前奏曲

第一幕

牢獄の庭

Nr. 1 - 導入

婦人たち
ああ、主人が閉じ込めれて、
おかげで私たちはみんな一人ぼっち。
ちょっとくらい会わせてくださったっていいじゃありません?
害を及ぼすわけでもなし、なぜそう嫌がるんですの?
もう少し同情心は備えていなくちゃいけませんことよ。
いっそ、あの方と一緒に閉じ込められたほうがましですわ、
切実なるこの願いを無視して、
ろくに聞いても下さらないくらいなら!
う、う、う・・・。
こんなに丁寧にお願いしていますのに。会わせてくださいな。
ご覧になって、これほどまでにお願い申し上げておりますのよ!

エンテリヒ
あっしはスキャンダルが好かんとよ。
よう気をつけないかんですよ、奥さん方。
ここらをうろつくような怪しいやつは
あっという間にひっくくられるけんね。

婦人たち
ああ、エンテリヒさん、
どうかそう意地悪をおっしゃらずに。
主人に会うまで梃子でも動きませんわ。
お願いですわ。

エンテリヒ
あっしが意地悪と勘違いされちゃ困るでな。
ばてんが、こうした状況ではどうしようもなかけんね。
あっしにだって父性愛は備わっとうし、
兄弟や姉妹のような気持ちも分かるとですよ。
あんたがたご婦人のことも
かわいそうとは思いますがね・・・。
もうちっとお手柔らかに頼んでくれんと、
会わしてはやれんですよ。

婦人たち
ああ、エンテリヒさん・・・usw.

エンテリヒ
これじゃあ、あっしが人非人扱いなっちまいそうだわ。
あっしの心は大理石じゃないって言っとうのに!
(ピフケとプフケに)
じゃ、囚人たちを出しておやり。
ゼロ番から五十九番まで全員ね。

婦人たち
ああ、ありがとうございます、エンテリヒさん!

エンテリヒ
しーっ!静かに!

婦人たち
エンテリヒさんに心からの感謝を!

エンテリヒ
だけん、黙ってくださいってば!
皆さんの荷物はぜんぶ
チェックしますけんね。
怪しいもんでもありゃあ、
すんませんが、
あっという間に差し押さえますけんね。

婦人たち
わかりましたわ。
「あっという間」に差し押さえられるのね。

エンテリヒ
そんじゃ、拝見といきますよ。

男一人にワインを二本?
こりゃ悪癖が付きそうだわな。
イェーメルシュ様におやつか、いかんいかん、
こげなもん食ったら消化不良だ。
検査はびしびしやって、
悪いもんは押さえますけんね。

婦人たち
「検査はびしびしやって、
悪いもんは押さえますけんね。」

エンテリヒ
あっしが思うに、
この布きればどうもうさん臭かね。
靴下?おお、こりゃ結構な代物だわ。
足音立てんで脱走できるもんな。
とにかくぜんぶチェックして、
怪しいもんはぜんぶ取らにゃつまらん。

婦人たち
「とにかくぜんぶチェックして、
怪しいもんはぜんぶ取らにゃつまらん。」
ちょっと、恥知らずにもほどがありませんこと?
何でもかんでも引っ掻き回して、
せっかく主人のために持ってきたのに、
あなたに取られたんじゃかないませんわ!

エンテリヒ
愛らしく思慮にも長けた奥さん方や、
そう文句はおっしゃいますな。
あらかじめ言っとったでしょうが。
怪しいもんは何であれ
即チェックして、
没収しますとな。

婦人たち
見て、みんな出てきたわ!

男たちと婦人たち
また会えてどんなに嬉しいことか/でしょう!
ようやくさわやかな空気を味わうことができる!

婦人たち
ほら、食べ物と飲み物を持ってきたわ。

男たち
ああ、何ておいしそうなんだ。本当にありがとう!

エンテリヒ、ピフケとプフケ
さわやかな飲みもん飲んで、うまいもん食ったら
不機嫌だったことなんか、みんな忘れちまう。
どんどん食べな、飲みもんもしっかり飲んで。
検査を無事通ったうまいワインだよ!

男たちと婦人たち
また会えてどんなに・・・ usw.

全員
おいしいものを味わえば、誰だって気分がよくなるし、
囚われの身であるつらさも忘れられる。
ちょっとリラックスするだけで、
また力がつくというもの。
つかの間であっても
喜びをもたらしてくれたこの日に感謝しよう!

合唱
おまえ/あなた、これが別れのキスよ/だ。
僕は/彼はまた牢獄に戻らなくちゃいけない。
でも、この時間のおかげで
また力がついたよ/でしょう。


【リート】

1

リヒトホーフェン
【悪魔に連れて行かれる時が来たら、
皆の衆、正直に自白するのだぞ;
我々はポーランドの地にいながら
まったく大事にしませんでした、とな。
はっきり言っておくが、
こうなったのはわしのせいじゃないからな。
だが、おまえらのことを好きなやつはおらん。
えへん、そのわけは知ってるかな?
なぜか分かるか?】

士官たち
【どうしてですか? 僕らには分かりません。】

リヒトホーフェン
【そんじゃ聞かしてやるか。】

士官たち
【どうぞ、教えてください。】

リヒトホーフェン
【おまえらは踊ることはできる。】

士官たち
【もちろん踊ることはできます!】

リヒトホーフェン
【乗馬の技も見事だ!】

士官たち
【それはもう!】

リヒトホーフェン
【剣の操り方も完璧!】

士官たち
【剣も完璧!】

リヒトホーフェン
【射撃もうまい!】

士官たち
【射撃もうまい!】

リヒトホーフェン
【だが、おまえらはたった一つのことができんのだ、
つまり愛の心を持つことがね!】

リヒトホーフェンと士官たち
【愛の心が欠けてる!】

2

リヒトホーフェン
【上品な物腰を身につけた
紳士の鑑と言っていいような若者は
あっという間に
見事ポーランドを勝ち取った。
何たってやつは魅力があるし、
ご婦人方にモテモテだからな。
ところが、おまえたちときたらどうだ。まったく人気がない。
えへん、どうしてかな?
なぜだか自覚はあるか?】

士官たち
【どうしてですか? 僕らには分かりません。】

リヒトホーフェン
【そんじゃ聞かしてやるか。】

士官たち
【どうぞ、教えてください。】

リヒトホーフェン
【おまえらは踊ることはできる・・・ usw.】


ダイアローグ大筋:軍司令官オレンドルフが牢獄の視察に来るという知らせを受けて、エンテリヒはあわてて囚人たちを牢に戻す。士官たちはついこの前、オレンドルフがラウラに言い寄って顔を叩かれた一件について笑い転げる。と、そこに怒り狂ったオレンドルフが登場・・・。


Nr. 2 - 登場のリート

1

オレンドルフ
これでもまだ気品を漂わせて、
丁重に接する必要があるか?
私のように従順な男には
もっと親切に振る舞うべきではないか。
私は英雄なのだぞ。ザクセンで知らぬ者はないが、
ここポーランドの地においても有名なはずだ。
ウクライナ人だろうがロシア人だろうが
私が恐るべき人物であることくらい百も承知のはず。
我が眼光は幾多の戦いで
勝利をもたらしたのだぞ。
大砲の轟音も
私の耳には音楽のように聞こえた。何たることだ!
私は誰も太刀打ちできない英雄、
誰からも尊敬されている男だというのに!
その私が一人の娘を得たいという思いに
駆られたところが!
思い出すもおぞましい、
あんなに乱暴な仕打ちを受けたとは!
だが、今に見ていろ、
この恥はきっと注いでやるからな!
しかし、なぜあのような
暴力行為に訴えたのだろう?
私が何か悪いことをしたか?まさか!
私はただ彼女の肩に
キスしただけだったのに、
あろうことか扇で、
この私を、このオレンドルフ大佐の顔をピシャッと叩くとは!
天は私のために激怒し、
聖なる雷鳴を轟かせた。
これまでもいろいろな目に遭ってはきたが、
ここまでひどい侮辱は初めてだ!

