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第一幕

序曲

シュタディンガーの仕事場。かまどや鉄床などの鍛冶道具が据えてある。

後方の窓から夕日に照らされる、自然にあふれた町の一角が見える。舞台の左右には家の内部に通じるドア。背景に玄関がある。



第一場
伯爵。

仕事に精を出す職人たち、あとからゲオルク。

Nr. 1 - 導入

職人たち
火花よ、散れ!鉄よ、熱くなれ!
熱きハンマーの力で、
昔からのやり方どおりに
役立つものを作り出す。
英雄を守るために、
男の力で元気いっぱい作り上げる。
盾が、
輝く武器が
きらめく時、
我々には栄誉が与えられる。
金槌の打つ音、鉄床の響き、
それが我らの歌!

伯爵
(鍛冶職人の姿で)
あの人は心から愛してくれているが、
わたしは不安でならない。
騎士の姿で
求婚しても、
あの人は受け入れてくれるだろうか。

ゲオルク
(同じく鍛冶職人の格好をし、玄関からあわてて飛び込んでくる。)
おい、コンラート!

伯爵
どうした?

ゲオルク
(小声で伯爵に)
ニュースです。
ここからそう遠くないところに
馬車が停まっていますよ。
何か声が聞こえたので、
僕がちょっと見に行ってみると…。
さて、誰だったとお思いになります?

伯爵
誰だ?

ゲオルク
カッツェンシュタインのお嬢さまだったんですよ、
あなたの花嫁の!

伯爵
そんなの知ったことか!

ゲオルク
でも、彼女はしぶといですよ。
婚約を盾に取っていますし。

伯爵
(かっとなって)
よし、決着をつけてやる。
芝居はもうじき終わりだ。
わたしの髭*にかけて誓おう。
(*ドイツ語では「断じて」という意味で「髭」の語を用いる。)

ゲオルク
(小声でそっと)
だけど、髭は剃っていらっしゃるんじゃありません?

伯爵
では、我が家系と騎士道精神にかけて、
と言い直そう。
明日の今頃になれば、
身の振り方も決まるだろう。

一人の職人
(近づいてきて)
もっと小声で話せよ。
親方が部屋で
勉強中なんだぞ。
医学の研究にご熱心なんだから。

ゲオルク
ああ、そうだった。邪魔しちゃまずい。
もう静かにするよ。
そっと仕事に戻ろう。
叱られちゃいやだからね。
仕事に戻るんだ、そっとね。

彼らは再びものすごい騒音を立てながら仕事を始める。

職人たち
火花よ、散れ!鉄よ、熱くなれ!
熱きハンマーの力で、
昔からのやり方どおりに
役立つものを作り出す。
英雄を守るために、
男の力で元気いっぱい作り上げる。
盾が、
輝く武器が
きらめく時、
我々には栄誉が与えられる。
金槌の打つ音、鉄床の響き、
それが我らの歌!


第二場
前場の人々。シュタディンガーが大きな医療箱と葉巻入れを持って脇の扉から登場。

シュタディンガー
帽子とマントを持ってきてくれ。
いまから外出するから。
だから、ゲオルク、
よく言っておくが、
もしも例の騎士がー「もしも」とは
言えんほどたびたびだがー
とにかくあの騎士がまたあの子に
媚びへつらおうとやってくるかもしれん。
その時はただちに追い出せ。やつが身をかわそうとしたら、
槍でも剣でも使って追い立てるんだぞ。

とにかく行かなくては。すぐ近くで
患者が待ってるからな。
お隣の馬車馬が病気になってな、
ヤギも二頭、容体が悪いんだ。
何しろわたしは街で唯一
信頼されてる獣医ときてるから
まったく憩いの一時もない、
どっちを向いても仕事だらけで。

どこのお宅に訪ねて行っても、
シチュエーションはだいたいこうだ。
まず四足の動物がいて、
そいつをわたしの知識で治してやる。
その動物が大きかろうが小さかろうが基本は一緒で、
細心の注意を払いながら薬を口に流し込む。
そうするとどの動物もわたしをじっと見つめ、
甘えてくる。
どの動物の表情もこう語りかけてくるぞ、
「あなたは愛すべき動物の一員です」と、な。

七時の鐘が鳴る。

職人たち
(叫ぶ。)
終業時間だ!
(歌う。)
ほら、終業時間になった。
さあ、帰ろう、今度は自由時間だ!

シュタディンガー
待て、そうせかせかするな。
嬉しい話が残ってるんだから。
明日は重要な日だぞ。
今から二十五年前、
わたしは大変な栄誉を授けられたのだ。
つまりマイスターになったのだよ。
というわけで、明日はそれにふさわしい
祝宴を開こうと思っている。
歌に音楽に楽しい一日になるぞ。

職人たち
僕たちのマイスター、
これからもずっと長生きしてくれますように!

シュタディンガー
というわけで、明日に必要な準備を
いくつか済ませておかなくてはな。

(職人たちそれぞれに)

おまえはちょっと行って、
お隣の人を招待してきてくれ。
おまえはわたしの従兄弟シュナイダーに、
ワインとパンケーキを用意するよう伝えてくれ。
おまえは判事を招待してきてくれ。
それからチーズとパンとバターもいるな。
おまえは判事の秘書に出席をお願いしてくれ。
彼のお義母さまもな。
それ以外のお客さんは大人も子供も
わたしが自分で招待してある。
大勢やってくるぞ。
皆食べて、それから…

ゲオルク
(セリフで)
だけど、親方…。

シュタディンガー
…飲むのだ。
皆賑やかに、楽しく祝おう。

(職人たちのそれぞれに)

おまえは隣人のところへ、
おまえはシュナイダーのところ、
おまえは判事をお呼びする。
おまえは判事の秘書だ。
隣人、
シュナイダー、
判事、
判事の秘書。
楽しい一日になるぞ。
皆で踊って、皆で歌って、
はしゃいで、跳ね回って、
各々大いに楽しむがいい。

職人たち
そうだ、大人も子供も呼んでこよう。
踊って、歌って、
はしゃいで、跳ね回る!
これは間違いなく楽しい一日になるぞ!

シュタディンガーは玄関から退場。職人たちはそれぞれ違うドアから出て行く。


第三場
伯爵、ゲオルク

ゲオルク
やれやれ、あの医者気取りのじいさんからやっと解放されましたね。さて、いろいろ話し合わなくては。あのおばあさんは…いや、そのはっきり申し上げるとつまり…あなたの花嫁の…

伯爵
花嫁なんて言わないでくれ!わたしは彼女と婚約した覚えなんかひとつもないんだから!

ゲオルク
覚えがあろうとなかろうとどうしようもありませんよ。あのお嬢様はあなたを離そうとなさらないし、このままでは計画をつぶされてしまいます。彼女は僕たちと同じ宿に泊まっているんですよ。

伯爵
結構じゃないか。近くにいれば彼女が何をたくらんでいるかすぐに分かる。

ゲオルク
だけど、騎士殿、心配でなりませんよ。あのブレンナーってやつはどうも怪しいなあ。金さえ払えばすぐ手を貸すんですよ。

伯爵
どちらにしてもそろそろ危ない頃さ。考えなしに行動しているとひどい目に遭うからね。

ゲオルク
分かっていただけて嬉しいですよ。それにしても騎士殿はぎょっとするようなことをなさいますね。

伯爵
ねえ、きみ!

ゲオルク
ちょっとお聞きになってください。刀鍛冶屋の娘さんに恋なさったのは別に構いませんし、僕のスリムな体をすすだらけのエプロンに押し込んだことにも特にどうと文句は申しません。 ですが、ご自分のために僕の名誉を台なしにされちゃあねえ…。出来の悪い弟子に仕立て上げられて、あなたご自身も含めて二人とも親方の尻に敷かれっぱなしじゃないですか。何とも自尊心が傷つきません?


伯爵
ばか者!

ゲオルク
ちょっと、友達に向かってばかはないでしょうに。

伯爵
じゃあ、ゲオルク!

ゲオルク
結構です。ひとつだけお聞きしなくてはなりませんが、あなたは本気であの娘さんとご結婚なさるつもりですか?

伯爵
もちろん。

ゲオルク
でも、あなたの誇り高きご家族は?

伯爵
愛はすべてに打ち勝つんだ。

ゲオルク
愛ですって?笑わせないでくださいよ。人生も愛も知らないおぼっちゃんっていうのは突拍子もないことをしでかして失敗するんですよね。


伯爵
(つかみかからんばかりに)
こいつめ、生意気だぞ!

ゲオルク
ほら、友達にそんなことをなさっちゃいけませんって!冗談の通じない方ですね。でも、ごめんなさい。今のは言いすぎでした。さあ、まじめに戻るとして、幸運を祈っていますよ。あのおじいさんをやり込めて、あなたもあなたの妻も幸せになられますよう。でも、どうなさるおつもりなんですか?

伯爵
明日、わたしは親方の前にリーベナウ伯爵として進み出る。そして民衆の前で、娘さんを妻にくださるようお願いするのだ。

ゲオルク
それはだめでしょう。

伯爵
なぜだ?

