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第2幕

口上役:
どすのマックは舅の手から逃れてハイゲートの湿地に向かうために、新妻に別れを告げるのでした。


メロドラマ

ポリー:
ねえ、マック。こんな心を裂かれるみたいに辛いのはいや。私たち一緒に幸せに暮らせたらいいのに。

マクヒィス:
心を裂かれるみたいに辛いのは僕の方だよ。行かなきゃいけないのは僕なんだし、いつ帰れるのかさえ分からないんだから。

ポリー:
短い付き合いだったわね、マック。

マクヒィス:
これで終わりって言うのかい?

ポリー:
ねえ、夕べ私、夢を見たのよ。窓の外を眺めてたら通りで笑い声がして、そっちに目をやったら私たちのお月さまが見えたの。お月さまはまるで使い古しの一文銭みたいに薄っぺらになってたのよ。私のこと、忘れないでね、マック。知らない町に行っても。

マクヒィス:
忘れるもんか、ポリー。キスしてくれよ、ポリー。

ポリー:
さよなら、マック。

マクヒィス:
さようなら、ポリー。

(歌いながら舞台裏に去っていく。)

恋は続くかも知れないし、続かないかも知れない
それがここでかも知れないし、ここでないかも知れない

ポリーの歌

ポリー:
あの人、もう帰ってこないんだわ。

楽しいのは続いている間だけ
もう、みんな終わってしまったのね
心を引き裂かれるみたいよ
「グッバイ」だなんて。愛してるのに!
泣いてたって、どうにもならないのね…
ねえ、マリア様、聞いてちょうだい!
もしかするとママったら
こうなることに気づいてたのかしら?

(鐘の音。)

女王様がロンドンに到着したのね。
戴冠式の日には私たち、どうなっているのかしら?

口上役:
戴冠式を告げる鐘の音も鳴り止まぬうちに、どすのマックはターンブリッジの娼婦のもとに転がり込んでいるのでした。

幕間狂言

ピーチャム夫人:
だからね、今日明日にでも、どすのマックを見かけたら、手近なお巡りのところへ行ってタレこむんだよ。そしたら、10シリング払ってやるからね。

ジェニー:
でも、サツが捕まえに来るって言うのに、あいつ、来るかしら?追われてるんだから、あたしたちのとこで油を売ってる暇なんてないでしょ?

ピーチャム夫人:
まあ、お聞きよ、ジェニー。ロンドン中が追っかけまわしたって、マクヒィスは自分の習慣を変えるような男じゃないよ。

性欲のとりこのバラッド

ピーチャム夫人:
鬼畜そのものの男がいるよ
そいつは屠殺人さ!他人は奴にとっちゃ仔牛なんだ
厚顔無恥な犬畜生!下卑たポン引き野郎さ!
そんな、みんなを怒らすあいつを怒らせるのは?女だよ
否が応でも、準備はOK
それが性欲のとりこなのさ
聖書は信じない、民法も完全に無視
いっぱしのエゴイスト気取りで
女に溺れちゃ負けと知っているから
女をそばに寄せ付けない
でも夜の来ないうちに昼の自分に満足してちゃダメさ
宵の口からもう、ベッドの上で極楽行きだよ

数多の男が数多の男の破滅するさまを見てきたよ
偉大なる思想家も娼婦にはまればそれまで!
それに気づいて、禁欲を誓ったところで
そいつらがくたばったら葬るのは?娼婦だよ
否が応でも、準備はOK
それが性欲のとりこなのさ
聖書にしがみつき、民法を盲信して
クリスチャンでも、ユダヤ人でも、アナーキストにでもなって!
昼間は精の付くセロリは決して食べようとせず
午後は高邁な思想のお勉強
でも日暮れには「オレは向上したぞ」なんて言って
宵の口からもう、ベッドの上で極楽行きだよ

絞首台に立たされた男がいるよ
棺桶に詰める石灰も、もう買ってあるし
自分の命は髪の毛一本でつながってるって言うのに
そいつの頭の中にあるのは?女のことだよ
絞首台の上だって、準備はOK
それが性欲のとりこなのさ
肌も髪も全部、残らず売られて
女の手には裏切り賃が載ってるのを見て
そこで、ようやく気づくんだよ
女の穴は墓穴だってね
それで怒鳴ろうがわめこうが
宵の口にはもう、絞首台の上であの世行きだよ

(訳者追捕:妻ポリーにはハイゲートの沼地に逃げると言いながら、ピーチャム夫人の思惑通り、マクヒィスはターンブリッジの娼館に姿を現す。)