2

あの女ときたら気位だけは高くて、
私のキスに侮辱をもって報いたが、
そもそも彼女の武器といったら
あの美しさだけではないか。
これまでだったら侮辱した相手には
即復讐すれば済むところだった。
腕だろうが足だろうがめちゃめちゃにやっつけて、
決闘で片をつけた。
ああ、もう、名誉挽回したくて
どうかなりそうだ。
この我が美しき鼻にかけて誓おう、
あのご令嬢にはきっと償っていただく。
あの侮辱を耐え忍ぶのにどんなに苦労したことか。
無理して笑って見せはしたが、
腸が煮えくり返りそうだった。
いやいや、微笑むことじたい失敗するくらいだった。
私は悲しみに打ちひしがれ、しかめっ面しながら歩いた。
周りの人々に心を悟られないように用心し、
表向きは楽しげに、だが内面は・・・
もちろん不機嫌に決まってる。
だが彼女がどんなにひどいことをしたか、
周りに話しても
ろくにわかってくれない。何たることだ!
私はただ彼女の肩に
キスしただけだったのに。
まったくとんでもない侮辱を受けた。
しかも噂にまでなったのだぞ!
これまでもいろいろな目に遭ってはきたが、
ここまでひどい侮辱は初めてだ!


ダイアローグ大筋:オレンドルフは侮辱された仕返しに、ラウラを囚人の一人と結婚させようと考え、エンテリヒらに命じて囚人たちを出させる。


Nr. 3 - 登場の二重唱

シモン
世の中はすべて努力次第だが、
たいていはいつも惨めな結果に終わるものだね。

アーダム
いつも不運に付きまとわれているやつは
しまいには希望を持つこともやめてしまう。

シモン
一番いい方法で稼ごうとしたんだけどな。

アーダム
僕は多くの味方を置いてきたままだ。

シモン
上着もチョッキもなくなってしまって。

アーダム
何人もの可愛い子ちゃんと別れざる得なかった。

シモン
信仰からも離れてしまったし。

アーダム
僕も多くの恋人から離れちゃったんだからさ。

シモン
だけど、ユーモアだけは健在だよ。

アーダム
たしかに、ユーモアだけはね。

シモン
ユーモアは絶対に僕らを見捨てない。
何だってコメディに変えてしまうのさ。

アーダム
苦しみでも不作法でも
信心深さでも裏切りでも題材にする。

シモン
詐欺でもペテンでも
意地悪な警察でも、お構いなしにからかう。

二人
ほら吹き、ドジなやつ、
夢想家、取っ組み合い、
何でもかんでも混ぜこぜにして、
ユーモアは凱歌を上げる。
明るい太陽が輝くように、
ユーモアは神々しい一筋の光をもたらす。
何がどうなろうと誰が恐れるものか。
ユーモアさえそばにいてくれれば、
僕らはいつだって乗り切っていくんだから!

オレンドルフと士官たち
この二人は目を引くぞ。
明るい太陽が輝くように
ユーモアが一筋の光をもたらしている。
何がどうなろうと構うものか。
茶番を始めるためには
この二人がぜひとも入用だ!


ダイアローグ大筋:オレンドルフは気に入った二人と話すうちに、シモンは密猟をしたために投獄された貧しい乞食学生であること、一方のアーダム(ここではヤンと名乗っている)はポーランド独立をもくろんだために捕まった政治犯であることを知る。オレンドルフは二人を解放してやることにし、その代わり自分の復讐計画を手伝うよう求める。話し合いの結果、シモンは大富豪ヴィビスキー侯爵に扮してラウラの気を引くことになり、ヤン(アーダム)もシモンの従者の役を務めることになる。場面変わって市となる。


Nr. 4 - 合唱とアンサンブル

合唱
いいぞ、いいぞ、市が始まる。
何て素敵なひと時だろう。
万歳、万歳、市についたぞ。
さあ、思いっきりお楽しみください。
今日という日は見るためにあるのです。
面白いものがたくさん。
喜劇、道化芝居、騎兵の行進、
ほかにもいろいろございますよ。
買い物もどうぞ
存分になさってください。
見るだけなら
ぜーんぶ無料!
さあ皆さん、ぜひご覧あれ。
お望みのものを見つけたら、
ぜひ買いなされ。
お金はじゅうぶんにご用意なさることを。
もうじきお役人さんたちも
正装に身を包んでおいでになるはず。
市長さんとかそういった身分の人たちも・・・。
さあ、いらっしゃい。市が立ってますよ。
何でも手に入りますよ。
万歳、市の始まりだ!
さあ、楽しくなるぞ!


ダイアローグ大筋:ノヴァルスカ伯爵夫人パルマティカが二人の娘ラウラとブロニスラヴァ、従僕のオヌフリーを連れて市にやってくるが、貧しい彼らは何も買えない。しかし、プライドの高い彼らはつぎのように歌う・・・。


Nr. 5 - 登場の三重唱

パルマティカ、ラウラ、ブロニスラヴァ (オヌフリーとともに)
何か買っているように見せかけなくては。
きれいなものがたくさんありそうね。
懐が乏しくて何にも買えないけど、
間違っても周りに悟られないように。
買うことはできなくても、気に入らないだけのふりをして。
「あら」とか、「まあ」とか言って、
肩をすくめるのよ。

パルマティカ
ああ、わたくしみたいに高貴な身分の者には
あの騒音がこたえますわ。
だってわたくしの耳は繊細なんですもの。
ああ、何てすごい音でございましょう!

ラウラ
この香りはあまり
私の好みじゃないわ。
あまり高級感のある品は置いてないみたいね。
どれ見てもちょっといま一つだわ。

ブロニスラヴァ
私、もうお腹が空いてきちゃったけど、
気にしないことにしましょう。
だって今日は三人とも
朝食をとっていませんものね。

パルマティカ
お腹すかせているのは貧乏人だけよ。
泥棒はお腹いっぱい食べたりするけれどね。
ほんとうの貴族っていうのはね、
ウエストのことだって気にするのよ。

三人全員
何か買っているように見せかけなくては・・・usw.

