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第3場
(第1幕と同じシェルデ河のほとりの沃野。燃えるような朝焼け。次第に昼間の明るさになっていく。
軍勢を引き連れた一人の方伯が舞台前方の右側へと行進してきて、馬から下り、従僕に馬を引き渡す。2人の貴族の少年が盾と槍を渡すと、方伯は地に旗竿を刺し、軍勢はそのもとに結集する。


第2の方伯が同じように入場してくると、早くも第3の方伯のトランペットの音が近づくのが聞こえる。

第3の方伯も同じように入場する。新たに出て来た兵士の群れがそれぞれの旗のもとに結集する。方伯や貴族達は挨拶を交わし、互いの武具を品定めし、それを褒め合ったりする。

第4の方伯が随臣を連れて右側から登場し、舞台奥の中央に進み出る。

左からハインリヒ王のトランペットが聞こえると、皆は急いで自分の旗印のもとに整列する。王はザクセンの軍勢とともに、左手から現れる)



<全ての男達>
(王が「裁きの樫」の木陰に現れると)
ばんざい!ハインリヒ王!
ハインリヒ王よ、ばんざい!

<ハインリヒ王>
感謝するぞ・・・愛するブラバントの者どもよ!
我が胸はなんと誇らしく燃えることか・・・
すべてのドイツの地には
力強き軍勢が満ちあふれている!
いま王国に敵が攻めてこようとも、
我らは力強く迎え撃とうではないか・・・
もはや敵が、荒れ果てた東方から
出て来る勇気が持てないほどに!
ドイツの地にはドイツの剣を!
王国の勢威を見せようではないか!

<全ての男達>
ドイツの地にはドイツの剣を!
王国の勢威を見せようではないか!

<ハインリヒ王>
あの男はいずこに?
神がブラバントの名声と偉大を高めんとして遣わした男は。

(脅えた人々が押し合いへし合いしている。4人のブラバントの貴族達が担架に乗せたフリードリヒの遺体を運んできて、舞台の中央に下ろす。皆は気味悪そうに見交わし、問い交わす)



<男達>
何を連れて来たのだ?何を伝えたいのだ?
テルラムントの男達だ!

<ハインリヒ王>
誰を連れて来たのだ?私に何を見せたいのだ?
お前達の姿なぞ見たくもないぞ!


ブラバントの守護者のご意志です・・・
この者が誰かは、あのお方が明らかにします!

(多数の侍女を引き連れたエルザが舞台に現れ、よろめきながら、ゆっくりと舞台前方に進んでくる)


<男達>
見よ!貞節なるエルザがやって来る!
だがあの蒼ざめた暗い顔はどうしたことだ!

<ハインリヒ王>
(エルザを迎えに行き、自分と向かい合う
一段高い座席へと彼女を導く)
なにゆえに、そんなにも悲しい顔を?
別れがそれほどまでに心にしみるのか?

(エルザは顔を上げようとするができない。その時、舞台後方が人でごった返す)

<数人の男達>
道を空けよ!ブラバントの勇士だ!

(第1幕と同様に完全に武装したローエングリンが随臣を連れずに一人で登場し、真剣な面持ちで荘重に舞台前方に進み出る)


<全ての男達>
ブラバントの勇士よ、ばんざい!
ばんざい!ばんざい!

<ハインリヒ王>
(再び樫の木の木陰にしつらえられた自分の座に戻る)
よくぞ参られた!勇士よ!
あなたがこの野に呼び集めた兵士は、
戦意にあふれて、あなたを待っている。
あなたに率いられれば、勝利は疑いない。

<男達>
我らは戦意にあふれて、あなたを待っている。
あなたに率いられれば、勝利は疑いない。

<ローエングリン>
我が主人であります王よ・・・申し上げます・・・
徴兵に応じたこの勇士達を
私は戦に連れて行くことができないのです!
(一同は非常な戸惑いを隠し切れない)

<王と男達>
何ということを!
何とひどいことをおっしゃられるのだ!

<女達>
何ということでしょう!