ゲオルク
あの獣医さんは騎士が大嫌いだからですよ。

伯爵
奥さんのことを言っているのかい?

ゲオルク
ええ。奥様はある晴れた夜、鎧に身を固めた騎士に
さらわれてしまった。それ以来、親方は騎士をひどく
憎んでおいでなんですよ。

伯爵
何とかしなきゃいけないな。 今夜は騎士の格好で彼女に会い、もう一度誠を確かめてみよう。彼女は鍛冶職人のコンラートとリーベナウ伯爵を別人と思っているからね。


ゲオルク
でも、彼女が愛しているのが鍛冶職人だろうと騎士だろうと結果は同じなんじゃありません?

伯爵
彼女が騎士を愛しているのか、それとも鍛冶職人を愛しているのか、問題はそこだ。彼女がどちらを愛しているのか知っておかなければ。

ゲオルク
どっちみち彼女は一人しか愛していませんよ。

伯爵
意味が分かっていないようだね。

ゲオルク
ええ、ぜんぜん。

伯爵
伯爵の衣装に着替えてくるよ。もう遅くなった。
(微笑んで)
伯爵の姿になったら槍や剣で追い立てるかい?


ゲオルク
(肩をすくめる。)
親方の命令ですからそうしなくてはならないでしょうね。

伯爵
悪いやつだ!わたしが目的を達成したら…

ゲオルク
そうしたら?

伯爵
そうしたらきみに充分お礼をするよ。
(彼は中央玄関から出て行く。)


第四場
ゲオルク一人

ゲオルク
それは望むところだな。僕の仕事は鉄床にへばりついていればいいだけだけど、これがひどい苦労ときているからね。さてと僕も生きる楽しみを味わいたいなあ! だけど分別を持ってやり過ぎは禁物だ。僕は品のいい人生を送りたいもん。



Nr. 2 - アリア

人生はたった一度だけ。
だから誰もが
生きている間
思う存分楽しもうとする。
だけど、本当に楽しく生きるためには、
分別を備えていなくちゃならない。
それが僕のモットーさ。
人生はたった一度きり!

聖書に登場する無垢のヨゼフー
これは単なる一例に過ぎないけどー
彼ははたから見て悪い人物じゃなかったし、
それどころか徳にあふれた男だった。
でも彼が有名になったのは
禁欲的なせいじゃない。
知恵のおかげなんだ!
僕がヨゼフを尊敬するのはそういうわけさ。
彼は喜びに生き、
あちこちから
黄金や香りが降り注いだ。
彼は本当に賢かった!
人生はたった一度だけ。
だから誰もが
生きている間
思う存分楽しもうとする。
だけど、本当に楽しく生きるためには、
分別を備えていなくちゃならない。
それが僕のモットーさ。
人生はたった一度きり!

太古の時代には
知恵の産物と呼べるものがたくさんある。
人々はいつも愚か者のほうが
幸運をつかむというけど
馬鹿だとやっぱり損をする。
いつだったかエサイであったことだったかな、
上質な水晶の器のために
自分の長男を失う羽目になったやつがいた。
多くの人々が何の心配もなく
太陽の角度だけを気にして生きている。
僕は思いっきり楽しみたいけど、
でもなぜ楽しみばかりを追いかけているのか
知りたくもある。
賢くならなくては!
いつも賢くあるのみ!
人生はたった一度だけ。
だから誰もが
生きている間
思う存分楽しもうとする。
だけど、本当に楽しく生きるためには、
分別を備えていなくちゃならない。
それが僕のモットーさ。
人生はたった一度きり!

(彼は出て行く。)


第五場
ブレンナーが騎士アデルホフを案内して入ってくる。

ブレンナー
よろしかったらどうぞお入りに。


アデルホフ
では、ここが鍛冶屋さんのお宅かな?

ブレンナー
ハンス・シュタディンガー、有名な鍛冶屋にして稀にみる名獣医ですぜ。彼の実力をご覧に入れましょうかね。武器も鎧も実によくできておりますで。


アデルホフ
面白そうだな。だが、わたしはちがう用事で来たのだ。きみは親方の親戚かね?

ブレンナー
義理の弟ですがね。親方んとこの奥様はですな…


アデルホフ
まあ、それはいい。鍛冶屋の親方には美しい娘さんがおいでだとか。

ブレンナー
へえ、学者風に言えばまさにアポロのように美しいってところでしょうな。

アデルホフ
この家にはコンラートという職人がいるだろう。


ブレンナー
コンラート?へえ、おりますぜ、たしかに。(独白。)やつはどこに行った?

アデルホフ
かわいい青年だと聞いているが?

ブレンナー
へえ、そんとおりで。(独白。)あっちに誰かいるわな。

アデルホフ
で、その青年と娘さんは愛し合っているのかね?

ブレンナー
まあ…あっしは知らんですが…噂ではそうらしいで。

アデルホフ
わたしははっきりしたことを聞いた。彼らは結婚するそうだよ。

ブレンナー
えっ?あいつらがですかな?

アデルホフ
二人の結婚を円滑に進めるようにわたしは遣わされたのだ。

ブレンナー
そりゃまあ、やつらは喜ぶでしょうが…
それにしてもまたどうして…

アデルホフ
ドイツ人らしくはっきり話すとするかな。きみによく分かるようにね。わたしはシュヴァーベンから来た騎士、アデルホフだ。

ブレンナー
はあ、そりゃどうもよろしく。素敵な土地でな、シュヴァーベンは。


アデルホフ
で、わたしが同行しているご婦人がカッツェンシュタインのお嬢様で、わたしの未来の妻なのだ。

ブレンナー
それはめでたいですな。

アデルホフ
で、二人の結婚を望んでいるのがまさにわたしの花嫁なのだ。

ブレンナー
てことはお嬢様はあの二人のために、わざわざ苦労して旅をしなすったわけですな。

アデルホフ
まあ、そうとも言えるが、だが…きみは信頼のおける人間のようだから何でも話すとするかな。
(こっそりと)
きみはリーベナウ伯爵をご存じかな?

ブレンナー
(独白。)
ああ、そういうことだわな!
(大きな声で)
もちろん。知らない者などねえですよ。

アデルホフ
それで、伯爵はかつて彼女のことを…

ブレンナー
へえ、覚えとります。

アデルホフ
(ちょっと驚いて)
何をだ?

ブレンナー
(困惑して)
ええと、あの方は昔お嬢さまの悪口をおっしゃってたでしょうが。

アデルホフ
それはちがうよ。彼はむしろ彼女が好きだった。

ブレンナー
へえ、そうそう、そうでした。

アデルホフ
だが、あのお嬢さんは彼を袖にした。

ブレンナー
(独白。)
こりゃ靴の向きを変えなきゃ務まらん。
(正反対にしなければならないという意味。)

アデルホフ
えっ、何?靴がどうかしたか?

ブレンナー
気にせんでください。ただ、隣人の靴屋が話してくれたなと、独りごちっただけでしてな。

アデルホフ
そのうちにリーベナウ伯爵がこの家の娘さんを追いかけ回しているという噂が彼女の耳に入った。 彼は軽薄なやつであるらしいな。

ブレンナー
へえ、おそらく。

アデルホフ
だがわたしの花嫁は礼儀を重んじる人間だから、娘さんに迷惑がかかるような行為を無視できないのだ。そこで彼女は職人のコンラートを…

ブレンナー
このうちの娘とさっさと結婚させてしまおうということですな。なるほど。ちなみにお嬢様もシュヴァーベンのご出身で?

アデルホフ
いや。どうして?

ブレンナー
そうかなと思っただけでな。じゃが、まあじつに巧妙な計画じゃねえですか。職人コンラートとこの家の娘が結婚したら、あの騎士殿は…

アデルホフ
(笑いながら)
一発食らわされるわけさ。

ブレンナー
(同じく笑いながら)
ですな!やつは退却せざる得なくなりますぜ。
(二人とも笑う。)
じゃが、何よりまず親方から結婚の許しをいただかないことには始まらんでしょうが。

アデルホフ
そのためにわたしが来たのだよ。きみが賛成してくれるのなら、ここに娘さんをお連れしてほしいんだが。
(ブレンナーに財布を渡す。)

ブレンナー
お嬢様は大変良識があられますな。いやはや心からお礼申し上げますぜ。よろしかったらあっしが親方を呼んでくるまでここの武器をご覧になっとってください。

アデルホフ
(背景のほうを向き、さまざまな武器を観察しながら)

ほう!これは悪くないな!

ブレンナー
(前景で独白。)
あっしにはお見通しだわな。あのご令嬢は嫉妬心で気も狂わんばかりになって我らが伯爵を追いかけてきたんだろうよ。で、彼の財産を確保しておきたいからこんなことをやらかしたんだ。まったく滑稽だて、ハハハ…!この抜け目ないつもりの偵察員もお気の毒様だわな。やれやれ、人のいいシュヴァーベン人だ。利用されてるのに気づかないとはまったく気の毒でたまらんわ。
(彼は笑いながら脇から出て行こうとする。)


第六場
前場の人々。イルメントラウト。

イルメントラウト
(ブレンナーの向かい側から入ってきて、ぺちゃくちゃと)
こんばんは、ブレンナーさん。シュタディンガー親方をお探しなんでしょうけどあいにく外出中なんですよ。職人たちもみんな出かけましたしね。それにしても今夜はよく晴れていますこと。雲一つないし、風はそよとも吹いてないし、もうちょっと散歩していたいくらいでしたわ。でも、残念ながら週末はやることが多いもんですからね。家事をぜんぶしなきゃいけないし、明日は日曜日で…


アデルホフ
(小声でブレンナーに)
この方がこの家のお嬢さんかね?

