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男爵
警察、警察!

[警部が警備員を二人伴って登場。全員が動いて、彼らの場所を作る。]

警部
[鋭く]
止まれ!誰も動くな!何が起こっているのですか?誰が助けを求めたのですか?誰が騒動を起こしたのですか?

ヴァルツァッキ
[オクタヴィアンへ]
ああ、なんと、どうなるんだ?

オクタヴィアン
私に任せておきなさい!成り行きに任せなさい。

ヴァルツァッキ
閣下のお命じのままに。

男爵
[警部へ向かって、貴族らしい自信をもって]
今や万事秩序通り。君にはまったく満足しているよ。ウィーンではすべてがすらすらと運ぶと信じていたよ。
[楽しげに]
このごろつきどもを私の前から厄介払いしてくれたまえ。私は静かに晩餐を取りたいのだ。

警部
御仁はどなたですか?御仁はなんの権限をお持ちですか?あなたが主人ですか?
[男爵はあんぐりと口を開く]
[鋭く]
それならばどうぞ静かに黙って、私が呼ぶまでお待ちください。

男爵
[狼狽して少し下がり、自分のかつらを探し始める。かつらは喧騒の間になくなってしまっており、発見できないままである。]

警部
[座る。二人の警備員は警部の後ろに陣取る]
主人は誰ですか?

宿屋の主人
[へりくだって]
私めで。上級警部様にはまことによろしくお願い申し上げます。

警部
このごたごたではお宅の印象はよろしくありませんな。では報告を!

宿屋の主人
警部様!

警部
はじめから!

宿屋の主人
男爵様が…

警部
あそこにいる大男かね?あなたのかつらはどうなさったのですか?

男爵
[この間ずっと探している]
それは私が聞きたいよ!

宿屋の主人
あちらはフォン・レルヒェナウ男爵様です。

警部
十分ではないな。

男爵
なに?

警部
誰かそばにあなたの立場を証明する者はいますか?

男爵
すぐ手元に。そこに。私の秘書が。イタリア人です。

ヴァルツァッキ
[オクタヴィアンと合意の目配せを交わす]
申し訳ございませんが、ワタクシは何も知りません。こちらのトノは男爵かもしれませんし、そうではないかもしれません。ワタクシはなんにも知りません。

男爵
[我を忘れて]
これはなんともひどい。イタリアの悪党め、うそだ!

警部
[男爵へ、鋭く]
ご自身のために、慎んだほうがよいですぞ!

オクタヴィアン
[ここまで静かにじっと立っていたが、ここにきて、あたかも、絶望してあちこちとさまよい、出口を見つけられずに窓を出口の扉と勘違いしたかのように振る舞う。]
ああ、神様、土の中に入ってしまいたいわ!マリアターフルの聖母様!

警部
そちらのその若い人は誰ですか?

男爵
彼女?誰でもないよ。彼女は私の保護下にある。

警部
あなたご自身が今現在保護を極めて必要としているのですよ。あの若い子は誰ですか、ここで何をしているのですか?
[見回す]
あなたが神に呪われた放蕩者で誘惑者であるとは望みたくないですな。そうですと、あなたはかなり悪い立場に置かれますぞ。あなたはこのお嬢さんをどうやって知ったのですか。答えを求めます!

オクタヴィアン
水の中に身を投げるわ!
[逃げようとする振りをしてアルコーヴへ駆け寄り、カーテンを引き開ける。そのため、ベッドがそこにあり、遮るものなく光があたっているのが見える。]

警部
[立ち上がる]
ご主人、これはなんですか?あなたはなんの商売をしているのですか?

宿屋の主人
[途方にくれて]
身分のある方々がお食事やお夕食を取られる時には……

警部
口を閉じなさい。あなたには後で聞こう。
[男爵へ]
今から三まで数えます。そうしたら、あなたがこの町のお嬢さんとどうやって知り合ったのか、お聞かせ願いましょう。嘘の証言をしようなどとお考えにならないように願います。

[主人とヴァルツァッキが手振りで男爵に状況の危険性とその証言の持つ重要性を示す。]

男爵
[彼らに向かって、自信をもって、自分に任せるように、自分はこういうことに慣れている(新米ではない)ことを合図する。]
あなたは礼儀をご存知ないようだね、警部殿、身分ある者が婚約者と夜の九時に晩餐を一緒にとろうとしているところなのだよ。
[周りをちらりと見て、自分の機転の効いた証言のききめを待つ]

警部
あちらがあなたの許嫁なのですか?それではその父親の名前と住居を言ってください。あなたの申告が正しいとわかれば、お嬢さんと一緒に行ってかまいません。

男爵
私はこういうやり方には全く慣れていないんだ…

警部
[鋭く]
証言をしなさい、そうでないならもっと厳しくせざるを得ませんぞ。

男爵
答えは欠かしませんよ。
[急いで]
ファニナル嬢です。ゾフィア・アンナ・バルバラ、生まれ高貴なるフォン・ファニナル氏の嫡出女であり、ホーフの自分の館に住んでおります。

[扉の前には宿屋の従業員や、他の客、数人の演奏家が他の部屋から野次馬に集まってきている。フォン・ファニナル氏が、 慌てて興奮した様子で、帽子と外套をつけたまま、 彼らの間を突き進んで来る。]

ファニナル
着きました。私に御用とはなんでしょうか?
[男爵に近づく]
なんというご格好ですか?こんな時間に下賤の酒場に急に呼び出されるとは思ってもいませんでしたよ。

男爵
[ひどく驚き、不愉快になって]
誰があなたをここに呼んだのだ?ちくしょうめ。

ファニナル
[抑えた声で彼に]
なぜ私にそのような愚かな問いを、婿殿よ?ほとんど扉を突き破らんばかりにして私に知らせを送ったのではないですか。とにかく急いでここに来るようにと、あなたが困った立場におかれていると、身に覚えのないことでそうなってしまったと。

男爵
[頭を抱える]

警部
御仁はどなたですか?この御仁はあなたとどういう関わりがあるのです?

