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第1幕

いくつかの通りがつながっている場所 - 左側手前には居酒屋 「三人従姉妹」がある  - この居酒屋は2本の柱で支えられたバルコニーが付いていて天蓋のようになっている  - 居酒屋の前にはポットやカップがいっぱい乗ったテーブル 椅子 - 居酒屋の右正面には総督の小さな屋敷 - 奥の少し左手は公証人の家 - ベンチが正面右側にある



第1場
グァダレーナ、ベルギネッラ、マストリッラ、ペルー人たち、何人かのインディオたち

幕が開くと 大群衆と大混雑 - ペルー人たちが座ったり立ったりして飲んでいる 他の人たちはゲームに興じている - コーラスの間に、三人の従姉妹たちが行ったり来たりして飲み物を注いでいる

【コーラス】
総督のための 今日はお祝いの日だ
彼のお祝いをしよう
だって一人当たりで結構な額を
支給して下さるというのだからな
お触れは言う  「陽気に騒ぎ
叫ぶのだ!…しっかり騒いでくれたなら
一日中飲み続けたとて
お前たちは一切支払わなくても良いのだ」そうだ
総督のための 今日はお祝いの日だ…

三人の従姉妹たちがステージの前方に出てくる

クープレ

I
【グァダレーナ】
急いでお出ししますわ お飲みになりたい方には
わたしたち三人の従姉妹
ここでお店をやってます
お酒をお売りしてるんです…
ワインがお望み?お飲みなさい!お飲みなさい!

【コーラス】
こっちだ!こっちだ!注いで!注いでくれ!

【グァダレーナ】
ペルーじゅうを探してもありませんわ
近くの国を探しても
こんなすてきな居酒屋は
こんなに楽しくお酒を注ぐ店は
居酒屋 「三人従姉妹」以上のね!

【コーラス】
ああ!とっても楽しく酒を注いでくれる
居酒屋 「三人従姉妹」さ!

II
【マストリッラ】
(中央を横切って)
二番目の娘がお相手しますわ
一番目がそこにいない時でも
二人ともいなければ? - 三番目がいますわ
三番目の娘がお相手よ
ワインがお望み?お飲みなさい!お飲みなさい!

【コーラス】
こっちだ!こっちだ!注いで!注いでくれ!

III
【ベルギネッラ】
(中央から)
若くて 魅力的だから
誰にも分からないでしょう
この3人娘の才覚を
ほんの少しの努力で!
ワインがお望み?お飲みなさい!お飲みなさい!

【コーラス】
こっちだ!こっちだ!注いで!注いでくれ!
ああ!とっても楽しく酒を注いでくれる
居酒屋 「三人従姉妹」さ!

ドン・ペドロ・ヒノヨーサ、リマの市長が八百屋に変装して右手から登場


第2場
前場と同じ人物たち ドン・ペドロ

【ドン・ペドロ】
(野菜のバスケットを持って)
ちょっと良いか 三人従姉妹よ!…

【三人全員で】
どちらさま?…

【ドン・ペドロ】
恩知らずめ 私が分からんのか?

【グァダレーナ】
ドン・ペドロ・ヒノヨーサさま

【ベルギネッラ】
リマの市長どの!

【マストリッラ】
そのようなご格好で?…
(ベルギネッラはバスケットを受け取りテーブルの上に置く)

【ドン・ペドロ】
(ベルギネッラの近くを通って)
本物だ …だが話せ お前たちここで楽しんでおるか?賑わいはあるべきように起きておるか?

【グァダレーナ】
ええ 悪くはない 悪くはないですわ…

【ドン・ペドロ】
今日は総督の祝宴 リマの街は陽気に賑わっておらねばならぬ 万一リマの街が陽気でなかった場合には皆思うであろう リマの街の政治が上手く行っていないと そうなると私はこのリマの街の責任者として その地位を失ってしまうのだ

【マストリッラ】
リマの街は陽気ですわ

【ドン・ペドロ】
それは本当か?

【ベルギネッラ】
(群衆を指して)
みんなあのとおり…陽気でしょ

【マストリッラ】
(同じように)
飲んでるでしょ

【グァダレーナ】
(同じように)
歌ってるでしょ

【ドン・ペドロ】
私はあらゆるジャグラーや手品師 大道歌手どもにすべての通りでジャグリングや手品 歌うことの許可を与えてやったぞ…ここにも来ておるか?…

【ベルギネッラ】
5分ごとにやって来ますわ

【ドン・ペドロ】
それは良い 非常によろしい…しかしそこで止まってはいかん…もっとやれ 三人従姉妹よ もっとだ!…ワインをすべてのグラスに満たせ!…そして歌え 他の者たちが歌いたくなるような歌を!

【コーラス】
ああ!とっても楽しく酒を注いでくれる
居酒屋 「三人従姉妹」さ!

コーラスがまた歌う中 三人従姉妹たちは皆のためにワインを注ぐ それから彼女たちは居酒屋の中に戻って行く - その時右からパナテラス伯爵がパンとバターの行商人を装って登場する



第3場
三従姉妹以外の同じ登場人物 パナテラス伯爵


【パナテラス】
(パン売りに化けて)
バターにパン!…いらんかね?…パンにバターはいらんかね?…

【ドン・ペドロ】
私です 閣下…

【パナテラス】
君は我輩が分かるのか?

【ドン・ペドロ】
(その変装をはぎ取って)
気付かぬ筈がございましょうか パナテラス伯爵 第一侍従長ともあるお方を!…私は哀れな市長であったことでしょう もしそんなことも気付かずにいたのならば

【パナテラス】
(左へ動いて)
大した自信であるな 市長よ!…だがきっと知らぬであろう 半時間前に総督の宮殿で起こったことは


【ドン・ペドロ】
失礼ですが閣下:半時間前 ひとりの男が台所のドアを通って宮殿を抜け出し…


【パナテラス】
それから?…

【ドン・ペドロ】
その男 医者の姿になりすましたのは…

【パナテラス】
良いぞ!

【ドン・ペドロ】
ドン・アンドレス・デ・リベイラ、ペルーの総督にしてわれらの寛大なるご主人さまです

【パナテラス】
非常によろしい!

【ドン・ペドロ】
ご満足頂けましたか 閣下?

【パナテラス】
我輩は嬉しいゆえ そなたに半分親愛を示すことを許そう…我輩をこれからムッシューと呼び 友人のように話すがよい…さていかなる目的で殿が今日リマの街をお忍びなのかを そなたはどのように考える?…


【ドン・ペドロ】
(笑いながら)
ヘっ!へっ!へっ!…

【パナテラス】
他に何が?…

【ドン・ペドロ】
あのお方は好き者ですからな 敬愛すべき総督は!…
(右手の家を指さして)
あそこにある小さな屋敷はあの方の持ち物です 宮殿を離れる前に殿は注意深くポケットに鍵を入れておられました きっと今夜花火の後で誰かをあそこに連れ込もうと考えておられるのではないかと…

【パナテラス】
よろしい!…
だが そなたはそれだけが理由と思うのか?…

【ドン・ペドロ】
私はさらに想定しております 総督は自分だと気付かれないことを利用して庶民どもにいくつかの質問をしようとしていると …例えばこのような…少なからずあの方ご自身に関わるようなこと この治世をどう思うかといった


【パナテラス】
そなたは心配ではないのか?

【ドン・ペドロ】
私は予防措置を取っております

(カスタネットの音 右手遠くから)

【パナテラス】
あれは何だ?

【ドン・ペドロ】
総督がこの近くに来られたという合図ですよ

【パナテラス】
これは素晴らしい!

【ドン・ペドロ】
お気に召しましたか?

【パナテラス】
あまりに嬉しいゆえ そなたに完全な親近感を表すことを許す…ミゲルと我輩を呼び 我輩を叩いても良いこととしよう…
(ドン・ペドロは彼の腹を殴る動作をする)
どうだ?…その手で…

【ドン・ペドロ】
(パナテラスの腹を指して)
ここを…いつでも?…

【パナテラス】
忠実であれ…さすれば見られよう
(新しいカスタネットの音 ずっと近くで)
してあれは…何じゃ?…

【ドン・ペドロ】
総督です…そこに座って 帽子を目深にかぶりましょう


パナテラスは居酒屋の前の左手のテーブルに座る ドン・ペドロは右手のベンチに座る そこへ奥の右手から医師の扮装をしたドン・アンドレス・デ・リベイラが入ってくる くすくす笑いながら気づかない振りをしている群衆の間を彼は横切って行く 三人従姉妹は居酒屋の外で意地悪くドン・アンドレスを観察する




第4場
マストリッラ グァダレーナ ベルギネッラ ドン・アンドレス・デ・リベイラ ペルー人たち その後パナテラス

【コーラス】
(小声で)
彼だ われらの総督さまだ!
動かないでいよう しゃべらないでいよう…
われらはとっくに気付いているが
彼には絶対 知られないようにしよう
決して 決して 決して知られないように!

【ドン・アンドレス】
(舞台の正面に着いて)
I
誰にも一言も言わず、
庭の門を抜けて
笏と王冠、そこに残し
わしは逃げ出したのだ この朝に
今わしは街を歩く
鼻はわしのコートの中に隠されておる
わしは行くぞ わしは行くぞ こっそりと
人知れず

【コーラス】
(小声で)
ああ!ああ!結構なお忍びで!

【ドン・アンドレス】
ああ! 支配者というのは辛いものだ
だから楽しみのため しなくてはいられない
お忍びを!

【コーラス】
(小声で)
お忍びに気付かぬふりをいたしましょう!

【ドン・アンドレス】
II
わしは自らに言って聞かすぞ
自由の身となったからには
ここでわしの愛すること わしの愛することをな…
神よ!…罪ではないはずじゃ…
それは女を漁ること
悪魔のように飛びかかろうぞ
かわいい娘めがけて
人知れず

【コーラス】
(小声で)
ああ!ああ!結構なお忍びで!

【ドン・アンドレス】
ああ! 支配者というのは辛いものだ
だから楽しみのため しなくてはいられない
お忍びを!

【コーラス】
(小声で)
お忍びに気付かぬふりをいたしましょう!