ブレンナー
なあに、もっと若いですよ。

イルメントラウト
(話し続ける。)
…そのうえパーティーもありますからね。親方がブドウ畑で祝宴を催すんですよ。
(ブレンナーに)
そうそう、あなたはだいぶ外を見ていないんですよね。ブドウ畑は以前よりもっと大きくなったんですよ。親方が去年買い足しましてね…

ブレンナー
へえ、イルメントラウトさん、そのことはもう聞いたでな。てなことで義兄さんは留守なんかね?

イルメントラウト
ええ、今はいません。 具合の悪い動物たちの治療にかかっているんですよ。隣の家の動物たちがみんなして調子が悪いらしくてですね…

ブレンナー
(アデルホフに)
悪いことは言わねえんで、出直したほうがいいかと存じますがな…

アデルホフ
ばかだな。わたしは今日にも娘さんとお会いしたいのだ。


ブレンナー
明日もありますでな。

イルメントラウト
あら、でも明日は明日ですわ。今日できることならやってしまっておいたほうがいいってものですよ。でも、やむを得ないのでしたら…

ブレンナー
まさしくやむを得ん状況なんですよ。 そんじゃ、さいなら、イルメントラウトさん。よかったら…

イルメントラウト
よろしかったらこの街のめずらしいものをいろいろご覧に入れたいものですわ。 ー まあ、きっと驚かれますわ。人口は六千人で、土地はちょっと湿っぽいですけど、よく肥えているんですよ。 この近くでは聖母教会の上質なワインが…これは聖母のミルクと呼ばれているんですけど、あなたもきっとお気に召す…



アデルホフ
(出て行きながら)
この人は稀にみるおしゃべりだな。

ブレンナー
(同じように)
じゃ、さいなら。また明日!

アデルホフとブレンナーは退場。


第七場
イルメントラウト一人。

イルメントラウト
まったく礼儀知らずの男ね。あたくしとまともに口も利かなかったじゃないの。今時の男ときたらご婦人を相手にした時どう振る舞うべきかも知らないのね。
あたくしの若い時はこんなじゃなかったわ。あの頃は世界もずっとまともだったものよ。



Nr. 3 - アリエッタ

今の世間にはまったく不満だらけだわ。
すっかり堕落してしまって、
男たちときたらみんなして
変なのばかり。
あたくしは遠慮がちに
入ってきたのに、
ー要するに落ちるところまで落ちたってことねー
あの無礼な男ときたら
まるであたくしが醜いばあさんでもあるかのように
まともに目も合わせようとさえしない。
この街の見どころについて
丁重に
お話ししようとしたのに、
あの人ときたらお礼の一つもなし。
気でもふれたみたいに
ふらふらとドアのほうに行っただけ。
あたくしと同じように感じている女性は
きっと他にもいるわ。
これが愛すべき女性に対する
扱いかしら。
ああ、もう何て世間なの!
今の世間にはまったく不満だらけだわ。
すっかり堕落してしまって、
男たちときたらみんなして
変なのばかり。
あたくしの若かったころはこんなじゃなかったわ。
愛すべき淑女に近づく時は
誰もが控えめだったものよ。
男たちは幸せそうで、
そのうちだんだんと
上品で礼儀正しいおしゃべりがはじまった。
天気のことや、
世の中のことについて話し合ったものだわ。
とにかく皆もっと礼儀正しかったのよ。
みんなとても優しくて、
気の利いた
ちょっとしたお世辞も言えたものだわ。
娘たちは拒みながらも
求愛する男たちに手を差し出し、
男たちは彼女を抱きしめ、キスをし、
そしてひざまずいた。
それから…それから…
娘たちはエプロンで顔を隠しながら首を振るの。
今の世間にはまったく不満だらけだわ。
すっかり堕落してしまって、
男たちときたらみんなして
変なのばかり。


第八場
イルメントラウト、マリー

マリー
イルメントラウト、あなた一人なの?

イルメントラウト
ええ、そうですよ、お嬢様。おいでなさい。

マリー
まだ騎士様はいらしていないようね。

イルメントラウト
今時は女性崇拝者が異常なほど少ないんですからね。でも、あの方はきっといらっしゃいますよ。あたくしにそう言づけられましたから。

マリー
会う約束をしなければよかったわ。

イルメントラウト
約束しなきゃよかったなんて、お笑いですわ。でもわかりますわ。娘の頃は何かと反抗したくなるものなんですよ。よく知っていますわ。

マリー
あなたは何でも知っているもの。 ねえ、なぜわたしがもう一度騎士様と話すことにしたかわかる?

イルメントラウト
あの方に指輪か何か、愛のしるしを見せるんでしょう?きっとお喜びになりますわ、お父さまはいつも反対なさっていますけど。


マリー
ちがうわ、お別れを言うのよ。だってあの方のお考えはあまり感心できないんですもの。


イルメントラウト
でも、あの方はあなたとの結婚を望んでいらっしゃるんではないの? あの方よりいい求婚者なんてそうざらにはいませんよ。

マリー
でも、パパはあの方を嫌がっているの。自分でも考えてみたけど、やっぱりパパが正しいわ。

イルメントラウト
でも、あの騎士様はハンサムで礼儀正しいじゃありませんか。

マリー
ハンサム?いつも夜しか会っていないから
わからないでしょうに。

イルメントラウト
しっ!あれは騎士様の足音ですわ。(嬉しそうに)
いらっしゃいましたわ。
(彼女は飛んで行き、ドアを開ける。)

マリー
ああ、憂鬱!


第九場
前場の人々。マントを羽織って騎士の姿になった伯爵。

Nr. 4 - フィナーレ

伯爵
夜の闇の中、
わたしはそっとここに訪ねてきた。
優しいお嬢さん、
待ってくれていたんだね。
希望を持ってもいいのか、
それとも絶望しなければならないのか。
言っておくれ、愛する人よ、
きみはわたしを愛してくれるだろうか。

マリー
(傍白。)
不安で不安で何も言えないわ。
震えが止まらない。

伯爵
何も言ってくれないのか?

イルメントラウト
(伯爵にそっと)
ここはあたくしにお任せを!
(マリーに)
お嬢さん、聞こえなかったの?

マリー
(深くお辞儀しながら)
伯爵様…

イルメントラウト
そうへりくだらないで。

伯爵
わたしは優しい愛の言葉だけがほしい。

イルメントラウト
(小声で伯爵に)
もうじき何か言いますわ。
でもちょっと恥ずかしがっているみたいで。
娘心っていうのはこんなものなんですよ。

マリー
あの方が忠誠をお誓いになるんではないかと思うと、
恐ろしくて言葉も出ないわ。
びくびくする。
わたしが誰を愛しているか
言ってしまったほうが
いいかしら。

伯爵
わたしが忠誠を誓うのではないかと、
びくびくしている。
恐ろしくて言葉も出ないようだ。
彼女は自分が愛する人の名前を
はっきり
告げるだろうか。

イルメントラウト
あの方が忠誠を誓うのではないかと、
びくびくしている。
恐ろしくて言葉も出ないみたい。
さあ、元気を出して、
あなたが誰を愛しておいでなのか
おっしゃいませ。
自然にお話しできるようにしましょうね。
あたくしは向こうに行っていますから…。

マリー
だめよ、だめよ、ここにいて。

イルメントラウト
ランプに油をさすだけですよ。

マリー
だったらわたし、火事だって騒ぐわよ。

イルメントラウト
はい、はい。

伯爵
ここにいらしていただけませんか?

イルメントラウト
わかりましたよ。ではここにいましょう。

伯爵
マリー、大事な人よ、何か言っておくれ。
この不安を終わらせておくれ。

イルメントラウト
(マリーに)
そう恥ずかしがらないで。

マリー
(小声でイルメントラウトに)
あなたが言って。

イルメントラウト
何をですか?

マリー
愛のしるしをくださるように
言ってみてちょうだい…。

イルメントラウト
(伯爵のほうに駆け寄る。)

マリー
そばにいて!

イルメントラウト
(小声で伯爵に)
あたくしに話しましたわ。

伯爵
本当か?

イルメントラウト
保証します。

マリー
(小声でイルメントラウトに)
わたしの言うことを聞いたら
彼はすぐ離れてくださると思うわ。

イルメントラウト
何ですって?

伯爵
(イルメントラウトに)
それで?