2

パルマティカ
わたくしたちの由緒正しき名まえは
少なくとも百年は遺さなくてはね。
分かってると思うけれど、
わたくしがいちばんの祖先ってことになるんですから。

ラウラ
私の夫はどこにいるのかしら。
私の理想をぜんぶ兼ね備えた人ってことだけど。
誰でもいいわけじゃないわ、
少なくとも侯爵でなくっちゃ。

ブロニスラヴァ
地位とか身分なんて何の役に立つの?
身分が高くたって心は貧しいかもしれないじゃないの。
私は身分なんかいらないわ、
夫になる人は心がきれいであればそれで充分よ。

パルマティカ
そういう感情は下々の者にふさわしいですわね。
そんな愛し方は身分の低い者がすることです。
貴族たるもの、やはり血統は気にしなくては。
たとえ罪深くあっても。

三人全員
何か買っているように見せかけなくては・・・usw.


【リート】

アーダム

1
【おや、馬鹿な人たちだな。
今日はみんなして命令したがるみたいだ。
誰も言うことを聞かず、
あの偉大なるご主人をからかっている。
仕えるのがどんなに素晴らしいことか、
誰もわかっていないようだ。
だが、真の支配者は
奉仕が何を意味するか、よく分かっている。
(僕の使命はこの世界の
しもべでいること。
祖国に、そしてこの美しいご婦人たちのために、
僕はできる限りのことをしよう。)】

2
【時々自分を何様かのように思ってるやつがいるが、
そいつこそまさに哀れなやつだ。
制服を着て必死に走りまわっているボーイもいるが、
彼らだって国民の一人ではないか。
正しい奉仕をしたからといって
貴族の名誉が傷つくと考えるなんて愚かなことだ。
奉仕の素晴らしさを知らぬ者は
支配することだってできはしない。
僕の使命は・・・ usw.】


ダイアローグ大筋:オレンドルフがノヴァルスカ伯爵夫人らに近づき、ポーランドの大富豪ヴィビスキー侯爵が嫁選びに来ていると伝える。


Nr. 6 - アンサンブルとリート

オレンドルフ
あちらはヴィビスキー侯爵、
億万長者ですよ。
誰もが噂していますが、
その財産は13万グルデンあまり。
あるいはもっと所持なさっておいでかもしれませんが。
ここにヴィビスキー侯爵が参ります、
大変な財産家ですぞ。

パルマティカ
まあ、素敵なお方。

オレンドルフ
その財産は13万グルデンあまり。
あるいはもっと多いかもしれません・・・

パルマティカ
それは悪くありませんことね。

ブロニスラヴァ
そんなに財産のある方なら
ラウラと結婚してほしいわ。

オレンドルフ
どうぞ侯爵、どうぞこちらへ。
こちらのお嬢さんです。一目会われては。

シモン
素敵なお方だ、お会いできて光栄です。

オレンドルフ
こちらが億万長者の
ヴィビスキー侯爵。
ご紹介の任務を
果たせることができてまことに光栄に存じます。
(伯爵夫人を指して)
ノヴァルスカ伯爵家のご婦人たちです。

シモン
お知り合いになれて光栄に存じます。
僕はヴィビスキー侯爵と申します。
どうぞ、よろしくお見知りおきを。

パルマティカ、ラウラ、ブロニスラヴァ
こちらこそ光栄ですわ。

オレンドルフ、ヴァーゲンハイム、リヒトホーフェン、ヘンリツィ、シュヴァイニツ
(片隅でこっそり囁きあう。)
いいぞ、いいぞ。
じつに素晴らしい。
芝居が始まったぞ、
結末だって遠くはない。
我々の復讐計画にまんまとかかった、
復讐とは分かりもせずに!
あの女はもう餌に食いついてきたぞ、
やつはじつに魅力的に振る舞ってるからな。
やつはどう見たって紳士にしか見えない。
まさに紳士そのものだ!

パルマティカ
侯爵、こんなに質素な身なりで
大変失礼申し上げますわ。
あなたのように身分高きお方の前では
どう振る舞ったらよろしいか・・・。

シモン
ああ、飾りなど気を遣われないでください。
簡素な衣装でも美しさは滲み出るものですよ。

オレンドルフと士官たち
いいぞ、いいぞ。
上出来だ!

ラウラ
よくよくこの若い方を
観察してみたけど、
この方のことなら
好きになれそう。
マナーは完璧だし、
正真正銘の紳士だわ。

オレンドルフ士官たち
芝居が始まったぞ・・・usw.

オレンドルフ
彼女がおまえに恋するように仕向けるんだぞ。
そのために自由にしてやったんだからな。
彼女が引っかからなかったとしても
私に任せろ。
勇気出して、
うまく演技を続けたまえ!

シモン
お嬢様、こうお話しするのは
大変心苦しいのですが、
実は僕は花嫁探しにずいぶんかかっているのです。
最高の美女を求めて
大地も海もまわりましたが、
未だに理想の方とは出会えていません。

オレンドルフ
やつに魅了されているのはあるお方一人のようだな。

二人の令嬢
こんなに親切な方、見たことがないわ。

オレンドルフ
みんなして罠にかかるぞ。

オレンドルフと士官たち
いいぞ、いいぞ。
じつに素晴らしい。
芝居が始まったぞ・・・ usw.

ラウラ
ああ、この方を見ていると、
私が恋人だったらいいのに、って
思ってしまうわ。

ブロニスラヴァ
こちらの若い方、
じっと観察してたんだけど、
私、すっかり好きになっちゃったわ。
私が惹かれるのはね、
損得感情抜きに私を好きになってくれる人だけ。

パルマティカ
こんなお金持ちの方なら
娘婿にぴったりじゃないかしら。
ええ、間違いございませんわね、
この方こそ、娘にぴったり。

シモン
僕はあらゆる民族やその心理を
経験したのですが・・・。

全員
おお、それはすごい!

シモン
では、その成果をまずはお聞きください。

1
僕は何人かのご婦人方と知り合いになったことがありますし、
パリジェンヌのこともよく存じております。
美人というだけならザクセンでも
ドイツ全体でも、ハンガリーやヴィ―ンでもお見かけしました。南国女性の魅力も、
ナポリ、ローマ、フィレンツェやマドリッドで味わいましたし、数え上げればきりがありません。
ただし、アフリカ女性は存じませんので、その点はご了承を。
幾人もの女性たちと浜辺に腰を下ろし、
何度もキスを交わしました。
チェコ女性たちとも愛し合いましたし、
カスピ海でも美しいご婦人にお会いしましたね。
クリオールの方もじつにきれいでした。
ですが、ポーランド女性の魅力を知ったあとでは、
どんな女性も色あせてしまう。
ポーランド女性には誰も叶わないのです。

2
ポーランド女性ですばらしいのは、
あらゆる美点を一人で備えていること。
誰もが憧れるような魅力が
彼女たちには花束のごとく集まっている。
ギリシャ・ローマ風の鼻、
スペイン女性のように情熱的な眼差し、
ふっくらとした唇はボヘミアから、
愛らしいあごの形はヴィ―ンのもの、
軽やかな足どりはパリジェンヌみたいですし、
優美な姿は英国人のよう。
他の国の魅力もあちこちに現れている。
そして、どの国の美女よりも素晴らしいのです。
そうだ、ほかの国でいえば特にモンゴル女性の
影響も受けているかもしれない・・・。
つまるところ、どこの誰も
ポーランド女性には敵わない、ということ!

全員
つまるところ、どこの誰も
ポーランド女性には敵わない、ということ!


