦那さま!

【ジーベル】
何ですって?

【マルト】
なんだ ジーベルだわ!

【メフィストフェレス】
(独白)
そうだよ!

【マルト】
マルグリートの庭で
こんな時間に誰を探してるのよ?
帰りなさい ハンサムな恋人さん お願いだから
大急ぎで帰ってちょうだい

【ジーベル】
でも? ...

【マルト】
近所の人は何て思うでしょう!
すぐに行って!私も連れてね!
(独白)
あの人は行ってしまったのね

【メフィストフェレス】
(独白)
違うよ!

【ジーベル】
じゃあ明日の朝戻って来ますよ さようなら!
(ジーベルとマルト 奥から出て行く)


第10場

【メフィストフェレス】
(ひとりで)
いいタイミングだ!色濃い木の葉の下を
恋人たちが戻ってきたぞ! ...実に良いな!
甘い語らいを邪魔せんようにせねばな​​!
おお夜よ お前の影を彼らの上に広げてやれ!
愛よ 彼らの魂を後悔で悩ませるな!
そしてお前たち ほのかに香る花たちよ
この呪われた手のもとに花開くのだ!
マルグリートの心をすっかり乱してしまえ! ...

彼は歩き去り 闇の中に消える


第11場
マルグリート、ファウスト

N° 18 - デュオ

【マルグリート】
(あずまやの方に戻って来て)
もう遅いですわ...さようなら!

【ファウスト】
(階段の最初の段のところで立ち止まり)
何と 私は空しくあなたにお願いしなければならないのですか
待って下さい 手を取り合って忘れましょう!
お願いです 私にあなたの顔を見つめさせてください
この青白い光の下で
夜の星影が まるで雲のように
あなたの美しさを包むのです! ...

【マルグリート】
おお沈黙よ!おお喜びよ!言いようのない神秘よ!
酔わせるような気だるさよ!
私には聞こえます!そして分かるのです この孤独な声が
私の心で歌っているのか!
少し放っておいて お願いです! ...

彼女は屈みこんでヒナギクの花(マルグリート)を摘み取る

【ファウスト】
何をするのですか?

【マルグリート】
簡単な占いです!
ちょっと待ってください!

彼女はヒナギクの花びらを千切って行く

【ファウスト】
何を小声であなたはつぶやいているのですか?

【マルグリート】
愛してる!- 愛してない!-
愛してる!- いない!- 愛してる!- いない-
愛してる

【ファウスト】
そう! ...あなたの足もとに咲いたこの花を信じてください!
(彼女にキスをする)
ちょうどあなたの心にとってこれが神さまのお告げであったように!彼はあなたを愛しているのです! ...あなたにはその崇高で甘い言葉が分かりますか?愛するのです!私たちは持ちましょう いつも新しい情熱を!
(マルグリートを彼の腕の中に抱きよせる)
私たちは永遠の喜びに限りなく酔いしれるのです!

【ファウスト マルグリート】
永遠の!

【ファウスト】
おお愛の夜よ! ...輝く空よ! ...
おお優しい炎よ! ...
静かな幸福よ
天国を注ぐのだ
私たち二つの魂に!

【マルグリート】
私はあなたを愛したい あなたを大切にしたいのです! ...
もう一度言ってください!
私はあなたのものです! ...あなたに憧れています! ...
私はあなたのために死んでもいい! ...

【ファウスト】
マルグリート! ...

【マルグリート】
ああ! ...行ってください! ...

【ファウスト】
ひどい人だ!

【マルグリート】
気持ちが揺れますわ!

【ファウスト】
あなたから離れろなんて むごい人だ!

【マルグリート】
(嘆願するように)
私を一人にしてください!
ああ 行って そう すぐに行ってください!
私は震えています!ああ!私は怖いのです!
心を壊さないでください
このマルグリートの!

【ファウスト】
あなたは私に行けと言うのですね!
ああ! ...私の苦しみを分かってください!
あなたは私の心を打ち砕いているのですよ
おおマルグリート!

