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第4幕

第1場

オルナチュエロスの近郊 天使の聖母修道院の内部 オレンジの木、キョウチクトウ、ジャスミンの生えた中庭を囲むポーチがある 観客の左側には通りに繋がっているドア 右側には「クラウスーラ(禁域)」と読める表示が上にある別のドア グァルディアーノは厳粛に彼の聖務日課書を読みながら歩いている 左からやってくるのは粗末なボウル 容器、皿などを手にしたあらゆる年代の男や女の乞食たちである


【乞食たちの合唱】
お慈悲を
もう一時間も待ってるんです
わしらは行かなくちゃ 行かなくちゃなんねえです
行かなくちゃなんねえです お慈悲を お慈悲を!


第2場

白いエプロンを付けたメリトーネ修道士が右から 助手に手伝わせて大きな二つの取っ手付きの鍋を運んでくる 中庭の中央にそれを置くと助手は立ち去る


【メリトーネ】
何だ?お前たちは居酒屋にでもいる気か?
静かにせんか...

(スープを調理しはじめる)

【乞食たち】
(押し合いへしあい続けながら)
急いでおくれ 急いでおくれよ ...

【メリトーネ】
静かにせい 静かにせい 静かにせい 静かにせい

【老人】
何杯やつらに与えるんだ!
みなひとり一杯だろ
マリアは3杯も受け取ってるじゃないか!

【ひとりの女】
(メリトーネに)
私には4杯おくれよ...

【乞食たち】
4杯だって!

【女】
そうさ だって6人も子供がいるんだよ...

【メリトーネ】
なぜ神はそんなにお授けになったのだ

【女】
それが神さまのご意志だからだよ

【メリトーネ】
そう 神は...神はそんなにはお授けにならないがね
もしあんたが わしがするように
自分の背を鞭打つように
厳しい戒律に従って
ずっと夜通し
暗唱し続けたのならね
ロザリオとミゼレーレを...

【グァルディアーノ】
ブラザー....

【メリトーネ】
だがこの物乞いどもときたら
全く恐ろしいことだわい...

【グァルディアーノ】
慈善をなすのです

【老人】
もうちょっとその残りかすを
わしにくれんかね

【メリトーネ】
神さまからの施しものを 罰当たりめ
残りかすとお前は呼ぶのか?

【乞食たち】
(彼らの椀を差し出しながら)
私に 神父さま 私に 私に 私に ...

【メリトーネ】
おお 地獄に行くがいい
さもなくば頭の上にひしゃくを
たった今お見舞いしてやるぞ
わしは我慢の限界じゃ...

【グァルディアーノ】
慈善をなすのです

【女たち】
もっとご親切でしたのに
ラファエル神父さまは

【メリトーネ】
いや はや しかしこの8日間だけ
引き受けてはくれたものの
貧乏人とスープとを
彼はとくれば 自分の部屋にこもりっきりだ
施しの仕事を押し付けて
このメリトーネの背中に...
おかけでこんな屑どもに
わしは施しをせねばならんのか?

【グァルディアーノ】
貧しい人々はとても苦しんでいるのです...
慈善をなすことは務めなのですよ

【メリトーネ】
慈善なんて こいつらは
それで生計を立てているんでしょう?
鐘楼だって倒しますよ
こいつらは自分の拳で
残りかすって言うんですよ
残りかすと 神様の施しを...
罰当たりめ 罰当たりめ 罰当たりめ!
残りかすって言うんですよ...

【女たち】
ああ ラファエレ神父さま!...

【男たち】
あの方は天使のようだった!聖人さま!...

【メリトーネ】
わしをそんなに悩ませないでくれ!

【乞食たち】
聖人様の!聖人様のようだ!
そう そう そう そう 聖人さまのようだ!...

【メリトーネ】
(キックで空に容器を蹴り上げて)
残りは お前らで 勝手に取れ
これ以上文句は聞きとうないわ
ここから出て行け、わしを放っておけ
そうだ 行っちまえ お日さまの下へ お日さまの下へ
わしを放っておけ...
ラザロよりひどい乞食どもじゃ
堕落しきった蛆虫どもめら...
行け 行け罰当たりめら 悪魔のところへ
ここから出てけ
ラザロよりひどい乞食ども...

【乞食たち】
ああ ラファエレ神父さま!
あの方は天使のようだった!聖人さまのような!...

