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第1幕

第1部
ガーター亭の中
テーブル、大きな椅子、ベンチ。テーブルの上には、大がかりな晩餐の残りもの、たくさんのボトルとひとつのグラス、インク壺、ペン、紙、ろうそく。ほうきが一本壁に立て掛けられている。奥に玄関口 左手にドアがある

ファルスタッフはろうそくの炎で二通の手紙の封をしている蝋を暖めている、それから指輪で蝋に印をし、火を消すと気持ち良さそうに安楽椅子の上に身を横たえて酒を飲み始める


【Dr.カイウス】
(左のドアから入ってくると脅すように叫ぶ)
ファルスタッフ!

【ファルスタッフ】
(Dr.カイウスの叫び声を全く無視して、近づいてきた居酒屋の主人を呼ぶ)
おい!

【Dr.カイウス】
(先程よりも強く)
サー・ジョン・ファルスタッフ!!

【バルドルフォ】
(Dr.カイウスへ)
おや!どうかなすったんで?

【Dr.カイウス】
(叫びながら 目もくれなかったファルスタッフのところに行き)

貴様よくも うちの召使いを殴ったな!

【ファルスタッフ】
(注文を受けに出てきた主人に)
亭主!シェリーのビンをもう一本だ

【Dr.カイウス】
(前と同じように)
わしの栗毛の馬を台なしにして
わしの家に押し入ったろうが

【ファルスタッフ】
だがあんたんとこのメイドにゃ手を付けなかったぞ

【Dr.カイウス】
そりゃご親切にな!
あんな年寄りの眼ヤニ婆あをな
さて太っちょの閣下 もしあんたが二十倍であっても
騎士ジョン・ファルスタッフ殿よ
きちんと答えて貰わなくちゃならないぞ

【ファルスタッフ】
(冷静に)
答えてやろうか
俺はあんたの言った通りのことをやったぜ

【Dr.カイウス】
それは一体何でだ?

【ファルスタッフ】
わざとやったのさ

【Dr.カイウス】
(叫ぶ)
王立裁判所に訴えてやるぞ

【ファルスタッフ】
勝手にしろ
だが黙ってないと
あんたは物笑いの種だ
そいつが俺の助言だぞ

【Dr.カイウス】
(バルドルフォに今度は怒りをぶつけて)
まだ終わってないぞ!

【ファルスタッフ】
何てこった!

【Dr.カイウス】
バルドルフォ!

【バルドルフォ】
なんです ドクター

【Dr.カイウス】
(ずっと脅すような口調で)
お前 わしを昨日酔わせたろう

【バルドルフォ】
そうでしたっけ!おお痛てえ!
(Dr.カイウスに脈を取ってもらおうとする)
俺も気分が悪い。診てもらえねえですかね
腹の方も具合が悪いようで
ひどい居酒屋め ワインになんか混ぜやがったな!
(人差し指で巨大な赤い鼻を指さしながら)
この流星を見てくれよ?

【Dr.カイウス】
見ておるぞ

【バルドルフォ】
こいつは寝るんですぜ
こんなふうに赤くなって毎晩

【Dr.カイウス】
(怒りを爆発させて)
診断の結果は絞首刑だ!
お前わしを酔わせたな、食わせ者め
こいつと一緒に
(ピストラを指さし)
下らんことを話しながら
そしてわしがすっかり酔い潰れたら
わしのポケットを空にしおって

【バルドルフォ】
(威厳を正して)
私めではございません

【Dr.カイウス】
じゃ誰なんだ?

【ファルスタッフ】
(名を呼ぶ)
ピストラよ!

【ピストラ】
(前に出て来て)
旦那

【ファルスタッフ】
(椅子にすわったまま 動じることもなく)
お前がくすねたのか
この紳士のポケットの中身を?

【Dr.カイウス】
(ピストラのところに飛びかかって)
確かにこいつだ。見てくれ
しらを切りやがって
この嘘つき野郎め!
(彼の上着のポケットを裏返し)
ここに2シリングあったんだ エドワード銀貨で
それと6枚の半クローネが
1枚も残っとらんじゃないか

【ピストラ】
(ファルスタッフに、ほうきを振り回しながら)
お許しを 旦那 あっしに頂けますかい
この木の武器でやつと戦う
(Dr.カイウスへ 力強く)
でたらめ言うな!