イルメントラウト
もうじき心構えができると思いますから
もう少しお待ちを。

伯爵
(独白。)
わたしの迷いは消えたぞ。
この沈黙でわかる。
彼女はただ一人を愛しているのだ。

マリー
あの方が忠誠をお誓いになるんではないかと思うと、
恐ろしくて言葉も出ないわ。
びくびくする。
わたしが誰を愛しているか
言ってしまったほうが
いいかしら。

伯爵
わたしが忠誠を誓うのではないかと、
びくびくしている。
恐ろしくて言葉も出ないようだ。
彼女は自分が愛する人の名前を
はっきり
告げるだろうか。

イルメントラウト
あの方が忠誠を誓うのではないかと、
びくびくしている。
恐ろしくて言葉も出ないみたい。
さあ、元気を出して、
あなたが誰を愛しておいでなのか
おっしゃいませ。

マリー
(決心して)
伯爵様、わたし、正直に申し上げます…。

イルメントラウト
(伯爵に)
ほら、言い出しましたわ。
(マリーに)
さあ、びくびくしないで、はっきりおっしゃい。

マリー
もうわたし、二度とあなたには会いませんわ。
そう決めたんです。

イルメントラウト
まあ、何てことを!あなた、どういうつもり?

伯爵
わたしを絶望に追いやらないでおくれ。
わたしの誓いを信じて、
冷たく追い払わないでほしい。
どうか希望の光を与えて
慰めておくれ。
貴族が嫌なのかい?
ただわたしはきみを愛しているだけだよ。
きみのためなら、栄光も富も
喜んで犠牲にしよう!


第十場
前場の人々。ゲオルクが急いで飛び込んでくる。

ゲオルク
親方だ!

マリー
パパだわ!

イルメントラウト
親方!

ゲオルク
まったくタイミングが悪い!

マリーとイルメントラウト
(伯爵に)
お逃げください、お逃げください!

伯爵
(マリーに)
では、永遠の別れを!

マリー
(彼に手を差し出す。)

イルメントラウト、マリー、ゲオルク
お逃げください!早く!

シュタディンガー
(外からよろい戸を押し開けて)
ちくしょう!騎士じゃないか!
おい、コンラート!ゲオルク!
いたずら小僧ども、どこにおる?

伯爵
(脇の出口から逃げていく。)

ゲオルク
(長い槍を取り、あたかも伯爵を追っているようにあちこち刺してまわる。)
出て行け!出て行け!
さもないと刺し殺すぞ!

シュタディンガーと職人たち
(それぞれ別の扉から入ってくる。)


第十一場
伯爵を除く前場の人々。シュタディンガー、職人たち。

職人たち
何があった?あのわめき声は何だ?
泥棒を捕まえよう!捕まえろ!

シュタディンガー
(ゲオルクに)
まったくとんだ騒ぎだ!
この間抜けめ、
騎士を中に通してしまったとは
あきれた話だ!

ゲオルク
彼はさっき来たばかりですよ。

マリーとイルメントラウト
彼はさっきいらしたばかりですわ。

シュタディンガー
(おうむ返しに)
彼はさっき来たばかりですよー
彼はさっきいらしたばかりですわー
ちくしょう、それなのに騒ぎもしなかったのか?
やつは出て行ってはいないはずだ。
家中を捜せ。
隈なく捜すんだ!
ぼさっとするな!

職人たち
(手分けして捜しはじめる。)

マリー
ねえ、パパ!

イルメントラウト
どうか親方!

シュタディンガー
黙らないか、このおしゃべりばあさん!

イルメントラウト
(我を忘れて)
おしゃべりばあさん!?

シュタディンガー
(マリーに)
おまえは修道院行きだ!

マリー
ああ、パパ!

シュタディンガー
(イルメントラウトに)
おまえは解雇だ!

イルメントラウト
(傷ついて)
おしゃべりばあさんだなんて!

マリー
(小声でゲオルクに)
騎士様はどこに?

イルメントラウト
(同じように)
もう外に出られましたか?

ゲオルク
(同じくそっと)
窓のところにいます。

マリー
よかったわ!
とにかくこの家にはもう二度と
いらっしゃらないほうがいいわ。

イルメントラウト
ああ、でもこの家には二度と
近づかれないほうがよろしいですわ。

ゲオルク
だが、彼はすぐにも
臆することなく門からまた入ってくるだろう。

シュタディンガー
やつが図々しくもまた入ってくるなど
決してあってはならん!

職人たち
(ふたたび集まってくる。)

シュタディンガー
見つからなかったか?

職人たち
ネズミ一匹いません。

シュタディンガー
コンラートはどこだ?

職人たち
家にいないようです。

ゲオルク
(脇の扉から今来たばかりのようなかっこうをして)
やつならもうとっくに寝ましたよ。

シュタディンガー
(びっくりして)
寝てるんだって?

マリーと職人たち
寝てる?

シュタディンガー
おまえこそねぼすけだ!
わたしも寝るとしよう、
朝一番に起きれるようにな。
この家をリーベナウ伯爵から
守らなくちゃならん。

職人たち
(嘲るように)
リーベナウ伯爵だって?おい、見ろよ。

マリー
どうか今回だけは赦してくださいな。

シュタディンガー
(マリーとイルメントラウトに)
さっさと寝なさい!

イルメントラウト
おしゃべりだなんてね!

シュタディンガー
(職人たちに)
おやすみ!

職人たち
おやすみなさいませ!

全員
(それぞればらばらに出て行き、舞台はしばらくの間空っぽで暗くなる。)

マリー
(ちょっと経ってから横のドアを開け、ランプを持って戻ってくる。)



第十二場
マリー一人。

レツィタティーフとアリア

マリー
(コンラートの部屋まで歩いて行き、様子をうかがう。)
眠っているのね。みんなが気をもんでいる時に
眠っていられるなんてふしぎだけど。
ああ、あの人はわたしほど感じてはくれないのね。
でなかったらわたしがそばにいるのが分かるはずだし、
おやすみを言いたがっているのも察してくれるはずですもの。
彼は本当にいい人だわ。誠実でしっかりしている。
あんなに心のきれいな人なんていないわ。
たとえ王様だって
あの人ほどわたしを喜ばせることなんてできないはず。
富だけあっても何の役にも立たない。
それは誰でも知っていること。
コンラートといればわたしはとても幸せ。
わたしにとって彼は王冠や国よりも価値がある。
彼を起こしたらどうかしら。
あの人といろいろおしゃべりしたいわ。
(ドアに近寄り、ノックしてそっと呼ぶ。)
コンラート。
(大きな声で)
コンラート!
(少し気分を損ねて大きな声で)
コンラート!あなた、冬眠してるんじゃないでしょうね?
(びくっとして)
まあ不注意だったわ。誰かに聞かれたかしら。
(彼女は足音を忍ばせて別の扉に近づき、
聞き耳を立てる。)
ああ、よかった。静まり返っている。
騎士様は無事お帰りになったかしら。
(彼女は後方のよろい戸をそっと開ける。真向かいから月光が差し込んでくる。)
素敵な夜だこと。星がきれいだわ。
(驚いて)
間違いないわ、あの木の陰に立っておいでなのは
騎士様よ。マントにくるまっていらっしゃるわ。
(急いでよろい戸を下ろし、
自分の思いを隠すように背を向ける。
やがて隙間からそっとのぞいて)
たしかに礼儀正しい方だし、ハンサムで上品な紳士だわ。
彼の妻に選ばれたりしたら
誰もがうらやましがるわよ。
だって、たしかに悪い話じゃないもの。
美しいお城に住み、
森も野原も自分のものと呼べるし、
大勢の召使いがつき従ってくれる。
馬上試合の時には玉座に座って、
美しい婦人たちに囲まれ、
バルコニーから
トランペットの音と共に
優しくまなざしを投げかけると、
それを合図に皆は戦いはじめる。
槍を突き合わせるうちに
やがて勝利者が決まって、
皆は満足げに勇敢な騎士に
手を振り、
賞賛の言葉とともに
月桂冠を授けるんだわ。
そしてこう言う声が聞こえるの。
「勇敢な騎士よ、こちらへ。
我が感謝を受けたまえ。
大変満足したぞ。
じつによくやった。」
それから黄金の間で開かれる
祝宴に向かい、
シャンデリアの下で
豪華な食事をいただく。
たしかに楽しそうだわ!
(間。)
ばかね、わたしったら何を考えてるのかしら。
いくら何でも子どもじみてるわ。
富だけあっても何の役にも立たない。
それは誰でも知っていること。
コンラートといればわたしはとても幸せ。
わたしにとって彼は王冠や国よりも価値がある。
(ランプを取り、彼の部屋のほうを見ながら
退場の間際に歌う。)
いとしい方、ゆっくりお眠りになって。
あなたの恋人は安眠を願っているわ。
おやすみなさい。ゆっくりおやすみになって!

