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第3幕

“エリジウム”島。舞台は地上の楽園のような印象を与える。舞台後方、客席から見て左に、ジェノヴァの町の遠景と、夕陽に輝く海面とがぼんやり見える。客席から見て右は舞台が緩やかな坂で、奥の方で、舞台はごろごろした岩石と変じ、急に高くなる。岩の道が坂に通じ、その向こうには密集した薔薇の生垣の濃厚な色が輝いている。舞台の中央では奥の方に芝生が広がり、高い羊歯と草花がしばしば眩い色で生い茂っている。その密集した茂みから幻想的な形のあずまやや、大理石の群像が覗いている。像の大半はギリシャ神話のエロチックな場面を描いている。黄昏時には光の噴水となる噴水は、高く水を吹き上げる。あちこちの茂みから、大理石が生き返ったみたいに、牧神の姿がのぞく。水の精の群れが舞台をすり抜け、バッカスの祭司たちが騒々しい叫び声をたてて急ぎ去る。最初の見物客がもう姿を現す。声もたてずに驚き、彼らは不思議なものの中を歩く。遠く、町の方から夕べの鐘が響く。鐘が続く間、異教の妖怪は姿を消し、市民は跪き、帽子をとる。そのうちに暗くなる。遠く町から深紅の靄のような光線がいくつも照っている。海面は見物にやってくる人たちの小舟で、まるで何千もの光の種が蒔かれたみたいだ。噴水が輝き始める。あちこちの茂みで、蛍火のように、閃光がぱっと燃え上がる。花房から石像に緑の光が投げかけられる。その石像は熱烈に絡みあった男女を表現している。異教の恰好をしたものたちは大胆になり、妖精に扮した子供はジェノヴァの町の立派な市民に花吹雪をまき散らす。













牧神がひとり舞台に出て笛を吹く。他の牧神たちが惹かれて近寄って来て、牧笛を吹いている牧神の周りに集まる。水の精の行列が過ぎ去り、牧神たちがその後を追う。町から音楽が聞こえ、牧神たちは耳をすます。最初の市民たちが姿を現す。町の人たちである。牧神に追われた水の精たちは新たに反対の方向に逃げる。臆して小グループで来た市民の驚愕。牧神のひとりがニンフをすばやくつかむ。求愛、拒絶、激しい催促、遂に承諾という二人の場面。荒々しい情熱へと戯れが高揚。(舞台奥でバッカスの祭司たちが叫び声を上げて騒いで過ぎる。)そして歓喜に満ちた倦怠感。牧神と水の精が何組かペアで戻って来る。草地や傍の茂みに横たわって、愛の戯れ。牧神がまた笛を吹く。夕べの調べ。町からの夕べの鐘の音はとても遠く、殆ど聞きとれない。市民たちは跪き、帽子をとる。鐘の音が聞こえる間は、異教のものたちは去っていたが、また戻って来る。彼らが控え目に市民に戯れると、市民は、個々の例外は別として、避けるような態度で何度も十字をきる。この戯れは第2場になるまで、だらだらと続く。その後は目立ったことは何も起こらない。ただ、時々、水の精や牧神が茂みや柱の陰から好奇心に満ちて顔をのぞかす。奥の方では時おり市民が散歩しながら舞台を横切る。











第1場

市民1
使徒アンドレアス様の
遺骨にかけて

市民2
手を組んで
大事なのは
畏敬の念をもつこと。

市民1
不品行な魔物が
いなければ、
ここは天国だと、
私は言いたい。

小さな男の子
知ってる、お父さん、
あれは天使じゃない?

父親
天使だって! バカな子だ!
母親がつつき、父親は考えを変える。
もちろん天使だとも。

母親
あんたは、どう思う
夕べの鐘が鳴ったとき
あんたも少し不安に
なったんじゃない?
あの角の生えた奴らは

市民3
もったいぶって
ご覧なさい、奥様
お分かりになりませんか、
これは“芸術”ですよ!
亡きフランチェスコ・
スフォルツァ総督、
ーご冥福を
お祈りいたしますー
厳しいお方でした、
その方の下で私は一度
絵の手伝いを
したことがあります

市民1
静かに
あの人は絵描きたちのために
足場を作ったんだとさ。
大工だね。

市民2
ははは!

市民3
疑い深く
何が言いたいんだ?

母親
話の続きをしてください

市民3
落着いて
では。私はここに入って
来て、全体を見たときに
再びあの絵のことを
考えたのです。
宮殿には
たくさんの絵があります
けれどここのは
あたりを指さして
本当に、ずっと
ずっと美しい。

母親
すべて生き生きしてる

市民2
そして匂いがある

市民1
こんなにたくさんの灯り!

演出家への注:
舞台は昼間のように明るくなければならない。

市民3
そして空には星が!

彼らは先に進む。


第2場

若者
貧しい身なりで友人と登場して
ボクは惨めな気がする。
こういう場所には、
晴れ着を着て
お祭り気分で
やって来てこそだ

友人
腹もいっぱいで。

若者
ああ、そんなことはどうでもいい

二人は先に進む。


第3場

マルトッゥチア
あるグループに近づいて
すみませんが、皆さん、
私のご主人のアルヴィアーノ様を
見かけませんでしたか?

一人目
貴女のご主人のアルヴィアーノ様?

二人目
もちろん見ましたよ!

三人目
入口のすぐ左、
そこです
柱のそばに
ー見えるでしょうー
少し前に
大勢の人と立っていました
多分芸術家たちだと
思います。

グループはゆっくり離れていく。

マルトッゥチア
ああ神様、ああ神様
もう1時間も
探してるんです
絶望して行こうとする。


第4場

牧神パン(ピエトロ)
静かに
へい、マルトッゥチア!

マルトッゥチア
とても吃驚して
いったい何なの?
私を何かが今

ピエトロ
俺だよ、ピエトロだよ

マルトッゥチア
ああ、イヤな予感!
あいつを連れて来たのか、
悪魔め! だから
今夜は突然
時計が止まり
ご主人様の部屋で
物音がした

ピエトロ
黙れ、ばか女!
俺がいるのが、見えないのか?

マルトッゥチア
腹をたてて
何て? お前が生きてるって?
ごろつきが!

ピエトロ
不機嫌に
もういい!
急いで言ってくれ
用心深くあたりを見回して
何をしている
俺の美女は?

マルトッゥチア
堰をきったように、捨鉢に
そのことよ!
そのことよ!
おお、聖ヨーゼフ様!
彼女は逃げ出したよ

ピエトロ
いまいましい あま め!

マルトッゥチア
厄介事を
しでかして
悪魔め!

ピエトロ
お前に言わなかったか、
お前は彼女を
騎士のメナルド様に

マルトッゥチア
嘆きながら
可哀想なご主人様
アルヴィアーノ様!
悪意をもって
知ってるわ、
彼女が誰だか
ジネーブラ・スコッティよ
彼女が自分で言ったの
そして町中が
この略奪の話でもちきり。
あんたが彼女を誘拐したのね、
今なら皆信じるだろう、
ご主人様と私は
彼女が逃げるや否や
そこにはもう
イヌどもが
“八人組”の追っ手たちが
ご主人様を探してた。
ああ、ご主人様が見つかれば
私は不幸せな女
ご主人様にすべてを白状して、
ご注意申し上げよう
そしてお前は車裂きの刑に処してやる、
このならず者め!

ピエトロ
静かに口笛を吹いて
辛抱しろ、くそ婆!

牧神の群れが彼女に飛びかかり、彼女が叫び声をあげる前に、猿ぐつわをかませ、すばやく茂みに引きずり込む。ピエトロ去る。



第5場

アルヴィアーノ
横から市長と登場して
私にはやっぱり
マルトッゥチアの声が聞こえたような!
微笑みながら
昨日から至る所で
声が聞こえます。
屋外では歌声が
茂みでは囁きが
さっきはカルロッタの
銀の鈴のような笑い声、
でもそれは多分
錯覚だったんだ。ああ、
あの日以来、
彼女が初めて
私の家に
足を踏み入れてから、
私は変わった、幸せだ!
貴方のご息女はいかがですか、
温かく
間もなく私の妻になる、
口では言えないほどすばらしい、
とても穏やかで美しく、
優しさに満ちている。
でも貴方は黙っておられる、
どうされました、市長殿?

市長
少し話をそらしながら
頭が混乱して
目がくらみます。
貴方が只今
見せてくれたことが、
理解しがたいのです、
たった一人の人間の
頭脳が
この魔法の王国を
考え出すなんて!

アルヴィアーノ
多くの人が手伝ってくれました。
芸術家たちが創ってくれました
私はただ夢を出しただけです!

市長
けれどもあなたは、あなたと芸術家たちは
余りにも多くを与えてしまったのではないかと、
私は心配なのです。
お腹をすかした人々は皆、
喉の乾いた人々は皆、
色と香りと音と
可愛らしい姿に溢れた
このバッカス祭を
有頂天になって楽しむでしょう。
日常に再び戻ったとき、
彼らは日常が意気消沈して
無益なものに見える、
貴方がたは彼らから日常を奪うのです。
貴方がたは彼らに天国を見せる、
こんなに近くにあって魅力的、
だから我々はこの地上とその力を
喜ばなくなる。
地上の力は、我々をそこに引き止め、
永遠の歓喜のある
魂の領域に我々が
上昇するのを阻止するのです。
私は彼らが嫌いだけれど
彼らの悪だくみを今日だって
恐れているけれど
あの嫉妬している貴族たちと
見解を同じくしているところもあります。
つまり、貴方の寛大さは
我々みんなに幸福をもたらすか
それとも堕落をもたらすか、と自問するとです。

アルヴィアーノ
私もまた自問しました。
すると疑念が私をひどく
責め立てます。けれど私は
罪を自覚しています。
それは冒涜的な考えで
それが実を熟成させました。
私はそれを呪いましたが
その毒が私の魂を貪るのです。
この罪に酬いるために、
当時はまだ私の心にあっただけの、
私の最愛のものを、
私の喜びのない毎日の
唯一の幸福を犠牲にしました、
後悔はしていません、
というのは思いがけず
高価な報いを私は得たからです。
これを私は前兆だと思っています。
そして今晩
異議を申し立て、
すべての市民の前で
それを立証するという
アドルノの警告にもかかわらず
私は、好意的な運命と
天上の神を
信じています。
神は私に遂に
恩寵を与えてくれたのです。

市長
彼に歩み寄り、両手を肩に置いて、彼の目を優しく、真剣に
見る。
私は、貴方の罪が
いかなる種類のものかは問いません、
けれど確かに思われるのは

アルヴィアーノ
いつか貴方にはお分かりいただけるでしょう、
そして私の罪を許してくれるでしょう、
私には分かっています。
横に繋がっている道を行こうとしているカルロッタとアドルノが退場する二人には見えないで登場。カルロッタはアルヴィアーノを見ると、びくっとして、気付かれないようにする。

カルロッタは一体どこにいるのか?

市長
さあ、一緒に探しに行きましょう。

二人は奥の方に去る。


第6場

アドルノ
聞こえませんか? 貴女を
探していますよ、カルロッタ嬢、
貴女は、身を隠して、
影の中に逃げ込み、そうやって
婚約者から逃れるのですか?