【マルグリート】
もし私があなたにとって愛おしいのなら
あなたの愛のため この告白のため
私が秘密にしていなければいけなかった告白の
私の祈りに応えてください! ...
私の願いを叶えてください! ...
行って!行って! そう すぐに行ってください!

彼女はファウストの足元に倒れ込む

【ファウスト】
(優しく抱き起こして)
神のような清らかさよ! ...
汚れなき貞淑さよ
その力が
私の願いに打ち勝ったのですよ! ...
私は従いましょう! ...でも 明日には! ...

【マルグリート】
はい 明日の! ...夜明けに! ...
明日なら! ...いつでも! ...

【ファウスト】
もう一言だけ! ...
私に甘い告白を繰り返してください! ...
あなたは私を愛していると! ...

【マルグリート】
(逃げ去って敷居のところまで行くと立ち止まり ファウストにキスを送る)
さようなら! ...
(彼女はあずまやの中に入る)

【ファウスト】
天国の至福よ! ...ああ! ...行こう! ...

彼は戸口に走って行く メフィストフェレスは彼の行く手を遮る



第12場
メフィストフェレス、ファウスト

【メフィストフェレス】
頭がおかしくなったんですかい!

【ファウスト】
お前は聞いていたのか?

【メフィストフェレス】
幸いなことにね! ...
あなたには必要じゃないんですかい 博士
もう一度学校に送り返されることがね! ...

【ファウスト】
一人にしてくれ! ...

【メフィストフェレス】
まあ ともあれ
ちょっとお聞きなされ
あの娘が星に語ることを
親愛なる御主人さま! ...
じっとして! ...彼女が窓を開けます! ...


第13場
前場の人物たち マルグリート

【マルグリート】
(あずまやの窓をあけ 一瞬黙ってもたれかかり 頭を両手で抱えて)
あの方は私を愛してるわ! ...私の心は思い乱れる!
鳥が歌ってる! ...風がささやいてる! ...
自然のすべての声が
口を揃えて私に再び語るの
彼はお前を愛してる! ...- ああ!何て素敵なの 生きることは! ...空は私にほほ笑んでる...空気は私を酔わせるの! ...
喜びと愛なのかしら
ポプラの葉を震わせているのは? ...
明日なのね? ...- ああ!急いで戻って来てください
私の最愛の人よ! ...さあ! ...

【ファウスト】
(急いで窓に駆け寄りマルグリートの手を握る)

マルグリート!

【マルグリート】
(しばらく呆然としてじっとしていたが それから頭をファウストの肩に落とす)
ああ!

【メフィストフェレス】
冷笑しながら庭の門を開けて出て行く
ヘッ!ヘッ!
ACTE TROISIÈME

Le jardin de Marguerite. Au fond, un mur percé d'une petite porte. A gauche, un bosquet. A droite, un pavillon dont la fenêtre fait face au public. Arbres et massifs.

N° 10 - Entr'acte et couplets

SCÈNE I
Siebel entre par la petite porte du fond et s'arrête sur le seuil du pavillon, près d'un massif de roses et de lilas.

SIEBEL
Faites-lui mes aveux,
Portez mes vœux,
Fleurs écloses près d'elle,
Dites-lui qu'elle est belle,
Que mon cœur nuit et jour
Languit d'amour!
Révélez à son âme
Le secret de ma flamme!
Qu'il s'exhale avec vous
Parfums plus doux! ...
(Il cueille une fleur.)
Fanée!
(Il jette la fleur avec dépit)
Ce sorcier que Dieu condamne
M'a porté malheur!
(Il cueille une autre fleur qui s'effeuille encore.)
Je ne puis sans qu'elle se fane
Toucher une fleur!
Si je trempais mes doigts dans l'eau bénite!
C'est là que chaque soir vient prier Marguerite!
(Il trempe ses doigts dans le bénitier accroché au mur.)
Voyons maintenant! voyons vite!
Elles se fanent! ... Non! – Satan, je ris de toi!
C'est en vous que j'ai foi;
Parlez pour moi!
Qu'elle puisse connaître
L'émoi qu'elle a fait naître,
Et dont mon cœur troublé
N'a point parlé!
Si l'amour l'effarouche,
Que la fleur sur sa bouche
Sache au moins déposer
Un doux baiser!