<ローエングリン>
いま私がここに来たのは皆さんの戦友としてではなく、
訴えを聴いていただくためなのです。
(そう言ってフリードリヒの遺体から覆いを取り去ると、それを見た一同は嫌悪のあまり顔を背ける)
まず最初の訴えを皆さんの前で申し上げますから、
正当なる判決を下すようお願いします。
「この男は、昨夜私をいきなり襲撃したのです。
さあ・・・私がこの者を打ち倒した行為は正しかったでしょうか?」

<王と男達>
(厳粛にフリードリヒの遺体に手を伸ばしながら)
あなたの手で地に打ち伏せられた如く、
神からの罰がこの男には下るがいい!

<ローエングリン>
もう一つの訴えをお聞きください。
世界中に聞こえるような大声で私は訴えましょう。
「神によって結ばれた私の妻は、
惑わされ、私を裏切ったのです!」

<男達>
エルザ!どうしてそんなことが?
どうして禁を冒したのです?

<ハインリヒ王>
エルザ!なにゆえ禁を冒したのだ?

<女達>
(嘆くような身振りでエルザを見つめながら)
ああ悲しい・・・エルザ様!

<ローエングリン>
皆様は以前お聴きになったはずです・・・この女性は私に、
私が誰なのかを決して問いたださないと約束しました。
それなのに、この人は大事な誓いを破り、
不実な者のささやきに心を奪われてしまったのです!
(一同はこの上なく激しい衝撃を受ける)
疑惑に駆られた無法な問いへの答えを
もうこれ以上引き延ばすわけにはまいりません・・・
敵であれば、いかに迫られようとも、私は答えずともよかった。
しかし今は、名前と素姓を告げねばならぬのです。
(彼の表情は次第に神々しく変容していく)
よくよくお聞きください・・・私が日の目を避けねばならぬ者であるかを。
世界中の人々に、王に、王国に向かって、
私は自分の秘密をありのままにお話しします。
(すっくと立ち上がって)
お聴きあれ・・・私の出自があなた方に劣るかどうかを!

<男達>
いかなる前代未聞の話を聴くことになるのだろう?
ああ・・・このような告白などする羽目にならねばよかったのに!

<ハインリヒ王>
いかなる話を聴くのだろうか?
ああ・・・このような告白などする羽目にならねばよかったのに!

<ローエングリン>
(神々しく変容した表情で宙を見つめながら)
あなた方が近づくことのできない遠い国・・・
そこにはモンサルヴァートという名の城があります。
その中央には光り輝く神殿が建っており、
その美しさは地上に並び立つものがないほどです。
神殿内には奇跡の祝福を受けた聖杯があり、
最高の聖遺物として見守られています。
ですから、これを見守る者は至純の者達・・・
天使によって地上に遣わされた最も清らかな人間達なのです。
毎年、天からは鳩が舞い降り、
奇蹟をもたらす聖杯の力を新たに強めるのですが、
その聖杯こそ「グラール」・・・グラールによってこそ
至福にして至純の信仰が騎士団に与えられるのです。
グラールに奉仕するために選ばれた者達を
グラールは超自然的な力で守ります。
ですから、その者達はいかなる悪にも惑わされることなく、
死に直面しても、死の闇のほうが逃げだしていくほどなのです。
しかし、グラールによって遠き土地に送られる者、
徳高き正義の戦士と呼ばれ、
聖なる力を失うことのない者は、
騎士としての正体は悟られないままなのです。
グラールの祝福は、あまりにも気高いがゆえに、
秘密が明かされれば世の人の目からは姿を消さねばならぬのです。
それゆえに騎士を疑ってはなりません。
正体を知れば、騎士は去らねばならぬのですから。
お聴きください・・・これこそ禁問への答えです!
「私こそグラールによって遣わされた身。
王国の王冠をいただくは、我が父パルツィヴァール。
グラールの騎士である私は、ローエングリンという名なのです」

<ハインリヒ王、男達、女達>
最高の素姓に輝くお方の話をうかがったぞ・・・
聖なる歓喜の涙のあまり、我が目は燃えてしまいそうだ。

<エルザ>
(全ての希望が打ち砕かれたように)
大地が揺れる!なんという夜なの!
ああ!風を!惨めな私に風を!
(よろめき倒れようとする彼女をローエングリンは腕で抱きとめる)


<ローエングリン>
ああ、エルザ!何ということをしてくれたのです!
初めてあなたを見た時、
私の心は愛に燃え上がりました。
すぐに見抜いたのです・・・新たな幸せが来ることを・・・
素姓を秘密にすれば与えられる
気高い奇蹟の力を、
私は、あなたの清らかな心に奉仕させようとしたのです。
なのになぜ、その秘密を引き裂いたのです?
もはや私は・・・ああ!あなたのもとを去るしかないのです!