【Dr.カイウス】
無礼者!紳士と話をしとるんだぞ!

【ピストラ】
大馬鹿野郎!

【Dr.カイウス】
うすら乞食!

【ピストラ】
畜生め!

【Dr.カイウス】
犬ころ!

【ピストラ】
卑怯者!

【Dr.カイウス】
かかし野郎!

【ピストラ】
小鬼め!

【Dr.カイウス】
マンドラゴラの根っこ!

【ピストラ】
誰が?

【Dr.カイウス】
お前だ

【ピストラ】
もう一度言ってみろ!

【Dr.カイウス】
言うとも

【ピストラ】
(Dr.カイウスに飛びかかって)
畜生め!

【ファルスタッフ】
(ファルスタッフは頷いてピストラに止めるように合図)
おい!ピストラ!ここではやめとけ!
(近寄ってきたバルドルフォを呼んで)
バルドルフォ!
誰がポケットを空にした この紳士殿の?

【Dr.カイウス】
(すぐさま)
こいつらのうちのどっちかだ

【バルドルフォ】
(冷静にDr.カイウスを指さして)
この旦那は呑んで酔いつぶれると
すっかり正体がなくなって
それから妄想をおしゃべりなさるんでさあ
テーブルの下で眠ってる間の夢に見たことをね

【ファルスタッフ】
(Dr.カイウスへ)
お聞きですかな?
もしあなたが信じておられても
あなたの思ってることが本当だと
それは否定されましたぞ
静かに出てお行きなさい

【Dr.カイウス】
わしは誓うぞ もし居酒屋で今後飲むにしても
正直で教養があって敬虔な連中の中で飲むことにする
(左のドアを通って出て行く)

【バルドルフォとピストラ】
(ドアのところまでDr.カイウスにおどけてついて行き それから唱える)
アーメン

【ファルスタッフ】
讃美歌なんぞやめろ
調子はずれでガナりおって
(バルドルフォとピストラ立ち止まり ファルスタッフに近寄る)
技芸の本質はこの格言にある:
「盗みは優雅に 時を得て」
お前たちはへっぽこ芸人だ

【バルドルフォとピストラ】
アー...

【ファルスタッフ】
(宿屋の主人がシェリー酒のボトルと一緒に持ってきた勘定書きを読み始める)
6羽の鶏が6シリング
30本のシェリー酒の瓶が2ポンド
七面鳥3羽...
(バルドルフォに財布を投げ、またゆっくりと読み続ける)

財布の中を探してくれ
キジ2羽に アンチョビ

【バルドルフォ】
(財布からコインを取り出して、テーブルの上で数える)
1マーク、1マーク、1ペニー。

【ファルスタッフ】
探せ

【バルドルフォ】
探してますよ

【ファルスタッフ】
探すんだ!

【バルドルフォ】
(テーブルの上に財布を放り投げ)
もう1ペニーもありませんぜ

【ファルスタッフ】
(立ち上がって)
お前らが俺を破滅させるんだ!
俺は7日ごとに10ギニーを使っとるんだぞ!
飲んだくれめ!
分かっとるわ 毎晩飲み歩くときにゃ
酒場から酒場へな
お前らの鼻が赤く光って
ランタンが必要ないってことは!
だがな、それで油代を節約しても
お前らがワインにそれを使っちまうんだ
(冷静に)
俺は30年間も無駄遣いしちまったんだ
この紫キノコどもにな!
あまりに高くついたぞ
(ピストラに、それから出て行こうとしている主人に)
そしてお前もだ
おやじ!もう一本ボトルだ
(再びバルドルフォとピストラに)
俺の肉を貪りやがって!
もしもファルスタッフがやせ細っていたら
それは奴じゃないし
女も惚れやしない
この腹ん中にはな
千もの言葉があるんだ
俺の名を讃えてる!

【ピストラ】
偉大なファルスタッフ様!

【バルドルフォ】
巨大なファルスタッフ様!

【ファルスタッフ】
(腹を眺め 撫でながら)
これは俺の王国だ
大きくせねばならん

【バルドルフォ】
偉大なファルスタッフ様!

【ピストラ】
巨大なファルスタッフ様!

【ファルスタッフ】
だが 今は知恵を絞る時だ

【バルドルフォ、ピストラ】
絞りましょう

(三人は寄り集まる)

【ファルスタッフ】
この街には有名な男がいる
フォードという名を知っとるか?