(Il disparaît dans les massifs du jardin.)


SCÈNE II
Faust, Méphistophélès, Siebel

N° 11 - Scène et Récitatif

Faust et Méphistophélès entrent par la porte du fond.

FAUST
C'est ici?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Suivez-moi!

FAUST
Que regardes-tu là.

MÉPHISTOPHÉLÈS
Siebel, votre rival!

FAUST
Siebel!

MÉPHISTOPHÉLÈS
Chut! ... le voila!

Méphistophélès et Faust entrent dans le bosquet.

SIEBEL
(rentrant en scène, un bouquet à la main)
Mon bouquet n'est-il pas charmant?

MÉPHISTOPHÉLÈS
à part
Charmant!

SIEBEL
Victoire!
Je lui raconterai demain toute l'histoire,
Et, si l'on veut savoir le secret de mon cœur,
Un baiser lui dira le reste!

Il attache le bouquet à la porte du pavillon.

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à part)
Séducteur!


SCÈNE III
Méphistophélès, Faust

MÉPHISTOPHÉLÈS
Attendez-moi là, cher docteur!
Pour tenir compagnie aux fleurs de votre élève,
Je vais vous chercher un trésor
Plus merveilleux, plus riche encor
Que tous ceux qu'elle voit en rêve!

FAUST
Laisse moi!

MÉPHISTOPHÉLÈS
J'óbéis! ... Daignez m'attendre ici!

Il sort par la porte du fond.

FAUST
Quel trouble inconnu me pénètre?
Je sens l'amour s'emparer de mon être
O Marguerite! à tes pieds me voici!


SCÈNE IV
Faust seul

N° 12 - Cavatine

FAUST
Salut! demeure chaste et pure, où se devine
La présence d'une âme innocente et devine! ...
Que de richesse en cette pauvreté!
En ce réduit que de félicité! ...
O nature, c'est là que tu la fis si belle,
C'est là que cette enfant à grandi sous ton aile,
A dormi sous tes yeux!
Là que, de ton haleine enveloppant son âme,
Tu fis avec amour épanouir la fêmme
En cet ange des cieux!
Salut! demeure chaste et pure, où se divine
La présence d'une âme innocente et devine!


SCÈNE V
Méphistophélès, Faust

N° 13 - Scène

MÉPHISTOPHÉLÈS
(il a une cassette sous le bras)
Alerte, la voila! ... Si le bouquet l'emporte
Sur l'écrin, je consens à perdre mon pouvoir.

FAUST
Fuyons, je veux ne jamais la revoir!

MÉPHISTOPHÉLÈS
Quel scrupule vous prend! ...
Sur le seuil de la porte,
Voici l'écrin placé! ... venez! ... j'ai bon espoir! ...

Il place la cassette sur le seuil du pavillon. Sortent.


SCÈNE VI
Marguerite, seule

N° 14 - Récitatif

MARGUERITE
(entre par la porte du fond et descend en silence j'usque sur le devant de la scène)
Je voudrais bien savoir quel était ce jeune homme,
Si c'est un grand seigneur, et comment il se nomme?

Elle s'assied dans le bosquet, devant son rouet et chante

N° 14 - Chanson du Roi de Thule

I.

Il était un roi de Thulé
Qui, jusqu'à la tombe fidèle,
Eut, en souvenir de sa belle,
Une coupe en or ciselé! ...
(S'interrompant)
Il avait-bonne grâce, à ce qu'il m'a semblé.
(Reprenant sa chanson)
Nul trésor n'avait tant de charmes!
Dans les grands jours il s'en servait,
Et chaque fois qu'il y buvait,
Ses yeux se remplissaient de larmes! ...