ダイアローグ大筋:話すうちにラウラはシモンと惹かれ合い、パルマティカも大いにシモン(ヴィビスキー侯爵)を気に入ってぜひ自分の婿にと望む。
他方、ブロニスラヴァはアーダムと気が合う。


Nr. 7 - フィナーレ

パルマティカ
もう決まったの!
あなたは彼の花嫁、
彼はあなたの花婿。
夢かしら。本当なの?

ラウラ
私、あの方の花嫁よ。

シモン
お嬢さんは僕のもの!

ブロニスラヴァ
えっ、もう決まったの?

オレンドルフ
悪くないぞ。
侯爵はあなたを選ばれた。
おめでとうと言わせていただきますよ。
では、これでカップルがまとまりましたな。

士官たち
ええっ!もう彼女に決めたのか?

シモン
そうさ、僕は嵐みたいに突進して
そして決まった。

ラウラ
そうよ。私、あの方の花嫁なの。

シモン
ああ、僕の愛する人よ!

パルマティカ、ブロニスラヴァ、士官たち
侯爵はあなたをお選びになった。

シモン
彼女を僕の花嫁にします。

ブロニスラヴァ
あっさり決まったわね!

パルマティカ
誇らしいわ!

ブロニスラヴァと士官たち
おめでとう!

シモン
僕は彼女の夫。
発表しよう。
僕らは結婚式を挙げることになりました。

オレンドルフ
ワインを手に
乾杯しようではないか。
若き恋人たちに祝福を!

ラウラ、ブロニスラヴァ、パルマティカ
あの方は私の(あなたの)夫、
私は(あなたは)あの方の妻。
びっくりするようなことだけど、でも本当なんだわ!
あの方は(彼女は)私の花婿(あなたの花嫁)になるんですわ。この集りの中で
素晴らしい願いがかなったのね。

シモン
僕はあなたのもの、
あなたは僕のもの。
ほんとうか、って?
そうさ、ほんとうだ。
ご覧のとおり、
僕たちは晴れて夫婦になるんだ!

ヴァーゲンハイム
図に乗ってるな。
さっさと元通り豚小屋に戻したほうがよさそうだ。

オレンドルフと士官たち
お嬢さんは彼の花嫁になる。
いいぞ、あの女は見事だまされた。
これで第一段階は終了だ。
うん、実にうまくいった。
あっという間に二人は
カップルになったぞ。

全員
彼は彼女の花嫁・・・ usw.

ロイ
お給仕いたします。
お食事を
ドアの前に出してあります。
ご婦人方がおくつろぎになれるよう、
お庭も整えてございます。

オレンドルフ
こいつは私が雇った使用人だよ。

シモン
あきれたな。おい、ちょっと、
こんなチマチマしたもので済ませる気か?
最高のサービスを頼む!
金に糸目はつけないから。
いくらでも払うよ。
さあ、こんなものは片づけてくれ。さっさと!
僕の注文通りにしてくれ!
まずはあの使用人に立派な格好をさせよう、
こんなに重要な日なのだから当たり前のことだ。
きみの家を見せてくれ。
食器でも何でも完璧にそろっているかな。

オレンドルフ
私が払わなきゃならんのに。やれやれ!

士官たち
金がかかる代物ですな!

シモン
彼女の花婿と決まったのだから
今日は思いっきり皆さんとともに
楽しみたい。
パーティーの準備も
その他のことも
すべて僕の思ったとおりにするぞ!

オレンドルフ
払うのはやつじゃないのに。

アーダム
ワインを思いっきり注ごう。
みんなで楽しんで
彼らの幸せを祝福しよう!
侯爵がこんなにお気に召したんだから
存分にはしゃげるぞ!

オレンドルフ
だが、勘定を受け持つのは私だぞ!

士官たち
これは金がかかるな!

シモン
市の皆さんを全員ご招待しましょう。
勘定はすべて私が受け持ちます。
皆さん、どうぞお気遣いなく。
何でも必要なものはお支払いしますから。

オレンドルフ
実際に支払うのは私なんだが。

シモン
ですが、過度に飾り立てて贅沢する必要はないでしょう。
わが花嫁が生き生きと見えれば私はそれで満足なのですから。
なおかつ、全世界が平和であればもっと嬉しいのですが。
ああ、もしかするとこの輝きが
すべての夜を終わらせてくれるかもしれません。

士官たち
やれやれ、出費は覚悟しなくちゃならんな!

ラウラ
何て素敵な方かしら。
こんなに気前がいいなんて。

オレンドルフ
だが、これじゃ出費がかさみすぎる。

全員
若い恋人たち万歳!

シモン
きみの二つの眼は
まるで真珠のように汚れなく輝いているんだね。
涙を浮かべているのは幸せだからなの?
正直に言っておくれ。

ラウラ
祖国に古くから伝わる歌が
答えを教えてくれるでしょう。

全員
それはいい!聴かせておくれ。
祖国の歌を歌っておくれ。

シモン
最高に幸せな時も深く悩んでいる時も・・・
同じように涙は現れる。
苦しみも幸せも
涙は等しく映し出すんだ。
きみの目は涙で
明るく清らかに輝いている。
喜びのようにも見えるし、
悩んでいるようにも感じられる。
喜びも悲しみも
紙一重。

ラウラ
でも、歌から響き出るのは、
ラ、ラ、ラ、ラ!
喜びに満ちて天に羽ばたいていけば、
ラ、ラ、ラ、ラ!
調べは明快に告げるわ、
これが彼女にだけ訪れた幸せだって。
暗い歌はたくさんあるけれど、
この歌には喜びと楽しみしかない。
朝を告げるバラ色の光が輝き、
暗い夜の後に若々しい昼が現れると、
美しい虹色の飾りが山や谷を染めて、
ヒバリは楽しげに歌いながら空へはばたく。
もう悩みや悲しみを歌うことはないでしょう。
その声が告げるのは喜びと真の幸せだけ。
歌から響き出るのは、
ラ、ラ、ラ、ラ!
喜びに満ちて天に羽ばたいていけば、
ラ、ラ、ラ、ラ!
調べは明快に告げるわ、
これが彼女にだけ訪れた幸せだって。
暗い歌はたくさんあるけれど、
この歌には喜びと楽しみしかない。
歌を響かせ、
告知をもたらして。
声高に知らせてちょうだい、
ここに幸せな花嫁がいることを。
どの節も
そのことだけを伝える。
ああ!
声高に
親しげに!
やがて喜びの歌は
鐘の音のように響き渡る。
歌から響きでるのは
ラ、ラ、ラ、ラ!
喜びに満ちて天に羽ばたいていけば、
ラ、ラ、ラ、ラ!
調べは明快に告げるわ、
これが彼女にだけ訪れた幸せだって。
暗い歌はたくさんあるけれど、
この歌には喜びしかない。

合唱
さあ、楽しく歌を響かせよう。
トラララ、トラララ、ラ!

アーダム
あれは何だろう?

リヒトホーフェン
我々の音楽隊さ。
わしが呼んでおいたんだ。
市でもパーティーでも
大いに役立ってくれるさ。

合唱
こんなお祭りが始まったら
やるべき最良のことは、
ラッパと太鼓を鳴らして
あちこちで歓迎することだ。
俺たちが行くところ、
どこでもわくわくが広がるぞ。
俺たちの大衆音楽に乗って、
みーんな踊りだすのさ!

