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第3幕

第1場

レナートの家の書斎
(暖炉の上に2つのブロンズの壺 反対側には書棚

奥の壁には伯爵リッカルドの大きな肖像画が貼られている 
舞台中央にはテーブル レナートがアメリアを連れて入ってきて、剣を置きドアを閉める)

【レナート】
この罪の償いに 泣いても無駄だ
拭い去ることも 言い訳もできぬ
すべての祈りも 今や無意味だ
血が流れねばならぬ お前は死ぬのだ

【アメリア】
でも 罪が 罪があると
あのことだけで私を非難されるのですか?

【レナート】
だまれ 売女め

【アメリア】
神様!

【レナート】
神に慈悲を求めるがいい

【アメリア】
そして、あなたはたった一つの疑いだけで十分なのですか?
それであなたは私の血を求めるのですか?
私に恥辱を与えるのですか もはや感じないままに
正義や慈悲の心も?

【レナート】
血が流れねばならぬ お前は死ぬのだ

【アメリア】
ほんの一瞬だけ、それは本当です、私はあの方を愛しました
けれど、あなたの名前を汚してはおりません
神様はご存知です、私の心の中に
決して恥ずべき情熱が燃えたことはないことを

【レナート】
(剣を再び手に)
言うのはそれだけか!今となっては遅すぎる -
血が流れねばならぬ お前は死ぬのだ

【アメリア】
ああ!私を殺すのですね!でもそれなら -
たったひとつのお願いが -

【レナート】
私にではなく
天国へその祈りを向けるがいい

【アメリア】
(ひざまずいて)
あなたへのたったひとつのお願いを
お聞きください これが最後です
私は死にましょう、でもそのまえにお慈悲を
ああ!これだけはお許しください
私の一人息子を
この胸に抱きしめることを
たとえあなたが妻としての
この最後の願いを拒否されるにしても
この祈りは拒まないでください
この母としての心からの祈りを
死にましょう - けれどこの体は
あの子へのくちづけで慰められるのです
今終わりを迎えようとしているのなら
私のつかの間の人生が
あの子の父の手にかかることで
ならばあの子の手に触れさせてください
この母親の目を
もう二度とあの子が見ることのない目を!

【レナート】
(彼女を見ることなく ドアを指さして)
立て!お前の息子はあそこだ
会ってくるがいい。暗闇の中で
そして沈黙の中で
お前の恥辱と私の不名誉を隠してこい
(アメリアは出て行く)
いや彼女ではない、彼女の
かよわい胸が 私が滅ぼす対象ではない
もっと他に この罪を贖う血を流すべき者がいるではないか!
(肖像画を見つめ)
お前の血だ!
短剣は引き抜かれよう
お前の心のやましさに対して
わが復讐の涙が!
お前なのだ あの魂を汚したのは
わが魂の喜びを
私を信頼させておきながら 突然汚らわしくも
世界を毒にまみれさせたのは!
裏切り者よ!このような方法で報いるとは
お前に忠実な親友の信頼に!
おお失われた甘美さよ!おお思い出よ
天上にあるような抱擁の!
まだアメリアが美しく 清らかな時には
私の胸は愛で輝いていた!
終わりだ - 今や憎悪しか残ってはおらぬ
そして死しか この男やもめの心の中には!
おお失われた甘美さよ 愛の希望よ!
(サミュエルとトムが入ってきて 冷たく彼に挨拶する)

【レナート】
ここにいるのはわれらだけだ 聞け 企みはすでに分かっている
お前たちはリッカルドの死を望んでいるだろう

【トム】
それは思い違いだ!

【レナート】
(テーブルの上に何枚かの書類を出して)
私は証拠を持っている!

【サミュエル】
そして今、その企てを伯爵に告げ口しようってわけか?

【レナート】
違う 私も
加わりたいのだ

【トム】
冗談だろ

【レナート】
言葉だけでないことを示そう
行為でお前たちの疑いを晴らすぞ
私がお前たちの仲間となって
この血なまぐさい仕事を遂行することへの
あそこに私の息子がいる
もし私が裏切ったら殺せ

【トム】
だがその心変わり
ほとんど信じられないぜ

【レナート】
理由はこれ以上聞かないでくれ
私の一人息子の命を賭けて 私はお前たちの仲間だ

【サミュエルとトム】
(お互いに)
嘘じゃなさそうだな ああ 嘘じゃ

【レナート】
ためらうのか?

【サミュエルとトム】
もう疑わないぜ

【レナート サミュエルとトム】
各々の恥辱をひとつにまとめ
心の内の 復讐心もひとつにしよう
それは恐ろしく 激しく すばやく
あの呪われた奴の頭の上に落ちるのだ!
各々の恥辱を…

【レナート】
ひとつ頼みがある

【サミュエル】
何だ?

【レナート】
私に彼を殺す役目をさやらせてくれ

【サミュエル】
だめだ、レナート:先祖の邸宅を
奴は俺から奪ったんだ、俺にその権利がある

【トム】
俺はあいつに兄を殺された
その復讐のための10年間の苦悩が
俺を執拗にむさぼり尽くしたのだ
どうしてお前なんぞに譲れるか?