II.

Quand il sentit venir la mort,
Etendu sur sa froide couche,
Pour la porter jusqu'à sa bouche
Sa main fit un suprème effort! ...
(S'interrompant)
Je ne savais que dire, et j'ai rougi d'abord.
(Reprenant sa chanson)
Et puis, en l'honneur de sa dame,
Il but une dernière fois;
La coupe trembla dans ses doigts,
Et doucement il rendit l'âme!
(Elle se lève)
Les grands seigneurs ont seuls des airs si résolus,
Avec cette douceur!
Allons! n'y pensons plus!
Cher Valentin, si Dieu m'écoute,
Je te reverrai! me voilà
Toute seule!

(Elle se dirige vers le pavillon et aperçoit le bouquet suspendu à la porte)
Un bouquet! ...
(Elle prend le bouquet.)
C'est de Siebel, sans doute!
Pauvre garçon!
(Apercevant la cassette.)
Que vois-je là? ...
D'où ce riche coffret peut-il venir? ... Je n'ose
Y toucher, et pourtant ... – Voici la clef, je crois! ...
Si je l'ouvrais! ... ma main tremble! ... Pourquoi?
Je ne fais, en l'ouvrant, rien de mal, je suppose! ...
(Elle ouvre la cassette et laisse tomber le bouquet.)
O Dieu! que de bijoux! ... est-ce un rève charmant
Qui m'éblouit, ou si je veille? ...
Mes yeux n'ont jamais vu de richesse pareille! ...

Elle place la cassette sur une chaise et s'agenouille pour se parer.

Si j'osais seulement
Me parer un moment
De ces pendants d'oreille! ...
(Elle tire des boucles d'oreille de la cassette)
Ah! voici justement,
Au fond de la cassette,
Un miroir! ... comment
N'être pas coquette?

N° 14 - Air des bijoux

Elle se pare des boucles d'oreilles, se lève et se regarde dans le miroir.

Ah! je ris de me voir,
Si belle en ce miroir!
Est-ce toi, Marguerite?
Réponds-moi, réponds vite! –
Non! non! – ce n'est plus toi!
Non! non! – ce n'est plus ton visage!
C'est la fille d'un roi,
Qu'on salue au passage! –
Ah, s'il était ici! ...
S'il me voyait ainsi!
Comme une demoiselle,
Il me trouverait belle.
(Elle se pare du collier.)
Achevons la métamorphose!
Il me tarde encor d'essayer
Le bracelet et le collier!
(Elle se pare du bracelet et se lève.)
Dieu! c'est comme une main qui sur mon bras se pose!
Ah! je ris de me voir
Si belle en ce miroir!
Est-ce toi, Marguerite?
Reponds-moi, reponds vite! –
Ah, s'il était ici! ...
S'il me voyait ainsi!
Comme une demoiselle,
Il me trouverait belle.
Marguerite, ce n'est plus toi,
Ce n'est plus ton visage,
Non! c'est la fille d'un roi,
Qu'on salue au passage.


SCÈNE VII
Marthe, Marguerite

N° 15 - Scène

MARTHE
(entrant par la petite porte)
Seigneur Dieu, que vois-je! comme vous voilà belle,
Mon ange! ... – D'où vient ce riche écrin?

MARGUERITE
(embarrassée)
Hélas! on l'aura par mégarde apporté.

MARTHE
Que non pas!
Ces bijoux sont à vous, ma chère demoiselle!
Oui, c'est là le cadeau d'un seigneur amoureux!
Mon cher époux jadis était moins généreux!


SCÈNE VIII
Les mêmes, Méphistophélès, Faust

MÉPHISTOPHÉLÈS
(faisant une grande révérence)
Dame Marthe Schwertlein, s'il vous plaît?

MARTHE
Qui m'appelle?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Pardon d'oser ainsi nous présenter chez vous!
(bas à Faust)
Vous voyez qu'elle a fait bon accueil aux bijoux?
(haut à Marthe)
Dame Marthe Schwertlein!

