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第2幕

リリアス・パスティアの居酒屋

(カルメン、メルセデス、フラスキータ、スニガ中尉、モラレスと別の中尉 夕食の終わりである テーブルは散らかっている 士官たちとボヘミアンの女たちはタバコを吸っている 二人のボヘミアンが居酒屋の片隅でギターを掻き鳴らし 舞台の中央では二人のボヘミアン女がダンスしている カルメンは座ってそのダンスを見ている 一人の士官が話しかけても気にもとめない 彼女は突然立ち上がって歌い始める)



N° 11 ボヘミアンの歌

【カルメン】
シストラムの鈴が鳴る
金属の響きを立てて
そしてこの異国の音楽に乗せて
ツィゴイナーの女たちは立ち上がったよ
タンバリンが調子をとって
そしてギターが狂ったように
頑丈な手の下でかき鳴らされる
同じ歌を 同じ節を
トラララララ…

(そのリフレインに乗せてボヘミアンたちは踊る メルセデスとフラスキータはカルメンと一緒にその「トララララ」を繰り返す)

銅と銀の腕輪が
きらめいてる 浅黒い肌に
オレンジと赤の縞模様の
服地は風になびいてる
ダンスと歌とがひとつになって
最初はぼんやり おずおずと
それから生き生きと 速くなって
そいつは高鳴る 高鳴る 高鳴るよ!
トラララララ…

ボヘミアンたちは 腕に任せて
自分の楽器を咆えさせる
その見事な狂乱に
酔いしれるのさ ツィゴイナーの女たちは!
歌のリズムの下で
燃え立ち 狂おしく 熱っぽく
女たちは酔いしれて
運び去られるのさ つむじ風に!
トラララララ…

レシタティーヴォ

【フラスキータ】
旦那方 パスティアが言うにはね…

【スニガ】
今度は何だ パスティアの店主め?

【フラスキータ】
あいつが言うにはさ お役人が
もう居酒屋を閉じろって

【スニガ】
良かろう じゃあ出ようか
お前たちも一緒に来るんだろ

【フラスキータ】
やだよ!あたしたち 残る

【スニガ】
それじゃお前は カルメン お前は来ないのか?
聞けよ!一言そっと言わせて貰うぞ:
お前 俺のことを怒ってるだろう

【カルメン】
怒ってるって!なぜさ?

【スニガ】
あの兵隊な この前ぶち込まれた奴
お前の代わりに…

【カルメン】
どうしたのさ あの気の毒な兵隊さん?

【スニガ】
今 あいつは自由の身だ!

【カルメン】
釈放されたの!そりゃ良かった
じゃあね 愛する旦那さま方!

【カルメン フラスキータとメルセデス】
じゃあね 愛する旦那さま方!

N° 12 合唱

【合唱】
(外で)
ビバ!ビバ 闘牛士!
ビバ!ビバ エスカミーリョ!

【スニガ】
たいまつの行列だ!
あれはグラナダの闘牛の勝者だな
(エスカミーリョが現れる)
われわれと一緒に飲むのはいかがかね 友よ?
君のこれまでの成功のため これからの成功のために!

【合唱】
ビバ!ビバ 闘牛士!
ビバ!ビバ エスカミーリョ!

N° 13 クープレ(闘牛士の歌)

【エスカミーリョ】
君たちの乾杯に私は返礼しよう
セニョール セニョール 軍人の諸君とは
そう 闘牛士は通じ合うものがある
喜びのために彼らは戦うのだから!
アリーナは満員だ 今日は祭日
アリーナは満員だ 上から下まで
見物客はわれを忘れ
見物客は大騒ぎだ!
歓呼 叫び どよめき
狂乱にまでついには至る!
なぜならこれは勇気の饗宴なのだから!
勇気ある者たちの饗宴なのだから!
さあ!構えろ!ああ!
闘牛士よ 構えるんだ!
そして忘れるな そうだ 夢を見るんだ 戦いのさなかにも
黒い瞳が お前を見つめてるぞ
愛がお前を待ってるんだ!
闘牛士よ 愛がお前を待ってるぞ!