幕が静かに下りる。
ERSTER AUFZUG

Ouvertüre

Stadingers Werkstätte mit Öfen, Ambossen und sonstigen Schmiedegerätschaften

Durch die im Hintergrund befindlichen Fenster erblickt man eine reizende Landschaft nebst einem Teil der Stadt, von der Abendsonne beleuchtet. Rechts und links Seitentüren, die ins Innere des Hauses führen. Der Haupteingang ist im Hintergrund

ERSTER AUFTRITT
Der Graf

Gesellen, bei der Arbeit beschäftigt; später Georg

Nr. 1 - Introduktion

GESELLEN
Sprühe, Flamme! Glühe, Eisen!
Dass des Feuers Hammers Allgewalt
dich nach hergebrachten Weisen
fügsam mache alsobald.
Manneskraft
rüstig schafft,
was des Helden Brust beschützt;
bringt uns Ehr',
wenn die Wehr,
wenn die blanke Waffe blitzt.
Hammerschlag, Ambossklang,
unser Lied und Gesang!

GRAF
als Schmiedegeselle gekleidet
Sie liebt mich wahr und innig,
und doch quält Argwohn mich,
dass sie's auch ernstlich meine,
wenn liebeflehend ich
im Ritterschmuck erscheine.

GEORG
ebenfalls als Schmiedegeselle gekleidet, zur Haupttür hastig eintretend
He, Konrad!

GRAF
Was gibt's?

GEORG
leise zum Grafen
'ne Neuigkeit:
Nicht weit von hier,
da hält ein Wagen,
ich höre fragen
und schau hinein;
wer, denke ich, kann das wohl sein?

GRAF
So sprich: Wer war's?

GEORG
Das Fräulein von Katzenstein,
Eure Braut.

GRAF
Hol sie der Teufel!

GEORG
Sie zwingt am Ende doch
Euch noch ins Ehejoch.

GRAF
auffahrend
Wohlan, es sei beschlossen:
Geendet wird das Spiel.
Bei meinem Barte schwör ich -


GEORG
leise ihm zuflüsternd
Den habt Ihr abgeschnitten.

GRAF
Bei meines Stammes Ehre
und echtem Rittersinn:
Morgen um diese Stunde
weiss ich, woran ich bin.

EIN GESELLE
vortretend
So redet doch nur leiser;
ihr wisst ja, dass der Meister
da drinnen jetzt studiert
und Medizin traktiert.

GEORG
's wär Verbrechen, ihn zu stören;
keinen Laut mehr soll er hören.
Gehet leise an die Arbeit,
auf, dass uns kein Vorwurf trifft.
Geht leise an die Arbeit, leise!

Sie fangen mit grossem Geräusch wieder an zu hämmern

GESELLEN
Sprühe, Flamme! Glühe, Eisen!
Dass des Feuers Hammers Allgewalt
dich nach hergebrachten Weisen
fügsam mache alsobald.
Manneskraft
rüstig schafft,
was des Helden Brust beschützt;
bringt uns Ehr',
wenn die Wehr,
wenn die blanke Waffe blitzt.
Hammerschlag, Ambossklang,
unser Lied und Gesang.


ZWEITER AUFTRITT
Die Vorigen. Stadinger mit grossen Medizingläsern und Kräutertüten von der Seite

STADINGER
Bringt eilig Hut und Mantel mir,
ich muss das Haus verlassen.
Darum, Georg, befehl ich dir,
genau mir aufzupassen,
dass der Herr Ritter nicht etwa -
wie's öftermalen schon geschah -
wagt, zu verliebten Streichen
sich hier ins Haus zu schleichen.
Du treibst ihn fort; wenn er sich wehrt,
so jagst du ihn mit Lanz' und Schwert.

Nun muss ich fort, denn in der Näh'
hab ich Patienten liegen;
des Nachbars Sattelpferd ist krank
und seine beiden Ziegen.
Ich bin der einz'ge in der Stadt,
zu dem das Vieh Vertrauen hat.
Drum ruh und raste ich auch nicht
in der Erfüllung meiner Pflicht.

Tret ich vors Haus, ich will nur reden
von dem, was täglich mir passiert,
so treff ich einen Quadrupeden,
den meine Wissenschaft kuriert.
Ich flösse jedem, gross und klein,
nebst Medizin auch Achtung ein -
und alle, wo sie mich erblicken,
sie möchten mich ans Herze drücken:
Denn jegliche Physiognomie
spricht: »Du gehörst fürs liebe Vieh!«

Es schlägt sieben Uhr

DIE GESELLEN
rufen
Feierabend!
gesungen
Horch, die Feierstunde schlägt,
hinaus, hinaus ins Freie!

STADINGER
Halt, nicht gleich so aufgeregt!
Höret, dann sich jeder freue!
Morgen ist der wicht'ge Tag,
wo vor fünfundzwanzig Jahren
grosse Ehre ich erfahren,
man zum Meister mich kreieret;
darum werd, wie sich's gebühret,
ich ein Fest auf morgen geben,
fröhlich mit Gesang und Klang.

GESELLEN
Unser Meister, er soll leben
noch viele Jahre lang!

STADINGER
Jetzt zur Sache, denn für morgen
ist noch manches zu besorgen.

Zu jedem einzeln

Du gehst sogleich hier nebenan,
den Nachbar einzuladen;
du bittst den Vetter Schneider mir
auf Wein und süssen Fladen;
du ladest mir den Richter ein
auf Käse, Brot und Butter;
du bittest den Gerichtsvogt her
mit seiner Schwiegermutter.
Die andern Gäste, gross und klein,
lud ich schon selber alle ein.
Es kommt ein ganzer Haufen
zum essen und zum -

GEORG
spricht
Aber Meister!

STADINGER
 - trinken;
und alle sollen froh und fröhlich sein.

Zu einzelnen Gesellen

Du gehst zum Nachbar,
du gehst zum Schneider,
du bittst den Richter,
du den Gerichtsvogt,
du zum Nachbar,
du zum Schneider,
du zum Richter,
du zum Vogte.
Das soll ein Tag der Freude sein,
sie alle sollen tanzen, sollen singen,
sollen jubeln, sollen springen,
alle sollen fröhlich sein.

GESELLEN
Ja, gross und klein laden wir ein
zum Tanzen, zum Singen,
zum Jubeln, zum Springen!
Das soll ein Tag der Freude sein!

Stadinger zur Mitte ab. Die Gesellen zu verschiedenen Seiten


DRITTER AUFTRITT
Der Graf. Georg

GEORG
Gott sei Dank, dass wir den alten Quacksalber los sind, wir haben gar mancherlei zu besprechen. Die alte Schachtel also - wollte sagen: das Fräulein - Eure Braut -

GRAF
So schweig doch mit deiner Braut; es kam mir nie in den Sinn, mich mit ihr zu verloben.

GEORG
Was nützt das? Sie lässt Euch nicht aus dem Garne und wird alles aufbieten, Eure Pläne zu vereiteln. Sie ist bei unserem Verbündeten, dem Gastwirt, abgestiegen.

GRAF
Desto besser, so können wir durch ihn erfahren, was sie im Schilde führt.

GEORG
Herr Ritter, ich fürchte, dieser Brenner ist ein Spitzbube, er hält's mit jedem, der tüchtig zahlt.

GRAF
Immerhin. Auf jeden Fall ist es Zeit, dem tollen Treiben ein Ende zu machen.

GEORG
Nun, es freut mich, dass Ihr es selbst einseht. O Herr Ritter, Ihr seid ein entsetzlicher Mensch.

GRAF
Bursche!

GEORG
Versteht mich recht. Dass Ihr Euch in die Tochter eines Waffenschmieds verliebt habt, darin liegt nichts Entsetzliches, auch nicht, dass Ihr mich veranlasstet, meinen schlanken Leib in dies russige Wams zu stecken; aber dass Ihr mich verleitet habt, um Euretwillen meine Ehrlichkeit zum Teufel zu jagen, falsche Lehrbriefe zu schmieden, damit uns der Meister aufnehmen konnte, o Herr Ritter, diese Sünde lastet schwer auf Euch.

GRAF
Du bist ein Narr!

GEORG
Euer Kamrad bin ich und kein Narr.

GRAF
Georg!

GEORG
Lassen wir's gut sein. Nur noch das eine: Wollt Ihr das Mädchen heiraten?

GRAF
Freilich will ich das.

GEORG
Und Euer alter Adel?

GRAF
Die Liebe gleicht alles aus.

GEORG
Die Liebe? Ach, bester Herr Ritter, wie mancher böse Bube hat schon seine schlechten Streiche auf ihre Rechnung geschrieben, der in seinem Leben nicht wusste, was Liebe ist.

GRAF
will auf ihn los
Elender, du erfrechst dich?

GEORG
He, Kamrad! Du wirst doch Spass verstehen. Verzeiht, es war ein dummer Scherz. Also ernsthaft: Glück auf, Herr Ritter! Mögen sich immerhin Eure Vorfahren den Knebelbart ausraufen, Ihr macht Euch und Euer Weib glücklich. Nun aber: Euer Plan?

GRAF
Morgen tret ich vor den Alten als Graf von Liebenau und begehre offen und ehrlich seiner Tochter Hand.

GEORG
Das lasst Euch vergehen.

GRAF
Warum?

GEORG
Weil der alte Pferdedoktor alles hasst, was Ritter heisst.

GRAF
Du meinst die Geschichte mit seinem Weibe?

GEORG
Nun freilich. Sie liess sich eines schönen Abends von einem Geharnischten entführen, daher seine Wut.