【レナート】
落ち着いてくれ、それなら運命の女神に決めて貰おう
(暖炉から壺を取り上げて、そしてテーブルの上に置く サミュエルは3枚の紙片に各自の名を書き込み、壺に入れる)
誰が来ているのか?
(アメリアが入ってくる)
お前か?

【アメリア】
オスカルが参りました
伯爵からの招待状を持って

【レナート】
奴からか!
待たせて置くのだ お前はここに残れ 残るのだ
天がお前をここに寄こしてくれたようなものだからな

【アメリア】
(独白)
何という悲しみが私を圧倒するの 何という苦しみが!
何という恐ろしい閃光が!

【レナート】
(サミュエルとトムに彼の妻を指し示す)
何も知らない - 心配するな
きっとこいつは幸先良い予兆となるだろう
(アメリアをテーブルのところに連れてくる)
その花瓶の中に三人の名前がある
そのうち一つをお前の何も知らない手で選んでくれ

【アメリア】
なんのために?

【レナート】
従え - これ以上は聞くな

【アメリア】
(独白)
疑いの余地はないわ この酷い運命が
私を暗殺者に加担させようとしているのよ
(震える手でアメリアは壺から一枚取り出し夫に渡す それがサミュエルに回される)

【レナート】
誰が選ばれたのだ?

【サミュエル】
レナート

【レナート】
私の名前!おお運命の裁きよ
復讐の権利は私に与えられたのだな

【アメリア】
(独白)
ああ!伯爵の死が求められているのね!
あの残酷な言葉は隠しようもない!
あの方の頭上には怒りでむき出しとなった
短剣がもうきらめいている
ああ!伯爵の死が求められているのね!
短剣はもうきらめいている

【レナート サミュエルとトム】
アメリカの涙で贖うのだ
あの傲慢な者の栄光は
奴が刺したのだから 奴は刺されて倒れねばならぬ
それが奴への報いなのだ!

【レナート】
(ドアのところで)
伝令よ 入れ

【オスカル】
(入ってきて アメリアに)
舞踏会に
今夜、もしよろしければ
ご主人も一緒にと、伯爵様は
お望みです

【アメリア】
私は行けませんわ

【レナート】
伯爵は来るのか?

【オスカル】
もちろんです

【サミュエルとトム】
(お互いに)
おお 運命よ!

【レナート】
(小姓に向かって、だが仲間を見ながら)
このご招待は
たいへん有難いことだ

【オスカル】
仮面舞踏会ですよ
とても素晴らしい!

【レナート】
わかった!
(アメリアを指して)
彼女も私と一緒に行くだろう

【アメリア】
(独白)
神様!

【サミュエルとトム】
(独白)
俺たちも行こう 仮装していれば
襲撃するのもたやすいことだ

【オスカル】
ああ!その輝きが、その音楽が
戸口からあふれ出してくる
そこにはたくさんの若い乙女たちが
花と集まって美しさを競う
たくさんの美女たちを育んでいるんだ
このうるわしい町は!

【アメリア】
(独白)
そして私は自ら、惨めにも
無慈悲な紙片を
あの邪悪な壺から引いてしまったの
夫の怒りのために
あの気高いお方の
死が記された紙を

【レナート】
(独白)
舞踏会のさなかに 命をなくしている
奴の姿を 私の心は描く -
そこでは奴の血が
床を染めるのだ
汚名を私に与えた者は死ぬのだ
われらの憐れみを受けることなく

【サミュエルとトム】
(お互いに)
仮装して復讐する
これほどおあつらえ向きなことはない
マスクが触れ合う中では
われらがしくじることはない
それは葬送のダンスになるぞ
青ざめた美女たちの

【アメリア】
(傍白)
防ぐことができたなら - 裏切ることなく
私の夫を!

【オスカル】
パーティの女王におなりくださいよ

【アメリア】
(傍白)
多分ウルリカならできるでしょう

【サミュエルとトム】
(レナートに)
ではどんな衣装で行くとするか?

【レナート】
青い服、そして真紅のリボンを
左側に結ぶことにしよう

【サミュエルとトム】
合言葉はどうする?

【レナート】
(そっと)
死だ!

【アメリア】
(独白)
防ぐことができたなら!

【オスカル】
女王におなり下さいよ!

【レナート サミュエルとトム】
死だ!