男爵
何も大したことじゃありません。単なる知り合いですよ、ただ偶然この宿屋に泊まっていたのです。

警部
お名前を頂戴しましょう!

ファニナル
私は貴族のフォン・ファニナルです。

警部
ということはあなたが父親なのですね。

男爵
[間に立って、オクタヴィアンをファニナルの目から隠す。熱心に]
断じてそうではない。血縁ですよ、兄弟、甥です!本人はもう一回り太ってます。

ファニナル
[ひどく驚いて]
何が起きているのです?何を見ているのです?私がもちろん父親です。

男爵
[彼を追い出したがって]
後はまた今度に、すまないね!

ファニナル
そうはいきませんよ。

男爵
[激高して]
帰りたまえ、ちくしょうめ!

ファニナル
[次第にいらいらを高めて]
私の名前と体面をこのようなもめごとに巻き込んで、婿殿!

男爵
[何とかして口を閉じさせようとする。警部へ]
イデー・フィクス(強迫観念)なんです。私をそう呼ぶのを楽しんでるんですよ。

警部
はい、はい、もうよろしい。
[ファニナルへ]
ではこちらの殿方はあなたの婿であると認めますか?

ファニナル
そのとおりです!なぜ私にわからないはずだと?彼に髪の毛がないからですか?

警部
[男爵へ]
そしてあなたも、今となっては、こちらの殿方が、良かれ悪しかれ、あなたの義父であると認めますか?

男爵
[机の上から灯りを取り、ファニナルをしっかりと照らす]
ええ、ええ、そうそう!はいはい、確かにそのようです。今日は一晩中、まったくおかしかったんです。今日は自分の目を信じることができなくて。なんとも他に言いようがないのですが、ここには空中になにかいて、そのせいでうっ血を引き起こしてしまうんです。

警部
[ファニナルへ]
それに対して、こちらの、彼がはっきりとあなたの娘だと言った女性に対する父子関係は否定されると。

ファニナル
[ここで初めてオクタヴィアンに気付く]
私の娘?そこの、その女中が私の娘だと詐称しているのかね?


男爵
[無理矢理に笑って]
お遊びですよ!まったくの誤解です!宿屋の主人がそちらの警部殿に私のファニナル家との婚約関係をもっともらしく話したからですよ!

宿屋の主人
[興奮して]
一言も、一言も、警部殿、ご本人の証言に寄るものです!


ファニナル
[我を忘れて]
その女性を逮捕しろ!さらしものだ!鞭打て!修道院に監禁しろ!私は…私は…私は…


男爵
家にお帰りなさい。明日の朝に!全てをご説明しますから。わかっているでしょう、あなたが私に何を負っているのか。

ファニナル
[我を忘れて、激怒して]
ご本人の証言に寄るものですと!
[数歩後ろに下がって]
私の娘をこちらへ!下で輿に座っているから!駆け足でこちらへ!
[再び男爵に向かって突進して]
このことは高くつきますぞ!法廷に持ち込みますからな!

男爵
まったくなんにもならないことのために、まったく馬鹿げたことをしていますぞ。カヴァリエがあなたの婿でいるためには馬のような忍耐が必要なのだ、誓って!私は私のかつらがいるのだ!
[宿屋の主人を揺さぶる]
私のかつらを持って来い!
[かつらを探してあちこち勢いよく動き回るうちに、こどもの一人にぶつかり、その子をわきに押しのける。]

4人の子供
[自動的に]
パパ!パパ!パパ!パパ!パパ!

ファニナル
[のけぞる]
あれはいったい何だ?

男爵
[探すうちになんとか帽子だけは見つけ、帽子で子供たちを打つ]
まったくなんでもない!ぺてんだ!このろくでもない連中などまったく知らん!彼女は私と結婚しているというんだ。クレドのなかのポンティウス(ピラト)のように恥をかかせようとしているのだ。

ゾフィー
[外套を来て急ぎ足で入ってくる。人々は場所を開ける。扉の前にはそれぞれ輿の持ち手を持ったファニナル家の下僕たちが見える。]

[男爵が頭の禿げた部分を帽子でゾフィーから隠そうと試みる一方で、ゾフィーは父親の方へ歩み寄る。]

見物人の合唱
花嫁だ!ああ、なんというスキャンダル!

ファニナル
[ゾフィーへ]
ここを見てごらん。あそこに婿殿がいる。あそこにはその清廉な殿の家族だ。奥方とその子供たちだ!そこの左手にいるご婦人だよ!いや、あれはお前だった、ご本人の証言に寄るとね、お前なのだ!土の中に沈みたいとな?私もだ!

ゾフィー
[嬉しそうに安堵の息を吐く]
とても嬉しいです!彼をそのように見たことは一度もありませんでしたから。

ファニナル
彼をそのように見たことは一度もない。
[どんどん自暴自棄になりながら]
彼をそのように見たことは一度もない。私の素晴らしい名前が!きっとこのどぶからは二度と這い上がれないだろう!もはや誰も私を相手にしないだろう!
[ほとんど泣きそうになる]

合唱
[扉の前に立って]
スキャンダル!スキャンダル!フォン・ファニナル氏のスキャンダル!