<男達、女達、ハインリヒ王>
なんてことだ!悲しすぎる!

<エルザ>
あなた!いやです!
行かせません!
悔いあらためますから、ここにいて見守って!・・・etc

<ローエングリン>
それはできません!行かねばなりません!可愛い妻よ!

<男女>
ああ!

<エルザ>
私は激しく悔い改めますから、どうか逃げないでください!
罰するというのなら、甘んじて受けますわ!

<女達>
ああ・・・去って行かねばならぬとは!

<エルザ>
罰するというのなら、甘んじて受けますわ!

<ローエングリン>
それはできません!行かねばなりません!可愛い妻よ!

<男女と王>
ああ!悲しい!去って行かねばならぬとは・・・
神から遣わされた高貴なお人が!
天の祝福に去られてしまったら、
我らはどこに慰めを見出せるというのです?
哀れな我ら!おとどまりください!
天の祝福に去られてしまったら・・・etc

<エルザ>
私の知っているとおりの神聖なお人ならば、
神のような恩寵を忘れないでください!
悲しみの中で重い罪を償う哀れな私なのです・・・
慈悲の心で近くにいてください!
突き放さないで!どんなに私の犯した罪が重くとも!
行かないで・・・ああ!惨めな私を捨てないで!・・・etc

<ローエングリン>
すでにグラールがお怒りなのです・・・私がまだ帰らないでいることに!
行かねばなりません!行かねば!
あなたの犯した罪への罰はただ一つだけです!
ですが、ああ!その罰は、あなた同様、私をも激しく苦しめます!
私達は離れ離れにならねばなりません・・・
それが罰であり、それが罪の償いなのです!

(エルザは叫び声をあげて、床に崩れ落ちる)

<王と全ての男達>
(猛烈な勢いでローエングリンを取り囲む)
お待ちを!行かないでください!
兵士たちは指揮官を待ち望んでいるのです!
お待ちを!・・・etc

<ローエングリン>
王よ、お聴きください!私はお伴することは許されません!
グラールの騎士は、ひとたび正体が知られたからには、
仮に掟を破って戦おうとも、
もはやいかなる力も発揮できぬのです!
ですが、偉大なる王よ・・・私は予言いたします・・・
あなたという清らかな王には、偉大な勝利が与えられますぞ!
遠い将来に至るまで、ドイツの地に東方の部族が
勝ちに乗じて押し寄せることは決してありません!

(活気に満ちた興奮が一同に広がる。その時、空っぽの小舟を曳いた白鳥がローエングリンの初登場の場面と同じように川面に現れ、こちらに近づくのが見える)

<一部の男達>
(舞台後方から)
白鳥だ!白鳥だ!
白鳥だ!またあそこに!

<その他の男達>
(舞台の前方から後方を見やりながら)
白鳥だ!また近づいてくる!

<女達>
(そのすぐ近くの舞台前方でエルザを取り巻きながら)
白鳥だ!ああ・・・近づいてくるぞ!

<全ての男達>
近づくぞ!白鳥が!

(白鳥は舞台前方にある川の湾曲部に差しかかる)


<エルザ>
(気絶から覚めて体を起こすと、座席で体を支えながら岸辺を見やる)

ひどいわ!ああ・・・あの白鳥!
(そのままずっと凍りついたように姿勢を変えない)

<ローエングリン>
私がぐずぐずしているので、グラールが迎えをよこしたようです!
(エルザ以外の一同が激しい緊張と期待にあふれて見守るなか、ローエングリンは岸辺に歩み寄り、白鳥のほうにうつむくと、愁いに満ちた表情で白鳥を見つめる)
可愛い白鳥よ!
ああ・・・できればこんな悲しい最後の旅を
あなたにはさせたくありませんでした!
あと1年が経ち、
あなたに定められた奉仕の年月が過ぎ去れば・・・
グラールの力によって自由になったあなたと
別の姿で再びお会いできたというのに!
(激しい心の痛みをあふれさせ、エルザのいる舞台前方へと振り返る)

