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第2幕

第1場
(アントウェルペン城内。舞台背景の中央にはパラス(騎士の居館)、前方左手にはカメナーテ(婦人の寝室)、右手には聖堂へつながる門。その門の後ろには城塔へつながる門も見える。

夜。居館の窓は明るく照らされ、喜ばしい音楽が聞こえてくる。楽しそうなホルンとトランペットの音が響く。


聖堂へとつながる階段の上にたたずむのはフリードリヒとオルトルート。2人はみすぼらしい真っ黒な服に身を包んでいる。オルトルートは膝に手をついたまま、まじろぎもせず居館の明るい窓を見つめている。フリードリヒは陰気な顔つきで地面に目を落としている)


<フリードリヒ>
(勢いよく起き上がる)
起き上がれ!私の恥辱の道連れよ!
もはやこの地で我々が朝を迎えることは許されぬ。

<オルトルート>
(その場から動かずに)
逃げられないわ。私はこの地に縛り付けられているのだから。
私達の敵の祝いの席で
死の毒杯をしゃぶらせてよ。
そうしたら私の恥辱も終わり、あいつらの喜びも終わりよ!

<フリードリヒ>
(陰気な顔つきのまま、オルトルートのほうへ進み出て)
恐ろしい女だ・・・なぜ私は、今もこの女に魅きつけられるのだろう?
なぜ、お前を捨てて、独りで彼方へと去って行けないのだろう?
彼方へ・・・彼方へ・・・
良心の安らぎを見出せる所へ!
お前のせいで、私は名誉を失った・・・
私の名声の全てを失ったのだ。
もはや賞賛の声が私を包むことはなく、
勇士としての名声は、恥辱にまみれてしまった。
追放の刑に処せられて、
剣は粉々に砕けてしまった。
家紋も砕け、
屋敷すら呪われてしまった。
どこに顔を出そうとも、
人から避けられ、追い払われ、
私と視線を交わすことを恐れるあまり、
泥棒さえも逃げて行く有り様だ!
お前のせいで、私は名誉を失った・・・etc
ああ・・・こんなにも惨めなら、むしろ死んだ方がましだ!
私は名誉を失った。
名誉は・・・私の名誉は、地に落ちた!
(苦悶に打ちひしがれて地面に突っ伏す。居館から音楽が響く)


<オルトルート>
(フリードリヒは少しずつ身をもたげるが、オルトルートは今までの姿勢を崩さない)
どうしてそんなにうるさくわめき立てるわけ?

<フリードリヒ>
私は剣さえ奪われてしまったのだぞ。
(オルトルートに向かって激しい身振りで)
剣さえあれば、お前を殺してやりたいぐらいだ!

<オルトルート>
お優しいテルラムント伯さま!
なぜ私を信じようとなさらないのです?

<フリードリヒ>
何を言う?お前の証言や通報こそ、
私が、あの清らかな姫を訴えた理由ではないか?
暗い森に住んでいるお前が、
荒れ果てた居城の中から目にしたと言ったではないか?
「エルザが自分の弟を
沼で溺れさせて殺した場面を目にした」と・・・。
そのうえ、私の誇り高い心につけこみ、
由緒あるラドボードの一族こそ
間もなくブラバントを支配する者だと
預言したではないか?
そのような言葉で、お前は私に
清らかなエルザとの結婚を退け、
ラドボードの末裔であるお前を妻に迎えるようにさせたではないか?

<オルトルート>
(小声だが怒りに震える声で)
ああ!侮辱の言葉は死ぬほど私を傷つける!
(大声で)
ええ!確かに私はそう言ったわ!

<フリードリヒ>
そうして、お前は、最も高潔な男と讃えられ、
名声に輝いていた私を、
お前の嘘の共犯者に仕立て上げたではないか?

<オルトルート>
嘘をついた?誰がよ?

<フリードリヒ>
お前だ!だからこそ、私は打ち負かされ、
神の裁きが下されたではないか?

<オルトルート>
神ですって?