【全員】
闘牛士よ 構えるんだ!…
(カルメンはエスカミーリョのグラスを満たす)

【エスカミーリョ】
突然の沈黙だ
沈黙だ ああ!何が起こったのか?
叫びひとつない その瞬間!
雄牛が駆け寄ってくる
囲い場から飛び出して!
奴は突進し 奴は突入し 奴は突きかかる!
馬は転がり 引きずられるピカドール!
「ああ!ブラボー 雄牛だぞ!」 群衆は叫ぶ
雄牛は突進する 奴は来るぞ
やって来て 再び突きかかる!
背中に刺さった槍を振りまわし
怒り狂って 奴は駆けまわる!
闘牛場は血で一杯だ!
みんな身を守ろうと 柵を越えて逃げ出す
今こそお前の出番だ!
さあ!構えろ!ああ!
闘牛士よ 構えるんだ!…

【全員】
闘牛士よ 構えるんだ!…

レシタティーヴォ

(みな酒を飲み 闘牛士と握手を交換する 士官たちは去る準備を始める エスカミーリョはカルメンの近くに寄る)


【エスカミーリョ】
美しいひとよ 一言だけ
あなたの名は何とおっしゃるのです?
私の一番の危難のときに
私はあなたの名を呼びたいのです

【カルメン】
カルメンでも カルメンシータでも!
どっちでもいいよ!

【エスカミーリョ】
もし誰かがあなたを愛してると言ったらどうするのです?…

【カルメン】
あたしは答えるだろうね 愛して欲しくないよって

【エスカミーリョ】
その答えはあまり嬉しいものではないですね
私は期待し 待つことで満足しましょう

【カルメン】
待つのは構わないよ 希望は甘いからね

【スニガ】
お前が来ないなら カルメン 私は戻ってくるぞ

【カルメン】
そしたら思いっきり間抜けなことになるけどね!

【スニガ】
馬鹿な!それでも来るぞ!

(エスカミーリョとスニガ出て行く ダンカイロとレメンダードが入ってくる)

レシタティーヴォ

【フラスキータ】
ねえ!早く 何かいい話なの?

【ダンカイロ】
悪くねえ話だぜ
俺たちゃまた始められそうなんだ
けっこういい仕事をな!
それでお前たちの助けがいるのさ

【フラスキータ メルセデス カルメン】
あたしたちが必要だって?

【ダンカイロ】
ああ お前たちの助けがいるんだ

N°. 14 クインテット

俺たち思いついたのさ 儲け話を

【メルセデスとフラスキータ】
旨い話なの 教えてよ?

【ダンカイロとレメンダード】
けっこうなもんだぜ ねえちゃん
だけどお前たちの手を借りてえんだ

【5人全員】
あたしたちを?…
お前たちさ!…

【ダンカイロとレメンダード】
正直に言やあ
そして非常に丁寧に言やあ
詐欺みてえなことをやるときにゃ
騙りとか 盗みとかをな
いつも必要なのさ 必ず
女の手助けが
それがないと
別嬪さんたちよ
どんなときも決して
うまく行かねえんだ!

【フラスキータ メルセデス カルメン】
おや!あたしたちなしじゃ どんなときも決して
うまく行かないって?

【ダンカイロとレメンダード】
お前たち そうは思わねえのか?

【フラスキータ メルセデス カルメン】
確かに あたしも
そう思うよ
確かに 本当だろうさ

【5人全員】
詐欺みてえなことをやるときにゃ…

【ダンカイロ】
それで決まった お前たち行くか?

【フラスキータとメルセデス】
いつでもお好きなときに

【ダンカイロ】
だったら 今すぐにだ

【カルメン】
ああ!悪いね​​!
あんたたち 行きたけりゃ行っとくれ
けど あたしはこの旅には行かない
あたしは行かない 行かないよ!

【ダンカイロとレメンダード】
カルメン 頼むよ お前も来てくれよ

【カルメン】
あたし 行かないよ 行かない!

【ダンカイロとレメンダード】
お前 そんなに冷たい女じゃねえだろ
俺たちを困らせるような

【フラスキータとメルセデス】
ああ!カルメン 行こうよ

【カルメン】
あたしは行かないよ…

【ダンカイロ】
けど せめてわけを言ってくれ カルメン
それを話してくれよ

【4人全員】
そのわけをさ!

【カルメン】
それは確かに言っとかないとね

【4人全員】
言ってくれ!言ってくれ!

【カルメン】
そのわけは 今…

【4人全員】
何?何?

【カルメン】
あたしは恋してるのさ!

【ダンカイロとレメンダード】
(絶句して)
何て言った?

【フラスキータとメルセデス】
恋してるって言ったよ!