リヒトホーフェン
わしは大太鼓をしっかり叩きますぞ。
太鼓の真ん中も縁もお構いなし。
こいつぁわしのお気に入りの太鼓でしてな、
さあ、ボンボン、ドコドコやるぞ!
力こめて
叩かにゃならん。
思いっきり大きな音で
演奏しよう。
「ピアノ」な音はぜんぜんだめだが、
「フォルテ」ならどんどんいける!
こんなお祭りが始まったら・・・ usw.

オレンドルフ
諸君のご随意のまま騒ぐがよかろう。
ここでは好きなだけ盛り上がってよろしい。

ラウラ
嬉しくてうれしくて心が弾むわ。
何を見ても楽しく感じられる。
そして歌から響き出るのは、
トラララ、ラ!
喜びに満ちて心に飛び込んでくるのは
ララララ!
この幸せが彼女にだけ訪れたことを
告げる調べ。
暗い歌もあるけれど、
この調べに息づくのは喜びと楽しみだけ。

合唱及びソリストたち
そして歌から響き出るのは・・・ usw.

こんなお祭りが始まったら・・・ usw.
Orchester-Introduktion

ERSTER AKT

Gefängnishof

Nr. 1 - Introduktion

FRAUEN
Ach, uns're Lieben sperrte man ein;
Wir armen Weiber steh'n nun allein.
Möchten die Teuren gern wiederseh'n.
Was kann das schaden? Lasst's doch gescheh'n!
Habt doch Erbarmen und, muss es sein,
Sperrt uns gleich alle lieber mit ein!
Eh' uns're Bitte ihr nicht gewährt,
Wird mit dem Jammern nicht aufgehört.
Hu, hu, hu!
Wir bitten gar schön, oh, lasst es gescheh'n,
Wir bitten, wir bitten, wir bitten gar schön!


ENTERICH
Respekt und kein Skandal gemacht!
Ich rat' es Euch, nehmt Euch in acht!
Wer hier so schreit und skandaliert,
Wird gleich persönlich arretiert.

FRAUEN
Ach, guter Meister Enterich,
Seid doch nicht solch ein Wüterich,
Wir wollen uns're Männer seh'n -
Oh, lasst es doch gescheh'n!

ENTERICH
Ich hin sonst gar keen Wüt'rich nich,
Doch solch Spektakel schickt sich nicht.
Ich fühle gleichfalls väterlich
Und brüderlich und schwesterlich,
Und gegen Damen namentlich
Bin ich nicht unabänderlich;
Doch müsst Ihr sanft erst bitten schön,
Dann wollen wir schon seh'n.

FRAUEN
Ach 'guter Meister Enterich usw.

ENTERICH
Seh' ich auch oft recht grausam aus -
Mein Herz ist nicht von Marmelsteine!
zu Piffke und Puffke
So lasst die Herr'n Verbrecher raus
Von Nummer Fünnefe und Neine!

FRAUEN
Dank, Meister Enterich!

ENTERICH
Ruhe, sage ich!

FRAUEN
Dank, Meister Enterich!

ENTERICH
Ruhe! Still!
Die Sachen, die Ihr mitgebracht,
Die werden registriert,
Und was dabei verdächtig scheint,
Wird dankend, wird dankend,
Wird dankend konfisziert.

FRAUEN
Wird dankend, wird dankend,
Wird dankend konfisziert!

ENTERICH
Lasst seh'n, was Ihr gebracht!

Für einen Mann zwei Flaschen Wein?
Das könnte schädlich sein!
Die Näscherei, - Herr Jämersch, nee,
Das macht ja Magenweh!
Wird gleich notiert und registriert
Und höflich dankend konfisziert!

FRAUEN
Wird gleich notiert und registiert
Und höflich dankend konfisziert!

ENTERICH
Geeignet scheint mir dieses Tuch
Zu einem Fluchtversuch!
Die Socken? He - die sind sehr schön,
Ganz leise durchzugeh'n
Wird gleich notiert und registriert
Und höflich dankend konfisziert!

FRAUEN
Wird gleich notiert und registriert
Und höflich dankend konfisziert!
Pfui, das ist niederträchtig,
Dass hier so was passiert.
Was wir unser'n Männern bringen,
Wird von Euch annektiert!

ENTERICH
Ihr Weiblein, hübsch bedächtig,
Nur nicht gleich räsonniert!
Ich hab' es Euch gesagt:
Alles, was nur verdächtig,
Wird gleich notiert und registriert
Und höflich dankend konfisziert!

FRAUEN
Seht, dort kommen uns're Männer!

MÄNNER und FRAUEN:
Frohes Wiederseh'n, glücklicher Moment!
Endlich schlägt die Stunde, wo man Luft uns gönnt!

FRAUEN
Sehet hier, wir brachten Speis' und Trank!

MÄNNER
Ach, schon lang wir schmachten, habet Dank!

ENTERICH, PIFFKE und PUFFKE
Hat man gut zu trinken, hat man gut zu essen,
Kann man allen Aerger schon vergessen.
Greift nur immer zu und schenket fleissig ein
Von jenem süssen konfiszierten Wein!

MÄNNER und FRAUEN
Frohes Wiedersehn usw.

ALLE
Beim Trinken, Essen fliehet der Verdruss.
Man kann vergessen, dass man brummen muss.
Und kurze Zeit Vergessenheit
Gibt wieder Trost für langes Leid.
Dem flüchtigen Glück, dem Augenblick
Sei dieser Tag geweiht!

CHOR
Geliebte(r) rasch noch diesen Abschiedskuss,
Weil ich (er) jetzt leider wieder brummen muss!
Die kurze Zeit Vergessenheit
Gab wieder Trost für langes Leid!


Lied

1

RICHTHOFEN
Der Teufel soll mich holen,
Ihr müsst es eingesteh'n:
Wir sind im Lande Polen
Durchaus nicht gern geseh'n.
Ich sag's Euch offen ins Gesicht,
An mir liegt dies ganz sicher nicht.
Doch Euch, Euch hat hier niemand gern.
Wisst Ihr, warum, Ihr Herr'n?
Warum?

DIE OFFIZIERE
Warum? Wieso und wie?

RICHTHOFEN
So hört!

OFFIZIERE
Wir bitten - sprechen Sie!

RICHTHOFEN
Ihr Herr'n Ihr könnt wohl tanzen.

OFFIZIERE
Tanzen!

RICHTHOFEN
Reiten!

OFFIZIERE
Reiten!

RICHTHOFEN
Fechten!

OFFIZIERE
Fechten!

RICHTHOFEN
Schiessen!

OFFIZIERE
Schiessen!

RICHTHOFEN
Doch eines, eines könnt Ihr nicht:
Lieben, lieben!

RICHTHOFEN und OFFIZIERE
Lieben!

2

RICHTHOFEN
Doch ein gepflegter Junge,
Der fein ist und galant,
Gewinnt mit kühnem Schwunge
Das ganze Polenland.
Denn hierzuland zählt nicht der Mann,
Hier kommt es auf die Frauen an.
Ihr kriegt die Frauen nie herum.
Wisst Ihr auch wohl, warum?
Warum?

OFFIZIERE
Warum, wieso und wie?

