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第2幕


(メサンジュの農場の中庭 右には農場、大きな突き出た屋根 木製の手すりの階段が2階に通じている 階段の脇には家畜の水飲み用の井戸 奥には小さな壁が右から左に舞台を仕切っている 壁の中央に木製の門とポーチがある
井戸と門の間の壁の向こうにはサクランボの木が枝を中庭の上に広げている、中庭には花で一杯の花壇やフラワーポット 。あちこちの壁に鋤や熊手 鎌が立てかけてある テントに下に籠や藁 夜明けである)



【スゼル】
(走ってきて)
ああ!きれいなサクランボ!今朝
フリッツさまがいらっしゃったら
味わって頂きたいわ...もう熟しているもの

【合唱】
(遠くから)
彼の愛を引き留められなければ
希望の時を失ってしまった
去って行った愛は
二度と戻ってこないのだから

【スゼル】
農夫たちが仕事に出かけている
もう時間だからだわ :今日は刈り取りね
畑で実った麦を

【合唱】
去って行った愛は
二度と戻ってこないのだから

【スゼル】
旦那さまはもうすぐにお目覚めになるわ
私はあの方のための花束を作りましょう

(花を摘みながら)

森を行くハンサムな騎士さま...
- 私に何かご用ですか かわいい娘さん?
悲しそうなお顔のハンサムな騎士さま...
- 花を摘んでいるのですか 陽気な森の娘さん?
ハンサムな騎士さま あなたにバラを差し上げましょう...
- ありがとう 娘さん でもバラは要りません!
ハンサムな騎士さま あなたの花嫁さんにどうぞ...
娘さん ありがとう!でも私に花嫁はいませんよ!

(フリッツはそれを聞きながら階段の上に現れる)

【フリッツ】
スゼル おはよう!陽気なナイチンゲールの
歌声で目が覚めたよ!

【スゼル】
何とおっしゃいましたの?

【フリッツ】
私はその歌が好きだ

【スゼル】
ああ フリッツさま...
私は心に浮かんだままを歌います

【フリッツ】
(階段を下りてくる)
それらの花は私のために?

【スゼル】
あなたのために私は摘みました...
そして花のほかにも
私は驚きを用意しました

【フリッツ】
何かの初物だね...

【スゼル】
サクランボです

【フリッツ】
サクランボか!もう熟している!

【スゼル】
みずみずしい紫色をしていて
甘くて柔らかいです...

【フリッツ】
(彼女をうっとりと見て独白)
春は花のようだ
香り立ちバラ色の...

【スゼル】
ひと掴みほど取って参ります
投げてお渡ししてもよろしいですか?

【フリッツ】
すぐに投げて欲しいな きれいな小鳥さん
ちゃんと受け止めるから

(スゼルは庭のドアから出て壁の向こうの階段の一番上に現れ サクランボを摘んでフリッツに投げて渡す)

新鮮な輝いて、まだ露に
みな濡れているな...
ところでその木かい 明け方に
スズメがさえずるのは?

【スゼル】
はい、その木です...

【フリッツ】
スズメが言っていることがあなたは分かるの?

【スゼル】
私には分かります...彼は幸せだと
歌でささやいています
彼には花咲く枝に子供のスズメがいて...
楽しげに彼を待っているのです
サンザシの茂みを遊びながら
白い花の間を

【フリッツ】
何てあなたは彼らの言葉が良く理解できるんだ!

【スゼル】
そう話しているように思えるのです
そして花と一緒に挨拶しているように思えます
夜明けの光に

【フリッツ】
(離れたところで独白)
すべては、沈黙している
けれどあらゆるものが私の心に語りかけてくる
この安らぎは
ここ以外のどこで見つかるというのだ?
お前は美しい
春の季節よ!
よみがえらせるのだ
花や恋を この甘い四月は!

(スゼルはサクランボでエプロンを一杯にして 庭の扉から現れる)

【スゼル】
何て素敵なのでしょう
すべての花の目覚めの中に!
笑いも涙も
すべては愛のときめきに満ちています!
すべての野原の
カーペットはとりどりの刺繍が...
主に向かって
賛歌がみんなの心から昇って行きます!

(馬車が到着する音が聞こえてくる)

【フリッツ】
おや!誰が来たのだろう? スゼル 見てきてくれないか!
鈴の音が聞こえたんだ...