第2場

伯爵の豪華な書斎
(筆記用具のそろった書き物机がある、奥には大きなカーテンがあって舞踏会場と仕切られている)

【リッカルド】
(ひとりで)
たぶん彼女は家に着いて
ほっと安らいでいる頃だろう。名誉と
義務感が私たちの心の間に築いてくれたのだ
深い溝を ああ そうだ レナートは
イングランドに戻してやろう - 彼の妻も
一緒にだ 別れを告げることもなく 広大な
大西洋が二人を分け隔てるのだ - 静まれ この心よ
(辞令を書いて 署名をする段になってペンを置き)

まだためらうのか?だが天よ、私はそうせねばならぬのだろう?
(署名をし それをたたんで胸にしまう)
ああ、私は署名をしたのだ 自分を犠牲にして!
だが 私があなたを失わなければならなくても
永遠に、私の光よ、
あなたのもとに私の胸の鼓動は届くだろう
どの空の下にあなたがいようとも
あなたの記憶はしまって置こう
私の心の奥に
だが今 何か悪い予兆が
私の精神に襲いかかってきている
彼女にまた会いたいという
あの致命的な欲求が -
これが最後であるかのように
私たちの愛の時の?
(奥からダンスの音楽)
ああ! 彼女があそこに - 私は彼女に会える - もう一度
また話ができる -
いや だめだ 彼女からはきっぱり身を引くと決めたのだから
(オスカルが手に紙を持って入ってくる)

【オスカル】
見氏らぬ女性がこの手紙をくれました
伯爵にお渡しするようにとその人は言いました こっそりと
渡すようにと

【リッカルド】
この舞踏会に
私の命を狙っている者がいる、そう書いてある
しかし、私が行かなければ
私は臆病者と思われるだろう 誰にも
そんな疑いを持たれたくない お前は行って仕度をせよ
急いで、パーティーで私と一緒に楽しむために
(オスカルは退出する)
さあ、もう一度あなたに会える アメリア
そしてあなたの美しさで
私の魂は再び
愛に燃えるのだ


第3場

広大できらびやかな舞踏会場
(幕が開くと 大勢のゲストたちで舞台はあふれている その多くは仮面をつけており 仮装の衣装を着ている またある者たちは舞踏会の正装で仮面はつけないでいる 幾人かは人を探し 別の幾人かは見つからないように人を避け ある者はお辞儀をし またある者は人を追いかけている 舞台全体が壮麗な雰囲気に満ち溢れている)

【合唱】
熱い恋と踊りとが
この幸せな広間にあふれてる
ここでの人生はただ
束の間の夢だ
夜の大事な一時よ
胸のときめきと歌声のとき
なぜお前は止まってはくれないのか
喜びの波間に?
(サミュエル、トムとその一味は青い衣装で仮装し真紅のリボンをつけている 同じ格好をしたレナートがゆっくりと進み出る)


【サミュエル】
(トムにレナートを指して)
俺たちの仲間のひとりだ
(そして静かに、レナートに向かって)
死だ!

【レナート】
(苦々しく)
ああ、死だ!
だが奴は来そうもないな

【サミュエルとトム】
何を言うんだ?

【レナート】
ここで待っても無駄だろう

【サミュエルとトム】
どうしてだ?なぜだ?

【レナート】
他の場所にいると知るだけで十分だろう

【サミュエル】
ああ 裏切りの運命め!

【トム】
いつも俺たちの手から逃げやがって!

【レナート】
静かに話せ、誰か私たちを立ち止まって見ているぞ

【サミュエル】
誰だ?

【レナート】
左の短い仮装服を着た奴だ
(彼らは群衆の中をばらばらに散るが、仮面を付けたオスカルにレナートは追いかけられる)

【オスカル】
逃がしませんよ 仮面のお方
仮装があなたは下手ですね

【レナート】
(避けるようにして)
あっちへ行け!

【オスカル】
レナートでしょう

【レナート】
(彼のマスクをはがす)
オスカルだな お前は

【オスカル】
何て失礼なことを!

【レナート】
まあいいだろう、だがお前も抜け目ないな
伯爵が眠ってる間パーティーに忍びこんでくるとは?

【オスカル】
伯爵はここにいますよ -

【レナート】
何だと! - どこだ?

【オスカル】
ここだと言ったじゃないですか

【レナート】
じゃ! - どの人なんだ?

【オスカル】
教えてあげませんよ!

【レナート】
大事なことなんだ!

【オスカル】
ご自分で探したら

【レナート】
頼む!

【オスカル】
伯爵もぼくと同じ目にあわせようってつもりでしょ?

【レナート】
まあ落ちつけ どんな衣装かくらいは教えてくれてもいいだろう?

【オスカル】
知りたいんだってね
彼がどんな格好か
だけどそれは
彼が秘密にしておきたいことなのさ
オスカルは知ってるけど
だから言わないよ
トラ ラ ラ ラ!
愛に満たされて
ぼくの心は躍ってる
でもまだたしなみはあるぞ
この秘密を守れるくらいのね
だれも聞き出せないさ
地位や美人をちらつかせても
トラ ラ ラ ラ
ラ ラ ラ!
(マスクをした人やダンスするカップルたちの一団がオスカルとレナートを引き離す)

【合唱】
熱い恋と踊りとが…

【レナート】
(再び彼をつかまえて)
お前は彼の友人が誰か区別できてるはずだぞ

【オスカル】
あなたは彼に何か話したいのですか
それとちょっとばかりイタズラしてみたいと?

【レナート】
そんなところだ

【オスカル】
あなたに秘密を漏らした人間がヤバいじゃないですか?