カルロッタ
ああ、私のことを
悪く思わないで、公爵様、
自分でも分からないんです、
私がどうなったのか。
私が昨日、貴方に
ヴィテロッツォ伯爵のことで
“ノー”とお答えしたとき、
私は自分を誇り高く、自信があり
立派で幸福せだと
感じていました。
でもあの絵が
貴方がとても気に入った
あのアルヴィアーノの絵が
完成して以来、
私の中で何か
脱力してしまったようで
私の愛がもはや
以前と同じでないように
思われるのです。彼が
つまらなくなったのではありません。
分かってください
彼が私に彼のすべてを
彼の最高のものをくれて、
私にはもう期待するものが
何もないのです。
そうなると私は
やっぱり分からないのです、
ひとりの女の
二つに分裂した感情が
貴方の思いやりを目覚めさせるのか
貴方の中に嘲笑のようなものを
呼び覚ますだけはないか、
公爵様?

アドルノ
お願いだから、私を信用して、
貴女はやはりいかに純粋で素直なことか
お嬢さん!


第7場

奥の方にゴンザルヴォ、グイードバルド、ミケロットが登場。二人を見つけて不意に立ち止まり、激しい身振りをまじえて、囁き合う。左(あるいは右)側で交わされる公爵とカルロッタの話は初めは聴こえないが、だんだん興奮してくる。


ゴンザルヴォ
あそこを見ろよ!

グイドバルド
公爵と
市長の娘だ!

ミケロット
当てにならない人物!

グイドバルド
不吉な予感がする!

カルロッタ
この島に足を踏み入れるや
不安でいっぱいでした!

ゴンザルヴォ
用心しろ!

ミケロット
剣の鞘を
ゆるめておけ、皆!

グイドバルド
ヴィテロッツォが姿を見せない

ゴンザルヴォ
良い兆しではない!

ミケロット
行くか?

ゴンザルヴォ
行こう。

ミケロット
お前は?

グイードバルド
皆で行こう!

ばらばらの方向に去る。


第8場

カルロッタ
ワインを飲んだみたい、
きつい、魔法をかけた
薬草を混ぜたみたいなワイン、
あるいは愛に狂う
処女の心血から調合された
あの不思議な飲物を飲んだみたい!
美の持つ恐るべき魔力、
いつもは抑制され、
半ば感覚から隠されているのが、
今、解き放たれ、日の目を見て
みだらな眼差しにさらされる。
女性のすばらしい肢体さながら、
恋に憧れる年頃には覆い隠されているものが
突然、裸で立ってみせ、
恋する若者たちの幸せに酔った眼差しの前で
幾千もの魅力を放つ!


第9場
メナルドがベールを被った女性と、ユリアン伯爵と共に登場。

ユリアン
気が晴れたようだね、
メナルド君
ボクも満足だ。

カルロッタはアドルノと話しながら散歩を続け、この場面の終り頃になって戻って来る。

メナルド
では君は知っているのか、
ジネーブラがどこにいるか?

ユリアン
知っていたら、
この狂ったような
欲望の庭園をひとりで
さまよったりはしない。

メナルド
嘲るように
では、私の腕をとる
このベールを被った美人が
貴方の恋い焦がれる方なら、
どうする?

ユリアン
彼女がそうじゃないことは、
ジネーブラの愛が
ボクに保証してくれる。
声を高めて
もし彼女がそうなら
不意に
ボクは君を刺し殺す。

アドルノとカルロッタがまた姿を見せて、前方に来る。


メナルド
剣に手をかけるが、一歩退き、考え直す

今夜は戦うには
美し過ぎる、そうでなかったら
君は不遜な言葉の
償いをするところだったよ、伯爵。

ユリアン
また会おう、
メナルド君!

ユリアンと、女性を連れたメナルド、去る。


第10場

カルロッタ
それに加えて貴方は
あの誘惑の歌を歌われた、
私の赤い唇の一度のキスのために
暴力も、命を賭けることも
恐れないという
美青年タマーレの
不幸せな恋と、
荒々しい欲望の歌。
公爵様、人生というものをご存じで
女性を何人もご存じの貴方は
アルヴィアーノに罪を犯しました。
でも彼はもっと大きな罪を自分に犯した、
私がこの場所で、
父と一緒に彼に会った時、
彼が自分の精神の
燃える力で創った
このあらゆる豪華さの中で会った時、
私たちを同情で包んでくれる
あの寛大なベールと、官能を抑制する
独特の力を自ら引き裂いた
この上なく哀れなあの方を見た時、
私にはある言葉が思いつきました、
それはあの不幸な人が
唯一の幸福だった時間に話した言葉
“でも貴女はある晴れた日に
美しい花でいっぱいの花壇で
気味の悪い怪獣の
ようなものを見つけたらー”

アドルノ
何ということを、お嬢さんは

カルロッタ
ほっておいて、公爵様!

アドルノ
ともかく落着いて
唯一の幸せな時間に
ー貴女はご自分でそう言いましたねー
彼はそれを貴女のおかげだと言った、
このことは貴女を慰めてくれるかもしれない。

カルロッタ
私を慰めようなんてしないで!
私は慈悲なんて欲しくない。
私に値するのは
拷問と憎悪、
絶望と死です!

アドルノ
強く
最後まで聞きなさい
強調して
彼は貴女の愛に相応しくなく、
その価値もなかった。
彼は、貴女が思っているような
高貴な家柄ではない。
邪悪な欲望に
囚われて、彼は
今日にも襲われる

カルロッタ
ヒステリックに興奮して
私は何も聞きたくない。
貴方は彼を中傷しようとしている、
でも彼は善良で
偉大で気高い人です、
それに比べて私は惨めで、
下劣で邪悪。
私は自分が
世間が、貴方が憎い。
ひどく淫らな表情で
この夜だけ、私が愛するのは
この夜とその影だけ

アドルノ
大変なことになる、
さあ来なさい、父上の所に
お連れします!

カルロッタ
慌てて
あっちへ行って! 私に構わないで!

彼女は、観客の右にある森林の奇妙に煌めく闇の中に
ふらふら歩いて行く。
アドルノはゆっくり退場。


第11場

カルロッタ
ああ、なんという夜!
なんという灼熱の夏の夜!
その漆黒の灯りの中に
私は深く忍び込みたい、
その輝く闇の中に
私は深く浸りたい!
星々と私は踊る
夏の夜の輪舞を、
でも茂みで眠る時は
コボルト(小妖魔)たちと一緒。


初めは微かに、だんだん大きくなり、その島のあらゆる方向から聞こえる、長く伸ばして鳴り響く和音で。それはまるでカルロッタの歌のエコーが伝わり、反響がますます強まるかのようだ。混乱した、恐怖を引き起こす合唱、それは繰り返すうちに乱痴気騒ぎとなる。


ああ、なんという夜!
なんという灼熱の夏の夜!
星々と私は踊る
夏の夜の輪舞を、
でも茂みで眠る時は
コボルト(小妖魔)たちと一緒。


第12場

母たち
この場面が始まる前から
さあ行きましょう、あなた、
雑踏がひどくなる!

父親
子供はどこだ?

母親
私の手を離れてしまった

父親
お前は不吉な女だ!

母親
蝶を追っていった
銀色の蝶を

父親
彼女を引っぱりながら
来い、さあ来るんだ!


第13場
参事会員たちが登場する。

参事会員1
我々は手間どってしまった。

参事会員2
遅すぎた。

参事会員3
今や我々は
このばかげた騒動の中で、
どうやって威厳をもって平穏に
オープニングの儀式を
なすべきか?

参事会員1
ああ、群衆は放っておけ!

参事会員2
儀式はどうする?

参事会員3
市民は興奮状態だ!

参事会員1
だが私の演説がある!

参事会員2
花火だ!

参事会員3
サルヴァーゴへの敬意だ!

彼らは歌に耳をすます。


より強く、激しくなる
ああ、なんという夜!
なんという灼熱の夏の夜!
星々と私は踊る
夏の夜の輪舞を、
でも茂みで眠る時は
コボルト(小妖魔)たちと一緒。

参事会員1
怪しげな雰囲気だ!

参事会員2
私はすぐに言いましたよ、
異教的な奴ら、
裸の女たち、
山羊の角をつけた奴らのこと!

参事会員3
アルベルゴたちが
罪のない市民の間に
紛れ込んでいる。
淫らな言葉で刺激して
奴らは我々の
息子や娘を
狂気じみた行動に誘う。

参事会員たち
口々に
市長はどこだ?
アルヴィアーノはどこだ?
統制を命じろ

何人かの参事会員が興奮した人々の中に入って行く。



第14場

若者
この場面が始まる前から
止まって、美しい人!
見てほしい、僕は
あなたの足下にいる、
僕の願いを叶えて!


いいえ、あなたは
あまりにも大胆!

若者
僕の願いを叶えて!


いいえ、いいえ、
できません、
私を放っておいて!

若者
我を忘れて
僕は自殺する、
あなたが僕を
拒否するなら!
僕は美しくないかい?
僕の髪は、触ってごらん、
絹のように柔らかい。


厳しく
はは、あなたが美しいですって?
あなたはぼろを着て
乞食みたい、
本当に、だから私は
あなたと一緒にいるのを
見られるのが恥ずかしい

合唱が舞台に集まり、その後、前方に行く。


若者
無我夢中で立ち上がり
いいえ、恥ずかしがらないで!
ナイフを抜いて
喜んで死んでやる!
深紅の血が
服を染めてくれる!
彼はナイフを胸に刺そうとする。


震えて、彼の腕を掴み、武器を奪い取りながら
マリア様
何をするの
やめてよ!
ああ、あなたって人は
私を許して! さあ来て!

二人は、力強く聞こえてくる歌声に楽しく声を合わせながら、夜に向かって腕を組んで走って行く。

合唱
ああ、なんという夜!
なんという灼熱の夏の夜!
ここから合唱はいろいろな方向に散って行く、
2・3のカップルが舞台の奥に残っている。

あなたは輝く闇に深く浸り
星々と踊る
夏の夜の輪舞を
夏の夜の輪舞を
嘲笑的な女性の声でからかいながら
でも茂みで眠る時は
コボルト(小妖魔)たちと一緒。


第15場
アルヴィアーノの興奮した呼び声(遠くで)

アルヴィアーノ
彼女はどこ、ボクの花嫁は?
誰もカルロッタを見なかった?