【スゼル】
(左を見て)
馬車です...
ご友人が!ベッペと司祭さま...

【フリッツ】
それにフェデリーコか!この美しい空を見て、
やって来たな

【スゼル】
もう降りてきておられます

【フリッツ】
出迎えに行こう!

(出て行く 間もなくしてダヴィド、ベッペ、フェデリーコ、ハネゾーを伴って戻ってくる)

【スゼル】
ようこそいらっしゃいました!

【フリッツ】
この太陽に惹かれたのかい?

【ベッペ】
あなたが私たちを忘れたようだから!
あなたを連れ戻しに来たんですよ!

【ダヴィド】
(びっくりしてフリッツを見ながら)
あなたは爽やかではつらつとしてますね

【フリッツ】
ええ 快調です...彼女のおかげでね

(スゼルを指さす)

【ダヴィド】
実に いい娘ですね!

(スゼルは納屋に入って行く)

【フリッツ】
馬で農場を回って見るかい?

【ベッペ フェデリーコ ハネゾー】
いいね!いいね!

【フリッツ】
(ダヴィドに)
あなたは我々に賛成じゃないんですか?

【ダヴィド】
私はやめときます 皆さんに迷惑をかけたらいけないので
疲れていますし...

【フリッツ】
では行こう!

【ダヴィド】
私は待っています

【フリッツ】
それじゃあダヴィド...
私たちは行くよ 私たちは行くよ!

【ダヴィド】
あなた方が戻って来るまで休んでいますよ

(ダヴィド以外の皆いなくなる ダヴィドは座ってタバコ入れを出す)

さて あの友人を観察するに
顔色がいいし 陽気だし...
何も言おうとはしないが...
笑顔であの娘を誉めていた...
彼はすでに網にかかっているようだな?
スゼルを見れば すべて分かるだろう

(壺を手に井戸の方へ向かうスゼルが現れる)

【スゼル】
ああ まだここにいらっしゃったのですか?

【ダヴィド】
ええ 休んでいましてね

【スゼル】
お水を汲みましょう

【ダヴィド】
一口飲ませて頂けますかね

【スゼル】
グラスも持ってきます

【ダヴィド】
いや気にしないで...
この壺で十分ですよ

【スゼル】
よろしいようにどうぞ...

【ダヴィド】
(独白)
この娘はかわいい...

【スゼル】
(飲み物を手に)
どうぞ!お取りください!

【ダヴィド】
(飲んだ後で)
澄んでいて新鮮ですね...

【スゼル】
もう一杯いかがです!

【ダヴィド】
いや今は結構...一息つかせてください...
お嬢さん、あなたは私が今考えたことが分かります?

【スゼル】
いいえ 司祭さま...

【ダヴィド】
井戸のところで
私に水を渡してくれたとき、あなたが私には見えたのですよ
リベカに そして私がエレアザルに思えたんです

【スゼル】
私をおからかいになっているのですか?

【ダヴィド】
いや、笑ってなどいませんよ

【スゼル】
でも 何をおっしゃりたいのかが?

【ダヴィド】
あなたは、聖書をご存じない?

【スゼル】
いいえ、私は父に毎晩読み聞かせております

【ダヴィド】
ではちょっと思い出して リベカの物語を

【スゼル】
(困惑して)
司祭さま 私にはできません...

【ダヴィド】
どうして恥ずかしがるのですか?

【スゼル】
畏れ多くて...

【ダヴィド】
さあ 勇気を出して!

【スゼル】
(少し躊躇した後で)
アブラハムは年老いて 主は
彼を祝福しておられました そしてある日彼は言いました
最古参の召使いに 急いで行け
わしの故郷に そして花嫁を
わが息子イサクのために選んで参れ と

【ダヴィド】
カナンの娘たちのうちには
息子の花嫁となる女はいないのだ

【スゼル】
そしてメソポタミアへとその老いた召使いは
言いつけ通りに行きました 井戸のところに来た時に
ナホルの家の近くの...

【ダヴィド】
その通り!

【スゼル】
主よ - 彼は言いました - その乙女が
私がまずこう言って:水甕の水をくださいと
こう答えたならば:お飲みください!と
その乙女がイサクの花嫁となりますように

【ダヴィド】
すばらしい!