【バルドルフォ】
はい

【ピストラ】
はい

【ファルスタッフ】
奴はたいへんな金持ちだ... 

【ピストラ】
クロイソスよりも羽振りがいい

【バルドルフォ】
そして紳士だ!

【ファルスタッフ】
奴の妻は美人だぞ

【ピストラ】
そして財布を握ってる

【ファルスタッフ】
その女だ!
おお恋人よ!星のまなざし!
白鳥のうなじ!それに唇は!花だ
ほほ笑む花だ
名はアリーチェ そしてある日
俺が彼女の家の近所を通りがかると 微笑んだんだ
恋の予感が燃え上がった 俺の心の中に
あの女神は集光鏡で光を投げかけたんだ
(うぬぼれた仕草で)
俺に、俺にだぞ、この脇腹に、
巨大な胸に 男らしいこの足に
丈夫で真っすぐで均整のとれたこの胴体に
そして彼女の思いは輝いて 俺のところまで届いた
こう語りながら:「私はサー・ジョン・ファルスタッフ様のものよ」と

【バルドルフォ】
おしまい

【ファルスタッフ】
(バルドルフォの言葉を続けて)
まだ続くぞ もう一人いる...

【バルドルフォ それからピストラ】
もうひとりですかい?!

【ファルスタッフ】
...その名はマルゲリータ

【ピストラ】
通称メグ

【ファルスタッフ】
この女も俺の魅力に参ってるんだ
それにこいつも金庫の鍵を握ってる。
このふたりは俺のマドンナで
俺の黄金の岸辺なのさ!
見ろ。俺だってまだ陽気な夏のような男盛りだ
聖マルティンのな
で、お前らに二通の恋文を
(バルドルフォにテーブルの上にあった二通の手紙のうちのひとつを渡して)
お前はこれをメグのとこへ持って行き、
彼女の美徳をよろめかせろ
(バルドルフォは手紙を受け取る)
俺にはもうお前の鼻が熱意をもって燃えてるのが分かるぞ
(ピストラにもう一通の手紙を渡して)
そして、お前はアリーチェにこれを持って行け

【ピストラ】
(尊厳をもって拒否する)
俺は剣を腰に下げてんだ
パンダロスなんかじゃねえ
いやです

【ファルスタッフ】
(冷たく蔑み)
ピエロ野郎め

【バルドルフォ】
(前に出てくるとテーブルの上に手紙を放り投げる)
サー・ジョン、こんな策略には
俺は付き合えねえ
禁じられてるんだ...

【ファルスタッフ】
(遮って)
誰にだ?

【バルドルフォ】
名誉に

【ファルスタッフ】
(奥からやってきた小姓のロビンを見て)
おい!小姓!
(すぐにバルドルフォとピストラの方に向き直り)
縛り首になっちまえ
もう用はない
(手紙を受取ろうと近づいて来た小姓に)
二通の手紙だ、持って行って 二人の女性に
届けろ、急いでだ、速く行け!
(ピストラとバルドルフォに向き直り)
名誉だと!
泥棒どもめ!お前らは自分の名誉に忠実なのか!
恥辱のゴミ溜めのくせに、いつでも俺たちが
名誉に忠実でいられる訳はなかろう。俺だって、ああ俺だって 俺だって時には、神への怖れを脇に置いといて
必要に駆られて名誉に目をつぶり 手を出して
計略やいかさまにな うまく乗り切り かわすこともある
なのにお前らは、そのボロ着で ねじけた
山猫の目つきと薄汚い笑いを浮かべながら
守ろうと言うのか お前らの名誉を!
何の名誉だ!その名誉は?
名誉だあ!ナンセンスだ!ふざけんな!
名誉で腹が膨れるか? いいや
名誉に折れた脛が直せるか?
無理だ
足は?ありえん 指は? 
できるものか 髪は? だめだ
名誉は外科医じゃないからな。
では何なのだ?ただの言葉だ
ではこの言葉の中に何がある?
虚ろに消え去るだけだ
結構な代物だ!
名誉は死んだ奴に理解できるか? できまい
生きている者だけに理解できるのか?
それも違う お世辞によって膨れ上がり
プライドによって堕落させられ
中傷によって腐敗させられているんだ
俺はそんな名誉は欲しくない!
いかん いかん いかん いかん いかん いかん!
しかし、お前らの話に戻ると、悪人どもめ
俺はあまりにも我慢しすぎてた お前ら叩き出してやる
(彼はほうきを取って、バルドルフォとピストラを追いまわす 彼らは走り回って攻撃を避けようとテーブルの後ろに隠れる)

