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第1幕

(アントウェルペン郊外のシェルデ河のほとりの沃野)
(シェルデ河は舞台後方へと蛇行しているので、舞台の右側にある木々に遮られて見えなくなり、ずっと遠方で再び見えてくる)



第1場
(舞台前方の大きな樫の古木(いわゆる「裁きの樫」)の木陰にハインリヒ王が腰かけ、その脇には王に徴集されて軍隊に参加したザクセンとチューリンゲンの方伯、貴族、騎兵が立っている)


(彼らに向かい合っているのは、ブラバントの方伯、貴族、騎兵、民衆であり、その先頭にはテルラムント伯フリードリヒが立っている。その脇にはオルトルートの姿がある)
(舞台中央には誰もいない円形の空間がある。王に仕える軍令使と4名のラッパ奏者が中央に進み出る)
(ラッパ奏者達は王の召集ラッパを吹き鳴らす)

<軍令使>
聴け!ブラバントの方伯、貴族、市民達よ!
ドイツ王ハインリヒ様のお成りだ。
お前達と王国の大義を語らいに来たのだ。
安んじて命に従うであろうな?

<ブラバントの男達>
我らは命に従おう。
王よ!ようこそ、このブラバントに参られた!

<ハインリヒ王>
(立ち上がる)
ブラバントの者どもよ!お前達に神のご加護を!
私があえて出向いたは、余のことではない!
王国の危機を告げに来たのだ!
このドイツの地に幾度も東方から危機が迫っていることは、
私が敢えて語るまでもあるまい!
辺境の地では、女子供の泣き叫ぶ声が聞こえるという・・・
「神よ!猛威を振るうハンガリーから我らを守りたまえ!」
かくなる恥辱を終わらせることこそ、
王国の長である私の使命なのだ。
戦の代償として、私は9年の和平を手に入れ、
十分な防衛力の増強に努めてきた。
市壁を作らせ、城を建てさせ、
徴兵権を行使したのだ。
だが今や条約の期限は切れ、貢ぎ物など何の役にも立たぬ・・・
敵は我らを威嚇せんと軍備を整えているのだ。
さあ、王国の威信を高める時が来たぞ!
国の東西を問うてはならぬ!
ドイツと名のつく所なら、あげて軍勢を供出せよ!
さすれば、もはや侮る者はあるまい・・・このドイツ王国を!


<ザクセンとチューリンゲンの男達>
御意!神よ!ドイツ王国の威信を高からしめよ!

<ハインリヒ王>
(再び着席する)
ブラバントの者どもよ!私は、お前達に
マインツへの行軍を要請するために来たのだ。
だが何と悲しいことか!
お前達は、領主もいないまま反目しあっているではないか!
私の耳に入るのは、混乱と不和の話ばかりだ。
さればこそ、そちを呼んだのだ。テルラムント伯フリードリヒ!
お前の高潔さについては承知しておる。
このような危機に陥った訳を語るがよい。

<フリードリヒ>
王よ!裁きにいらしていただき有難うございます!
不実は私の好まぬ所。真実のみを語りましょう。
ブラバント公の逝去のみぎり、
二人のお子様が私の手に委ねられました。
娘エルザと嫡男ゴットフリートでございます。
私は若き嫡男のお世話を誠実に勤めました。
あの少年の成長ぶりこそ、我が誇りだったのです。
ああ、王よ!その私の宝が奪われた時の
怒りと苦悶をお察しください!
エルザは、少年を森への散歩に連れ出しましたが、
一人きりで帰って来ると、
さも心配そうに弟の行方を尋ねました。
弟は道に迷って、
足跡を見失ってしまったというのです。
我らがいくら探しても迷子の少年は見つかりません。
私が激しく詰め寄りますと、
エルザは恐ろしい罪を自白するかのように
顔を真っ青にして、ぶるぶる震え出しました。
私はこの女が怖ろしくなりました。
ですから父王よりいただいた
婚約者としての権利を自ら放棄し、
私の意に叶う女を妻に迎えたのです。
(王にオルトルートを紹介し、彼女は王にお辞儀をする)
フリース侯の末裔ラドボートのオルトルートでございます。
(フリードリヒは重々しい足取りで数歩進み出る)
私はブラバントのエルザを告発いたします。
この女が犯した弟殺しの罪ゆえに。
また、ブラバント公国の正統な権利が私にあることも申し立てます。
なぜなら私はブラバント公の血筋に最も近く、
我が妻も、かつてはこの国にあまたの領主を
輩出した一族の出でありますから。
王よ!訴えを聴き届け、公正なる裁きをくだされよ!