ファニナル
ウィーンの街中が!黒新聞が!

壁から出た頭や地下からの合唱
[壁や床から現れて、くぐもった声で]
スキャンダル、フォン・ファニナル氏のスキャンダル!


ファニナル
そら!地下から!空から!ウィーンの街中が!
[拳を握りしめながら男爵に向かっていく]
おお!いかさま師め!具合が悪くなってきた!椅子を!


[下僕が飛び出してきて、彼を支える。二人ともこれ以前に持っていた棹を後に立つ人たちに投げ渡している。ゾフィーは不安でいっぱいになりながら彼の世話をしようとする。宿屋の主人も同時に飛び出してくる。彼らは彼を抱えて隣の部屋に連れて行く。数人の給仕が先にたって道を示し、扉を開ける。]


[この間に男爵は魔法の手によってどこからともなく現れたかつらを見つけ、そこに突進し、頭の上にかぶせ、鏡の前で正しい位置に整える。この変化によってほぼ元通りの落ち着きを取り戻し、今に至るまで彼にとって得体のしれないアンニナと子供たちに対して背中を向けることで満足する。]




[フォン・ファニナル氏とその下僕たちの後ろで左手の扉が閉まる。主人と給仕はすぐに静かに戻ってきて、薬と水の入ったカラフェなどを持って扉の元まで運び、扉の隙間からゾフィーがそれらを受け取る。]



男爵
[いまやかつての自信を取り戻して警部へ向かって]
これでますますはっきりしましたな!支払いを、私は出るぞ!
[オクタヴィアンへ]
あなたは私が家まで送りましょう。


警部
それは違いますな!あなたには今からもう一回尋問を!
[警部の合図で二人の警備員は部屋から関係者以外を全て追い出し、アンニナと子供たちだけが左手の壁の前に留まる。]



男爵
もういいではありませんか。お遊びだったのですよ。後でまたこのお嬢さんが誰かはお伝えします。あなたに約束しましょう。私は恐らくこの娘と結婚するでしょう。あっちのごろつきどもも静かになりましたしな。
[オクタヴィアンを連れ去る素振りをする]
もうわかったでしょう、私が誰であり、誰でないかを!

オクタヴィアン
[逃げる]
この旦那とは行きません!

男爵
[抑えた声で]
私はあなたと結婚するのだから、あなたは私と行動するのだよ。あなたは男爵夫人にもなるんだし、私のことが大好きでしょう!

オクタヴィアン
[オクタヴィアンは男爵から腕を引き剥がす。しゃべる]
「警部殿、調書に取ってもらいたいことがありますが、ここにいる男爵様には聞かれたくありません。」

[警部の合図で二人の警備員は男爵を右手前方へ引っ張っていく。オクタヴィアンは警部に何かを伝え、それを聞いた警部はひどく驚く。警部はオクタヴィアンに付き添ってアルコーヴへ行く。オクタヴィアンはカーテンの後ろに消える。]


男爵
[警備員に、親しげに、抑えた声で、アンニナを指し示しながら]
あの女性のことは知らないのだ、名誉にかけて。ちょうど食事をするところだったのだ。彼女が何を求めているのかまったくわからないのだ。そうでなければ自分で警察を呼んだりしないだろう…

[警部は楽しんでいる様子で、カーテンの隙間に臆することなく近づく。]

男爵
[警部の笑い声に気付く。不可解な展開に突然ひどく興奮して]
そこでいったい何をしている?こんなことがあり得るのか?この無作法者!それでも風紀警察か?生娘だぞ!生娘だ。
[押しとどめるのが難しい]
私の保護下にあるのだ。苦情を申し立てる!一言言わせてもらわねばならない!
[身をもぎ離し、寝台の方へ行こうとする。彼らは男爵を再び捕まえて押さえる。]

[アルコーヴからは一つずつマリアンデルの服が出てくる。警部はそれをまとめる。]

男爵
[興奮を募らせ、二人の警備員から逃れようともみ合う。彼らがなんとか男爵を押さえていると、オクタヴィアンの頭がカーテンの隙間から覗く。]
何が何でも彼女の元へ行かねば!


[給仕が入ってきて扉を開ける。]

宿屋の主人
[飛び込んできて]
元帥公爵夫人閣下の御成!


[はじめに元帥夫人の家僕の何人かが見え、それから男爵の小姓が見える。並ぶ。]
[元帥夫人が入場。黒人の子供が彼女の引き裾を持っている。]


男爵
[警備員から身を引き剥がし、額の汗を拭い、元帥夫人の元へ急ぐ]
またとない幸運でございます、このような光栄は身に余ることで。閣下のこちらへのお越しは比べるもののないご友情と存じます。

オクタヴィアン
[カーテンの間から頭を突き出して]
マリー・テレーズ、なぜここに来たの?

元帥夫人
[動かず、答えず、問うように見回す。]

警部
[公爵夫人の元へ、儀式張った姿勢で]
侯爵夫人閣下、謹んで下級警部主任としてご報告申し上げます…

[小姓は、誇らしげに自分に満足した様子で男爵の元へ向かう。男爵は彼に満足しているさまを合図する。]

男爵
おわかりでしょう、警部殿、やんごとなきお方が自らご足労くださったのだ。君も自分がどのような立場かわかっただろう。

元帥夫人
[警部へ]
私をご存知?私もあなたを知ってるのでは?そんな気がするわ。

警部
もちろんです!