【レナート】
私を怒らすのか
秘密を守るのが大事なことくらい分かっているさ

【オスカル】
そんなに大事なことなんですか?

【レナート】
とても重要なことを話さねばならぬのだ
夜が更ける前に お前のせいにするぞ
もしもそれができなかったら

【オスカル】
わかりましたよ!

【レナート】
これは彼のためだ お前が話すのは、私のためじゃなく

【オスカー】
(ずっと近寄ってすばやく)
胸にピンクのリボンが付いている黒いマントを着てるよ

【レナート】
もう少し詳しく

【オスカル】
(群衆の中に消える)
もう十分説明したでしょ

【合唱】
熱い恋と踊りとが…
(男女のダンサーたちが舞台の上で絡み合う レナートは仲間のひとりを見つけて奥の方に消えて行く すぐに奥で踊っているカップルの間からリッカルドが黒い衣装とピンクのリボンをつけて物思いにふけりながら出てくる そのあとからアメリアが白い服の仮装をして出てくる)

【アメリア】
(気付かれないようにそっと)
ああ!ここにおられる!お逃げを -

【リッカルド】
あなたがあの手紙を?

【アメリア】
ここでは死があなたを取り巻いています -

【リッカルド】
私の胸の中には恐怖は刺さってこないのだ

【アメリア】
お逃げを お逃げを、でないと刺されて
あなたはここに倒れることになります!

【リッカルド】
あなたの名前を明かしてください

【アメリア】
いいえ!それはできないのです

【リッカルド】
なぜあなたは泣いているのです - 怯えながら懇願して?
なぜそんなに私の命のことを気にかけてくれるのですか?

【アメリア】
すべてを、そのためにはすべて私の血をお捧げしたいのです!

【リッカルド】
隠しても無駄でしたよ、アメリア わが天使よ!

【アメリア】
(絶望して)
あなたを愛しています はい あなたを愛して そして涙のうちに
あなたの足元にひざまずきます
ここではあなたをひそかに狙っています
復讐の刃が
明日には死んでしまっておられるわ
もしここに留まっていては
ご自分を守って、さあ 私を捨てて
お逃げを 彼らの憎しみから

【リッカルド】
あなたが私を愛してくれるなら アメリア
私の運命など気にしない!

【アメリア】
逃げてください!

【リッカルド】
私の魂の中にはあなたしかいない
世界のすべては忘れ去られたのだ

【アメリア】
ご自分を守って!

【リッカルド】
私は死の恐怖を知らない -

【アメリア】
お行きください!

【リッカルド】
なぜなら死よりももっと強く -

【アメリア】
ああ!ご自分を守って!

【リッカルド】
私をオーラが陶酔させてくれるからだ
あなたの神々しい愛のオーラが
なぜなら死よりももっと強く
私をオーラが陶酔させてくれるからだ
あなたの天上の愛の

【アメリア】
明日には死んでしまわれるでしょう
もしここに留まっていては
ご自分を守って、私を捨ててお逃げを
お逃げを 彼らの憎しみから!
あなたはご覧になりたいのですか
私が悲しみと恥にまみれて死ぬのを?

【リッカルド】
あなたを救いたいのだ -
明日はレナートと一緒に発つのです -

【アメリア】
どこへですか?

【リッカルド】
故国の空へ

【アメリア】
イングランドに!

【リッカルド】
私の心は張り裂けよう - だが旅立つのだ - お別れだ

【アメリア】
リッカルド様!

【リッカルド】
私の心は張り裂けよう - あなたと別れるのだから、アメリア!

【アメリア】
リッカルド様!

【リッカルド】
今一度 さようなら!

【アメリア】
ああ!

【リッカルド】
これで最後だ!さようなら!

【アメリア】
さようなら!

【レナート】
(そっと彼らの間に割り込み リッカルドを刺す)
そして私からの別れも受け取れ!

【リッカルド】
ああ!

【アメリア】
助けて!

【オスカル】
(彼のそばに駆け寄る)
何ということ!刺されてる!
(淑女たちや士官 護衛たちが周りから集まってくる)

【何人かのゲスト】
誰がやったのだ?

【他のゲスト】
犯人はどこだ?

【オスカル】
(レナートを指して)
そこに!
(皆で取り囲みマスクを剥がす)

【全員】
レナート!ああ!死を、恥辱を
この裏切り者に!
短剣をこの汚れた者に
復讐の短剣を!
死を、裏切り者に死を!
死を 恥辱を裏切り者に!

【リッカルド】
いいや、いいや - 彼を放せ
(レナートに)
私の言うことを聞いてくれ
彼女は汚れてはいない:こうして死に抱かれていても
私は神に誓おう 聞いてくれ
私は 確かにお前の妻を愛した
だが 彼女の純潔は大切にしてきたのだ
(レナートに辞令を渡す)
新たな任地に 昇進して
お前は彼女と一緒に赴任することになっていた -
私は彼女を愛していた だが傷つけたくはなかったのだ
お前の名誉も 彼女の心も!