<全ての男達>
ああ!テルラムントは何という罪を訴えるのだ!
恐ろしい!このような訴えを耳にしようとは!

<ハインリヒ王>
何と恐るべき告発だ!
かくのごとき大罪があり得るものか?

<フリードリヒ>
王よ!傲慢にも私の手を退けた女は
夢と現実の区別がつかない女なのです。
私は、この女の秘密の情事をも訴えます。
この女は、弟さえいなくなれば、
ブラバントの女領主となり、
封臣たる私の求婚を安んじて退け、
その秘密の恋人と一緒に暮らせると思い込んだに違いありません。

<ハインリヒ王>
(真剣な手つきで、熱くなっているフリードリヒを遮る)

訴えられた女を呼べ!
裁判をせねばならぬ!
神よ!この私に知恵をお授け下さい!

<軍令使>
(重々しい足取りで舞台中央に進み出る)
この地では正義の裁きが行われ得るか?

<ハインリヒ王>
(威厳に満ちた態度で、樫の木の枝に盾を吊り下げながら)
我が盾よ!私を護るなかれ!
私が厳格かつ穏当な裁きを下すまでは!

<全ての男達>
(男達は全員剣を抜く。ザクセンとチューリンゲンの男達はそれを地面に突き刺すが、ブラバントの男達は水平に地面に置く)

剣よ!鞘に収まるなかれ!
王が正義の判決を下すまでは!

<軍令使>
皆の眼の前に王の盾がある限り、
正義の判決が下されるはずです!
さらば私は高らかに呼ばわろう・・・
エルザよ!すぐにこの場に参れ!


第2場
(簡素な白い服を着たエルザが登場。しばらく舞台後方でためらっていた後、きわめてゆっくりと、恥じらいながら舞台前方に進み出る。同じように簡素な白い服を着た女性達が後ろにしたがうが、差し当たっては舞台後方の「裁きの場」の隅にとどまり続けている)




<男達>
見よ!重き罪に問われた女人がやって来る!
ああ!何と清らかな光だ!
このような方に重き罪を着せようとする者こそ、
罪ある者に違いない!

<ハインリヒ王>
お前が、ブラバントのエルザか?
(エルザはうなずく)
私をお前の裁き手として認めるか?
(王に向かって顔を上げ、その目を見つめつつ、信頼にあふれた身振りとともにうなずく)
ならば問おう。
お前に向けられた訴えの内容を
知っておろうな?
(エルザはフリードリヒとオルトルートを見やり、震えながら悲しげにうなずく)
この訴えについて申したきことはあるか?
(エルザは身振りで「いいえ!」と答える)
ならば罪を認めるのだな?

<エルザ>
(しばし悲しげに視線を宙にさまよわせて)
かわいそうな弟!

<全ての男達>
不思議な!なんと奇妙な振舞いだ!

<ハインリヒ王>
エルザよ!何か言いたいことがあるのだな?

<エルザ>
(穏やかで晴れやかな表情となり、視線を宙に漂わせながら)
独りぼっちの、暗い日々に
私は神に祈りました。
深い心の嘆きを
祈りにこめたのです。
すると、私のうめき声から、
嘆くような音が響き出しました。
それはやがて大きな楽音となり、
空へと溢れ出したのです・・・
その音の響きは、遥かに遠ざかって行き、
ついに私の耳には届かなくなりました。
なぜなら、私のまぶたは閉じられて、
甘い眠りに落ちて行ったのです。

<全ての男達>
妙だぞ!夢を見ているのか?気でも違ったか?