マクヒィス:
お嬢さん方、この町でオレ様の星が天高く輝くずっと昔に、俺も貧乏暮らしを余儀なくされて、あんたらの誰やらのところに身を寄せたりしたんだぜ。ジェニー、そんな女達の中で俺が一番愛したのはお前だったんだ。

ヒモのバラッド

マクヒィス:
あの頃、今となっては昔話さ
あいつと俺は、つるんで暮らしてたんだ
煙の向こうみたいな、はるか昔の話さ
俺はあいつの用心棒で、あいつは俺の飯のタネ
他の生き方もあったかも知れないが、これで上手くやっていけた
男が来た時は俺はベッドから退散して
キルシュ酒ひっかけながら、小っちゃくなってるのさ
男が金を払ったら、話しかけるんだ。「ねえ、旦那」
「お気に召したらこれからも…ごひいきに」
そうして上手くやっていたんだ、あの半年を
2人が暮らした、あの女郎屋で

ジェニー:
あの頃、今となっては昔話よ
あいつはいい男だったし、あたしも若かったわ
お金が尽きると、あいつは不機嫌になって
こんなこと言うの。「おい、お前の指輪を質に入れろ」
「指輪もいいかも知れないが、なくてもやっていける」
あたし,頭に来て言ったの。「知るもんか!」
面と向かって言ったの、何、図々しいこと言ってるのよって
そしたら、あいつ、あたしの顔を思いっきり殴るのよ
おかげで寝込んだことが何度もあったわ!
それでもよかったのよ、あの半年は
2人が暮らした、あの女郎屋の

2人:
あの頃、今となっては昔話

マクヒィス:
その頃は今ほど、しけちゃいなかった

ジェニー:
一緒に寝れるのは昼間だけだったけど

マクヒィス:
あいつが言うには、夜はふさがってるんだとさ!
(夜やるのが普通かも知れないが、昼でもやっていける!)

ジェニー:
そのうち、あんたに孕まされて

マクヒィス:
それで2人で決めたのさ、これからは俺が下になる

ジェニー:
お腹の子をつぶさないようにってね

マクヒィス:
でも結局、ガキは流れちまった

2人:
それで終わりになった、あの半年
2人が暮らした、あの女郎屋の

口上役:
娼婦達はマクヒィスを裏切るのでした。

(訳者追捕:「海賊ジェニー」は第1幕でポリーが歌うので、本来、第2幕では出てこない。ジェニーをロッテ・レーニャやミルバが歌うCDなどでは第2幕で「海賊ジェニー」をジェニーが歌う。)

海賊ジェニー

ジェニー:
ねえ、あんたたち、ご覧の通り、今のあたいは皿も洗えば
ベッドメイクだってしてるわ
チップがもらえた時には、すぐに「ありがとさん」って言うし
見ての通り、着てるのはボロだしホテルだってボロボロよ
でも、あんたたちは誰と話してるか知らないのさ
ある晩、港で悲鳴が上がるんだよ
みんな訊くだろうね「あの叫び声は何だ?」って
それで、あたいが食器を洗いながら笑ってるのに気付いて
言うのさ「何、笑ってやがるんだ?」って
その船の帆は8枚
大砲は50門
波止場に着いたのさ

「あっちで皿でも洗ってろ、こん畜生!」って言って
チップをくれる人がいるかも知れないね
チップは頂いとくし、ベッドメイクだってしてあげるよ
でも、その夜はみんな、おちおち眠っちゃいられないだろうさ
みんなまだ、あたいが何者なのか気付いちゃいないのさ
ある晩、港で騒ぎが起こるんだよ
みんな訊くだろうね「あの騒ぎは何なんだ?」って
それから、あたいが窓辺に立ってるのに気付いて
言うのさ「いつまでゲタゲタ笑ってやがるんだ?」って
その船の帆は8枚
大砲は50門
町を砲撃するのさ

ねえ、あんたたち、もう笑っちゃいられないよ
城壁は崩れ落ちて
町中の建物は薙ぎ払われて
難を逃れたのはボロホテル一軒だけ
みんな訊くだろうね「どなたのお住まいなんだ?」って
その夜、ホテルのそばで悲鳴が聞こえるんだよ
みんな訊くだろうね「なんでこのホテルは無事なんだ?」って
それから朝が来て、あたいが玄関から出てくるのを見て
言うんだろうね「住んでたのは、あいつなのか?」って
その船の帆は8枚
大砲は50門
マストに旗を揚げるのさ