元帥夫人
以前、元帥様の有能な伝令兵ではなかった?

警部
閣下、お言葉のままに。

[オクタヴィアンは再びカーテンの間から頭を突き出す。]


男爵
[オクタヴィアンに隠れるように激しく合図し、同時に元帥夫人が彼に気づかないように不安げに苦心する。と、左手の扉から足音が近づくのが聞こえ、そちらへ急ぎ、扉に背中を押し付けて立ち、愛想の良い身振りをして元帥夫人に向かってまったく気後れのしていない態度を取り繕おうと努力する。]

ええい、そこにとどまってなさい!


元帥夫人
[左手に来て、じっと待つような表情で男爵を見つめる。]


オクタヴィアン
[男爵が背を向けるやいなや、男性の服を着てカーテンの間から出て来る。]
約束と違うじゃない、マリー・テレーズ、驚いたよ!

元帥夫人
[あたかもオクタヴィアンの言うことを聞いていない風に、愛想よく期待するような眼差しをずっと男爵へ向け続ける。男爵は極度の困惑のなか、扉と元帥夫人の双方に注意を振り分けている。]

[左手の扉が力づくで開けられ、そのために、それまで無駄な努力で扉に体を強く押し付けていた男爵は突然激しく突き飛ばされる。そしてファニナルの下僕二人がゾフィーを中に入れる。]

ゾフィー
[男爵の陰に隠れて見えない元帥夫人を見ることなく]
私のお父様よりご伝言があります…


男爵
[ゾフィーの言葉を遮って、抑えた声で]
今はその時ではない、なんてこった!呼ばれるまで待つことはできないのかね?この酒場であなたをお披露目してほしいのかい?

オクタヴィアン
[静かに歩み出て、元帥夫人へ抑えた声で]
あちらがそのお嬢さんです、彼女のために…

元帥夫人
[肩越しにオクタヴィアンへ、抑えた声で]
ちょっと急ぎすぎよ、ロフラーノ。私にも彼女が誰かは分かるわ。シャルマン(チャーミング)な子ね。
[オクタヴィアンはカーテンの向こうへするりと戻る。]
[元帥夫人は静かに警部と話をする。]

ゾフィー
[扉に背を付け、思わず男爵が一歩下がるほど鋭い口調で]
あなたはこの世の誰に対しても私をお披露目いたしません、あなたと今後関わりを持つことはほとんどないでしょうから。
そしてお父様よりあなたにお伝えします。もしあなたがこれ以上厚かましく振舞い続け、私どもの街の館から百歩以内にあなたの鼻面を見せようものなら、あなたの身に何が起ころうとあなたの責任です。以上が、お父様からあなたへのご伝言です。




男爵
[激高して]
コルポディバッコ!いったいなんという無作法な話だ?


ゾフィー
あなたにふさわしいことです。

男爵
[我を忘れて、彼女を押しのけて扉の向こうへ行こうとする]
おい、ファニナル、私は…
[二人のファニナルの下僕が前に出てきて、彼を止め、後ろに押し戻す。]

ゾフィー
そうはさせません!
[扉の中に入り、彼女の後ろで扉が閉まる。]

男爵
[扉に向かって吠える]
起こったことは全て許して忘れてやる用意はあるぞ!


元帥夫人
[男爵の背後に歩み寄っていて、その肩を軽く叩く]
ただ大人しくして、去りなさい、さあ、いち、に…

男爵
[向きを変え、彼女を見つめる]
またなんでです?

元帥夫人
[快活に、優位にたって]
ディニテ(威厳)を保って立ち去りなさい!

男爵
[言葉を失う]
私が?なんですと?

元帥夫人
モヴェ・ジュ(下手なプレー)でボンヌ・ミヌ(滑稽な姿)をさらしてしまったのよ。身分ある人として踏みとどまりなさい。

男爵
[言葉を失って彼女を見つめる]

ゾフィー
[静かに再び入ってくる。彼女の眼差しはオクタヴィアンを探す。]

元帥夫人
[右手後方に警備員とともに立っている警部へ]
おわかりでしょう、警部殿、全てがただの笑劇で、それだけのことですの。

警部
よくわかりました。私は謹んで撤収させていただきます。
[退場、二人の警備員も彼に従う]

ゾフィー
[独白、愕然として]
全てがただの笑劇で、それだけのことですの。

[二人の女性の目が遇う。ゾフィーは元帥夫人に間の悪いお辞儀をする。]
BARON
Polizei, Polizei!

Kommissarius mit zwei Wächtern treten auf. Alles rangiert sich, ihnen Platz zu machen.

KOMMISSARIUS
scharf
Halt! Keiner rührt sich! Was ist los? Wer hat um Hilf’ geschrien? Wer hat Skandal gemacht?

VALZACCHI
zu Octavian
Oh weh, was machen wir?

OCTAVIAN
Verlaß Er sich auf mich! und laß Er’s gehn, wie’s geht.

VALZACCHI
Zu Euer Exzellenz Befehl.

BARON
auf ihn zu, mit der Sicherheit des großen Herrn
Is all’s in Ordnung jetzt. Bin mit ihm wohl zufrieden. Hab’ gleich erhofft, daß in Wien all’s wie am Schnürl geht.
vergnügt
Schaff’ Er das Pack mir vom Hals. Ich will in Ruh’ soupieren.

