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第一幕

場面はベンレディの有名な城塞を示す。そこは頂上を密集した灌木に覆われ、
そこから下方にかけて広がる、広々とした谷は、その中央が
カトリン湖を形作り、水の流れる源となっている。
その上には丸太でできた壮大な橋が架かっている。

夜が明ける

第1場
男女の羊飼いたちが農村の仕事を始めようとしている。
上では猟師たちが森へ出発しようとしている

PASTORELLE
昼の使者は
もう髪をバラの花で飾っている

PASTORI
いとしい彼の胸から
明けの明星は
いまやすばやく逃げようとしている

TUTTI
そして彼の
つやつやと輝く姿に
あらゆる命と力が
回復する

CACCIATORI
モルヴェの息子たちよ!
急げ、急げ!森へと!
獣に恐れられる
スコットランドよ
われらに新しい獲物を
そこに準備してくれ
(視界が開ける)

PASTORI
われらはいつもの仕事に
戻ろう

PASTORELLE
こんなにも青々として
草原は嬉しげに・・

PASTORI
古い樫の木は
陰をさしているようだ

PASTORELLE
こんなに自然に
バラは立ち昇り・・

TUTTI
こんな苦労でも
好きでやる者に
花は涙で
感謝して応えてくれる
(様々な道を歩き出す)

CACCIATORI
(遠くで)
急げ、急げ!森へと!
そこに新たな
野蛮な獣を
われらに用意してくれ

第2場
湖の船の中にエレナ、そこへ砦からウベルト

ELENA
おお夜明けの光よ!
あなたは愛の神の先がけ。
短い私の眠りから
いつも私を呼び起こしに
あなたはやって来る、おお素晴らしい私の宝の
甘美な姿よ!
沈む、でも日はまた戻る
時には罪を隠して
でもあたりのとても満たされた気分は
厳しいものになっていく
あなたは私の元へ戻らない、ああ私の愛する
愛しい人!
(近くで角笛の音が聞こえ、
遠くで繰り返えされる)
この音は!高い砦のうえで
いまフィンガルとすばらしいその子は
野獣たちを狩っている。おお!もしその中に
マルコムが一緒にいたら!虚しい希望!
この稲妻ですばやく
彼がこの胸に飛んできてくれれば
(岸にたどり着き、丸太に繋がれた船から降りる)

UBERTO
(この人だ!ついに私が会いたいと願っていた人に辿り着いた、
おお憐み深き天よ!いや、運命は欺かない、むしろ
彼女の美しさは評判にまさっている)

ELENA
この湖の隔てられた岸辺に
誰があなたを連れてきたのです?あなたは誰ですか?

UBERTO
仲間たちは
鹿を追っていて
私とはぐれてしまった。この高地では、
足をうかつに踏み出せず、
とうとう道に迷ってしまった、
私は助けを求めるために近づいた
あなたに、娘ではない、森の女神に
(そういうふりをする)

ELENA
それならば
別な岸辺の、私の小屋へお連れしましょう。
お望みならば、ご一緒に、参りましょう

UBERTO
ええ、私の運命の導くままに

ELENA
小さな木の上に
私の横にお座りください

UBERTO
おお、あなたの心には
善良さが満ち溢れている!

ELENA
スコットランドでは、まだ
こんなことは名誉になりません
おもてなししているだけですよ?

UBERTO
ああ!・・お許しを・・
(おお神よ!私はすっかり混乱してしまった!)

ELENA
ああ、もう気持ちを落ち着けて、
心を明るくしましょう

UBERTO
(欺くことなど知らぬかたを、
ああ、お護りください、愛の神よ!)
(いっしょに湖を渡る)

第3場
息を切らした狩人たちがウベルトの後を追って
様々な断崖から平地にたどり着く

CORO DI CACCIATORI
(一部が)
ウベルト!ああどこに隠れているんだ?ウベルト!

ALTRA PARTE
どこかに彼の跡はないか?どうやって彼を見つけよう?

I PRIMI
陰気な森よ・・・高地も、平地も
すでに通った、だが無駄だった!

GLI ALTRI
われらの目に残酷な危機が
彼は誰かに連れ去られたのか・・・

TUTTI
ウベルト!ウベルト!
木霊は返事をするのに!希望はないのか!
他の道を早く調べよう・・

I PRIMI
我々はこっちを・・山の上を・・

GLI ALTRI
我々は泉に向かって・・

TUTTI
最初に彼に出会えれば
他のものに合図を送れるだろう
忠実な心を読み取り
われらに彼を指し示してくれ、天よ!
(別々の道に散る)

ドゥグラスの館。彼の武器を吊るしていて、祖先を祭って
いるのが見える

第4場
アルビーナとセラーノ

ALBINA
そう言ってるの?

SERANO
そう言った、ロドリーゴが来るのを
待ち望むと

ALBINA
(エレナ!なんてあなたに
深刻なことがこんな日に!)

SERANO
あの信ずべき友は
まだ胸のうちの
先祖への熱気が消えておらず、周囲に
好戦的な英雄を集めている。神聖なるその魂を
すべて祖国への愛に捧げ、あえて
ジャコモに突き進もうとする
軽率な勢いをさえぎっている、
ジャコモはこれに反して平和な街を
あらうる法律で侵掠している。ああ天よ
この高貴な願いを支え給え、そう純粋な熱意を!

ALBINA
エレナの手で?

SERANO
甘美な担保を
粘り強い友情の証としてドゥグラス様は
かの勇敢な戦士に割り当てるのだ

ALBINA
(この心の苦痛は
すべて見通してるわ!)

SERANO
あなたはとりあえず
家の仕事場へいきなさい、
そこでこの日首領に値する人が
客となる。わかるね、
まさにその日が差し迫っているのだ

ALBINA
(なんと心配なこと、おお友よ、あなたの苦難が!)
(入る)

第5場
エレナとウベルト

ELENA
もう私の家です。
豪華な見栄えで
つやのある、黄金で彩られた部屋は
ここにはありません、でも、質素でつつしまやかで
妬みや恨みからは
安全で
平和と友情と親子の愛と名誉が保たれています

UBERTO
(幸福な宿だ!おお
この美女も美徳も備わっている!)

ELENA
腰を落ち着けて
楽に下ろしてください

UBERTO
(驚いて)
(ああ!この周囲には
戦士の装飾品があるぞ!いや・・いや間違いない
スコットランドの騎士で
祖先が我が配下であった者の物だ!
私はどこにいる?危地にあるのか!)

ELENA
どうして
暗くお黙りになっているのですか?不審な者が
あたりに近づくのが見えるのですか?