昼が来る前に100人の野郎どもが上陸して
物陰を探りまくるんだよ
隠れていたヤツを1人残らず引きずり出して
鎖につないで、あたいの前に連れて来て
訊くのさ「どいつを殺しやしょう?」って
その日は昼間だってのに港は静まり返るだろうね
「誰に死んでもらいましょう?」なんて話になったからね
そこで、あたいは言ってやるのさ「みんなよ!」
首が落ちるたびに、あたいは言うわ「やった!」って
その船の帆は8枚
大砲は50門
あたいを載せて消えるのさ

(訳者追捕:マクヒィスはオールド・ベイリーに収監される。そこは賄賂さえ払えば手枷足枷を免除されるような、ゆるい監獄だった。)

幸福な生活のバラッド

マクヒィス:
さて諸君、これが人生だなんて、言えるかい?
俺にとっては、まったく鼻持ちならないもんだ
だって、ガキの頃から震えながら聞かされてきたんだ
お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないって!

偉大な哲学者の人生ってヤツを、人はよく誉めるけど、
そいつは本を抱えて、胃の中は空っぽ、
ネズミのかじるボロ小屋暮らしなんだぜ。
俺は、そんなしけた暮らし、まっぴらゴメンだね!
貧乏暮らしは、したいヤツがすればいい!
俺は(ここだけの話)もう、ウンザリなんだ。
ここからバビロンの栄華まで、どんな鳥だって
これっぱかしのエサじゃ、1日だって持ちゃしない。
自由が何になる?それじゃダメなのさ。
結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ!

勇猛果敢な冒険家ってヤツは
命か懸けてでも、やり抜く意地があって
いつも自由で、真実ってヤツを語り
そこから俗物どもは胸の空く思いをするんだ。
でも見てな、その冒険家も夜がやって来ると
不感症の女房とベッド入りすることになる
耳をすましても、拍手も聞こえてこなきゃ、理解されることもない
それで西暦5千年に憧れてるのさ。
お尋ねしますけど、これで楽しいですか?
結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ!

俺だって、その気持ちは分かっているんだ
俺も孤独で偉大な人生ってヤツに憧れてたんだから
でも、そんなヤツらを間近に見てしまうと
諦めなって、自分に言いたくなるのさ。
貧しくなれば、知恵だけじゃなく悩みが湧いてきて
勇ましければ、名声だけじゃなく苦難がやってくる。
たとえ貧乏で孤独、賢くて勇敢だったとしても
身の程わきまえなきゃ、お終いってことさ。
これで、どうすれば幸せになれるか、自ずと分かるだろ?
結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ!

(訳者追捕:マクヒィスの元彼女で警察長ブラウンの娘ルーシーが監獄を訪ねてくる。そこへポリーがやって来て険悪な雰囲気になる。)

口上役:
別の女性の愛情を利用して、マクヒィスは監獄から脱出するのでした。

ルーシー:
あなたって本当に最低な人ね!ピーチャムのバカ娘との一件を、あたしが知らないとでも思った?

ポリー:
私の旦那様はどこにいるの?あら、マック、そこにいたの。逃げなくていいのよ、恥ずかしがることなんか無いんだから。だって、私はあなたの奥さんだから。

ルーシー:
あなた、こんなの嫁に選んだの?

やきもち焼きの二重唱

ルーシー:
こっちに来なさいよ、下町小町さん!
自慢の美脚ってヤツを見せてもうらおうじゃない!

ポリー:
どうぞ!

ルーシー:
そんなにきれいだって言うから、ぜひ見たかったの
こんなきれいな脚、他には無いんですって?

ポリー:
ええ、無いわ!

ルーシー:
あなた、あたしのマックにちょっかい出したでしょう!

ポリー:
私が、何ですって?

ルーシー:
だとしたら、とんだお笑い草よ。

ポリー:
そうなの、ホントに?

ルーシー:
本当、笑えるわ!

ポリー:
そうなの、笑えるの?

ルーシー:
マックがあなたなんかを相手にするなんて!

ポリー:
マックが私を相手にしたら?

ルーシー:
ハハハハハ!こんな娘、
誰が相手にするもんか。

ポリー:
あら、今に見てらっしゃい。

ルーシー:
ええ、見ていますとも。

2人:
マッキーとあたしは、2羽のハトなの
あの人が好きなのはあたしだけ、だれにも盗らせるもんですか。
言わせてもらうけれど
2人の仲は裂けないんだから
メス犬がしゃしゃり出てきたって!
笑っちゃうわ!

ポリー:
そうよ、みんな私を下町小町って呼ぶの
みんな私の脚がきれいだって言ってくれる。

ルーシー:
その脚が?

ポリー:
みんなが、この美脚を見たがるのよ
こんなきれいな脚は、他に無いって言うの。

ルーシー:
まあ、図々しい!