マストリッラは居酒屋に入って行く

【ドン・アンドレス】
あそこのチチャのグラスを…
(グァダレーナへ)
おい!お嬢ちゃん わしにチチャのグラスを取ってはくれぬか…

【グァダレーナ】
(笑いながら)
はい お医者さま…
(彼女は居酒屋に入る)

【ドン・アンドレス】
彼女は陽気だ…
(従姉妹と一緒にやって来たベルギネッラへ)
ちょっとここに居てくれるかね…他の二人を連れに戻る必要はないぞ…ここに居て ちょっとここに居て話をしてはくれんかね?…


【ベルギネッラ】
(笑いながら)
構いませんわ お医者様…

【ドン・アンドレス】
(彼女の笑うのを見て驚いて)
この娘もだ!…ところで教えてくれるかね…そなたかね この居酒屋を経営しておるのは?

【ベルギネッラ】
(笑いながら)
この居酒屋をですか?

【ドン・アンドレス】
ああ!そうだ!

【ベルギネッラ】
(笑いながら)
はい 私ですわ…私の二人の従姉妹と一緒に…

【ドン・アンドレス】
ああ!それはいい…それで景気の方は?

【ベルギネッラ】
(笑いながら)
景気?

【ドン・アンドレス】
ああ どんな感じなんだね 景気の方は?

【ベルギネッラ】
(笑いながら)
どうでしょうかね お医者さま?…

【ドン・アンドレス】
ああ!しかし…
(マストリッラが居酒屋から出て来る 彼女はチチャを運んで来て すでに最初の酒飲みが座っている左側手前のテーブル上にポットを置く)

【ベルギネッラ】
(笑いながらマストリッラを指して)
ああ!そういうことは 従姉妹のマストリッラにお聞きくださいませ…私には答えられませんから…
(彼女はまだ笑いながら居酒屋に入って行く)

【ドン・アンドレス】
(マストリッラを見て)
おお これは三番目の従姉妹だな!…

【マストリッラ】
(笑いながら)
ええ グァダレーナが戻って参りたがりませんもので…なぜって…(彼女はおかしそうに笑った)

【ドン・アンドレス】
家族なのだな!…
(彼はテーブルに座る)

【マストリッラ】
(笑いながら)
鼻が取れてしまわないかと心配して…

【ドン・アンドレス】
鼻?…

【マストリッラ】
(まだ笑いつづけて)
お医者さまの鼻ですわ…

【ドン・アンドレス】
(コインを渡しながら)
受け取っておけ 君たち三人とだけ静かに話しができないかね

【マストリッラ】
(左にやり過ごし)
でも、お医者さま…
(彼女は笑いながら居酒屋に入って行く)

【ドン・アンドレス】
このような娘どもと真剣に話をする方法はないのであるか…何と言うことだ!真実を知るとは何と難しきことかな!…
(彼は飲酒を始め 周りを観察する - みんな笑顔で彼を見ている)
結局 こやつらは陽気な時には…
一般的な満足しかつぶやかぬのだな
陽気なときにはな まあそれも良いか…
(テーブルにいるパナテラスに)
そうではないかね ムッシュー?…苦情を言いたくなるようなことはたくさんあるだろう…


【パナテラス】
(動かずに)
万歳 総督!

【ドン・アンドレス】
本当なのか ムッシュー?

【ドン・ペドロ】
(同じように)
万歳 総督!

【ドン・アンドレス】
(満足して)
ああ!万歳 総督!か…それはいい…しかし結局のところ この世界で完璧なものは何もない 諸君にも文句を言いたくなるようなことはたくさん見つけることができるであろう…

【パナテラス】
(立ち上がり)
万歳 総督!…我輩には分かっている…
(脅すように)
君は我輩に同意する気はないのかね?

【ドン・アンドレス】
もちろん!もちろんだ!

【パナテラス】
もしかすると 君は我輩の意見と違うんだね…

【ドン・アンドレス】
(驚いて)
え!えっ!…

【ドン・ペドロ】
(ドン・アンドレスに近づいて)
では叫んでくれ われらと一緒に
(大声で叫ぶ)
万歳 総督!

【ドン・アンドレス】
万歳 総督!

【パナテラスとドン・ペドロ】
まさにその通り!…

【ドン・アンドレス】
その通りか!…ここの近所は幸せそうであるな

【ドン・ペドロ】
他の場所ではもっと凄いぞ

【ドン・アンドレス】
君はそう思うのかね?…

【パナテラス】
見に行ってみるか?

【ドン・アンドレス】
良かろう

【パナテラス】
なら 行こう!

【ドン・アンドレス】
行こう!

三人は「総督万歳!」と叫びながら出て行く 群衆たちも笑いながら「万歳 総督!」と叫んでいる ドン・アンドレス、ドン・ペドロ、パナテラスが見えなくなるとオーケストラの音楽 - 群集全員の目が右手奥に向けられる そこに到着したのはペリコールとピキーヨ、流しの歌手で全然豊かではなく ギターを紐で抱えた者たちである 彼らはステージの前に降りてくる - 音楽の最初の和音のところで三人従姉妹は居酒屋の外に出て来る




第5場
マストリッラ、ベルギネッラ、グァダレーナ、ピキーヨ、ペリコール、ペルー人たち それから曲芸師たち

【ピキーヨ】
(グァダレーナへ)
ここで演奏してもいい?

【グァダレーナ】
いいわよ 坊や いいわよ!

【ピキーヨ】
ありがとう やさしいお姉様…素敵なお姉様 どうもありがとう…

(彼らは支度してゴザを前に広げ その上に歌の本や金集めの皿を広げて置く)

きっと今までぼくたちがやってきた以上にうまく行くような気がするぞ!

【ラ・ペリコール】
ねえ ピキーヨ?…

【ピキーヨ】
何だい?

【ラ・ペリコール】
ほんとに マジで あんた自分でお金集めをしたいの?


【ピキーヨ】
ああ そうするつもりさ

【ラ・ペリコール】
いいわ それだったら!…

【ピキーヨ】
もしぼくにやらせて貰えれば ぼくにはうまく行く勝算があるんだ…君がテーブルの間を金を集めて回るとき ぼくははっきりとあることに気づいたのさ…

【ラ・ペリコール】
それは良かったわね!…だけどあたしは期待しないで置くわ

【ピキーヨ】
十分分かっているさ ぼくには合わないんだけどね… 準備はいい?…

【ラ・ペリコール】
OKよ

【ピキーヨ】
(近くの群衆に曲のタイトルが聞こえるように言う)

スペイン男とインディオの娘
(それからふたりで自分のギターの伴奏で歌う)


I
【ピキーヨ】
征服者は 若い娘に言いましたとさ
お前 ファトマよ わしはお前たちに勝利した
だが わしの美徳は そなたたちを尊重せねばならぬ
そしてこの心遣いがわが熱情を抑えておるのだ
言って告げよ 娘よ 野生の部族に
この地を踏みしめたる異人は
モットーとする:禁欲と勇気を
愛を知る者なり スペイン人なればこそ!

【ラ・ペリコールとピキーヨ】
愛を知る者なり スペイン人なればこそ!

II
【ラ・ペリコール】
(リフレインの間に語る)
この言葉に若いインディオ娘は感動し
その勝者に向けて彼女の美しい視線を向けました
彼女は蒼ざめ 一目見て震えたのです
彼女は一目ぼれ この寛大な兵士に
一年後、二人の愛情の証
パラソルの下で眠っている幼子が…
そしてこの子の両親はうっとりと歌います:
この子は立派に育つでしょう スペイン人なのだから!

【ピキーヨとラ・ペリコール】
この子は立派に育つでしょう スペイン人なのだから!

この歌の後、ピキーヨはギターを背に左から群衆の中を回って皿にお金を集めて回る


【ピキーヨ】
紳士淑女の皆さん お願いです 歌手たちにお恵みを…美しい歌姫のために…
(誰も金を出さない - ピキーヨは腹を立ててペリコールのそばに戻る)
どケチめ 行っちまえ!

【ラ・ペリコール】
あたしが言った通りになったわね?…
(皿を受け取って)
じゃああたしの番よ…見ててちょうだい!…

【ピキーヨ】
いいよ!行って…でもぼくは目を離さないからね…

【ラ・ペリコール】
(右手を横切り)
すればいいわ…あたしに任せてよ…

【ピキーヨ】
それはぼくには無理だな

【ラ・ペリコール】
(小声で)
まあいいわ!…でも少なくとも冷静になって 場をぶち壊さないでよ 誰かがあたしにバカなことを言うのに気づいても


ピキーヨはギターをかき鳴らし始める ぺリコールは金集めを右側から回り始める - だが彼女がお金を求めようと誰かに近づくと ピキーヨは怒ったように演奏し 脅迫するような態度を見せる


【ラ・ペリコール】
さあ みなさん ポケットからほんの少しの勇気を…やさしいみなさん!…

【太った酔っぱらい】
(右から)
話してくれよ カワイ子ちゃん…

【ピキーヨ】
(間髪入れず)
ちょっと待て お前 デブはお断りだ!…

【ラ・ペリコール】
(金集めを続ける)
若い歌手に激励を さあ みなさん!

【痩せた酔っぱらい】
(左から)
これ以上嬉しいことはないね 俺のところに来てくれるなら…

【ピキーヨ】
(同じように)
おい!ちびのあばた面…そこのとがった髭の奴…ちょっと待て!…

【ラ・ペリコール】
ああ!結局こうなるのね!…
(彼女はピキーヨのところに戻る)

【ピキーヨ】
まあね…分かるだろ…

【ラ・ペリコール】
(マットの上に皿を投げて)
ちっとも集められないじゃないのよ…お願い 何か別の歌を歌いましょ もっと明るいやつを…その後あたし お金集めをするわ…でも今度はあたしの好きなようにやらせてよ…


【ピキーヨ】
うん…

【ラ・ペリコール】
分かったわね…


二曲目を彼らが歌おうとしたとき ショーの音楽に乗せて右から曲芸師たちが現れて奥へ向かって行く 彼らは曲芸犬を乗せた台車を引いている


【曲芸師たち】
寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
さあ 訓練された犬の芸をご覧あれ!

【群衆】
立ちあがって 見に行こう
訓練された犬の芸を!