<フリードリヒ>
ぞっとする!
お前が神の名を口にすると、何と恐ろしく響くのだ!

<オルトルート>
ハハハ!あんたは自分の臆病さを神と偽っているんじゃない?

<フリードリヒ>
オルトルート!

<オルトルート>
あたしを脅すつもり?女にすごんでどうするのよ?
何て卑怯なの!それぐらいなら、
あんたを不幸に突き落としたあの男にすごんで、
恥辱の代わりに勝利を奪い取ればいいじゃない!
ハハハ・・・あんな男、扱い方さえ心得ていれば、
子供より弱いってことがわかるでしょうに!

<フリードリヒ>
あの男が弱いと言うのか?
それならば、神の力の大きさが増すばかりだ!

<オルトルート>
神の力ですって?ハハハ!
私に力を貸してくれれば、あの男を守っている神など、
いかに弱っちい神かを見せてあげるわ。

<フリードリヒ>
(背筋をぶるっと震わせながら)
森の女占い師よ!お前はまたも神秘の力で、
私の心を惑わそうとするのだな?

<オルトルート>
(光が消えてしまった居館のほうを指差して)
あいつらは、食べて飲んで寝てしまったようだわ。
ねえ・・・私の傍にお出でなさい!
今こそ私の千里眼が輝く時よ!
(オルトルートが次の台詞を言う間、フリードリヒは不気味な力に引き寄せられるかのように彼女にますます近づき、上から彼女の言葉に耳を澄ます)
白鳥に連れられてこの地に来たあの勇士が誰なのか
あなたは知っているの?

<フリードリヒ>
知るものか!

<オルトルート>
では、私がいいことを教えてさしあげたら、
何かご褒美でも下さるかしら?
あの男は名前と素姓を知られる羽目に陥ったら、
魔法によって手に入れていた
全ての力を失ってしまうのよ。

<フリードリヒ>
なにっ!だから禁止したというわけだな!

<オルトルート>
聞いて!誰もその秘密を
聞き出すことはできないわ・・・
男がその問いを発することを固く禁じた
あの女以外には。

<フリードリヒ>
つまり、エルザを唆して、
あの男に質問するように仕向ければ良いのだな?

<オルトルート>
ふふっ・・・物分かりのいい人ね!

<フリードリヒ>
だが、どうしたら、うまくいくだろう?

<オルトルート>
聞いて!
大切なことは、ここから逃げないで、
知恵を働かせることよ!
あの女の胸に真っ当な疑いの心が兆すように、
進み出て、魔術を告発するのよ。
あの男は魔法によって裁きを偽ったのだから!

<フリードリヒ>
ああ!嘘だったとは!魔法による陰謀だったとは!

<オルトルート>
うまく行かなければ、
最後は実力行使あるのみよ!

<フリードリヒ>
実力行使だと?

<オルトルート>
私は、意味も無く
秘術を学んだわけではないわ・・・
よく聞いて!
魔法の力で強くなっている者は
誰でも、体のごく僅かな部分でも
切り取られてしまうと、
即座に元の無力な存在に戻ってしまうのよ。

<フリードリヒ>
なんだと?本当か!

<オルトルート>
ええ・・・あなたが、あの決闘で、
あの男の指一本でも・・・
いいえ、指の関節一つでも切り取っていれば、
あの勇士は、あなたの意のままになったでしょうに!

<フリードリヒ>
恐ろしい!何ということを聞かせてくれたのだ!
私は神の裁きにより敗者となったと思い込んでいた・・・
しかし、あの裁きは偽りで、
私は魔法による陰謀のために名誉を失っていたのだな!
だが、私は身に浴びた屈辱に復讐し、
誠実の証しを立てることができるのだろうか?
あの女の情夫の偽りに打ち勝ち、
名誉を取り戻すことができるのだろうか?
おお・・・夜闇に潜む女よ・・・
もしやまた騙そうとするのではあるまいな?・・・そうだとしたら、ひどい目にあわせてやるからな!