【4人全員】
恋だって!

【カルメン】
そうさ 恋さ!

【ダンカイロ】
おい カルメン 真面目にやれよ!

【カルメン】
心を失うほど大好きなのさ!

【ダンカイロとレメンダード】
それは確かに驚きだが
これが初めてってわけじゃない
あんたも知ってるだろ なあ
仕事と恋の両立の仕方くらい

【カルメン】
みんな あたしも嬉しかったろうけど
今夜 あんたたちと一緒に行けたならね
今回は 悪く思わないで
恋を仕事に優先しなくちゃなんないんだよ

【ダンカイロ】
それが最後の言葉じゃないよな?

【カルメン】
もう決めたよ!

【レメンダード】
かたくなになんなよ

【4人全員】
来なきゃだめだ カルメン 来なきゃ!
俺たちの仕事に
あんた必要なんだ
俺たちのために…

【カルメン】
それはそうだけど…

【5人全員】
(繰り返し)
詐欺みてえなことをやるときにゃ…

レシタティーヴォ

【ダンカイロ】
けど 誰をお前 待ってるんだ?

【カルメン】
大した奴じゃないよ 兵士さ この前
あたしを助けてくれるために
牢屋に入ってたんだ

【レメンダード】
そいつは微妙だな

【ダンカイロ】
それじゃあどうだい
お前の兵士とやらも仲間にするってのは
お前は奴を引き込めるかい?

N°15 シャンソン

【ホセ】
(遠くからの声で)
そこに止まれ!
誰だ そこに行くのは?
アルカラの竜騎兵よ!

【カルメン】
お聞きよ!

【ホセ】
どこへ行こうというのだ
アルカラの竜騎兵よ?

【カルメン】
ここに来るだろ!

【ホセ】
俺は行くぜ
打ち倒しにな
俺の敵を -
もしお前も同じなら
通してくれ 友よ
名誉のために
勇気のために
それが俺たちのすべてなんだ
アルカラの竜騎兵よ!

【フラスキータ】
素敵な竜騎兵だね!

【メルセデス】
いけてる竜騎兵だね!

【ダンカイロ】
俺たちの仲間になれば使えそうだな

【レメンダード】
俺たちと一緒に来るように言ってくれよ

【カルメン】
奴は聞かないよ

【ダンカイロ】
だけど 試してみるくらい いいだろう

【カルメン】
わかった!やってみるよ

(レメンダードは逃げるように去る ダンカイロもそれを追う メルセデスとフラスキータも順番に退場)

【ホセ】
(声はかなり近づいてくる)
そこに止まれ!
誰だ そこに行くのは?
アルカラの竜騎兵よ!
どこへ行こうというのだ
アルカラの竜騎兵よ?
真面目に 誠実に
俺は行くんだ 俺を呼んでるところ
美しい俺の恋人のもとへ! -
もしお前も同じなら
通してくれ 友よ
名誉のために
勇気のために
それが俺たちのすべてなんだ
アルカラの竜騎兵よ!

(ドン·ホセ登場)

レシタティーヴォ

【カルメン】
やっとあんた来たね!

【ホセ】
カルメン!

【カルメン】
それで あんた 牢屋から出たの?

【ホセ】
俺は2ヶ月の間そこに居た

【カルメン】
あんたはそれに文句があるの?

【ホセ】
いいや 全然!
もしお前のためだったら
ずっと入っていたっていいさ

【カルメン】
そんなにあたしを愛してんの?

【ホセ】
俺か お前に首ったけさ!

【カルメン】
あんたんとこの士官たちがさっき来てて
あたしたちを踊らせたのよ

【ホセ】
なんだって お前が?

【カルメン】
あんたが嫉妬しなけりゃ あたし死ぬよ!

【ホセ】
ああ そりゃ嫉妬するさ!

N° 16 デュオ

【カルメン】
しなやかに ねえ しなやかに
あたしは踊ってあげるわ あんたのために
さあ 見てちょうだい セニョール
どうやって自分の踊りに自分で伴奏するかなら知ってるわ!
そこに座って ドン・ホセ 始めるわ!

(彼女は舞台の隅にドン・ホセを座らせる ちょっとしたダンス カルメンは唇でハミングしながら カスタネットで伴奏しながら曲を口ずさむ ドン・ホセはむさぼるように見つめる 遠くから帰営を告げるラッパの音が聞こえてくる ドン・ホセはそれを聞くと カルメンに近づいて踊りを止めさせようとする)


【ホセ】
ちょっと待ってくれ カルメン ちょっと 止めてくれ!