ああ・・・エルザ!あとせめて1年でもお傍にいて、
幸せなあなたをこの目で見守りたかった!
そうすればグラールのお導きにより、
死んだと思っていたあなたの弟君が帰ってきたはずなのに。
(一同、思いもよらなかったこの発言に驚愕する。ローエングリンはエルザに自らの角笛と剣、そして指輪を手渡す)

弟君はいずれ帰ってきますが、私は一生離れたままです・・・
ですから、この角笛、剣、指輪をあなたから渡してください。
この角笛は、弟君に危険が迫る時の助けとなりましょうし、
剣は激しい戦の時に勝利を与えてくれるでしょう・・・
ですが指輪は、弟君に私を思い出していただくためのものです・・・
かつて、あなたをも恥辱と苦難から救い出したこの私を思い出すための!
(表情を変えることすらできないエルザに繰り返しキスしながら)

さらばです!お元気で!お元気で・・・可愛い妻よ!
さらばです!これ以上ここにいてはグラールの怒りを受けます!
さらばです!お元気で!

(エルザは反射的にローエングリンの体をつかむが、ついに力尽き、女性達の腕の中に沈みゆく。ローエングリンは彼女達にエルザを委ねると、急いで岸辺へと走り去って行く)


<ハインリヒ王、男達、女達>
ああ!悲しい!優しくも高貴なお方よ!
どうして我らを、こんなにひどく苦しめるのです!

<オルトルート>
(歓喜したような身振りで、舞台前方に進み出る)
帰るのだ!帰れ!高慢な勇士め!
私は嬉しくてならないから、愚かなエルザにも教えてやるよ。
お前の小舟を誰が曳いているのかをね!
以前巻き付けた鎖のおかげで、あたしには分かったのさ・・・
あの白鳥が誰なのかを。
あれこそブラバントの跡継ぎなんだ!

<全員>
なんだと!

<オルトルート>
(エルザに向けて)
騎士を追っぱらってくれて有難うよ!
あの勇士は白鳥に連れられて帰っていくが、
あいつがもう少し長くここにいたら、
お前の弟も自由の身にしたに違いないのさ!

<男達>
なんと忌わしい女だ!
おい!お前が厚かましくも口に出していることは恐ろしい犯罪だぞ!

<女達>
なんと忌わしい人!

<オルトルート>
思い知るがいい!これは神々の復讐さ!
以前はご加護を受けていたくせに、お前達が裏切った神々のね!

(荒々しい恍惚感に浸りながら、皆を見下すように立ち上がったままでいる)
(すでに岸辺に着いていたローエングリンだったが、オルトルートの言葉を一語一句聞き逃してはいなかった。彼は黙ってひざまずき厳かな祈りを捧げると、グラールが遣わした白い鳩が小舟の上に舞い降りてくる。

ローエングリンはその姿に気づくと、感謝に満ちた眼差しで飛び起き、白鳥の首にかかっていた鎖を外す。
すると白鳥はすぐに消えてしまい、そこからローエングリンは銀色に輝く衣裳に身をつつんだ少年を連れて来る。彼こそゴットフリートであり、ローエングリンは彼を川の中から岸辺へと導く)


<ローエングリン>
ご覧ください!これこそブラバント公です!
あなた方を率いるお方です!

(ゴットフリートの姿を見たオルトルートはその場に崩れ落ちる。ローエングリンは素早く小舟に乗りこむ。鳩は自らに鎖を結わえ、すぐに舟を曳いて進む。
エルザは最後の喜ばしくも浄化された表情を見せながら、ゴットフリートが舞台前方に歩んで王にお辞儀する姿を見つめる。一同は幸せな驚きに満ちて彼を見つめ、なかでもブラバントの者達は忠誠を誓わんと彼の前にひざまずく。それからゴットフリートは駆け寄って、エルザの腕に飛び込む)

<エルザ>
(しばし幸せに我を忘れていたが、すぐにあわてて岸辺を見やる。しかし、もはやローエングリンの姿は見当たらない)

あなた!私の大事なひと!

(遥か彼方にローエングリンが再び見えてくるが、彼は小舟の上で盾にもたれながら悲しげにうつむいている)


<エルザ>
ああ!

<ハインリヒ王、男達、女達>
なんと悲しいこと!