GRAF
Ich werde mein Heil versuchen! Heute abend will ich als Ritter die Treue meines Mädchens noch einmal auf die Probe stellen; denn betrügt sie den Schmiedegesellen Konrad, so betrügt sie auch den Ritter Liebenau.

GEORG
Ist denn das nicht einerlei, ob sie Euch als Ritter oder als Schmied liebt?

GRAF
Sie liebt mich als Ritter und als Schmied, folglich zwei, und ein Weib soll nur einen lieben.


GEORG
Sie liebt ja auch nur einen.

GRAF
Das verstehst du nicht.

GEORG
Es scheint mir auch so.

GRAF
Ich gehe, mich zu verwandeln, es ist spät.
lächelnd
Du wirst mich doch nicht mit Lanz' und Schwert empfangen, wenn ich zurückkehre?

GEORG
achselzuckend
Des Meisters Gebot -

GRAF
Du Spitzbube! Bin ich erst am Ziele meiner Wünsche -

GEORG
Dann, Herr Ritter -?

GRAF
Dann sollst du mich erkenntlich finden!
Er geht durch die Mitte ab


VIERTER AUFTRITT
Georg allein

GEORG
Das will ich auch hoffen, denn obwohl ich meiner Profession nach eigentlich vom Amboss stamme, so möchte ich doch all die Strapazen nicht umsonst mitgemacht haben! Jetzt will ich erst anfangen zu leben, zu geniessen! Das heisst aber: mit Verstand, nicht wild in den Tag hinein! Ich will mir das Leben schon angenehm machen!

Nr. 2 - Arie

Man wird ja einmal nur geboren,
darum geniesse jedermann
das Leben, eh es noch verloren,
so viel als er nur immer kann.
Doch muss man, wahrhaft froh zu leben,
sich mit Verstand der Lust ergeben.
Ich hab den Wahlspruch mir gestellt:
Man lebt nur einmal in der Welt!

Der keusche Joseph in der Bibel -
ich führ ihn nur als Beispiel an -
er war von Aussehn gar nicht übel
und ein gar tugendhafter Mann.
Doch seine Keuschheit ganz alleine
hätt nimmer ihn mit Ruhm bedeckt -
die Schlauheit half ihm auf die Beine!
Drum hab ich vor dem Mann Respekt.
Er lebt in Freuden,
von allen Seiten
ward Gold und Weihrauch ihm gestreut.
Er war gescheit!
Man wird ja einmal nur geboren,
darum geniesse jedermann
das Leben, eh es noch verloren,
so viel als er nur immer kann.
Doch muss man, wahrhaft froh zu leben,
sich mit Verstand der Lust ergeben.
Ich hab den Wahlspruch mir gestellt:
Man lebt nur einmal in der Welt!

Man hat schon in den frühsten Tagen
durch List und Schlauheit viel erreicht;
wenn auch die Leute immer sagen,
den Dummen sei das Glück geneigt.
Die Dummheit bietet selten Zinsen,
sonst leistete ja Esau nicht
für eine Schüssel dicker Linsen
auf seine Erstgeburt Verzicht.
Viel Leute leben ohne Sorgen
so grad nur in den Tag hinein;
ich will geniessen,
jedoch auch wissen,
warum ich mich der Lust geweiht.
Darum gescheit!
Nur stets gescheit!
Man wird ja einmal nur geboren,
darum geniesse jedermann
das Leben, eh es noch verloren,
so viel als er nur immer kann.
Doch muss man, wahrhaft froh zu leben,
sich mit Verstand der Lust ergeben.
Ich hab den Wahlspruch mir gestellt:
Man lebt nur einmal in der Welt!

Er geht ab


FÜNFTER AUFTRITT
Brenner, den Ritter Adelhof hereinführend

BRENNER
Belieben Euer hochfreiherrlichen Gnaden nur hereinzuspazieren.

ADELHOF
Hier also wohnt der Waffenschmied?

BRENNER
Hans Stadinger, berühmter Waffenschmied und ausgezeichneter Tierarzt; wollen Euer Gnaden von seinen Talenten Gebrauch machen - von seinen Waffen und Harnischen - meine ich.

ADELHOF
Dazu kann Rat werden. Eigentlich aber bin ich aus andern Gründen da - Er ist verwandt mit dem Waffenschmied?

BRENNER
Euer Gnaden aufzuwarten, sein leiblicher Schwager. Seine Frau nämlich -

ADELHOF
Schon gut! Der Waffenschmied hat eine schöne Tochter! He?

BRENNER
Oh! Ein wahrer Apollo, wie die Gelehrten sagen.


ADELHOF
Befindet sich unter den Gesellen hier im Hause einer namens Konrad?

BRENNER
Konrad? Ganz recht! Für sich. Wo will denn das hinaus?


ADELHOF
Es soll ein hübscher Bursche sein?

BRENNER
Das will ich meinen. Für sich. Dahinter steckt etwas!

ADELHOF
Der Bursche und das Mädchen lieben sich?

BRENNER
Ja - ich weiss nicht - man munkelt so etwas.

ADELHOF
Ich hab's für gewiss gehört. Sie sollen sich heiraten.

BRENNER
Wie? Sie sollen -?

ADELHOF
Ich bin beauftragt, die Verbindung zustande zu bringen.

BRENNER
Ausserst schmeichelhaft für das junge Paar, aber wie versteh ich denn -

ADELHOF
Ich will mich deutlicher ausdrücken, damit Ihm die Sache klar wird. Ich bin der Ritter Adelhof aus Schwaben.

BRENNER
Ah, sehr erfreut; schöne Gegend! Das Schwaben meine ich.


ADELHOF
Die Dame, die ich begleite, ist das Fräulein von Katzenstein; meine Zukünftige.

BRENNER
Gratuliere untertänigst.

ADELHOF
Und diese meine Braut ist es, welche die Heirat wünscht.

BRENNER
Das gnädige Fräulein haben also die Passion, herumzureisen, um junge Paare glücklich zu machen.

ADELHOF
Das wohl auch nebenbei, aber - Er scheint mir eine ehrliche Haut, mit Ihm kann man von der Leber weg reden.
vertraulich
Kennt Er den Grafen von Liebenau?

BRENNER
für sich
Aha!
laut
Versteht sich, wer wird den nicht kennen.

ADELHOF
Nun, sieht Er, der hatte früher auf mein Fräulein -

BRENNER
Jawohl, ich erinnere mich -

ADELHOF
etwas stutzig
Was?

BRENNER
verlegen
Nun, er hatte früher - auf das Fräulein geschimpft.

ADELHOF
Im Gegenteil, er hatte ein Auge auf sie.

BRENNER
Richtig, so war's.

ADELHOF
Das Fräulein aber gab ihm einen Korb.

BRENNER
für sich
Umgekehrt wird ein Schuh draus.


ADELHOF
Was sagt Er vom Schuh?

BRENNER
Ich sage: mein Nachbar, der Schuster, hat mir die Geschichte erzählt.

ADELHOF
Nun hat das Fräulein erfahren, dass der Ritter Liebenau dem jungen Mädchen hier im Hause nachstellt; ein leichtsinniger Zeisig soll er sein -

BRENNER
Dafür bekannt.

ADELHOF
Mein Fräulein aber, die Sittenhaftigkeit selbst, kann solchen Unfug nicht zugeben, darum wünscht sie, dass der Geselle Konrad -

BRENNER
Eiligst und schleunigst das Mädchen heirate, verstehe. - Ist das Fräulein auch aus Schwaben?

ADELHOF
Nein. Warum?

BRENNER
Ich meine nur. Die Sache ist wirklich äusserst schlau ausspekuliert; denn wenn der Geselle Konrad das Mädchen heiratet, so ist der Ritter -

ADELHOF
lachend
Geprellt!

BRENNER
ebenso
Und wie! Er muss mit langer Nase abziehen. -
Beide lachen
Die Hauptsache ist aber nun, dass wir den Alten für die Heirat gewinnen.

ADELHOF
Deswegen bin ich ja hier. Und wenn Er meine Sache unterstützen will, so gibt Ihm das Fräulein hier im voraus -
Er gibt ihm eine Börse

BRENNER
Die edle Dame besitzt eine ausgezeichnete Bildung - untertänigsten Dank - Wollen Eure Gnaden sich hier etwas auswählen, während ich den Alten rufe -

ADELHOF
wendet sich nach dem Hintergrunde, die Waffenstücke musternd
Sieh, sieh! Die Ware scheint nicht schlecht!

BRENNER
im Vordergrunde für sich
Nun bin ich im klaren. Das Fräulein ist aus Eifersucht unserm Grafen nachgereist, und, um sich seinen Besitz zu sichern, soll nun - die Sache ist sehr komisch - hahaha! - Und dieser schlaue Kundschafter - o guter Schwabe, du scheinst mir ein sehr dummer Schwabe.

Er will lachend zur Seite ab.