【メリトーネ】
ラザロよりひどい乞食どもだ...

【乞食たち】
ラファエレ神父さま!
あの方は天使のようだった!聖人さまの!...

【メリトーネ】
ここから出て行け! ほっといてくれ
...出てけ 出てけ ここから出てけ!...

修道士は怒りに駆られて中庭から彼らを追い払う そして袖からハンカチを取り出し 彼の額の汗を拭う



第3場

グァルディアーノ神父とメリトーネ修道士

【メリトーネ】
ふう!とても我慢などできないぞ!

【グァルディアーノ】
それほど多くを主からあなたは頂いていないのです
慈善をなすことは大事な務めなのですよ
天使を誇り高きものにするための...

【メリトーネ】
私の代わりにこの仕事をする者は
3日間で音を上げるでしょうな
平手打ちのミネストローネをくらわせて

【グァルディアーノ】
お黙りなさい 謙虚になるのです メリトーネ
ラファエレの方が慕われていても羨むのではありません

【メリトーネ】
私は?いや...彼は友だちですよ でも妙な振る舞いやら...
独り言やら... 怖い眼差しがちょっと

【グァルディアーノ】
それは祈りと断食のためでしょう

【メリトーネ】
先日庭仕事をされていた時に あまり険しい目つきだったもので
冗談で「神父さま まるでムラートみたいですな」と言いますと...
怖い目をして 拳を握り締め そして...

【グァルディアーノ】
それで?

【メリトーネ】
落ちてきた時には
雷が鐘楼の上に 彼は飛び出して行きました
嵐の中を そして叫んだのです まるで
野生のインディアンのように...叫びは
私をぞっとさせました

【グァルディアーノ】
あなたに何か答えて言ったのですか?

【メリトーネ】
何も ですが彼を見て思いました
言っておられましたね かつて悪魔が
ここに僧侶の服を来て紛れ込んでいたことがあったと...
ラファエル神父もその親類ではないのですか?

【グァルディアーノ】
性急な決めつけは...あなたには真実を告げました...ですが
長老がその啓示を得たのであって...私ではないのです

【メリトーネ】
それはそうです!しかし、奇妙な神父です!なぜでしょうな?

【グァルディアーノ】
この世に絶望し
苦行を続け
徹夜の行と 禁欲とで
かの魂は かの魂は乱されたのでしょう

【メリトーネ】
絶望に駆られて
苦行を続け
徹夜の行と 禁欲とで
あの頭はやられちまったんですな!

【グァルディアーノ】
この世に絶望し...

【メリトーネ】
絶望に駆られて...

(戸口のところの鐘が大きな音で鳴る)

【グァルディアーノ】
誰かが来たようです 開けて差し上げなさい

(グァルディアーノ神父は出て行く)


第4場

メリトーネ修道士がドアを開けると 大きなマントに身を包んだドン・カルロが入ってくる

【カルロ】
(横柄に)
お前が門番か?

【メリトーネ】
(独白)
これは非常に厄介な男だ!
(声を上げて)
私が開けているから そういうことになりますな...

【カルロ】
ラファエレ神父は?

【メリトーネ】
(また来たか!)
ここには二人おりましてね
一人はポルクナ出身の太った
モグラみたいに耳が聞こえない者 別のは痩せていて
茶色の目(全く 何て目だ!)あなたがお尋ねなのは?

【カルロ】
地獄から来た方だ

【メリトーネ】
(彼の方か!)それでどなたが来られたとお伝えすれば?

【カルロ】
騎士さまだ

【メリトーネ】
(独白)
なんと傲慢な!ひどい男だ

(メリトーネ出て行く)


第5場

ドン・カルロ 続いて修道士に扮したドン・アルヴァーロ

【カルロ】
無駄だったな アルヴァーロ 世界中逃げ隠れしても
そして姿を偽っても
貴様の卑怯さを隠すために この僧院
貴様が俺から逃れて逃げ込んだところを
憎悪と復讐への渇望が教えてくれたのだ
ここで俺たちを引き離すことはできぬ 血だけが
ただ貴様の血だけが恥辱を洗い流すことができるのだ
俺の名誉を汚した恥辱を
それを撒き散らしてやるぞ 俺は神に誓う

(僧侶の格好をして、ドン・アルヴァーロが入ってくる)

【アルヴァーロ】
ブラザー...