KOMMISSARIUS
Wer ist der Herr? Was gibt dem Herrn Befugnis? Ist Er der Wirt?
Baron sperrt den Mund auf
scharf
Dann halt’ Er sich gefällig still und wart’ Er, bis man Ihn vernehmen wird.

BARON
retiriert sich etwas, perplex, beginnt nach seiner Perücke zu suchen, die in dem Tumult abhanden gekommen ist und unauffindbar bleibt.

KOMMISSARIUS
setzt sich, die zwei Wächter nehmen hinter dem Kommissar Stellung
Wo ist der Wirt?

WIRT
devot
Mich dem Herrn Oberkommissarius schönstens zu rekommandieren.

KOMMISSARIUS
Die Wirtschaft da rekommandiert Ihn schlecht. Bericht Er jetzt!

WIRT
Herr Kommissar!

KOMMISSARIUS
Von Anfang!

WIRT
Der Herr Baron -

KOMMISSARIUS
Der große Dicke da? Wo hat Er sein Paruckl?

BARON
der die ganze Zeit gesucht hat
Um das frag’ ich Ihn!

WIRT
Das ist der Herr Baron von Lerchenau.

KOMMISSARIUS
Genügt nicht.

BARON
Was?

KOMMISSARIUS
Hat Er Personen nahebei, die für Ihn Zeugnis geben?

BARON
Gleich bei der Hand. Da. Mein Sekretär: ein Italiener.

VALZACCHI
wechelt mit Octavian einen Blick des Einverständnisses
Ick excusier mick. Ick weiß nix. Die Herr kann sein Baron, kann sein auch nit. Ick weiß von nix.

BARON
außer sich
Das ist doch stark. Wällisches Luder, falsches!

KOMMISSARIUS
zum Baron, scharf
Fürs erste moderier’ Er sich!

OCTAVIAN
der bisher ruhig rechts gestanden, tut nun, als ob er in Verzweiflung hin und her irrend, den Ausweg nicht fände und das Fenster für eine Ausgangstür hält
Oh mein Gott, in die Erd’n möcht ich sinken! Heilige Mutter vom Maria Tafer’l!

KOMMISSARIUS
Wer ist dort die junge Person?

BARON
Die? Niemand. Sie steht unter meiner Protektion.

KOMMISSARIUS
Er selber wird bald eine Protektion sehr nötig haben. Wer ist das junge Ding, was macht Sie hier?
blickt um sich
Ich will nicht hoffen, daß Er ein gottverdammter Debauchierer und Verführer ist! Da könnt’s Ihm schlecht ergehn. Wie kommt Er zu dem Mädel? Antwort will ich!

OCTAVIAN
I geh ins Wasser!
rennt gegen den Alkofen, wie um zu flüchten, und reißt den Vorhang auf, sodaß man das Bett friedlich beleuchtet dastehen sieht.

KOMMISSARIUS
erhebt sich
Herr Wirt, was seh ich da? Was für ein Handwerk treibt denn Er?

WIRT
verlegen
Wenn ich Personen von Stand zum Speisen oder Nachtmahl hab’.....

KOMMISSARIUS
Halt’ Er den Mund. Ihn nehm’ ich später vor.
zum Baron
Jetzt zähl’ ich noch bis drei, dann will ich wissen, wie Er da zu dem jungen Bürgermädchen kommt! Ich will nicht hoffen, daß Er sich einer falschen Aussag’ wird unterfangen.

Wirt und Valzacchi deuten dem Baron durch Geberden die Gefährlichkeit der Situation und die Wichtigkeit seiner Aussage an.

BARON
winkt ihnen mit Sicherheit, sich auf ihn zu verlassen, er sei kein heuriger Has.
Wird wohl kein Anstand sein bei Ihm, Herr Kommissar, wenn eine Standsperson mit seiner ihm verlobten Braut um neune Abends ein Souper einnehmen tut.
blickt um sich, die Wirkung seiner schlauen Aussage abzuwarten

KOMMISSARIUS
Das wäre Seine Braut? Geb’ Er den Namen an vom Vater und’s Logis. Wenn seine Angab’ stimmt mag Er sich mit der Jungfer retirieren!

BARON
Ich bin wahrhaftig nicht gewohnt, in dieser Weise -

KOMMISSARIUS
scharf
Mach’ Er sein’ Aussag’ oder ich zieh andre Saiten auf.

BARON
Werd nicht mankieren.
schnell
Is die Jungfer Faninal, Sophia Anna Barbara, ehliche Tochter des wohlgeborenen Herrn von Faninal, wohnhaft im Hof im eigen Palais.

An der Tür haben sich Gasthofpersonal, andere Gäste, auch einige der Musiker aus dem anderen Zimmer neugierig angesammelt. Herr von Faninal drängt sich durch sie durch, eilig aufgeregt in Hut und Mantel.

FANINAL
Zur Stelle. Was wird von mir gewünscht?
auf den Baron zu
Wie sieht Er aus? War mir vermutend nicht, zu dieser Stunde in ein gemeines Beisl depeschiert zu werden.

BARON
sehr erstaunt und unangenehm berührt
Wer hat Ihn hierher depeschiert? In drei Teufels Namen.

FANINAL
halblaut zu ihm
Was soll mir die saudumme Frag’, Herr Schwiegersohn? Wo Er mir schier die Tür einrennen läßt mit Botschaft, ich soll sehr schnell herbei und ihn in einer üblen Lage soutenieren, in die Er unverschuld’ter Weise geraten ist.