【スゼル】
"すると 時を置かずして
リベカが現れ... "

【ダヴィド】
彼女は最愛の娘でしたね ベトエルの
ナホルの息子の そして美しかった!

【スゼル】
そして、年老いた召使いは言いました:ああ飲ませてください
その水を一口!と
すると彼女は言いました:お飲みください 旦那さま
そして水甕を老人に向かって傾けたのです

【ダヴィド】
彼は、レベッカと結婚した....​​.そして今スゼルさん
あなたにこう言ったなら 水を恵んでもらったこの私が
私は天の使いで 私の主
たくさんの家や畑や家畜をお持ちのお方が
あなたを待っているのだよ とこう言ったら?

【スゼル】
何とお答えしたらいいのか?...私には分かりません...
考えたこともありませんから...

【ダヴィド】
(彼女の目を見つめて)
決して 一度もかい?...
もしも エレアザルのように
私が言ったら 「誰が野を私たちのところに来るのだ?」と
あなたはリベカのように答えるだろうか
その顔を隠して?

【フリッツ】
(外から)
ベッペ ここだ!

【スゼル】
(彼女の顔を隠して)
ああ!神さま!

(納屋へと逃げ出す)

【ダヴィド】
(満足そうにほほ笑んで)
これは彼の花嫁になるな!

【フリッツ】
(入ってきて)
具合はどうです?

【ダヴィド】
だいぶ良いです...休んでいましたから...
だが こんな田舎であなたは退屈ではないですか?

【フリッツ】
いや、ここではスゼルが気持ち良く世話をしてくれますから ​​...

【ダヴィド】
スゼルですか ​​...実際 私も彼女と話をしましてね
とても気に入りました...
すぐに夫が見つかるでしょう

【フリッツ】
あの娘に夫って!何を考えて?...
まだ子供じゃないですか!

【ダヴィド】
彼女にふさわしい若者が思い当たりましてね...

【フリッツ】
(気色ばんで)
彼女が断るだろうさ...

【ダヴィド】
そう行きますかね!

【フリッツ】
あなたの悪い癖は治りませんかね?

【ダヴィド】
これは治りませんよ
私は彼女の父に話してみます
そして結婚式は 見ていなさいよ すぐに行われますから

【フリッツ】
(カッとなって)
ああ!行われないさ 私が望まないのだから!
ああ あなたにはもううんざりだ
私に関わらないでくれ!

【ダヴィド】
古くからの友人と話をするのに
そんな風に?だけど私は怖れませんよ
どんなに叫ぼうと 私は恐くはない!

(出て行こうとする)

【フリッツ】
ダヴィド!ダヴィド!

【ダヴィド】
(戻ってきて)
どうしました?

【フリッツ】
地獄に行っちまえ!

(ダヴィドは出て行く フリッツは残る)

何が奇妙な心の乱れが
突然今 私を襲う!
その新しい感覚から
私は落ち着きのない心を感じる?
私があざ笑っていた恋が
復讐しようと私を打ちのめすのだ...
みんな顔を見て笑うんだろう
この恋の犠牲者を?
いや...私は大丈夫だ...
司祭が私の目を開いてくれたから!
さあ逃げ出そう... スゼルがここに私を引き止めないように

(ハネゾーとフェデリーコが戻ってくる)

【フェデリーコ】
フリッツ 俺たちは帰るよ さよなら!

【フリッツ】
君たちと一緒に私も戻るよ

【ハネゾー】
何だって?町に戻るって?

【フリッツ】
ああ 私も戻りたいんだ

【フェデリーコ】
こんなに早く!どうしてだい?

【フリッツ】
田舎に飽き飽きしていてね

【ハネゾー】
だが 司祭はどこだ?

【フリッツ】
農場に残るのさ

【フェデリーコ】
みんなぐずぐずしているな...

【フリッツ】
(独白)
ああ!私の可哀そうなスゼル!

(ベッペが駆け込んでくる)

【ベッペ】
もう馬車は動き出しますよ!

【フェデリーコ】
まだ何かあるのか?

【フリッツ】
急いで 町へ

(全員出て行く スゼルとダヴィドが入って来る すると走り去って行く馬車の音が聞こえてくる)

【ダヴィド】
馬車の鈴の音だ...
ではフリッツはどこだ?ああ どうやら
逃げ出したな!...