おい! 急げ! 急げ!とっとと行け!
とっとと行け!絞首台がお前らにはお似合いだ
急げ! 急げ!とっとと行け!泥棒め!泥棒どもめ!
行け!こっから出てけ! こっから出てけ!
(バルドルフォは、左のドアから逃げ出す。奥のドアからはピストラ、だが逃げる前にほうきで何発かの攻撃を食らう、ファルスタッフは彼を追いかけて行く)
ATTO PRIMO

Prima parte
L’interno dell’Osteria della Giarrettiera
Una tavola. Un gran seggiolone. Una panca. Sulla tavola i resti d’un desinare, parecchie bottiglie e un bicchiere. Calamaio, penna, carta, una candela accesa. Una scopa appoggiata al muro. Uscio nel fondo, porta a sinistra.

(Falstaff è occupato a riscaldare la cera di due lettere alla fiamma della candela, poi le suggella con un anello. Dopo averle suggellate, spegne il lume e si mette a bere comodamente sdraiato sul seggiolone.)

DR. CAJUS
(entrando dalla porta a sinistra e gridando minaccioso )
Falstaff!

FALSTAFF
(senza badare alle vociferazioni del dottor Cajus, chiama l’oste che si avvicina)
Olà!

DR. CAJUS
più forte di prima
Sir John Falstaff!!

BARDOLFO
al Dr.Cajus
Oh! che vi piglia?

DR. CAJUS
sempre vociando e avvicinandosi a Falstaff, che non gli dà retta
Hai battuto i miei servi!...

FALSTAFF
all'Oste, che esce per eseguire l'ordine
Oste! un'altra bottiglia di Xeres.

DR. CAJUS
come sopra
Hai fiaccata la mia giumenta baia,
Sforzata la mia casa.

FALSTAFF
Ma non la tua massaia.

DR. CAJUS
Troppa grazia!
Una vecchia cisposa.
Ampio Messere, se foste venti volte
John Falstaff Cavaliere
vi forzerò a rispondermi.

FALSTAFF
con flemma
Ecco la mia risposta:
Ho fatto ciò che hai detto.

DR. CAJUS
E poi?

FALSTAFF
L'ho fatto apposta.

DR. CAJUS
gridando
M'appellerò al Consiglio Real.

FALSTAFF
Vatti con Dio.
Sta zitto
o avrai le beffe;
quest’è il consiglio mio.

DR. CAJUS
ripigliando la sfuriata contro Bardolfo
Non è finita!

FALSTAFF
Al diavolo!

DR. CAJUS
Bardolfo!

BARDOLFO
Ser Dottore.

DR. CAJUS
sempre con tono minaccioso
Tu, ier, m'hai fatto bere.

BARDOLFO
Purtroppo! e che dolore!
(Si fa tastare il polso dal dottor Cajus.)
Sto mal. D’un tuo pronostico m’assisti.
Ho l’intestino guasto.
Malanno agli osti che dan la calce al vino!
mettendo l'indice sul proprio naso enorme e rubicondo
Vedi questa meteora?

DR. CAJUS
La vedo

BARDOLFO
Essa si corca
Rossa così ogni notte.

DR. CAJUS
(scoppiando)
Pronostico di forca!
M'hai fatto ber, furfante,
con lui
(indicando Pistola)
narrando frasche;
Poi, quando fui ben ciuschero,
M'hai vuotato le tasche.

BARDOLFO
(con decoro)
Non io.

DR. CAJUS
Chi fu?

FALSTAFF
(chiamando)
Pistola!

PISTOLA
(avanzandosi)
Padrone.

FALSTAFF
(sempre seduto sul seggiolone e con flemma)
Hai tu vuotate
le tasche a quel Messere?

DR. CAJUS
(scattando contro Pistola)
Certo fu lui. Guardate
come s’atteggia al niego
quel ceffo da bugiardo!
(vuotando una tasca della giubba)
Qui c’eran due scellini del regno d’Edoardo
e sei mezze-corone.
Non ne riman più segno.