BARON
greift sich an den Kopf

KOMMISSARIUS
Wer ist der Herr? Was schafft der Herr mit Ihm?

BARON
Nichts von Bedeutung. Is blos ein Bekannter, hält sich per Zufall hier im Gasthaus auf.

KOMMISSARIUS
Der Herr geb’ seinen Namen an!

FANINAL
Ich bin der Edle von Faninal.

KOMMISSARIUS
Somit ist dies der Vater.

BARON
stellt sich dazwischen, deckt Octavian vor Faninals Blick; eifrig
Beileib’ gar nicht die Spur. Ist ein Verwandter, ein Bruder, ein Neveu! Der Wirkliche ist noch einmal so dick.

FANINAL
sehr erstaunt
Was geht hier vor? Wie sieht Er aus? Ich bin der Vater freilich.

BARON
will ihn forthaben
Das Weitre findet sich, verzieh Er sich!

FANINAL
Ich muß schon bitten.

BARON
wütend
Fahr’ Er heim in Teufels Namen!

FANINAL
immer ärgerlicher
Mein Nam’ und Ehr’ in einem solchen Händel zu melieren Herr Schwiegersohn!

BARON
versucht, ihm den Mund zu zuhalten. zum Kommissar
Ist eine idée fixe. Benennt mich also nur im G’spaß.

KOMMISSARIUS
Ja, ja, genügt schon.
zu Faninal
Er erkennt dem nach in diesem Herrn seinen Schwiegersohn?

FANINAL
Sehr wohl! Wieso sollt ich ihn nicht erkennen? Leicht weil er keine Haar nicht hat?

KOMMISSARIUS
zum Baron
Und Er erkennt nun mehr wohl auch in diesem Herrn wohl oder übel Seinen Schwiegervater?

BARON
nimmt den Leuchter vom Tisch, beleuchtet sich Faninal genau
So, so, la, la! Ja, ja, wird schon der selbe sein. War heut den ganzen Abend gar nicht recht beinand. Kann meinen Augen heut nicht traun. Muß Ihm sagen, liegt hier was in der Luft, man kriegt die Congestion davon.

KOMMISSARIUS
zu Faninal
Dagegen wird von Ihm die Vaterschaft zu dieser ihm verbatim zugeschob’nen Tochter geleugnet.

FANINAL
bemerkt jetzt erst Octavian
Meine Tochter? Da, der Fetzen gibt sich für meine Tochter aus?

BARON
gezwungen lächelnd
Ein G’spaß! Ein purer Mißverstand! Der Wirt hat dem Herrn Kommissarius da was vorerzählt von meiner Brautschaft mit der Faninalschen!

WIRT
aufgeregt
Kein Wort, kein Wort, Herr Kommisarius, laut eigner Aussag!

FANINAL
außer sich
Das Weibsbild arretieren! Kommt am Pranger! Wird ausgepeitscht! Wird eingekastelt in ein Kloster! Ich - ich - ich -

BARON
Fahr Er nach Haus. Auf morgen in der Früh! Ich klär’ Ihm Alles auf. Er weiß, was Er mir schuldig ist.

FANINAL
außer sich, vor Wut
Laut eignerAussag’!
einige Schritte nach rückwärts
Meine Tochter soll herauf! Sitzt unten in der Tragchaise! Im Galopp herauf!
wieder auf den Baron losstürzend
Das zahlt Er teuer! Bring Ihn vor’s Gericht!

BARON
Jetzt macht Er einen rechten Palawatsch für nichts und wieder nichts. Ein Kavalier braucht ein Roßgeduld, Sein Schwiegersohn zu sein, Parole d’honneur! Ich will mei’ Perrückn!
schüttelt den Wirt
Mei Perückn will ich sehn!
im wilden Herumfahren, um die Perücke zu suchen, faßt er einige der Kinder an und stößt sie zur Seite.

VIER KINDER
automatisch
Papa! Papa! Papa! Papa! Papa!

FANINAL
fährt zurück
Was ist denn das?

BARON
im Suchen findet er wenigstens seinen Hut, schlägt mit dem Hut nach den Kindern.
Gar nix! Ein Schwindel! Kenn nit das Bagagi! Sie sagt, daß sie verheirat war mit mir. Käm zu der Schand’ so wie der Pontius ins credo

SOPHIE
kommt im Mantel eilig herein, man macht ihr Platz. An der Tür sieht man die Faninalschen Bedienten, jeder eine Tragstange der Sänfte haltend.

Baron sucht die Kahlseite seines Kopfes vor Sophie mit dem Hut zu beschatten, indeß Sophie auf ihren Vater zugeht.

CHOR DER ZUSCHAUER
Die Braut! Oh, was für ein Skandal!

FANINAL
zu Sophie
Da schau dich um. Da hast du den Herrn Bräutigam. Da die Famili von dem saubern Herrn! Die Frau mitsammt die Kinder! Da das Weibsbild g’hört linker Hand dazu! Nein, das bist du, laut eigner Aussag’: Du! Möchtst in die Erd’n sinken, was? Ich auch!

SOPHIE
freudig aufatmend
Bin herzensfroh! Seh ihn mit nichten an dafür.

FANINAL
Sieht ihn nicht an dafür.
immer verzweifelter
Sieht ihn nicht an dafür. Mein schöner Nam’! Ich trau mi’ nimmer übern Graben! Kein Hund nimmt mehr ein Stükk’l Brot von mir!
er ist dem Weinen nahe

CHOR
die an der Tür stehenden
Der Skandal! Der Skandal! Der Skandal für Herrn von Faninal!