ここからグロテスクで堂々とした仮面行列が展開する。
当時つまりルネサンスと古典の融合を寓意的に見せる。


  1. 当時の様式の伝令たち、牧神たちは牧笛のファンファーレで応える。
  2. 偉大な芸術家と泉の精に、敬意を払う牧神たち。戯画化して表現、一種の野生の輪舞。

  3. 諸芸術の標章や旗を持った伝令たち。

  4. 栄光のシンボルとして、太陽の馬車に乗ったアポロがゆっくり上昇。眩い光が彼を囲み、近づくにつれて大きく、燦然となる。ミューズたちとルネサンスの有名な芸術家が付き従う。グループ2の輪舞が止む。アポロの登場に魅了された芸術家は、近づこうとする。彼の美女が抱きついて、彼を輪舞に新たに入れようとする。芸術家は逆らい、抗いながらもアポロのほうを向く。牧神たちは、手向かう彼を、ますます狂乱を増す輪舞に巻き込む。アポロの馬車は舞台前方に来る。ここで芸術家は力を振り絞って離れ、アポロの馬車の前で敬意を表して跪く。アポロは彼を起こして馬車にのせ、ミューズたちが彼の額を花冠で飾る。泉の精は、彼の方に痛々しく腕を伸ばし、まばゆい光に目がくらんで目を覆う。牧神たちが荒々しい情欲で彼女を自分たちのものとし、残忍な力で怯えて抗う彼女を引きずっていく。アポロの仲間は歓声をあげて、その後をついて行く。芸術家は真面目に、考え込んで、馬車の中で立ちつくす。








  5. 絢爛たるお供を連れてビーナスの登場。千一夜物語やお伽話の登場人物。水の精、貴族たち(メナルド、ユリアンたち)。少年少女。このグループはやや高尚な乱痴気騒ぎを象徴。

  6. バッカスの祭司たちの行列、“バッカス万歳”の叫び声、野性的で御し難く、過度にリアルに演出する。真ん中にカルロッタ、傍に彼女を付け回す、仮面をつけた貴族、ヴィテロッツォ・タマーレ伯爵がいる。舞台で“バッカス万歳”の掛け声が聞こえ、突進して行った行列の騒ぎと足音が遠くに聞こえる。伯爵はカルロッタをさっと捕え、情熱的に抱き、キスをする。彼女は抗うが、甘い陶酔に屈して、進んで彼のキスに身を委ねたりもするが、突如、彼を突き放す。




タマーレ
どうしてボクを避けるのですか?

カルロッタ
いいえ、貴方を避けてはいません。

タマーレ
だったらボクのことを知っているのですか?

カルロッタ
知りません、貴方が誰だか。

タマーレ
熱っぽく
けれどそれが
美しい君を愛する者なら?

カルロッタ
貴方が私を愛するですって? いいでしょう。
けれど仮面ごしに
私に見せて、
貴方の目が澄んでいるか
濁っているか。
貴方はアルヴィアーノ?
いいえ、違うわ。
姿が美しい、
きれいな坊やね!

タマーレ
美しいカルロッタ、
君は奇妙な話し方をする!

カルロッタ
全く別の声で
奇妙ですって、ボクちゃん?
手をかして
ああ、柔らかくて熱い
触ると心地いい、
私の心臓が激しく
打っているのが感じられる?
貴方のせいよ、可愛い人!
聞いて、坊や、こんなに柔らかで
気持ちのいい貴方の手で、
穏やかに掴むのよ、
痛くしてはだめ、
包み込むのよ、
優しくそっと。
ほら、可愛い人!

カルロッタとタマーレ
さあ、急ぎましょう!
夜は短い
朝はもうすぐ。

二人は岩の道を登る。薔薇の生垣の向こうに強い青い光が
光っている。


第16場

アルヴィアーノ
せかされたように
彼女の声が聞こえる!
高みから、峡谷から
千倍になって響いてくる!
大気から聞こえる歌
地獄の深淵からのされ歌!
彼女の姿がボクの前でちらつく、
藪や生垣から覗き、
ここかしこで彼女の服がキラキラ光る、
まるで鬼火のようにボクをけしかける。
山を登り、谷を下り、
天空の中で、沼地の中で、
ボクはやっぱり彼女を捕まえる
彼女はボクのものだったのだから!
あるいはそうではなかったのか?


第16場

市民
彼を認めて押し寄せてくる
アルヴィアーノ・サルヴァーゴ万歳!喜びをもたらした方!
魔法使い、祭りの王様!

アルヴィアーノ
荒々しく
私に何を望んでいるのか?
そこで私に何を嘲りたいのだ?
カルロッタを見なかったか?

市長
落ち着いてください、アルヴィアーノ!
女たちを探しに遣りました、
召使いたちが至る所で探しています
すぐに見つかるでしょう!

市民
アルヴィアーノ・サルヴァーゴ万歳!
我々に喜びを与えてくれた!
美をもたらす方!
市民の父!

アルヴィアーノ
何を望んでいるのか?
黙ってくれ
深く痛々しい表情で
ボクは王様じゃない。
道化だ、かたわだ!
乞食だ、怪物だ!
息もつけないほどせかせかと
ボクの花嫁はどこだ?
おい、彼女を連れてきてくれ!
君らに礼をする
君らに何でもあげる
僕の全財産を。そのときボクは
領主様だ、王様だ、神様だ!
絶望的に迫って
カルロッタを連れてきてくれ
ああ、ボクは疲れた、くたくただ
ボクは 力尽きてしまう
彼はくずおれる

市民
アルヴィアーノ万歳、アポロだ!
ミューズの友だ!
王様だ! 王冠を授けよ!
王冠はどこにある、
あの薔薇の花の冠は?
この方をかつごう
市民の友に薔薇の冠を授けよ、
アルヴィアーノ万歳!
彼らは半ば気を失ったアルヴィアーノを持ち上げ、
頭に薔薇の冠を載せる

アルヴィアーノ
弱々しく
放せ 放せ

市民に彼を見せると、
市民は酔ったように万歳と喝采の声を上げる。


第18場
八人の覆面をした人影が市民の中から出てくる、先頭は背の高い、司法警察の隊長(市民を押し分ける)。叫び声が収まり、隊長に怖気づいて市民は下がる。“八人組”の周りに空間ができ、市民は押しのけられて半円をつくる。ひしめき合い、少し手前に市長と参事会員たちの姿。アルヴィアーノは最初、地面に寝かされた時のまま横たわっているが、起き上がる。




隊長
やめろ、ジェノヴァの市民よ!
やめるんだ、騙された者よ!
お前たちは、気が狂っている!
お前たちが花冠を授けた奴は、
お前たちの娘を略奪し、
お前たちの子を誘拐し、
凌辱し、もしかしたら殺したかも・・!

未曾有の驚き、誰もが立ちすくむ。

市民(ぶつぶつ言う声)
何だって? 何を言ってるんだ?
八人組か!恐ろしい!
あの方は? アルヴィアーノ様は?

市民(叫び声)
奴を信じるな! ああ!
あのアルベルゴたち、あの狐たち!
狡猾にやったんだ!
ゆがんだ羨望を持った人たち!
中傷だ! アルヴィアーノ万歳!
静かにしろ! 黙れ!
八人組の話を聞け!

隊長
神聖な八人組を通して
市民の保護者であり
真の友である
アドルノ公爵は
騎士アルヴィアーノ・サルヴァーゴを
告訴した。
純情な処女たちへの
少女略奪、誘拐、凌辱の罪で
彼を訴える

アルヴィアーノ
急に立ち上げリ、遠くに耳をそばだてながら
聞こえなかったか、叫び声が?
お前たちは聞かなかったか、叫び声を?

隊長
注意深くアルヴィアーノを見つめ、疑念が生じて目をそらし、以下は声が弱くなる
そのような事件を仲介し誘発したことに対し、
裁判官並びに正義の保護者としての
我々の権限により
騎士アルヴィアーノ・サルヴァーゴに
対して起訴を拡大する。そして
彼が悪霊にとり憑かれ、
悪魔と、デーモンの
力に屈し、市民を
妖術にかけた罪を問う。
我々は“エリジウム”に
禁令を発し、
悪徳と悪魔的罪業の
巣窟を、火をもって
灰燼に帰することとする。
騎士サルヴァーゴ、汝は

市民はアルヴァーノの前に立ちはだかる。

市民(脅すようなぶつぶつ言う声)
分かったか、何が起こっているか!
我々から奪い取るんだ!
我々には喜びを恵んでくれない!
いまいましい泥棒! 極悪人!
ぶつぶつ言う声が大きくなる
アドルノを倒せ! アルベルゴたちに死を!
奴らを打ち倒せ、卑劣漢! 全部嘘だ!
弁解すべきだ! アルヴィアーノ様は
話すべきだ! アルヴィアーノ様、話してくれ!
弁解しろ! 我々は貴方を信じている!
我々は貴方の味方だ! 我らが貴方を守る!

アルヴィアーノ
耳をすましながら
君たちには聞こえないのか?
音楽だ、シンバル、フルート、ハープ、
そし荒々しい歌声?

隊長
見たか、奴はとり憑かれている、
彼の口から語るのは悪魔だ!

市長
割り込んできて
アルヴィアーノ殿、君、
君の生命がかかっている、
弁解したまえ!

隊長
苦しい尋問がなされるだろう、
連れて行け!

市民(巨人のような大男)
待て! あの方に触るな!
わしらは喋りまくっているお前らより
沈黙しているあの方を、
信じている。あの方はわしらに
善行を施してくれた
脅しながら、興奮して
あの方を捕えるなら
わしらに証拠を見せろ!

市民(嵐のような叫び声)
証拠を、証拠を!

隊長
あの女を連れてこい!
覆面の男のひとりが、ベールを被った女性を前に連れ出す。

ベールを取りなさい、お嬢さん!
女性はベールを持ち上げる。

市民
ジネーブラ・スコッティだ! ジネーブラ・スコッティだ!

ユリアンの声
奥の方から
ああ、ジネーブラ!

アルヴィアーノ
熱にうなされたように
後生だから
ボクを放してください!

隊長
遠慮なく言ってください、ジネーブラ・スコッティ、
貴女はどこにいましたか、助けを求めて、
アドルノ公爵の所に逃げ込む前は?

ジネーブラ
アルヴィアーノ・サルヴァーゴの家に!

市民(ぶつぶつ言う声)
ああ、聞け!聞くんだ!

ユリアンの声
こん畜生、前に行かせてくれ!

市民(叫び声)
静かに! 誰だ? 聞くんだ!

アルヴィアーノ
市長のほうに押し進んで
何で立ち止まっているのですか?
何で動かないのですか?
ご老体よ、憐れんで
ボクを放してください!
だんだん分かってきました、
恐ろしいくらい明々白々に

隊長
遠慮なく言ってください、スコッティ嬢、
あなたから自由と名誉を奪ったのは
誰ですか?

ジネーブラ
メナルド・ネグローニという名の
貴族です!

メナルド
奥の方から
この女は嘘をついている!

別の叫び声(ユリアン)
剣を抜け、ならず者!

奥ので喧嘩騒ぎ。

市民
大いに興奮して
ああ! アルベルゴたちだ!
見ろ! 見ろ! 聞くんだ!
サルヴァーゴ様はどうなる?
真実を言ってくれ!

アルヴィアーノ
絶望して
ご老体よ、彼女が危険です。
事の次第が
分かってきました

隊長
強く
粗暴な集団、放蕩者たち、
貴族の泥棒、その首領が
アルヴィアーノ・サルヴァーゴだ。
全てを公爵にばらしたのは
ヴィテロッツォ・タマーレ伯爵。

アルヴィアーノ
毒グモに刺されたかのように、動き回って
誰がその名を言った?
誰がその名をひっぱり出した?
そいつだ! そいつが彼女をさらったんだ。
そいつが彼女を追い回した。そいつが
彼女に言い寄った。分かったぞ、分かった

隊長
気が狂ったのか?
ジネーブラをさらったのはヴィテロッツォ伯爵だと?

アルヴィアーノ
飛ぶように早口で
誰がジネーブラの話をしている?
ジネーブラって誰だ? そのことは何も知らない!
全く絶望した表情で
カルロッタ!
叫びながら
カルロッタ!