ポリー:
図々しいのはそっちでしょ!

私は愛しい人を振り向かせて自分のものにしたの。

ルーシー:
あなたが、何ですって?

ポリー:
だから、最後に笑うのは私ってこと。

ルーシー:
そうなの、ホントに?

ポリー:
ええ、笑えるわ!

ルーシー:
へえ、笑ってられるの?

ポリー:
誰も私なんか相手にしないなんて。

ルーシー:
誰もあなたなんか相手にしなかったとしたら?

ポリー:
だって信じられる?この私を
誰も相手にしないなんて。

ルーシー:
あら、今に見てらっしゃい。

ポリー:
ええ、見ていますとも。

2人:
マッキーとあたしは、(以下くり返し)

(訳者追捕:ピーチャム夫人が来てポリーは追い出される。ルーシーの助けでマクヒィスは脱獄する。)

(訳者追捕:「ルーシーのアリア」は現行の「三文オペラ」の台本からは削られている。歌詞の内容から言うと、もう少し後の場面に入る方が相応しいが、レーニャの盤でもミルバの盤でも「第2の三文フィナーレ」の前に配置されている。警察長官の娘ルーシーは自室で恋敵ポリーを亡きものにしようと企んでいる。)

ルーシーのアリア

ルーシー:
悔しくて!腹が立って、切なくて
それに不安で、心が張り裂けそう。
嵐に揉まれたような気分
悩ましくて押しつぶされそう。

猫いらずの用意はできた!あの女、昨日から2、3時間おきに来ては無駄話していくんだから。

ああ、あのイカサマ女!
多分、あたしの苦しむ様を楽しんでるんだ!
この世界も!この人間も!
何てひどいの!

あの女は、まだ、あたしのことが分かっていないんだ。この後、マッキーと楽しくやろうと思っても、あたしのジンを飲んだら、それはできない相談よ。

あたしのジンであいつは死ぬの!
あたしのジンであいつは死ぬの!
あいつは死ぬ!あいつは死ぬの!
そうよ、ここでよ!
ここであいつが身もだえする様をあたしは見るの!
あの人を助けたのはあたし

なのに、あんなヤツに美味しいところを持っていかせるの?

あのクソ女に毒をもってやったら
世界はもっと風通しが良くなるでしょうよ。

口上役:
マクヒィスは脱獄したのを受けて、ピーチャムは準備に取り掛かります。デモを扇動して、戴冠式を妨害しようと言うのであります。

ピーチャム:
昔、エジプトで国王ラムセス2世が身まかった時に、ニネベだかカイロだかから来た警察長官が、何か些細なことで最下層の人たちから反感を買うことになったそうだ。その結果はひどいものだった。王位を継いだセミラミス女王の戴冠式の時のこと、歴史家の書くところによると、「最下層の者たちの余りに熱心な参列によって、文字通りの災厄へと進展した」とか。歴史家は、ご立腹のセミラミスがその警察長官に下した、恐ろしい刑罰についても詳しく書いてましたよ。では、神のご加護を、ブラウンさん。




口上役:
第2の三文フィナーレです。

第2の三文フィナーレ

マクヒィス:
なあ、あんた方は、どうやったら真っ当に生きられるか
悪事や罪を犯さずに済むか、教えてくれるけど
その前に何か食べるものをくれよ
お説教はそれからだ、じゃなきゃお断りさ。
自分たちは太ったまま、俺たちに大人しくして欲しいなら
よく肝に銘じておくことだ
どう、ごまかそうと、ひねくり回そうと
まずは食うこと、道徳は二の次さ。
まず第一に、どんな貧乏人でも
でっかいパンの塊から、自分の取り分が取れることさ

舞台裏の声:
いったい、人間は何で生きるんだ?

マクヒィス:
人間は何で生きるのか?それは、いつも同じ
他人を苦しめ、奪い、痛めて、絞めて、食い物にしてさ。
それだけが人の生きる道、徹頭徹尾
人であることを忘れること。

合唱:
なあ、あんた方、自分は例外だなんて言うなよ
人は悪業のみによって生きるのさ!

ピーチャム夫人:
なあ、あんた方は、いつスカートをまくれだとか
いつ白目剥いて見せればいいとか、教えてくれるけど
その前に何か食べるものをくれよ
お説教はそれから、じゃなきゃお断りさ。
あたし達には恥じらいを、自分たちには欲望を望むなら
よく肝に銘じておくことだ
どう、ごまかそうと、ひねくり回そうと
まずは食うこと、道徳は二の次さ。
まず第一に、どんな貧乏人でも
でっかいパンの塊から、自分の取り分が取れることさ

舞台裏の声:
いったい、人間は何で生きるんだ?