<オルトルート>
ハハハ・・・すごい剣幕だこと!落ち着きなさいよ!
あたしが復讐の甘い喜びを教えてあげるから!

(フリードリヒはゆっくりとオルトルートの脇の階段に腰を下ろす)


<オルトルートとフリードリヒ>
復讐よ!成るのだ!
暗き心の夜から成れ!
甘き眠りをむさぼる者よ・・・
災厄が待ち受けていると知るのだ!


第2場
(白い服に身を包んだエルザがバルコニーに現れる。手すりのほうに歩み寄り、頬づえをつく)

<エルザ>
風よ・・・あなたがたには、
いつも私の嘆きを乗せてばかりいましたが、
今はお礼を言わせていただきます。
私に幸せを運んできて下さったのはあなたがたですもの!

<オルトルート>
あの女よ!

<フリードリヒ>
エルザか!

<エルザ>
あの方が現れたのは、あなたがた、風のおかげです。
あなたがたは、あの方の航海を見守り、
激しい波の上でも、
あの方を守ってくださったのです。

<オルトルート>
今この時・・・私の眼に触れたこの時を、
いつまでも、あの女は呪うことになるはず!

<エルザ>
かつては、あなたがたの前で
よく涙を乾かしていたものですが、
今は私の頬を冷やしていただけますでしょうか・・・
愛に燃えるこの頬を!

<オルトルート>
(フリードリヒに)
あっちに行って!しばらく離れていて!

<フリードリヒ>
なぜだ?

<オルトルート>
あの女は私に任せなさい・・・あなたの受け持ちは、あの勇士!

(フリードリヒは去り、舞台の奥に姿を消す)


<エルザ>
今は、愛に燃えるこの頬を、
冷やしてください!
愛に燃える・・・!

<オルトルート>
(前からの態勢で)
エルザ!

<エルザ>
呼ぶのは誰?何と恐ろしい嘆きの声で、
こんな夜中に、私の名を呼ぶの?

<オルトルート>
エルザ!
聞き馴染みのない声だとでも?
あなたのせいで不幸のどん底に突き落とされた
哀れな女を、まさか知らないとでも言うの?

<エルザ>
オルトルート!あなたね?
ここで何を?不幸なひと・・・。

<オルトルート>
「不幸なひと!」・・・
そう言われるのも、もっともだわ!
人里離れた森の中で、
私は独り静かに平穏に暮らしていた。
私が何をしたと言うの?あなたに何を?
私の先祖が背負い続けて来た不幸を、
私はただ嘆き悲しんでいただけじゃない。
何をしたと言うの?私があなたに?

<エルザ>
まあ!何てことを言うの?
私があなたを苦しめているですって?

<オルトルート>
あなたが自分から追い払った男が
私を妻にしたからといって、
なぜ私の幸福を嫉まねばならないのですか?

<エルザ>
ああ、神様!何ということを?

<オルトルート>
確かに、あの人は、不幸な妄想に駆られて、
清らかなあなた様を罪に落とそうとしました・・・
ですが今は、心を引きちぎらんばかりに、そのことを悔い、
ひたすら罪を償おうとして生きているのです。

<エルザ>
神よ!

<オルトルート>
ああ・・・あなた様は幸せですわ!
無垢な甘い悩みを少し味わっただけで、
すぐ新たな生が微笑みかけてきたのですもの・・・
だから幸せなあなたは、私に別れを告げ、
私に死の道をたどらせようというのね?
私の嘆きが、あなたの祝宴に、
濁った光を投げかけないようにするために!

<エルザ>
私を幸せにしてくださった全能の神よ!
あなたへの感謝を尽くしたことになるでしょうか?
もし、塵にまみれて、私の前に跪いている
この不幸な人を追い払ったりしたら!
いいえ、そんなことは!オルトルート!待っていて!
私が入れてあげるから!