【アメリア】
おお 愛したことの呵責が
私の心臓を貪っている
血なまぐさい犯罪者と
死にゆく犠牲者の間で!

【オスカル】
計り知れない悲しみ!
恐ろしい不幸!
彼の額はすっかり濡れている
すでに死の汗に!

【レナート】
天よ!私は何と言うことをしたのだ!何が私を待っているのか
この忌わしき地上で!
この血も この復讐も
みな私のとんでもない過ちが引き起こしたもの!

【リッカルド】
みなに恵みあれ ここでは私が支配者だ
みな 私は許すぞ

【リッカルド以外の全員】
偉大で寛大な御心
われらを守りたまえ 慈悲深い神よ!
この地上でわれら哀れな者に光り輝いたお方
御身の天上の愛で!
彼は死にゆく -

【リッカルド】
さらば 永遠に、わが子らよ
別れだ - 愛するアメリカよ -

【全員】
死んでゆく!

【リッカルド】
さらば、わが子らよ 永遠に - ああ -
ああ、私は死にゆく!わが子らよ 永遠に - さらば!

【全員】
恐怖の夜、恐怖の夜!


終わり
ATTO TERZO

Scena prima

Una stanza da studio nell’abitazione di Renato.
(Sovra un caminetto di fianco due vasi di bronzo, rimpetto a cui la biblioteca.
Nel fondo v’ha un magnifico ritratto del conte Riccardo in piedi e nel mezzo della scena una tavola. Renato entra conAmelia; depone la spada e chiude la porta.)

RENATO
A tal colpa è nulla il pianto,
Non la terge e non la scusa.
Ogni prece è vana omai;
Sangue vuolsi, e tu morrai.

AMELIA
Ma se reo, se reo soltanto
È l’indizio che m’accusa?

RENATO
Taci, adultera.

AMELIA
Gran Dio!

RENATO
Chiedi a Lui misericordia.

AMELIA
E ti basta un sol sospetto?
E vuoi dunque il sangue mio?
E m’infami, e più non senti
Né giustizia, né pietà?

RENATO
Sangue vuolsi, e tu morrai.

AMELIA
Un istante, è ver, l’amai,
Ma il tuo nome non macchiai.
Sallo Iddio, che nel mio petto
Mai non arse indegno affetto.

RENATO
(ripigliando la spada)
Hai finito! Tardi è omai –
Sangue vuolsi, e tu morrai.

AMELIA
Ah! mi sveni! Ebbene sia –
Ma una grazia –

RENATO
Non a me.
La tua prece al ciel rivolgi.

AMELIA
(genuflessa)
Solo un detto ancora a te.
M’odi, l’ultimo sarà.
Morrò, ma prima in grazia,
Deh! mi consenti almeno
L’unico figlio mio
Avvincere al mio seno,
E se alla moglie nieghi
Quest’ultimo favor,
Non rifiutarlo ai prieghi
Del mio materno cor.
Morrò – ma queste viscere
Consolino i suoi baci,
Or che l’estrema è giunta
Dell’ore mie fugaci.
Spenta per man del padre,
La man ei stenderà
Sugli occhi d’una madre
Che mai più non vedrà!

RENATO
(additandole, senza guardarla, un uscio)
Alzati! là tuo figlio
A te concedo riveder. Nell’ombra
E nel silenzio, là,
Il tuo rossore e l’onta mia nascondi.
(Amelia esce.)
Non è su lei, nel suo
Fragile petto che colpir degg’io.
Altro, ben altro sangue a terger dessi l’offesa!
(fissando il ritratto)
Il sangue tuo!
E lo trarrà il pugnale
Dallo sleal tuo core:
Delle lagrime mie vendicator!
Eri tu che macchiavi quell’anima,
La delizia dell’anima mia;
Che m’affidi e d’un tratto esecrabile
L’universo avveleni per me!
Traditor! che compensi in tal guisa
Dell’amico tuo primo la fé!
O dolcezze perdute! O memorie
D’un amplesso che l’essere india!
Quando Amelia sì bella, sì candida
Sul mio seno brillava d’amor!
È finita – non siede che l’odio
E la morte nel vedovo cor!
O dolcezze perdute, o speranze d’amor!
(Samuel e Tom entrano, salutandolo freddamente.)

RENATO
Siam soli. Udite. Ogni disegno vostro m’è noto.
Voi di Riccardo la morte volete.

TOM
È un sogno!

RENATO
(mostrando alcune carte che ha sul tavolo)
Ho qui le prove!

SAMUEL
Ed ora la trama al Conte svelerai?

RENATO
No. Voglio
Dividerla.

TOM
Tu scherzi.

RENATO
E non co’ detti:
Ma qui col fatto struggerà i sospetti.
Io son vostro, compagno m’avrete
Senza posa a quest’opra di sangue:
Arra il figlio vi sia.
L’uccidete se vi manco.

TOM
Ma tal mutamento
È credibile appena.

RENATO
Qual fu la cagion non cercate.
Son vostro per la vita dell’unico figlio!

SAMUEL e TOM
(tra loro)
Ei non mente. No, non mente.

