対訳

アリアへジャンプ!

永劫の昔から(動画対訳)

オペラ配役プロジェクト

訳者より

  • 『ヴァルキューレ』は、ブリュンヒルデをタイトルロールにしながらも、ジークムント、ジークリンデ、ヴォータンの物語が交錯する複雑なストーリーでしたが、『ジークフリート』は基本的にはタイトルロールであるジークフリートの行動に焦点を当ててストーリーが展開されます。その一方で、前々作『ラインの黄金』のキャラクターであるアルベリヒ、ミーメ、ファフナーが再登場し、ジークフリートの知らない所で指輪をめぐる暗闘が繰り広げられます。ジークフリートは、生まれながらの「怖れを知らない勇者」であると同時に、父母の愛を直接受けないまま養父ミーメに育てられたため、自分が何者なのかを知らず、アイデンティティの危機に直面しています。ジークフリートのセリフの背後で執拗にオケが繰り返す性急な音型(特に第1幕)は、そのような彼の苛立ちを表現していると言えるでしょう。

訳者のブログ


Blogs on ジークフリート