MARTHE
Me voici!

MÉPHISTOPHÉLÈS
La nouvelle
Que j'apporte n'est pas pour vous mettre en gaieté. –
Votre mari, madame, est mort et vous salue!

MARTHE
Ah! ... grand Dieu! ...

MARGUERITE
Qu'est-ce donc?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Rien! ...

MARTHE
O calamité! O nouvelle imprévue! ...

MARGUERITE
(à part)
Malgré moi mon cœur tremble
Et tressaille à sa vue!

FAUST
à part
La fièvre de mes sens se dissipe à sa vue !

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à Marthe)
Votre mari, madame, est mort et vous salue!

MARTHE
Ne m’apportez-vous rien de lui?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Rien ! Et pour le punir,
Il faut dès aujourd’hui
Chercher quelqu’un qui le remplace !

FAUST
(à Marguerite)
Pourquoi donc quitter ces bijoux ?

MARGUERITE
Ces bijoux ne sont pas à moi !
Laissez, de grâce !

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à Marthe)
Qui ne serait heureux d’échanger avec vous
La bague d’hyménée ?

MARTHE
Ah! bah! Plaît-il?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Hélas, cruelle destinée!

N° 16 - Quatuor

Marthe et Méphistophélès causent à voix basse

FAUST
(à Marguerite)
Prenez mon bras un moment.

MARGUERITE
(se défandant)
Laissez! ... Je vous en conjure!

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à Marthe)
Votre bras!

MARTHE
(à part)
Il est charmant!

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à part)
La voisine est un peu mûre.

MARGUERITE
Je vous en conjure!

MARTHE
Quelle noble allure!

FAUST
Ame douce et pure !

MÉPHISTOPHÉLÈS
Elle est un peu mûre.

MARTHE
Ainsi vous voyagez toujour?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Toujours! Dure nécessité, Madame
Dure nécessité!
Sans ami, sans parents! ... sans fêmme. Ah!

MARTHE
Cela sied encore aux beaux jours!
Mais plus tard, combien il est triste
De vieillir seul, en égoiste! ...

MÉPHISTOPHÉLÈS
J'ai frémi souvent, j'en conviens,
Devant cette horrible pensée! ...

MARTHE
Avant que l'heure en soit passée
Digne seigneur, songez-y bien!

MÉPHISTOPHÉLÈS
J'y songerai!

MARTHE
Songez-y bien!

Ils s'éloignent. Marguerite et Faust rentrent en scène.

FAUST
Eh quoi! toujours seule?…

MARGUERITE
Mon frère est soldat; j'ai perdu ma mère;
Puis ce fut un autre malheur,
Je perdis ma petite sœur!
Pauvre ange! Elle m'était bien chère! ...
C'était mon unique souci;
Que de soins, hélas! ... que de peines! ...
C'est quand nos âmes en sont pleines
Que la mort nous les prend ainsi! ...
Sitôt qu'elle s'éveillait, vite
Il falait que je fusse là!
Elle n'aimait que Marguerite! ...
Pour la voir, la pauvre petite,
Je reprendrais bien tout cela! ...

FAUST
Si le Ciel, avec un sourire,
L'avait faite semblable à toi,
C'était un ange! ... oui, je le crois! ...

Méphistophélès et Marthe reparaissent.

MARGUERITE
Vous moquez-vous?

FAUST
Non, je t’admire!

MARGUERITE
Je ne vous crois pas!
Et de moi tout bas
Vous riez sans doute!…
J’ai tort de rester
Pour vous écouter!…
Et pourtant j’écoute !…

FAUST
Laisse-moi ton bras!…
Dieu ne m’a-t-il pas
Conduit sur la route?
Pourquoi redouter,
Hélas! d’écouter?…
Mon cœur parle ; écoute !…

MARTHE
Vous n’entendez pas,
Et de moi tout bas
Vous riez sans doute !
Avant d’écouter,
Pourquoi vous hâter
De vous mettre en route ?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Ne m’accusez pas,
Si je dois, hélas!
Me remettre en route.
Faut-il attester
Qu’on voudrait rester
Quand on vous écoute ?