ピーチャム夫人:
人間は何で生きるのか?(以下くり返し)

合唱:
なあ、あんた方、自分は例外だなんて言うなよ
人は悪業のみによって生きるのさ!
ZWEITER AKT

AUSRUFER
Mackie Messer nimmt Abschied von seiner Frau, um vor seinem Schwiegervater auf das Moor von Highgate zu fliehen.

Melodram

POLLY
Ach, Mac, reiß mir nicht das Herz aus dem Leibe. Bleibe bei mir and laß uns glücklich sein.

MACHEATH
Ich muß mir ja selber das Herz aus dem Leibe reißen, denn ich muß fort, und niemand weiß, wann ich wiederkehre.


POLLY
Es hat so kurz gedauert, Mac.

MACHEATH
Hört es denn auf?

POLLY
Ach, gestern hatte ich einen Traum. Da sah ich aus dem Fenster and hörte ein Gelächter in der Gasse, und wie ich hinaussah, sah ich unseren Mond, und der Mond war ganz dünn, wie ein Penny, der schon abgegriffen ist. Vergiß mich nicht, Mac, in den fremden Städten.

MACHEATH
Sicher vergesse ich dich nicht, Polly. Küß mich, Polly.

POLLY
Adieu, Mac

MACHEATH
Adieu. Polly.

Ab, singt hinter der Szene.

Die Liebe dauert oder dauert nicht
An dem oder jenem Ort.

Pollys Lied

POLLY
Und er kommt doch nicht wieder.

Hübsch als es währte
Und nun ist's vorüber
Reiß aus dein Herz
Sag "Goodbye", mein Lieber!
Was nützt all dein Jammer -
Leih, Maria, dein Ohr mir! -
Wenn meine Mutter selber
Wußte all das vor mir?

Glocken.

Jetzt zieht die Königin in dieses London ein
Wo werden wir am Tag der Krönung sein!

AUSRUFER
Die Krönungsglocken waren noch nicht verklungen und Mackie Messer saß bei den Huren in Turnbridge!


Zwischenspiel

FRAU PEACHUM
Also, wenn ihr Mackie Messer in den nächsten Tagen seht, lauft ihr zu nächsten Konstabler und zeigt ihn an, dafür bekommt ihr zehn Schillinge.

JENNY
Aber werden wir ihn denn sehen, wenn die Konstabler hinter ihm her sind? Wenn die Jagt auf ihn anfängt, wird er sich doch nicht mit uns seine Zeit vertreiben.

FRAU PEACHUM
Ich sage dir, Jenny, und wenn ganz London hinter ihm her ist, Macheath ist nicht der Mann, der seine Gewohnheiten deswegen aufgibt.

Ballade von der sexuellen Hörigkeit

FRAU PEACHUM
Da ist nun einer schon der Satan selber
Der Metzger: er! Und alle andern Kälber!
Der frechste Hund! Der schlimmste Hurentreiber!
Wer kocht ihn ab, der alle abkocht? Weiber.
Das fragt nicht, ob er will, er ist bereit.
Das ist die sexuelle Hörigkeit.
Er glaubt nicht an die Bibel, nicht an's B.G.B.
Er meint, er ist der größte Egoist
Weiß, daß wer'n Weib sieht, schon verschoben ist.
Und läßt kein Weib in seine Näh:
Er soll den Tag nicht vor dem Abend loben
Denn vor es Nacht wird, liegt er wieder droben.

So mancher Mann sah manchen Mann verrecken:
Ein großer Geist blieb in 'ner Hure stecken!
Und die's mit ansahn, was sie sich auch schwuren -
Als sie verreckten, wer begrub sie? Huren.
Das fragt nicht, ob sie wolln, sie sind bereit.
Das ist die sexuelle Hörigkeit.
Der hält sich an die Bibel, der an's B.G.B.
Ein Mann ein Christ! Ein Jud, ein Anarchist!
Am Mittag zwingt men sich, daß man nicht Sell'rie frißt.
Nachmittags weiht man sich noch 'ner Idee.
Am Abend sagt man: mit mir geht's nach oben
Und vor es Nacht wird, liegt man wieder droben.


