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第1幕
長崎の近くの小高い丘。日本家屋、縁側と庭。奥の下方に船の停泊所、港、長崎の町。


家の奥の間では、ゴローが低頭平身の体でピンカートンを招き入れ、もったいぶったように、しかし常にうやうやしく、
この小さな家の細かい造りを鑑賞させている。ゴローは奥の襖をすべらせ、そのことについてどのような目的でそうなっているかなどをピンカートンに説明している。
二人縁側の方へと出てくる。

ピンカートン
(見たものに驚きながら、ゴローに)
天井・・・、壁・・・。

ゴロー
(ピンカートンが驚いているのを楽しみながら)
あなた様のご都合にしたがって変えられます
同じ部屋で
日常の他の部屋に換わるのです。

ピンカートン
(辺りを見回しながら)
夫婦の寝室はどこだ?

ゴロー
(2つの部屋を指しながら)
ここか、あちらか・・・. お好きなように...

ピンカートン
これも兼用の間になっているのか!で、居間は?

ゴロー
(縁側を指して)
こちらでございます!

ピンカートン
(唖然として)
家外なのか?
(ゴローは縁側に向けて襖をすべらせる)

ゴロー
(襖が閉まるところを見せながら)
隣が閉まります・・・。

ピンカートン
(ゴローが襖を滑らせている間に)
わかった、わかった・・・!
もう一方は・・・。

ゴロー
閉まります!

ピンカートン
たいしたことのない住まいだな・・・。

ゴロー
(抗議しながら)
地面から屋根まで
まるで塔のように頑丈です。
(ピンカートンに庭に下りるように案内する)

ピンカートン
折りたたみの家だ。

(ゴローは両手を3回叩く。2人の男と1人の女が入ってきてピンカートンの前で跪く。)

ゴロー
(少し鼻にかけた声で、合図しながら)
これは貴方様の花嫁の女中で

(気取ったように)
すでによく仕えてきました。
料理人、下男・・・、
大変な名誉に混乱しております。

ピンカートン
(イライラしながら)
名前は?

ゴロー
(スズキを指しながら)
浮雲さん。
(ひとりの従僕を指しながら)
日の出さん。
(もうひとりを指しながら)
香露さん。

スズキ
(膝をついたまま、しかし勇気をもって頭を上げる)
貴方様は微笑んでおられますね?
笑いは実であり、花でございます。
賢人オクナマは言いました。
微笑みは
心痛む話を和らげると。
(微笑しながら離れていくピンカートンを追うように庭へ下りる。)

貝殻は真珠に開き、
極楽への扉は
人に開く。
神々の香り・・・。
命の泉・・・。
賢人オクナマは言いました。
微笑みは
心痛む話を和らげると。

(ピンカートンはうわの空でウンザリした様子。ゴローはピンカートンがスズキの話を迷惑そうにしているのに気づき、3回手をたたく。3人は立ち上がり、家の中へ戻っていくようにそそくさと行く。)


ピンカートン
女のおしゃべりは世界各国同じようだ。
(奥へ様子を見に行ったゴローに)
何を見ているのだ?

ゴロー
花嫁はまだ到着しないかと。

ピンカートン
準備はできたのか?

ゴロー
全て。

ピンカートン
大した仲人だ!
(ゴローは深いお辞儀で感謝する。)

ゴロー
ここには、
戸籍役人、親戚、
貴方様の領事、婚約者が参ります。
ここで証明書に署名して、結婚式は成立です。

ピンカートン
親戚は多いのか?

ゴロー
姑、祖母、伯父のボンゾ
(彼の存在はここにはふさわしくないのですが)
それから従姉妹たち・・・。
直系の親族・・・、
それと傍系のとで20人あまりですな。
子孫のこととなれば
大いに期待されますな、
(慇懃ないやらしさで)
貴方様と美しい蝶々さん。

ピンカートン
大した仲人だ!

(ゴローは深いお辞儀で感謝する。)

シャープレス
(少し遠く、中から)
坂のぼりで汗びっしょりだ!ヘトヘトだ、躓いてしまう!