MARGUERITE
à Faust
Retirez-vous ! Voici la nuit.

FAUST
Chère âme !

MARGUERITE
Laissez-moi! ...
(Elle se dégage et s'enfuit.)

FAUST
Ah! méchante! ... on me fuit!
(Il la suit.)

MÉPHISTOPHÉLÈS
(à part, tandis que Marthe, dépitée, lui tourne le dos)
L'entretien devient trop tendre!
Esquivons-nous!

Il se cache derrière un arbre.

MARTHE
(à part)
Comment m'y prendre?
(Se retournant)
Eh bien! il est parti! ... Seigneur!

MÉPHISTOPHÉLÈS
Oui! ...

MARTHE
Cher seigneur!
(Elle s'éloigne.)

MÉPHISTOPHÉLÈS
Cours après moi! Ouf!
Cette vieille impitoyable
De force ou de gré, je crois,
Allait épouser le diable!

FAUST
dans la coulisse
Marguerite!

MARTHE
dans la coulisse
Cher seigneur!

MÉPHISTOPHÉLÈS
Serviteur!


SCÈNE IX
Siebel, Marthe, Méphistophélès

N° 17 - Scène

Siebel ouvre avec précaution la porte du fond et entre en scène

SIEBEL
à demi-voix
Du courage! ...
Je veux tout lui dire!

MARTHE
rentrent en scène
C'est lui!

MÉPHISTOPHÉLÈS
à part
Non!

MARTHE
Seigneur! Cher Seigneur!

SIEBEL
Plaît-il?

MARTHE
C'est Siebel!

MÉPHISTOPHÉLÈS
à part
Oui!

MARTHE
Dans le jardin de Marguerite
Que venez-vous chercher à pareille heure?
Allons, bel amoureux, je vous invite
A nous tourner promptement les talons.

SIEBEL
Mais? ...

MARTHE
Que diraient les voisins!
Allons vite! montrez-moi le chemin!
à part
Il sera parti.

MÉPHISTOPHÉLÈS
à part
Non!

SIEBEL
Je reviendrai demain. Bonsoir!
(Siebel et Marthe sortent par le fond.)


SCÈNE X

MÉPHISTOPHÉLÈS
(seul)
Il était temps! sous le feuillage sombre
Voici nos amoureux qui reviennent! ... c'est bien!
Gardons-nous de troubler un si doux entretien!
O nuit, étends sur eux ton ombre!
Amour, ferme leur âme aux remords importuns!
Et vous, fleurs aux subtils parfums,
Épanouissez-vous sous cette main maudite!
Achevez de troubler le cœur de Marguerite! ...

Il s'éloigne et disparaît dans l'ombre.


SCÈNE XI
Marguerite, Faust

N° 18 - Duo

MARGUERITE
(courant vers le Pavillon)
Il se fait tard,…adieu!

FAUST
(l'arrêtant sur les premiers degrés de l'escalier)
Quoi, je t'implore en vain,
Attends, laisse ma main s'oublier dans la tienne!
Laisse-moi, laisse-moi contempler ton visage
Sous la pâle clarté
Dont l'astre de la nuit, comme dans un nuage,
Caresse ta beauté! ...

MARGUERITE
O silence! ô bonheur! ineffable mystère!
Enivrante langueur!
J'écoute ! Et je comprends cette voix solitaire
Qui chante dans mon cœur!
Laissez un peu, de grace! ...

Elle se penche et cueille une marguerite.

FAUST
Qu'est-ce donc?

MARGUERITE
Un simple jeu!
Laissez un peu!

Elle effeuille la Marguerite.

FAUST
Que dit ta bouche à voix basse?

MARGUERITE
Il m'aime! – Il ne m'aime pas! –
Il m'aime! – pas! – Il m'aime! – pas. –
Il m'aime.