【カルロ】
覚えているだろうな

【アルヴァーロ】
ドン·カルロ!君は 生きて!

【カルロ】
この五年間 あとを追い続け
貴様をとうとう見つけ出したのだ
貴様の血を流すことだけがそそげるのだ
この汚名と罪を
俺が貴様を罰すると書かれているのだ
その運命の本に
貴様は戦士だったが 今は僧侶だ
ここでは武器は持っていないだろう...
貴様の血が流されねばならぬのだから
選べ 俺の持って来た二本のうちから

【アルヴァーロ】
私は俗世に住んでいた だからわかります
今はこの法衣が 庵が
君に告げているでしょう 罪を償っていると
この心は後悔に満ちて
放って置いてください

【カルロ】
守ってくれはしないのだ
その法衣も この見捨てられた地も
臆病者め 貴様のことを

【アルヴァーロ】
(たじろいで)
臆病者だと!その言いぐさは...
(抑えて)
いや だめだ!主よ 私を助けたまえ!
(ドン・カルロに)
脅しとその激しい言葉は
風に運び去って貰いましょう
私を許してくれ お願いだ
おお兄弟よ 慈悲を 慈悲を!
なぜそんなに傷つけるのだ
ただの不運な男を?
ああ、運命の前にひざまずきましょう
おお兄弟よ 慈悲を 慈悲を!

【カルロ】
貴様は名を汚したのだ
俺に妹を残すことで
貴様に裏切られ 捨てられて
侮辱と不名誉を受けた妹を

【アルヴァーロ】
いや それは不名誉ではない
聖職者として君に誓う!
この世で私は彼女を愛した
天国にいるかのように 力強く愛したのだ
私はまだ彼女を愛している もし彼女が私を愛してくれているなら
これ以上私の心が望むことはない

【カルロ】
俺の怒りを静めることはできん
そんな偽りの下劣な言葉では
武器を取れ そして試練に
俺と一緒に来い おお卑怯者め

【アルヴァーロ】
この悔恨が この涙が
私の代わりに君に語りかけることがないのなら
誰も今まで見たことのないことをしよう
私は君の足元にひれ伏すのだ!
(彼はひざまずく)

【カルロ】
ああ貴様の育ちの汚らわしさを
今見せてくれたな その行為で!

【アルヴァーロ】
(激怒し、彼の足に飛びかかり)
宝石よりもそれは輝かしいのだ

【カルロ】
ムラートの血で汚れているがな

【アルヴァーロ】
(もはや自分を抑えることができなくなって)
嘘を吐くな!
私に剣をくれ!
(それを彼の手から奪い取る)
剣だ 表に出るぞ!

【カルロ】
ようやくだな!

【アルヴァーロ】
(再び気を鎮めて)
いや 地獄が勝つことはない
行け 去るがいい
(剣を投げ捨てる)

【カルロ】
貴様 俺を馬鹿にするのか?

【アルヴァーロ】
去るのだ

【カルロ】
俺ともうやり合えないというのか
おお臆病者 勇気がないのだな
お前を蔑んでやるぞ
(平手打ちをする)

【アルヴァーロ】
(猛然と)
ああ 君の運命は決まったぞ!
死だ
(剣を拾い上げる)

【カルロ】
死だ!われら共々の死だ!

【カルロとアルヴァーロ】
ああ!死よ来るがいい
死にわれらを赴かせてくれ!

彼らは走り去る


第6場

レオノーラの洞窟の近く 近寄り難い崖の間の谷間を流れが横切っている 観客から見て左奥に出入りできるドアのある洞窟があり その上には中から鳴らすことのできる鐘がある 舞台は徐々に暗くなり、月が見事な姿を現す ドンナ・レオノーラ 蒼ざめやつれ果てて洞窟の外に動揺して出て来る