Da steht nun einer fast schon unterm Galgen
Der Kalk ist schon gekauft, ihn einzukalken
Sein Leben hängt an einem brüchigen Fädchen
Und was hat er im Kopf, der Bursche? Mädchen.
Schon unterm Galgen ist er noch bereit.
Das ist die sexuelle Hörigkeit.
Er ist shon sowieso verkauft mit Haut und Haar
Er hat in ihrer Hand den Judaslohn gesehn
Und sogar er beginnt nun zu verstehn
Daß ihm des Weibes Loch das Grabloch war.
Und er mag wüten gegen sich und toben -
Bevor es Nacht wird, liegt er wieder droben.





MACHEATH
Meine Damen, lange bevor mein Stern über dieser Stadt aufging, lebte ich in den dürftigsten Verhältnissen mit einer von Ihnen: Jenny, die mir die liebste war von den Mädchen.


Zuhälter-Ballade

MACHEATH
In einer Zeit, die jetzt vergangen ist
Lebten wir schon zusammen, sie und ich
Die Zeit liegt fern wie hinter einem Rauch.
Ich schützte sie, und sie ernährte mich.
Es geht such anders, doch so geht es auch.
Und wenn ein Freier kam, kroch ich aus unserm Bett
Und drückte mich zu meinem Kirsch und war sehr nett
Und wenn er blechte, sprach ich zu ihm: Herr
Wenn Sie mal wieder wollen — bitte sehr.
So hielten wir's um gutes halbes Jahr
In dem Bordell, wo unser Haushalt war.


JENNY
In jener Zeit, die jetzt vergangen ist,
War er mein Freund und ich ein junges Ding.
Und wenn kein Zaster war, hat er mich angehaucht
Da hieß es gleich: du, ich versetz dir deinen Ring.
Ein Ring, ganz gut, doch ohne geht es auch.
Da wurde ich aber tückisch, na ja, weißte!
Ich fragt ihn manchmal direkt, was er sich erdreiste.
Da hat er mir aber eins ins Zahnfleisch gelangt
Da bin ich manchmal direkt drauf erkrankt!
Das war so schön in diesem halben Jahr,
In dem Bordell, wo unser Haushalt war.


BEIDE
In jener Zeit, die jetzt vergangen ist

MACHEATH
Die aber doch nicht ganz so trüb wie jetzt war

JENNY
Wenn man auch nur bei Tag zusammenlag

MACHEATH
Da sie ja, wie gesagt, nachts meist besetzt war!
(Nachts ist es üblich, doch geht's auch bei Tag!)


JENNY
War ich dann auch einmal hops von dir.

MACHEATH
Da machten wir's s dann so: dann lag ich unter ihr

JENNY
Weil er das Kind nicht schon im Leib erdrücken wollte

MACHEATH
Das aber doch dann in die Binsen gehen sollte.

BEIDE
Und dann war aus auch bald das halbe Jahr
In dem Bordell, wo unser Haushalt war.

AUSRUFER
Die Huren verraten Macheath.






Seeräuber-Jenny

JENNY
Meine Herren, heut sehen Sie mich Gläser abwaschen
Und ich mache das Bett für jeden.
Und Sie geben mir einen Penny und ich bedanke mich schnell
Und Sie sehen meine Lumpen and dies lumpige Hotel
Und Sie wissen nicht, mit wem Sie reden.
Aber eines Tags wird ein Geschrei sein am Hafen
Und man fragt: Was ist das für ein Geschrei?
Und man wird mich lächeln sehn bei meinen Gläsern
Und man sagt: Was lächelt die dabei?
Und ein Schiff mit acht Segeln
Und mit fünfzig Kanonen
Wird liegen am Kai.

Man sagt: Geh, wisch deine Gläser, mein Kind!
Und man reicht mir den Penny hin.
Und der Penny wird genommen und das Bett wird gemacht.
(Es wird keiner mehr drin schlafen in dieser Nacht)
Und Sie wissen immer noch nicht, wer ich bin.
Aber eines Tags wird ein Getös sein am Hafen
Und man fragt: Was ist das für ein Getös?
Und man wird mich stehen sehn bei meinem Fenster,
Und man sagt: Was lächelt die so bös?
Und das Schiff mit acht Segeln
Und mit fünfzig Kanonen
Wird beschießen die Stadt.


MeineHerren, da wird wohl Ihr Lachen aufhören
Denn die Mauern werden fallen hin
Und die Stadt wird gemacht dem Erdbodn gleich
Nur ein lumpige Hotel wird verschont von jedem Streich
Und man fragt: Wer wohnt Besonderer darin?
Und in dieser Nacht wird ein Geschrei um das Hotel sein
Und man fragt: Warum wird das Hotel verschont?
Und man wird mich sehen treten aus der Tür gen Morgen
Und man sagt: Die hat darin gewohnt?
Und das Schiff mit acht Segeln
Und mit fünfzig Kanonen
Wird beflaggen den Mast.