第19場
カルロッタの女中たちがなだれ込んでくる。

女中たち
口々に
ご主人様! 市長様!
お嬢様は消えました!
見つかりません、
お嬢様は! 
お嬢様が姿を消しました、
大地に飲み込まれたみたいに!

市長
絶望して
もしかしたら、娘はこの島を
出て、どこかへ

女中たち
誰も島を出ていません。
この島は兵士たちが
取り囲んでいます。誰も
お嬢様を見ていませんでも、ただひとり!
その人は、大勢の
バッカスの信者たちの中で
ひとり仮面を被った騎士の傍で
お嬢様を見たように思ったのです!

アルヴィアーノの気の狂ったような笑い声

アルヴィアーノ
ぞっとするような声で
ははは、犬め!
放蕩者!けだもの!
お前がここにいたら、
この歯でお前をずたずたに
噛み裂いてやる、人でなし。
途切れがちの、しわがれ声で
来い、連れてってやる!
見えるか、そこの上に、
青色の光が? 聞こえるか?
耳をすませ、音楽ではないか?
次第に興奮して
狂っていて忌々しい、叫び声と歓声
ジェノヴァの市民!
ボクが連れて行ってやる!
お前の凌辱された
娘たちの所へ! ボクの
絶望し、痛々しい表情で、泣かんばかりに
可哀想な、行方不明の花嫁の所へ!
市民の間に強い動揺
それからボクは釈明しよう
君が 裁くのだ。
でも、奴らに災いあれ!

市民
災いあれ、災いあれ!
奴らに死を!

合唱はわめき、怒鳴りながら、突進していく。騒ぎはやがて弱くなり、完全に静かになる。



第20場
地下の丸天井の広間。多くの小部屋があり、様々な色の光が射している。花輪。分厚い毛皮。いくつもの香炉から香が立ちのぼり、部屋全体を充満している。赤い松明を手にした召使いたち。火縄銃を持った兵士たち。小部屋には取り乱した若い娘たち。酒杯の破片、花びら、引き裂かれた衣服が、乱痴気騒ぎが邪魔されたのを示している。前方左には死者と、決闘で壊れた剣。ゴンザルヴォ、グイードバルド、ヴィテロッツォ、ミケロットや他の貴族が縛られている。観客の右手横には薔薇の臥所があり、カルロッタが気を失って寝ているかのようだ。アルヴィアーノ、市長、隊長、市民。




アルヴィアーノ
しわがれ声で
君は嘘をついている!

タマーレ
陰気に
君は思い違いしてる
ボクは真実を言ってるんだ。

アルヴィアーノ
よく聞け、彼女がもう目覚めることなく
眠ったまま あちらの世界へ
行ってしまうということは
ありうるかもしれない。見ろ
ボクにとっては、すべてだった。
ボクは他に何も持ってなかった。
ボクの全人生で、この女性は
唯一、偉大で、唯一の美だった。
分かってくれ、君がボクに
“彼女を奪った、力ずくで取った、
仕方なかったんだ、
彼女を愛していたから”と言うなら、
ボクは君を憎む、ボクは君を呪う、
だって君は、ボクのような哀れな男から
ボクが持っていたものを、壊して、奪ったからだ。
しかし心の奥、深くには
まだ何かが、分かってくれ、
辛い慰めのような何かがある
だんだん、興奮を抑えられなくなっていく

だが君がボクに、“彼女が、カルロッタが
自発的に、愛に身を委ね、
彼女は幸せだった”と言うなら、そう、
本当に、君は 幸せ と言ったんだ、
そうなるとボクには
何にもない、何もなかったんだ、
そうなると君はボクから、
何も取っていない、そうなるとボクは
また、以前のように全く惨めになり、
虚無の中に、突き落とされる
虚無の中に

タマーレ
陰気に
君がボクを殺そうとも
ボクは君に他に言うことはない。
ただひとついえるのは、
ボクが初めて見たときから、
彼女はボクのものだったということ、
アルヴィアーノ、君は以前こう言った、
“美女は強者の獲物だ”と。
いっとき君は強くなったように
思い違いした
でも君はそうではなかった。
喜びが君の目の前にあった時、
君は臆病に震えながら、尻込みした。
君が見るのはただ闇と、
影と危険と罪だけ。
運命にあまりにも苛酷に烙印を押され、
君は委縮して、不自由で、
無気力になった。君のようなものには
華麗な花はただ夢の中でしか存在しない
だが花は昼間にこそ
まばゆく魅惑的に咲くのに、それが君には
夢、幻影、夜の幽霊のように思われる。
というのは、アルヴィアーノ、君は言わなかったか
カルロッタも君に身を差し出したと?
なぜ君は彼女をものにしなかった?

アルヴィアーノ
取り乱して
それは、それは
不意に
この悪魔め、望むなよ、
お前が地獄に行く前に、ボクが世間に
犯罪をばらすなんて、身の毛のよだつ犯罪を
ばらすなんて思うな、何故ならボクは
君には思いもよらない深淵を見ているから、
何故ならボクは人間で、君は

タマーレ
僕らのどちらがより深淵を見てるか
なんて知るものか!
一方は喜びのない生活とじわじわくる衰弱、
もう一方は陶酔と光明の中での死、
つまり熱烈な抱擁の中での至福の死、
どちらに高い価値があるかなんて知るものか!

取り囲んでいる人たちからぶつぶつ言う声。

アルヴィアーノ
怖気づいて
ボクはいったいどうしたんだ?
奴の言葉の意味、そんなこと
ありえない

タマーレ
だんだん恍惚となって
彼女の唇がいたわりを求めてきたんだ。
不安に満ちて互いに抵抗しあう
あの昔からの歌を口ずさんでいる時だった。
でも彼女の目は快楽を望んでいた。
彼女の口からもれるのは
苦悩に満ちた告白、
つまり不安と恐怖だったが、
その目には煽られた欲情の火花が
荒々しく奔放に飛び散っていた。
遂に道が開けた、君より偉大に、
彼女は自由になったのだ。
彼女の笑っている目の中で
煌めく舞踏と、彼女の唇から出る
陶酔した歌が一緒になる。
“殺して”と彼女の眼差しは歓声を上げ
“幸せにして”と彼女の言葉は渇望した。

取り囲んでいる人たちの動揺が大きくなる。

アルヴィアーノ
ひどい!分かっていてやったのか、君という不吉な男は?

タマーレ
はは、目をぎょろぎょろさせるんだな、
歯をむき出しにし、こぶしを固めるんだな!
ボクの至福の時間は誰も
ボクから奪えない。

アルヴィアーノ
しわがれ声で
祈りを唱えておけ!

タマーレ
お前たちはボクに手出しできない、何をする?
不意に死の不安に襲われて
ある祭りの日
せむしのバイオリン弾きが、
美しい旋律を
奏でていた。
美女の中の美女が、
彼の恋人だった。
ボクは踊りの群れから
彼女を掴んで、
連れ出した。
奴はボクの後を追い駆けて、
ボクの前に立ちはだかった、
そこにいる奴みたいに
アルヴィアーノを指しながら
その表情は歪んでいた
憎しみに満ちて歪んでいた!
脅しながら
奴のバイオリンで
ボクは奴を殴り殺した。
さあ来い
ボクの手で
彼は足かせを引きずり、引きちぎろうとする
お前たちみんな絞め殺してやる。
彼は鎖を引きちぎる。

アルヴィアーノ
刺し殺しながら
死ね、極悪人め!

タマーレ
ぞっとする叫び声をあげて
ああ!

カルロッタ
ゆっくり、幽霊のように起き上がりながら
誰が叫んだの?
私の恋人ではなかった?

アルヴィアーノ
彼女の前にひれ伏して
違う、違う、ボクを見て
アルヴィアーノだよ、カルロッタ、愛しい人
君の傍にいるのは、ボクだ、彼が嘘をついたんだ!

カルロッタ
彼を突き放し、激しい恐怖と、恐ろしい不安の表情で

行って、行って!夢魔!妖怪!
助けて、助けて!怖い、押し潰される!
あの赤い光、ああ!
弱々しく
水を頂戴
震えながら
いいえ、ワインを頂戴
私の恋人、来て
私の美しい人、可愛い人、
ヴィテロッツォがほしい、死ぬ前に

彼女は深く息をつき、突然、動かなくなる。沈黙。

アルヴィアーノ
全く別の声で、何かを探すかのような、狂った表情で

ボクは、ボクは、
バイオリンはどこ
やっぱり祭に行かなくては!
ボクの帽子、美しい帽子、
赤い、銀の鈴のついた帽子
誰も見なかった、あの帽子を?
放して
ボクは行かなくては、やっぱり
彼はタマーレの死体につまづく
待て、これは何だ?
ここひとりいる
皆さん、ここにいるよ、
死人がひとり。

彼は群集をかき分けて奥によろめいて行く。皆おずおずと場所を空ける。

DRITTER AKT

Das Eiland "Elysium". Die Bühne macht den Eindruck eines paradiesischen Gartens. Ganz im Hintergrunde, vom Zuschauer links, verschwommen, die Konturen der Stadt Genua und der in Abendbeleuchtung erglänzende Meeresspiegel. Vom Zuschauer rechts steigt die Bühne sanft an; an einer Stelle, mehr dem Hintergrunde zu, soll sie, in felsiges Gestein übergehend, jäh in die Höhe streben. Eine Art Felsweg führt zu einem Steig, hinter diesem schimmern die satten Farben einer dichten Rosenhecke. Die Mitte der Bühne ist bis weit nach rückwärts Rasen, üppig wuchern hohe Farne und Blumen in oft grellen Farben. Aus dichtem Gebüsch blinken kleine Kioske von phantastischen Formen und Marmorgruppen, die zumeist erotische Szenen der griechischen Sage darstellen. Fontainen, die mit Einbruch der Nacht zu Leuchtbrunnen werden, werfen hohe Garben. Hie und da lugt aus dem Gebüsch, als hätte sich der tote Marmor belebt, die Gestalt eines Fauns. Gruppen von Najaden schweben durch den Plan, ein Zug Bacchanten eilt mit schrillem Getön vorüber. Schon zeigen sich die ersten Besucher. Stumm staunend schreiten sie zwischen den Wundern. Da ertönt von fern, aus der Stadt herüber das Angelusläuten.
Der heidnische Spuk verschwindet solange es währt, die Bürger knien nieder und entblössen das Haupt. Mittlerweile ist es finster geworden. Von der fernen Stadt leuchtet ein dunkelroter, dunstiger Lichtstreifen herüber. Die Meeresfläche ist wie von tausenden kleinen Lichtern besät - die kleinen Schiffe der näherkommenden Besucher des Festes. Die Fontainen beginnen zu leuchten. Da und dort im Gebüsch flackern, Glühkäfern gleich, Funken auf. Eine Blumendolde wirft grünes Licht über eine Steingruppe, ein brünstig verschlungenes Paar darstellend. Kühner wird das heidnische Gelichter und ein Elfenkind überschüttet einen ehrsamen Bürger der genuesischen Stadt mit einem Blütenregen.