FAUST
Oui! ... crois en cette fleur éclose sous tes pas!
Il l'embrasse
Quelle soit pour ton cœur l'oracle du ciel même!
Il t'aime! ... comprends-tu ce mot sublime et doux?
Aimer! porter en nous
Une ardeur toujours nouvelle!
prenant Marguerite dans ses bras
Nous enivrer sans fin d'une joie éternelle!

FAUST ET MARGUERITE
Éternelle!

FAUST
O nuit d'amour! ... ciel radieux! ...
O douces flammes! ...
Le bonheur silencieux
Verse les cieux
Dans nos deux âmes!

MARGUERITE
Je veux t'aimer et te chérir! ...
Parle encore!
Je t'appartiens! ... je t'adore! ...
Pour toi je veux mourir! ...

FAUST
Marguerite! ...

MARGUERITE
Ah! ... partez! ...

FAUST
Cruelle!

MARGUERITE
Je chancelle!

FAUST
Me séparer de toi, cruelle!

MARGUERITE
suppliante
Laissez-moi !
Ah, partez, oui, partez vite !
Je tremble ! hélas ! J’ai peur !
Ne brisez pas le cœur
De Marguerite !

FAUST
Tu veux que je te quitte!
Hélas! ... vois ma douleur!
Tu me brise le cœur.
O Marguerite!

MARGUERITE
Si je vous suis chère,
Par votre amour, par ces aveux
Que je devais taire,
Cédez à ma prière! ...
Cédez à mes vœux! ...
Partez! partez! oui, partez vite!

Elle tombe aux pieds de Faust.

FAUST
la relevant doucement
Divine pureté! ...
Chaste innocence,
Dont la puissance
Triomphe de ma volonté! ...
J'obéis! ... Mais demain! ...

MARGUERITE
Oui demain! ... dès l'aurore! ...
Demain! ... toujours! ...

FAUST
Un mot encore! ...
Répète-moi ce doux aveu! ...
Tu m'aimes! ...

MARGUERITE
s'échappe, court au pavillon, s'arrête sur le seuil et envoie un baiser à Faust
Adieu! ...
Elle entre dans le pavillon.

FAUST
Félicité du ciel! ... Ah! ... fuyons! ...

Il s'élance vers la porte. Méphistophélès lui barre le passage.


SCÈNE XII
Méphistophélès, Faust

MÉPHISTOPHÉLÈS
Tête folle!

FAUST
Tu nous écoutais?

MÉPHISTOPHÉLÈS
Par bonheur! ...
Vous auriez grand besoin, docteur,
Qu'on vous renvoyât à l'école! ...

FAUST
Laisse-moi! ...

MÉPHISTOPHÉLÈS
Daignez, seulement
Ecouter un moment
Ce qu'elle va conter aux étoiles,
Cher maître! ...
Tenez! ... Elle ouvre sa fenêtre! ...


SCÈNE XIII
Lés mêmes, Marguerite

MARGUERITE
ouvre la fenêtre du pavillon et s'y appuie un moment en silence, la tête entre ses mains.
Il m'aime! ... quel trouble en mon cœur!
L'oiseau chante! ... le vent murmure! ...
Toutes les voix de la nature
Me redisent en chœur:
Il t'aime! ... – Ah! qu'il est doux de vivre! ...
Le ciel me sourit; ... l'air m'enivre! ...
Est-ce de plaisir et d'amour
Que la feuille tremble et palpite? ...
Demain? ... – Ah! presse ton retour,
Cher bien-aimé! ... Viens! ...

FAUST
s'élançant vers la fenêtre et saisissant la main de Marguerite.
Marguerite!

MARGUERITE
Elle reste un moment interdite, et laisse tomber sa tête sur l'épaule de Faust.
Ah!

MÉPHISTOPHÉLÈS
ouvre la port du jardin et sort en ricanant.
Hein! hein!


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@ 藤井宏行



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