(エルザの体から魂が抜け去り、ゴットフリートの腕の中で、滑るようにゆっくりと地面に沈んでいく)
(ローエングリンの姿はどんどん遠ざかっていってしまう)
DRITTE SZENE
Die Aue am Ufer der Schelde, wie im 1. Akt. Glühende Morgenröte, allmählicher Anbruch des vollen Tages.
Ein Graf mit seinem Heergefolge zieht im Vordergrunde rechts auf, steigt vom Pferde und übergibt dies einem Knechte. Zwei Edelknaben tragen ihm Schild und Speer. Er pflanzt sein Banner auf, sein Heergefolge sammelt sich um dasselbe.
Während ein zweiter Graf auf die Weise wie der erste einzieht, hört man bereits die Trompeten eines dritten sich nähern.
Ein dritter Graf zieht mit seinem Heergefolge ebenso ein. Die neuen Scharen sammeln sich um ihre Banner; die Grafen und Edlen begrüssen sich, prüfen und loben ihre Waffen usw.
Ein vierter Graf zieht mit seinem Gefolge von rechts her ein und stellt sich bis in die Mitte des Hintergrundes auf.
Als von links die Trompeten des Königs vernommen werden, eilt alles, um sich um die Banner zu ordnen. Der König mit seinem sächsischen Heerbann zieht von links ein.

ALLE MÄNNER
als der König unter der Eiche angelangt ist
Heil König Heinrich!
König Heinrich Heil!

KÖNIG HEINRICH
Habt Dank, ihr Lieben von Brabant!
Wie fühl' ich stolz mein Herz entbrannt,
find' ich in jedem deutschen Land
so kräftig reichen Heerverband!
Nun soll des Reiches Feind sich nahn,
wir wollen tapfer ihn empfahn:
Aus seinem öden Ost daher
soll er sich nimmer wagen mehr!
Für deutsches Land das deutsche Schwert!
So sei des Reiches Kraft bewährt!

ALLE MÄNNER
Für deutsches Land das deutsche Schwert!
So sei des Reiches Kraft bewährt!

KÖNIG HEINRICH
Wo weilt nun der, den Gott gesandt
zum Ruhm, zur Grösse von Brabant?

Ein scheues Gedränge ist entstanden; die vier brabantischen Edlen bringen auf einer Bahre Friedrichs verhüllte Leiche getragen und setzen sie in der Mitte der Bühne nieder. Alles blickt sich unheimlich fragend an.

DIE MÄNNER
Was bringen die? Was tun sie kund?
Die Mannen sind's des Telramund!

KÖNIG HEINRICH
Wen führt ihr her? Was soll ich schaun?
Mich fasst bei eurem Anblick Graun!

Die VIER EDLEN
So will's der Schützer von Brabant;
wer dieser ist, macht er bekannt!

Elsa, mit grossem Gefolge von Frauen, tritt auf und schreitet langsam, wankenden Schrittes in den Vordergrund.

Die MÄNNER
Seht, Elsa naht, die Tugendreiche!
Wie ist ihr Antlitz trüb und bleiche!

KÖNIG HEINRICH
der Elsa entgegengegangen ist und sie nach einem hohen Sitze, ihm gegenüber, geleitet
Wie muss ich dich so traurig sehn!
Will dir so nah die Trennung gehn?

Elsa versucht vor ihm aufzublicken, vermag es aber nicht. Grosses Gedränge entsteht im Hintergrunde.

EINIGE MÄNNER
Macht Platz dem Helden von Brabant!

Lohengrin, ganz so gewaffnet wie im ersten Akt, tritt ohne Gefolge auf und schreitet feierlich und ernst in den Vordergrund.

ALLE MÄNNER
Heil dem Helden von Brabant!
Heil! Heil!

KÖNIG HEINRICH
hat seinen Platz unter der Eiche wieder eingenommen
Heil deinem Kommen, teurer Held!
Die du so treulich riefst ins Feld,
die harren dein in Streites Lust,
von dir geführt, des Siegs bewusst.

Die MÄNNER
Wir harren dein in Streites Lust,
von dir geführt, des Siegs bewusst.

LOHENGRIN
Mein Herr und König, lass dir melden:
Die ich berief, die kühnen Helden,
zum Streit sie führen darf ich nicht!
Alle drücken höchste Betroffenheit aus.

Der KÖNIG und die MÄNNER
Hilf Gott!
Welch hartes Wort er spricht!

Die FRAUEN
Hilf Gott!