曲芸師を追いかけて群衆は左奥に去って行く - 舞台にはピキーヨとペリコールだけが残っている



第6場
ペリコール、ピキーヨ

【ピキーヨ】
みんな嬉しそうだな!…

【ラ・ペリコール】
あたしたちも追いかけて行かない 曲芸犬を見に!…音楽の芸人を聴きに!…
(彼女はゴザの四隅を取り その中にすべてのものを包んで腕の下に挟む)

【ピキーヨ】
ぼくたちの方が…芸術を担っているのに…

【ラ・ペリコール】
真面目な芸術をね…

【ピキーヨ】
ぼくたちだけが残ってる…三人だけが …

【ラ・ペリコール】
どうして三人なの?…

【ピキーヨ】
(指折り数えて)
ああ そうだろ…君と ぼくと そして芸術さ

【ラ・ペリコール】
ああ!…

【ピキーヨ】
哀れな芸術!…結局…ぼくたち三人の中で …芸術が一番不満を言わないんだ…だって…芸術…それは不滅なものなんだから…そして、そうだろう?…不滅であることは 昼ごはんや晩ごはんが必要ないってことでもあるんだ…なのにぼくたちは…それが必要なんだ そういえば昼ごはんを食べてなかったよね ぼくたち…
【ラ・ペリコール】
じゃあ晩ごはんに あたしたち行きましょうよ…

【ピキーヨ】
そうしたいんだけど

【ラ・ペリコール】
どうかしたの あんた?

【ピキーヨ】
(ポケットをまさぐり)
お金が全然ないんだ

【ラ・ペリコール】
それは良くないことね

【ピキーヨ】
それで君は 何か持ってる?

【ラ・ペリコール】
あたし 持ってるわよ…食欲を少しだけね…

【ピキーヨ】
そりゃ高過ぎるよ

【ラ・ペリコール】
あたしだって分かってるわ 高すぎるって でもあたしのせいじゃない…

【ピキーヨ】
おお ぼくの愛しい人!

【ラ・ペリコール】
(彼の腕の中に身を投げて)
おお あたしの愛しいひと!

【ピキーヨ】
ぼくを愛してくれるかい?…

【ラ・ペリコール】
ええ 愛してるわ!…

【ピキーヨ】
ぼくたちは二人っきりで残されたんだ 君とぼくと ぼくと君と…もう一度言ってよ ぼくを愛してるって…

【ラ・ペリコール】
えっ!ええ…あたしはあんたを愛してるわ!…

【ピキーヨ】
だって 分かるだろう…すべてのことは基本的に ぼくには結局同じなんだろうから たとえぼくが自分を苦しめるような考えを持っていなかったとしても…

【ラ・ペリコール】
どんな考えなの?ねえ…

【ピキーヨ】
(確信を持って)
何も食べるものがなくても君が気にしないんじゃないかなって…


【ラ・ペリコール】
あたしが!…そんな風に!…

【ピキーヨ】
うん…ぼくはずっとそう思ってたんだけど…

【ラ・ペリコール】
リスクはないわね…

【ピキーヨ】
本当?…君は気にしてないの?

【ラ・ペリコール】
逆よ あんた 逆よ…

【ピキーヨ】
ようし!…その言葉はぼくに勇気を与えてくれる…進め ラ・ペリコール 進め!
(彼は行こうとする)

【ラ・ペリコール】
それで どこへ?…

【ピキーヨ】
うん だって…ぼくたちは歌手だろ…だから…別のところで歌ってみるんだ ここじゃ何にも貰えないからね

【ラ・ペリコール】
歌ったらいいわ そうしたかったら…あたしは あたしはもう動く元気もないのよ

【ピキーヨ】
(下がって)
だったらどうするのさ?

【ラ・ペリコール】
(右に動いて)
もう夜が来るわ…あたしここにいる…それでゆっくり眠ってみるわ…眠る者は食するも同じだ…誰かがそう言ってたじゃない…
(彼女はベンチに沿って、床の上にゴザを広げる)

【ピキーヨ】
じゃあ君はここでその食事の代わりを試してみるってわけ?

【ラ・ペリコール】
そりゃもちろん別のものの方がいいけど…これじゃあね…
(彼女はベンチの上に彼女のギターを置く)


【ピキーヨ】
おお ぼくの愛しい人!

【ラ・ペリコール】
(彼に駆け寄って)
おお あたしの愛しいひと!

【ピキーヨ】
ぼくの愛しのペリコール!

【ラ・ペリコール】
あたしの愛しのピキーヨ!

【ピキーヨ】
もしぼくたちが結婚していたのならなあ!…

【ラ・ペリコール】
何なのよ - もしそうだったら?

【ピキーヨ】
(くちづけして)
君にキスをする権利を持っているだろ…少なくとも…そしてそれはぼくたちは我慢しなくちゃならない
(再び彼は彼女にキスする)

【ラ・ペリコール】
ええ 我慢しなくちゃいけないわ

【ピキーヨ】
でも歩こうよ!…ぼくたちは結婚していない

【ラ・ペリコール】
(ため息をついて)
それは本当よ まだしていないのは

【ピキーヨ】
結婚するためには4ピアストルも払わなくちゃいけないんだ… 4ピアストルも!…お役所は恥じ入るべきだ…犬の国め!

【ラ・ペリコール】
ひどい日だわ!

【ピキーヨ】
でも君はぼくを愛してくれてる?…

【ラ・ペリコール】
さっき言ったでしょ

【ピキーヨ】
そうだけど…でも分かってるだろ…ぼくを悩ます悪魔の考えが


【ラ・ペリコール】
だからさっき言ったじゃない…

【ピキーヨ】
それはどうでもいいんだ…君が今ぼくを愛してるってもう一度言って欲しいんだ

【ラ・ペリコール】
あんたが大好きよ!

【ピキーヨ】
ああ…ぼくは歌ってくるよ それからいくらかのおひねりを集める…

【ラ・ペリコール】
(カーペットの上に体を伸ばし)
だったら歌ってらっしゃいよ…あたしは寝るわ
(彼女はベンチに頭を乗せ眠りに落ちる ピキーヨはハミングしながら去って行く)

【ピキーヨ】
突き錐をなくした
貧しい靴屋
彼はとても悲しい
もうきれいな靴を作れないから!

ピキーヨはささやくような声で歌う - 彼は信じていたのだ 窓が開いて彼にいくらかの小銭が投げるだろうと 彼の声が大きくなる - 彼は一歩踏み出し帽子を差し出す 誰も何も投げてくれない:その後彼の声はすぐに小さくなって左から彼は出て行く - 同時にドン・アンドレスが右から入ってくる



第7場
ドン・アンドレス、ラ・ペリコール

【ドン・アンドレス】
わしと一緒にちょうど今出て行ったあの二人の男 「バンザイ総督」と叫んでおったあの二人の男だが ようやく正体がわかったぞ 一人は一等侍従長 もう一人はこの町の市長ではないか…ああ!真実よ!真実!一体誰がわしに真実を伝えてくれるのか?

【ラ・ペリコール】
(夢をみながら)
ひどい日だわ!

【ドン・アンドレス】
何だと?

【ラ・ペリコール】
(同じように)
くずみたいな国よ!

【ドン・アンドレス】
(立ち上がり)
間違いない!…言ったのはあの娘だろうか?…
(ドン・アンドレスはペリコールに近づき しばらくの間熟考する):
女だ!…若い…美しいぞ!…しかもその経済状態は貧困の際にあると思われる



【ラ・ペリコール】
(目を覚まして)
確かに良く言ったものね…眠りと晩ごはん それは同じものじゃないわ…まだ食べたいと思うもの…

【ドン・アンドレス】
(激しい一撃を受けたかのようによろめく)
ああ!神よ!…何がいったいわしに起こったのだ わしに?

【ラ・ペリコール】
(急いで寝た姿勢から起き上がって)
何なの?…何なの?…

【ドン・アンドレス】
何でもない!これは詩人どもが雷と呼んでいるものだ!ああ…わしは恋に落ちたのだ!…

【ラ・ペリコール】
(起き上がって彼に駆け寄り)
あんた怪我しなかった?

【ドン・アンドレス】
(動揺して)
大丈夫だ 有難う
(やや落ち着いて)
わかった わしは捕えられたのだ!…これは恋だ!…
(愛情を込めて)
そなたの名は?

【ラ・ペリコール】
ペリコール

【ドン・アンドレス】
たった今 わしはそなたの言葉を聞いた…最初はその言葉は真実だと思っていた

【ラ・ペリコール】
真実?

【ドン・アンドレス】
それは間違いだった 疑いもなく…それでもなお わしには思えてならんのだ そなたが着てくれるのではないかと あの衣装を…

【ラ・ペリコール】
(誇らしげに)
自由の女神のね!…

【ドン・アンドレス】
申し訳ない ちょっとふざけた…

【ラ・ペリコール】
ああ!あたしはその気分なのに!…

【ドン・アンドレス】
確かに、そなただけだ お祝いに湧く街の真ん中で悲しそうにしてるのは…わしに引き受けさせてはくれんかね…

【ラ・ペリコール】
何を?

【ドン・アンドレス】
そなたの悲しみを

【ラ・ペリコール】
何のために?
(彼女は左に後ずさる)

【ドン・アンドレス】
知ってどうする?…

【ラ・ペリコール】
(独白)
ピキーヨ ピキーヨ 戻ってこないわ!…なんかまだ手立てはあるように思えるけど…

【ドン・アンドレス】
えっ?何?聞き違いだったのか しかしまだ不快そうだ…そなたはあまり楽しそうではないが

【ラ・ペリコール】
(引き下がって)
どうして?…

【ドン・アンドレス】
ひどい政府だと さっき言っておった

【ラ・ペリコール】
ああ!それはね…あたし退屈してるの…それで政府がみな間違ってると思ってるのね…だけどもし退屈していなかったら、あたしは全く問題ないと思うわ

【ドン・アンドレス】
本当に、そなたは他に何も不満を持っていないのか?

【ラ・ペリコール】
え!ないわ!

【ドン・アンドレス】
だが さっき…

【ラ・ペリコール】
何よ?

【ドン・アンドレス】
何でもない…続けよう 詳しく教えて貰えるか そなたのことを…そなたの家族は?

【ラ・ペリコール】
はっきりしないの

【ドン・アンドレス】
そなたの職業は?

【ラ・ペリコール】
歌手よ

【ドン・アンドレス】
結婚は?…

【ラ・ペリコール】
してないわ

【ドン・アンドレス】
では…
(自分自身に)
神よ!ここが重要なのだ…わしは尋ね その答えを待つ わしは震えるぞ
(声を上げて)
それじゃ…恋人は?…

【ラ・ペリコール】
あんたどういうつもりよ?
(彼女は下がる)

【ドン・アンドレス】
どうでも良いではないか!…それで?…

【ラ・ペリコール】
(ピキーヨが戻ってこないか確かめるために左を見て 彼がいないことを見て)
いないわ 恋人なんて!