<ハインリヒ王>
(エルザを夢から覚まそうとするかのように)
エルザ!ここは裁きの場だ!申し開きをせよ!

(エルザの表情は、夢にあるような忘我から、神々しくも熱狂的な瞑想へと変容していく)


<エルザ>
きらめく武具を身に付けた
騎士が近づいて来たのです。
これまで見たこともないほど、
清らかで高潔な方・・・
金色の角笛を腰にさげ、
ご自身の剣にもたれておられる。
その素晴らしき戦士は、私のために
空から舞い降りてきたのです。
礼にかなった振舞いで、
私を慰めてくれました・・・。
その騎士にこそ私はお会いしたい!
私に代わって戦ってくれるはずです!

<全ての男達>
天よ、我らに力を授けたまえ!
誰が罪びとか良く見極めるために!

<ハインリヒ王>
功高きフリードリヒよ・・・。
わかっているのか?告発の相手が誰かを?

<フリードリヒ>
私はあの女の夢見がちな性格には騙されません。
皆様が聴いたように、この女が夢見ているのは恋人のことなのです!
私の訴えには、確かな証拠があるのです。
私には、この女の悪行はもはや明らかですが、
その証拠を人前にさらすことは、
私の廉恥心が許しません!
ここで剣を手にして誓っているのは、この私ですぞ!
一体ここにいる誰が、私の名誉に傷をつけようというのです?

<ブラバントの男達>
誰がそんなことを!私達はあなたの味方だ!

<フリードリヒ>
王よ!何としたこと! よもや
デンマーク人を打ち負かした私の功績をお忘れになったとでも?

<ハインリヒ王>
そんなことをわざわざお前に言われるまでもあろうか!
お前が最も高潔な男だということを私は喜んで認めよう・・・
私には、この公国を治める者は、
誰よりも、お前が望ましいのだ。
だが、かかる事態は、神のみがお決めになることだ!

<全ての男達>
神明裁判だ!
神明裁判だ!
神意に従おう!

<ハインリヒ王>
お前に訊くぞ。テルラムント伯フリードリヒ!
お前は、神明裁判の生死を賭けた戦いで
告発の決着をつけたいと望むのか?

<フリードリヒ>
そうです!

<ハインリヒ王>
では、お前にも訊くぞ。ブラバントのエルザよ!
お前は、この神明裁判で、お前の代わりに
戦士が命を賭けて戦うことを望むのだな?

<エルザ>
(目を上げずに)
はい!

<ハインリヒ王>
誰を戦士に選ぶのだ?

<フリードリヒ>
(耳をそばだてる)
今こそ、その男の名が!

<ブラバントの男達>
よく聴くのだ!

<エルザ>
(エルザは姿勢を正すが、夢見るような表情は崩さない。全員、息をつめて彼女を見守る)
私は、あの騎士に会いたいのです!
あの人が私の戦士になってくれるはずです!
(周りに目もくれずに)
お聞きください。神に遣わされて来る人よ。
私はお約束いたします・・・
あなたは、私の父の国の
王冠を手にするのです。
遺産を手に入れていただくだけで
私は十分幸せですが、
そのうえ妻にしてくださると言うのなら、
私は喜んでこの身を捧げましょう!

<全ての男達>
(互いに言いかわす)
まるで神から与えられるような素晴らしい恩賞だ!
よほどの犠牲を払わずには釣り合わないぞ!

<ハインリヒ王>
さあ!陽はもはや中天にある。
時は来た!呼集ラッパを吹くがよい!

(軍令使は4名のラッパ奏者達と前に出て、奏者達にそれぞれ裁きの場の四隅まで進み出て、呼集ラッパを吹くよう命じる)



<軍令使>
ブラバントのエルザのために、神明裁判を
戦おうとする者よ!進み出るのだ!
進み出でよ!