RICHTHOFEN
So hört!

OFFIZIERE
Wir bitten - sprechen Sie!

RICHTHOFEN
Ihr Herr'n, Ihr könnt wohl tanzen usw.









Nr. 2 - Auftrittslied

1

OLLENDORF
Und da soll man noch galant sein
Mit dem schöneren Geschlecht,
Katzenbuckeln, und galant sein,
Spielen den ergebenen Knecht.
Einen Helden, den in Polen
Wie in Sachsen jeder kennt,
Den Wolhynien und Podolien
Nur mit Schreck und Zittern nennt;
Der mit seiner Augen Blitzen
Hat entschieden manchen Krieg,
Dem das Brüllen der Haubitzen
Klingt wie liebliche Musik. - Hat
Diesen Helden, nie geschlagen,
Ueberall hochverehrt,
Durft' ein Weib zu schlagen wagen,
Der Gedanke mich empört.
Die Erinnerung macht mich beben,
Mich so tätlich zu insultieren'!
Doch soll sie etwas von mir erleben,
Meine Rache spüren!
War es denn eigentlich
Gar so fürchterlich, -
Warum ich so schwer gebüsst? Hai
Ach, ich hab' sie ja nur
Auf die Schulter geküsst
Hier hab' ich den Schlag gespürt
Mit dem Fächer ins Gesicht. -
Alle Himmelmillionendonnerwetter,
heiliges Kanonenrohr.
Mir ist manches schon passiert,
Aber so etwas noch nicht!

2

Diese bettelstolze Dame
War beleidigt durch den Kuss,
Während das doch nur Reklame
Ihren Reizen machen muss!
Wenn man sonst mich insultierte,
Rächt ich's immer blutig schnell;
Arm und Beine amputierte
Ich wohl zwanzig im Duell.
Ha, ich wüte, schäume, rase,
Dürste nach Satisfaktion,
Und ich schwör's bei dieser Nase,
Sie bekommt noch ihren Lohn! - Ha!
Die Blamage zu verschmerzen
Ich zu lächeln mich zwang,
Doch es kochte Wut im Herzen,
Und das Lächeln, es misslang.
Jammervolle Grimassen schnitt ich,
Nicht zu zeigen, wie mir zu Mut,
Nahm es spasshaft zwar, doch im Innern litt ich…
Mir war gar nicht gut.
Und 's war, wenn den Grund man hört,
Nicht der Rede wert,
Was ihr widerfahren ist. - Ha!
Ach ich hab' sie ja nur
Auf die Schulter geküsst.
Schauderhaft bin ich blamiert,
Alle Welt heut davon spricht,
Mir ist manches schon passiert,
Aber so etwas noch nicht!







Nr. 3 - Auftritts-Duett

SYMON
Die Welt hat das genialste Streben
So miserabel stets gelohnt.

ADAM
Wer immer Pech gehabt im Leben,
Wird endlich die Geschicht' gewohnt.

SYMON
Mein Geld, das bracht' ich durch aufs beste!

ADAM
Viel Gläubiger liess ich im Stich.

SYMON
Verloren hab' ich Rock und Weste.

ADAM
Verloren hab' manch Liebchen ich!

SYMON
Ich liess die Gläubiger im Stich.

ADAM
Verloren hab' manch Liebchen ich!

SYMON
Doch eines ich noch nicht verlor, den Humor.

ADAM
Den Humor.

SYMON
Und bleibt uns der Humor nur treu,
Ist alles Spielerei.

ADAM
Ob Plackerei und Flegelei,
Ob Frömmelei, Verräterei.

SYMON
Ob Gaunerei, ob Gaukelei,
Ob Quälerei der Polizei.

BEIDE
Ob Prahlerei, Windbeutelei,
Ob Schwärmerei, ob Rauferei,
Aus solchem Chaos bricht der Humor
Dann siegreich hervor;
Wie lichter Sonne Strahl bricht hervor
Der Götterhumor!
Drum einerlei, wo immer es sei,
Bleibt nur Humor uns treu,
So sind wir stets dabei!

OLLENDORF und OFFIZIERE
Es blickt aus diesem Paar uns hervor,
Wie lichter Sonne Strahl bricht hervor
Der Götterhumor!
Drum einerlei, wo immer es sei,
Zur Gaukelei
Sind brauchbar diese zwei!













Nr. 4 - Chor und Ensemble

CHOR
Juchheissa, hurra, die Messe beginnt
Die herrliche Zeit, wo jeder gewinnt
Juchheissa, hurra, die Messe ist da.
Die Stunden der Freude sind nah,
Zu sehen gibt's heute allerlei,
Auch viel Spass ist dabei,
Komödie, Hanswurst, Reiterei,
Andere Schnurrpfeiferei.
Zu finden ist hier auch
Fürs Geld mancherlei.
Das Anschaun hat
Man noch gratis dabei.
Drum suchet und wählet
Nach Eurem Geschmack,
Und kaufet dann brav,
Habt Geld Ihr im Sack.
Bald kommt auch der Rat
Im vollen Ornat, der hohe Senat,
Die Väter der Stadt. -
Herbei nur geschwind, die Messe beginnt,
Wo alles gewinnt.
Juchheissa, hurra, die Messe ist da,
Die Stunden der Freude sind nah!








Nr. 5 - Auftritts-Terzett

PALMATICA, LAURA, BRONISLAWA (mit ONUPHRIE)
Einkäufe machen sollten wir eigentlich.
Recht hübsche Sachen wären hier sicherlich.
Wenn uns're Mittel auch nicht erlauben das,
Müssen die Leute immer doch glauben das.
Kaufen zwar nirgendwo, aber wir tun doch so.
Sagen hier: Ah! Rufen dort: Oh!
Zucken die Achseln verächtlich: So - so!

PALMATICA
Wenn man, wie ich, so hochgeboren,
Zerreisst das ordinäre Schrein
Die fein organisierten Ohren;
Mon dieu, wie klingt das doch gemein!

LAURA
Der Duft von diesem Pack
Ist gar nicht mein Geschmack.
Hier riecht's nach Pöbel sehr,
Mon dieu, wie ordinär!

BRONISLAWA
Schon spür' ich Appetit,
Das sag' ich ungeniert,
Ich glaub', wir haben heut'
Noch gar nicht dejeuniert!

PALMATICA
Den Hunger spürt nur die Canaille
Und nur der Pöbel isst sich satt;
Der wahre Adel hält auf Taille,
Natürlich, wenn er eine hat!

ALLE DREI
Einkäufe machen usw.

2

PALMATICA
Der alte Name, den wir tragen,
Nicht in Jahrhunderten verblich;
Er ist, das will schon etwas sagen,
Bedeutend älter noch als ich!

LAURA
Wo find' ich den Gemahl,
Der würdig meiner Wahl?
Kein and'rer kann mich frei'n,
Es darf ein Fürst nur sein!

BRONISLAWA
Was soll mir Rang und Stand
Und dünnes, blaues Blut?
Ich will nur einen Mann,
Der mir von Herzen gut!

PALMATICA
Gefühl passt nur für Untertanen
Und nur der Pöbel liebt drauf los.
Der wahre Adel hält auf Ahnen,
Auch wenn die Schulden riesengross.

ALLE DREI
Einkäufe machen usw.