【ドン・アンドレス】
ああ…それは喜ばしい すべてのそなたの苦しみは終わるであろう…わしはそなたを連れて行くぞ…

【ラ・ペリコール】
どこへ?

【ドン・アンドレス】
宮廷だ 総督の宮殿の中の

【ラ・ペリコール】
私は何をするの?

【ドン・アンドレス】
そなたはメイドになるのだ…

【ラ・ペリコール】
(憤慨して)
メイド?

【ドン・アンドレス】
いや、名誉なことだ…総督夫人お付きのメイドだから

【ラ・ペリコール】
(驚いて)
総督夫人の?

【ドン・アンドレス】
驚くのは分かる…総督は実際 妻を失って苦しんでいる…だが彼はそれほどまでに愛していたことを思い出させるものを残して置きたかった!…そこで彼は…わしは残したのだ メイドたちのサービスを…

【ラ・ペリコール】
あんたは言ったわね: 「わしは…」って ということは…?

【ドン・アンドレス】
その通りだ…わしは正体を明かすぞ

【ラ・ペリコール】
ああ…

【ドン・アンドレス】
わしは正体を明かした…が後悔はしていない…もしもそなたが そなたがわしを裏切ることがないと約束してくれるのなら

【ラ・ペリコール】
すぐには無理!…だって溢れるほどいるでしょ リマの街には哀れな少女を「俺は総督だ」って言ってからかう人は その後笑いながら言うんだから: 「俺はただのベラスケスだよ とかペレスだよ とか…


【ドン・アンドレス】
疑うのであるか?

【ラ・ペリコール】
ちょっとね

【ドン・アンドレス】
証拠が要るというのか?

【ラ・ペリコール】
もし気を悪くしないんだったら

【ドン・アンドレス】
(彼のポケットから紙幣を取り出し)
良かろう!見るが良い

【ラ・ペリコール】
これは何?

【ドン・アンドレス】
知らんのか?

【ラ・ペリコール】
何となくは分かるけど…

【ドン・アンドレス】
これはピアストル紙幣だ

【ラ・ペリコール】
(紙幣をひったくって)
1ピアストル!…これが これが1ピアストルなの!
(彼女は食い入るように見つめる)

【ドン・アンドレス】
(紙幣のおもてを指さして)
ここに…見えるであろう…肖像が…

【ラ・ペリコール】
えっ?…

【ドン・アンドレス】
ほら…
(ポーズを取って)
分からぬかなあ?…

【ラ・ペリコール】
(じっと見比べて)
本当だ 信じらんない…スゴイじゃない これはあんただわ

【ドン・アンドレス】
うむ!満足しても良いか?…

【ラ・ペリコール】
ああ!ほんと!そっくりね!…

【ドン・アンドレス】
(自分自身に)
ああ!真実よ!…真実!…
(声を上げて)
まだ疑うのか?

【ラ・ペリコール】
(独白)
神さま!… ピキーヨ!…自分にとってはそうするのが良いわよね?…一方で 彼を捨てることになる…ああ!何て状況なの!

(左の方を見て)
もしも彼が戻ってきたら 彼が戻ってきたら!…

【ドン・アンドレス】
そなたには独り言をいう癖があるようだな…それで!そなたはまだ疑うか?…

【ラ・ペリコール】
もうちょっとだけ…疑わないではいられないでしょ?…ポケットにピアストル札を持つことはできて そうやって総督を集めることはできるけど それは信じさせるためじゃないもの…

【ドン・アンドレス】
うーん…別の証拠か…では わしと一緒に叫んでみよ…
(彼は離れる)

【ラ・ペリコール】
叫ぶの?…

【ドン・アンドレス】
そうだ わしと一緒に叫んでくれ 「くたばれ 総督!」と

【ラ・ペリコール】
(下がって)
分かったわ…

【ペリコールとドン・アンドレス】
くたばれ 総督!…くたばれ 総督!

この叫びでパナテラスが左からドン・ペドロが右から走ってくる 総督に二人は駆け寄り 掴みかかる



第8場
ペリコール、パナテラス、ドン・アンドレス、ドン・ペドロ。

【パナテラス】
(一般人のふりで)
おい!こら!…誰の許しでそのような不作法を?…

【ドン・アンドレス】
(笑いながら)
わしだ!

【パナテラス】
(ひれ伏して)
何と 閣下!

【ドン・ペドロ】
(同じように)
そのようなふざけたアイディアを思いつかれたのがあなた様だとは 殿

【ラ・ペリコール】
殿って!…

【ドン・アンドレス】
(優しく 彼女に近づいて)
信じてくれたかね お嬢さん?

【ラ・ペリコール】
はい たった今

【ドン・アンドレス】
じゃあ ついて来てくれるね?

【ラ・ペリコール】
何がお望みなのかしら?だって他にどうしようもないじゃない…行くわ でも最初に…あんた便箋持ってない?…


【ドン・アンドレス】
(ポケットから引っ張り出して)
ほら ここに

【ラ・ペリコール】
(受け取って)
私にちょうだい…手紙をあんたに付いて行く前に…手紙を書いてくの…とある人に

【ドン・アンドレス】
(不審に思い)
誰に?

【ラ・ペリコール】
(堂々と)
老いた親によ!

【ドン・アンドレス】
ああ!そなたはわしに驚いているようだが!…そなたは知らぬのだ どれほどわしもそなたに驚いているのかを!
(ペリコールは離れて左側のテーブルの上で手紙を書く)


【パナテラス】
ああ!ですが私は申し上げねばなりません 殿!申し上げねば!…

【ドン・アンドレス】
(パナテラスとドン・ペドロとの間を通り抜けて)
何をだね 諸君?

【ドン・ペドロ】
この女性を…

【ドン・アンドレス】
何だね 諸君?…

【パナテラス】
われらはご提案したいのですが この女性をわれらの小さな屋敷へ連れて行くことを?…いかがでしょう?…

【ドン・アンドレス】
どちらかと言えば 諸君…わしは宮殿に連れて行きたいのだが

【ドン・ペドロ】
ああ…それでは側室の屋敷は?

【ドン・アンドレス】
側室の屋敷か…三番目の屋敷にでも入れておけ

【パナテラス】
あそこはかつてアカプルコの若い公爵夫人が居たところでは?

【ドン・アンドレス】
それを気にしておるのか 第一侍従長よ?

【パナテラス】
はい 少し気になっております…あの屋敷は空いているのでしたよね?…私が確かたくさんの荷物を詰め込んでいたような…

ですが問題はそういうことではありません

【ドン・ペドロ】
(押し付けるように)
規則のことです

【ドン・アンドレス】
規則?…しかしそうすることをわしは禁じられてはいなかったと推測するが…

【パナテラス】
(彼のポケットから分厚い小さな本を取り出して)
確かにそうです…禁止されてはおりません…ですが…それにはいくつかの制限があります…

【ドン・ペドロ】
殿は寡夫でございます…

【パナテラス】
(諭すように)
寡婦じゃ…

【ドン・アンドレス】
独り身は気楽だからな

【パナテラス】
殿…私は寡婦と申し上げねばなりません

【ドン・ペドロ】
(総督を指して)
しかし この方は男ですよ!…

【パナテラス】
それが何だというのだ?

【ドン・ペドロ】
私には大事なことだと思いましたが…

【パナテラス】
スペイン語を学び直したまえ
(ドン・アンドレスに)
殿は寡婦でございます…

【ドン・アンドレス】
うむ 寡婦じゃな

【パナテラス】
(続けて)
そして、それは肩の間に牡牛をぶつけるようなおふざけが容易であるような年齢であれば これは規則で決まっているのですが 殿が…屋敷を貸し与えることができるのは結婚したご婦人に対してのみなのです

(彼に小冊子の一節を示す)

【ドン・ペドロ】
(ドン・アンドレスに)
彼女は結婚は?

【ドン・アンドレス】
いや しておらぬ

【ドン・ペドロ】
なるほど それでは?…

【ラ・ペリコール】
ねえ!ちょっと…ねえ!総督!…
(彼女は立ち上がる)

【パナテラス】
(ドン・アンドレスに)
あなた様を!呼んでおられます…

【ドン・アンドレス】
(ペリコールに近寄って)
いとし子よ?…それで その手紙は?…

【ラ・ペリコール】
今書いてます…すぐに書き終えますわ…でもあたし これと一緒に送れたらいいなあなんて思ってたりするんだけど あなたは偶然持ってたりとかしないのかしら…さっきあたしに見せてくれたあの美しい肖像画の一杯詰まったお財布を?…

【ドン・アンドレス】
(不審に思い)
誰にやるのだ?

【ラ・ペリコール】
(堂々と)
私の年老いた叔母にですわ

【ドン・アンドレス】
(彼の小さな屋敷を指して)
それじゃ あそこの屋敷 あれはわしのものだが あの中でわしと一緒に食事なとしてくれることを期待しても良いのかね


【ラ・ペリコール】
(勢い込んで)
晩ごはん!…

【ドン・アンドレス】
お望みかね?

【ラ・ペリコール】
ええ とっても

【ドン・アンドレス】
ではここでそなたが望みのものを取らそう わしは行って取って来るぞ 愛しき者よ!

【ラ・ペリコール】
はい、お願い!
(独白)
奢ってくれるんだわ あたしが晩ごはん食べたいって言ったら!
(彼女はテーブルに座って手紙を書き始める)

【ドン・アンドレス】
(パナテラスとドンペドロに)
確かに 諸君 彼女は結婚しておらぬ だが規則では結婚しておることを必要としておる…思い出させてもらって感謝しよう…わしはそなたに言いつかわすぞ 筆頭侍従長よ すぐに誰か結婚に合意しそうな貧乏な男を見つけて来るのじゃ…

(ドン・ペドロに)
それから市長よ そなたはすぐに結婚を喜んでまとめてくれる公証人を見つけてくるのじゃ… 二時間のうちにだ…聞いておるか…二時間のうちに…すべてが片付いていないようであれば わしはそなたのあらゆる仕事 オフィス 地位の辞任を受け入れることとするぞ…
(彼の屋敷に向かって行き 出て行く前に振り返って)
約束を忘れるでないぞ!…
(せきたてるように)
すぐにだ!
(彼は唖然とした二人を残し 彼の小さな屋敷に入って行く)

【ドン・ペドロ】
何ですって ミゲル?…

【パナテラス】
(彼のポケットに規則集をしまって)
従うのだ ペドロよ…後でまた会おう

【ドン・ペドロ】
(後ろの屋敷を指して)
ならば私はそこに行きましょう…あそこにいる公証人に頼んでみることにしますよ

【パナテラス】
では我輩は みずから夫を見つけて参ろう!