レオノーラ

【レオノーラ】
平和を 平和を わが神よ!
残酷な不幸に
私は捕えられ ああ 苦しんでいます
あの最初の日から
この何年もの歳月に渡って
私の苦しみは深いのです
私はあの方を愛しました それは真実です!
しかし あの方の美しさと気高さを
これほどまでに創られたのは神さまなのです
私はなおあの方を愛しているということも
どうやったらこの胸から取り去れるのか分かりません
あの方の面影を
運命が!運命が!運命が!
罪が私たちを引き裂きました!
アルヴァーロ 私はあなたを愛しています
それは天に書かれていることなのです
あなたにはもう二度とお会いすることはないでしょう!
ああ、神様、神様、私を死なせてください
安らぎを死だけが私に与えてくれるのです
空しく安息をこの魂は望んでいるのです
大いなる悲しみの犠牲となって
(グァルディアーノ神父によって届けられる施し物がある岩場に行く)
惨めなパンよ お前は引き延ばすのよ
この慰めなき人生を...でも 誰が来るの?
もしこの聖なる地を冒涜する者がいれば?
災いあれ!災いあれ!災いあれ!

急いで洞窟に戻り そこに鍵をかける


第7場

舞台の上で剣のぶつかり合いが聞こえてくる
アルヴァーロ、レオノーラ

【カルロ】
(舞台裏で)
俺はもうすぐ死ぬ!懺悔を!
この魂を救い給え

【アルヴァーロ】
(刀を抜いたまま舞台に登場)
そしてまたもうひとりバルガス家の血だ

【カルロ】
懺悔を!

【アルヴァーロ】
(剣を捨てて)
私は呪われている...
だが近くに隠者の庵が
(彼は洞窟のところに走って行きドアをノックする)
急いで死にゆく男への慰めをお願いしたい

【レオノーラ】
(舞台裏で)
私にはできません

【アルヴァーロ】
ブラザー!主の御名において

【レオノーラ】
私にはできないのです

【アルヴァーロ】
(更に激しく叩いて)
お願いします

【レオノーラ】
(鐘を鳴らして)
助けて!助けて!

【アルヴァーロ】
ああ、来るぞ


第8場

前場の人物とレオノーラ 彼女はドアのところに現れる

【レオノーラ】
失礼なお方よ 天の怒りを逃れなさい!

【アルヴァーロ】
女性だ!その声は...
いや まさか...幽霊なのか!

【レオノーラ】
(アルヴァーロだと気付いて)
誰を私は見ているの?

【アルヴァーロ】
あなたは レオノーラ!

【レオノーラ】
あの方だわ
ああ 再びあなたとお会いできるなんて

【アルヴァーロ】
離れて 離れてくれ私から この両手は
血で汚れているのだ 離れて!

【レオノーラ】
いったい何をおっしゃっているのですか?

【アルヴァーロ】
(森を指さして)
ひとりの男があそこで死にかけています

【レオノーラ】
あなたが殺したの?

【アルヴァーロ】
私は戦いを避けようとあらゆることを試みました
この僧院に隠遁して日々を過ごしたのです
だが彼はやってきて私を侮辱した それで殺してしまった

【レオノーラ】
そしてそれは誰なのですか?

【アルヴァーロ】
あなたの兄上!

【レオノーラ】
何ですって!

(心配そうに森へと急ぐ)

【アルヴァーロ】
悲惨な運命よ
こうして私を捕まえて軽蔑するのか!
レオノーラは生きていたのに こんな風に会わねばならないとは
彼女の兄の血を流してしまったときに!

【レオノーラ】
(舞台裏で 叫び声を上げる)
ああ!

【アルヴァーロ】
何の叫びだ!何が起きたのだ?


第9場

レオノーラ 傷ついてグァルディアーノ神父に支えられて戻ってくる 前場の人物

【アルヴァーロ】
彼女が 傷ついて!

【レオノーラ】
(死にかけて)
最期の時まで兄は私を許すことができなかったのです
そして私の血で恥をそそいだのです

【アルヴァーロ】
そして御身はまだ満足されぬのか 神の復讐よ
呪われよ!

【グァルディアーノ】
(厳粛に)
呪ってはいけません 辱めては
正しく 聖なる主を
あなたに永遠の喜びをもたらされるのです
涙の小道を通じて
怒りとはげしい冒とくの
言葉を口にしてはなりません
ご覧なさい ご覧なさい 天使が飛び立つのです
主の王座へと

【レオノーラ】
(死にそうな声で)
はい、泣いて祈っています
神さまにあなたのお許しを乞うています

【アルヴァーロ】
堕落者なのだ 神に罰せられた者なのだ 私は
血の海がわれらの間を裂くのだ

【レオノーラ】
泣いて!祈っています!