UBERTO
愛らしいお嬢さん!
あなたにとってそのことが他の理由で禁じられていないのなら、ああ、誰がこんな優しい態度をとらせるのか
教えてくれないか

ELENA
父を誇りにしています
高名なるドゥグラスを

UBERTO
(飛び上がりそして抑えて)
ああ!

ELENA
父をご存じで?

UBERTO
運命のために・・誰がこんなことを知っていよう?

ELENA
市民との確執が
父を宮廷で巻き込んだのです!

UBERTO
おおこうもまだ
ジャコモに苦しめられている人がいるとは!

ELENA
誰のことを言ってるのですか?

UBERTO
こんな声がまき散らされている・・(よからぬ用心深い情熱!
私には明かせない、もしドゥグラスが来たら
私はどうなってしまうのだろう?)

ELENA
なにをそんなに
考え込んでいるのですか?

UBERTO
あなたの瞳の
甘いきらめきを・・
この甘美な響きを・・だが・・誰がわれらのもとへ来るのか?

ELENA
あれは
私のよき仲間です、
日が昇ると
私のもとへ気を使って戻ってくるのです

第6場
エレナの仲間たちが登場、次々と歌いながら
彼女を取り巻く
最期にアルビーナ

CORO
イニバカの
娘は、
かつて
震えるような
無限の愛に
苦しめられた、
夜の恐怖に、
エレナよ
より美しくなれ
あなたのため
同じように熱意に
炎を灯す
ロドリーゴだけが、強く

UBERTO
(ロドリーゴ!なんてことだ!)

ELENA
(不吉な思い!)

UBERTO
(嫉妬の苦しみを!
あなたへ私はもう自分のうちに感じている)

ELENA
(私の気持ちは!希望を
天はもはやもたらさないの!)

CORO
固く結びついた-甘美な絆
おお愛らしきカップル!-あなたの中で、ああ
美しさと勇気が結ばれる
空から、天の王宮から
介添え人たちの-明るく立ち昇る
愛の歌が!

UBERTO
もう結婚するのか?ロドリーゴと
それは天がそう運命と決めたのか?

ELENA
私に起こった野蛮な出来事に
あなたが口出しする価値があるの?

UBERTO
たぶん・・ああ、言うべきことではない
あなたは誰を好いているのか?他の恋人が
あなたにため息をつかせ、憔悴させるのではないのか?

ELENA
ああ!私を瞬時に
あなたの心から取り去って自由にしてください

UBERTO
(なんという口調!胸のうちでは
あなたに甘い希望を抱いていいのか?
ああ、そうだ!あなたはとても
私に幸せをのきらめきを見せてくれる!)

ELENA
(なんという苦しみ!どうして胸のうちに
おお希望をあなたに抱けるでしょうか?
私の希望のこのきらめきはすべて
私から逃げ去ってしまう)

UBERTO
(驚いたけれども
まだここに居られるのなら!
おおこれは
なんと残酷な障害なのだ!)

エレナの仲間たちが
小さな桶からカップにビールを注ぎ、エレナに差し出す
エレナはそれをウベルトに渡す
彼は彼女たちが歌っている間にビールを飲む

ELENA
おもてなしの杯を
私からお受けください
抑えられた気持ちを
元気づけるよう、お飲みください

CORO
あなたは幸運だ
守り神に好かれている
あなたに
平和と友愛が微笑んでいる

UBERTO
あなたの美しい心を
ああ私に授けてください
私の仲間たちのもとへ
私はすぐに戻ります

ELENA
(彼が出るのを見て)
友達のアルビーナが
行くお助けをします
べつの湖岸まで
あなたをお連れします

UBERTO
ああ!あなたのそばに
ずっといられたら!

ELENA
(威厳のある態度で)
お忘れですの、
お客様であることを?

UBERTO
この手に跡を
残したままにしてください・・

ELENA
モルヴェの服を着て
変なことをしないでください

UBERTO
(彼女のため私を分つことが
どうしてできようか?)

ELENA
(こんなにやさしい気持ちを
私に呼び起こすなんて!)

UBERTO
(天よ!なんという恍惚を
私に感じさせるのでしょう、
言い表せないような
甘美な満足を覚えています!
なんという喜ばしさで
愛が私を酔わせることか!
なんという素晴らしいときめきを
私に感じさせることか!)

ELENA
(天よ!なんという恍惚を
私に感じさせるのでしょう、
もしも私の素晴らしい恋人を
時に思い出させるのなら!
なんという喜ばしさで
愛が私を酔わせることか!
なんという素晴らしいときめきを
私に感じさせることか!)

UBERTO e ELENA
さようなら!

UBERTO
(ああ、落ち着こう
酷い運命だ!)

ELENA
天があなたを
お助けくださいますように!

(エレナは部屋の中へ入る。ウベルトは
アルビーナと下女にに付き添われて出ていく)

第7場
向かい側のほうから俳優が出てくる。物思いにふけって進み、
ゆっくりと歩むのは若いマルコム。
舞台の中央まで来ると、無気力そうに頭を振り、悲し気にあたりを見回して、そして語る

MALCOLM
幸福の城壁、僕の愛しい人を包んでいる!
何か月もの後に僕は君に再び会う、ああ!君は
僕をもう見つめてはくれないのだろうか
僕たちが楽しく笑っていたあの日のように!
ここに生まれ、君たちの間で育った
無垢な僕のあこがれよ。なんと心地よく
僕の命はあなたたちの間で
あの人の横をすりぬけていくのだろう、
僕の誓いになんと嘆かわしく応えるのか!
黒い雲のような敵がいま君を悲しませ、
僕の哀れな心を凍らせる!残酷な手は
君たちから奪い取り、僕から掠め取る・・おお邪悪な苦難!
われらの住民よ、僕の宝よ。
エレナ!ああ、君に、僕は呼びかける!
ああ僕のもとへ今すぐ飛んできてくれ!
僕のもとへ「愛している」と言いに戻ってくれ
君の信頼を僕に保ってくれ!
そして、君に安らぎを
わが魂よ!誓おう
力ずくで君が奪われるなら
おお君のために死のう。
僕にとって死はありがたきものとなるだろう、
エレナが僕のものでなくなるのならば。
おお、どれほどの涙を-これまでに流したのか
弱まり遠ざかっていく-君の美しい光から!
あらゆる他の物は-僕にとって不吉だ
すべてが未完成だ-すべてが汚らわしい
天の光に-もはや輝きはない
もはや光り輝くこともない-星も僕には。
愛しい人!君だけが-僕に安らぎをあたえてくれた、
君には心から-感謝の気持ちを捧げる!