ドン・ペドロは一番奥にある家に入る - パナテラスはペリコールに大げさにお辞儀をしてから居酒屋に入る
ACTE PREMIER

Une place où aboutissent plusieurs rues. – A gauche, au premier plan, le cabaret des «Trois Cousines». – Ce cabaret a un balcon soutenu par deux piliers, et qui forme une espèce de marquise. – Devant le cabaret, des tables couvertes de pots et de gobelets, des tabourets. – A droite, en face du cabaret, la petite maison du vice-roi. – Au fond, un peu à gauche, la maison du notaire. – Un banc sur le devant, à droite.

SCÈNE PREMIÈRE
Guadalena, Berginella, Mastrilla, Péruviens et Péruviennes, quelques Indiens.

Au lever du rideau, grande foule et grand mouvement. – Des Péruviens et Péruviennes boivent attablés ou debout; d'autres jouent. – Pendant le choeur, les trois cousines vont et viennent et versent à boire.

CHŒUR
Du vice-roi c'est aujourd'hui la fête,
Célébrons-la;
D'autant que nous sommes à tant par tête,
Payés pour ça.
On nous a dit: « Soyez gais,
Criez!.. Si vous criez bien,
Tout le jour vous boirez frais,
Sans qu'il vous en coûte rien!»
Du vice-roi c'est aujourd'hui la fête, etc.

Les trois cousines descendent sur le devant de la scène.

Couplets

I
GUADALENA
Promptes à servir la pratique,
Nous sommes trois cousines, qui
Avons ouvert cette boutique,
Pour y vendre du riquiqui...
Qui veut du vin? Buvez! buvez!

CHŒUR
A nous! à nous! Versez! versez!

GUADALENA
Il n'est pas dans tout le Pérou,
Ni dans les nations voisines,
Il n'est pas de cabaret où
L'on fasse plus gaîment glouglou
Qu'au cabaret des «Trois Cousines»!

CHŒUR
Ah! qu'on y fait gaîment glouglou,
Au cabaret des «Trois Cousines»!

II
MASTRILLA
passant au milieu
Adressez-vous à la deuxième,
Si la première n'est pas là;
En manque-t-il deux? -- la troisième,
La troisième vous servira.
Qui veut du vin? Buvez! buvez!

CHŒUR
A nous! à nous! Versez! versez!

III
BERGINELLA
venant au milieu
Quand elles sont jeunes, aimables,
On ne sait pas, en vérité,
De quoi trois femmes sont capables,
Avec un peu d'activité!
Qui veut du vin? Buvez! buvez!

CHŒUR
A nous! à nous! Versez! versez!
Ah! qu'on y fait gaîment glouglou,
Au cabaret des «Trois Cousines»!

Entre par la droite Don Pedro de Hinoyosa, gouverneur de Lima; il est en costume de marchand de légumes.


SCÈNE II
Les Mêmes, Don Pedro.

DON PEDRO
tenant un panier de légumes
Un mot, les trois cousines!...

TOUTES LES TROIS
Comment?...

DON PEDRO
Ingrates, vous ne me reconnaissez pas?

GUADALENA
Le seigneur Don Pedro de Hinoyosa.

BERGINELLA
Le gouverneur de Lima!

MASTRILLA
Sous ce costume?...
Berginella prend le panier et le pose sur une table.

DON PEDRO
passant près de Berginella
Lui-mème... Mais, dites-moi, s'amuse-t-on ici? fait-on du bruit comme il faut?

GUADALENA
Mais pas mal, pas mal...

DON PEDRO
C'est aujourd'hui la fête du vice-roi: il faut que la ville de Lima soit gaie. Si la ville de Lima n'est pas gaie, on pensera que la ville de Lima est mal gouvernée, et moi, qui la gouverne, la ville de Lima, je perdrai ma place.

MASTRILLA
La ville de Lima est gaie.

DON PEDRO
L'est-elle vraiment?

BERGINELLA
montrant la foule
Elle l'est... on rit.

MASTRILLA
de même
On boit.

GUADALENA
de même
On chante.

DON PEDRO
J'ai fait donner à tous les jongleurs, escamoteurs et chanteurs ambulants la permission de jongler, escamoter, et chanter dans tous les carrefours... En vient-il ici?...

BERGINELLA
Toutes les cinq minutes, il en vient.

DON PEDRO
C'est bien, alors, c'est très bien... Mais ne nous figeons pas... renouvelons, les trois cousines, renouvelons!... du vin dans tous les verres!... et chantons afin de donner aux autres l'idée de chanter!

CHŒUR
Ah! qu'on y fait gaîment glouglou,
Au cabaret des «Trois Cousines»!

Pendant la reprise du choeur, les trois cousines versent du vin à tout le monde. Puis elles rentrent dans leur cabaret. – A ce moment, entre par la droite le comte de Panatellas, déguisé en marchand de pains au beurre.


SCÈNE III
Les Mêmes, moins les trois cousines, Le Comte de Panatellas.

PANATELLAS
portant une manne
Pains au beurre!... qui en veut?... qui veut des petits pains au beurre?...

DON PEDRO
Moi, Excellence...

PANATELLAS
Vous m'avez reconnu?

DON PEDRO
le débarrassant de sa manne
Ne pas reconnaître le seigneur Comte de Panatellas, premier gentilhomme de la chambre!... Je serais un pauvre gouverneur, si je ne savais pas mieux ce qui se passe.

PANATELLAS
passant à gauche
Vous voilà bien fier, monsieur le gouverneur!... Je parie cependant que vous ne savez pas ce qui s'est passé, il y a une demi-heure, dans le palais du vice-roi.

DON PEDRO
Pardonnez-moi, Excellence: il y a une demi-heure, un homme est sorti furtivement du palais par la petite porte des cuisines...

PANATELLAS
Après?...

DON PEDRO
Cet homme, vêtu d'un costume de docteur...

PANATELLAS
Bien!

DON PEDRO
N'est autre que Don Andrès de Ribeira, vice-roi du Pérou et notre gracieux maître.

PANATELLAS
Très bien!

DON PEDRO
Vous êtes content, Excellence?

PANATELLAS
Si content que je vous permets une demi-familiarité... Appelez-moi tout simplement monseigneur et causons comme une paire d'amis... Dans quel dessein pensez-vous que Son Altesse se soit avisée de courir aujourd'hui les rues de Lima?...

DON PEDRO
riant
Eh! eh! eh!...

PANATELLAS
Mais encore?...

DON PEDRO
Il est toujours gaillard, ce cher vice-roi!...
Montrant la maison de droite
La petite maison, qui est là, lui appartient. Avant de sortir, il a eu grand soin d'en mettre la clef dans sa poche, et je pense que, ce soir, après le feu d'artifice, il ne serait pas fâché d'y conduire quelque sémillante manola...

PANATELLAS
Bon!...
mais croyez-vous que ce soit pour cela seulement?...

DON PEDRO
Je crois aussi que le vice-roi,se flattant de ne pas être reconnu, profitera de l'occasion pour adresser aux gens quelques petites questions... comme ça, sans avoir l'air... afin de savoir un peu, par lui-même, ce que l'on pense de son administration.

PANATELLAS
Et cela ne vous inquiète pas?

DON PEDRO
J'ai pris mes précautions.

Bruit de castagnettes dans le lointain, à droite

PANATELLAS
Qu'est-ce que c'est que ça?

DON PEDRO
On m'annonce que le vice-roi est à cent pas d'ici.

PANATELLAS
C'est renversant!

DON PEDRO
Monseigneur est content?

PANATELLAS
Tellement content que je te permets une familiarité complète... Appelle-moi Miguel, et tape-moi...
Don Pedro fait le geste de lui taper sur le ventre.
Hein?... dans la main...

DON PEDRO
montrant le ventre de Panatellas
Et là... jamais?...

PANATELLAS
Sois fidèle... et nous verrons.
Nouveau bruit de castagnettes, plus rapproché
Et ça... qu'est-ce que?...

DON PEDRO
C'est le vice-roi... Asseyez-vous là, et rabattez votre chapeau sur vos yeux.

Panatellas va s'asseoir à une table à gauche, devant le cabaret; Don Pedro va s'asseoir à droite sur un banc. Entre alors par le fond, à droite, Don Andrès de Ribeira, en costume de docteur. Il traverse les groupes qui, tout en riant sous cape, affectent de ne pas faire attention à lui. Les trois cousines sont sorties de leur cabaret et observent malicieusement Don Andrès.


SCÈNE IV
Mastrilla, Guadalena, Berginella, Don Andrès de Ribeira, Péruviens; puis Panatellas.

CHŒUR
à demi-voix
C'est lui, c'est notre vice-roi!
Ne bougeons pas, tenons-nous coi...
Nous le reconnaissons très bien;
Mais il faut qu'il n'en sache rien,
Rien, rien, rien, absolument rien!

DON ANDRÈS
arrivé sur le devant de la scène
I
Sans en souffler mot à personne,
Par une porte du jardin,
Laissant là-bas sceptre et couronne,
Je me suis sauvé ce matin;
Maintenant je vais par la ville,
Le nez caché dans mon manteau,
Je vais, je viens, je me faufile
Incognito.

CHŒUR
piano
Ah! ah! le bel incognito!

DON ANDRÈS
Ah! qu'un monarque s'ennuîrait,
Si, pour se distraire, il n'avait
L'incognito!

CHŒUR
piano
Respectons son incognito!

DON ANDRÈS
II
Je puis me le dire à moi-même,
Aussitôt que je suis lâché,
Ce que j'aime, là, ce que j'aime...
Mon Dieu!... ce n'est pas un péché...
C'est de prendre la taille aux dames,
Et, fringant comme un diabloteau,
D'aller chez les petites femmes
Incognito.

CHŒUR
piano
Ah! ah! le bel incognito!