(寝室へと引き返す)

<オルトルート>
(震撼するように荒々しく、階段の上でがばっと身を起こす)
神聖の座から追われた神々よ!私の復讐に手を貸して!
この地で蒙った恥辱に対して罰を下す時です!
あなた方への聖なる奉仕を怠らなかった私に力を下さい!
背教者どもの卑劣な盲信を滅ぼすのです!
ヴォーダン!力強き神よ!
フライア!聖なる女神よ!お聞きください!
私の嘘と偽善を嘉(よみ)したまえ!
我が復讐を成功させたまえ!

<エルザ>
(まだ舞台の外で)
オルトルート!どこにいるの?

(エルザと、燈明をかざした2人の侍女が、寝室の1階の扉から現れる)

<オルトルート>
(へりくだってエルザの前に土下座する)
お足もとにてございます。

<エルザ>
(オルトルートを一目見ると、驚いて後じさりする)
なんてこと!あんなに誇り高く着飾っていた
あなたがこんな姿に!
こんな惨めな姿のあなたを見ていると、
私の胸もつまりそう!
起きて下さい!望みがあれば何でも言って!
あなたが私に抱いていた憎しみを赦すから、
あなたも、私ゆえに苦しんだことを
どうか赦して下さい!

<オルトルート>
ああ・・・なんとお優しいお言葉でしょう!

<エルザ>
私は、あの人の愛に溢れた心にお願いしてみます・・・
明日の朝、私の夫となるべき人に。
そして、フリードリヒにもお慈悲を与えるようにしてみますわ。

<オルトルート>
感謝のあまり言葉も出ませんわ!

<エルザ>
朝、お支度をしてから、またいらしてください・・・
きれいなドレスに身を包み、
私とともに聖堂に行きましょう。
そこで私は、あの勇士を待ち、
神に見守られて、その人の妻となるのです!
その人の妻に!

<オルトルート>
あなた様のお情けに、この無力で惨めな私が、
どうやってお返しできましょう?
もったいなくも、あなたのお傍に居させていただけるのなら、
物乞い女のように、いつまでも跪き続けます!
(ますますエルザに近付きながら)
ですが、たった一つ、いかなる命令をもってしても
私から奪えない力が残っております・・・
あるいは、その力であなたをお守りし、あなたが決して
後悔を感じないようにできるかも知れません!

<エルザ>
一体何をおっしゃりたいの?

<オルトルート>
はい。私はご注意申し上げたいのです・・・
あまりの幸福に目を眩まさないでください、と。
あなたに災いが降りかからないように、
私にあなた様の未来を占わせていただきたいのです。

<エルザ>
どんな災いがあるというの?

<オルトルート>
あなた様は、まさか、こう思っておられませんか?
あれほどに不可思議な素姓のお方が、
魔法の力でここについたと同じように、
突然あなた様から離れて行くことが、よもや有り得ないとでも?

<エルザ>
(恐ろしい予感にはっとして、無意識に顔をそらすが、やがて悲しみと同情を溢れさせ、再びオルトルートに向きなおる)

哀れなあなたには、きっと分からないのでしょうね・・・
露ほどの疑いの心もなく、人は人を愛せるのよ。
信仰によってのみ得られる幸福を、
きっとまだあなたは抱いたことがないのね?
私のもとにお出でなさい!
純粋に人を信じる歓びを、あなたにも教えて差し上げます!
私の信仰に改宗しなさい・・・
そうすれば、決して悔いのない幸福を得られるのですから!

<オルトルート>
(独り言で)
ああ!何と誇りにみちた心かしら・・・
だけど、これで分かったわ!
この女の忠実な心にどうやって打ち勝てるのか!
この誇り高き心に狙いを定め、
傲慢さが悔いに変わるようにしてやる!・・・etc

<エルザ>
純粋に人を信じることの歓びを、
あなたにも教えて差し上げます!・・・etc

(オルトルートはエルザに伴われ、わざとらしく躊躇しながら、小さな扉をくぐって退場する。松明を持って先導していた侍女は、全員が中に入ってから扉を閉じる。朝が来て、ほのかに薄明るくなっていく)


