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"友人フリッツ"

対訳

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訳者より

  • 生誕150周年のマスカーニのオペラの対訳、この2013年には超有名なカヴァレリアだけでなくもうひとつ取り上げようと思っておりました。日本を舞台にした(ことになっている)「イリス」が比較的有名でしばしば上演されるようですが、これは対訳に電子書籍が出ていて容易に手に入るようですので、それより更に輪をかけてマイナーな作品ではありますが、彼が二番目に書いた作品「友人フリッツ」を取り上げようと思います。
  • 抜けるような復活祭のシチリアの青空の下で凄惨な憎しみがぶつかり合い、引き締まった音楽が息をもつかせない「カヴァレリア・ルスティカーナ」と対比してみると、このオペラ、アルザスの明るい春を舞台にはしておりますが、なんともぬるいラブ・コメディ、しかもマスカーニ自身がけっこう力んで音楽を書いているのでけっこうシリアスな音楽劇となってしまうという少々ちぐはぐな感じも否めないのですが、独身主義者の気のいい地主フリッツ(推定三十代後半)が若い健気な娘(恐らく年の頃なら十七・八でしょう)スゼルに恋されて最後は結ばれるという、かなり中年男の妄想を刺激する内容になっております。スゼル役に若い美人のソプラノでも配した上演があれば、おじさんとしては何があっても観に駆け付けたくなるのではないでしょうか。スゼルにあんな風にサクランボを食べさせてもらいたい(第2幕)であるとか、あんな感じでカッコよく(ちょっとクサいが)プロポーズしてみたい(第3幕)と思う方は少なくないはずです。
  • 若者たちを結婚させることを生きがいとしている日本でいうと仲人おばさんみたいな司祭ダビィドや(彼がフリッツとスゼルとを結び付けようと策謀します。コメディとするには少々陰険な手が気になりますが、マスカーニの作りあげた音楽世界にはよくマッチしています)、中年の独身男同士でフリッツのお誕生会を開くと言う(ヨーロッパでは普通なのかも知れませんが)日本では少々持つのが恥ずかしい友人のハネゾーとフェデリーコ、そしてオペラを更に深い憂愁の音楽で彩るジプシーのベッペ(このオペラ第3幕の間奏曲、しばしば単独で演奏されてオペラ本体よりも聴ける機会は多いですが、まさに憂いに満ちたジプシー音楽そのものです)と脇役たちもくせ者揃い、うまく演出するとなかなか見応えのある舞台ができるのではないかと思います。もちろん先程述べましたようにスゼルのキャスティングがすべての成功の鍵を握っているとおじさんとしては思うのではありますが。

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@ 藤井宏行

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