ゴロー
(奥に走り、ピンカートンに知らせる)
領事様が上ってこられます。
(領事の前で平伏す)

シャープレス
(ヘトヘトになって入ってくる)
ああ!あの砂利め
俺をヘトヘトにさせやがって!

ピンカートン
(領事に挨拶しに行く。2人は握手する)
よく来られましたね。

ゴロー
(領事に)
ようこそお越しくださいました。

シャープレス
ふぅ~!

シャープレス
ゴロー、早く、何か飲み物を。

(ゴローあわてて家の中に入る)

シャープレス
(疲れた様子を見せながら辺りを見回す)
高いね。

ピンカートン
(景色を指しながら)
しかし、美しい!

シャープレス
(下に広がる町と海を眺めながら)
長崎、海と港・・・。

ピンカートン
(家を示しながら)
そして杖の一振りで変幻自在の家。

(ゴローは2人の下男を従えていそいそと家から出てくる。縁台に置くボトルとグラスを運び、2人の下男達は家へ戻り、ゴローは飲み物の用意をする。)


シャープレス
君の家?

ピンカートン
999年間の期限で買いました。
毎月好きな時に契約無効にできる権限付きで。
この国では、家も契約もまるでゴムのように変幻自在です。

シャープレス
そして、それをよく知っている者は利用するというわけか。

ピンカートン
そういうことです。

(ピンカートンとシャープレスはゴローが用意した飲み物が置いてある縁台に座る)

ピンカートン
(親しげに)
流浪のヤンキーはどこでも楽しみ、
危険をかえりみず商売をする。
宿命に錨を下ろす・・・
(シャープレスに飲み物を勧めるために中断する)
ミルクポンチ?それともウィスキー?
(繰返しながら)
宿命に錨を下ろすのです。
突風が
船と舫い綱とマストを破壊するまで。
彼は人生に満足しないのです
あらゆる土地の花を
自分の宝にしなければ。

シャープレス
いいかげんな理論だ。

ピンカートン
(続けて)
あらゆる美女の愛を。

シャープレス
流浪の人生を送るには適当な理論かもしれないが、
心が荒むな・・・。

ピンカートン
負けてもめげず、運を掴みなおすのです。
その才能はどこでも発揮するのです。
だからこうして日本風に結婚するんだ
999年間にわたって。
毎月、契約を破棄できるということでね。

シャープレス
いいかげんな理論だ。

ピンカートン
(立ち上がり、シャープレスとグラスを合わせながら)
アメリカよ永遠に!

シャープレス
アメリカよ永遠に!

(ピンカートンとシャープレスは再び縁台に腰掛ける)

シャープレス
で、花嫁は美しいのかい?

(ゴローが聞きつけ、気の利くような、機嫌をとるような風に顔を縁側にのぞかせ)

ゴロー
新鮮な花の花飾り。
金に輝く星のようでございますよ。
そしてタダも同然、たったの百円。
(領事に)
もし貴方様にご入用であれば、
選り取りみどりに揃えております。

(領事笑いながら礼を言い、立ち上がる)

ピンカートン
(ひどく焦って、立ち上がりながら)
行け、彼女を同伴して来い、ゴロー。

(ゴローは奥に向かって走り、丘を降りるように姿を消す)

シャープレス
どんな興奮が君を捕らえているのか?
本当に恋をしてしまったとでも言うのかい?

ピンカートン
わからない・・・!わからないんだ!
どれほどの恋なのか!
愛なのか、酔狂なのか断言できない。
たしかに彼女は
無垢な手管で私を誘惑したのです。
その姿にあの薄い吹き硝子の
軽やかさを、立ち居振る舞いに
屏風の絵姿を見るのです。
照り光る漆塗りの絵から
まるですぐにも飛び出しそうな、
あの蝶々が羽ばたいては
優しく静かにとまるような。
そして狂おしい欲望が僕を襲うのです、
たとえその翅(はね)を壊してでも。

シャープレス
(まじめに、温和に)
おととい、彼女が領事館に来たのだよ!
私は彼女を見なかったが、話しているのを聞いたんだ。
彼女の神秘的な声は私の心を激しく打った。
誠実な時、あのように愛は語るものだ。
実に惜しいことだろう、たおやかな翅(はね)をむしったり、
信じやすい心を悲しませたりするのは。

ピンカートン
親切な僕の領事さん、
あなた方のお年の憂慮は分かりますよ。
そんなに悪いことではないのです、もし僕がその翅(はね)を
愛の甘美な飛行に伸ばしたいのなら!