RENATO
Esitate?

SAMUEL e TOM
Non più.

RENATO, SAMUEL e TOM
Dunque l’onta di tutti sol una,
Uno il cor, la vendetta sarà,
Che tremenda, repente, digiuna
Su quel capo esecrato cadrà!
Dunque l’onta, ecc.

RENATO
D’una grazia vi supplico.

SAMUEL
E quale?

RENATO
Che sia dato d’ucciderlo a me.

SAMUEL
No, Renato: l’avito castello
A me tolse, e tal dritto a me spetta.

TOM
Ed a me cui spegneva il fratello,
Cui decenne agonia di vendetta
Senza requie divora,
Qual parte assegnaste?

RENATO
Chetatevi, solo qui la sorte decidere de’.
(Prende un vaso dal camino e lo colloca sulla tavola. Samuel scrive tre nomi e vi getta entro i biglietti.)
E chi vien?
(Amelia entra.)
Tu?

AMELIA
V’è Oscarre che porta
Un invito del Conte.

RENATO
Di lui!
Che m’aspetti. E tu resta, lo dêi:
Poiché parmi che il cielo t’ha scorta.

AMELIA
(tra sé)
Qual tristezza m’assale, qual pena!
Qual terribile lampo balena!

RENATO
(additando sua moglie a Samuel e Tom)
Nulla sa – non temete.
Costei esser debbe anzi l’auspice lieto.
(ad Amelia, traendola verso la tavola)
V’han tre nomi in quell’urna:
Un ne tragga l’innocente tua mano.

AMELIA
E perché?

RENATO
Obbedisci – non chieder di più.

AMELIA
(tra sé)
Non è dubbio: il feroce decreto
Mi vuol parte ad un’opra di sangue.
(Amelia con mano tremante estrae dal vaso un biglietto che suo marito passa a Samuel.)

RENATO
Qual è dunque l’eletto?

SAMUEL
Renato.

RENATO
Il mio nome! O giustizia del fato;
La vendetta mi deleghi tu!

AMELIA
(tra sé)
Ah! del Conte la morte si vuole!
Nol celâr le crudeli parole!
Su quel capo snudati dall’ira
I lor ferri scintillano già.
Ah! del Conte la morte si vuole!
I ferri scintillano già!

RENATO, SAMUEL e TOM
Sconterà dell’America il pianto
Lo sleal che ne fece suo vanto.
Se trafisse, soccomba trafitto,
Tal mercede pagata gli va!

RENATO
(alla porta)
Il messaggio entri.

OSCAR
(verso Amelia, entrando)
Alle danze
Questa sera, se gradite,
Con lo sposo, il mio signore
Vi desidera.

AMELIA
Nol posso.

RENATO
Anche il Conte vi sarà?

OSCAR
Certo.

SAMUEL e TOM
(fra loro)
Oh sorte!

RENATO
(al paggio, ma guardando i compagni)
Tanto invito
So che valga.

OSCAR
È un ballo in maschera
Splendidissimo!

RENATO
Benissimo!
(accennando Amelia)
Ella meco interverrà.

AMELIA
(tra sé)
Gran Dio!

SAMUEL e TOM
(a parte)
E noi pur, se da quell’abito
Più spedito il colpo va.

OSCAR
Ah! Di che fulgor, che musiche
Esulteran le soglie,
Ove di tante giovani
Bellezze il fior s’accoglie,
Di quante altrice palpita
Questa gentil città!

AMELIA
(tra sé)
Ed io medesma, io misera,
Lo scritto inesorato
Trassi dall’urna complice,
Pel mio consorte irato:
Su cui del cor più nobile
Ferma la morte sta.

RENATO
(declamando sottovoce)
Là fra le danze esanime
La mente mia sel pinge –
Ove del proprio sangue
Il pavimento tinge,
Spira dator d’infamie
Senza trovar pietà.

SAMUEL e TOM
(tra loro)
Una vendetta in domino
È ciò che torna all’uopo.
Fra l’urto delle maschere
Non fallirà lo scopo;
Sarà una danza funebre
Con pallide beltà.

AMELIA
(da sé)
Prevenirlo potessi – e non tradire
Lo sposo mio!

OSCAR
Regina della festa sarete.

AMELIA
(da sé)
Forse potrallo Ulrica.

SAMUEL e TOM
(a Renato)
E qual costume indosserem?

RENATO
Azzurra la veste, e da vermiglio nastro
Le ciarpe al manco lato attòrte.

SAMUEL e TOM
E qual accento a ravvisarci?

RENATO
(sottovoce)
Morte!

AMELIA
(tra sé)
Prevenirlo potessi!

OSCAR
Regina sarete!

RENATO, SAMUEL e TOM
Morte!


Scena seconda

Sontuoso gabinetto del Conte.
(Tavola coll’occorrente per scrivere; nel fondo un gran cortinaggio che scoprirà la festa da ballo.)