【グァルディアーノ】
ひざまずきなさい!

【レオノーラ】
神さまにあなたのお許しを乞うています

【アルヴァーロ】
これ以上その声を聞くのは堪えられない
(レオノーラの足元に身を投げ出す)

【グァルディアーノ】
ひざまずきなさい!

【アルヴァーロ】
レオノーラ、私は救われたのだ
天から許されたのだ!

【レオノーラとグァルディアーノ】
御身を讃えます 主よ

【レオノーラ】
(アルヴァーロに)
幸せに今 あなたより先に参ります
約束の土地へ
そこには争いはなく
愛が神聖なのです

【アルヴァーロ】
あなたは私に生き続けよと言う
そして私を捨てて行ってしまう!
罪を犯した者が、罪を犯した者だけが
罰を免れるのではないですか!

【グァルディアーノ】
聖人の殉教なのです
彼女は主のもとへと昇っていくのです
そして 彼女の死からあなたが悟ることができますように
信仰と慈悲とを!

【レオノーラ】
天国であなたを待っています さようなら!

【アルヴァーロ】
ああ 置いて行かないでくれ
レオノーラ、ああ 駄目だ 置いて行かないでくれ...

【レオノーラ】
ああ...先に参ります...アルヴァーロ...ああ...
アルヴァ...ああ!
(死ぬ)

【アルヴァーロ】
死んでしまった!

【グァルディアーノ】
神のもとへ行くのです!
ATTO QUARTO

SCENA I

Vicinanze d'Hornachuelos. Interno del convento della Madonna degli Angeli. Meschino porticato circonda una corticella con aranci, oleandri, gelsomini. Alla sinistra dello spettatore è la porta che mette al via; a destra, altra porta sopra la quale si legge "Clausura". Il Guardiano passeggia solennemente, leggendo il suo breviario. Dalla sinistra entra una folla di mendicanti, uomini e donne di tutte le età, che portano scodelle grezze, recipienti e piatti.

CORO DEI MENDICANTI
Fate, la carità,
E` un hora che aspettiamo
Andarcene dobbiam, andarcene dobbiamo,
Andarcene dobbiam, la carità, la carità!


SCENA II

Fra Melitone entra da destra, portando un grande grembiule bianco e assistito da un converso, che porta una grande pentola a due manici. La mettono giù nel centro del cortile e il converso va via.

MELITONE
Che? Siete all'osteria?
Quieti …

Comincia a scodellare la minestra

MENDICANTI
spingendo continuamente
Qui, presto a me, presto a me, ecc.

MELITONE
Quieti, quieti, quieti, quieti.

I VECCHI
Quante porzioni a loro!
Tutto vorrian per sé.
N'ebbe già tre Maria!

UNA DONNA
a Melitone
Quattro a me …

MENDICANTI
Quattro a lei!

DONNA
Sì, perché ho sei figliuoli …

MELITONE
Perché il mandò Iddio.

DONNA
Perche` li mando` Iddio

MELITONE
Sì, Dio … Dio. Non li avreste
Se al par di me voi pure
La schiena percoteste
Con aspra disciplina,
E più le notti intere
Passaste recitando
Rosari e Miserere …

GUARDIANO
Fratel ….

MELITONE
Ma tai pezzenti son di fecondità
davvero spaventosa …

GUARDIANO
Abbiate carità.

I VECCHI
Un po' di quel fondaccio
Ancora ne donate.

MELITONE
Il ben di Dio, bricconi,
Fondaccio voi chiamate?

MENDICANTI
porgendo le loro scodelle
A me, padre a me, a me, a me, ecc.

MELITONE
Oh, andatene in malora,
O il ramajuol sul capo
V'aggiusto bene or ora …
Io perdo la pazienza! ecc.

GUARDIANO
Carità.

LE DONNE
Più carità ne usava
il padre Raffael.

MELITONE
Sì, sì, ma in otto giorni
Avutone abbastanza
Di poveri e minestra,
Restò nella sua stanza,
E scaricò la soma
Sul dosso a Melitone…
E poi con tal canaglia
Usar dovrò le buone?

GUARDIANO
Soffrono tanto i poveri …
La carità è un dovere.