【スゼル】
司祭さま!

【ダヴィド】
(馬車を指して)
見えないかい...あそこに...

【スゼル】
旦那さまだわ!

【ダヴィド】
(独白)
ああ 臆病者め!
脱走者め!

【スゼル】
ああ 行ってしまった! ああ!

【ダヴィド】
泣いてるの?なぜだい?なぜ?

【スゼル】
(混乱して)
分かりません...

【ダヴィド】
さあ 元気を出して!

【スゼル】
ああ!あの方は行ってしまった!

【ダヴィド】
(独白)
愛の涙か!

【女たち】
(舞台裏から)
去って行った愛は
二度と戻ってこないのだから

【スゼル】
(絶望して)
二度と...戻ってこないのね!ああ!
ATTO SECONDO


(Cortile nella fattoria di Mésanges. A destra la fattoria, larga tettoia sporgente; una scala esterna con ringhiera di legno conduce all primo piano. Accanto alla scala, un pozzo coll'abbeveratoio pel bestiame.
In fondo un piccolo muro taglia la scena da destra a sinistra. Nel centro del muro è un vano, con un cancello di legno. Tra il pozzo e il cancello, dietro al muro, un ciliegio che stende i suoi rami sul cortile. Nel cortile, aiuole e vasi con fiori. Qua e là, appoggiati al muro, aratri, rastrelli, falci. Sotto la tettoia, ceste e paglia. È l'alba)

SUZEL
(accorrendo)
Ah! le belle ciliege! stamattina,
appena il signor Fritz sarà disceso,
vo' che le assaggi... sono già mature.

CORO
(da lontano)
Chi l'amor suo non seppe conservar,
perde il tempo a sperar.
L'amore che lontano se ne va,
mai più non tornerà.

SUZEL
I contadini sono andati all'opre.
Era tempo: oggi debbono tagliare
l'orzo maturo nella prateria.

CORO
L'amore che lontano se ne va,
mai più non tornerà.

SUZEL
Il padrone tra poco sarà desto.
Voglio per lui comporre un mazzolino.

(cogliendo fiori)

Bel cavaliere, che vai per la foresta...
 - Che volete da me, cara figliuola?
Bel cavaliere, dalla faccia mesta...
 - Cogliete fiori, allegra boscagliulo?
Bel cavaliere, ti darò una rosa...
 - Grazie, piccina, rose non ne vo'!
Bel cavaliere, sarà per la tua sposa...
Piccina, grazie! la sposa non l'ho!

(Fritz si mostra in cima alla scala, ascoltando.)

FRITZ
Suzel, buon di! d'un gaio rosignuolo
La voce mi svegliò!

SUZEL
Che dite mai?

FRITZ
Mi piace come canti.

SUZEL
Oh, signor Fritz...
Canto così come mi vien dal core.

FRITZ
(scende dalla scala)
Quei fiori son per me?

SUZEL
Per voi li ho colti...
Ed oltre i fiori
Ho pronta una sorpresa.

FRITZ
Una primizia certo...

SUZEL
Le ciliege.

FRITZ
Ciliege! e son di già mature!

SUZEL
Han della porpora vivo il colore,
son dolci e tenere...

FRITZ
(da sé, guardandola dolcemente)
Di primavera somiglia a un fiore
fragrante e roseo...

SUZEL
Son pronta a cogliere un mazzolino.
Debbo gettarvele?

FRITZ
Gettale subito, bell'augellino.
Le saprò prendere.

(Suzel esce dalla porta dell'orto, appare in cima alla scala, dall'altra parte del muro, coglie le ciliege e le getta a Fritz.)

Fresche scintillano, di brina ancora
son tutte roride...
Ma è da quell'albero che sull'aurora
pispiglia il passero?

SUZEL
Sì, da quell'albero...

FRITZ
Ciò ch'egli dice non sai comprendere?

SUZEL
Io lo so intendere... ch'egli è felice,
nel canto mormora:
sui rami floridi ha i suoi piccini...
lieti l'aspettano;
agili scherzano dei biancospini
tra i fiori candidi.

FRITZ
Come ne interpreti bene il linguaggio!

SUZEL
Sembra che parlino.
Sembra salutino coi fior
il raggio dell'aurora.