(長い静寂。これまで落ち着いていたエルザは、今初めて期待のあまり、そわそわと落ち着きのない様子を見せ始める)


<全ての男達>
呼びかけに答えはない!

<フリードリヒ>
(エルザを指差しながら)
ご覧なさい!私が嘘をつくはずがありましょうか?

<全ての男達>
姫の旗色は悪いぞ!

<フリードリヒ>
正義は我が手にあるのです!

<エルザ>
(いくぶんハインリヒ王の方に進み出て)
王よ、お願いいたします。
もう一度、私の騎士に呼びかけて下さい!
きっと遠すぎて聞こえないのです。

<ハインリヒ王>
(軍令使に)
裁きの場への出頭を再度命ずるのだ!

(軍令使の合図を受けて、ラッパ奏者達は再び四方へ散る)



<軍令使>
ブラバントのエルザのために、神明裁判を
戦おうとする者よ!進み出るのだ!
進み出でよ!

(またも息を飲むような長い静寂が続く)

<全ての男達>
このうつろな静寂が神の裁きなのか!

(エルザはひざまずき、熱烈な祈りを捧げる。女性達は彼女を気遣って、いくらか前方に近づいてくる)


<エルザ>
神よ!あなたが私の嘆きを伝えてくだされば、
あの方は、あなたの命に従い、きっと来てくれるはずです。
ああ、主よ!私の騎士にお命じください!
私を危機から救うようにと!

<女達>
(ひざまずいて)
主よ!姫様を助けてください!
神よ!私達の声に耳を澄ましてください!

<エルザ>
夢に見たあの方に出会わせて下さい!
(歓喜に満ちた浄化された表情で)
夢に見たあのお方を、私のもとに!

(その時、川岸に近い丘の上で見張っていた男達が、白鳥に曳かせた小舟に乗って遠くから川を下ってくるローエングリンの到来に初めて気づく。

岸辺から離れた舞台前方にいる男達は、その場所を離れぬまま次第に好奇心をみなぎらせて、岸辺にいる男達に問いかける。だが、とうとう我慢できずに持ち場を離れ、岸を眺めに行く)




<男達>
見よ!何と不可思議な!
何だと?白鳥?
白鳥が小舟を曳いて来る!
騎士が胸を張って立っている!
何たる武具の輝き!目もくらむばかりだ!
見よ!こちらに近づくぞ!
白鳥が金の鎖で曳いている!

(最後まで残っていた者達もとうとう舞台後方に駆け出す。王、エルザ、フリードリヒ、オルトルート、女性達が残される。王のためにしつらえられた高い場所から、王は一部始終を眺めている。フリードリヒとオルトルートは激しい驚きと衝撃を受けている。
ますます陶酔を高めるエルザは男達の叫び声を聞きながらも舞台中央にそのままとどまっている。彼女の様子は、あたかも振り返る勇気が出ないようでもある)


<男達>
(極度に興奮したまま、駆け足で舞台前方に戻ってくる)
奇跡だ!奇跡だ!
奇跡が起こった!
見たことも聞いたこともない!
奇跡だ!奇跡だ!・・・etc

<女達>
弱き者を救う神よ!感謝いたします!
ERSTER AKT

Eine Aue am Ufer der Schelde bei Antwerpen.
Der Fluss macht dem Hintergrund zu eine Biegung, so dass rechts durch einige Bäume der Blick auf ihn unterbrochen wird und man erst in weiterer Entfernung ihn wieder sehen kann.

ERSTE SZENE
Im Vordergrund sitzt König Heinrich unter einer mächtigen alten Eiche (Gerichtseiche), ihm zunächst stehen sächsische und thüringische Grafen, Edle und Reisige, welche des Königs Heerbann bilden.