RICCARDO
(solo)
Forse la soglia attinse,
E posa alfin. L’onore
Ed il dover nei nostri petti han rotto
L’abisso. Ah sì, Renato
Rivedrà l’Inghilterra – e la sua sposa
Lo seguirà. Senza un addio, l’immenso
Oceàn ne sepàri – e taccia il core.
(Scrive e nel momento di appor la firma lascia cadere la penna.)
Esito ancor? ma, oh ciel, non lo degg’io?
(Sottoscrive e chiude il foglio in seno.)
Ah, l’ho segnato il sacrifizio mio!
Ma se m’è forza perderti
Per sempre, o luce mia,
A te verrà il mio palpito
Sotto qual ciel tu sia,
Chiusa la tua memoria
Nell’intimo del cor
Ed or qual reo presagio
Lo spirito m’assale,
Che il rivederti annunzia
Quasi un desio fatale –
Come se fosse l’ultima
Ora del nostro amor?
(musica interna di danza)
Ah! dessa è là – potrei vederla – ancora,
Riparlarle potrei –
Ma no: ché tutto or mi strappa da lei.
(Oscar entra con un foglio in mano.)

OSCAR
Ignota donna questo foglio diemmi.
È pel Conte, diss’ella; a lui lo reca
E di celato.

RICCARDO
Che nel ballo alcuno
Alla mia vita attenterà, sta detto.
Ma se m’arresto:
Ch’io pavento diran. Nol vo’: nessuno
Pur sospettarlo de’. Tu va: t’appresta,
E ratto, per gioir meco alla festa.
(Oscar esce.)
Sì, rivederti, Amelia,
E nella tua beltà,
Anco una volta l’anima
D’amor mi brillerà.


Scena terza

Vasta e ricca sala da ballo.
(All’aprirsi delle cortine una moltitudine d’invitati empie la scena. Il maggior numero è in maschera, alcuni in domino, altri in costume di gala a viso scoperto. Chi va in traccia, chi evita, chi ossequia e chi persegue. Tutto spira magnificenza ed ilarità.)


CORO
Fervono amori e danze
Nelle felici stanze,
Onde la vita è solo
Un sogno lusinghier.
Notte de’ cari istanti,
De’ palpiti e de’ canti,
Perché non fermi ’I volo
Sull’onda del piacer?
(Samuel, Tom e loro aderenti in domino azzurro col cinto vermiglio. Renato nello stesso costume s’avanza lentamente.)

SAMUEL
(additando Renato a Tom)
Altro de’ nostri è questo.
(e fattosi presso a Renato, sottovoce)
Morte!

RENATO
(amaramente)
Sì, morte!
Ma non verrà.

SAMUEL e TOM
Che parli?

RENATO
Qui l’aspettarlo è vano.

SAMUEL e TOM
Come? perché?

RENATO
Vi basti saperlo altrove.

SAMUEL
Oh sorte ingannatrice!

TOM
Sempre ne sfuggirà di mano!

RENATO
Parlate basso; alcuno lo sguardo a noi fermò.

SAMUEL
E chi?

RENATO
Quello a sinistra dal breve domino.
(Si disperdono tra la folla, ma Renato viene inseguito da Oscar in maschera.)

OSCAR
Più non ti lascio, o maschera;
Mal ti nascondi.

RENATO
(scansandolo)
Eh via!

OSCAR
Tu se’ Renato.

RENATO
(spiccandogli la maschera)
E Oscarre sei tu.

OSCAR
Qual villania!

RENATO
Ma bravo, e ti par dunque convenienza questa
Che mentre il Conte dorme, tu scivoli alla festa?

OSCAR
Il Conte è qui –

RENATO
Che! – dove?

OSCAR
L’ho detto.

RENATO
Ebben! – qual’è?

OSCAR
Non vel dirò!

RENATO
Gran cosa!

OSCAR
Cercatelo da voi.

RENATO
Orsù!

OSCAR
È per fargli il tiro che regalaste a me?

RENATO
Via, calmati: almen dirmi del suo costume puoi?

OSCAR
Saper vorreste
Di che si veste,
Quando l’è cosa
Ch’ei vuol nascosa.
Oscar lo sa,
Ma nol dirà,
Tra, là, là, là!
Pieno d’amor
Mi balza il cor,
Ma pur discreto
Serba il segreto.
Nol rapirà
Grado o beltà,
Tra là, là là
Là, là, là!
(Gruppi di maschere e coppie danzanti separano Oscar da Renato.)

CORO
Fervono amori e danze, ecc.

RENATO
(raggiungendolo di nuovo)
So che tu sai distinguere gli amici suoi.

OSCAR
V’alletta interrogarlo,
E forse celiar con esso un po’?

RENATO
Appunto.

OSCAR
E comprometter di poi chi ve l’ha detto?

RENATO
M’offendi.
È confidenza che quanto importi io so.

OSCAR
Vi preme assai?

RENATO
Degg’io di gravi cose ad esso,
Pria che la notte inoltri, qui favellar; su te
Farò cader la colpa, se non mi fia concesso.

OSCAR
Dunque!

RENATO
Fai grazia a lui, se parli, e non a me.