FRITZ
(da sé, scostato)
Tutto tace,
eppur tutto al cor mi parla.
Questa pace,
fuor di qui dove trovarla?
Tu sei bella,
o stagion primaverile!
Rinnovella
fiori e amor il dolce aprile!

(Suzel rientra dalla porta dell'orto, il grembiuli pieno di ciliege.)

SUZEL
Quale incanto
nel risveglio d'ogni fiore!
Riso o pianto,
tutto è palpito d'amore!
Tutto il prato
d'un tappeto s'è smaltato...
Al Signore
s'alza l'inno da ogni core!

(Si ode il rumore d'un barroccino che arriva)

FRITZ
Oh! chi è che giunge? O Suzel, guarda!
odo i sonagli...

SUZEL
(guardando a sinistra)
È un biroccino...
I vostri amici! Beppe e il Rabbino...

FRITZ
E Federico! Visto il bel ciel,
vengono qui.

SUZEL
Scesi son già.

FRITZ
Incontro andiam!

(Escono. Dopo poco rientrano, accompagnati da David, Beppe, Hanezò e Federico.)

SUZEL
Bene arrivati!

FRITZ
Il sol vi attrasse?

BEPPE
Tu ci hai scordati!
Ti ripeschiamo!

DAVID
(guardando Fritz meravigliato)
Sei fresco e bello.

FRITZ
Si, sto benone... Merito a lei.

(addita Suzel)

DAVID
Brava davver!

(Suzel entra nella fattoria.)

FRITZ
Nelle mie terre facciamo un giro?

BEPPE, FEDERICO, HANEZÒ
Si! Si!

FRITZ
(a David)
Dei nostri tu pur non sei?

DAVID
Io no; darei disturbo e noia;
mi sento stanco...

FRITZ
Andiamo noi!

DAVID
Vi attenderò .

FRITZ
Salute a David...
Andiam, andiam!

DAVID
Sin che torniate, riposerà.

(Tutti escono meno David. David siede, cava la tabacchiera e annusa.)

Vediamo un po'! L'amico
in volto e colorito e d'umor gaio...
Non ci fa saper nulla...
E sorridendo elogia la fanciulla...
Ch'egli sia già rimasto al paretaio?
Quando Suzel vedrò , tutto conoscerò .

(Entra Suzel con una brocca dirigendosi al pozzo.)

SUZEL
Ah, siete ancora qui?

DAVID
Sì, mi riposo.

SUZEL
Io l'acqua attingerò .

DAVID
Dammene un sorso.

SUZEL
Vo' a prendere un bicchiere.

DAVID
Oh, non importa...
La brocca basterà.

SUZEL
Come volete...

DAVID
(da sé)
La ragazza è carina...

SUZEL
(gli porge da bere)
A voi! prendete!

DAVID
(dopo aver bevuto)
É purissima e fresca...

SUZEL
Eccone ancora!

DAVID
Per ora no... Fammi riprender fiato...
Ragazza, tu non sai ciò che pensavo?

SUZEL
In verità, signor...

DAVID
Presso la fonte,
porgendomi da ber, tu mi sembravi
Rebecca; e mi credetti Eleazaro.

SUZEL
Vi ridete di me?

DAVID
Non rido, no.

SUZEL
Ma che volete dir?

DAVID
Non sai la Bibbia?

SUZEL
Sì, la leggo ogni sera al padre mio.

DAVID
Ridimmi un po' la storia di Rebecca.

SUZEL
(impacciata)
Signor mio, non potrò...

DAVID
Che ti vergogni?

SUZEL
Ho soggezione...

DAVID
Via, fatti coraggio!

SUZEL
(dopo un po' d'esitazione)
"Faceasi vecchio Abramo, ed il Signore
lo aveva benedetto. Ei disse un giorno
al suo più vecchio servo: Parti, va
nella natal mia terra, ed una sposa
scegli ad Isacco mio."

DAVID
"Che tra le figlie di Canahan,
donna per lui non v'ha."

SUZEL
"Ed in Mesopotamia il vecchio servo
fedele se n'andrò; ma giunto ai pozzi,
nei pressi di Nachor..."

DAVID
Proprio cosi!

SUZEL
"Signor - ei disse- fa che la donzella
a cui prima dirò: Porgimi l'anfora,
e che dirammi: Bevi!
sia la sposa d'Isacco."

DAVID
Brava!