【カルメン】
なぜだい 言っとくれよ?

【ホセ】
聞こえるだろ あそこで…
そうだ あれはわれら部隊の帰営ラッパだ!
聞こえないのか?

【カルメン】
ブラボー!ブラボー!無駄に始めるところだったわ
陰気じゃないか
オーケストラなしで踊るなんて
生演奏が
空から降ってくるってのに!

(彼女はまた歌い始める 近づいてきた帰営ラッパは居酒屋の窓の下を通り 遠ざかって行く)

【ホセ】
お前は分かってない カルメン
あれは招集だ
俺は兵営に戻らなくちゃならないんだ
点呼のために

【カルメン】
兵営!点呼のため!
ああ!あたしはバカだったわ!
一生懸命やったのに
とっても骨を折ったのに
そうよ とっても骨を折ったのに
男のひとを楽しませようと!
歌ったわ!踊ったわ!
神さまはきっとあたしを許して下さるでしょうよ
ちょっとだけ この人を愛し過ぎたことを!
タラタタ!
あれはラッパの音!
タラタタ!
出て行く!消えちまう!
どこへでも行っちまえ カナリアめ!
(怒って彼の軍帽を投げつける)
さあ 持って行け あんたの軍帽だ
サーベルだ 弾薬入れだ
行っちまえ 坊や 行っちまえ
帰るがいいさ あんたの兵舎に!

【ホセ】
ひどいぞ カルメン からかわないでくれ!
俺だって辛いんだ どんな女も
お前の前に出会ったどんな女も
こんなに深く心を揺さぶったことはなかったんだから!

【カルメン】
タラタタ まずい!帰営ラッパだ!
タラタタ 遅れちまうぜ
走り去ってく 理性をなくして
それがこいつの愛なんだろ!

【ホセ】
じゃあ俺の愛を信じないのか?

【カルメン】
もちろん 信じないさ!

【ホセ】
わかった!じゃあこれを聞いてくれ!

【カルメン】
聞きたくなんかないよ!

【ホセ】
聞いてくれ!

【カルメン】
とっとと行きな 遅れないうちに!

【ホセ】
聞いてくれ!カルメン!

【カルメン】
やだね!やだね!やだね!やだね!

【ホセ】
そうだ 聞いてくれ!
お願いだ!カルメン
俺の言うことを聞いてくれ!

(彼は軍服の下から カルメンが第一幕で彼に投げたカシアの花を取り出す)

お前が俺に投げたこの花は
刑務所の中でも 俺と一緒だった
枯れて干からびても この花は
ずっと保ってた この甘い香りを
何時間も ずっと
瞼を閉じた俺の目は
この香りに酔いしれなから
暗闇の中でお前を見ていた!
お前を呪ってもみたさ
お前を憎んで こうも言ったさ
どうして俺の運命は
あんな女を 俺の人生に投げ込んだのか?と
それから俺はそんなことを言った自分を責めて
そして自分のうちに感じ取ったんだ
俺にはただひとつだけの願いがある
ただひとつの願い ただひとつの希望
お前にまた会うことさ カルメン そうさ お前にまた!
だってお前はただ現れて
俺を一目見るだけで
俺をすっかり虜にしちまったんだからな
おお 俺のカルメン!
そして俺はもうお前のものなんだ!
カルメン お前を愛してる!

【カルメン】
違うね あんたはあたしを愛してない!

【ホセ】
どうしてそんなことを言うんだ?

【カルメン】
いいえ あんたはあたしを愛してないわ!
違う!だって あんたがあたしを愛しているなら
どこまでも どこまでも
あたしについて来るはずだもの

【ホセ】
カルメン!

【カルメン】
そうさ! -
遠くの 遠くの 山の中まで
そこへ そこへ あんたはあたしについて来るの
あんたの馬にあたしを乗せて
勇士みたいに 野原を駆け抜ける
背中に あたしをしがみ付かせてね!
遠くの 遠くの 山の中まで!

【ホセ】
カルメン!

【カルメン】
どこまでも どこまでも あたしについて来るの
あんたがあたしを愛しているなら
そこでは誰への気兼ねも要らない
上官の命令に従わなくたっていい
帰営のラッパも鳴らないわ
愛を語っている最中に
帰る時間が来たなんてね!
開けた空 さすらいの暮らし
世界中の国が
法が思いのままだよ
そして何よりも素晴らしいことは
自由さ 自由なのさ!