Lied

ADAM

1
O wie töricht sind die Leut',
Ein jeder will befehlen heut'.
Keiner will mehr gehorchen gern,
Jeder spielt den grossen Herrn.
Keinem will's in den Kopf hinein,
Dass es ein Glück ist: Diener sein!
Und dass man nur als Herrscher preist
Den Mann, der weiss, was dienen heisst!
(:Mein höchstes Ziel auf dieser Welt
Ist Diener nur zu sein;
Dem Vaterland, den schönen Frau'n
Will ich mein Leben weih'n:)

2
Mancher, der dünkt sich riesengross
Und ist ein armer Knecht doch bloss.
Mancher läuft in Livree herum,
Dem gebührt ein Herzogtum.
Nie ward des edlen Mannes Wert
Durch rechtes Dienen je entehrt.
Und wer nicht kennt des Dienens Kunst,
Der hat von Herrschen keinen Dunst.
Mein höchstes Ziel usw.







Nr. 6 - Ensemble und Lied

OLLENDORF
Das ist der Fürst Wybicki,
Der grosse Millionär.
Er ist, wie man versichert,
Dreizehn Millionen schwer,
Vielleicht noch etwas mehr.
Da kommt der Fürst Wybicki,
Der grosse Millionär.

PALMATICA
Der Mann gefällt mit sehr.

OLLENDORF
Dreizehn Millionen schwer,
Vielleicht noch etwas mehr -

PALMATICA
Das scheint mir durchaus kein Malheur.

BRONISLAWA
Den schweren Millionär,
Ich gönn' ihn Laura sehr.

OLLENDORF
Hierher, mein Fürst, hierher!
Da ist sie, schau'n Sie her!

SYMON
Famos, famos, auf Ehr'!

OLLENDORF
Das ist der Fürst Wybicki,
Der grosse Millionär,
Den ich hier vorzustellen
Mir nehme jetzt die Ehr'
auf die Gräfin deutend
Die Gräfinnen Nowalska!

SYMON
Es ist mir eine Ehr'!
Ich bin der Fürst Wybicki,
Und freu' mich dessen sehr.

PALMATICA, LAURA, BRONISLAWA
Es ist uns eine Ehr'!

OLLENDORF, WANGENHEIM, RICHTHOFEN, HENRICI, SCHWEINITZ
auf einer Seite unter sich
Bravo, bravo,
Es geht ganz famos.
Das Spiel begann,
Gar bald ist's getan.
Es reift unser Racheplan,
Racheplan, Racheplan!
Sie beisst schon an,
Und er rückt heran.
Er scheint ganz der rechte Mann,
Rechte Mann, rechte Mann.

PALMATICA
Lieber Fürst, Sie müssen schon verzeih'n,
Dass wir noch nicht so geschmückt,
Wie's würde schicklich sein,
Wenn uns ein Gast von solchem hohen Rang beglückt.

SYMON
Ach, Gräfin, braucht es Schmuck und Tand?
Schönheit strahlt auch in schlichtem Gewand.

OLLENDORF und OFFIZIERE
Famos, famos,
Superb auf Ehr'!

LAURA
Seh' ich an
Diesen jungen Mann,
Wird mir klar,
Dass ich ihn lieben kann.
Fein ist seine Manier,
Er ist durch und durch ein Kavalier

OLLENDORF und OFFIZIERE
Das Spiel begann usw.

OLLENDORF
Mach nur, dass sie dich liebt,
Ich steh' für alles ein.
Dass sie den Trug vergibt,
Lass meine Sorge sein!
Nur Mut,
Spiele gut!

SYMON
Ja, schöne Frau, ich muss gesteh'n,
Man hat es wirklich schwer.
Ich suchte lang umher;
Das Schönste wollte ich erspäh'n,
Zu Land und auf dem Meer.
Nun suche ich nichts mehr.

OLLENDORF
Gefesselt ist er hier allein.

Die GRÄFINNEN
Man kann nicht liebenswürdiger sein!

OLLENDORF
Sie gehen alle auf den Leim.

OLLENDORF und OFFIZIERE
Bravo, bravo,
Es geht ganz famos.
Das Spiel begann usw.

LAURA
Ah, ah, seh' ich ihn an
Den jungen Mann,
Ah, ah, das wäre mein Galan.

BRONISLAWA
Seh' ich an
Diesen jungen Mann,
Wird mir klar, dass ich nur lieben kann,
Wer dies Herz gewann,
Nur wer dieses Herz für sich gewann!

PALMATICA
Dieser Goldfasan,
Das wär' der rechte, der rechte Mann.
Ja, dieser Goldfasan,
Das wär' der rechte, der rechte Mann!

SYMON
Ich trieb sehr viel Geographie,
Psychologie, Ethnographie.

ALLE
O welche Phantasie!

SYMON
Oh, hören Sie erst, wie:

1
Ich knüpfte manche zarte Bande,
Studierte die Pariserin,
Die schönsten Frau'n im Sachsenlande,
In Deutschland, Ungarn und in Wien.
Ich kenn' der Frauen Reiz im Süden,
Neapel, Rom, Florenz, Madrid,
Drang auch bis zu den Pyramiden,
Nahm Afrika zum Teil noch mit!
Hab' an des Ganges Strand gesessen
Und tauschte dort gar manchen Kuss.
Ich liebelte bei den Tscherkessen
Mit schönen Frau'n des Kaukasus.
Noch schöner schien mir die Kreolin,
Doch all die Schönheit schnell verbleicht,
Wenn man dagegen hält die Polin -
Der Polin Reiz bleibt unerreicht!

2
Die Polin hat von allen Reizen
Die exquisitesten vereint;
Womit die andern einzeln geizen,
Bei ihr als ein Bukett erscheint.
Die Nase hat sie griechisch-römisch,
Glutaugen von der Spanierin,
Der üpp'ge Mund ist slawisch-böhmisch,
Und lieblich wienerisch das Kinn.
Von der Pariserin das Füsschen,
Und von der Britin die Figur,
Von allem Reizenden ein bisschen,
Doch immer grad' das Beste nur.
Sie borgt sogar von der Mongolin
Etwas Pikanterie vielleicht -
Und g'rade dadurch wird die Polin
Von keinem andern Weib erreicht!

ALLE
Und g'rade dadurch wird die Polin
Von keinem andern Weib erreicht.








Nr. 7 - Finale

PALMATICA
Hat ihn schon!
Du bist die Seine,
Er ist der Deine,
Ja, ist es wahr? Versteh' ich recht?

LAURA
Ich bin die Seine.

SYMON
Sie ist die Meine!

BRONISLAWA
Wie? Was? So rasch?

OLLENDORF
Das geht nicht schlecht!
Er ist der Ihre,
Ich gratuliere,
Ist also einig schon das Paar?

OFFIZIERE
Wie? Schon die Ihre?

SYMON
Ja, ich marschiere
Gern im Sturmschritt, das ist wahr!

LAURA
Ja, die Seine!

SYMON
Ach, die Meine!

PALMATICA, BRONISLAWA, OFFIZIERE
Er der Ihre, Gratuliere!

SYMON
Sie die Meine!

BRONISLAWA
Schon die Seine!

PALMATICA
Ich stolziere!