PISTOLA
(a Falstaff, dignitosamente brandendo la scopa)
Padron, chiedo di battermi
con quest’arma di legno.
(al Dr.Cajus con forza)
Vi smentisco!

DR. CAJUS
Bifolco! tu parli a un gentiluomo!

PISTOLA
Gonzo!

DR. CAJUS
Pezzente!

PISTOLA
Bestia!

DR. CAJUS
Can!

PISTOLA
Vil!

DR. CAJUS
Spauracchio!

PISTOLA
Gnomo!

DR. CAJUS
Germoglio di mandragora!

PISTOLA
Chi?

DR. CAJUS
Tu.

PISTOLA
Ripeti!

DR. CAJUS
Si.

PISTOLA
(scagliandosi contro il Dr.Cajus)
Saette!!!

FALSTAFF
(al cenno di Falstaff, Pistola si frena)
Ehi là! Pistola! Non scaricarti qui!
(chiamando Bardolfo che s'avvicina)
Bardolfo!
Chi ha vuotate le tasche a quel Messere?

DR. CAJUS
(subito)
Fu l'un dei due.

BARDOLFO
(con serenità, indicando il Dr.Cajus)
Costui beve, poi pel gran bere
perde i suoi cinque sensi,
poi ti narra una favola
ch’egli ha sognato mentre dormì sotto la tavola.

FALSTAFF
(al Dr.Cajus)
L’odi?
Se ti capaciti,
del ver tu sei sicuro.
I fatti son negati.
Vattene in pace.

DR. CAJUS
Giuro che se mai m’ubriaco ancora all’osteria
sarà fra gente onesta, sobria, civile e pia.
(Esce dalla porta di sinistra.)

BARDOLFO e PISTOLA
accompagnando buffonescamente fino all'uscio il Dr.Cajus e salmodiando
Amen.

FALSTAFF
Cessi l'antifona.
Le urlate in contrattempo.
(Bardolfo e Pistola smettono e si avvicinano a Falstaff)
L'arte sta in questa massima:
Rubar con garbo e a tempo.
Siete dei rozzi artisti.

BARDOLFO e PISTOLA
A...

FALSTAFF
(Si mette ad esaminare il conto che l'Oste avrà portato insieme alla bottiglia di Xeres)
Sei polli: sei scellini;
trenta giarre di Xeres: due lire;
tre tacchini...
(a Bardolfo gettandogli la borsa, e si rimette a leggere lentamente)
Fruga nella mia borsa.
Due fagiani, un’acciuga...

BARDOLFO
(estrae dalla borsa le monete e le conta sul tavolo)
Un mark, un mark, un penny.

FALSTAFF
Fruga.

BARDOLFO
Ho frugato.

FALSTAFF
Fruga!

BARDOLFO
gettando la borsa sul tavolo
Qui non c'è più uno spicciolo.

FALSTAFF
(alzandosi)
Sei la mia distruzione!
Spendo ogni sette giorni dieci ghinee!
Beone!
So che se andiam, la notte,
di taverna in taverna,
quel tuo naso ardentissimo
mi serve da lanterna;
ma quel risparmio d’olio
tu lo consumi in vino.
(con flemma)
Son trent’anni che abbevero
quel fungo porporino!
Costi troppo.
(a Pistola, poi all'Oste che sarà rimasto ed esce )
E tu pure.
Oste! un’altra bottiglia.
(rivolto ancora a Bardolfo e a Pistola)
Mi struggete le carni!
Se Falstaff s’assottiglia
non è più lui,
nessun più l’ama;
in questo addome
c’è un migliaio di lingue
che annunciano il mio nome!

PISTOLA
Falstaff immenso!

BARDOLFO
Enorme Falstaff!

FALSTAFF
(toccandosi e guardando l’addome)
Questo è il mio regno.
Lo ingrandirò.

BARDOLFO
Immenso Falstaff!

PISTOLA
Enorme Falstaff!

FALSTAFF
Ma è tempo d’assottigliar l’ingegno.

BARDOLFO, PISTOLA
Assottigliam.

Tutti e tre in crocchio.

FALSTAFF
V’è noto un tal, qui del paese,
che ha nome Ford?

BARDOLFO
Sì.

PISTOLA
Sì.

FALSTAFF
Quell’uom è un gran borghese...