【ホセ】
待ってくれ!

【カルメン】
遠くの 遠くの 山の中まで…

【ホセ】
ああ!カルメン だめだ!止めてくれ!頼む!

【カルメン】
そうよ そうでしょ
どこまでも どこまでも あたしについて来るの
あんたはあたしを愛し あたしについて来る!
どこまでも どこまでも あたしを連れて行く!

【ホセ】
ああ!黙れ、黙れ!
だめだ!俺はもう聴きたくない!
軍旗を捨てて…脱走する…
それは恥だ それは不名誉だ!
俺にはできない!

【カルメン】
じゃあ 行きなよ!

【ホセ】
カルメン お願いだ!

【カルメン】
いやだね!あんたなんかもう好きじゃないよ!

【ホセ】
聞いてくれ!

【カルメン】
行きなよ!あんたなんて大嫌いだよ!
さよならさ!永遠にお別れだよ!

【ホセ】
仕方ない お別れしよう 永遠にな!

【カルメン】
出て行きな!

【ホセ】
カルメン!さよなら!永遠におさらばだ!

【カルメン】
あばよ!

(ドン・ホセはドアに急ぐ ちょうどそこに着いた時 ドアを叩く音)


N° 17 終曲

【スニガ】
(外で)
おい カルメン!俺だ!俺だ!

【ホセ】
ノックだ?誰がここに来るんだ?

【カルメン】
黙って! 黙って!

【スニガ】
(ドアを無理矢理開けて)
勝手に開けて入れて貰うぜ
(ドン・ホセを見て カルメンに)
ああ!そうか ああ!そうかい 別嬪さん!
嬉しくない選択だねえ ご結婚というわけか
兵士を将校殿の代わりにとはな
(ドン・ホセに)
さあ!とっとと行け!

【ホセ】
嫌だ!

【スニガ】
命令だ 出て行け!

【ホセ】
俺は行かないぞ!

【スニガ】
(彼を殴る)
面白い!

【ホセ】
(剣を抜いて)
やってみろ!血の雨が降るぞ!

【カルメン】
(彼らの間に身を投げて)
嫉妬はやめな!
(呼ぶ)
来て!来ておくれ!

(ボヘミアンたちが四方から登場 カルメンはスニガをボヘミアンたちに指し示す ダンカイロとレメンダードが彼に襲い掛かり武器を奪い取る)

【カルメン】
ご立派な将校さん ご立派な将校さん 愛が
あんたを今回はえらい目に遭わせたようね
あんたは間の悪い時に来たのさ ああ!仕方ないけど
密告されたくないから
あんたを捕まえさせといて…小一時間ほどね

【ダンカイロとレメンダード】
親愛なる旦那
私どもは出かけます よろしければ
この家を引き払います
あなたもご同行頂けますかね?

【カルメン】
ちょっとした散歩だよ

【ダンカイロとレメンダード】
ご同意願えますかね?

【ボヘミアン全員】
答えなよ 同志よ

【スニガ】
分かったよ
とりわけ 諸君らの言い分には
逆らい難いものがあるからな
だが用心しろ!後で用心するんだぞ!

【ダンカイロ】
戦争さ こいつは戦争ですからね!
ともかく 将校殿
つべこべ言わずにご同行願いますよ!

【レメンダードとボヘミアンたち】
つべこべ言わずにご同行願いますよ!

(将校は退場する 手にピストルを持った四人のボヘミアンたちに連れ出されて)

【カルメン】
(ドン・ホセに)
さあ仲間になるかい?

【ホセ】
そうするしかないじゃないか

【カルメン】
ああ!その言い方は男らしくないね
でもいいわ そのうち分かるでしょ
あんたが気付けばね
どれほど素敵なのか このさすらいの暮らしが
世界中の国が
法が思いのままだよ
そして何よりも素晴らしいことは
自由さ 自由なのさ!

【全員】
(ドン・ホセに)
俺たちと一緒に行こうぜ 野を横切って
一緒に行こうぜ 山の中を
一緒に来れば お前も分かるさ
お前がそこで見た時に
どれほど素敵なのか このさすらいの暮らしが
世界中の国が
法が思いのままだぜ
そして何よりも素晴らしいことは
自由さ 自由なのさ!
開けた空 さすらいの暮らし
世界中の国が
法が思いのままだぜ
そして何よりも素晴らしいことは
自由さ 自由なのさ!