シャープレス
実に惜しいことだろう・・・。
あの優しく神がかった声に
悲しい響きを与えるべきではない。

ピンカートン
(再び飲み物を勧める)
ウィスキー?

シャープレス
もう一杯いただこう。

(ピンカートンはシャープレスにウィスキーを注ぎ、自分のグラスも満たす。)

シャープレス
(グラスを上げて)
遠くの私の家族のために飲むぞ!

ピンカートン
(彼もグラスを上げて)
そして、いつか僕が本当の婚礼で結婚する日に、
本当のアメリカ人の花嫁に!

ゴロー
(丘のふもとから息を切らして走りながら再び現れる)
ほら、坂の頂上まで到着しましたよ。
(小道の方を指して)
すでに、女たちの群れの、風に散る葉のような
ざわめきが聞こえます。

バタフライの女友達
(中から、遠くで)
ああ、ああ、ああ!

(ピンカートンとシャープレスは丘の小道の方を観察しながら庭の奥へと移動する)

女友達
ああ、ああ、ああ、ああ!
ああ!なんという空!なんという海!
(中にいたままで)
なんという空!なんという海!

バタフライ
(中から)
まだもう少しよ。

女友達 

なんて遅いの!

バタフライ
待ってちょうだい。

女友達
ほら、頂上よ。
見て、見てすごい花!

バタフライ
(晴れ晴れと)
海の上を、大地の上を吹いているわ、
陽気な春のそよ風が。

女友達
なんという空!なんという海!

シャープレス
おお、陽気な若者達のさえずり!

バタフライ
私は日本で一番の幸せな娘、むしろ世界で一番だわ!
みなさん、私は愛する人の呼びかけに参ったのですわ!
愛の入り口へやってまいりました!
生きる者、死ぬ者の愛が集まるところへ!
みなさん、私は愛する人の呼びかけに参ったのですわ。
私は愛する人の呼びかけに。
私は愛する人の呼びかけに参ったのですわ、愛する人の!

女友達
なんという花々! なんという海!
なんという空! なんという花々!
喜びが貴女に、喜びが貴女ににもたらされますように、愛する友よ。
でも、貴女を引きつける戸口を越える前に
振り返って貴女にとってかけがえのない物を見てちょうだい。
見て、なんという空、なんという花々、なんという海!
(芸者達が作る小道が出来はじめる)
喜びが貴女に、喜びが貴女ににもたらされますように、愛する友よ。
でも、貴女を引きつける戸口を越える前に
振り返って貴女にとってかけがえのない物を見てちょうだい!
(大きな、色鮮やかなの傘で場面を作る)



バタフライ
(友人達に)
到着しましたわ。
(3人の男たちの中にピンカートンを見つける。すぐに傘を閉じ、女友達に後に続くよう合図する)
B.F.ピンカートン様よ、おじぎを!
(お辞儀する)


女友達
(友人達、傘を閉じてひざまずく)
おじぎを!
(友人達全員立ち上がり、ピンカートンに儀礼的に近づく)

バタフライ
(敬意をこめたお辞儀をする)
大きな幸せですわ。

女友達
(仰々しくお辞儀する)
敬意を表します。

ピンカートン
(微笑みながら)
坂道は少し大変だったでしょう?

バタフライ
お行儀の良い花嫁にとっては辛抱の方がより大変でしたわ・・・。

ピンカートン
(親切に、しかし少し嘲笑気味に)
めずらしいご挨拶だね。

バタフライ
(無邪気に)
もっとステキなのもありますわ。

ピンカートン
(支持するように)
それはすばらしい!