Gegenüber stehen die brabantischen Grafen und Edlen, Reisige und Volk, an ihrer Spitze Friedrich von Telramund, zu dessen Seite Ortrud.
Die Mitte bildet ein offener Kreis. Der Heerrufer des Königs und vier Hornbläser schreiten in die Mitte.
Die Bläser blasen den Königsruf.

DER HEERRUFER
Hört! Grafen, Edle, Freie von Brabant!
Heinrich, der Deutschen König, kam zur Statt,
mit euch zu dingen nach des Reiches Recht.
Gebt ihr nun Fried' und Folge dem Gebot?

DIE BRABANTER
Wir geben Fried' und Folge dem Gebot.
Willkommen, willkommen, König, in Brabant!

KÖNIG HEINRICH
erhebt sich
Gott grüss' euch, liebe Männer von Brabant!
Nicht müssig tat zu euch ich diese Fahrt!
Der Not des Reiches seid von mir gemahnt!
Soll ich euch erst der Drangsal Kunde sagen,
die deutsches Land so oft aus Osten traf?
In fernster Mark hiesst Weib und Kind ihr beten:
»Herr Gott, bewahr uns vor der Ungarn Wut!«
Doch mir, des Reiches Haupt, musst' es geziemen,
solch wilder Schmach ein Ende zu ersinnen;
als Kampfes Preis gewann ich Frieden auf
neun Jahr - ihn nützt' ich zu des Reiches Wehr;
beschirmte Städt' und Burgen liess ich baun,
den Heerbann übte ich zum Widerstand.
Zu End' ist nun die Frist, der Zins versagt -
mit wildem Drohen rüstet sich der Feind.
Nun ist es Zeit, des Reiches Ehr' zu wahren;
ob Ost, ob West, das gelte allen gleich!
Was deutsches Land heisst, stelle Kampfesscharen,
dann schmäht wohl niemand mehr das Deutsche Reich!

DIE SACHSEN UND THÜRINGER
Wohlauf! Mit Gott für Deutschen Reiches Ehr!

KÖNIG HEINRICH
hat sich wieder gesetzt
Komm' ich zu euch nun, Männer von Brabant,
zur Heeresfolg' nach Mainz euch zu entbieten,
wie muss mit Schmerz und Klagen ich ersehn,
dass ohne Fürsten ihr in Zwietracht lebt!
Verwirrung, wilde Fehde wird mir kund;
drum ruf ich dich, Friedrich von Telramund!
Ich kenne dich als aller Tugend Preis,
jetzt rede, dass der Drangsal Grund ich weiss.

FRIEDRICH
Dank, König, dir, dass du zu richten kamst!
Die Wahrheit künd' ich, Untreu' ist mir fremd.
Zum Sterben kam der Herzog von Brabant,
und meinem Schutz empfahl er seine Kinder,
Elsa, die Jungfrau, und Gottfried, den Knaben;
mit Treue pflog ich seiner grossen Jugend,
sein Leben war das Kleinod meiner Ehre.
Ermiss nun, König, meinen grimmen Schmerz,
als meiner Ehre Kleinod mir geraubt!
Lustwandelnd führte Elsa den Knaben einst
zum Wald, doch ohne ihn kehrte sie zurück;
mit falscher Sorge frug sie nach dem Bruder,
da sie, von ungefähr von ihm verirrt,
bald seine Spur - so sprach sie - nicht mehr fand.
Fruchtlos war all Bemühn um den Verlornen;
als ich mit Drohen nun in Elsa drang,
da liess in bleichem Zagen und Erbeben
der grässlichen Schuld Bekenntnis sie uns sehn.
Es fasste mich Entsetzen vor der Magd;
dem Recht auf ihre Hand, vom Vater mir
verliehn, entsagt' ich willig da und gern
und nahm ein Weib, das meinem Sinn gefiel:
Er stellt Ortrud vor, die sich vor dem König verneigt
Ortrud, Radbods, des Friesenfürsten Spross.
Er schreitet feierlich einige Schritte vor
Nun führ' ich Klage wider Elsa von
Brabant; des Brudermordes zeih' ich sie.
Dies Land doch sprech' ich für mich an mit Recht,
da ich der Nächste von des Herzogs Blut,
mein Weib dazu aus dem Geschlecht, das einst
auch diesen Landen seine Fürsten gab.
Du hörst die Klage, König! Richte recht!