MELITONE
Carità, con costoro
Che il fanno per mestiere?
Che un campanile abbattere
Co' pugni sarien buoni,
Che dicono fondaccio,
Fondaccio il ben di Dio …
Bricconi, bricconi, bricconi!
E dicono fondaccio, ecc.

LE DONNE
Oh, il padre Raffaele! ecc.

GLI UOMINI
Era un angelo! Un santo! ecc.

MELITONE
Non mi seccate tanto!

MENDICANTI
Un santo! Un santo!
Sì; sì, sì, sì, un santo! ecc.

MELITONE
buttando per aria il recipiente con un calcio
Il resto, a voi prendetevi,
Non voglio più parole, ecc.
Fuori di qua, lasciatemi,
Sì, fuori al sole, al sole,
Lasciatemi, ecc.
Pezzenti più di Lazzaro,
Sacchi di pravità …
Via, via bricconi, al diavolo,
Toglietevi di qua;
Pezzenti più di Lazzaro, ecc.

MENDICANTI
Oh, il padre Raffaele!
Era un angel! Era un santo! ecc.

MELITONE
Pezzenti più di Lazzaro, ecc.

MENDICANTI
Il padre Raffaele!
Era un angelo! Un santo! ecc.

MELITONE
Fuori di qua! Lasciatemi,
… Fuori, fuori, via di qua! ecc.

Il frate infuriato li saccia dal cortile. Dopo prende un fazzoletto dalla sua manica e con esso si asciuga il sudore della fronte.


SCENA III

Il Padre Guardiano e Fra' Melitone

MELITONE
Auf! Pazienza non v'ha che basti!

GUARDIANO
Troppa dal Signor non ne aveste.
Facendo carità un dover s'adempie
da render fiero un angiol …

MELITONE
Che al mio posto
in tre dì finirebbe
col minestrar de' schiaffi.

GUARDIANO
Tacete; umil sia Meliton,
né soffra se veda preferirsi Raffaele.

MELITONE
Io? No … amico gli son, ma ha certi gesti …
Parla da sé … ha cert'occhi.

GUARDIANO
Son le preci, il digiuno.

MELITONE
Ier nell'orto lavorava cotanto stralunato, che
scherzando dissi: Padre, un mulatto parmi …
Guardommi bieco, strinse le pugna, e …

GUARDIANO
Ebbene?

MELITONE
Quando cadde
sul campanil la folgore, ed usciva
fra la tempesta, gli gridai: mi sembra
Indian selvaggio … un urlo
cacciò che mi gelava.

GUARDIANO
Che v'ha a ridir?

MELITONE
Nulla, ma il guardo e penso,
narraste, che il demonio
qui stette un tempo in abito da frate …
Gli fosse il padre Raffael parente?

GUARDIANO
Giudizi temerari … il ver narrai … ma n'ebbe il
Superior rivelazione allora … Io, no.

MELITONE
Ciò è vero! Ma strano è molto il padre! La ragione?

GUARDIANO
Del mondo i disinganni,
L'assidua penitenza,
Le veglie, l'astineza
Quell'anima, quell'anima turbâr.

MELITONE
Sarrano i disinganni,
L'assidua penitenza,
Le veglie, l'astinenza
Che il capo gli guastâr!

GUARDIANO
Del mondo i disinganni, ecc.

MELITONE
Sarrano i disinganni, ecc.

Il campanello del cancello suona rumorosamente

GUARDIANO
Giunge qualcuno, aprite.

Il Padre Guardiano esce.


SCENA IV

Fra' Melitone apre la porta ed entra Don Carlo, che avviluppato in un grande mantello entra francamente.

CARLO
alteramente
Siete il portiere?

MELITONE
fra sé
È goffo ben costui!
forte
Se apersi, parmi …

CARLO
Il padre Raffaele?

MELITONE
(Un altro!)
Due ne abbiamo;
L'un di Porcuna, grasso,
Sordo come una talpa. Un altro scarno,
Bruno, occhi, (ciel, quali occhi!) Voi chiedete?

CARLO
Quel dell'inferno.

MELITONE
(È desso!) E chi gli annuncio?

CARLO
Un cavalier.

MELITONE
fra sé
Qual boria! È un mal arnese.

Melitone esce.