バタフライ
(自分のいろいろな挨拶の仕方を見せようとして)
もし、ステキなのがあったら・・・。

ピンカートン
ありがとう、いいんだ。
(シャープレスは初め娘達の集団を面白そうに眺めている、それから、バタフライに近づく、彼女は注意深く彼に耳を傾ける)

シャープレス
ミス・バタフライ。ステキな名前ですね、素晴らしくよくお似合いです!
長崎の方ですか?

バタフライ
はい、旦那様。昔とても栄えた家の出です。
(友人達に)
そうよね?

女友達
(気を遣うように同意しながら)
そうですわ!

バタフライ
(自然に)
誰も貧しい生まれのことを言いたがる人はいません。
大金持ちの家の出でないということを
わざわざ言う浮浪者もいません。
私の家は裕福だったのですわ。
でも、嵐はとても頑丈な樫の木も倒してしまうのです・・・。
そして、私たちは芸者に身を落としたのです、
生活を支えるために。(友人達に)そうよね?

女友達
(認めて)
そうですわ!

バタフライ
私、それを隠したりしません、腹も立たないわ。
(シャープレスが微笑しているのを見ながら)
笑うのですか? どうして?
世のしきたりですわ。

ピンカートン
(興味深く聞き、シャープレスの方へ向く)
あの人形のようなしぐさで話す時、僕を燃え立たせるのです。

シャープレス
(彼もバタフライのおしゃべりを興味深く聞き、彼女に質問を続ける)
お姉さんがいらっしゃいますか?

バタフライ
いいえ、旦那様。母がおります。

ゴロー
(重みを持って)
気高い貴婦人様です。

バタフライ
間違いではないですが、彼女もまた貧しいのです。

シャープレス
貴女のお父上は?

バタフライ
(驚いて硬直し、ぞんざいに答える)
亡くなりました。
(友人達頭をたれる。ゴローは困ったようにしている。
友人達みな、イライラしたように扇子で扇ぐ)

シャープレス
(バタフライのそばに戻って)
年はおいくつなのですか?

バタフライ
(ほとんど幼稚に、媚びるように)
当ててくださいな。

シャープレス
10歳。

バタフライ
増やしてください。

シャープレス
20歳。

バタフライ
減らしてください。15歳ちょうど。
(意地悪っぽく)
もう、おばあさんですわ。

シャープレス
15歳だと!

ピンカートン
15歳!

シャープレス
おもちゃを欲しがる年だ・・・。

ピンカートン
お菓子もね。

ゴロー
(奥から他の人々が到着するのを見、誰であるか気がついて重要そうに告げる)
神官、戸籍役人、親族です。

ピンカートン
(ゴローに)
早急にやれ。
ATTO PRIMO
Collina presso Nagasaki. Casa giapponese, terrazza e giardino. In fondo, al basso, la rada, il porto, la città di Nagasaki.

Dalla camera in fondo alla casetta, Goro con molti inchini introduce Pinkerton, al quale con grande prosopopea, ma sempre ossequente, fa ammirare in dettaglio la piccola casa. Goro fa scorrere una parete nel fondo, e ne spiega lo scopo a Pinkerton.
Si avanzano un poco sul terrazzo.

PINKERTON
sorpreso per quanto ha visto dice a Goro:
... E soffitto... e pareti...

GORO
godendo della sorprese di Pinkerton
Vanno e vengono a prova a norma che vi giova
nello stesso locale
alternar nuovi aspetti ai consueti.

PINKERTON
cercando intorno
Il nido nuzial dov'è?

GORO
accennando a due locali
Qui, o là... secondo...

PINKERTON
Anch'esso a doppio fondo! La sala?

GORO
mostra la terrazza
Ecco!

PINKERTON
stupito
All'aperto?...
Goro fa scorrere la parete verso la terrazza

GORO
mostrando il chiudersi d'una parete
Un fianco scorre...

PINKERTON
mentre Goro fa scorrere le pareti
Capisco!... Capisco!...
Un altro...

GORO
Scivola!

PINKERTON
E la dimora frivola...

GORO
protestando
Salda come una torre
da terra, fino al tetto.
invita Pinkerton a scendere nel giardino

PINKERTON
È una casa a soffietto.

Goro batte tre volte le mani palma a palma. Entrano due uomini ed una donna e si genuflettono innanzi a Pinkerton.