第8場
セラーノと前場の人々、あとからドゥグラスとエレナ

SERANO
お兄さん、その時がきたぞ、周囲の城壁から
すでに選りすぐりの戦士たちの部隊が集結している、
高名なるロドリーゴ様に
少しだけ先立って。おおドゥグラス様は
たいそうお喜びだ!幸福な未来を
スコットランドへ、お嬢様へ、彼女の婚約者へ

MALCOLM
(僕の立場はこうも残酷なのか!
魂が傷付けられても、僕は装わなくてはならない!)

SERANO
返事がないが?
深刻そうな目には涙が?

MALCOLM
友よ、
僕を運命のままにさせといてくれ!

SERANO
(ああ!彼に同情する!
彼の悲しみの原因を持ち込んでしまったのだ!)
(退場)

MALCOLM
彼女がここにくる!ドゥグラスとともに!僕の心に力を!
(気づかれないように残る)

DOUGLAS
娘よ、ここへ。天は穏やかだ、
誓いを立てたあらゆる魂を喜ばせよ、そしていまや喜びの歓声がこのヘルメスの道を行くときに千の誓いが谺するのを感じる。
虐げられたスコットランドの
怒れるその先祖の霊をうけるただ一人の英雄、
その花嫁となる栄誉がおまえにあたえられる、
目が震えるのを感じ、祖国の栄誉を
彼の剣に託す、おまえだけが
大いなる事業の栄冠を受け、おまえの手は
栄光への素晴らしい
高き王者への道を勝利とともに急ぐのだ

MALCOLM
(逆らうのか?死にはしないぞ!)

ELENA
(動揺しながら独白)
ああ、お父様!こんなにも
戦いに沸き立っているのね、武器をとって
あらゆる世代が走りだそうとしている、盾を腕に乗せ
弱々しい少年も
震えている老人も、みな
殺戮を予感し、戦いに熱狂した視線で
婚礼について語り、愛を呼び起こしに行くのですか?

MALCOLM
(ああ!彼女は僕に誠実だ!)

DOUGLAS
おまえの口から敵のような
そんな言葉がでるとは、何度でも
私はお前に言い聞かせるぞ。私に従うということを学べ
私を大胆にも見下しおって。
この魂は侮辱に耐えることに慣れていないのだ
黙っていろ、そうしてくれ、それで十分だ
より重い義務を考えろ
娘よ、私に見せてくれ
父にふさわしいところを。
行き交う誇りが
おまえとって過度であることを許そう
おまえにこの抱擁を与える
私にとって善き娘であるのだから
(遠くからトランペットが鳴り響くのが聞こえる)
だがいまやトランペットが鳴り響いている!
ロドリーゴが到着した!おお運命よ!
私はおまえの先に行こう、私についてこい
勇敢なる、強き者に
純粋な敬意をもって心を捧げよ

このトランペットの音で
私は心に
消えていた力が再び湧き上がるのを感じる、
私のかつての勇猛さを
(退場)

ELENA
死に至る
愛と義務の争いで、大いに苦しみのうちに
エレナは、どうなるのでしょう?

MALCOLM
僕の愛しい人よ!

ELENA
マルコム!星よ!あなたがここに?

MALCOLM
僕は陣営に呼び出された
まさしくこの地に
スコットランドの勇者として

ELENA
この瞬間に
やって来るなんて!

MALCOLM
どうして?君の愛を僕が、
エレナ、疑えようか?

ELENA
残酷な人!そんなふうに
私を侮辱できるなんて?

MALCOLM
このように信じているのなら
僕はこの魂のため、星々に挑もう
そう、われらの暴君に
できるかぎり抗おう

ELENA
揺るぎなさのために
死ぬことになるわ

MALCOLM
誓いの証拠に
僕に手をとらせてくれ

ELENA
ここに

ELENA e MALCOLM
おお、暗闇の国の花婿よ
私は生きていけないだろう
愛しい人よ、あなたなしでは
亡霊のうちへ下り
まっさきに信義を亡くしてしまう
(退場)

高い山々に囲まれた広大な平野、
遠くに湖の別の部分が見える

SCENA NONA
ロドリーゴが兵士の一団の中へ進む。
兵士たちは彼を歓迎する。そこへドゥグラス

CORO
激しい急流のごとく
あらゆる国境で勝利する
混乱と焦燥が
支配する山岳に押し寄せるならば、
そうして、あえて戦地で
おまえの勇猛さを押し立てれば
不正な者は、抑圧者は
なんら逃げ道を見出せない。
来たれ、戦いよ、勝利よ、
走れ、新しい時代へ
甘美な情熱の褒賞を
いまや愛の神がおまえに準備している

RODRIGO
ここにいるぞ、おまえたちのもとに、わが勇者よ
祖国の地の栄誉が、
私とともにあれば、私は
まさに戦場へ打ち勝つため飛び立とう
神聖なる祖国への愛を
胸に抱いて、
千の剣のすべてがあれば
勝利は腕のうちだ

CORO
そうだ、祖国の栄誉を抱いて
勝利へと導こう!

RODRIGO
だが、わが胸を
甘美な炎に立ち昇らせてくれる人はどこにいるのか?
あなたの光のきらめきだけが
この魂を喜ばせてくれるのだ!
幸運なる愛の神が私に微笑んでくれるなら
私はそれ以上に望むものなどない!
新たなヘラクレスとなるその時、
陣営に稲妻が落ちるであろう

CORO
おまえの誓いに愛の神は微笑む、
ああ!おまえをすぐに喜ばせよう!

DOUGLAS
ついに私は得た、友よ、
あなたを胸に抱きしめよう、ああ!このありがたき瞬間を、
私は心から望んでいた、ずっと長い間。
遅れずに翼をはためかせよう

RODRIGO
同じ望みを
私も熱望していました

DOUGLAS
行くぞ、ジャコモに今こそ背くのだ。
できる限り。ロドリーゴが陣営にいる?
彼とともに勝利を。とても幸運なことだ
いまこそ、喜ばしい兆しが輝いている

RODRIGO
私の腕が役立つとの
賢明なるあなたの考えなら、
疑うことなく、祖国をいまこそ救いましょう

DOUGLAS
幸福な予感を
天よ実現したまえ!

RODRIGO
だがあなたとともに
お嬢様はこないのですか?

DOUGLAS
私は少しだけ道を
彼女より先に来た

RODRIGO
おそらく私の
我慢できない情熱をご存じないのでは?

DOUGLAS
来たぞ!