Und es werden kommen hundert gen Mittag an Land
Und werden in den Schatten treten
Und fangen einen jeglichen vor jeglicher Tür
Und legen in Ketten und bringen vor mir
Und fragen: Welchen sollen wir töten?
Und an diesem Mittag wird es still sein am Hafen
Wenn man fragt, wer wohl sterben muß.
Und dann werden Sie mich sagen hören: Alle!
Und wenn dann der Kopf fällt, sag ich: Hoppla!
Und das Schiff mit acht Segeln
Und mit fünfzig Kanonen
Wird entschwinden mit mir.





Ballade vom angenehmen Leben

MACHEATH
Ihr Herrn, urteilt jetzt selbst, Ist das ein Leben?
Ich finde nicht Geschmack an alledem.
Als kleines Kind schon hörte ich mit Beben:
Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm!

Da preist man uns das Leben großer Geister
Das lebt mit einem Buch and nichts im Magen
In einer Hütte, daran Ratten nagen.
Mir bleibe man vom Leib mit solchem Kleister!
Das simple Leben lebe, wer da mag!
Ich habe (unter uns) genug davon.
Kein Vögelchen von hier bis Babylon
Vertrüge diese Kost nur einen Tag.
Was hilft da Freiheit? Es ist nicht bequem.
Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm!

Die Abenteurer mit dem kühnen Wesen
Und ihrer Gier, die Haut zum Markt zu tragen
Die stets so frei sind und die Wahrheit sagen
Damit die Spießer etwas Kühnes lesen:
Wenn man sie sieht, wie das am Abend friert
Mit kalter Gattin stumm zu Bette geht
Und horcht, ob niemand klatscht und nichts versteht
Und trostlos in das Jahr fünftausend stiert.
Jetzt frag ich Sie nur noch: Ist das bequem?
Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm!


Ich selber könnte mich durchaus begreifen
Wenn ich mich lieber groß und einsam sähe
Doch sah ich solche Leute aus der Nähe
Da sagt ich mir: Das mußt du dir verkneifen.
Armut bringt außer Weisheit auch Verdruß
Und Kühnheit außer Ruhm auch bittre Mühn.
Jetzt warst du arm und einsam, weis und kühn
Jetzt machst du aber mit der Größe aber Schluß.
Dann löst sich ganz von selbst das Glücksproblem:
Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm!





AUSRUFER
Macheath wird durch die Liebe eines anderen Weibes aus dem Gefängnis befreit.

LUCY
Du gemeiner Schuft, du. Du glaubst also, ich wisse nichts von der Geschichte mit Fräulein Peachum!

POLLY
Wo ist mein Mann? Oh, Mac, da bist du ja. Schau doch nicht weg, du brauchst dich nicht zu schämen vor mir. Ich bin doch deine Frau.

LUCY
Was hast du dir denn da ausgesucht?

Eifersuchts-Duett

LUCY
Komm heraus, du Schönheit von Soho!
Zeig doch mir mal deine schönen Beine!

POLLY
Bitte sehr!

LUCY
Ich möchte auch mal was Schönes sehen
Denn so schön wie du gibt es doch keine!

POLLY
Gibt's auch nicht!

LUCY
Du sollst ja auf meinen Mac solch einen Eindruck machen!

POLLY
Soll ich das, soll ich das?

LUCY
Na, da muß ich aber wirklich lachen.

POLLY
Mußt du das, mußt du das?

LUCY
Ha, das wäre ja gelacht!

POLLY
So, das wär' also gelacht?

LUCY
Wenn sich Mac aus dir was macht!

POLLY
Wenn sich Mac aus mir was macht?

LUCY
Ha ha ha ha ha! Mit so einer
Befaßt sich sowieso keiner.

POLLY
Na, das werden wir ja sehn.

LUCY
Ja, das werden wir ja sehn.

BEIDE
Mackie und ich, wir lebten wie die Tauben
Er liebt nur mich, das laß ich mir nicht rauben.
Da muß ich schon so frei sein
Das kann doch nicht vorbei sein
Wenn da so 'n Mistvieh auftaucht!
Lächerlich!


POLLY
Ach, man nennt mich Schönheit von Soho
Und man sagt, ich hab so schöne Beine.

LUCY
Meinst du die?

POLLY
Man will ja auch mal was Schönes sehen
Und man sagt, so schön gibt es nur eine.

LUCY
Du Dreckhaufen!

POLLY
Selber Dreckhaufen!

Ich soll ja auf meinen Mann so einen Eindruck machen.