SECHSTER AUFTRITT
Die Vorigen. Irmentraut

IRMENTRAUT
Brenner entgegen und sehr geschwätzig
Schönsten guten Abend, verehrtester Herr Brenner. Er sucht den Meister Stadinger, aber alles ausgeflogen, alles ins Freie. Der Abend ist zu schön, kein Wölkchen am Himmel, kein Lüftchen weht, ich ginge gar zu gern auch noch ein wenig ins Grüne, aber du lieber Gott, man hat zu viel zu tun, der letzte Tag in der Woche, das ganze Hauswesen ruht auf mir - morgen ist Sonntag -

ADELHOF
leise zu Brenner
Ist dies die Tochter vom Hause?

BRENNER
Das weniger.

IRMENTRAUT
fortfahrend
Morgen ist Sonntag, dazu das Fest, welches er morgen veranstaltet draussen auf dem Weinberge -
zu Brenner
ach, Er war wohl lange nicht draussen - der Weinberg ist viel grösser - der Alte kaufte doch im vorigen Jahre -


BRENNER
Ja, doch, Jungfrau Irmentraut, ich kenne die ganze Geschichte. - Also mein Schwager ist nicht daheim?

IRMENTRAUT
Nicht daheim! Die Unpässlichkeit der lieben Tiere macht ihm jetzt viel zu schaffen. Des Herrn Nachbars ganze Familie vierfüssigerseite befindet sich -

BRENNER
zu Adelhof
Ja, Euer Gnaden, da bleibt uns nichts andres übrig als wiederzukommen.

ADELHOF
Dumm, dumm, dumm! Ich hätte so gern dem Fräulein heute schon -

BRENNER
Morgen ist auch noch ein Tag.

IRMENTRAUT
Ei freilich, morgen ist auch noch ein Tag und welcher Tag; es heisst freilich, was du heute tun kannst, verschiebe nicht auf morgen, aber wenn die Notwendigkeit -

BRENNER
Eben deshalb - Guten Abend, Jungfrau Irmentraut. - Wenn es Euer Gnaden gefällig wäre -

IRMENTRAUT
Euer Gnaden sind gewiss ein Fremder,wollen die Merkwürdigkeiten unsrer Stadt in Augenschein nehmen - oh, Sie werden überrascht sein. Wir haben sechstausend Einwohner, die Gegend ist etwas sumpfig, aber fruchtbar. Hier in der Nähe der Liebfrauenkirche der edle Wein, Liebfrauenmilch genannt, Euer Edlen werden ihn wohl kennen -

ADELHOF
im Abgehen
Die Person hat ja ein beispielloses Mundwerk.

BRENNER
ebenso
Also auf Wiedersehen! Bis morgen, bis morgen!

Adelhof und Brenner gehen ab


SIEBENTER AUFTRITT
Irmentraut allein

IRMENTRAUT
Das ist ein recht ungehobelter Klotz, dieser Herr Euer Gnaden; hat er nur ein einziges freundliches Wörtchen mit mir gesprochen? Was haben die Männer jetzt für Sitten, wenn sie einer zarten Jungfrau gegenüberstehen! Wie anders waren sie zu meiner Zeit - vor einigen Jahren noch, will ich sagen - aber es ist, als ob sich die Welt rein umgedreht hätte.

Nr. 3 - Ariette

Welt, du kannst mir nicht gefallen,
hast dich förmlich umgekehrt,
von den heut'gen Männern allen
ist auch keiner etwas wert.
Ich trete ein
mit Schüchternheit,
doch sie verliert sich mehr und mehr;
der grobe Mann
sieht mich nicht an,
als ob ich alt und hässlich wär.
Ich sag ihm
und sehr gemessen,
was man hier Sehenswertes nennt;
er dankt mir nicht,
läuft wie besessen
zur Tür, als ob der Kopf ihm brennt.
O holde Schwestern ihr,
die ihr Gefühl gleich mir,
heisst das nun Achtung, sprecht,
vorm zarteren Geschlecht?
O Welt, o Welt!
Welt, du kannst mir nicht gefallen,
hast dich förmlich umgekehrt,
von den heut'gen Männern allen
ist auch keiner etwas wert. -
In früheren Zeiten
naht man bescheiden
stets einer zarten Jungfrau sich,
und man war selig,
entspann allmählich
sich ein Gespräch fein sittiglich.
Man sprach vom Wetter,
von teuren Zeiten,
und nach und nach, jedoch ganz fein,
wusst man gar zart
vorzubereiten
von Lieb' ein einzig winzig Wörtelein.
Man reichte abgewandt
dem Flehenden die Hand;
er drückte, küsste sie,
sank vor uns auf die Knie,
und dann - und dann -
Verschämt ihre Schürze vor die Augen haltend
Welt, du kannst mir nicht gefallen,
hast dich förmlich umgekehrt,
von den heut'gen Männern allen
ist auch keiner etwas wert.


ACHTER AUFTRITT
Irmentraut. Marie

MARIE
Irmentraut, bist du allein?

IRMENTRAUT
Ja doch, mein Herzchen, komm nur.

MARIE
Ist der Ritter noch nicht hier?

IRMENTRAUT
Heutzutage sind die Liebhaber nicht mehr wie sonst. Aber er kommt gewiss, er hat mir's sagen lassen.


MARIE
Ich hätte doch nicht einwilligen sollen.

IRMENTRAUT
Nicht einwilligen sollen, da muss ich lachen! Ich weiss, wie wir Mädchen sind, ich habe mich oft gesträubt, aber es hat nichts geholfen. Das weiss ich besser.

MARIE
Du weisst immer alles besser. Weisst du, warum ich den Ritter noch einmal sprechen will?

IRMENTRAUT
Ihm ein Liebeszeichen zu geben, ein Ringelchen oder so etwas dergleichen, und - das wird ihm gar nicht unangenehm sein, wie dein Vater immer zu sagen pflegt.

MARIE
Nicht doch, den Abschied will ich dem Ritter geben, denn er ist ein böser Mensch, der keine guten Absichten haben kann.

IRMENTRAUT
Aber Engelskind, will er dich denn nicht heiraten? Kann ein Mann bessere Absichten haben?

MARIE
Mein Vater will mich ihm aber nicht geben - und ich habe mir's wohl überlegt, der Vater hat recht.

IRMENTRAUT
Aber der Ritter ist ein so schöner, artiger Herr!

MARIE
Schön? Und hast ihn, wie ich, nur immer nachts gesehen.


IRMENTRAUT
Still! - Das ist des Ritters Tritt! Freudig.
Er kommt, er kommt!
Sie eilt ihm entgegen und öffnet ihm die Tür

MARIE
Ach, lieber Gott, mir wird angst und bang!


NEUNTER AUFTRITT
Die Vorigen. Der Graf als Ritter in einen Mantel gehüllt

Nr. 4 - Finale

GRAF
Bei nächt'gem Dunkel
schleich ich herein,
Dank, holdes Mädchen,
du harrest mein.
Was darf ich hoffen,
was fürchten, sprich:
Schlägt, Heissgeliebte,
dein Herz für mich?

MARIE
beiseite
Ich weiss vor Angst kein Wort zu sagen.
Ich zittre wie ein Espenlaub.

GRAF
Du schweigst?

IRMENTRAUT
leise zum Grafen
Nur stille, ich will fragen!
zu Marie
So hör doch, Kind, bist du denn taub?

MARIE
mit tiefem Knicks
Herr Graf -

IRMENTRAUT
Nicht gar so untertänig.

GRAF
Ein süsses Wort der Liebe nur.

IRMENTRAUT
leise zum Grafen
Es kommt, sie ziert sich nur ein wenig,
das liegt in unserer Natur,
das liegt uns Mädchen in der Natur.

MARIE
Ich weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
wenn auch sein Mund mir Treue schwört.
Soll ich bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem mein Herz gehört?

GRAF
Sie weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
ob auch mein Mund ihr Treue schwört.
Möcht sie bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem ihr Herz gehört?

IRMENTRAUT
Sie weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
ob auch sein Mund ihr Treue schwört.
Nur frisch bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem dein Herz gehört.
's wird besser euch vom Munde fliessen,
wenn ihr allein -

MARIE
Nein, nein, du bleibst da.

IRMENTRAUT
Ich will ja Öl nur auf die Lampe giessen.

MARIE
Ich schreie: Feuer! Feuer!

IRMENTRAUT
Ja doch, ja.

GRAF
Ihr bleibt!

IRMENTRAUT
Ja doch, ich will nicht weichen.

GRAF
Marie, teures Mädchen, sprich
und ende dieses bange Schweigen!

IRMENTRAUT
zu Marie
Sei doch nicht gar so zimperlich.

MARIE
leise zu Irmentraut
Sag ihm -

IRMENTRAUT
Was denn?

MARIE
Er soll gewähren
ein Zeichen seiner Liebe mir -

IRMENTRAUT
eilt zum Grafen

MARIE
Bleib doch!

IRMENTRAUT
leise zum Grafen
Sie will sich mir erklären.

GRAF
Im Ernst?

IRMENTRAUT
Ich stehe gut dafür.

MARIE
leise zu Irmentraut
Hör doch! Will er mir das gewähren,
so soll er mich verlassen gleich.

IRMENTRAUT
Wie?