DON ANDRÈS
Ah! qu'un monarque s'ennuîrait,
Si, pour se distraire, il n'avait
L'incognito!

CHŒUR
piano
Respectons son incognito!

Mastrilla rentre dans le cabaret.

DON ANDRÈS
Un verre de chicha par là-dessus...
à Guadalena
Hé! la belle enfant, allez me chercher un verre de chicha...

GUADALENA
en riant
Oui, monsieur le docteur...
Elle rentre dans le cabaret.

DON ANDRÈS
Elle est gaie...
à Berginella, qui veut s'en aller avec sa cousine
Restez un peu, vous... vous n'avez pas besoin de vous mettre deux pour aller me chercher... restez un peu et causons, voulez-vous?...

BERGINELLA
en riant
Je veux bien, monsieur le docteur...

DON ANDRÈS
étonné de la voir rire
Elle aussi!... eh bien, dites-moi... c'est vous qui tenez ce cabaret?

BERGINELLA
en riant
Ce cabaret?

DON ANDRÈS
Eh! oui!

BERGINELLA
en riant
Oui, c'est moi, qui le tiens... avec mes deux cousines...

DON ANDRÈS
Ah! c'est très bien... Et la consommation?

BERGINELLA
en riant
La consommation?

DON ANDRÈS
Oui, cela va-t-il un peu, la consommation?

BERGINELLA
en riant
Si cela va, monsieur le docteur?...

DON ANDRÈS
Ah ça! mais...
Mastrilla sort du cabaret, elle apporte le chicha et pose le pot sur la première table à gauche, à laquelle est déjà installé le premier buveur.

BERGINELLA
en riant et montrant Mastrilla
Ah! ma foi, demandez cela à ma cousine Mastrilla... Quant à moi, je ne peux plus...
Elle rentre dans le cabaret en riant toujours.

DON ANDRÈS
regardant Mastrilla
Tiens, c'est la troisième cousine!...

MASTRILLA
en riant
Oui, Guadalena n'a pas osé revenir... parce que...
Elle rit de plus belle.

DON ANDRÈS
C'est de famille!...
Il va s'asseoir à la table.

MASTRILLA
riant
Parce qu'elle avait peur d'éclater au nez de...

DON ANDRÈS
Au nez de?...

MASTRILLA
riant toujours
Au nez de monsieur le docteur...

DON ANDRÈS
lui donnant une pièce de monnaie
Tenez, et laissez-moi tranquille toutes les trois.

MASTRILLA
qui a passé à gauche
Mais, monsieur le docteur...
Elle rentre dans le cabaret en riant aux éclats.

DON ANDRÈS
Il n'y a pas moyen de causer sérieusement avec ces péronnelles... Mon Dieu! qu'on a de peine à savoir la vérité!...
Il commence à boire et examine ses voisins. – Ceux-ci le regardent en souriant.
Après cela, si elles sont gaies...
Murmure général de satisfaction
si tout le monde est gai, c'est que ça va bien...
A Panatellas qui est à sa table
N'est-ce pas, monsieur?... c'est que l'on n'a pas trop à se plaindre...

PANATELLAS
sans bouger
Vive le vice-roi!

DON ANDRÈS
Vraiment, monsieur?

DON PEDRO
même jeu
Vive le vice-roi!

DON ANDRÈS
avec satisfaction
Ah! vive le vice-roi!... c'est très bien... mais, enfin, il n'y a rien de parfait en ce monde, et l'on pourrait sans doute trouver bien des choses à redire...

PANATELLAS
se levant
Vive le vice-roi!... je ne connais que ça, moi...
Menaçant
Est-ce que vous ne seriez pas de mon avis?

DON ANDRÈS
Si fait! si fait!

PANATELLAS
C'est que, si vous n'étiez pas de mon avis...

DON ANDRÈS
effrayé
Eh! eh!...

DON PEDRO
s'approchant de Don Andrès
Criez alors, criez avec nous:
Criant à tue-tête
Vive le vice-roi!

DON ANDRÈS
Vive le vice-roi!

PANATELLAS et DON PEDRO
A la bonne heure!...

DON ANDRÈS
A la bonne heure!... Ça va très bien dans ce quartier-ci.

DON PEDRO
Et dans les autres quartiers ça va encore mieux.

DON ANDRÈS
Vous croyez?...

PANATELLAS
Voulez-vous aller voir?

DON ANDRÈS
Je veux bien.

PANATELLAS
Allons-y, alors!

DON ANDRÈS
Allons-y!

Tous les trois sortent en criant: «Vive le vice-roi!» La foule, tout en éclatant de rire, crie: «Vive le vice-roi!...» Quand Don Andrès, Don Pedro et Panatellas sont hors de vue, musique à l'orchestre. -- Tous les regards de la foule se dirigent alors vers le fond à droite, par où arrivent la Périchole et Piquillo, chanteurs ambulants, pas riches du tout, portant guitares en sautoir. Ils descendent sur le devant de la scène. – Aux premiers accords de la musique, les trois cousines sont sorties de leur cabaret.


SCÈNE V
Mastrilla, Berginella, Guadalena, Piquillo, La Périchole, Péruviens; puis des saltimbanques.

PIQUILLO
à Guadalena
Vous permettez, n'est-ce pas?

Guadalena
Mais très volontiers, mon garçon, très volontiers!

PIQUILLO
Merci, ma bonne demoiselle... Ma bonne demoiselle, je vous remercie bien...
Ils se préparent et mettent un petit tapis devant eux. Sur le tapis ils étalent des cahiers de chansons et placent une soucoupe pour la quête.
Espérons que nous allons faire ici plus que nous n'avons fait jusqu'à présent!

LA PÉRICHOLE
Dis-moi, Piquillo?...

PIQUILLO
Quoi?

LA PÉRICHOLE
Décidément, bien décidément, tu tiens à faire la quête toi-même?

PIQUILLO
Oui, j'y tiens.

LA PÉRICHOLE
C'est bon, alors!...

PIQUILLO
Et si j'y tiens, c'est que j'ai mes raisons pour y tenir... J'ai très bien remarqué que, lorsque tu passes entre les tables...


LA PÉRICHOLE
C'est bon, je te dis!... Mais je sais ce qui nous attend.

PIQUILLO
J l'ai très bien remarqué, et ça ne me va pas... Tu y es?...


LA PÉRICHOLE
J'y suis.

PIQUILLO
dit le titre de la chanson à la foule qui se rapproche pour écouter.
L'Espagnol et la jeune Indienne.
Puis tous les deux chantent en s'accompagnant sur leurs guitares.

I
PIQUILLO
Le conquérant dit à la jeune Indienne:
«Tu vois, Fatma, que je suis ton vainqueur
Mais ma vertu doit respecter la tienne,
Et ce respect arrête mon ardeur.
Va dire, enfant, à la tribu sauvage,
Que l'étranger qui foule ici son sol,
A pour devise: Abstinence et courage!
On sait aimer, quand on est Espagnol!»

LA PÉRICHOLE et PIQUILLO
On sait aimer, quand on est Espagnol!

II
LA PÉRICHOLE
pendant la ritournelle, parlé
A ce discours, la jeune Indienne, émue,
Sur son vainqueur soulève ses beaux yeux;
Elle pâlit et chancelle à sa vue,
Car il lui plaît, ce soldat généreux.
Un an plus tard, gage de leur tendresse,
Un jeune enfant dort sous un parasol...
Et ses parents chantent avec ivresse:
«Il grandira, car il est Espagnol!»

PIQUILLO et LA PÉRICHOLE
Il grandira, car il est Espagnol!

Après ce couplet, Piquillo fait le tour de la foule, en commençant par la gauche et en présentant, comme plateau, le dos de sa guitare.

PIQUILLO
Messieurs, mesdames, je vous en prie, donnez pour les chanteurs... pour la jolie chanteuse...
Personne ne donne. – Piquillo, furieux, redescend près de la Périchole.
Panés, va!

LA PÉRICHOLE
Qu'est-ce que je t'avais dit?...
Prenant la soucoupe
A mon tour... je t'en prie!...

PIQUILLO
Eh bien! va... mais je ne te perds pas de vue...

LA PÉRICHOLE
passant à droite
Tu devrais... je t'assure...

PIQUILLO
Ça ne me serait pas possible.

LA PÉRICHOLE
bas
Allons, soit!... mais tâche au moins d'être raisonnable et de ne pas tout casser, si tu t'aperçois que l'on me dit des bêtises.

Piquillo commence à gratter sa guitare et la Périchole fait la quête, en commençant par la droite. -- Quand un de ceux à qui elle s'adresse fait mine de s'émanciper, Piquillo joue avec fureur; s'agite et prend des airs menaçants.

LA PÉRICHOLE
Allons, messieurs, un peu de courage à la poche... mes bons messieurs!...

UN GROS BUVEUR
à droite
Dis-moi, la belle...

PIQUILLO
sans s'interrompre
Attends un peu, toi, le gros là-bas!...

LA PÉRICHOLE
continuant sa quête
Encouragez les petits chanteurs, allons, messieurs!

UN BUVEUR MAIGRE
à gauche
Mais je ne demande pas mieux, quant à moi...

PIQUILLO
de même que ci-dessus
Eh! le petit grêlé... qui as la barbe en pointe... attends un peu!...

LA PÉRICHOLE
Ah! si c'est comme cela!...
Elle revient à Piquillo

PIQUILLO
Eh bien!... tu vois...

LA PÉRICHOLE
jetant la soucoupe sur le tapis
Ça ne peut pas compter, mon ami... je t'en prie, chantons quelque chose encore, quelque chose de vif... après, laisse-moi faire la quête encore une fois... mais laisse-moi la faire comme je l'entends...

PIQUILLO
Hum!...

LA PÉRICHOLE
Et tu verras...



Au moment où, pour la seconde fois, ils vont chanter, des saltimbanques venant de la droite, passent au fond, accompagnés par une musique de foire. Ils traînent un chariot dans lequel sont des chiens savants.

LES SALTIMBANQUES
Levez-vou et prenez vos rangs,
Pour venir voir les chiens savants!

LA FOULE
Levons-nous et prenons nos rangs,
Pour aller voir les chiens savants!

Et la foule sort, courant après les saltimbanques qui s'en vont par le fond à gauche. – Il ne reste en scène que Piquillo et la Périchole.