RODRIGO
友よ!
私の愛する女神であるあなたを
拍手と喜ばしき万歳で歓待しよう

最終場
エレナ、アルビーナと前場の人々、

CORO
来たれ、おお星よ-輝く、美しき星よ
きらめいて行ってくれ-われらの地平へ!
照らしてくれ-ああ前方を示してくれ
誇り高き人へ-とても美しき人を
こんな霜のおりる
早朝に
乾いた大地を
潤しに行こう
このような姿を
あなたの美しい灯火で
胸に栄光を
いまこそあふれさせよう

RODRIGO
なんとこの愛する魂は
この瞬間に甘美になることか
私の口はあなたに何も言えない
愛の神は決して言葉を見出せない
だがこれは?あなたは沈黙し、おびえて
その目はまだうつむいているのか?

DOUGLAS
彼女の沈黙は饒舌なのだ
知っていよう、この若き乙女を
彼女の気持ちはとても優しく
恥じらいを神にささげているのだ

ELENA
(こんな私の心を苦しめる
苛立ちを隠すなんて?
おお神よ!こんなひどい苦しみに
耐えることはできません!)

DOUGLAS
(おまえの義務を忘れて
別の恋人のものになるのか?
不実な娘よ!私を恐れよ、
私の怒りに震えよ)

RODRIGO
(何から抑えられた唸り声が?
どうして彼女は蒼ざめているのか?
不確かに揺らめき、戦慄が
希望のうちに、そして恐怖のうちに!)

ELENA, RODRIGO e DOUGLAS
(逆向きの愛の渦巻きに
いまや私の心は取り囲まれている・・
深い霧が
いまや私の感覚を圧迫する
死んでしまいそうな大きな恐怖で!
永遠に私はあなたを失ってしまう
おお、私の心を鎮めて!)
(マルコムが彼の部下たちの先頭に立って、
ロドリーゴに語りかける)

MALCOLM
僕の剣と、とても信頼している
選りすぐりの部隊をあなたにお見せします
危険に、残酷な危機に
死地にさえも僕を導いてください
その値打ちのある息子であることを示しましょう
祖国が僕を誇りとしてくれることでしょう
(ああ!僕の心を
抑えこんで、考えるなんてとてもできない!)

ELENA
(ああ!彼は考えるなんて
とてもできないように見えるわ!)

DOUGLAS
(不道徳な娘よ、おまえは今
とても混乱を起こしているように見えるぞ!)

RODRIGO
あなたへのこの抱擁は
友情の絆となるだろう
私の栄光は今満ちあふれ、
友たちの中で婚礼の象徴となっている!
おおどんなに
友情と純粋さの快き絆となることだろう!

MALCOLM
婚礼!誰が?

RODRIGO
知らないのか?

DOUGLAS
なんという驚き!

RODRIGO
優しい光が
美しいエレナだけに照らされる・・・

MALCOLM
(分別なく飛び上がって)
ああ!そんな!

DOUGLAS
どうした?

RODRIGO
何を言っている?

ELENA
ああ!運命はすばらしい幸せに敵対するけど
あなたが反撃することはないだろうと・・
言いたいけど・・

MALCOLM
だが・・

ELENA
こんな時が
どんなにか心を喜ばせるか・・
(すばやく、密かにマルコムを抑えて)
(黙って・・おお神よ!あなたに恐怖が!
ああ!私の献身に慰めを!)

RODRIGO
(残酷な疑いが、
私の胸を揺り動かす、
ああ黙れ!わかっている・・
いまや怒りが私を燃え上がらせる!
地獄の怒りが
私の胸のうちにある!
そうだ、野蛮な苦悩など
同じように抱いてはいない!)

ELENA e MALCOLM
(ああ、隠された
この哀れな胸のうちの愛情!
彼は全て解っている!
脅やかされ!燃え上がる!
その間にこの心は
抑えつけられ、当惑し、
もはや救いを
もはや平穏を見いだせない!)

DOUGLAS
(ああ!怒りが、苛立ちが、
私の胸を苦しめる!
彼は全て解っている!
脅やかされ!燃え上がる!
そうだ・・私は容赦せぬぞ・・
報復を急ぐのだ・・
こんな惨めな父親が
地上にいるだろうか!)

ALBINA e CORO
(残酷な疑いが
彼らの胸の内で広がっている!
こんな悲しい出来事が!
怒っている!燃え上がっている!
天は乱暴な黒雲で
満たされているようだ
暗黒の謎は
どこで終わるのだろうか?)
(セラーノがあわててやって来る。吟唱詩人たちが彼に続く)

SERANO
モルヴェの向かいの丘に
洗練された部隊が進んできます

CORO
敵だ!

DOUGLAS
おおなんと大胆な!

CORO
敵だ!

RODRIGO
行こう・・追い払いに・・
向こう見ずな奴らを撲滅しに・・

MALCOLM, RODRIGO e DOUGLAS
(個人的な苦悩よ、ああ止まれ!
勝利か祖国への愛を!)

RODRIGO
(吟唱詩人たちに)
あなたがた、聖なる歌い手たちよ!
今こそ声を解き放ってくれ
戦いの熱気のこもった胸に
さあ呼び覚ましてくれ、引き起こしてくれ
戦いを招く
恐ろしい印を
あらゆる勇敢な魂よ、私に誓え
勝利を、さもなくば死を

MALCOLM, DOUGLAS e CORO
勇敢なこの魂は誓う
勝利を、さもなくば死を

(隊長が大きな盾を運んできて、高いところへ持ち上げる
その盾は古代のブルターニュの伝統である高名なトレモールが所有していたものであった。ロドリーゴは彼の槍でその盾の上を三度たたく。兵士全員が同時にそれに応じて彼らの盾の上を
棒で叩く

UN PRIMO BARDO
いまこそ無限の輝きの
先駆けの光だ
栄光と栄誉を
感じていることを示せ

GLI ALTRI BARDI
おお英雄の息子たちよ!
ロドリーゴはわれらとともにある
走れ、打ち倒せ
こんな奴隷のような状態を・・
いまや先祖の霊が
お前たちの側で戦う
おまえたち、勇者よ
おおいな力をもって
さあ、さあ!お前たちの抑圧者を
殺戮するのだ!

ALBINA
敵に打ち勝ってください
大胆な敵を服従させてください
栄光と平和を
あなたたちに取り戻しましょう

LE DONZELLE
幸せだったあの頃
安らいだ心で
花嫁は、友たちと
抱擁しあった、
オリーブの木が、月桂樹に
連なることができた

BARDI
おお英雄の息子たちよ!
ロドリーゴはわれらとともにある
走れ、打ち倒せ
おまえたちの抑圧者を

RODRIGO
王者たちよ警戒せよ!
栄光に夢中になっていろ・・
(そこへ輝く流星が天に明るくきらめく、
この地方では珍しくない現象。皆が感嘆する)

TUTTI
天に稀なる光が燃え上がった!