LUCY
Sollst du das? Sollst du das?

POLLY
Ja, da kann ich eben wirklich lachen.

LUCY
Kannst du das? Kannst du das?

POLLY
Ja, das wäre auch gelacht!

LUCY
Ach, das wär ja auch gelacht?

POLLY
Wenn sich wer aus mir nichts macht.

LUCY
Wenn sich wer aus dir nichts macht!

POLLY
Meinen Sie nicht auch: mit so einer
Befaßt sich sowieso keiner?

LUCY
Na, das werden wir ja sehn.

POLLY
Ja, das werden wir ja sehn.

BEIDE
Mackie and ich usw.











Arie der Lucy

LUCY
Eifersucht! Wut, Liebe
Und Furcht zugleich reißen mich in Stücke.
Vom Sturm hin und her geworfen
Vom Kummer zerbrochen.

Das Rattengift steht bereit! Seit gestern kommt sie alle paar Stunden her, um mich zu sprechen.

Oh dieses falsche Aas!
Wahrscheinlich will sie sich an meiner Verzweiflung weiden!
O Welt! O Menschen!
Wie seid ihr schlecht!

Diese Dame kennt mich noch nicht. Meinen Gin wird sie nicht trinken, damit sie nachher mit ihrem Mackie lustig sein kann.

Sie stirbt durch meinen Gin!
Sie stirbt durch meinen Gin!
Sie stirbt! Sie stirbt!
Ja, hier!
Hier will ich sie sich winden sehen!
Ich rette ihm das Leben

Und diese Person soll den Rahm abschöpfen?


Wenn ich dieses Mensch vergifte
Dann kann die Welt aufatmen.

AUSRUFER
Macheath ist entkommen. Peachum rüstet zum Aufbruch. Durch eine Demonstration beabsichtigt er, den Krönungszug zu stören.

PEACHUM
Als der ägyptische König Ramses der Zweite gestorben war, ließ sich der Polizeihauptmann von Ninive, beziehungsweise Kairo, irgendeine Kleinigkeit gegen die untersten Schichten der Bevölkerung zu Schulden kommen. Die Folgen waren schon damals fürchterlich. Der Krönungszug der Thronfolgerin Semiramis wurde, wie's in den Geschichtsbüchern heißt, >>durch die allzu lebhafte Beteiligung der untersten Schichten der Bevölkerung zu einer Kette von Katastrophen<<. Die Historiker sind außer sich vor Entsetzen, wie furchtbar sich Semiramis ihrem Polizeihauptmann gegenüber benahm. Der Herr sei mit Ihnen, Brown.

AUSRUFER
Zweites Dreigroschen-Finale.

Zweites Dreigroschen-Finale

MACHEATH
Ihr Herrn, die ihr uns lehrt, wie man brav leben
Und Sünd und Missetat vermeiden kann
Zuerst müßt ihr uns was zu fressen geben
Dann könnt ihr reden: damit fängt es an.
Ihr, die ihr euren Wanst und unsre Bravheit liebt
Das eine wisset ein für allemal:
Wie ihr es immer dreht und wie ihr's immer schiebt
Erst kommt das Fressen, dann kommt die Moral.
Erst muß es möglich sein auch armen Leuten
Vom großen Brotlaib sich ihr Teil zu schneiden.

STIMME HINTER DER SZENE
Denn wovon lebt der Mensch?

MACHEATH
Denn wovon lebt der Mensch? Indem er stündlich
Den Menschen peinigt, auszieht, anfällt, abwürgt und frißt.
Nur dadurch lebt der Mensch, daß er so gründlich
Vergessen kann, daß er ein Mensch doch ist.

CHOR
Ihr Herren, bildet euch nur da nichts ein:
Der Mensch lebt nur von Missetat allein!

FRAU PEACHUM
Ihr lehrt uns, wann ein Weib die Röcke heben
Und ihre Augen einwärts drehen kann.
Zuerst müßt ihr uns was zu fressen geben
Dann könnt ihr reden: damit fängt es an.
Ihr, die auf unsre Scham und eure Lust besteht
Das eine wisset ein für allemal:
Wie ihr es immer schiebt und wie ihr's immer dreht
Erst kommt das Fressen, dann kommt die Moral.
Erst muß es möglich sein auch armen Leuten
Vom großen Brotlaib sich ihr Teil zu schneiden.

STIMME HINTER DER SZENE
Denn wovon lebt der Mensch?

FRAU PEACHUM
Denn wovon lebt der Mensch? usw.

CHOR
Ihr Herren, bildet euch nur da nichts ein:
Der Mensch lebt nur von Missetat allein!


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