Blasender Faun auf der Szene. Angelockt kommen andere Faunsgestalten näher, gruppieren sich um den die Syrinx blasenden Faun. - Ein Zug Najaden schwebt vorüber, die Faune verfolgen ihn. - Musik aus der Stadt; der Faun lauscht. - Es zeigen sich die ersten Bürger, Volk aus der Stadt. - Der Zug Najaden flieht, gejagt von den Faunen, in entgegengesetzter Richtung neuerlich vorüber. Erschrecktes Staunen des zaghaft in kleinen Gruppen ankommenden Volkes. - Ein Faun erhascht eine Nymphe. Szene zwischen beiden: Werbung - Abwehr - heftiges Drängen - endliches Gewähren. - Steigerung des Spiels bis zu wilder Leidenschaft (ein Zug Baccganten tollt im Hintergrunde der Bühne mit schrillem Getön vorüber) - und seligem Ermatten. - Rückkehr der Faune und Najaden in einzelnen Paaren. Liebesspiel, Lagerung im Wiesenplan und den seitlichen Gebüschen. Wieder bläst der Faun. Abendstimmung. - Glockenläuten aus der Stadt (Angelus) sehr entfernt, kaum vernehmbar. Die Bürger knien nieder, entblössen das Haupt. Die heidnischen Gestalten ziehen sich zurück, solange das Glockenläuten währt - und kehren wieder. Diskretes Spiel mit dem Volke, das sich, von vereinzelten Ausnahmen abgesehen, abwehrend verhält, sich wiederholt bekreuzigt. Dieses Spiel dauert in unaufdringlicher Weise an, bis etwa zum Eintritt der zweiten Szene. Dann darf die Aufmerksamkeit durch nichts mehr abgelenkt werden. Nur hie und da lugt eine Najade oder ein Faun neugierig aus einem Gebüsch oder hinter einer Säule hervor. Hin und wieder geht lustwandelnd im Hintergrunde Volk über die Bühne.

ERSTE SZENE

ERSTER BÜRGER
Bei den Gebeinen
des heil'gen Andreas -

ZWEITER BÜRGER
mit gefalteten Händen
Da heisst's ganz
ehrfürchtig sein.

ERSTER BÜRGER
Wenn die lockern
Geister nicht wären,
möcht' ich sagen:
's ist's Paradies.

EIN KLEINER BUB
Wer weiss, Vater,
ob das nicht Engel sind?

VATER
Ho, Engel! Dummer Bub!
Die Mutter stösst ihn, da besinnt er sich.
Natürlich sind's Engel.

MUTTER
Was meinst Du, Alter -
beim Angelusläuten -
war Dir nicht auch -
so 'n bisschen bang?
Die gehörnten Kerle - -

DRITTER BÜRGER
wichtig
Seht, Frau - das
versteht Ihr nicht:
Das ist - "Kunst"!
Unter dem sel'gen
Dogen Francesco
Sforza - Gott geb'
ihm Ruh 's war
ein strenger Herr -
da hab' ich mal
mitgeholfen bei
so 'nem Bilde -

ERSTER BÜRGER
leise
Er hat die Gerüste
gestellt für die Maler -
ein Tischler ist's.

ZWEITER BÜRGER
Ha - ha - ha!

DRITTER BÜRGER
argwöhnisch
Was sagt Ihr da?

MUTTER
Erzählt nur weiter -

DRITTER BÜRGER
beruhigt
Na, also. - Wie ich da
'rein kam und alles
sah, da dacht' ich wieder
an das Gemälde -
's gibt im Palast
dort deren viele -
doch dies hier
er deutet auf die Umgebung
wahrlich, ist noch
viel schöner.

MUTTER
Weil alles lebt - -

ZWEITER BÜRGER
Und duftet - -

ERSTER BÜRGER
Und das viele Licht! - -

Anmerkung für den Regisseur:
Es muss auf der Bühne hell sein, wie am Tag.

DRITTER BÜRGER
Und am Himmel die Sterne!

Sie gehen weiter.


ZWEITE SZENE

EIN JÜNGLING
ärmlich gekleidet mit seinem Freunde auftretend
Mir ist elend zu Mut.
Einem Orte wie dieser,
sollt' man nur nah'n in
prächt'gen Gewändern,
festlich gestimmt -

SEIN FREUND
- und mit sattem Magen.

DER JÜNGLING
Ach, das verschlüg' nichts - -

Gehen weiter.


DRITTE SZENE

MARTUCCIA
auf eine Gruppe zu
Ich bitt' Euch, Leute,
habt Ihr nicht geseh'n,
meinen Herrn Alviano? -

ERSTER
Euern Herrn Alviano?

ZWEITER
Freilich sah'n wir ihn!

DRITTER
Gleich links vom
Eingang, dort
bei der Säule -
seht dort - stand
er vor einer Weil'
mit vielen andern -
's dürften wohl
Künstler gewesen sein.

Die Gruppe entfernt sich langsam.

MARTUCCIA
Ach Gott, ach Gott -
jetzt such' ich ihn schon
eine Stunde lang -
will verzweifelt fort.


VIERTE SZENE

EIN FAUN (Pietro)
leise
He, Martuccia!

MARTUCCIA
sehr erschrocken
Was ist das für 'n Ding?
War mir doch grade -

PIETRO
Ich bin 's - Pietro -

MARTUCCIA
Ah, meine Ahnung!
Er hat ihn geholt,
der Böse! Drum stand
heute Nacht plötzlich
still die Uhr und im
Zimmer des Herrn
tat's einen Krach -

PIETRO
So schweig doch, Närrin!
Siehst Du denn nicht, dass ich lebe?

MARTUCCIA
erbost
Was? Du lebst?
O, Du Schurke!

PIETRO
verdriesslich
Schon recht!
Doch sag' rasch:
sieht sich vorsichtig um
Was macht - meine
Schöne?

MARTUCCIA
ausbrechend, verzweifelt
Das ist's ja!
Das ist's ja!
O heiliger Josef!
Sie ist mir entwischt -

PIETRO
Verfluchte Kröte!

MARTUCCIA
Was Du uns da
eingebrockt hast -
Du Satan!

PIETRO
Sagt ich Dir nicht,
Du sollst sie dem
Ritter Menaldo -

MARTUCCIA
jammernd
Mein armer Herr
Alviano - !
giftig
Und ich weiss,
wer sie war - :
Ginevra Scotti - sie
sagt es mir selbst -
und die Stadt ist
voll von dem Raub.
Du hast sie entführt,
und nun wird man
glauben, mein Herr
und ich - kaum war
sie fort, so waren
schon da die Schergen -
die Häscher der "Acht"
und suchten den Herrn.
Ach - fänd' ich ihn nur -
ich unglücklich' Weib -
ich gesteh' ihm alles,
ich will ihn warnen -
und dich lass' ich
rädern, Du Schuft!

PIETRO
pfeift leise zwischen den Zähnen
Geduld - alte Hexe!

Eine Schar Faune stürzen sich auf Martuccia, knebeln sie, ehe sie einen Schrei auszustossen vermag und schleppen sie rasch fort ins Gebüsch. Pietro ab.


FÜNFTE SZENE

ALVIANO
mit dem Podestà von seitwärts auftretend
War mir doch - als
hört' ich Martuccias Stimme!
lächelnd
Ich höre seit gestern
überall Stimmen.
In den Lüften Singen
und Raunen im Busch -
vorhin Carlottas
silbernes Lachen,
doch war das wohl
Täuschung. Ach, Herr,
wie bin ich seit jenem
Tage, da ihr zum
ersten Male mein
Haus betratet,
verwandelt und glücklich!
Wie ist Eure Tochter,
warm
so bald nun mein Weib,
doch unsagbar herrlich,
so milde und schön,
so voll tiefer Güte.
Doch ihr seid schweigsam,
was ist Euch, Podestà?

PODESTÀ
ein wenig ausweichend
Ich bin verwirrt -
und geblendet.
Was Ihr mir eben
zeigtet - - es ist
so unfassbar, dass
eines einzelnen
Menschen Gehirn
auszusinnen vermochte
dies Reich des Zaubers!

AKVIANO
Es halfen mir Viele.
Die Künstler wirkten -
ich gab nur - die Sehnsuchtl

PODESTÀ
Doch gabt ihr - so fürcht' ich,
o Herr - zu viel, Ihr -
und die Künstler. All
die hungrigen Seelen,
die durstigen Augen,
die in Verzückung sich
weiden werden an
dieser Orgie von Farben,
Düften, Tönen und
holden Gestalten - bedrückt
und verloren sieht sie
der Alltag wieder, dem
Ihr sie entfremdet.
Ihr zeigt uns den Himmel,
so nah und berückend,
dass wir unfroh werden
der Erde und ihrer Macht,
die uns hält und den
Aufstieg uns wehrt,
in die sel'ge Region
ew'ger Freude. -
Trotzdem ich sie hasse
und ihre Tücke heute noch
fürchte - fühl' ich mich eins
mit den adligen Neidern,
wenn ich mich frage:
Wird Eure Grossmut
Segen bringen uns
allen - oder Verderbnis?

ALVIANO
So fragt' ich mich auch -
und Zweifel bedrängten
mich hart. Doch ich war
mir bewusst einer Schuld,
eines frevlen Gedankens,
der Früchte zeitigte, die ich
verdammte und deren
Gift an der Seele mir frass.
Diele Schuld zu löhnen, hab'
ich das Liebste, das - damals
noch - meinem Herzen lebte,
das einzige Glück meiner
freudlosen Tage geopfert,
ohn' dass ich's bereu',
denn unverdient hoher Lohn ist
mir geworden. Dies
nehm' ich als Omen. Und
trotzend dem Warner
Adorno, der mir sagen
liess, er würd' Einspruch
erheben heut' Abend, vor
allem Volk und ihn be-
gründen, vertrau' ich dem
güt'gen Geschick und dem
Lenker da droben,
der endlich auch mir
gab von seiner Gnade.

PODESTÀ
tritt auf ihn zu, legt ihm beide Hände auf die Schultern und sieht ihm gütig ernst in die Augen.
Ich will nicht fragen,
welcher Art Eu'r Vergeh'n,
doch sicher scheint's mir

ALVIANO
Ihr werdet 's erfahren -
später einmal und mich -
ich weiss es - entsühnen.
Von einem der seitwärts einmündenden Wege kommend tauchen, für die beiden im Abgehen Begriffenen unsichtbar, Carlotta und Adorno auf. Wie Carlotta Alviano erblickt, prallt sie zurück ud bemüht sich, nicht bemerkt zu werden.
Doch wo bleibt Carlotta - ?

PODESTÀ
Kommt, wir wollen sie suchen.

Beide ab, dem Hintergrund zu.


SECHSTE SZENE

ADORNO
Hörtet Ihr nicht? Man
sucht Euch, Donna Carlotta;
und Ihr - verbergt Euch,
flieht zurück in den Schatten,
so flieht Ihr - Euren Verlobten?

CARLOTTA
Ach, denkt nicht schlecht
von mir, Herzog;
weiss ich doch selbst nicht,
was mit mir ist. -
Als ich euch gestern
mein "Nein" gab,
für Graf Vitelozzo,
fühlt' ich mich stolz
und sicher und gross
und beglückt - -
und doch - seit ich
das Bild vollendet,
das Euch so sehr gefiel,
das Bild Alvianos -
ist mir, als wär'
da innen etwas
erschlafft, als wär'
meine Liebe nicht
mehr dieselbe.
Nicht ärmer -
versteht mich -
doch - als hätt' er mir
nun sein Alles - sein Höchstes
gegeben und ich nichts
mehr, gar nichts mehr
zu erwarten. Und dann -
doch ich weiss nicht,
ob einer Frau
zwiespältig Fühlen
Eure Teilnahme weckt
und nicht etwa Spott
in Euch wachruft.
Herzog?