ALLE MÄNNER
Ha, schwerer Schuld zeiht Telramund!
Mit Grausen werd' ich der Klage kund!

KÖNIG HEINRICH
Welch fürchterliche Klage sprichst du aus!
Wie wäre möglich solche grosse Schuld?

FRIEDRICH
O Herr, traumselig ist die eitle Magd,
die meine Hand voll Hochmut von sich stiess.
Geheimer Buhlschaft klag' ich drum sie an:
Sie wähnte wohl, wenn sie des Bruders ledig,
dann könnte sie als Herrin von Brabant
mit Recht dem Lehnsmann ihre Hand verwehren
und offen des geheimen Buhlen pflegen.

KÖNIG HEINRICH
durch eine ernste Gebärde Friedrichs Eifer unterbrechend
Ruft die Beklagte her!
Beginnen soll nun das Gericht!
Gott lass mich weise sein!

DER HEERRUFER
schreitet feierlich in die Mitte
Soll hier nach Recht und Macht Gericht gehalten sein?

KÖNIG HEINRICH
hängt mit Feierlichkeit den Schild an der Eiche auf
Nicht eh'r soll bergen mich der Schild,
bis ich gerichtet streng und mild!

ALLE MÄNNER
die Schwerter entblössend, welche die Sachsen und Thüringer vor sich in die Erde stossen, die Brabanter flach vor sich niederstrecken
Nicht eh'r zur Scheide kehr' das Schwert,
bis ihm durch Urteil Recht gewährt!

DER HEERRUFER
Wo ihr des Königs Schild gewahrt,
dort Recht durch Urteil nun erfahrt!
Drum ruf ich klagend laut und hell:
Elsa, erscheine hier zur Stell'!


ZWEITE SZENE
Elsa tritt auf in einem weissen, sehr einfachen Gewande; sie verweilt eine Zeitlang im Hintergrunde, dann schreitet sie sehr langsam und mit grosser Verschämtheit der Mitte des Vordergrundes zu; Frauen, sehr einfach weiss gekleidet, folgen ihr, diese bleiben aber zunächst im Hintergrunde an der äussersten Grenze des Gerichtskreises.

DIE MÄNNER
Seht hin! Sie naht, die hart Beklagte!
Ha! Wie erscheint sie so licht und rein!
Der sie so schwer zu zeihen wagte,
wie sicher muss der Schuld er sein!

KÖNIG HEINRICH
Bist du es, Elsa von Brabant?
Elsa neigt das Haupt bejahend
Erkennst du mich als deinen Richter an?
Elsa wendet ihr Haupt nach dem König, blickt ihm ins Auge und bejaht dann mit vertrauensvoller Gebärde
So frage ich weiter:
Ist die Klage dir bekannt,
die schwer hier wider dich erhoben?
Elsa erblickt Friedrich und Ortrud, erbebt, neigt traurig das Haupt und bejaht
Was entgegnest du der Klage?
Elsa durch eine Gebärde: »Nichts!«
So bekennst du deine Schuld?

ELSA
blickt eine Zeitlang traurig vor sich hin
Mein armer Bruder!

ALLE MÄNNER
Wie wunderbar! Welch seltsames Gebaren!

KÖNIG HEINRICH
Sag, Elsa! Was hast du mir zu vertraun?

ELSA
in ruhiger Verklärung vor sich hinblickend
Einsam in trüben Tagen
hab' ich zu Gott gefleht,
des Herzens tiefstes Klagen
ergoss ich im Gebet.
Da drang aus meinem Stöhnen
ein Laut so klagevoll,
der zu gewalt'gem Tönen
weit in die Lüfte schwoll:
Ich hört' ihn fernhin hallen,
bis kaum mein Ohr er traf;
mein Aug' ist zugefallen,
ich sank in süssen Schlaf.