SUZEL
"E tempo non passò
che comparve Rebecca..."

DAVID ,
"Amata figlia di Béthuel,
figlio a Nachor, bellissima!"

SUZEL
"E il vecchio servo disse: Oh! fa ch'io beva
un sorso di quell'acqua, per favore!
Ed essa a lui: ne bevi, o mio signore.
E l'anfora piegò verso quel vecchio."

DAVID
"E sposa fu Rebecca..... Ed ora Suzel,
se a te dicessi, che porgesti l'acqua:
"Sono un messo del cielo; il mio Signore
che ha dovizia di case e campi e armenti
non attende che te", che mi diresti?

SUZEL
Che dir potrei?... Non so...
Giammai pensier...

DAVID
(fissandola negli occhi)
Giammai, davver?...
E se, come Eleazaro,
ti dicessi: "Chi viene a noi dal campi?"
Risponderesti tu come Rebecca,
nascondendoti il viso?

FRITZ
(da fuori)
O Beppe, qua!

SUZEL
(nascondendosi il viso)
Ahimè! Mio Dio!

(fugge nella fattoria.)

DAVID
(con un sorriso di soddisfazione)
La sposa sua sarà!

FRITZ
(entrando)
Come va?

DAVID
Meglio assai... son riposato...
Ma la campagna a te non viene a noia?

FRITZ
No; qui Suzel con garbo m'intrattiene...

DAVID
Suzel... difatti, ha qui con me parlato.
Mi piace...
troverà presto marito.

FRITZ
Marito a lei! Ti pare?...
É una bambina!

DAVID
Ho il giovinotto che ci vuol per lei...

FRITZ
(scaldandosi)
Essa rifiuterà...

DAVID
Non ci pensare!

FRITZ
Dell'antica mania non sei guarito?

DAVID
E mai ne guarirò.
Parlo a suo padre
E le nozze, vedrai, si faran presto.

FRITZ
(scattando)
Oh! no, non si faran perché non voglio!
Ah, finalmente tu mi vieni a noia.
Lasciami in pace!

DAVID
A un vecchio amico parli
in questo modo? Ma non mi spaventi
colle tue grida: non mi far paura!

(fa l'atto di andarsene.)

FRITZ
David! David!

DAVID
(ritornando)
Che c'è?

FRITZ
Vattene al diavolo!

(David esce. Fritz è rimasto solo.)

Quale strano turbamento
improvviso or m'assale!
Da qual nuovo sentimento
agitato io sento il cor?
E l'amor da me deriso
che si vendica e m'investe...
Dovran ridere sul viso
alla vittima d'amor?
No... son salvo...
Il Rabbin m'aperse gli occhi!
Vo' fuggir... Suzel qua non mi trattiene.

(rientrano Hanezò e Federico.)

FEDERICO
Fritz, noi partiamo. Addio!

FRITZ
Con voi ritorno anch'io.

HANEZÒ
Come? Vieni in città?

FRITZ
Si. Voglio tornar via.

FEDERICO
Così presto! Perché?

FRITZ
Mi ha tediato la campagna.

HANEZÒ
Ma il Rabbino dov'è?

FRITZ
Resta alla fattoria.

FEDERICO
Ma qui si perde tempo...

FRITZ
(da sé)
Oh! Povera mia Suzel!

(Beppe accorre.)

BEPPE
Il barroccino si muove già!

FEDERICO
Che più s'aspetta?

FRITZ
Lesti, in città.

(escono tutti. Suzel e David entrano mentre si sente il rumore del barroccino che si allontan.)

DAVID
Son i sonagli del barroccino...
E Fritz, dov'è? Oh, sta a vedere
che ha preso il volo!...

SUZEL
Signor Rabbino!

DAVID
(additando il barroccino)
Non vedi... là...

SUZEL
É lui!

DAVID
(fra sé)
Oh, il vile!
Il disertor!

SUZEL
Ahimè, parti! Ahimè!

DAVID
Piangi? Perché? Perché?

SUZEL
(confusa)
Non so...

DAVID
Via, fatti cor!

SUZEL
Ahimè! partito egli è!

DAVID
(da sé)
Son lagrime d'amor!

DONNE
(interno)
L'amore che lontano se ne va
mai più ritornerà!

SUZEL
(disperata)
Mai più... non tornerà! Ahimè!


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の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行



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