<フリードリヒ>
(背景から姿を現す)
災いが屋敷に忍びこんでいく!
妻よ・・・思う限りの悪だくみを尽くすがよい・・・
私にお前の仕事を止めることはできない!
私の敗北こそ、この災いの始まりなのだ!
斃れるがいい!私を追放した者どもよ!
いまや私を導くのは、この言葉のみ・・・
「我が栄誉を奪いし者は滅びよ!」
ZWEITER AKT

ERSTE SZENE
In der Burg von Antwerpen. In der Mitte des Hintergrundes der Palas (Ritterwohnung), links im Vordergrunde die Kemenate (Frauenwohnung); rechts im Vordergrunde die Pforte des Münsters; ebenda im Hintergrunde das Turmtor. Es ist Nacht. Die Fenster des Palas sind hell erleuchtet; aus dem Palas hört man jubelnde Musik, Hörner und Posaunen klingen lustig daraus her.
Auf den Stufen zur Münsterpforte sitzen Friedrich und Ortrud, beide in düsterer, ärmlicher Kleidung. Ortrud, die Arme auf die Knie gestützt, heftet unverwandt ihr Auge auf die leuchtenden Fenster des Palas; Friedrich blickt finster zur Erde.

FRIEDRICH
erhebt sich rasch
Erhebe dich, Genossin meiner Schmach!
Der junge Tag darf hier uns nicht mehr sehn.

ORTRUD
ohne ihre Stellung zu ändern
Ich kann nicht fort, hierher bin ich gebannt.
Aus diesem Glanz des Festes unsrer Feinde
lass saugen mich ein furchtbar tödlich Gift,
das unsre Schmach und ihre Freuden ende!

FRIEDRICH
finster vor Ortrud hintretend
Du fürchterliches Weib, was bannt mich noch
in deine Nähe? Warum lass ich dich nicht
allein und fliehe fort, dahin, dahin,
wo mein Gewissen Ruhe wieder fänd'!
Durch dich musst' ich verlieren
mein' Ehr, all meinen Ruhm;
nie soll mich Lob mehr zieren,
Schmach ist mein Heldentum!
Die Acht ist mir gesprochen,
zertrümmert liegt mein Schwert,
mein Wappen ward zerbrochen,
verflucht mein Vaterherd!
Wohin ich nun mich wende,
geflohn, gefemt bin ich;
dass ihn mein Blick nicht schände,
flieht selbst der Räuber mich!
Durch dich musst' ich verlieren usw.
O hätt' ich Tod erkoren, da ich so elend bin!
Mein Ehr' hab' ich verloren,
mein Ehr', mein Ehr' ist hin!
Er stürzt, von Schmerz überwältigt, zu Boden. Musik aus dem Palas

ORTRUD
immer in ihrer ersten Stellung, während Friedrich sich erhebt
Was macht dich in so wilder Klage doch vergehn?

FRIEDRICH
Dass mir die Waffe selbst geraubt,
mit einer heftigen Bewegung gegen Ortrud
mit der ich dich erschlüg'!

ORTRUD
Friedreicher Graf von Telramund!
Weshalb misstraust du mir?

FRIEDRICH
Du fragst? War's nicht dein Zeugnis, deine Kunde,
die mich bestrickt, die Reine zu verklagen?
Die du im düstren Wald zu Haus, logst du
mir nicht, von deinem wilden Schlosse aus
die Untat habest du verüben sehn
mit eignem Aug', wie Elsa selbst den Bruder
im Weiher dort ertränkt? Umstricktest du
mein stolzes Herz durch die Weissagung nicht,
bald würde Radbods alter Fürstenstamm
von neuem grünen und herrschen in Brabant?
Bewogst du so mich nicht, von Elsas Hand,
der Reinen, abzustehn und dich zum Weib
zu nehmen, weil du Radbods letzter Spross?

ORTRUD
leise, doch grimmig
Ha, wie tödlich du mich kränkst!
laut
Dies alles, ja, ich sagt' und zeugt' es dir!