RODRIGO e DOUGLAS
明らかな勝利の
敬虔なる知らせだ!

BARDI
走れ、打ち倒せ
おまえたちの抑圧者を

MALCOLM, RODRIGO e DOUGLAS
さあ・・友たちよ!戦士たちよ!

CORO DI GUERRIERI
進軍しよう!打ち倒そう
我らの抑圧者を!

ALBINA, ELENA e DONZELLE
われらの戦士たちよ
戦場へ!天が
味方してくれることを切に願います

(娘達はアルビーナとともにエレナに従って戻っていく、
ロドリーゴを先頭にして隊列が行進しているあいだ、
マルコムは自分の部隊を引き連れていく、別の指揮官が
平地と丘を同じように行く、すべての場面が取り除かれ、
幕が下りる)
ATTO PRIMO

La scena presenta la famosa rocca di Benledi, che, coverta alla vetta da folta boscaglia, e quindi allargandosi al basso, forma una spaziosa valle, nel centro della quale è il Lago Kattrine, originato dalle acque cadenti, cui sovrasta ardito ponte di tronchi di alberi.

Sorge l'aurora.

SCENA PRIMA
Pastori e pastorelle, che rendonsi a' campestri lavori.
Sull'alto cacciatori, che inoltransi nel bosco.

PASTORELLE
Del dì la messaggiera
Già il crin di rose infiora.

PASTORI
Dal sen di lei che adora,
Già fugge rapido
L'astro maggior.

TUTTI
Ed al suo lucido
Brillante aspetto
Ripiglia ogni essere
Vita e vigor.

CACCIATORI
Figli di Morve!
Su su! alle selve!
Le caledonie
Temute belve
A noi preparano
Novello allor.
(Perdonsi di vista).

PASTORI
A' nostri riedasi
Lavori usati.

PASTORELLE
Come verdeggiano
Ridenti i prati...

PASTORI
Al par che ombreggiano
Le querce annose.

PASTORELLE
Come spontanee
Sorgon le rose...

TUTTI
Così a' sudori
Del buon cultor,
Grate rispondano
Le piante, i fior.
(S'incamminano per varie strade).

CACCIATORI
(di lontano)
Su su! alle selve!
Le irsute belve
A noi preparano
Novello allor.

SCENA SECONDA
Elena in un battello nel lago; indi Uberto dalla rocca.

ELENA
Oh mattutini albori!
Vi ha preceduti Amor.
Da' brevi miei sopori
A ridestarmi ognor
Tu vieni, o dolce immagine
Del caro mio tesor!
Fugge, ma riede il giorno;
Si cela il rio talor,
Ma rigorgoglia intorno
Di più abbondante umor;
Tu a me non torni, o amabile
Oggetto del mio ardor!
(Si ode il vicino suono di un corno, che viene ripetuto di lontano).
Qual suon! Sull'alta rocca
Già le fiere a domar van di Fingallo
I ben degni nepoti. Oh! se fra quelli
Si aggirasse Malcolm! vana speranza!
Rapido qual baleno
Ei sarebbe volato a questo seno.
(Giunta alla riva, scende dal battello, che attacca ad un tronco).

UBERTO
(Eccola! alfin la rendiAll'avido mio sguardo, o Ciel piétoso! No, non mentì la fama, Anzi è minor di sua beltade il grido.)

ELENA
Di questo lago al solitario lido
Chi ti guida? chi sei?

UBERTO
Da' miei compagni,
Una cerva inseguendo,
Mi allontanai. Fra queste
Alpestri, incerte balze il piè inoltrai,
E, già la via smarrita,
A domandarti aita io mi volgea
A te, non donna, ma silvestre dea.
(Fingasi.)

ELENA
Amico asilo
Ti sia la mia capanna: all'altra sponda
Meco, se il vuoi, signor, recar ti dei.

UBERTO
Ah sì, del mio destin l'arbitra sei.

ELENA
Scendi nel piccol legno,
Al fianco mio ti assidi.

UBERTO
Oh del tuo cor ben degno
Eccesso di bontà!

ELENA
Sei nella Scozia, e ancora
Non sai che qui si onora
Pura ospitalità?

UBERTO
Deh!... mi perdona...
(oh Dio! Confuso appien son io!)

ELENA
Ah sgombra omai l'affanno,
Lieto respiri il cor.

UBERTO
(Un innocente inganno
Deh tu proteggi, o Amor!)
(Guadando insieme il lago).

SCENA TERZA
Da varie balze giungono al piano i cacciatori anelanti in traccia d'Uberto.

CORO DI CACCIATORI
(una parte)
Uberto! ah! dove ti ascondi? Uberto!

ALTRA PARTE
Donde tracciarlo? come trovarlo?

I PRIMI
La fosca selva... l'alpestre, il piano
Si è già percorso, ma tutto invano!

GLI ALTRI
Fiero periglio dal nostro ciglio
Lo invola al certo...

TUTTI
Uberto! Uberto!
L'eco risponde! speme non v'ha!
Veloci scorransi altri sentieri...

I PRIMI
Noi là... sul monte...

GLI ALTRI
Noi verso il fonte...

TUTTI
Chi a ravvisarlo primier sarà
Agli altri segno dar ne potrà.
Tu, che ne leggi nel cor fedel,
Al nostro sguardo lo addita, o Ciel!
(Si disperdono per diverse strade).

Albergo di Douglas. Veggonsi sospese alle pareti le sue armi e quelle degli antenati.

SCENA QUARTA
Albina e Serano.

ALBINA
E in questo dì?

SERANO
Tel dissi: atteso giunge
Rodrigo.

ALBINA
(Elena! oh quanto
Ti fia grave un tal dì!)

SERANO
Quei fidi amici,
Cui spento ancor nel petto
Non è l'avito ardor, raccoglie intorno
Il belligero eroe. Sacro in quell'alma
Di patria amor tutto l'investe, e ardito
L'impeto incauto ad arrestar lo spinge
Di Giacomo, che queste
Contra ogni legge invade
Pacifiche contrade. Ah! regga il Cielo
Così nobil desìo, sì puro zelo!

ALBINA
E di Elena la destra?

SERANO
In dolce pegno
Di tenace amistà Douglas destina
A sì prode guerrier.

ALBINA
(Tutte prevedo
Le pene di quel cor!)