GORO
con un voce un po' nasale, accennando
Questa è la cameriera
che della vostra sposa
lezioso
fu già serva amorosa.
Il cuoco... il servitor...
Son confusi del grande onore.

PINKERTON
impaziente
I nomi?

GORO
indicando Suzuki
Miss Nuvola leggiera.
indicando un servo
Raggio di sol nascente.
indicando l'altro servo
Esala aromi.

SUZUKI
sempre in ginocchio, ma fatta ardita rialza la testa
Sorride Vostro Onore?
Il riso è frutto e fiore.
Disse il savio Ocunama:
dei crucci la trama
smaglia il sorriso.
Scende nel giardino, seguendo Pinkerton che si allontana sorridendo.
Schiude alla perla il guscio,
apre all'uomo l'uscio
del Paradiso.
Profumo degli Dei...
Fontana della vita...
Disse il savio Ocunama:
dei crucci la trama
smaglia il sorriso.

Pinkerton è distratto e seccato. Goro, accorgendosi che Pinkerton comincia ad essera infastidito dalla loquela di Suzuki, batte tre volte le mani. I tre si alzano e fuggono rapidamente rientrando in casa.

PINKERTON
A chiacchiere costei mi par cosmopolita.
a Goro che è andato verso il fondo ad osservare
Che guardi?

GORO
Se non giunge ancor la sposa.

PINKERTON
Tutto è pronto?

GORO
Ogni cosa.

PINKERTON
Gran perla di sensale!
Goro ringrazia con profondo inchino.

GORO
Qui verran:
L'Ufficiale del registro, i parenti,
il vostro Console, la fidanzata.
Qui si firma l'atto e il matrimonio è fatto.

PINKERTON
E son molti i parenti?

GORO
La suocera, la nonna, lo zio Bonzo
(che non ci degnerà di sua presenza)
e cugini, e le cugine...
Mettiam fara gli ascendenti...
ed i collaterali, un due dozzine.
Quanto alla discendenza...
provvederanno assai
con malizia ossequente
Vostra Grazia e la bella Butterfly.

PINKERTON
Gran perla di sensale!

Goro ringrazia con profondo inchino.

SHARPLESS
dall'interno un po' lontano
E suda e arrampica! sbuffa, inciampica!

GORO
ch'è accorso al fondo, annuncia a Pinkerton
Il Consol sale.
si prosterna innanzi al Console

SHARPLESS
entra stuffando
Ah!... quei Viottoli
mi hanno sfiaccato!

PINKERTON
va incontro al Console: i due si stringono la mano.
Bene arrivato.

GORO
al Console
Bene arrivato.

SHARPLESS
Ouff!

PINKERTON
Presto Goro, qualche ristoro.

Goro entra in casa frettoloso

SHARPLESS
sbuffando e guardando intorno
Alto.

PINKERTON
indicando il panorama
Ma bello!

SHARPLESS
contemplando la città ed il mare sottoposti
Nagasaki, il mare, il porto...

PINKERTON
accenna alla casa
e una casetta che obbedisce a bacchetta.

Goro viene frettoloso dalla casa, seguito da due servi: portano bicchieri e bottiglie che depongono sulla terrazza; i due servi rientrano in casa e Goro si dà a preparare le bevande.

SHARPLESS
Vostra?

PINKERTON
La comperai per novecento-novanta-nove anni,
con facoltà ogni mese, di rescindere i patti.
Sono in questo paese elastici del par, case e contratti.

SHARPLESS
E l'uomo esperto ne profitta.

PINKERTON
Certo.

Pinkerton e Sharpless si siedono sulla terrazza dove Goro ha preparato le bevande.

PINKERTON
con franchezza
Dovunque al mondo lo Yankee vagabondo
si gode e traffica sprezzando i rischi.
Affonda l'ancora alla ventura.
s'interrompe per offrire da bere a Sharpless
Milk-Punch o Wisky?
riprendendo
Affonda l'ancora alla ventura
finché una raffica
scompigli nave e ormeggi, alberatura.
La vita ei non appaga
se non fa suo tesor
i fiori d'ogni plaga...