間奏
DEUXIÈME ACTE

La taverne de Lillas Pastia

(Carmen, Mercédès, Frasquita, le lieutenant Zuniga, Moralès et un lieutenant. C 'est la fin d'un dîner. La table est en désordre. Les officiers et les bohémiennes fument des cigarettes. Deux bohémiens râclent de la guitare dans un coin de la taverne et deux bohémiennes, au milieu de la scène, dansent. Carmen est assise, regardant danser les bohémiennes. Un officier lui parle bas, mais elle ne fait aucune attention à lui. Elle se lève tout à coup et se met à chanter.)

N° 11 Chanson bohème

CARMEN
Les tringles des sistres tintaient
avec un éclat métallique,
et sur cette étrange musique
les zingarellas se levaient.
Tambours de basque allaient leur train,
et les guitares forcenées
grinçaient sous des mains obstinées,
même chanson, même refrain.
Tralalalala...

(Sur le refrain les bohémiennes dansent. Mercédès et Frasquita reprennent avec Carmen le: Tralalalala.)

Les anneaux de cuivre et d'argent
reluisaient sur les peaux bistrées;
d'orange et de rouge zébrées
les étoffes flottaient au vent.
La danse au chant se mariait,
d'abord indécise et timide,
plus vive ensuite et plus rapide,
cela montait, montait, montait!
Tralalalala...

Les bohémiens à tour de bras
de leurs instruments faisaient rage,
et cet éblouissant tapage,
ensorcelait les zingaras!
Sous le rythme de la chanson,
ardentes, folles, enfiévrées,
elles se laissaient, enivrées,
emporter par le tourbillon!
Tralalalala...

Récitative

FRASQUITA
Messieurs, Pastia me dit...

ZUNIGA
Que nous veut-il encore, maître Pastia?

FRASQUITA
Il dit que le corrégidor
veut que l'on ferme l'auberge.

ZUNIGA
Eh bien, nous partirons.
Vous viendrez avec nous.

FRASQUITA
Non pas! nous, nous restons.

ZUNIGA
Et toi, Carmen, tu ne viens pas?
Écoute! Deux mots dits tout bas:
tu m'en veux.

CARMEN
Vous en vouloir! pourquoi?

ZUNIGA
Ce soldat, l'autre jour, emprisonné
pour toi...

CARMEN
Qu'a-t-on fait de ce malheureux?

ZUNIGA
Maintenant il est libre!

CARMEN
Il est libre! tant mieux.
Bonsoir, messieurs nos amoureux!

CARMEN, FRASQUITA et MERCÉDÈS
Bonsoir, messieurs nos amoureux!

N° 12 Chœur

CHŒUR
(en dehors)
Vivat! vivat le Toréro!
Vivat! vivat Escamillo!

ZUNIGA
Une promenade aux flambeaux!
C'est le vainqueur des courses de Grenade.
(Escamillo paraît.)
Voulez-vous avec nous boire, mon camarade?
À vos succès anciens, à vos succès nouveaux!

CHŒUR
Vivat! vivat le Toréro!
Vivat! vivat Escamillo!

N° 13 Couplets (Chanson du toréro)

ESCAMILLO
Votre toast, je peux vous le rendre,
señors, señors, car avec les soldats,
oui, les toréros peuvent s'entendre,
pour plaisirs ils ont les combats!
Le cirque est plein, c'est jour de fête,
le cirque est plein du haut en bas.
Les spectateurs perdant la tête.
Les spectateurs s'interpellent à grand fracas!
Apostrophes, cris et tapage
poussés jusques à la fureur!
Car c'est la fête des gens du courage!
c'est la fête des gens de cœur!
Allons! en garde! ah!
Toréador, en garde!
Et songe bien, oui, songe en combattant,
qu'un œil noir te regarde
et que l'amour t'attend!
Toréador, l'amour t'attend!

TOUT LE MONDE
Toréador, en garde! etc.
(Carmen remplit le verre d'Escamillo.)