SERANO
Tu vieni intanto
A' domestici uffici,
Che maggiori in tal giorno
Fa un ospite sì degno: il sai, diviso
Fia più lieve il giorno.

ALBINA
(Quanto m'affanna, o amica, il tuo martoro!)
(Entrano).

SCENA QUINTA
Elena ed Uberto.

ELENA
Sei già nel tetto mio: dorata stanza,
Dove il fasto pompeggia,
Ove il lustro grandeggia,
Questa non è; ma, semplice ed umile,
Qui raccoglie secure
Dall'invido livore
Pace, amistade, amor filiale, onore.

UBERTO
(Felice albergo! oh quanta
Beltà, virtù racchiudi!)

ELENA
Il lasso fianco
Posar ti piaccia.

UBERTO
(sorpreso)
(Ah! qual ravviso intorno
Ornamento guerrier! no... non m'inganno...
Di cavalier scozzese
Che gli avi miei seguì, veggo l'arnese!
Ove son io? e in qual periglio!)

ELENA
E donde
Il tuo cupo silenzio? a che dubbioso
Volgi intorno lo sguardo?

UBERTO
Amabil diva!
Se a te nol vieta alta cagion, deh lascia,
Ch'io conosca a chi debba
Tratto così gentil?

ELENA
Vanto nel padre
Il famoso Douglas.

UBERTO
(in uno slancio che poi reprime)
Ah!

ELENA
Lo conosci?

UBERTO
Per fama... e chi nol sa?

ELENA
Civil discordia
Lo rapì dalla corte!

UBERTO
Oh quanto ancora
N'è Giacomo dolente!

ELENA
E chi tel disse?

UBERTO
Voce sparsa così... (mal cauto ardore!
Non mi svelar: che mai di me sarebbe
Se giungesse Douglas?)

ELENA
Ma pensieroso
Chi ti rende così?

UBERTO
Di tue pupille
Il soave balen... di quegli accenti
Il dolce suon... ma... chi a noi vien?

ELENA
Le care
Compagne mie son quelle,
Che all'apparir del giorno
Sollecite al mio sen fanno ritorno.

SCENA SESTA
Entrano le compagne d'Elena, che circondandola le dirigono il seguente coro.
Infine Albina.

CORO
D'Inibaca,
Donzella,
Che fe'
D'immenso amor
Struggere un dì
Tremmor,
Terror del Norte,
Sei Elena
Più bella:
Per te
Di pari ardor
Avvampa così
Ognor Rodrigo, il forte.

UBERTO
(Rodrigo! che mai sento!)

ELENA
(Funesta rimembranza!)

UBERTO
(Di gelosia tormento!
Io già ti provo in me.)

ELENA
(Affetti miei! speranza
Più il Ciel a voi non diè!)

CORO
Indissolubili - Dolci ritorte,
O coppia amabile! - In te deh annodino
Beltà e valor.
E da l'eterea, - Celeste corte
I genii pronubi, - Il lieto innalzino
Canto di amor!

UBERTO
Sei già sposa? ed è Rodrigo,
Che dal Ciel tal sorte attende?

ELENA
Le mie barbare vicende
Che ti giova penetrar?

UBERTO
Forse... ah di'... non è l'oggetto
Che tu adori? un altro amante
Sospirar, languir ti fa?

ELENA
Ah! mi tolse un solo istante
Del mio cor la libertà.

UBERTO
(Quali accenti! e deggio in seno
Dolce speme alimentarti?
Ah sì! annunzi un tuo baleno
Tanta mia felicità!)

ELENA
(Quai tormenti! e come in seno
Posso, o speme, alimentarti?
Da me fugge qual baleno
Ogni mia felicità.)

UBERTO
(Ma son sorpreso
Se qui più resto!
Oh qual contrasto
Crudele è questo!)

Le compagne di Elena versano della cervogia
in una tazza a guisa di piccola conca e la porgono
ad Elena, dalla quale vien presentata ad Uberto,
che beve mentre esse cantano).

ELENA
L'ospital conca
Da me ricevi,
Gli oppressi spirti
Rinfranca, e bevi.

CORO
Ti siano fausti
I genii lari,
E a te sorridano
Pace, amistà.

UBERTO
Il tuo bel core
Deh a me conceda,
Che a' miei compagni
Ben tosto io rieda.

ELENA
(vedendola giungere)
L'amica Albina,
Che all'uopo arriva,
All'altra riva
Ti condurrà.

UBERTO
Bella! al tuo lato
Sempre sarei!

ELENA
(con contegno imponente)
Hai tu obbliato,
Che ospite sei?

UBERTO
Lascia che imprima
Su quella mano...

ELENA
Costume in Morve
Non v'ha sì strano.

UBERTO
(Da lei dividermi
Come potrò?)

ELENA
(Qual dolce immagine
In me destò!)

UBERTO
(Cielo! in qual estasi
Rapir mi sento
D'inesprimibile
Dolce contento!
Di quai delizie
M'inebbria Amore!
Che cari palpiti
Pruovar mi fa!)

ELENA
(Cielo! in qual estasi
Rapir mi sento,
Se il mio bell'idolo
Talor rammento!
Di quai delizie
M'inebbria Amore!
Che cari palpiti
Pruovar mi fa!)

UBERTO e ELENA
Addio!

UBERTO
(Deh placati,
Fato crudel!)

ELENA
Propizio
Ti assista il Ciel!

(Elena entra nelle sue stanze. Uberto esce scortato da Albina e dalle donzelle).

SCENA SETTIMA
Dalla parte opposta donde sono partiti gl'indicati attori, si avanza concentrato ed a passo lento il giovane Malcolm. Giunto in mezzo alla scena, si scuote dal suo letargo, guarda mestamente intorno, indi dice:

MALCOLM
Mura felici, ove il mio ben si aggira!
Dopo più lune io vi riveggo: ah! voi
Più al guardo mio non siete,
Come lo foste un dì, ridenti e liete!
Qui nacque, fra voi crebbe
L'innocente mio ardor: quanto soave
Fra voi scorrea mia vita
Al fianco di colei,
Che rispondea pietosa a' voti miei!
Nemico nembo or vi rattrista, e agghiaccia
Il mio povero cor! mano crudele
A voi toglie, a me invola... oh rio martoro!
La vostra abitatrice, il mio tesoro.
Elena! oh tu, ch'io chiamo!
Deh vola a me un istante!
Tornami a dire: "io t'amo!"
Serbami la tua fé!
E allor, di te sicuro,
Anima mia! lo giuro,
Ti toglierò al più forte,
O morirò per te.
Grata a me fia la morte,
S'Elena mia non è.
Oh quante lacrime - Finor versai
Lungi languendo - Da' tuoi bei rai!
Ogn'altro oggetto - È a me funesto;
Tutto è imperfetto, - Tutto detesto;
Di luce il cielo - No più non brilla,
Più non sfavilla - Astro per me.
Cara! tu sola - Mi dai la calma,
Tu rendi all'alma - Grata mercé!