ALLE MÄNNER
Wie sonderbar! Träumt sie? Ist sie entrückt?

KÖNIG HEINRICH
als wolle er Elsa aus dem Traume wecken
Elsa, verteid'ge dich vor dem Gericht!

Elsas Mienen gehen von dem Ausdruck träumerischen Entrücktseins zu dem schwärmerischer Verklärung über

ELSA
In Lichter Waffen Scheine
ein Ritter nahte da,
so tugendlicher Reine
ich keinen noch ersah:
Ein golden Horn zur Hüften,
gelehnet auf sein Schwert -
so trat er aus den Lüften
zu mir, der Recke wert;
mit züchtigem Gebaren
gab Tröstung er mir ein;
des Ritters will ich wahren,
er soll mein Streiter sein!

ALLE MÄNNER
Bewahre uns des Himmels Huld,
dass klar wir sehen, wer hier schuld!

KÖNIG HEINRICH
Friedrich, du ehrenwerter Mann,
bedenke wohl, wen klagst du an?

FRIEDRICH
Mich irret nicht ihr träumerischer Mut;
ihr hört, sie schwärmt von einem Buhlen!
Wess' ich sie zeih', dess' hab' ich sichren Grund.
Glaubwürdig ward ihr Frevel mir bezeugt;
doch eurem Zweifel durch ein Zeugnis wehren,
das stünde wahrlich übel meinem Stolz!
Hier steh' ich, hier mein Schwert! Wer wagt von euch,
zu streiten wider meiner Ehre Preis!

DIE BRABANTER
Keiner von uns! Wir streiten nur für dich!

FRIEDRICH
Und, König, du! Gedenkst du meiner Dienste,
wie ich im Kampf den wilden Dänen schlug?

KÖNIG HEINRICH
Wie schlimm, liess' ich von dir daran mich mahnen!
Gern geb' ich dir der höchsten Tugend Preis;
in keiner andern Hut, als in der deinen,
möcht' ich die Lande wissen. Gott allein
soll jetzt in dieser Sache noch entscheiden!

ALLE MÄNNER
Zum Gottesgericht!
Zum Gottesgericht!
Wohlan!

KÖNIG HEINRICH
Dich frag' ich, Friedrich, Graf von Telramund!
Willst du durch Kampf auf Leben und auf Tod
im Gottesgericht vertreten deine Klage?

FRIEDRICH
Ja!

KÖNIG HEINRICH
Und dich nun frag' ich, Elsa von Brabant!
Willst du, dass hier auf Leben und auf Tod
im Gottesgericht ein Kämpe für dich streite?

ELSA
ohne die Augen aufzuschlagen
Ja!

KÖNIG HEINRICH
Wen wählest du zum Streiter?

FRIEDRICH
Vernehmet jetzt
den Namen ihres Buhlen!

DIE BRABANTER
Merket auf!

ELSA
hat Stellung und schwärmerische Miene nicht verlassen; alles blickt mit Gespanntheit auf sie
Des Ritters will ich wahren,
er soll mein Streiter sein!
ohne sich umzublicken
Hört, was dem Gottgesandten
ich biete für Gewähr:
In meines Vaters Landen
die Krone trage er;
mich glücklich soll ich preisen,
nimmt er mein Gut dahin -
will er Gemahl mich heissen,
geb' ich ihm, was ich bin!

ALLE MÄNNER
unter sich
Ein schöner Preis, stünd' er in Gottes Hand!
Wer für ihn stritt', wohl setzt' er schweres Pfand!

KÖNIG HEINRICH
Im Mittag hoch steht schon die Sonne:
So ist es Zeit, dass nun der Ruf ergeh'!