ADORNO
Ich bitt' Euch, vertraut mir,
wie seid Ihr doch echt und wahr
Signorina!


SIEBENTE SZENE

Im Hintergrund treten auf Gonsalvo. Guidobald, Michelotto: das Paar erblickend, bleiben sie jäh stehen und flüstern, heftig gestikulierend, miteinander. Das Gespräch des Herzogs mit Carlotta links seitwärts (oder rechts) zuerst unhörbar, dann erregter werdend.

GONSALVO
Blickt dort hinüber!

GUIDOBALD
Der Herzog - und
des Podestà Tochter!

MICHELOTTO
Ein unsich'rer Herr!

GUIDOBALD
Mir schwant nichts Gutes!

CARLOTTA
Ich betrat dies Eiland
voll heimlicher Angst!

GONSALVO
Seid auf Eurer Hut!

MICHELOTTO
Und lockert, Ihr Herren,
in der Scheide die Degen!

GUIDOBALD
Vitelozzo lässt sich nicht blicken -

GONSALVO
Kein gutes Zeichen!

MICHELOTTO
Kommst Du?

GONSALVO
Ich komme - .

MICHELOTTO
Und Du - ?

GUIDOBALD
Wir alle!

Gehen nach verschiedenen Seiten ab.


ACHTE SZENE

CARLOTTA
Als hätt' ich Wein getrunken,
schwer und vermischt mit
behexenden Kräutern,
oder jenen seltsamen Trank
aus Herzblut einer
liebtollen Jungfrau
gebraut - ! Es ist der Schönheit
furchtbarer Zauber, gebunden
sonst, halb verborgen den Sinnen -
und nun entfesselt, preisgegeben
dem Tage und lüsternen Blicken.
Wie eines herrlichen Weibes Glieder,
schamvoll verhüllt in den Jahren der Sehnsucht,
plötzlich in Nacktheit sich räkelnd, tausend
Reize entfaltend, vor des liebenden
Jünglings glücktrunk'nem Auge!


NEUNTE SZENE
MenaIdo mit einer verschleierten Dame und Graf Julian.

JULIAN
Ihr habt Euch getröstet,
Ritter Menaldo -
ich seh's mit Vergnügen.

Carlotta mit Adorno promenieren im Gespräch weiter und kehren erst gegen Ende dieser Szene wieder.

MENALDO
So wisst Ihr denn,
wo Ginevra ist?

JULIAN
Wüsst' ich's, würd' ich
nicht einsam wandeln
in diesen Gärten
verzückter Begierden.

MENALDO
spöttisch
Doch wie nun, wenn
diese verschleierte Schöne
an meinem Arm wäre
Eure Ersehnte?

JULIAN
Dass sie's nicht ist,
dafür bürgt mir
Ginevra's Liebe - .
erhobenen Tones
Und wenn sie's wäre .
jäh
stäch' ich Euch nieder.

Adorno und Carlotta werden hier wieder sichtbar und kommen nach vorne.

MENALDO
macht eine Bewegung zum Degen und einen Schritt zurück, besinnt sich
Zu schön zum Kampfe
ist diese Nacht, sonst
büsstet Ihr, Graf,
Euer freches Wort.

JULIAN
Wir sehn uns wieder,
Ritter Menaldo!

Julian, Menaldo mit der Dame ab.


ZEHNTE SZENE

CARLOTTA
Dazu das lockende Lied,
das Ihr sangt, von des
schönen Knaben Tamare
unglücklicher Liebe,
und seinem wilden Verlangen,
nicht scheuend Gewalt und das
Opfer des Lebens für einen
Kuss meiner roten Lippen.
O Herzog, der Ihr das Leben
kennt und die Frauen, Ihr
habt gesündigt an Alviano,
doch mehr noch er an sich selbst;
denn nun - wie ich ihn sah -
da, an dieser Stelle, mit meinem
Vater, in all' dieser Pracht, die er
geschaffen mit seines Geistes
lodernder Kraft; wie ich ihn sah,
den Ärmsten, der selbst zerrissen
die gütigen Schleier, in die Mitleid
uns hüllt und die seltsame Macht,
die die Sinne bändigt, da fiel mir
ein ein Wort, das der Unsel'ge
sprach in seiner einz'gen glücklichen
Stunde: "Doch wenn Ihr an einem
prangenden Tage,
in einem Beete voll
schönster Blumen, fändet
irgend ein scheussliches Untier - "

ADORNO
Um Gott, Jungfrau -

CARLOTTA
Lasst mich, Herzog!

ADORNO
Beruhigt Euch doch -
die einzige glückliche
Stunde - Ihr sagtet es selbst -
er verdankt sie Euch;
dies mag Euch trösten.

CARLOTTA
Ihr sollt mich nicht trösten!
Ich will keine Gnade.
Marter und Hass sind
was ich verdiene -
Verzweiflung und Tod!

ADORNO
stark
So hört ein Letztes:
mit Nachdruck
Er war nicht würdig
und wert Eurer Liebe.
Er ist nicht der Edle,
für den Ihr ihn hält.
Von bösen Gelüsten
ist er besessen und
heut' noch ereilt ihn -

CARLOTTA
exaltiert
Ich will nichts hören.
Ihr wollt' ihn verleumden;
doch er ist gut und
gross und erhaben
und ich bin elend,
verworfen und schlecht.
Ich hasse mich und
die Welt und Euch.
mit furchtbar lüsternem Ausdruck
Nur die Nacht, diese Nacht
lieb' ich und ihre Schatten -

ADORNO
So gnade Euch Gott -
doch kommt, ich führ' Euch
zu Eurem Vater!

CARLOTTA
hastig
Geht, geht! - Doch lasst mich!

{Sie geht wiegenden Ganges in das seltsam glitzernde Dunkel einer rechts vom Zuschauer liegenden Waldanlage.
Adorno langsam ab.}


ELFTE SZENE

CARLOTTA
Ah, welche Nacht!
Welch eine glühende Sommernacht!
In ihr schwärzliches Licht
will ich tief mich verkriechen,
eintauchen tief in ihr
leuchtendes Dunkel!
Mit Sternen tanz' ich
den Sommernachtsreigen,
doch mit Kobolden
schlaf' ich im Busch.

GESANG
zuerst leise, dann immer stärker, in, langgezogenen schwingenden Akkorden, von allen Seiten des Eilands zusammenströmend. Es ist als pflanze sich das Echo des Liedes Carlottas fort und finde immer stärkeren Widerhall. Ein wirrer furchterregender Chor, der sich bis zu orgiastischen Ausbrüchen steigert im Laufe seiner Wiederholungen.
"Ah, welche Nacht - !
Welch eine glühende Sommernacht!
Mit Sternen tanz' ich
den Sommernachtsreigen,
doch mit Kobolden
schlaf' ich im Busch."


ZWÖLFTE SZENE

DIE MUTTER
von früher
Ach gehn wir, Alter,
arg wird das Gedränge!

VATER
Wo hast Du das Kind?

MUTTER
Es riss sich von mir -

VATER
O, Du Unglücksweib!

MUTTER
Einem Falter jagte es nach
einem silbernen Falter -

VATER
sie fortziehend
Komm, Frau, so komm doch!


DREIZEHNTE SZENE
Senatoren treten auf.

ERSTER SENATOR
Wir habens versäumt.

ZWEITER SENATOR
Zu spät.

DRITTER SENATOR
Wie sollen wir nun,
in dem tollen Trubel,
mit Würde und Ruhe
vollziehen den Akt
der Eröffnung?

ERSTER SENATOR
Ach, lasst die Leute!

ZWEITER SENATOR
Was sollen die Formalitäten?

DRITTER SENATOR
Das Volk ist im Taumel!

ERSTER SENATOR
Doch meine Rede!

ZWEITER SENATOR
Das Feuerwerk!

DRITTER SENATOR
Die Huldigung für Salvago!

Sie lauschen dem Gesang.

GESANG
stärker, eindringlicher
Ah, welche Nacht!
Welch eine glühende Sommernacht!
Mit Sternen tanz' ich den
Sommernachtsreigen,
doch mit Kobolden
schlaf' ich im Busch.

ERSTER SENATOR
Es wird bedenklich!

ZWEITER SENATOR
Ich sagte es gleich -
das heidnische Zeug,
die nackten Weiber
und Bocksgehörnten!

DRITTER SENATOR
Und die Alberghi
mischen sich unter
das arglose Volk;
mit geilen Reden
stacheln sie auf
uns're Söhn' und
Töchter zu tollen Streichen.

DIE SENATOREN
durcheinander
Wo ist der Podestà?
Wo ist Alviano?
Gebietet Einhalt -

Einige Senatoren gehen oder drängen durch das aufgeregte Volk.


VIERZEHNTE SZENE

DER JÜNGLING
von früher
Bleibt, Schönste!
Seht, ich liege zu
Euren Füssen,
erhört mich!

DAS MÄDCHEN
Nein, Ihr seid
allzu kühn, Signor!

DER JÜNGLING
Erhört mich!

DAS MÄDCHEN
Nein, nein,
ich kann nicht,
lasst mich, Signor!

DER JÜNGLING
ausser sich
Ich morde mich,
wenn Ihr mich
von Euch stösst!
Bin ich nicht schön?
Mein Haar, fühlt nur,
ist weich wie Seide.

DAS MÄDCHEN
hart
Ha, ha! Ihr schön?
Zerlumpt seid Ihr
wie ein Bettler,
wahrhaftig, so dass
ich mich schäme, sieht
man mit Euch mich -

Der gesamte Chor versammelt sich auf der Bühne und kommt später ganz nach vorne.

DER JÜNGLING
ekstatisch aufspringend
Nein, schämt Euch nicht!
er zieht einen Dolch
Gern will ich sterben!
Purpurnes Blut
wirkt ein leuchtend Kleid!
Er will sich den Dolch in die Brust stossen.

DAS MÄDCHEN
zitternd, ihm in den Arm fallend und die Waffe entwindend
Bei der Madonna -
was tut Ihr -
so haltet doch ein!
Ach - ach - Ihr seid -
verzeiht mir! - Kommt, kommt!

Sie eilen verschlungen, jubelnd in den mächtig einherbrausenden Gesang einstimmend in die Nacht hinaus.

CHOR
Welch eine Nacht!
Welch eine glühende Sommernacht!
Von hier ab zerstreut sich der Chor nach verschiedenen Richtungen, bis auf einzelne Paare, die im Hintergrunde der Bühne bleiben.
Wir tauchen tief in ihr leuchtendes
Dunkel und tanzen mit Sternen
den Sommernachtsreigen - eiah -
Sommernachtsreigen - - -
neckend spöttische Frauenstimmen
Doch mit Kobolden
schlaf' ich im Busch!


FÜNFZEHNTE SZENE
Aufgeregte Rufe Alvianos (entfernt)

ALVIANO
Wo ist sie, meine Braut?
Sah niemand Carlotta?

Von hier ab entwickelt sich ein grotesk grossartiger Maskenzug, die Vereinigung der Antike mit der damaligen Zeit - die Renaissance - allegorisch darstellend.