SCENA OTTAVA
Serano e detto, poi Douglas ed Elena.

SERANO
Signor, giungi opportuno: al vallo intorno
Già di guerrieri eletta schiera è giunta,
E di poco precede
Il famoso Rodrigo. Oh come esulta
Douglas di gioia! un avvenir felice
Alla Scozia, alla figlia, a lui predice.

MALCOLM
(Qual fiero stato è il mio!
Straziata ho l'alma, e simular degg'io!)

SERANO
Tu non rispondi? il ciglio
Grave hai di pianto?

MALCOLM
Amico,
Lasciami al mio destin!

SERANO
(Ah! lo compiango!
Penetro la cagion del suo dolore!)
(Parte).

MALCOLM
Eccola! e con Douglas! forza o mio core!
(Resta inosservato).

DOUGLAS
Figlia, è così: sereno è il Cielo, arride
Di ogni alma a' voti, e già di lieti evviva
In queste un tempo erme contrade or senti
Mille voci echeggiar. La Scozia oppressa
Le ombre irate degli avi al solo eroe,
Cui l'onor di esser sposa è a te serbato,
Volgon fremente il ciglio, e 'l patrio onore
Affidano al suo brando. A te sol resta
Coronar tanta impresa, e la tua mano
Nel ben sentier di gloria,
L'alto campione affretti alla vittoria.

MALCOLM
(E resisto? e non moro!)

ELENA
(smaniando da sé)
Oh padre! e quando
Ferve bollor di guerra, allor che all'armi
Corre ogni età, mentre lo scudo imbraccia
La debil fanciullezza,
La tremula canizie, e tutto al guardo
Stragi presenta e bellici furori,
Parli di nozze, e vai destando amori?

MALCOLM
(Ah! mi è fedel!)

DOUGLAS
Sul labbro tuo stranieri
Son questi accenti, e fia l'estrema volta,
Ch'io da te l'oda. Ad obbedirmi apprenda
Chi audace mi disprezza:
Onte a soffrir non è quest'alma avvezza.
Taci, lo voglio, e basti;
Meglio il dover consiglia:
Mostrami in te la figlia
Degna del genitor.
Di un passeggero orgoglio
Perdono in te l'eccesso;
Ti dica questo amplesso,
Che mi sei cara ancor.
(Si sentono da lungi squillar le trombe).
Ma già le trombe squillano!
Giunge Rodrigo! oh sorte!
Io ti precedo: sieguimi,
Ed offri al prode, al forte
In puro omaggio il cor.

Di quelle trombe al suono
Ah! ridestar mi sento
Nel core, di forze spento,
L'usato mio valor.
(Parte).

ELENA
E nel fatal conflitto
Di amore e di dover, fra tante pene,
Elena, che farai?

MALCOLM
Mio caro bene!

ELENA
Malcolm! stelle! tu qui?

MALCOLM
Mi chiama in campo
Quella ragione istessa,
Che arma i prodi di Scozia.

ELENA
E in quale istante
Giungesti!

MALCOLM
E che? dell'amor tuo poss'io,
Elena, dubitar?

ELENA
Crudele! e puoi
Oltraggiarmi così?

MALCOLM
Se fida è dunque
A me quell'alma, io sfiderò le stelle:
Sì, de' nostri tiranni
Resisterò al poter.

ELENA
Saprò morire
Esempio di costanza.

MALCOLM
A me la mano
Di giuramento in pegno.

ELENA
Eccola.

ELENA e MALCOLM
O sposi, o al tenebroso regno.
Vivere io non potrò,
Mio ben, senza di te;
Fra l'ombre scenderò
Pria che mancar di fé.
(Partono).

Vasta pianura, circondata da alti monti:
si vede da lungi altra parte del lago.

SCENA NONA
Rodrigo si avanza in mezzo ai guerrieri del clan, che lietamente l'accolgono; indi Douglas.

CORO
Qual rapido torrente,
Che vince ogni confin,
Se torbido e fremente
Piomba dal giogo alpin,
Così, se arditi in campo
Ne adduce il tuo valor,
Non troverà più scampo
L'ingiusto, l'oppressor.
Vieni, combatti e vinci,
Corri a' novelli allori:
Premio di dolci ardori
Già ti prepara Amor.

RODRIGO
Eccomi a voi, miei prodi,
Onor del patrio suolo;
Se meco siete, io volo
Già l'oste a debellar.
Allor che i petti invade
Sacro di patria amore,
Sa ognor di mille spade
Un braccio trionfar.

CORO
Sì, patrio onor c'invade,
Guidaci a trionfar!

RODRIGO
Ma dov'è colei, che accende
Dolce fiamma nel mio seno?
De' suoi lumi un sol baleno
Fa quest'anima bear!
Fausto Amor se a me sorride,
Io non so che più bramar!
Ed allor, qual nuovo Alcide,
Saprò in campo fulminar.

CORO
A' tuoi voti Amor sorride,
Ah! ti affretta a giubilar!

DOUGLAS
Alfin mi è dato, amico,
Stringerti al sen: ah! di sì grato istante
Bramosa l'alma mia, più dell'usato
Le ali al tempo agitò.

RODRIGO
Di egual desìo
Fu anelante il mio cor.

DOUGLAS
Venga, e ne offenda
Or Giacomo, se il può. Rodrigo è in campo?
Seco è vittoria. Eventi i più felici
Brillano già da così lieti auspici.

RODRIGO
Se il saggio tuo consiglio
Il mio braccio avvalora,
Non dubitar, salva è la patria allora.

DOUGLAS
Il presagio felice
Avveri il Ciel!

RODRIGO
Ma teco
A che non è la figlia?

DOUGLAS
Io la precedo
Di pochi passi.

RODRIGO
Ignora forse il mio
Impaziente ardor?

DOUGLAS
Eccola!

RODRIGO
Amici!
Voi l'amata mia diva
Accogliete con plausi e lieti evviva.

SCENA ULTIMA
Elena, Albina e detti, indi tutti a suo tempo.