SCENA V

Don Carlo, poi Don Alvaro in abito da Frate

CARLO
Invano Alvaro ti celasti al mondo,
e d'ipocrita veste
scudo facesti alla viltà. Del chiostro
ove t'ascondi m'additâr la via
l'odio e la sete di vendetta; alcuno
qui non sarà che ne divida. Il sangue,
solo il tuo sangue può lavar l'oltraggio
che macchìo l'onor mio,
e tutto il verserò. Lo giuro a Dio.

Entra Don Alvaro, in abito da frate

ALVARO
Fratello …

CARLO
Riconoscimi.

ALVARO
Don Carlo! Voi, vivente!

CARLO
Da un lustro ne vo' in traccia,
Ti trovo finalmente;
Col sangue sol cancellasi
L'infamia ed il delitto.
Ch'io ti punisca è scritto
Sul libro del destin.
Tu prode fosti, or monaco,
Un 'arma qui non hai …
Deggio il tuo sangue spargere.
Scegli, due ne portai.

ALVARO
Vissi nel mondo, intendo;
Or queste vesti, l'eremo,
Dicon che i falli ammendo,
Che penitente è il cor.
Lasciatemi.

CARLO
Difendere
Quel sajo, né il deserto.
Codardo, te nol possono.

ALVARO
trasalendo
Codardo! Tale asserto …
frenandosi
No, no! Assistimi, Signore!
a Don Carlo
Le minaccie, i fieri accenti,
Portin seco in preda i venti;
Perdonatemi, pietà,
O fratel, pietà, pietà!
A che offendere cotanto
Chi fu solo sventurato?
Deh, chiniam la fronte al fato,
O fratel, pietà, pietà!

CARLO
Tu contamini tal nome.
Una suora mi lasciasti
Che tradita abbandonasti
All'infamia, al disonor.

ALVARO
No, non fu disonorata,
Ve lo giura un sacerdote!
Sulla terra l'ho adorata
Come in cielo amar si puote.
L'amo ancora, e s'ella m'ama
Più non brama questo cor.

CARLO
Non si placa il mio furore
Per mendace e vile accento;
L'arme impugna ed al cimento
Scendi meco, o traditor.

ALVARO
Se i rimorsi, il pianto omai
Non vi parlano per me,
Qual nessun mi vide mai,
Io mi prostro al vostro pié!
S'inginocchia

CARLO
Ah la macchia del tuo stemma
Or provasti con quest'atto!

ALVARO
balzando in piedi, furente
Desso splende più che gemma.

CARLO
Sangue il tinge di mulatto.

ALVARO
non potendo più frenarsi
Per la gola voi mentite!
A me un brando!
Glielo strappa di mano
Un brando, uscite!

CARLO
Finalmente!

ALVARO
ricomponendosi
No, l'inferno non trionfi.
Va, riparti.
Getta via la spada

CARLO
Ti fai dunque di me scherno?

ALVARO
Va.

CARLO
S'ora meco misurarti,
O vigliacco, non hai core,
Ti consacro al disonore.
Gli dà uno schiaffo

ALVARO
furente
Ah, segnasti la tua sorte!
Morte.
Raccoglie la spada

CARLO
Morte! A entrambi morte!

CARLO e ALVARO:
Ah! Vieni a morte,
A morte andiam!

Escono, correndo.


SCENA VI

Presso la grotta di Leonora. Valle tra rupi inaccessibili, attraversata da un ruscello. Nel fondo a sinistra dello spettatore è una grotta con porta praticabile, e sopra una campana che si potrà suonare dall'interno. La scena si oscura lentamente; la luna apparisce splendidissima. Donna Leonora, pallida, sfigurata, esce dalla grotta, agitatissima.
Leonora

LEONORA
Pace, pace, mio Dio!
Cruda sventura
M'astringe, ahimé, a languir;
Come il dì primo
Da tant'anni dura
Profondo il mio soffrir.
L'amai, gli è ver!
Ma di beltà e valore
Cotanto Iddio l'ornò.
Che l'amo ancor.
Né togliermi dal core
L'immagin sua saprò.
Fatalità! Fatalità! Fatalità!
Un delitto disgiunti n'ha quaggiù!
Alvaro, io t'amo.
E su nel cielo è scritto:
Non ti vedrò mai più!
Oh Dio, Dio, fa ch'io muoia;
Che la calma può darmi morte sol.
Invan la pace qui sperò quest'alma
In preda a tanto duol.
Va ad un sasso ove sono alcune provvigioni deposte dal Padre Guardiano
Misero pane, a prolungarmi vieni
La sconsolata vita … Ma chi giunge?
Chi profanare ardisce il sacro loco?
Maledizione! Maledizione! Maledizione!