FRIEDRICH
Und machtest mich, dess' Name hochgeehrt,
dess' Leben aller höchsten Tugend Preis,
zu deiner Lüge schändlichem Genossen?

ORTRUD
Wer log?

FRIEDRICH
Du! Hat nicht durch sein Gericht
Gott mich dafür geschlagen?

ORTRUD
Gott?

FRIEDRICH
Entsetzlich!
Wie tönt aus deinem Munde furchtbar der Name!

ORTRUD
Ha, nennst du deine Feigheit Gott?

FRIEDRICH
Ortrud!

ORTRUD
Willst du mir drohn? Mir, einem Weibe drohn?
O Feiger! Hättest du so grimmig ihm
gedroht, der jetzt dich in das Elend schickt,
wohl hättest Sieg für Schande du erkauft!
Ha, wer ihm zu entgegnen wüsst, der fänd'
ihn schwächer als ein Kind!

FRIEDRICH
Je schwächer er,
desto gewalt'ger kämpfte Gottes Kraft!

ORTRUD
Gottes Kraft? Ha, ha!
Gib mir die Macht, und sicher zeig' ich dir,
welch schwacher Gott es ist, der ihn beschützt.

FRIEDRICH
von Schauer ergriffen
Du wilde Seherin, wie willst du doch
geheimnisvoll den Geist mir neu berücken?

ORTRUD
auf den Palas deutend, in dem das Licht verlöscht ist
Die Schwelger streckten sich zur üpp'gen Ruh'.
Setz dich zur Seite mir! Die Stund' ist da,
wo dir mein Seherauge leuchten soll!
Während des Folgenden nähert sich Friedrich, wie unheimlich von ihr angezogen, Ortrud immer mehr und neigt sein Ohr aufmerksam zu ihr herab
Weisst du, wer dieser Held, den hier
ein Schwan gezogen an das Land?

FRIEDRICH
Nein!

ORTRUD
Was gäbst du doch, es zu erfahren,
wenn ich dir sag': Ist er gezwungen,
zu nennen, wie sein Nam' und Art,
all seine Macht zu Ende ist,
die mühvoll ihm ein Zauber leiht?

FRIEDRICH
Ha! Dann begriff ich sein Verbot!

ORTRUD
Nun hör! Niemand hier hat Gewalt,
ihm das Geheimnis zu entreissen,
als die, der er so streng verbot,
die Frage je an ihn zu tun.

FRIEDRICH
So gält' es, Elsa zu verleiten,
dass sie die Frag' ihm nicht erliess'?

ORTRUD
Ha, wie begreifst du schnell und wohl!

FRIEDRICH
Doch wie soll das gelingen?

ORTRUD
Hör!
Vor allem gilt's, von hinnen nicht
zu fliehn; drum schärfe deinen Witz!
Gerechten Argwohn ihr zu wecken,
tritt vor, klag ihn des Zaubers an,
mit dem er das Gericht getäuscht!

FRIEDRICH
Ha! Trug und Zaubers List!

ORTRUD
Missglückt's,
so bleibt ein Mittel der Gewalt!

FRIEDRICH
Gewalt?

ORTRUD
Umsonst nicht bin ich in
geheimsten Künsten tief erfahren;
drum achte wohl, was ich dir sage!
Jed' Wesen, das durch Zauber stark,
wird ihm des Leibes kleinstes Glied
entrissen nur, muss sich alsbald
ohnmächtig zeigen, wie es ist.

FRIEDRICH
Ha, sprächst du wahr!

ORTRUD
O hättest du
im Kampf nur einen Finger ihm,
ja, eines Fingers Glied entschlagen,
der Held - er war in deiner Macht!

FRIEDRICH
Entsetzlich! Ha, was lässest du mich hören!
Durch Gott geschlagen wähnt' ich mich:
Nun liess durch Trug sich das Gericht betören,
durch Zaubers List verlor mein' Ehre ich!
Doch meine Schande könnt' ich rächen,
bezeugen könnt' ich meine Treu'?
Des Buhlen Trug, ich könnt' ihn brechen,
und meine Ehr' gewänn' ich neu?
O Weib, das in der Nacht ich vor mir seh',
betrügst du jetzt mich noch, dann weh dir! Weh!