  1. Herolde Im Stile der Zeit; Faune blasen dazu auf der Syrinx die Fanfare.
  2. Faune, einer imposanten Künstlererscheinung und seiner Egeria huldigend - karikiert - eine Art wilder Reigentanz.
  3. Herolde, mit Abzeichen oder Fahnen der schönen Künste.
  4. Langsamer Aufzug Apollos im Sonnenwagen, als Symbol des Ruhmes. Blendendes Licht umgibt ihn, das mit seinem Näherkommen grösser und strahlender wird. In seinem Gefolge die Musen und berühmte Künstler der Renaissance. Stillstand im Reigen der Gruppe 2. Der Künstler gebannt von Apollos Erscheinung, strebt dieser zu. Seine Schöne umschlingt ihn und versucht, ihn neuerlich dem Reigen zu gewinnen. Der Künstler widerstrebt, wehrt sich, immer mehr Apollo zugewandt. Die Faune verstricken ihn, der dagegen kämpft, in immer tolleren Reigen. Der Wagen Apollos ist ganz nach vorn gekommen. Hier reisst sich der Künstler mit einer gewaltigen Bewegung los, und sinkt vor dem Wagen Apollos, huldigend in die Knie. Apollo hebt ihn zu sich in den Wagen, die Musen bekränzen seine Stirn, des Künstlers Egeria breitet sehnend schmerzvoll die Arme nach ihm aus und verhüllt sich, von dem grellen Licht geblendet, die Augen. Die Fauns bemächtigen sich ihrer mit wilder Gier und schleppen die sich angstvoll Wehrende mit brutaler Gewalt fort. Die Gruppe des Apollo folgt ihnen mit jubelnden Bewegungen. Der Künstler steht ernst und gedankenvoll, hoch aufgerichtet im Wagen.
  5. Auftritt der Venus mit glänzendem Gefolge. Gestalten aus 1001 Nacht. Märchen, Najaden, die Edlen (Menaldo, Julian etc.). Knaben und Mädchen. Die Gruppe soll etwas erhaben Orgiastisches versinnbildlichen.
  6. Ein Bacchantenzug. Rufe: "Evoe Bacche". Wild zügellos, in krasser Realistik zu inszenieren. In seiner Mitte Carlotta. Ihr zur Seite, sie verfolgend ein maskierter Edelmann: Graf Vitelozzo Tamare. Hier hören die Rufe ,,Evoe Bacche" auf der Bühne auf. Entfernt vernimmt man noch das Tosen und Stampfen des dahin brausenden Zuges. Der Graf hat Carlotta erhascht, umfängt sie in toller Leidenschaft, küsst sie, sie wehrt sich, doch gibt sie sich wiederholt, dem süssen Taumel erliegend, willig seinen Küssen hin, um ihn dann wieder plötzlich von sich zu stossen.

TAMARE
Was fliehst Du vor mir?

CARLOTTA
Nein, ich fliehe Euch nicht.

TAMARE
So kennst Du mich denn?

CARLOTTA
Weiss nicht, wer Ihr seid.

TAMARE
heiss
Doch wenn's einer wär',
der Dich, Schönste, liebt?

CARLOTTA
Ihr liebt mich? S' ist gut.
Doch lasst mich blicken
durch Eure Maske,
ob hell sind Eure Augen -
oder trübe.
Seid Ihr Alviano?
Nein, Ihr seid 's nicht.
Schön von Gestalt,
ein schmucker Knabe!

TAMARE
O schönste Carlotta,
wie sprichst Du seltsam!

CARLOTTA
mit ganz veränderter Stimme
Seltsam, mein Liebling?
Gib Deine Hand -
ah, sie ist weich und heiss
und wohlig fühlt sie sich an;
da - spürst Du mein Herz
wie es heftig schlägt?
Dir entgegen - mein Süsser!
Doch höre, Knabe - mit
Deinen Händen, so weich
und linde, hältst Du es sanft,
und darfst 's nicht quälen;
hältst es umspannt, ganz
lind und leise.
Hopla, mein Süsser!

CARLOTTA und TAMARE
Komm, lass uns eilen!
Kurz ist die Nacht
und der Morgen nah.

Die Beiden erklimmen den Felsweg; hinter der Rosenhecke leuchtet ein intensiver blauer Schein.


SECHZEHNTE SZENE

ALVIANO
wie gehetzt
Ihre Stimme hör' ich - !
Sie schallt mir aus Höh'n,
und Klüften - vertausendfacht!
Gesang aus den Lüften, ein
Spottlied aus Tiefen der Hölle - !
Ihre Gestalt tanzt vor mir, -
lugt aus Gebüschen und Hecken -
da und dort glitzert ihr Kleid -
wie ein Irrwisch hetzt sie mich,
bergauf und talab, in den
Äther - in Sümpfe - und
ich hielt sie doch - sie war
ja doch mein! - - Oder
war sie's nicht?


SIEBZEHNTE SZENE

DAS VOLK
ihn gewahrend und umdrängend
Hoch Alviano Salvago! Der Freudenbringer!
Der Zaub'rer, der König des Festes!

ALVIANO
wild
Was wollt Ihr von mir?
Was höhnt Ihr mich da?
Saht Ihr Carlotta?

PODESTÀ
Getrost, Alviano!
Ich sandt' ihre Frauen aus,
Diener suchen sie allenthalben -
bald ist sie gefunden!

DAS VOLK
Hoch Alviano Salvago!
Der uns die Freude gab!
Bringer der Schönheit!
Vater des Volkes!

ALVIANO
Was wollt Ihr?
Schweigt doch -
mit tief schmerzlichem Ausdruck
Ich bin kein König.
Ein Narr, ein Krüppel!
Ein Bettler, ein Scheusal!
in atemloser Hast
Wo ist meine Braut?
He, schafft sie mir!
Ich will Euch danken -
ich geb' Euch alles - mein
Hab und Gut. Dann bin
ich Fürst, ein König, ein Gott!
mit verzweifelter Eindringlichkeit
Doch schafft mir Carlotta -
ah, ich bin müde, gehetzt -
meine Kraft - geht zu Ende -
Er sinkt in sich zusammen.

DAS VOLK
Hoch Alviano - Apollo!
Der Freund der Musen!
Der König! Krönt ihn!
Wo habt Ihr die Krone,
die Rosenkranzkrone?
Hebt ihn hoch - den
Freund des Volkes - krönt
ihn mit Rosen - hoch Alviano!
sie heben den halb Bewusstlosen empor, setzen ihm einen Rosenkranz aufs Haupt

ALVIANO
schwach
Lasst - lasst -

Man zeigt ihn dem Volke, dieses bricht in betäubendes Hoch und Beifallsgeschrei aus.


ACHTZEHNTE SZENE
Acht vermummte Gestalten brechen sich Bahn durch das Volk. an ihrer Spitze ein hochgewachsener Mann, der Capitaneo di Giustizia (reisst das Volk zurück). Abflauen des Geschreis, das Volk weicht scheu vor dem Capitaneo zurück; um die "Acht" bildet sich ein freier Raum - das Volk im Halbkreis zurückgedrängt.
Kopf an Kopf, etwas weiter vorn die Gestalten des Podestà und der Senatoren. Alviano zuerst am Boden liegend, wohin man ihn sanft gesenkt - dann sich aufrichtend.

CAPITANEO DI GIUSTIZIA
Halt ein, genuesisches Volk!
Haltet ein, Betörte!
Wahnsinnige, die Ihr seid!
Ihr krönt mit Blüten
den, der da Eure Töchter geraubt,
Eure Kinder verführt, geschändet -
gemordet vielleicht - - !

Beispielloses Entsetzen, alles steht erstarrt.

GEMURMEL
Was ist das? Was meint er
damit? Die Acht! Entsetzlich!
Er? Alviano?

RUFE
Glaubt ihm nicht! Aha!
Die Alberghi, die Füchse!
Schlau ist's gemacht!
Die vertrackten Neider!
Verleumdung! Hoch Alvianol
Seid still! Schweigt!
Höret die Acht!

DER CAPITANEO
Durch die heilige Acht
erhebt der Herzog Adorno,
des Volk's Beschützer
und wahrer Freund,
die Anklag' gegen den
Ritter Alviano Salvago.
Er zeiht ihn des Mädchenraubs,
der Verführung und Schändung,
begangen an zücht'gen Jungfrauen -

ALVIANO
auffahrend und in die Ferne horchend
War da nicht - ein Schrei?
Hörtet Ihr nicht - einen Schrei?

DER CAPITANEO
aufmerksam auf Alviano schauend, dadurch abgelenkt, diese Phrase schwächer bringend
Der Kuppelei und Verleitung
zu solcher. Kraft uns'rer Macht
als Richter und Wahrer des Rechts,
dehnen wir aus die Anklag', gegen
den Ritter Alviano Salvage,
und zeihen ihn, der besessen vom
bösen Geist, verfallen des Satans
und böser Dämonen Gewalt,
der Behexung des Volks.
Wir legen den Bann auf das
Eiland "Elysium", verheert
soll es werden durch Feuer, als
eine Brutstatt des Lasters und
teuflischer Sünde. Ritter
Salvago, Ihr seid - -

Volk stellt sich vor Alviano.

DROHENDES GEMURMEL
Seht Ihr, darauf läuft's
hinaus! Man bestiehlt uns!
Gönnt uns die Freude nicht!
Verfluchte Räuber! Bestien!
Stärkeres Gemurmel
Nieder Adorno! Tod den Alberghi!
Erschlagt sie, die Schufte! Alles Lüge!
Er soll sich verteid'gen! Alviano
soll reden! Alviano - rede!
Verteid'ge Dich! Wir glauben Dir!
Wir steh'n zu Dir! Wir schützen Dich!

ALVIANO
lauschend
Hört Ihr denn nicht? -
Musik: Cimbeln, Flöten, Harfen,
und wilden Gesang?

CAPITANEO
Ihr seht - er ist besessen,
aus ihm spricht der Dämon!

PODESTÀ
eindringlich
Alviano, Mann,
es geht um Dein Leben,
verteidige Dich!

CAPITANEO
Man wird ihn peinlich befragen;
führt ihn hinweg!

EIN RIESIGER BÜRGER
Halt! Rührt ihn nicht an!
Wir glauben ihm mehr,
der er schweigt, als Euch,
die Ihr redet. Er tat uns
Gutes -
drohend, gesteigert
wollt Ihr ihn haben
- so gebt uns Beweise!

STÜRMISCHE RUFE
Beweise, Beweisel

CAPITANEO
Bringt jene Frau!
Einer der Vermummten führt eine verschleierte Frau nach vorne.
Entschleiert Euch, Signorina!
die Frau lüftet den Schleier.

DAS VOLK
Ginevra Scotti! Ginevra Scotti!l

STIMME JULIANS
aus dem Hintergrunde
Ah - Ginevra!

ALVIANO
fieberhaft
Um Himmelswillen,
so lasst mich fort!

CAPITANEO
Sagt ohne Scheu, Ginevra Scotti:
Wo war't Ihr verborgen, eh' Ihr,
Hilfe heischend, floht zu Herzog Adorno?

GINEVRA
Im Haus des Alviano Salvago!

GEMURMEL
Ah! Hört! Hört doch!

STIMME JULIANS
Verdammt - lasst mich nach vorn!

RUFE
Ruhe! Wer ist das? Hört doch!