SHARPLESS
È un facile vangelo...

PINKERTON
continuando
... d'ogni bella gli amor.

SHARPLESS
.. è un facile vangelo che fa la vita vaga
ma che intristisce il cor...

PINKERTON
Vinto si tuffa, la sorte racciuffa.
Il suo talento fa in ogni dove.
Così mi sposo all'uso giapponese
per novecento-novanta-nove anni.
Salvo a prosciogliermi ogni mese.

SHARPLESS
È un facile vangelo.

PINKERTON
si alza, toccando il bicchiere con Sharpless
America forever!

SHARPLESS
America forever!

Pinkerton e Sharpless si siedono ancora sulla terrazza.

SHARPLESS
Ed è bella la sposa?

Goro che ha udito, si affaccia al terrazzo pauroso ed insinuante.

GORO
Una ghirlanda di fiori freschi.
Una stella dai raggi d'oro.
E per nulla: sol cento yen.
al Console
Se Vostra Grazia mi comanda
ce n'ho un assortimento.

Il Console ridendo, ringrazia e si alza pure.

PINKERTON
(con viva impazienza, allontanadosi)
Va, conducila, Goro.

(Goro corre in fondo e scompare discendendo il colle.)

SHARPLESS
Quale smania vi prende!
Sareste addirittura cotto?

PINKERTON
Non so!... non so!
Dipende dal grado di cottura!
Amore o grillo, dir non saprei.
Certo costei
m'ha coll'ingenue arti in vescato.
Lieve qual tenue vetro soffiato
alla statura, al portamento
sembra figura da paravento.
Ma dal suo lucido fondo di lacca
come con subito mo to si stacca,
qual farfalletta svolazza e posa
con tal grazietta silenziosa
che di rincorrerla furor m'assale
se pure in frangerne dovessi l'ale.

SHARPLESS
seriamente e bonario
Ier l'altro, il Consolato sen' venne a visitar!
Io non la vidi, ma l'udii parlar.
Di sua voce il mistero l'anima mi colpì.
Certo quando è sincer l'amor parla così
Sarebbe gran peccato le lievi ali strappar
e desolar forse un credulo cuor.

PINKERTON
Console mio garbato, quetatevi, si sa...
la vostra età è di flebile umor.
Non c'è gran male s'io vo' quell'ale
drizzare ai dolci voli dell'amor!

SHARPLESS
Sarebbe gran peccato...
Quella divina mite vocina
non dovrebbe dar note di dolor.

PINKERTON
offre di nuovo da bere
Wisky?

SHARPLESS
Un'altro bicchiere.

Pinkerton mesce del wisky a Sharpless e colma anche il proprio bicchiere.

SHARPLESS
leva il calice
Bevo alla vostra famiglia lontana.

PINKERTON
leva esso pure il bicchiere
E al giorno in cui mi sposerò
con vere nozze a una vera sposa americana.

GORO
riappare correndo affannato dal basso della collina
Ecco. Son giunte al sommo del pendio.
accena verso il sentiero
Già del femmmineo sciame qual di vento infogliame
s'ode il brusìo.

LE AMICHE DI BUTTERFLY
interno, lontana
Ah! ah! ah!

Pinkerton e Sharpless si recano in fondo al giardino osservando verso il sentiero della collina.

LE AMICHE
Ah! ah! ah! ah!
Ah! Quanto cielo! Quanto mar!
sempre interno
Quanto cielo! Quanto mar!

BUTTERFLY
interno
Ancora un passo or via.

LE AMICHE 

Come sei tarda!

BUTTERFLY
Aspetta.

LE AMICHE
Ecco la vetta.
Guarda, guarda quanti fior!

BUTTERFLY
serenamente
Spira sul mare e sulla terra
un primaver il soffio giocondo.

LE AMICHE
Quanto cielo! Quanto mar!

SHARPLESS
O allegro cinguettar di gioventù!

BUTTERFLY
Io sono la fanciulla più lieta del Giappone, anzi del mondo.
Amiche, io son venuta al richiamo d'amor!
d'amor venni alle soglie!
ove s'accoglie il bene di chi vive e di chi muor!
Amiche, io son venuta al richiamo d'amor,
al richiamo d'amor,
son venuta al richiamo d'amor, d'amor!