LOHENGRIN
Als Streitgenoss bin ich nicht hergekommen;
als Kläger sei ich jetzt von euch vernommen!
Er enthüllt Friedrichs Leiche, von deren Anblick sich alle mit Abscheu abwenden.
Zum ersten klage laut ich vor euch allen
und frag' um Spruch nach Recht und Fug:
Da dieser Mann zur Nacht mich überfallen,
sagt, ob ich ihn mit Recht erschlug?

Der KÖNIG und die MÄNNER
die Hand feierlich nach der Leiche ausstreckend
Wie deine Hand ihn schlug auf Erden,
soll dort ihm Gottes Strafe werden!

LOHENGRIN
Zum andern aber sollt ihr Klage hören,
denn aller Welt nun klag' ich laut,
dass zum Verrat an mir sich liess betören
das Weib, das Gott mir angetraut!

Die MÄNNER
Elsa! Wie mochte das geschehn?
Wie konntest du dich so vergehn?

KÖNIG HEINRICH
Elsa! Wie konntest du dich so vergehn?

Die FRAUEN
mit klagenden Gebärden auf Elsa blickend
Wehe dir, Elsa!

LOHENGRIN
Ihr hörtet alle, wie sie mir versprochen,
dass nie sie wollt' erfragen, wer ich bin?
Nun hat sie ihren teuren Schwur gebrochen,
treulosem Rat gab sie ihr Herz dahin!
Alle drücken die heftigste Erschütterung aus
Zu lohnen ihres Zweifels wildem Fragen,
sei nun die Antwort länger nicht gespart:
Des Feindes Drängen durft' ich sie versagen,
nun muss ich künden, wie mein Nam' und Art.
Mit immer steigender Verklärung seiner Mienen
Jetzt merket wohl, ob ich den Tag muss scheuen:
Vor aller Welt, vor König und vor Reich
enthülle mein Geheimnis ich in Treuen.
sich hoch aufrichtend
So hört, ob ich an Adel euch nicht gleich!

Die MÄNNER
Welch Unerhörtes muss ich nun erfahren?
O könnt' er die erzwungne Kunde sich ersparen!

KÖNIG HEINRICH
Was muss ich nun erfahren?
O könnt' er die Kunde sich ersparen!

LOHENGRIN
in feierlicher Verklärung vor sich herblickend
In fernem Land, unnahbar euren Schritten,
liegt eine Burg, die Montsalvat genannt;
ein lichter Tempel stehet dort inmitten,
so kostbar, als auf Erden nichts bekannt;
drin ein Gefäss von wundertät'gem Segen
wird dort als höchstes Heiligtum bewacht:
Es ward, dass sein der Menschen reinste pflegen,
herab von einer Engelschar gebracht;
alljährlich naht vom Himmel eine Taube,
um neu zu stärken seine Wunderkraft:
Es heisst der Gral, und selig reinster Glaube
erteilt durch ihn sich seiner Ritterschaft.
Wer nun dem Gral zu dienen ist erkoren,
den rüstet er mit überird'scher Macht;
an dem ist jedes Bösen Trug verloren,
wenn ihn er sieht, weicht dem des Todes Nacht.
Selbst wer von ihm in ferne Land' entsendet,
zum Streiter für der Tugend Recht ernannt,
dem wird nicht seine heil'ge Kraft entwendet,
bleibt als sein Ritter dort er unerkannt.
So hehrer Art doch ist des Grales Segen,
enthüllt - muss er des Laien Auge fliehn;
des Ritters drum sollt Zweifel ihr nicht hegen,
erkennt ihr ihn - dann muss er von euch ziehn.
Nun hört, wie ich verbotner Frage lohne!
Vom Gral ward ich zu euch daher gesandt:
Mein Vater Parzival trägt seine Krone,
sein Ritter ich - bin Lohengrin genannt.

KÖNIG HEINRICH, die MÄNNER und FRAUEN
Hör' ich so seine höchste Art bewähren,
entbrennt mein Aug' in heil'gen Wonnezähren.

ELSA
wie vernichtet
Mir schwankt der Boden! Welche Nacht!
O Luft! Luft der Unglücksel'gen!
Sie droht umzusinken; Lohengrin fasst sie in seine Arme

LOHENGRIN
O Elsa! Was hast du mir angetan!
Als meine Augen dich zuerst ersahn,
zu dir fühlt' ich in Liebe mich entbrannt,
und schnell hatt' ich ein neues Glück erkannt:
Die hehre Macht, die Wunder meiner Art,
die Kraft, die mein Geheimnis mir bewahrt,
wollt' ich dem Dienst des reinsten Herzens weihn:
Was rissest du nun mein Geheimnis ein?
Jetzt muss ich, ach! von dir geschieden sein!