FANINAL
Die ganze Wiener Stadt! Die schwarze Zeitung!

DIE KÖPFE AUS DER WAND UND CHOR UNTER DER ERDE
in der Wand und aus dem Fußboden auftauchend; dumpf
Der Skandal, der Skandal für Herrn von Faninal!

FANINAL
Da! Aus dem Keller! Aus der Luft! Die ganze Wiener Stadt!
auf den Baron zu, mit geballter Faust
Oh! Er Filou! Mir wird nicht gut! Ein Sessel!

Bediente springen hinzu, fangen ihn auf. Zwei desgleichen haben vorher ihre Stange einem der Hintenstehenden zugeworfen. Sophie ist angstvoll un ihn bemüht. Wirt springt gleichfalls hinzu. Sie nehmen ihn auf und tragen ihn ins Nebenzimmer. Mehrere Kellner, den Weg weisend, die Tür öffnend, voran.

Baron wird in diesem Augenblicke seiner Perücke ansichtig, die wie durch Zauberhand wieder zum Vorschein gekommen ist, stürzt darauf los, stülpt sie sich auf und gibt ihr vor dem Spiegel den richtigen Sitz. Mit dieser Veränderung gewinnt er seine Haltung so ziemlich wieder, begnügt sich aber, Annina und den Kindern, deren Gegenwart ihm trotz allem nicht geheuer ist, den Rücken zu kehren.

Hinter Herrn von Faninal und seiner Begleitung hat sich die Türe links geschlossen. Wirt und Kellner kommen bald darauf leise wieder heraus, holen Medikamente, Karaffen mit Wasser und anderes, das in die Tür getragen und von Sophie in der Türspalte übernommen wird.

BARON
nunmehr mit dem alten Selbstgefühl auf den Kommissarius zu
Sind desto eher im Klaren! Ich zahl, ich geh!
zu Octavian
Ich führ’ Sie jetzt nach Haus.

KOMMISSARIUS
Da irrt Er sich! Mit Ihm jetzt weiter im Verhör!
auf den Wink des Kommissarius entfernen die beide Wächter alle übrigen Personen aus dem Zimmer, nur Annina mit den Kindern bleibt an der linken Wand stehen.

BARON
Laß Er’s jetzt gut sein. War ein G’spaß. Ich sag Ihm später, wer das Mädel ist. Geb Ihm mein Wort: Ich heirat sie wahrscheinlich auch einmal. Da hinten dort, das Klumpret ist schon stad.
macht Miene, Octavian abzuführen
Da sieht Er, wer ich bin und wer ich nicht bin!

OCTAVIAN
macht sich los
I geh nit mit dem Herrn!

BARON
halblaut
I heirat Sie, verhält Sie sich mit mir. Sie wird noch Frau Baronin, so gut gefallt Sie mir!

OCTAVIAN
Octavian reißt sich vom Arm des Barons los. gesprochen:
„Herr Kommissar, ich geb was zu Protokoll, aber der Herr Baron darf nicht zuhör’n dabei.‟

Auf den Wink des Kommissars drängen die beiden Wächter den Baron nach vorne rechts. Octavian scheint dem Kommissar etwas zu melden, was diesen sehr überrascht. Der Kommissarius begleitet Octavian bis an den Alkoven. Octavian verschwindet hinter dem Vorhang.

BARON
zu den Wächtern, familiär, halblaut, auf Annina deutend
Kenn’ nicht das Weibsbild dort, auf Ehr’. War grad beim Essen. Hab’ keine Ahnung, was es will. Hätt’ sonst nicht selber um die Polizei -

Der Kommissar scheint sich zu amüsieren und ist den Spalten des Vorhangs ungenierter Weise nahe.

BARON
bemerkt die Heiterkeit des Kommissars, plötzlich sehr aufgeregt über den unerklärlichen Vorfall
Was geschieht denn dort? Ist wohl nicht möglich das? Der Lakkl! Das heißt Ihr Sittenpolizei? Ist eine Jungfer! Eine Jungfer.
er ist schwer zu halten
Steht unter meiner Protektion. Beschwer’ mich! Hab’ ein Wörtel drein zu reden!
Er reißt sich los, will gegen das Bett hin. Sie fangen und halten ihn wieder.

Aus dem Alkoven erscheinen Stück für Stück die Kleider der Mariandl. Der Kommissar macht ein Bündel draus.

BARON
immer aufgeregt, ringt, seine beiden Wächter loszuwerden. Sie halten ihn mühsam, während Octavians Kopf aus einer Spalte des Vorhanges hervorsieht.
Muß jetzt partout zu ihr!

Kellner herein, reißen die Türe auf.

WIRT
hereinstürzend
Ihre hochfürstliche Gnaden, die Frau Fürstin Feldmarschall!

Zuerst werden einige Menschen in der Marschallin Livrée sichtbar, dann der Leiblakai des Barons; sie rangieren sich.
Die Marschallin tritt ein, der kleine Neger trägt ihre Schleppe.

BARON
hat sich von den Wächtern losgerissen, wischt sich den Schweiß von der Stirne, eilt auf die Marschallin zu
Bin glücklich über Maßen, hab’ die Gnad’ kaum meritiert. Schätz’ Dero Gegenwart hier als ein Freundstück ohne Gleichen.

OCTAVIAN
steckt den Kopf zwischen dem Vorhang hervor
Marie Theres’, wie kommt Sie her?

MARSCHALLIN
regungslos, antwortet nicht, sieht sich fragend um.

