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訳者より

  • 2013年1月に大阪であるニューイヤーコンサートのためにこの曲の字幕作成をお手伝いするお話を頂き、その際に作成したものです。字幕では字数制限があるため大幅に内容の刈り込みを余儀なくされ、泣く泣く削りましたが、刈り込む前の対訳には捨てがたいものがありましたのでここで公開させて頂くことにしました。この曲の関西新喜劇的なノリがうまく訳し出せていれば良いのですが。(オール関西弁で訳すことも考えたのですが、大阪のお客さんの前で関東人がそれをやるのはあまりにリスキーなので断念。もっともNo.7のオルロフスキーの歌にある最後の彼のモットー"Chacun a son gout!"なぜかフランス語ですのでそこだけ関西弁っぽくしてあります)
  • 歌われない部分の台詞は有名なオットー・シェンクによる改訂版(カール・ベームの振ったウィーン国立歌劇場の上演DVDなどで見ることができる)など上演ごとにアレンジされていてこの通りに使われることはまずないようですが、物語の流れを知る上でも非常に重要ですので一通り訳しておきました。アルフレードとロザリンデとの過去や、アイゼンシュタインも役の上でも美声のテノールを披露するところ、晩餐会に出てくるエジプト人やらカナダ人やらのインターナショナルさや退屈し切ったオルロフスキー公のエキセントリックな行動などなかなかに興味深い描写になっていますし、それに何より掛け合いが面白い...第一幕でのアデーレとのやり取りでの可愛らしいロザリンデのボケっぷりや、ファルケのアイゼンシュタインに対する毒舌、第2幕の登場人物たちの絶妙なキツネとタヌキの化かし合い、そして第3幕での看守フロッシュの弾けっぷりと、うまく訳しきれているかどうかは心もとないですが味わって頂けましたら幸いです。

日本語対訳と音盤との異同

  • なお、歌の部分についても通例の演奏ではカットされる部分にも訳をつけておりますのでご注意ください。こちらもいずれ見分けが付けられるように工夫したいと思います。アルノンクールがコンセルトヘボウを振っていれた録音が通常カットされている部分もすべて演奏していて非常に興味深いですので、機会がありましたら聴いて見て頂けるとよろしいかと思います。主な通例カット部分としては、
  • 第1幕幕切れの3重唱、三人で「立派な鳥籠」と歌ったあとの3人3様に歌うところ(ロザリンデが「だからお願い」というところからフランクの「お別れしなくちゃなりません」のところまで(これは大部分の録音でカットされています)、
  • 第2幕冒頭の合唱が終わってからの客と召使いとの注文の掛け合い(これは古い録音では取り上げられていることが多いです。雰囲気が面白いので個人的にはあった方がいいと思いますが)
  • 第2幕 アイゼンシュタインとロザリンデの時計の2重唱 最後にロザリンデが勝ち誇ってヴォカリーズを歌い、くやしがるアイゼンシュタインの歌と掛け合うところの繰り返しを省くケース(これは最近の演奏でも残しているケースがけっこうあります)
  • 同 ロザリンデのチャールダーシュで、「ヴァイオリンの響きに合わせ」から「それは幸せの予兆だ」までの部分、哀愁漂わせるメロディでなかなか素敵なのですが、激しいフリスカの音楽に水を差すからでしょうか、ほとんどすべての場合にカットされています。
  • これはカットではありませんが、酒の王をたたえるシャンパンの歌、オリジナルではオルロフスキー、アイゼンシュタイン、アデーレの順に歌われていたようです(アルノンクールの録音でもその順番でした)。実は初めに管理人さんにご用意頂いていたテンプレートでもその順番だったのですが、ここは通例歌われるオルロフスキー、アデーレ、アイゼンシュタインの順に直しています。
  • 第3幕のアイゼンシュタインが弁護士に化けて歌う3重唱、彼が正体を明かして復讐だと叫ぶ部分、ロザリンデが「それじゃ私の言うことも聞いてもらおうじゃない」と言う部分からアイゼンシュタインの「この動かぬ証拠が お前らふたりを蒼ざめさせ 黙らせてるな」と言っている部分、アルフレードが来ているガウンのことを触れている演劇的にはたいへん重要な部分なのですが、音楽的には盛り上がりに欠けるからでしょうか、これも大部分の録音でカットされます。この3重唱の部分、他にもちょっと歌詞で通常歌われるものと違うところが散見されました。音楽を聞きながら目で追えるようにするにはかなりの手を入れる必要がありますので、それはいずれ行いたいと思います。

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@ 藤井宏行



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