ESCAMILLO
Tout d'un coup, on fait silence,
on fait silence, ah! que se passe-t-il?
Plus de cris, c'est l'instant!
Le taureau s'élance
en bondissant hors du toril!
Il s'élance! Il entre, il frappe!
Un cheval roule, entraînant un picador!
« Ah! bravo Toro! » hurle la foule;
le taureau va, il vient,
il vient et frappe encore!
En secouant ses banderilles,
plein de fureur, il court!
Le cirque est plein de sang!
On se sauve, on franchit les grilles.
C'est ton tour maintenant!
Allons! en garde! ah!
Toréador, en garde! etc.

TOUT LE MONDE
Toréador, en garde! etc.

Récitative

(On boit, on échange des poignées de main avec le Toréro. Les officiers commencent à se préparer à partir. Escamillo se trouve près de Carmen.)

ESCAMILLO
La belle, un mot:
comment t'appelle-t-on?
Dans mon premier danger
je veux dire ton nom.

CARMEN
Carmen, Carmencita!
Cela revient au même!

ESCAMILLO
Si l'on te disait que l'on t'aime?...

CARMEN
Je répondrais qu'il ne faut pas m'aimer.

ESCAMILLO
Cette réponse n'est pas tendre;
je me contenterai d'espérer et d'attendre.

CARMEN
Il est permis d'attendre, il est doux d'espérer.

ZUNIGA
Puisque tu ne viens pas, Carmen, je reviendrai.

CARMEN
Et vous aurez grand tort!

ZUNIGA
Bah! je me risquerai!

(Exit Zuniga et Escamillo. Le Dancaïre et Le Remendado entrent.)

Récitative

FRASQUITA
Eh bien! vite, quelles nouvelles?

LE DANCAÏRE
Pas trop mauvaises les nouvelles,
et nous pouvons encore faire
quelques beaux coups!
Mais nous avons besoin de vous.

FRASQUITA, MERCÉDÈS et CARMEN
Besoin de nous?

LE DANCAÏRE
Oui, nous avons besoin de vous.

N°. 14 Quintette

Nous avons en tête une affaire.

MERCÉDÈS et FRASQUITA
Est-elle bonne, dites-nous?

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Elle est admirable, ma chère;
mais nous avons besoin de vous.

TOUS LE CINQ
De nous? etc.
De vous! etc.

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Car nous l'avouons humblement,
et fort respectueusement:
quand il s'agit de tromperie,
de duperie, de volerie,
il est toujours bon, sur ma foi,
d'avoir les femmes avec soi.
Et sans elles,
mes toutes belles,
on ne fait jamais rien
de bien!

FRASQUITA, MERCÉDÈS et CARMEN
Quoi! sans nous jamais rien
de bien?

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
N'êtes-vous pas de cet avis?

FRASQUITA, MERCÉDÈS et CARMEN
Si fait, je suis
de cet avis.
Si fait, vraiment je suis.

TOUS LES CINQ
Quand il s'agit de tromperie, etc.

LE DANCAÏRE
C'est dit alors; vous partirez?

FRASQUITA et MERCÉDÈS
Quand vous voudrez.

LE DANCAÏRE
Mais tout de suite.

CARMEN
Ah! permettez!
S'il vous plaît de partir, partez,
mais je ne suis pas du voyage.
Je ne pars pas, je ne pars pas!

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Carmen, mon amour, tu viendras-

CARMEN
Je ne pars pas; je ne pars pas!

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Et tu n'auras pas le courage
de nous laisser dans l'embarras.

FRASQUITA et MERCÉDÈS
Ah! ma Carmen, tu viendras.

CARMEN
Je ne pars pas, etc.

LE DANCAÏRE
Mais, au moins la raison, Carmen,
tu la diras.

TOUS LES QUATRE
La raison, la raison!

CARMEN
Je la dirai certainement.

TOUS LES QUATRE
Voyons! Voyons!

CARMEN
La raison, c'est qu'en ce moment...

TOUS LES QUATRE
Eh bien? Eh bien?

CARMEN
Je suis amoureuse!

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
(stupéfaits)
Qu'a-t-elle dit?

FRASQUITA et MERCÉDÈS
Elle dit qu'elle est amoureuse!

TOUS LES QUATRE
Amoureuse!

CARMEN
Oui, amoureuse!

LE DANCAÏRE
Voyons, Carmen, sois sérieuse!

CARMEN
Amoureuse à perdre l'esprit!

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
La chose, certes, nous étonne,
mais ce n'est pas le premier jour
où vous aurez su, ma mignonne,
faire marcher de front le devoir et l'amour.