Die MÄNNER und FRAUEN, KÖNIG HEINRICH
Weh! Weh! Weh!

ELSA
Mein Gatte! Nein!
Ich lass dich nicht von hinnen!
Als Zeuge meiner Busse bleibe hier! usw.

LOHENGRIN
Ich muss, ich muss! mein süsses Weib!

Die MÄNNER und FRAUEN
Weh!

ELSA
Nicht darfst du meiner bittern Reu' entrinnen,
dass du mich strafest, liege ich vor dir!

Die FRAUEN
Weh, nun muss er von dir ziehn!

ELSA
Dass du mich strafest, liege ich vor dir!

LOHENGRIN
Ich muss, ich muss! mein süsses Weib!

Die MÄNNER und FRAUEN, der KÖNIG
Weh! Wehe! Musst du von uns ziehn,
du hehrer, gottgesandter Mann!
Soll uns des Himmels Segen fliehn,
wo fänden dein' wir Tröstung dann?
Weh uns! O bleib!
Soll uns des Himmel Segen fliehn usw.

ELSA
Bist du so göttlich als ich dich erkannt,
sei Gottes Gnade nicht aus dir verbannt!
Büsst sie in Jammer ihre schwere Schuld,
nicht flieh' die Ärmste deiner Nähe Huld!
Verstoss mich nicht, wie gross auch mein Verbrechen!
Verlass mich, ach! verlass die Ärmste nicht! usw.

LOHENGRIN
Schon zürnt der Gral, dass ich ihm ferne bleib'!
Ich muss! Ich muss!
Nur eine Strafe gibt's für dein Vergehn!
Ach! mich, wie dich trifft ihre herbe Pein!
Getrennt, geschieden sollen wir uns sehn:
Dies muss die Strafe, dies die Sühne sein!

Elsa sinkt mit einem Schrei zurück.

Der KÖNIG und ALLE MÄNNER
Lohengrin ungestüm umdrängend
O bleib, und zieh uns nicht von dannen!
Des Führers harren deine Mannen!
O bleib usw.

LOHENGRIN
O König, hör! Ich darf dich nicht geleiten!
Des Grales Ritter, habt ihr ihn erkannt,
wollt' er in Ungehorsam mit euch streiten,
ihm würde alle Manneskraft entwandt!
Doch, grosser König, lass mich dir weissagen:
Dir Reinem ist ein grosser Sieg verliehn!
Nach Deutschland sollen noch in fernsten Tagen
des Ostens Horden siegreich nimmer ziehn!

Lebhafte Erregung. Man sieht auf dem Flusse den Schwan mit dem leeren Nachen auf dieselbe Weise wie bei Lohengrins erstem Erscheinen anlangen.

Ein TEIL der MÄNNER
im Hintergrunde
Der Schwan! Der Schwan! Der Schwan!
Der Schwan! Seht dort ihn wieder nahn!

Die ÜBRIGEN MÄNNER
im Vordergrunde, nach hinten gewandt
Der Schwan! Seht dort ihn wieder nahn!

Die FRAUEN
im nächsten Vordergrunde um Elsa
Der Schwan! Weh, er naht!

ALLE MÄNNER
Er naht, der Schwan!

Der Schwan kommt um die vordere Flussbiegung herum.

ELSA
aus ihrer Betäubung erweckt, erhebt sich, auf den Sitz gestützt, und blickt nach dem Ufer
Entsetzlich! Ha, der Schwan!
Sie verbleibt lange Zeit wie erstarrt in ihrer Stellung.