ALVIANO
zum Podestà dringend
Was steht Ihr da - ?
Was rührt Ihr Euch nicht?
Alter Mann, seid barm-
herzig und lasst mich fort!
Es dämmert mir auf,
furchtbar deutlich und klar -

CAPITANEO
Sagt ohne Scheu, Signorina
Scotti: Wer war's, der Euch
raubte Freiheit und Ehre?

GINEVRA
Ein Edelmann, der sich
nannte Menaldo Negroni!

MENALDO
aus dem Hintergrund
Diese Frau lügt!

EIN ZWEITER RUF (Julian)
Zieh, Schurke!

Kampfgetümmel im Hintergrunde.

VOLK
in grosser Bewegung
Aha! Die Alberghi!
Seht! Seht! Hört nur! Doch was
ist's mit Salvago? Heraus mit
der Wahrheit!

ALVIANO
verzweifelt
Alter Mann, sie ist in
Gefahr. Die Zusammenhänge
seh' ich vor mir -

CAPITANEO
stark
Das Haupt einer Horde
wüster Gesellen, adliger
Räuber ist Alviano Salvago.
Verraten hat alles dem Herzog -
Graf Vitelozzo Tamare.

ALVIANO
fährt herum, wie von einer Tarantel gestochen
Wer sprach den Namen?
Wer riss ihn mir aus dem Hirn?
Der ist's! Er hat sie geraubt.
Er stellte ihr nach. Er warb um
sie - ich weis es - weiss es -

CAPITANEO
Redet Ihr irre?
Ginevra - raubte Graf Vitelozzo?

ALVIANO
in fliehender Hast
Wer spricht von Ginevra?
Wer ist sie? Nichts weiss ich von ihr!
mit höchstem, verzweifelten Ausdruck
Carlotta!
schreiend
Carlotta!


NEUNZEHNTE SZENE
Dienerinnen der Carlotta herbeistürmend.

DIENERINNEN
durcheinander
O Herr! Podestà!
Sie ist verschwunden!
Wir finden sie nicht,
Eure Tochter! Sie ist
verschwunden, als hätt'
sie verschlungen die Erde!

PODESTÀ
verzweifelt
Vielleicht - verliess sie
das Eiland - und fuhr -

DIENERINNEN
Niemand verliess es.
Soldaten stehen rings
um die Insel, es sah sie
keiner! Doch - Einer!
Es war ihm, als hätt' er
in einer Schar Bacchanten,
an eines verlarvten Ritters
Seite erkannt die Herrin!

Wahnsinniges Lachen Alvianos

ALVIANO
mit furchtbarer Stimme
Ha, ha, ha - ; o Du, Hund!
Du Wüstling! Du Tier!
Hätt' ich Dich da - ich zerfleischte
Dich, Bestie, mit meinen
Zähnen.
mit gebrochener, heiserer Stimme
Kommt, ich führe
Euch! Seht Ihr - dort oben
den blauen Schein? Hört Ihr? -
Lauscht doch - ist's nicht Musik?
immer erregter
Toll und verrucht - Schreie und
Jauchzen? Volk von Genua!
Ich will dich führen!
Zu deinen geschändeten
Töchtern! Zu meiner -
mit verzweifelt wehvollem Ausdruck, fast weinend
armen, verlorenen Braut!
Starke Bewegung im Volke
Dann steh' ich dir Rede und
Du sollst - richten. Doch -
wehe - den Andern!

VOLK
Wehe, wehe!
Der Tod über sie!

Der Chor entfernt sich mit Geheul, Getöse, rach davonstürmend, der Lärm wird bald schwächer, bis vollständige Ruhe eintritt.


ZWANZIGSTE SZENE
Ein unterirdisches Gewölbe. Viele Nischen, aus welchen verschieden farbiges Licht strahlt. Blumengewinde. Schwere Tierfelle. Räucherpfannen, aus welchen Rauch aufsteigt, der den ganzen Raum erfüllt. Diener mit roten Fackeln. Soldaten mit Arkebusen. In den Nischen verstörte, junge Frauen. Zerbrochene Pokale, Blumenblätter, zerrissene Gewänder deuten auf eine gestörte orgiastische Szene; ein Toter seitwärts links vorne, zerbrochene Degen, auf einen stattgehabten Kampf. Gonsalvo, Guidobald, Vitelozzo, Michelotto und andere Edle gefesselt. Seitwärts rechts vom Publikum ein Rosenlager, auf dem Carlotta, wie in einer Ohnmacht schlafend, liegt. Alviano, der Podestà, der Capitaneo, Volk.

ALVIANO
heiser
Du lügst!

TAMARE
finster
Du irrst -
ich spreche die Wahrheit.

ALVIANO
Höre Du - es könnte wohl sein -
dass sie nicht mehr - erwachte -
dass sie - hinüberschliefe - in
die - and're Welt. Und sieh - für mich
war's - so viel - - ich habe nichts
and'res - gehabt. In meinem
ganzen Leben - war diese Frau -
das einzig Grosse - das einzig Schöne.
Begreife - wenn Du mir sagst - :
"Ich hab' sie geraubt - mit Gewalt
genommen - ich konnte nicht anders -
weil ich sie - liebte - -", so muss ich
Dich hassen - und muss Dich - verfluchen -
weil du einem Armen - wie mir,
zerstört hast - genommen - was er -
besass. Aber da innen - tief - bliebe
ja doch - so etwas - versteh'
mich - wie ein - weher Trost
mehr und mehr unfähig, die mächtige Erregung zu unterdrücken
Doch wenn Du mir sagst: "Sie hat sich
mir gegeben - sie, Carlotta - frei-
willig - in Liebe - und sie war
glücklich" - ja, wahrhaftig - Du sagtest -
glücklich, - ja dann - dann - -
dann hab' ich ja nichts - gehabt, - -
dann hast Du mir - ja nichts - -
genommen - - dann bin ich ja -
wieder - ganz so elend - wie ich -
war - zurückgestossen - in's Nichts -
ins Nichts - - -

TAMARE
düster
Und wenn Du mich mordest -
ich weiss Dir nichts and'res
zu sagen. Nur eins:
Verfallen war mir diese Frau,
vom ersten Tag, da ich sie erschaut -
nach dem Wort, das Du selbst,
Alviano, einst sprachst: "Die Schönheit
sei Beute des Starken". Stark
wähntest Du Dich - eine Stunde
lang - doch Du warst es nicht.
Die Freude bot sich Dir dar - da
wich'st Du ihr aus, zitternd und
feige. Du sahst nur das Dunkle,
die Schatten, Gefahr und Sünde.
Allzu herbe gezeichnet vom Schicksal,
wardst Du flügellahm, unfrei,
verzagt. Für Deinesgleichen lebt
nur in Träumen die kostbare
Blume; doch blüht sie grell und
verlockend am Tage, dünkt's euch
Traum, Trugbild, nächtlicher
Spuk. - Denn, bot sich
Dir, Alviano - sagtest Du nicht - auch Carlotta? -
Was nahmst Du sie nicht - ?

ALVIANO
fassungslos
Weil - weil -
ausbrechend
o Du Teufel - verlange nicht, dass -
eh' zur Hölle Du fährst, ich enthülle
vor aller Welt ein Verbrechen -
so grausig - - - weil ich
in Tiefen blicke, die Du nicht ahnst -
weil ich ein Mensch bin - und Du -

TAMARE
Weiss nicht, wer da tiefer blickt
von uns Beiden! Weiss nicht, was
da, höher zu werten ist - ein freudlos
Leben, ein langsam Siechen -
oder ein Tod in Rausch und Verklärung,
in brünst'ger Umarmung ein selig Sterben!

Gemurmel unter den Umstehenden.

ALVIANO
entsetzt
Wie ist mir denn - ?
Seiner Worte Sinn - - - das ist ja .
nicht möglich -

TAMARE
mehr und mehr in Ekstase geratend
Ihre Lippen baten um Schonung;
stammelten wirr das uralte
Lied angstvollen Sich-Wehrens.
Doch ihre Augen flehten um Lust.
Aus ihrem Munde rang sich los
ein qualvoll Bekenntnis;
Angst und Entsetzen - doch in den
Augen, wild unbändig, sprühten
die Funken entfachter Begierde.
Endlich brach es sich Bahn: Grösser
als Du - schuf sie sich frei.
Dem glitzernden Tanz in den
lachenden Augen gesellte sich wild
ihrer Lippen toll trunkener Sang:
"Gib Tod" jauchzte ihr Blick -
"Gib Glück!" gierte ihr Wort.

Wachsende Bewegung unter den Umstehenden.

ALVIANO
Entsetzlich! Wissend hast Du, Unsel'ger - ?

TAMARE
Ha, ha, - rollt nur die Augen,
fletscht die Zähne und ballt die Fäuste!
Meine seligste Stunde - die raubt
mir Keiner - .

ALVIANO
heiser
So sprich ein Gebet!

TAMARE
Ihr habt mir nichts an - was wollt Ihr?
in ausbrechender Todesangst
Auf einer Kirchweih'
ein buckliger Fiedler,
der spielte auf
eine feine Weis'.
Die Schönste der Schönen,
das war seine Liebste.
Ich griff sie heraus
aus dem tanzenden Schwarm
und trug sie davon.
Er stürzte mir nach -
so stand er vor, mir
wie der da;
auf Alviano weisend
verzerrt die Züge -
verzerrt und voll Hass!
drohend
Mit seiner Fiedel -
hab' ich ihn erschlagen.
Kommt mir nur an -
mit meinen Händen
er zerrt und reisst an seinen Fesseln
erwürg' ich Euch alle. -
er zerreisst seine Fesseln.

ALVIANO
ersticht ihn
So stirb, Verruchter!

TAMARE
grässlich aufschreiend
Ah - - - !

CARLOTTA
sich langsam, geisterhaft aufrichtend
Wer schrie da?
War das nicht - mein Liebster?

ALVIANO
vor sie hinstürzend
Nein, nein - sieh mich -
- Alviano - Carlotta, Geliebte -
ich bin - bei Dir - er log - log - log!

CARLOTTA
ihn von sich stossend, mit dem Ausdruck höchsten Grauens, furchtbarster Angst
Fort - fort! Ein Alb - ! Ein Nachtgesicht!
Helft - helft! Hu - wie das drückt!
Und das rote Licht - weh, weh - !
schwach
Gebt mir Wasser -
zitternd
nein - gebt mir - Wein - - und mein -
Liebster - soll kommen -
mein Schöner, - Süsser - ich will
Vitelozzo eh' - eh' ich - sterbe - - -

Sie seufzt tief und liegt plötzlich still und starr. Schweigen.

ALVIANO
mit ganz veränderter Stimme und irrem Ausdruck, als ob er etwas suchte
- - Ich will - ich will - ja wo -
ist nur - die Fiedel - ich muss -
ja doch endlich - zur Kirchweih! - Und
meine Kappe - meine schöne - Kappe -
rot und mit - silbernen Schellen -
sah niemand - die Kappe - - ?
Lasst mich -
ich muss - ja doch endlich -
er stolpert über Tamares Leichnam
halt - was war das - - ?
Da liegt - ja Einer
ihr guten Leute - da liegt ja -
- ein Toter - - .

Er taumelt durch die Menge dem Hintergrunde zu; alles macht ihm scheu Platz.

Vorhang


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@ Aiko Oshio



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