LE AMICHE
Quanti fior! Quanto mar!
Quanto cielo! Quanti fior!
Gioia a te, gioia a te sia, dolce amica,

ma pria di varcar la soglia che t'attira
volgiti e mira le cose che ti son care,
mira quanto cielo, quanti fiori, quanto mar!...
si cominciano a scorgere le Geishas che montano il sentiero
Gioia a te, gioia a te sia, dolce amica,

ma pria di varcar la soglia
volgiti e guarda le cose che ti son care!
appaiono in scena hanno tutte grandi ombrelli aperti, a vivi colori


BUTTERFLY
alle amiche
Siam giunte.
vede il gruppo dei tre uomini e riconosce Pinkerton. Chiude subito l'ombrello e pronta lo addita alle amiche.
B.F. Pinkerton. Giù!
si genuflette

LE AMICHE
chiudono gli ombrelli e si genuflettono
Giù!
Tutte si alzano e si avvicinano a Pinkerton cerimoniosamente.

BUTTERFLY
fa una riverenza
Gran ventura.

AMICHE
facendo una riverenza
Riverenza.

PINKERTON
sorridendo
È un po' dura la scalata?

BUTTERFLY
A una sposa costumata più penosa è l'impazienza...

PINKERTON
gentilment, ma u po' derisorio
Molto raro complimento.

BUTTERFLY
con ingenuità
Dei più balli ancor ne so.

PINKERTON
rincalzando
Dei gioielli!

BUTTERFLY
volendo sfoggiare il suo repertorio di complimenti
Se vi è caro sul momento...

PINKERTON
Grazie, no.
Sharpless ha osservato prima curiosamente il gruppo delle fanciulle, poi si è avvicinato a Butterfly, che lo ascolta con attenzione.

SHARPLESS
Miss Butterfly. Bel nome, vi sta a meraviglia!
Siete di Nagasaki?

BUTTERFLY
Signor sì. Di famiglia assai prospera un tempo.
alle amiche
Verità?

AMICHE
approvando premurose
Verità!

BUTTERFLY
con naturalezza
Nessuno so confessa mai nato in povertà;
non c'è vagabondo che a sentirlo non sia
di gran prosapia.
Eppur conobbi la ricchezza.
Ma il turbine rovescia le quercie più robuste...
e abbiam fatto la ghescia
per sostentarci. (alle amiche) Vero?

AMICHE
confermano
Vero!

BUTTERFLY
Non lo nascondo, nè mi adonto.
vedendo che Sharpless sorride
Ridete? Perché?
Cose del mondo.

PINKERTON
ha ascoltato con interesse, e si rivolge a Sharpless
Con quel fare di bambola quando parla m'infiamma.

SHARPLESS
anch'esso interessato dalle chiacchiere di Butterfly, continua a interrogarla
E ci avete sorelle?

BUTTERFLY
Non signore. Ho la mamma.

GORO
con importanza
Una nobile dama.

BUTTERFLY
Ma senza farle torto povera molto anch'essa.

SHARPLESS
E vostro padre?

BUTTERFLY
si arresta sorpresa, poi secco secco risponde
Morto.
Le amiche chinano la testa; Goro è imbarazzato. Tutte si sventolano nervosamente coi ventagli.

SHARPLESS
ritornando presso Butterfly
Quant'anni avete?

BUTTERFLY
con civetteria quasi infantile
Indovinate.

SHARPLESS
Dieci.

BUTTERFLY
Crescete.

SHARPLESS
Venti.

BUTTERFLY
Calate. Quindici netti, netti;
con malizia
sono vecchia diggià.

SHARPLESS
Quindici anni!

PINKERTON
Quindici anni!

SHARPLESS
L'età dei giuochi...

PINKERTON
E dei confetti.

GORO
che ha veduto arrivare dal fondo altre persone e le ha riconosciute, annuncia con importanza
L'Imperial Commissario, l'Ufficiale del registro, i congiunti.

PINKERTON
a Goro
Fate presto.



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