ORTRUD
Ha, wie du rasest! Ruhig und besonnen!
So lehr' ich dich der Rache süsse Wonnen!

Friedrich setzt sich langsam an Ortruds Seite auf die Stufen nieder

ORTRUD und FRIEDRICH
Der Rache Werk sei nun beschworen
aus meines Busens wilder Nacht!
Die ihr in süssem Schlaf verloren,
wisst, dass für euch das Unheil wacht!


ZWEITE SZENE
Elsa, in weissem Gewande, erscheint auf dem Söller; sie tritt an die Brüstungund lehnt den Kopf auf die Hand

ELSA
Euch Lüften, die mein Klagen
so traurig oft erfüllt,
euch muss ich dankend sagen,
wie sich mein Glück enthüllt!

ORTRUD
Sie ist es!

FRIEDRICH
Elsa!

ELSA
Durch euch kam er gezogen,
ihr lächeltet der Fahrt,
auf wilden Meereswogen
habt ihr ihn treu bewahrt.

ORTRUD
Der Stunde soll sie fluchen,
in der sie jetzt mein Blick gewahrt!

ELSA
Zu trocknen meine Zähren
hab' ich euch oft gemüht;
wollt Kühlung nur gewähren
der Wang', in Lieb' erglüht!

ORTRUD
zu Friedrich
Hinweg! Entfern' ein kleines dich von hier!

FRIEDRICH
Warum?

ORTRUD
Sie ist für mich - ihr Held gehöre dir!

Friedrich entfernt sich und verschwindet im Hintergrunde.

ELSA
Wollt Kühlung nur gewähren
der Wang', in Lieb' erglüht!
In Liebe!

ORTRUD
in ihrer bisherigen Stellung verbleibend
Elsa!

ELSA
Wer ruft? Wie schauerlich und klagend
ertönt mein Name durch die Nacht?

ORTRUD
Elsa!
Ist meine Stimme dir so fremd?
Willst du die Arme ganz verleugnen,
die du ins fernste Elend schickst?

ELSA
Ortrud! Bist du's? Was machst du hier, unglücklich Weib?

ORTRUD
»Unglücklich Weib!«
Wohl hast du recht, so mich zu nennen!
In ferner Einsamkeit des Waldes,
wo still und friedsam ich gelebt,
was tat ich dir? Was tat ich dir?
Freudlos, das Unglück nur beweinend,
das lang belastet meinen Stamm,
was tat ich dir? Was tat ich dir?

ELSA
Um Gott, was klagest du mich an?
War ich es, die dir Leid gebracht?

ORTRUD
Wie könntest du fürwahr mir neiden
das Glück, dass mich zum Weib erwählt
der Mann, den du so gern verschmäht?

ELSA
Allgüt'ger Gott! Was soll mir das?

ORTRUD
Musst' ihn unsel'ger Wahn betören,
dich Reine einer Schuld zu zeihn -
von Reu' ist nun sein Herz zerrissen,
zu grimmer Buss' ist er verdammt.

ELSA
Gerechter Gott!

ORTRUD
Oh, du bist glücklich!
Nach kurzem, unschuldsüssem Leiden
siehst lächeln du das Leben nur;
von mir darfst selig du dich scheiden,
mich schickst du auf des Todes Spur,
dass meines Jammers trüber Schein
nie kehr' in deine Feste ein!

ELSA
Wie schlecht ich deine Güte priese,
Allmächt'ger, der mich so beglückt,
wenn ich das Unglück von mir stiesse,
das sich im Staube vor mir bückt!
O nimmer! Ortrud! Harre mein!
Ich selber lass dich zu mir ein!

Sie eilt in die Kemenate zurück.