Torna rapidamente alla grotta, e vi si rinchiude.


SCENA VII

Si ode dentro la scena un cozzare di spade
Alvaro, Leonora

CARLO
dall'interno
Io muoio! Confessione!
L'alma salvate.

ALVARO
entrando in scena con spada sguainata
E questo ancora sangue d'un Vargas.

CARLO
Confessione!

ALVARO
gettando via la spada
Maledetto io sono …
Ma qui presso è un eremita.
Corre alla grotta e batte alla porta
A confortar correte un uom che muor.

LEONORA
dall'interno
Nol posso.

ALVARO
Fratello! In nome del Signore.

LEONORA
Nol posso.

ALVARO
battendo più forte
È d'uopo.

LEONORA
dall'interno suonando la campana
Aiuto! Aiuto!

ALVARO:
Deh, venite.


SCENA VIII

Detto e Leonora che si presenta sulla porta

LEONORA
Temerarii, del ciel l'ira fuggite!

ALVARO
Un donna! Qual voce …
Ah, no … uno spettro!

LEONORA
riconoscendo Alvaro
Che miro?

ALVARO
Tu, Leonora!

LEONORA
Egli è ben desso.
Ah, ti riveggo ancora.

ALVARO
Lungi, lungi da me; queste mie mani
grondano sangue, Indietro!

LEONORA
Che mai parli?

ALVARO
indicando il bosco
Là giace spento un uom.

LEONORA
Tu l'uccidesti?

ALVARO
Tutto tentai per evitar la pugna.
Chiusi i miei dì nel chiostro.
Eì mi raggiunse, m'insultò, l'uccisi.

LEONORA
Ed era?

ALVARO
Tuo fratello!

LEONORA
Gran Dio!

Corre ansante vero il bosco

ALVARO
Destino avverso,
Come a scherno mi prendi!
Vive Leonora, e ritrovarla deggio
or che versai di suo fratello il sangue!

LEONORA
dall'interno, mettendo un grido
Ah!

ALVARO
Qual grido! Che avvene?


SCENA IX

Leonora, ferita, entra sostenuta dal Padre Guardiano e Detto.

ALVARO
Ella, ferita!

LEONORA
morente
Nell'ora estrema perdonar non seppe.
E l'onta vendicò nel sangue mio.

ALVARO
E tu paga, non eri, o vendetta di Dio.
Maledizione!

GUARDIANO
solenne
Non imprecare; umiliati
A Lui ch'è giusto e santo,
Che adduce a eterni gaudii
Per una via di pianto;
D'ira e fulgor sacrilego
Non profferir parola,
Vedi, vedi quest'angiol vola
Al trono del Signor.

LEONORA
Con voce morente
Sì, piangi e prega.
Di Dio il perdono io ti prometto.

ALVARO
Un reprobo, un maledetto io sono.
Flutto di sangue innalzasi fra noi.

LEONORA
Piangi! Prega!

GUARDIANO
Prostrati!

LEONORA
Di Dio il perdono io ti prometto.

ALVARO
A quell'accento più non poss'io resistere.
Si getta ai piedi di Leonora

GUARDIANO
Prostrati!

ALVARO
Leonora, io son redento,
Dal ciel son perdonato!

LEONORA e GUARDIANO
Sia lode a Te, Signor.

LEONORA
ad Alvaro
Lieta or poss'io precederti
Alla promessa terra.
Là cesserà la guerra,
Santo l'amor sarà.

ALVARO
Tu mi condanni a vivere.
E m'abbandoni intanto!
Il reo, il reo soltanto
Dunque impunito andrà!

GUARDIANO
Santa del suo martirio
Ella al Signor ascenda,
E il suo morir t'apprenda
La fede e la pietà!

LEONORA
In ciel ti attendo, addio!

ALVARO
Deh, non lasciarmi,
Leonora, ah no, non lasciarmi …

LEONORA
Ah … ti precedo … Alvaro … Ah …
Alvar … Ah!
Muore

ALVARO
Morta!

GUARDIANO
Salita a Dio!


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@ 藤井宏行



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