LOHENGRIN
Schon sendet nach dem Säumigen der Gral!
Unter der gespanntesten Erwartung der übrigen tritt er dem Ufer näherund neigt sich zu dem Schwan, ihn wehmütig betrachtend
Mein lieber Schwan!
Ach, diese letzte, traur'ge Fahrt,
wie gern hätt' ich sie dir erspart!
In einem Jahr, wenn deine Zeit
im Dienst zu Ende sollte gehn -
dann, durch des Grales Macht befreit,
wollt' ich dich anders wieder sehn!
Er wendet sich im Ausbruch heftigen Schmerzes in den Vordergrund zu Elsa zurück
O Elsa! Nur ein Jahr an deiner Seite
hatt' ich als Zeuge deines Glücks ersehnt!
Dann kehrte, selig in des Grals Geleite,
dein Bruder wieder, den du tot gewähnt.
Alle drücken ihre Überraschung aus. Lohengrin überreicht Elsa sein Horn, sein Schwert und seinen Ring
Kommt er dann heim, wenn ich ihm fern im Leben,
dies Horn, dies Schwert, den Ring sollst du ihm geben.
Dies Horn soll in Gefahr ihm Hilfe schenken,
in wildem Kampf dies Schwert ihm Sieg verleiht;
doch bei dem Ringe soll er mein gedenken,
der einst auch dich aus Schmach und Not befreit!

Während er Elsa, die keines Ausdrucks mächtig ist, wiederholt küsst
Leb wohl! Leb wohl! Leb wohl, mein süsses Weib!
Leb wohl! Mir zürnt der Gral, wenn ich noch bleib!
Leb wohl, leb wohl!

Elsa hat sich krampfhaft an ihm festgehalten; endlich verlässt sie die Kraft, sie sinkt ihren Frauen in die Arme, denen sie Lohengrin übergibt, wonach dieser schnell dem Ufer zueilt.

KÖNIG HEINRICH, die MÄNNER und FRAUEN
Weh! Weh! Weh! Du edler, holder Mann!
Welch harte Not tust du uns an!

ORTRUD
tritt im Vordergrunde auf, mit jubelnder Gebärde
Fahr heim! Fahr heim, du stolzer Helde,
dass jubelnd ich der Törin melde,
wer dich gezogen in dem Kahn!
Am Kettlein, das ich um ihn wand,
ersah ich wohl, wer dieser Schwan:
Es ist der Erbe von Brabant!

ALLE
Ha!

ORTRUD
zu Elsa
Dank, dass den Ritter du vertrieben!
Nun gibt der Schwan ihm Heimgeleit:
Der Held, wär' länger er geblieben,
den Bruder hätt' er auch befreit!

Die MÄNNER
Abscheulich Weib! Ha, welch Verbrechen
hast du in frechem Hohn bekannt!

Die FRAUEN
Abscheulich Weib!

ORTRUD
Erfahrt, wie sich die Götter rächen,
von deren Huld ihr euch gewandt!

Sie bleibt in wilder Verzückung hoch aufgerichtet stehen.
Lohengrin, bereits am Ufer angelangt, hat Ortrud genau vernommen und sinkt jetzt zu einem stummen Gebet feierlich auf die Knie. Aller Blicke richten sich in gespannter Erwartung auf ihn hin. Die weisse Gralstaube schwebt über dem Nachen herab. Lohengrin erblickt sie; mit einem dankbaren Blicke springt er auf und löst dem Schwan die Kette, worauf dieser sogleich untertaucht. An seiner Stelle hebt Lohengrin einen schönen Knaben in glänzendem Silbergewande - Gottfried - aus dem Flusse an das Ufer.

LOHENGRIN
Seht da den Herzog von Brabant!
Zum Führer sei er euch ernannt!

Ortrud sinkt bei Gottfrieds Anblick zusammen. Lohengrin springt schnell in den Kahn, den die Taube an der Kette gefasst hat und sogleich fortzieht. Elsa blickt mit letzter freudiger Verklärung auf Gottfried, welcher nach vorn schreitet und sich vor dem König verneigt. Alle betrachten ihn mit seligem Erstaunen, die Brabanter senken sich huldigend vor ihm auf die Knie. Dann eilt Gottfried in Elsas Arme.

ELSA
nach einer kurzen freudigen Entrückung, wendet hastig den Blick nach dem Ufer, wo sie Lohengrin nicht mehr erblickt.
Mein Gatte! Mein Gatte!

In der Ferne wird Lohengrin wieder sichtbar; er steht mit gesenktem Haupte traurig auf seinen Schild gelehnt im Nachen.

ELSA
Ach!

KÖNIG HEINRICH, die MÄNNER und FRAUEN
Weh!

Elsa gleitet langsam entseelt in Gottfrieds Armen zu Boden.
Lohengrin wird immer ferner gesehen.


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@ wagnerianchan



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