PISTOLA
Più liberal d’un Creso.

BARDOLFO
È un Lord!

FALSTAFF
Sua moglie è bella.

PISTOLA
E tien lo scrigno.

FALSTAFF
È quella!
O amor! Sguardo di stella!
Collo di cigno! E il labbro? Un fior!
un fior che ride.
Alice è il nome, e un giorno
come passar mi vide ne’ suoi paraggi, rise.
M’ardea l’estro amatorio nel cor.
La Dea vibrava raggi di specchio ustorio
(pavoneggiandosi)
su me, su me, sul fianco baldo,
sul gran torace, sul maschio piè,
sul fusto saldo, erto, capace;
e il suo desir in lei fulgea sì al mio congiunto
che parea dir: Io son di Sir John Falstaff!

BARDOLFO
Punto.

FALSTAFF
(continuando la parola di Bardolfo)
E a capo. Un’altra...

BARDOLFO poi PISTOLA
Un’altra?!

FALSTAFF
...e questa ha nome Margherita.

PISTOLA
La chiaman Meg.

FALSTAFF
È anch’essa de’ miei pregi invaghita.
E anch’essa tien le chiavi dello scrigno.
Costoro saran le mie Golconde
e le mie Coste d’oro!
Guardate: io sono ancora una piacente estate
di San Martino.
A voi, due lettere infuocate.
(Dà a Bardolfo una delle lettere che sono rimaste sul tavolo.)

Tu porta questa a Meg;
tentiam la sua virtù.
(Bardolfo prende la lettera)
Già vedo che il tuo naso arde di zelo.
(Dà a Pistola l’altra lettera.)
E tu porta questa ad Alice.

PISTOLA
(ricusando con dignità)
Porto una spada al fianco.
Non sono un Messer Pandarus.
Ricuso.

FALSTAFF
(con calma sprezzante)
Saltimbanco.

BARDOLFO
(avanzandosi e gettando la lettera sul tavolo)
Sir John, in quest’intrigo
non posso accondiscendervi.
Lo vieta...

FALSTAFF
(interrompendolo)
Chi?

BARDOLFO
L’onore.

FALSTAFF
(vedendo il paggio Robin che entra dal fondo)
Ehi! paggio!
(poi subito a Bardolfo e Pistola)
Andate a impendervi,
ma non più a me!
(al paggio che poi esce correndo colle lettere)
Due lettere, prendi, per due signore.
Consegna tosto, corri, via, lesto, va!
(rivolto a Pistola e Bardolfo)
L’onore!
Ladri. voi state ligi all’onor vostro, voi!
Cloache d’ignominia, quando non sempre noi
possiam star ligi al nostro. Io stesso, sì, io, io,
devo talor da un lato porre il timor di Dio
e, per necessità, sviar l’onore, usare
stratagemmi ed equivoci, destreggiar, bordeggiare.
E voi, coi vostri cenci e coll’occhiata torta
da gattopardo e i fetidi sghignazzi,
avete a scorta il vostro Onor!
Che onore!? Che onor?
Che onor! che ciancia! Che baia!
Può l’onore riempirvi la pancia? No.
Può l’onor rimettervi uno stinco?
Non può.
Né un piede? No. Né un dito?
No. Né un capello? No.
L’onor non è chirurgo.
Ch’è dunque? Una parola.
Che c’è in questa parola?
C’è dell’aria che vola.
Bel costrutto!
L’onore lo può sentir chi è morto? No.
Vive sol coi vivi?
Neppure: perché a torto lo gonfian le lusinghe,
lo corrompe l’orgoglio,
l’ammorban le calunnie;
e per me non ne voglio!
No, no, no, no, no, no!
Ma, per tornare a voi, furfanti,
ho atteso troppo, e vi discaccio.
(Prende in mano la scopa e insegue Bardolfo e Pistola che scansano i colpi correndo qua e là e riparandosi dietro la tavola.)
Olà! Lesti! lesti! al galoppo!
Al galoppo! Il capestro assai bene vi sta.
Lesti! lesti! al galoppo! ladri! ladri!
Via! via di qua! via di qua!
(Bardolfo fugge dalla porta a sinistra. Pistola dalla porta del fondo, non senza essersi buscato qualche colpo di granata, e Falstaff lo insegue.)


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@ 藤井宏行



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