SCÈNE VI
La Périchole, Piquillo.

PIQUILLO
Les voilà bien!...

LA PÉRICHOLE
Nous quitter pour courir après des chiens savants!... pour aller écouter une musique de saltimbanques!...
Elle prend les quatre coins du tapis et le met sous son bras avec tout ce qu'il contient.

PIQUILLO
Tandis que nous... qui représentons l'art...

LA PÉRICHOLE
L'art sérieux...

PIQUILLO
On nous laisse là... seuls tous les trois...

LA PÉRICHOLE
Comment, tous les trois?...

PIQUILLO
comptant sur ses doigts
Eh bien, oui... toi, moi, et l'art.

LA PÉRICHOLE
Ah!...

PIQUILLO
Pauvre art!... après ça, tu sais... de nous trois... c'est encore lui le moins à plaindre... car enfin... l'art... il est immortel... Et alors, n'est-ce pas?... étant immortel, il n'a besoin ni de déjeuner, ni de souper... tandis que nous... qui en avons besoin, nous n'avons pas déjeuné, nous...

LA PÉRICHOLE
Et quant à souper, nous nous en passerons...

PIQUILLO
C'est probable.

LA PÉRICHOLE
Qu'est-ce que tu as, toi?

PIQUILLO
cherchant dans sa poche
Moi, je n'ai rien.

LA PÉRICHOLE
Ce n'est pas assez.

PIQUILLO
Et toi, qu'est-ce que tu as?

LA PÉRICHOLE
Moi, j'ai... je commence à avoir un peu d'appétit...

PIQUILLO
C'est trop.

LA PÉRICHOLE
Je le sais bien que c'est trop, mais ce n'est pas ma faute...


PIQUILLO
O mon amante!

LA PÉRICHOLE
se jetant dans ses bras
O mon amant!

PIQUILLO
Tu m'aimes, au moins?...

LA PÉRICHOLE
Oui, je t'aime!...

PIQUILLO
Puisqu'il ne nous reste plus l'un à l'autre que toi à moi, et moi à toi... dis-le moi encore une fois, que tu m'aimes...

LA PÉRICHOLE
Eh! oui... je t'aimes!...

PIQUILLO
Parce que, vois-tu... tout ça, au fond, ça me serait encore bien égal, si je n'avais pas là une idée qui me tracasse...


LA PÉRICHOLE
Quelle idée? voyons...

PIQUILLO
avec conviction
J'ai peur que ça ne t'ennuie de ne jamais rien avoir à manger...

LA PÉRICHOLE
Moi!... par exemple!...

PIQUILLO
Oui... j'ai peur qu'à la longue...

LA PÉRICHOLE
Il n'y a pas de danger...

PIQUILLO
Vrai?... ça ne t'ennuie pas?

LA PÉRICHOLE
Au contraire, mon ami, au contraire...

PIQUILLO
A la bonne heure!... et cette parole me donne du courage... En avant, la Périchole, en avant!
Il remonte.

LA PÉRICHOLE
Et où?...

PIQUILLO
Eh bien, mais... nous sommes chanteurs... alors... allons chanter autre part, puisque ici on ne nous a rien donné.

LA PÉRICHOLE
Va chanter, si tu veux... quant à moi, je n'ai plus la force de bouger.

PIQUILLO
redescendant
Que vas-tu faire, alors?

LA PÉRICHOLE
passant à droite
Voici le soir qui vient... je vais m'étendre là... et tâcher de dormir un peu... Qui dort dîne... on le dit, du moins...
Elle étale son tapis à terre, le long du banc.

PIQUILLO
Et tu vas essayer de cette cuisine-là?

LA PÉRICHOLE
Il est évident que j'en aimerais mieux une autre... mais, puisque...
Elle pose sa guitare sur le banc.

PIQUILLO
O mon amante!

LA PÉRICHOLE
courant à lui
O mon amant!

PIQUILLO
Ma Périchole adorée!

LA PÉRICHOLE
Mon cher Piquillo!

PIQUILLO
Si encore nous étions mariés!...

LA PÉRICHOLE
Qu-est-ce que ça y ferait?

PIQUILLO
l'embrassant
J'aurais le droit de te prendre un baiser... au moins... et ça nous ferait prendre patience.
Il l'embrasse encore.

LA PÉRICHOLE
Oui, ça nous ferait prendre patience.

PIQUILLO
Mais va te promener!... Nous ne le sommes pas, mariés.

LA PÉRICHOLE
avec un soupire
C'est vrai, que nous ne le sommes pas.

PIQUILLO
Ça coûte quatre piastres pour se marier... quatre piastres!... l'administration n'a pas honte d'exiger... Chien de pays!

LA PÉRICHOLE
Fichue journée!

PIQUILLO
Tu m'aimes, au moins?...

LA PÉRICHOLE
Je te l'ai déjà dit.

PIQUILLO
C'est vrai... mais tu sais... c'est cette diable d'idée qui me tracasse.

LA PÉRICHOLE
Puisque je t'assure...

PIQUILLO
Ça ne fait rien... dis-le-moi encore une fois, que tu m'aimes.


LA PÉRICHOLE
Je t'adore!

PIQUILLO
Ah!... je vais chanter, alors, et tâcher de récolter quelques maravédis...

LA PÉRICHOLE
s'étendant sur le tapis
C'est cela, va chanter... moi, je vais dormir.
Elle pose sa tête sur le banc. Elle s'endort; Piquillo s'éloigne en fredonnant.

PIQUILLO
Il a perdu son alène,
Le pauvre cordonnier;
Il est bien dans la peine,
Il n'pourra plus fair' de souliers!

Piquillo chante cela à demi-voix. – Il croit qu'une fenêtre s'ouvre, qu'on va lui jeter quelque chose: alors sa voix devient plus forte. – Il revient sur ses pas et tend son chapeau; on ne jette rien: alors sa voix redevient traînante, il s'éloigne et s'en va définitivement par la gauche. – Au même instant, Don Andrès rentre par la droite.


SCÈNE VII
Don Andrès, La Périchole.

DON ANDRÈS
Ces deux messieurs avec qui je suis sorti tout à l'heure, ces deux messieurs qui criaient: «Vive le vice-roi!» j'ai fini par les reconnaître. L'un était le premier gentilhomme de ma chambre, et l'autre, le gouverneur de la ville... Ah! la vérité! la vérité! qui est-ce qui me le dira, la vérité?

LA PÉRICHOLE
rêvant
Fichue journée!

DON ANDRÈS
Qu'entends-je?

LA PÉRICHOLE
de même
Chien de pays!

DON ANDRÈS
se levant
Je ne me trompe pas!... Serait-ce elle, enfin?...
Don Andrès s'approche de la Périchole et la contemple pendant quelques instants, puis:
C'est une femme!... elle est jeune... elle est belle!... Elle paraît être dans une position de fortune voisine de l'indigence.

LA PÉRICHOLE
se réveillant
Décidément, on a beau dire... dormir et dîner, ce n'est pas la même chose... J'aimerais mieux dîner..

DON ANDRÈS
trébuchant, comme s'il recevait un coup très violent
Ah! mon Dieu!... qu'est-ce qui m'arrive donc, à moi?

LA PÉRICHOLE
se mettant précipitamment sur son séant
Eh bien?... eh bien?...

DON ANDRÈS
Ce n'est rien! c'est ce que le poètes appellent le coup de foudre! Ah!... me voilà amoureux!...

LA PÉRICHOLE
se levant et courant à lui
Vous ne vous êtes pas fait mal?

DON ANDRÈS
avec transport
Non, je vous remercie.
Plus calme
Ça y est, je suis pris!... c'est une passion!...
Avec tendresse
Votre nom?

LA PÉRICHOLE
La Périchole.

DON ANDRÈS
Tout à l'heure, je vous écoutais... j'ai cru d'abord que vous étiez la Vérité.

LA PÉRICHOLE
La Vérité?

DON ANDRÈS
C'était une erreur, sans doute... Et cependant tout me porte à croire que, si vous daigniez en prendre le costume...


LA PÉRICHOLE
fièrement
Des libertés!...

DON ANDRÈS
Pardon, je plaisantais...

LA PÉRICHOLE
Ah! je suis bien en humeur!...

DON ANDRÈS
En effet, vous seule, au milieu de cette ville en fête, sembles triste... Confiez-les-moi...

LA PÉRICHOLE
Quoi donc?

DON ANDRÈS
Vos chagrins.

LA PÉRICHOLE
A quoi bon?
Elle remonte vers la gauche

DON ANDRÈS
Qui peut savoir?...

LA PÉRICHOLE
à part
Et Piquillo, Piquillo, qui ne revient pas!... il paraît que, cette fois encore, la recette...

DON ANDRÈS
Hein? quoi? Je n'ai pas entendu. Encore quelque méchanceté... Vous n'étiez pas gentille tout à l'heure.

LA PÉRICHOLE
redescendant
Comment?...

DON ANDRÈS
Ce pauvre gouvernement, vous tapiez dessus.

LA PÉRICHOLE
Oh! vous savez... je suis ennuyée... alors, je trouve que tout va mal... Mais, si je n'étais pas ennuyée, je trouverais que tout va bien.

DON ANDRÈS
Vraiment, vous n'avez pas d'autres griefs?

LA PÉRICHOLE
Eh! non!

DON ANDRÈS
Mais alors...

LA PÉRICHOLE
Quoi donc?

DON ANDRÈS
Rien... Continuez, donnez-moi des détails, parlez moi de vous... Votre famille?

LA PÉRICHOLE
Obscure.

DON ANDRÈS
Votre état?

LA PÉRICHOLE
Chanteuse.

DON ANDRÈS
Mariée?...

LA PÉRICHOLE
Non.

DON ANDRÈS
Et...
A lui-même
Mon Dieu! c'est cela qui est important... je fais la demande et, en attendant la réponse, je tremble.
Haut
Et pas... d'amoureux?...

LA PÉRICHOLE
Qu'est-ce que cela peut vous faire?
Elle remonte

DON ANDRÈS
Ce que cela peut me faire!... Eh bien?...

LA PÉRICHOLE
après avoir regardé à gauche si Piquillo revient et avoir vu qu'il ne revient pas
Non, pas d'amoureux!

DON ANDRÈS
Ah!... Réjouissez-vous alors, tous vos maux vont finir... je vous emmène...

LA PÉRICHOLE
Où cela?