ORTRUD
springt in wilder Begeisterung von den Stufen auf
Entweihte Götter! Helft jetzt meiner Rache!
Bestraft die Schmach, die hier euch angetan!
Stärkt mich im Dienste eurer heil'gen Sache!
Vernichtet der Abtrünn'gen schnöden Wahn!
Wodan! Dich Starken rufe ich!
Freia! Erhabne, höre mich!
Segnet mir Trug und Heuchelei,
dass glücklich meine Rache sei!

ELSA
noch ausserhalb
Ortrud, wo bist du?

Elsa und zwei Mägde mit Lichtern treten aus der unteren Tür der Kemenate.

ORTRUD
sich demütigend vor Elsa niederwerfend
Hier zu deinen Füssen.

ELSA
bei Ortruds Anblick erschreckt zurücktretend
Hilf Gott! So muss ich dich erblicken,
die ich in Stolz und Pracht nur sah!
Es will das Herze mir ersticken,
seh' ich so niedrig dich mir nah!
Steh auf! O spare mir dein Bitten!
Trugst du mir Hass, verzieh ich dir;
was du schon jetzt durch mich gelitten,
das, bitte ich, verzeih auch mir!

ORTRUD
O habe Dank für so viel Güte!

ELSA
Der morgen nun mein Gatte heisst,
anfleh' ich sein liebreich Gemüte,
dass Friedrich auch er Gnad' erweist.

ORTRUD
Du fesselst mich in Dankes Banden!

ELSA
In Frühn lass mich bereit dich sehn -
geschmückt mit prächtigen Gewanden
sollst du mit mir zum Münster gehn:
Dort harre ich des Helden mein,
vor Gott sein Eh'gemahl zu sein!
Sein Eh'gemahl!

ORTRUD
Wie kann ich solche Huld dir lohnen,
da machtlos ich und elend bin?
Soll ich in Gnaden bei dir wohnen,
stets bleibe ich die Bettlerin!
Immer näher zu Elsa tretend
Nur eine Kraft ist mir geblieben,
sie raubte mir kein Machtgebot;
durch sie vielleicht schütz' ich dein Leben,
bewahr' es vor der Reue Not!

ELSA
Wie meinst du?

ORTRUD
Wohl, dass ich dich warne,
zu blind nicht deinem Glück zu traun;
dass nicht ein Unheil dich umgarne,
lass mich für dich zur Zukunft schaun.

ELSA
Welch Unheil?

ORTRUD
Könntest du erfassen,
wie dessen Art so wundersam,
der nie dich möge so verlassen,
wie er durch Zauber zu dir kam!

ELSA
von Grausen erfasst, wendet sich unwillig ab; voll Trauer und Mitleid wendet sie sich dann wieder zu Ortrud
Du Ärmste kannst wohl nie ermessen,
wie zweifellos ein Herze liebt?
Du hast wohl nie das Glück besessen,
das sich uns nur durch Glauben gibt?
Kehr bei mir ein! Lass mich dich lehren,
wie süss die Wonne reinster Treu'!
Lass zu dem Glauben dich bekehren:
Es gibt ein Glück, das ohne Reu'!

ORTRUD
für sich
Ha! Dieser Stolz,
er soll mich lehren,
wie ich bekämpfe ihre Treu'!
Gen ihn will ich die Waffen kehren,
durch ihren Hochmut werd' ihr Reu'! usw.

ELSA
Lass mich dich lehren,
wie süss die Wonne reinster Treu usw.

Ortrud tritt, von Elsa geleitet, mit heuchlerischem Zögern durch die kleine Pforte ein; die Mägde leuchten voran und schliessen; nachdem alle eingetreten. Erstes Tagesgrauen.

FRIEDRICH
tritt aus dem Hintergrunde vor
So zieht das Unheil in dies Haus!
Vollführe, Weib, was deine List ersonnen;
dein Werk zu hemmen fühl' ich keine Macht!
Das Unheil hat mit meinem Fall begonnen,
nun stürzet nach, die mich dahin gebracht!
Nur eines seh' ich mahnend vor mir stehn:
Der Räuber meiner Ehre soll vergehn!


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@ wagnerianchan



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