Der Heerrufer tritt mit den vier Heerhornbläsern vor, die er, den vier Himmelsgegenden zugewendet, an die äussersten Grenzen des Gerichtskreises vorschreiten und so den Ruf blasen lässt.

DER HEERRUFER
Wer hier im Gotteskampf zu streiten kam
für Elsa von Brabant, der trete vor,
der trete vor!

Langes Stillschweigen. Elsa, welche bisher in ununterbrochen ruhiger Haltung verweilt, zeigt entstehende Unruhe der Erwartung.

ALLE MÄNNER
Ohn' Antwort ist der Ruf verhallt!

FRIEDRICH
auf Elsa deutend
Gewahrt, ob ich sie fälschlich schalt?

ALLE MÄNNER
Um ihre Sache steht es schlecht!

FRIEDRICH
Auf meiner Seite bleibt das Recht!

ELSA
etwas näher zum König tretend
Mein lieber König, lass dich bitten,
noch einen Ruf an meinen Ritter!
Wohl weilt er fern und hört' ihn nicht.

KÖNIG HEINRICH
zum Heerrufer
Noch einmal rufe zum Gericht!

Auf das Zeichen des Heerrufers richten die Heerhornbläser sich wieder nach den vier Himmelsgegenden.

DER HEERRUFER
Wer hier im Gotteskampf zu streiten kam
für Elsa von Brabant, der trete vor,
der trete vor!

Wiederum langes, gespanntes Stillschweigen.

ALLE MÄNNER
In düstrem Schweigen richtet Gott!

Elsa sinkt zu inbrünstigem Gebet auf die Knie. Die Frauen, in Besorgnis um ihre Herrin, treten etwas näher in den Vordergrund.

ELSA
Du trugest zu ihm meine Klage,
zu mir trat er auf dein Gebot:
O Herr, nun meinem Ritter sage,
dass er mir helf in meiner Not!

DIE FRAUEN
auf die Knie sinkend
Herr! Sende Hilfe ihr!
Herr Gott! Höre uns!

ELSA
Lass mich ihn sehn, wie ich ihn sah,
mit freudig verklärter Miene
wie ich ihn sah, sei er mir nah!

Die auf einer Erhöhung dem Ufer des Flusses zunächststehenden Männer gewahren zuerst die Ankunft Lohengrins, welcher in einem Nachen, von einem Schwan gezogen, auf dem Flusse in der Ferne sichtbar wird. Die vom Ufer entfernter stehenden Männer im Vordergrunde wenden sich zunächst ohne ihren Platz zu verlassen mit immer regerer Neugier fragend an die dem Ufer näher stehenden; sodann verlassen sie den Vordergrund, um selbst am Ufer nachzusehen.

DIE MÄNNER
Seht! Seht! Welch ein seltsam Wunder! Wie? Ein Schwan?
Ein Schwan zieht einen Nachen dort heran!
Ein Ritter drin hoch aufgerichtet steht!
Wie glänzt sein Waffenschmuck! Das Aug' vergeht
vor solchem Glanz! Seht, näher kommt er schon heran!
An einer goldnen Kette zieht der Schwan!

Auch die letzten eilen noch nach dem Hintergrunde; im Vordergrunde bleiben nur der König, Elsa, Friedrich, Ortrud und die Frauen. Von seinem erhöhten Platze aus überblickt der König alles; Friedrich und Ortrud sind durch Schreck und Staunen gefesselt; Elsa, die mit steigender Entzückung den Ausrufen der Männer gelauscht hat, verbleibt in der Mitte der Bühne; sie wagt gleichsam nicht, sich umzublicken.

DIE MÄNNER
stürzen in höchster Ergriffenheit wieder nach vorn
Ein Wunder! Ein Wunder!
Ein Wunder ist gekommen,
ein unerhörtes, nie gesehnes Wunder!
Ein Wunder! Ein Wunder! usw.

DIE FRAUEN
Dank, du Herr und Gott, der die Schwache beschirmet!


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