KOMMISSARIUS
auf die Fürstin zu, in dienstlicher Haltung
Fürstliche Gnaden, melde mich gehorsamst als Vorstands-Unterkommissarius -

Leiblakai auf den Baron zu, stolz und selbstzufrieden. Baron gibt ihm als Zeichen seiner Zufriedenheit.

BARON
Er sieht, Herr Kommissar, die Durchlaucht haben selber sich bemüht. Ich denk’, Er weiß, woran Er ist.

MARSCHALLIN
zum Kommissar
Er kennt mich? Kenn ich Ihn nicht auch? Mir scheint beinah’.

KOMMISSARIUS
Sehr wohl!

MARSCHALLIN
Dem Herrn Feldmarschall sein’ brave Ordonanz gewest?

KOMMISSARIUS
Fürstliche Gnaden, zu Befehl.

Octavian steckt abermals den Kopf zwischen den Vorhängen hervor.

BARON
winkt Octavian heftig, zu verschwinden, ist zugleich ängstlich bemüht, daß die Marschallin nichts merke. Dann hört er, wie sich Schritte der Tür links vorn nähern, stürzt hin, stellt sich mit dem Rücken gegen die Tür, durch verbindliche Gebärden gegen die Marschallin bestrebt, seinem Gebaren den Schein völliger Unbefangenheit zu geben.
Bleib’ Sie zum Sakra, hinten dort!

MARSCHALLIN
kommt gegen links, mit zuwartender Miene den Baron anblickend.

OCTAVIAN
in Männerkleidung tritt zwischen den Vorhängen hervor, sobald der Baron ihm den Rücken kehrt.
War anders abgemacht, Marie Theres’, ich wunder mich!

MARSCHALLIN
als hörte sie Octavian nicht, hat fortwährend den verbindlich erwartungsvollen Blick auf den Baron gerichtet, der in der äußersten Verlegenheit zwischen der Tür und der Marschallin seine Aufmerksamkeit teilt.

Die Türe links wird mit Kraft geöffnet, sodaß der Baron, der vergebens versucht hatte, sich dagegen zu stemmen, wütend zurückzutreten genötigt ist. 2 Faninalsche Diener lassen jetzt Sophie eintreten.

SOPHIE
ohne die Marschallin zu sehen, die ihr durch den Baron verdeckt ist
Hab’ Ihm von mei’m Herrn Vater zu vermelden...

BARON
Sophie ins Wort fallend, halblaut
Ist jetzo nicht die Zeit, Kreuzelement! Kann Sie nicht warten, bis daß man Ihr rufen wird? Meint Sie, daß ich Sie hier im Beisl präsentieren werd’?

OCTAVIAN
ist leise hervorgetreten, zur Marschallin halblaut
Das ist die Fräulein, die, um derentwillen -

MARSCHALLIN
über die Schulter zu Octavian, halblaut
Find Ihn ein bissl empressiert, Rofrano. Kann mir wohl denken, wer sie ist. Find’ sie charmant.
Octavian schlüpft zwischen die Vorhänge zurück.
Die Marschallin spricht leise mit dem Kommissar.

SOPHIE
Den Rücken an der Tür, so scharf, daß der Baron unwillkürlich einen Schritt zurückweicht.
Er wird mich keinen Menschen auf der Welt nicht präsentieren, dieweilen ich mit Ihm auch nicht so viel zu schaffen hab.
Und mein Herr Vater laßt Ihm sagen: wenn Er also weit die Frechheit sollte treiben, daß man Seine Nasen nur erblicken tät auf hundert Schritt von unserm Stadtpalais, so hätt Er sich die bösen Folgen selber zuzuschreiben. Das ist’s, was mein Herr Vater Ihm vermelden läßt.

BARON
zornig
Corpo, di bacco! Was ist das für eine ungezogne Sprache?

SOPHIE
Die Ihm gebührt.

BARON
außer sich, will an ihr vorbei, zur Tür hinein
He Faninal, ich muß -
Die zwei Faninalschen Diener treten hervor, halten ihn’ auf, schieben ihn zurück.

SOPHIE
Er untersteh sich nicht!
sie tritt in die Tür, die sich hinter ihr schließt.

BARON
gegen die Tür brüllend
Bin willens, alles Vorgefall’ne vergeben und vergessen sein zu lassen!

MARSCHALLIN
ist von rückwärts an den Baron herangetreten und klopft ihn auf die Schulter
Laß Er nur gut sein und verschwind Er auf eins, zwei -

BARON
dreht sich um, starrt sie an
Wieso denn?

MARSCHALLIN
munter, überlegen
Wahr Er sein Dignité und fahr Er ab!

BARON
sprachlos
Ich? Was?

MARSCHALLIN
Mach’ Er bonne mine à mauvais jeu: so bleibt Er quasi doch noch eine Standsperson.

BARON
starrt sie stumm an.

SOPHIE
tritt leise wieder heraus. Ihre Augen suchen Octavian.

MARSCHALLIN
zum Kommissar, der hinten rechts steht, desgleichen seine Wächter
Er sieht, Herr Kommissar: Das ganze war halt eine Farce und weiter nichts.

KOMMISSARIUS
Genügt mir. Retirier mich ganz gehorsamst.
tritt ab, die beiden Wächter hinter ihm

SOPHIE
vor sich, erschrocken
Das ganze war halt eine Farce und weiter nichts.

Die Blicke der beiden Frauen begegnen sich: Sophie macht der Marschallin einen verlegenen Knix.


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