CORO
Vieni, o stella - Che lucida e bella
Vai brillando - Sul nostro orizzonte!
Tu serena - Deh mostra la fronte
A chi altero - È di tanta beltà.
E come brina,
Che mattutina,
La terra adusta
Bagnando va,
Così l'aspetto
De' tuoi bei lumi
Di gioia il petto
Gl'inonda già.

RODRIGO
Quanto a quest'alma amante
Fia dolce un tale istante
Non può il mio labbro 'esprimerti,
Né trova accenti Amor.
Ma che? tu taci, e pavida
Il ciglio abbassi ancor?

DOUGLAS
Loquace è il suo silenzio;
Il sai: loclinia vergine
Gli affetti suoi più teneri
Consacra al suo pudor.

ELENA
(Come celar le smanie
Che straziano il mio cor?
Non posso... oh Dio! resistere
A così rio dolor!)

DOUGLAS
(Del tuo dover dimentica
Ti rende altro amator?
Figlia sleal! paventami,
Trema del mio furor.)

RODRIGO
(A che i repressi gemiti?
A che quel suo pallor?
Ondeggio incerto, e palpito
Fra speme e fra timor!)

ELENA, RODRIGO e DOUGLAS
(Di opposti affetti un vortice
Già l'alma mia circonda...
Caligine profonda
Già opprime i sensi miei
Del più fatale orror!
Per sempre io ti perdei,
O calma del mio cor!)
(Malcolm alla testa de' suoi seguaci si presenta a Rodrigo).


MALCOLM
La mia spada, e la più fida
Schiera eletta a te presento:
Al cimento, a fier periglio,
Alla morte ancor me guida:
Mostrerò che un degno figlio
Può vantar la patria in me.
(Ah! di freno e di consiglio
Più capace il cor non è!)

ELENA
(Ah! lo veggo, e di consiglio
Più capace il cor non è!)

DOUGLAS
(Figlia iniqua, il tuo scompiglio
Veggo or ben chi desta in te!)

RODRIGO
Questo amplesso a te fia pegno
Di amichevoli ritorte:
La mia gioia or colma è al segno
Fra l'amico e la consorte!
Oh quai vincoli soavi
Di amistade e pura fé!

MALCOLM
La consorte! e chi?

RODRIGO
Nol sai?

DOUGLAS
Qual sorpresa!

RODRIGO
A' dolci rai
Ardo ognor d'Elena bella...

MALCOLM
(in uno slancio inconsiderato)
Ah! non fia!

DOUGLAS
Che?

RODRIGO
Qual favella?

ELENA
Ah! non fia che a te contrasti
Sorte avversa il bel contento...
Volea dir...

MALCOLM
Ma...

ELENA
Tal momento
Fa quell'anima gioir...
(rapidamente e di nascosto a Malcolm per frenarlo)
(Taci... oh Dio! per te pavento!
Ah! pietà del mio martir!)

RODRIGO
(Crudele sospetto,
Che mi agiti il petto,
Ah taci! comprendo...
Già d'ira m'accendo!
Le furie di averno
In seno mi stanno!
Sì barbaro affanno
No, pari non ha!)

ELENA e MALCOLM
(Ah celati o affetto
Nel misero petto!
Ei tutto comprende!
Minaccia! si accende!
E intanto quest'alma
Oppressa, smarrita,
Non trova più aita,
Più pace non ha!)

DOUGLAS
(Ah! l'ira, il dispetto,
Mi straziano il petto!
Ei tutto comprende!
Minaccia! si accende!
Sì... sono implacabile...
Vendetta mi affretta...
Un padre più misero
La terra non ha!)

ALBINA e CORO
(Crudele sospetto
Gli serpe nel petto!
Quai triste vicende!
Si adira! si accende!
Il Ciel par che ingombri
Un nembo assai fiero...
Sì cupo mistero
Qual termine avrà?)
(Giunge Serano frettoloso. I bardi lo seguono).

SERANO
Sul colle a Morve opposto
O stil drappello avanza...

CORO
Nemici!

DOUGLAS
Oh qual baldanza!

CORO
Nemici!

RODRIGO
Andiam... disperdansi...
Distruggansi gli audaci...

MALCOLM, RODRIGO e DOUGLAS
(Privato affanno ah taci!
Trionfa o patrio amor!)

RODRIGO
(a' bardi)
A voi, sacri cantori!
Le voci ormai sciogliete:
In sen bellici ardori
Destate su, muovete;
Ed al tremendo segno,
Che a battagliar ne invita,
Mi giuri ogn'alma ardita
Di vincere o morir.

MALCOLM, DOUGLAS e CORO
Giura quest'alma ardita
Di vincer o morir.

(Un capitano reca e solleva in alto un grande scudo, che fu del famoso Tremmor secondo la tradizione degli antichi Brettoni. Rodrigo con la sua lancia vi batte sopra tre volte. Rispondono egualmente tutti i guerrieri, battendo le aste su' loro scudi).

UN PRIMO BARDO
Già un raggio forier
D'immenso splendor,
Addita il sentier
Di gloria, di onor.

GLI ALTRI BARDI
Oh figli di eroi!
Rodrigo è con voi.
Correte, struggete
Quel pugno di schiavi...
Già l'ombre degli avi
Vi pugnano allato...
Voi, fieri all'esempio
Di tanto valor,
Su, su! fate scempio
Del vostro oppressor!

ALBINA
E vinto il nemico,
Domato l'audace,
La gioia, la pace
In voi tornerà.

LE DONZELLE
E allora felici
Col core sereno
Le spose, gli amici
Stringendovi al seno,
L'ulivo all'alloro
Succeder saprà.

BARDI
Oh figli di eroi!
Rodrigo è con voi...
Correte, struggete
Il vostro oppressor.

RODRIGO
Allarmi o campioni!
La gloria ne attende...
(Qui una brillante meteora sfolgoreggia nel cielo; fenomeno in quella regione non insolito. Sorpresa in tutti).

TUTTI
Di luce si accende Insolita il ciel!

RODRIGO e DOUGLAS
D'illustre vittoria
Annunzio fedel!

BARDI
Correte... struggete
Il vostro oppressor.

MALCOLM, RODRIGO e DOUGLAS
Su... amici! guerrieri!

CORO DI GUERRIERI
Marciamo! struggiamo
Il nostro oppressor!

ALBINA, ELENA e DONZELLE
Su i nostri guerrieri
Compagne! imploriamo
Del Cielo il favor.

(Le donzelle con Albina si ritirano seguendo Elena, mentre Rodrigo marciando alla testa di poderosa schiera, Malcolm guidando i suoi seguaci, ed altri duci facendo lo stesso pel piano e per le colline, sgombrano interamente la scena, e si cala il sipario).


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