GRAF
zu Irmentraut
Nun?

IRMENTRAUT
Sie ist noch beim Erklären,
bald ist sie fertig, freuet Euch!

GRAF
für sich
Mein Argwohn schwindet.
Dies Schweigen kündet,
dass sie nur einen, einen liebt.

MARIE
Ich weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
wenn auch sein Mund mir Treue schwört.
Soll ich bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem mein Herz gehört?

GRAF
Sie weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
ob auch mein Mund ihr Treue schwört.
Möcht sie bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem ihr Herz gehört?

IRMENTRAUT
Sie weiss vor Zagen
kein Wort zu sagen,
ob auch sein Mund ihr Treue schwört.
Nur frisch bekennen,
den Namen nennen
des Teuren, dem dein Herz gehört.

MARIE
sich ein Herz fassend
Herr Graf, ich muss Euch frei gestehen -

IRMENTRAUT
zum Grafen
Es kommt, es kommt.
zu Marie
Nur dreist und nicht verzagt.

MARIE
Ich darf Euch ferner nicht mehr sehen -
mein Herz - mein Herz ist schon versagt.

IRMENTRAUT
Kind, bist du toll? Was fällt dir ein?

GRAF
Willst du mich der Verzweiflung weihn?
Du lässt mich kalt von hinnen scheiden,
misstraust der Treue Schwur?
O gönne mir als Trost im Leiden
den Schein der Hoffnung nur!
Verschmähst du, weil ich vornehm bin,
nur meines Herzens Triebe?
Gern gäb ich Glanz und Reichtum hin
für dich, für deine Liebe!


ZEHNTER AUFTRITT
Die Vorigen. Georg eilig

GEORG
Der Meister!

MARIE
Der Vater!

IRMENTRAUT
Der Meister!

GEORG
Dass ihn der Teufel hol!

MARIE UND IRMENTRAUT
zum Grafen
Entfernt Euch! Entfernt Euch!

GRAF
zu Marie
Das letzte Lebewohl!

MARIE
reicht ihm die Hand

IRMENTRAUT, MARIE und GEORG.
Entfernt Euch! Fort! Fort!

STADINGER
stösst von aussen den Fensterladen auf
Alle Teufel! Der Ritter!
He, Konrad! Georg!
Wo stecken die Schlingel?

GRAF
entfernt sich durch die Seitentür

GEORG
nimmt eine lange Lanze und sticht überall herum, als ob er den Grafen verfolge
Reisst aus! Reisst aus!
Ich spiess Euch auf!

STADINGER und GESELLEN
kommen von verschiedenen Seiten


ELFTER AUFTRITT
Die Vorigen ohne Graf. Stadinger. Gesellen

GESELLEN
Was ist geschehen? Was soll das Schrein?
Fangt auf den Dieb! Fangt auf, fangt auf!

STADINGER
zu Georg
Hagel und Wetter!
Du dummer Tölpel,
du liessest den Ritter
ja doch hinein.

GEORG
Er kam soeben -

MARIE und IRMENTRAUT
Er kam soeben.

STADINGER
ihnen nachäffend
Er kam soeben -
Er kam soeben -
Gesindel, wollt ihr wohl ruhig sein?
Er ist nicht hinaus -
durchsucht das Haus -
rührt eure Beine!
Nicht so faul!

DIE GESELLEN
teilen sich nach verschiedenen Seiten

MARIE
Ach, lieber Vater!

IRMENTRAUT
Ach, lieber Meister!

STADINGER
Still, altes Plappermaul!

IRMENTRAUT
ausser sich
Plappermaul!

STADINGER
zu Marie
Du kommst ins Kloster!

MARIE
Ach, lieber Vater!

STADINGER
zu Irmentraut
Sie aus dem Haus!

IRMENTRAUT
gekränkt
Ein altes Plappermaul!

MARIE
leise zu Georg
Wo ist der Ritter?

IRMENTRAUT
ebenso
Ist er hinaus?

GEORG
ebenso
Zum Fenster.

MARIE
Gott sei Dank!
Nein, nun darf er nie mehr wagen,
dieser Pforte kühn zu nahn.

IRMENTRAUT
Ach, nun wird er nie mehr wagen,
dieser Pforte kühn zu nahn.

GEORG
Doch er wird sich ohne Zagen
bald der Pforte wieder nahn.

STADINGER
Ha, er soll es nie mehr wagen,
dieser Pforte kühn zu nahn.

DIE GESELLEN
sammeln sich wieder

STADINGER
Nichts gefunden?

GESELLEN
Keine Maus!

STADINGER
Wo ist der Konrad?

GESELLEN
Nicht zu Haus!

GEORG
sich stellend, als ob er eben erst von der Seite aufträte
Der liegt schon längst in süsser Ruh'.

STADINGER
verwundert
Er schläft?

MARIE UND GESELLEN
Er schläft?

STADINGER
Schlafmütze du!
Ich will nun auch zur Ruhe gehn,
um mit dem Frühsten aufzustehn
und meinem Hause Ruh' zu schaffen
vor diesem Liebenauer Grafen.

GESELLEN
spöttisch
Graf Liebenau? Schau, schau!

MARIE
O verzeiht nur einmal noch.

STADINGER
zu Marie und Irmentraut
Marsch zu Bett!

IRMENTRAUT
Plappermaul!

STADINGER
zu den Gesellen
Gute Nacht!

GESELLEN
Gute Nacht!

ALLE
entfernen sich nach verschiedenen Seiten. Die Bühne bleibt eine Zeitlang leer und dunkel

MARIE
öffnet dann leise die Seitentür und tritt mit der Lampe leise wieder herein


ZWÖLFTER AUFTRITT
Marie allein

Rezitativ und Arie

MARIE
schleicht nach Konrads Kammer und horcht
Er schläft! Wir alle sind in Angst und Not,
und er kann schlafen, das begreif ich nicht.
Ach, er fühlt nicht wie ich, sonst müsst er ahnen,
dass ich ihm nahe bin, dass ich mich sehne,
ne gute Nacht aus seinem Mund zu hören.
Er ist so gut, so brav und bieder,
sein redlich Herz find't man nicht mehr;
wie er beglückt mich keiner wieder,
und wenn's der König selber wär!
Reichtum allein tut's nicht auf Erden,
das ist nun einmal weltbekannt;
mit Konrad kann ich glücklich werden,
er gilt mir mehr als Kron' und Land.
Wie wär's, wenn ich ihn weckte? Gar zu gern
möcht ich ein süsses Wort mit ihm noch plaudern.
Sie geht an die Tür, klopft und ruft leise
Konrad!
lauter
Konrad!
ärgerlich und laut rufend
Konrad! Du Murmeltier!
Sie erschrickt
Wie unvorsichtig! Wenn man mich gehört!
Sie schleicht auf den Zehen zu den anderen Türen und horcht
Nein, Gott sei Dank, 's ist alles still geblieben.
Ob wohl der Ritter glücklich heimgekehrt?
Sie öffnet leise den Fensterladen im Hintergrunde. Man erblickt die Gegend im Mondenschein.
O schöne Nacht, wie hell die Sternlein flimmern!
Sie erschrickt
Täusch ich mich nicht, so stehet dort am Baume
der Ritter noch, im Mantel eingehüllt.
Sie riegelt schnell den Laden zu und stellt sich mit dem Rücken dagegen, als wolle sie ein Eindringen verhüten, dann sieht sie durch die Spalte
Ein art'ger Herr ist's freilich, schlank und fein,
und zu beneiden mag die Dame sein,
die er zur Gattin sich erwählt.
's mag freilich nicht so übel sein,
zu wohnen in 'nem schönen Schloss,
zu sagen: Feld und Wald sind mein,
und mir gehorcht der Diener Tross.
Zu thronen beim Turniere
inmitten schöner Fraun
und hoch von dem Altane
voll Huld hinab zu schaun,
wie sie die Lanzen brechen
beim Schalle der Trompeten,
wie sie sich hauen, stechen,
bis einer Sieger ist;
man winket dann dem Tapfern
mit wohlgefäll'ger Mien'
und reicht mit schönen Worten
den Ehrenkranz ihm hin.
Man spricht - man spricht:
Hier, lieber tapfrer Rittersmann,
sei Euch mein schönster Dank gebracht,
ich schaut Euch mit Vergnügen an,
Ihr habt's recht gut gemacht.
Dann zum Bankett,
zum reichen Mahl
im goldnen Saal
beim Kerzenschein!
Das muss 'ne wahre Wonne sein!
Pause
Was ficht dich an, du töricht Mädchen?
Dein kind'scher Sinn führt dich zu weit!
Reichtum allein tut's nicht auf Erden,
das ist nun einmal weltbekannt;
mit Konrad kann ich glücklich werden,
er gilt mir mehr als Kron' und Land.
Sie nimmt die Lampe, und sich nach seiner Tür wendend, singt sie im Abgehen
So schlummre sanft, du Trauter, du,
dir wünscht dein Liebchen süsse Ruh'!
Schlummre sanft! Schlummre sanft!

Der Vorhang fällt langsam


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© Maria Fujioka


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