BRONISLAWA und OFFIZIERE
Gratuliere!

SYMON
Ich, der Ihre,
Deklariere:
Wir sind einig ganz und gar!

OLLENDORF
Lasst beim Weine
Im Vereine.
Leben hoch das junge Paar!

LAURA, BRONISLAWA, PALMATICA
Er ist der Meine (Deine),
Ich (du) bin (bist) die Seine.
Ganz überraschend kam's fürwahr!
Er (Sie) ist die Meine (die Deine),
Und im Vereine
Bringt alles frohe Wünsche dar.

SYMON
Ich bin der Deine,
Du bist die Meine,
Wie, ist's denn wahr?
Ja, es ist klar
Und offenbar,
Wir sind ein Paar!

WANGENHEIM
Oh, die Feine,
Fing ihn schnell fürwahr.

OLLENDORF und OFFIZIERE
Sie wird die Seine,
Sie traut dem Scheine,
So wär' gelungen schon das eine.
Ja, es ist klar,
Sie sind ein Paar,
Das ging sehr schnell fürwahr.

ALLE
Er ist der Ihre usw.

ROY
Ich serviere,
Aufzuwarten,
Vor der Türe,
Auch im Garten,
Wo den Damen es gefällt.

OLLENDORF
Das Diner, das ich bestellt!

SYMON
Jammermensch, wie kannst du's wagen,
Solchen Quark zu bieten hier?
Nur das Beste aufgetragen!
Nichts ist heut zu teuer mir!
Nichts! Nichts!
Fort! Fort damit! Hinweg! Hinaus!
Meinen Auftrag führe aus!
Das Diner muss superfein,
Solchen Tages würdig sein!
Zeig uns, was dein Haus enthält,
Wie die Keller sind bestellt!

OLLENDORF
Und das alles für mein Geld! Hui!

OFFIZIERE
Element, das kostet Geld!

SYMON
Ich der Ihre,
Heut traktiere
Ich mit Wonne eine Welt!
Invitiere,
Arrangiere
Alles, wie es mir gefällt!

OLLENDORF
Aber alles für mein Geld!

ADAM
Lasst den Wein in Strömen fliessen,
Alle sollen froh geniessen
Und sich ihres Glückes freu'n,
Weil's dem Fürsten so gefällt,
Sollen alle lustig sein!

OLLENDORF
Aber alles für mein Geld!

OFFIZIERE
Element, das kostet Geld!

SYMON
Die ganze Messe lad' ich zum Mahle,
Ich bezahle, ich bezahle!
Freunde, schonet nicht das Geld,
Ich bezahle, was bestellt!

OLLENDORF
Alles nur mit meinem Geld!

SYMON
Ha, nichts ist zu kostbar, nichts zu schön!
Ich will mein Bräutchen heiter seh'n
Will beglücken alle Welt.
Ach, vielleicht wird über Nacht
All der Pracht ein End' gemacht!

OFFIZIERE
Die Geschichte kostet Geld! Hui!

LAURA
Welch edler Kavalier!
Wie seine Grossmut mir gefällt!

OLLENDORF
Doch kostet's schweres Geld!

ALLE
Ein Hoch dem jungen Paar!

SYMON
Wie Tränenperlen
Diese Augen hold verklären!
Ob sie das Glück gebar,
Lass, Teure, mich jetzt hören!

LAURA
Ein vaterländisch' Lied
Soll dich die Deutung lehren!

ALLE
So ist es recht, lasst hören!
Ein vaterländisch' Lied lasst hören!

SYMON
Höchste Lust und tiefstes Leid -
Die Träne macht euch ähnlich beid'!
Den Schmerz, das Glück,
Sie strahlt's zurück,
So hell und rein
Im Widerschein;
So kann Freude
Gleich dem Leide,
Lust und Pein
Sich ähnlich sein!

LAURA
Doch wenn's im Lied hinaus dann klinget,
La, la, la, la!
Wenn jubelnd sich's zum Himmel schwinget,
La, la, la, la!
Macht schnell die Weise offenbar,
Dass sel'ges Glück sie nur gebar,
In andern Tönen klagt wohl Leid,
Diese atmen Lust und Freud!
Wenn im ros'gen Schimmer Morgenboten strahlen,
Wenn nach düstrer Nacht der junge Tag erglüht,
In bunter Farbenpracht sich Tal und Höhen malen,
Schwingt zum Aether sich der Lerche Jubellied,
Das klaget nimmermehr von Leid und Traurigkeit,
Es kündet nichts als Lust und wahre Seligkeit!
Ja, wenn im Lied hinaus es klinget,
la, la, la, la!
Wenn jubelnd sich's zum Himmel schwinget,
la, la, la, la!
Macht schnell die Weise offenbar,
Dass sel'ges Glück sie nur gebar.
In andern Tönen klaget Leid,
Diese atmen Lust und Freud!
Lasst die Lieder klingen,
Kunde bringen,
Lasst sie verraten laut,
Dass glücklich hier die Braut!
Jeder Ton
Spricht davon,
Ah! - Ah!
Jeder Laut
Sagt's vertraut!
Hell dann, wie Glockenklang,
Schallet der Jubelsang,
Wenn im Lied hinaus es klinget,
la, la, la, la!
Wenn jubelnd sich's zum Himmel schwinget,
la, la, la, la!
Wird durch diese Weise offenbar,
Dass sel'ges Glück sie nur gebar.
In andern Tönen klagt wohl Leid,
Diese atmen nur Freud!

CHOR
Lasst froh hinaus das Lied nun klingen,
Trallala, trallala, la!

ADAM
Hört doch, was soll das sein?

RICHTHOFEN
's ist unsere schöne neue Regimentskapelle,
Die ich hieher hab' kommandiert,
Damit zur Messe und zum Feste
Sie sich produziert.

CHOR
Bei solchem Feste,
Tun wir das Beste
Mit Trommeln und Trompetenschall,
Es ist willkommen überall.
Wenn wir erscheinen
Zuckt's in den Beinen,
Von unserm Tschindra gepackt
Marschiert das Volk im Takt!

RICHTHOFEN
Ich schlag' in die grosse Trommel fest hinein,
Dann wird aus Rand und Band gleich alles sein.
Sie ist mein Lieblingsinstrument
Und macht Radau, potz Himmelsapperment!
Nur zu, immer fest hinein,
Das muss sein.
Und jeder Mann,
Spiel so laut er kann.
Auf's Piano sind sie nicht einstudiert,
Nur fest, nur forte musiziert!
Bei solchem Feste usw.

OLLENDORF
Für Euren Eifer sollt belobet Ihr sein,
Sollt Euch mit allen hie der Freude nun weih'n!

LAURA
Freudenvoll das Herz mir schlägt,
Seh' rings ich alles lustbewegt,
Und wenn im Lied hinaus es klinget,
Trallala, la!
Wenn jubelnd sich's zum Herzen schwinget,
La, la, la, la!
Macht schnell die Weise offenbar,
Dass sel'ges Glück sie nur gebar,
In andern Tönen klagt wohl Leid,
Diese atmen Lust und Freud.

CHOR und ENSEMBLE
Und wenn im Lied hinaus es klinget usw.

Bei solchem Feste usw.


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© Maria Fujioka


最終更新:2018年01月29日 14:13