DON ANDRÈS
A la cour, dans le palais du vice-roi.

LA PÉRICHOLE
Qu'est-ce que j'aurai à faire?

DON ANDRÈS
Vous serez demoiselle...

LA PÉRICHOLE
indignée
De compagnie?

DON ANDRÈS
Non, d'honneur!... demoiselle d'honneur de la vice-reine.

LA PÉRICHOLE
avec étonnement
De la vice-reine?

DON ANDRÈS
Je comprends votre étonnement... Le vice-roi a eu, en effet la douleur de perdre... mais il a tenu à garder quelque chose qui lui rappelât celle qu'il avait tant aimée!... Et, alors, il a gardé... j'ai gardé le service des demoiselles d'honneur...

LA PÉRICHOLE
Vous avez dit: «J'ai gardé...» Vous seriez donc?...

DON ANDRÈS
C'est vrai... je me suis trahi.

LA PÉRICHOLE
Ah!...

DON ANDRÈS
Je me suis trahi... mais je ne le regrette pas... pourvu que, toi, tu me promettes de ne jamais me trahir.

LA PÉRICHOLE
Pas si vite!... Il ne manque pas de gens sur le pavé de Lima qui, pour se moquer d'une pauvre jeune fille, s'amusent à lui dire: «Je suis le vice-roi...» Et puis, après, ils se mettent à rire et ils disent: «Je suis tout bonnement Velasquez, ou Perez, ou...»

DON ANDRÈS
Vous doutez?

LA PÉRICHOLE
Un brin.

DON ANDRÈS
Vous voudriez des preuves?

LA PÉRICHOLE
Ça ne pourrait pas faire de mal.

DON ANDRÈS
tirant une piastre de sa poche
Eh bien! regardez.

LA PÉRICHOLE
Qu'est-ce que c'est que ça?

DON ANDRÈS
Vous ne savez pas?

LA PÉRICHOLE
J'ai bien comme une idée vague, mais...

DON ANDRÈS
C'est une piastre.

LA PÉRICHOLE
prenant vivement la piastre
Une piastre!... voilà donc ce que c'est qu'une piastre!.
Elle la regarde avec avidité

DON ANDRÈS
montrant la face de la piastre
Et là... vous voyez... ce profil...

LA PÉRICHOLE
Eh bien?...

DON ANDRÈS
Eh bien!...
Se posant
Vous ne reconnaissez pas?...

LA PÉRICHOLE
le regardant et comparant
C'est vrai, ma foi... vous êtes très flatté, mais c'est vous.

DON ANDRÈS
Comment! je suis flatté?...

LA PÉRICHOLE
Oh! oui! et ferme!...

DON ANDRÈS
à lui-même
Ah! la vérité!... la vérité!...
Haut
Doutez-vous, maintenant?

LA PÉRICHOLE
à part
Mon Dieu!... Piquillo!... Pour lui-même ne vaudrait-il pas mieux?... D'un autre côté, l'abandonner... Ah! quelle situation!
Regardant vers la gauche
S'il revenait, au moins, s'il revenait!...

DON ANDRÈS
Vous avez la manie de vous parler à vous-même... Eh bien! doutez-vous?...

LA PÉRICHOLE
Mais... pourquoi ne douterais-je pas?... Un homme peut avoir des piastres dans sa poche, un homme peut rassembler au vice-roi, sans être pour cela...

DON ANDRÈS
Eh bien!... une preuve encore... Viens et crie avec moi...
Il remonte.

LA PÉRICHOLE
Que je crie?...

DON ANDRÈS
Oui, crie avec moi: «A bas le vice-roi!...»

LA PÉRICHOLE
remontant aussi
Je veux bien, moi...

LA PÉRICHOLE et DON ANDRÈS ensemble
A bas le vice-roi!... A bas le vice-roi!

A ces cris, Panatellas accourt de la gauche et don Pedro de la droite. Tous deux se précipitent sur le vice-roi, qu'ils saisissent.


SCÈNE VIII
La Périchole, Panatellas, Don Andrès, Don Pedro.

PANATELLAS
en homme du peuple
Eh bien! eh bien!... quel est l'insolent qui se permet?...

DON ANDRÈS
riant
C'est moi!

PANATELLAS
le lâchant
Vous. Altesse!

DON PEDRO
de même
Il n'y avait que vous à qui l'idée pût venir de faire une pareille farce, Altesse.

LA PÉRICHOLE
Altesse!...

DON ANDRÈS
avec bonté et allant à elle
Êtes-vous convaincue, mon enfant?

LA PÉRICHOLE
Oui, maintenant.

DON ANDRÈS
Et vous me suivrez?

LA PÉRICHOLE
Que voulez-vous? puisqu'il n'y a pas moyen de faire autrement... Oui, mais, d'abord... vous avez des tablettes sur vous?...

DON ANDRÈS
les tirant de sa poche
Les voici.

LA PÉRICHOLE
les prenant
Donnez-les-moi... une lettre à écrire, avant de vous suivre... une lettre à écrire... à quelqu'un.

DON ANDRÈS
inquiet
A qui donc?

LA PÉRICHOLE
avec dignité
A une vieille parente!

DON ANDRÈS
Ah! comme tu m'as fait peur!... Tu ne sauras jamais comme tu m'as fait peur!
La Périchole s'éloigne et va écrire sa lettre sur une table à gauche.

PANATELLAS
Ah! mais, dites donc, Altesse, ah! mais, dites donc!...


DON ANDRÈS
passant entre Panatellas et don Pedro
Qu'y a-t-il, messieurs?

DON PEDRO
Cette femme...

DON ANDRÈS
Eh bien, messieurs?...

PANATELLAS
Nous nous proposons donc de l'installer dans notre petite maison?... hé?...

DON ANDRÈS
Mieux que cela, messieurs... je l'emmène au palais.

DON PEDRO
Ah!... En titre, alors?

DON ANDRÈS
En titre... Elle occupera le petit appartement du troisième.

PANATELLAS
Celui qu'occupait autrefois la jeune duchesse d'Acapulco?

DON ANDRÈS
Cela vous gène, monsieur mon premier gentilhomme?

PANATELLAS
Oui, cela me gène un peu... parce que, cet appartement étant vacant, n'est-ce pas?... j'avais pris l'habitude d'y fourrer un tas de choses...
Mais ce n'est pas de cela qu'il s'agit.

DON PEDRO
appuyant
Il s'agit du règlement.

DON ANDRÈS
Le règlement?... mais il ne me défend pas, je suppose...


PANATELLAS
tirant de sa poche un petit livre richement relié
Certainement, non... il ne vous défend pas... mais enfin... il met certaines restrictions...

DON PEDRO
Votre Altesse étant veuf...

PANATELLAS
le reprenant
Veuve...

DON ANDRÈS
J'aime mieux veuf.

PANATELLAS
Une Altesse... il faut dire veuve.

DON PEDRO
indiquant le vice-roi
Mais lui, puisqu'il est, lui, du genre masculin!...

PANATELLAS
Qu'est-ce que ça fait?

DON PEDRO
Je croyais que ça faisait quelque chose...

PANATELLAS
Allez donc apprendre l'espagnol.
A Don Andrès
Votre Altesse étant veuve...

DON ANDRÈS
Oui, je suis veuve...

PANATELLAS
continuant
Et se trouvant dans l'âge où il est plus aisé de faire une sottise que de frapper le taureau entre les deux épaules, il a été décidé par le règlement que votre Altesse ne pourrait... sous-louer le petit appartement du troisième qu'à une femme mariée.
Il lui montre un passage du petit livre

DON PEDRO
à Don Andrès
Est-elle mariée?

DON ANDRÈS
Non, elle ne l'est pas.

DON PEDRO
Eh bien, alors?...

LA PÉRICHOLE
Eh! là-bas... eh! le vice-roi!...
Elle se lève.

PANATELLAS
à Don Andrès
A vous! on vous appelle...

DON ANDRÈS
courant à la Périchole
Mon amour?... Eh bien, cette lettre?...

LA PÉRICHOLE
Je l'écris... J'aurais bientôt fini... Mais je ne serais pas fâchée de faire parvenir en même temps... Vous n'auriez pas sur vous, par hasard, un sac... un petit sac tout plein de ces jolis portraits que vous me montriez tout à l'heure?...

DON ANDRÈS
inquiet
Pour qui?

LA PÉRICHOLE
avec dignité
Pour ma vieille parente.

DON ANDRÈS
montrant sa petite maison
Si fait, là, dans cette maison, qui est à moi et dans laquelle j'espère que vous me ferez le plaisir de dîner avec moi tout à l'heure.

LA PÉRICHOLE
avec élan
Dîner!...

DON ANDRÈS
Vous voulez bien?

LA PÉRICHOLE
Oui, je veux bien.

DON ANDRÈS
J'ai là ce que vous me demandez; je le vais querir et je vous l'apporte, mon amour!

LA PÉRICHOLE
Oui, allez!
A part
Il me demande si je veux dîner!
Elle va se rasseoir à la table et se remet à écrire.

DON ANDRÈS
à Panatellas et à Don Pedro
En effet, messieurs, elle n'est pas mariée, et le règlement exige qu'elle le soit... je vous remercie de me l'avoir rappelé.. Je vous charge, vous, monsieur le premier gentilhomme de ma chambre, de trouver au plus vite quelque pauvre diable qui consente à épouser...
Allant à Don Pedro
vous, monsieur le gouverneur de la ville, de trouver un notaire qui consente à bâcler immédiatement ce mariage... Et si dans deux heures... vous m'entendez bien... si dans deux heures... tout n'est pas fini, j'accepterai la démission de tous vos emplois, charges et dignités...
Allant à sa petite maison et se retournant avant d'y rentrer
sans oublier les appointement!...
Appuyant
Immédiatement!
Il entre dans sa petite maison, les laissant stupéfaits

DON PEDRO
Que faire, Miguel?...

PANATELLAS
remettant le règlement dans sa poche
Obéir, Pedro... et plus tard nous verrons.

DON PEDRO
montrant la maison du fond
Alors, j'entre là... Il y a ici un notaire, je vais tâcher de le décider.

PANATELLAS
Et je vais, moi, tâcher de trouver un mari!

Don Pedro entre dans la maison qui est au fond. – Panatellas entre dans le cabaret, après avoir fait à la Périchole de grandes révérances.


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@ 藤井宏行



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