OSCAR
(più dappresso e rapidamente)
Veste una cappa nera, con roseo nastro in petto.

RENATO
Una parola ancora.

OSCAR
(dileguandosi nella folla)
Più che abbastanza ho detto.

CORO
Fervono amori, ecc.
(Danzatori e danzatrici s’intrecciano al proscenio; Renato scorge lontano taluno de’ suoi e scompare di là. Poco dopo, al volger delle coppie nel fondo, Riccardo in domino nero con nastro rosa, s’affaccia pensieroso, e dietro a lui Amelia in domino bianco.)

AMELIA
(sottovoce in modo da non essere riconosciuta)
Ah! perché qui! fuggite –

RICCARDO
Sei quella dello scritto?

AMELIA
La morte qui v’accerchia –

RICCARDO
Non penetra nel mio petto il terror.

AMELIA
Fuggite, fuggite, o che trafitto
Cadrete qui!

RICCARDO
Rivelami il nome tuo.

AMELIA
Gran Dio! Nol posso.

RICCARDO
E perché piangi – mi supplichi atterrita?
Onde cotanta senti pietà della mia vita?

AMELIA
Tutto, per essa tutto il sangue mio darei!

RICCARDO
Invan ti celi, Amelia: quell’angelo tu sei!

AMELIA
(con disperazione)
T’amo, sì, t’amo, e in lagrime
A’ piedi tuoi m’atterro,
Ove t’anela incognito
Della vendetta il ferro.
Cadavere domani
Sarai se qui rimani:
Salvati, va, mi lascia,
Fuggi dall’odio lor.

RICCARDO
Sin che tu m’ami, Amelia,
Non curo il fato mio!

AMELIA
Fuggi!

RICCARDO
Non ho che te nell’anima,
E l’universo oblio.

AMELIA
Salvati!

RICCARDO
Né so temer la morte –

AMELIA
Va!

RICCARDO
Perché di lei più forte –

AMELIA
Ah! salvati!

RICCARDO
È l’aura che m’inebria
Del tuo divino amor.
Perché di lei più forte
È l’aura che m’inebria
Del tuo superno amor.

AMELIA
Cadavere domani
Sarai, se tu rimani.
Salvati, mi lascia, fuggi,
Fuggi dall’odio lor!
Dunque vedermi vuoi
D’affanno morta e di vergogna?

RICCARDO
Salva ti vo’ –
Domani con Renato andrai –

AMELIA
Dove?

RICCARDO
Al natio tuo cielo.

AMELIA
In Inghilterra!

RICCARDO
Mi schianto il cor – ma partirai – ma – addio.

AMELIA
Riccardo!

RICCARDO
Mi schianto il cor – ti lascio, Amelia!

AMELIA
Riccardo!

RICCARDO
Anco una volta addio!

AMELIA
Ohimè!

RICCARDO
L’ultima volta! Addio!

AMELIA
Addio!

RENATO
(Lanciatosi inosservato tra loro, trafigge Riccardo.)
E tu ricevi il mio!

RICCARDO
Ahimè!

AMELIA
Soccorso!

OSCAR
(accorrendo a lui)
Oh ciel! Ei trucidato!
(Entrano da tutte le parti dame, ufficiali e guardie.)

DEGLI INVITATI
Da chi?

ALTRI
Ov’è l’infame?

OSCAR
(accennando Renato)
Eccol!
(Tutti lo circondano e gli strappano la maschera.)

TUTTI
Renato! Ah! Morte, infamia
Sul traditor!
L’acciaro lo laceri,
L’acciaro vendicator!
Morte, morte al traditor!
Morte, infamia sul traditor!

RICCARDO
No, no – lasciatelo.
(a Renato)
Tu m’odi ancor.
Ella è pura: in braccio a morte
Te lo giuro, Iddio m’ascolta:
Io che amai la tua consorte
Rispettato ho il suo candor.
(Gli dà il foglio.)
A novello incarco asceso
Tu con lei partir dovevi –
Io l’amai, ma volli illeso
Il tuo nome ed il suo cor!

AMELIA
O rimorsi dell’amor
Che divorano il mio cor;
Fra un colpevole che sanguina
E la vittima che muor!

OSCAR
O dolor senza misura!
O terribile sventura!
La sua fronte è tutta rorida
Già dell’ultimo sudor!

RENATO
Ciel! che feci! e che m’aspetta
Esecrato sulla terra!
Di qual sangue e qual vendetta
M’assetò l’infausto error!

RICCARDO
Grazia a ognun: signor qui sono:
Tutti assolve il mio perdon.

TUTTI salvo RICCARDO
Cor sì grande e generoso
Tu ci serba, o Dio pietoso!
Raggio in terra a noi miserrimi
E del tuo celeste amor!
Ei muore –

RICCARDO
Addio per sempre, miei figli.
Addio – diletta America –

TUTTI
Ei muore!

RICCARDO
Addio, miei figli, per sempre – ah –
Ahimè, io moro! miei figli, per sempre – Addio!

TUTTI
Notte d’orror; notte d’orror!


FINE


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@ 藤井宏行



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