CARMEN
Mes amis, je serais fort aise
de partir avec vous ce soir;
mais cette fois ne vous déplaise,
il faudra que l'amour passe avant le devoir.

LE DANCAÏRE
Ce n'est pas là ton dernier mot?

CARMEN
Absolument!

LE REMENDADO
Il faut que tu te laisses attendrir.

TOUS LES QUATRE
Il faut venir, Carmen, il faut venir!
Pour notre affaire,
c'est nécessaire,
car entre nous...

CARMEN
Quant à cela, je l'admets avec vous...

TOUS LES CINQ
(reprise)
Quand il s'agit de tromperie, etc.

Récitative

LE DANCAÏRE
Mais qui donc attends-tu?

CARMEN
Presque rien, un soldat qui l'autre jour
pour me rendre service
s'est fait mettre en prison.

LE REMENDADO
Le fait est délicat.

LE DANCAÏRE
Il se peut qu'après tout
ton soldat réfléchisse.
Es-tu bien sûre qu'il viendra?

N°15 Chanson

JOSÉ
(voix très éloignée)
Halte là!
Qui va là?
Dragon d'Alcala!

CARMEN
Écoutez!

JOSÉ
Où t'en vas-tu par là,
Dragon d'Alcala?

CARMEN
Le voilà!

JOSÉ
Moi, je m'en vais faire
mordre la poussière
à mon adversaire.-
S'il en est ainsi,
passez, mon ami.
Affaire d'honneur,
affaire de cœur;
pour nous tout est là,
Dragons d'Alcala!

FRASQUITA
C'est un beau dragon!

MERCÉDÈS
Un très beau dragon!

LE DANCAÏRE
- Qui serait pour nous un fier compagnon.

LE REMENDADO
Dis-lui de nous suivre.

CARMEN
Il refusera.

LE DANCAÏRE
Mais, essaye, au moins.

CARMEN
Soit! on essayera.

(Le Remendado se sauve et sort. Le Dancaïre le poursuit et sort à son tour entraînant Mercédès et Frasquita.)

JOSÉ
(la voix beaucoup plus rapprochée)
Halte là!
Qui va là?
Dragon d'Alcala!
Où t'en vas-tu par là,
Dragon d'Alcala?-
Exact et fidèle,
je vais où m'appelle
l'amour de ma belle!-
S'il en est ainsi,
passez, mon ami.
Affaire d'honneur,
affaire de cœur,
pour nous tout est là,
Dragons d'Alcala!

(Entre Don José.)

Récitative

CARMEN
Enfin c'est toi!

JOSÉ
Carmen!

CARMEN
Et tu sors de prison?

JOSÉ
J'y suis resté deux mois.

CARMEN
Tu t'en plains?

JOSÉ
Ma foi, non!
Et si c'était pour toi,
j'y voudrais être encore.

CARMEN
Tu m'aimes donc?

JOSÉ
Moi, je t'adore!

CARMEN
Vos officiers sont venus tout à l'heure,
ils nous ont fait danser.

JOSÉ
Comment, toi?

CARMEN
Que je meure si tu n'es pas jaloux!

JOSÉ
Eh oui, je suis jaloux!

N° 16 Duo

CARMEN
Tout doux, Monsieur, tout doux.
Je vais danser en votre honneur,
et vous verrez, seigneur,
comment je sais moi-même accompagner ma danse!
Mettez-vous là, Don José, je commence!

(Elle fait asseoir Don José dans un coin du théâtre. Petite danse, Carmen, du bout des lèvres, fredonne un air qu'elle accompagne avec ses castagnettes. Don José la dévore des yeux. On entend au loin des clairons qui sonnent la retraite. Don José prête l'oreille. Il s'approche de Carmen, et l'oblige à arrêter.)

JOSÉ
Attends un peu, Carmen, rien qu'un moment, arrête!

CARMEN
Et pourquoi, s'il te plaît?

JOSÉ
Il me semble, là-bas...
oui, ce sont nos clairons qui sonnent la retraite!
Ne les entends-tu pas?

CARMEN
Bravo! Bravo! J'avais beau faire;
il est mélancolique
de danser sans orchestre.
Et vive la musique
qui nous tombe du ciel!

(Elle reprend sa chanson. La retraite approche, passe sous les fenêtres de l'auberge, puis s'éloigne.)

JOSÉ
Tu ne m'as pas compris, Carmen,
c'est la retraite;
il faut que moi, je rentre au quartier
pour l'appel.

CARMEN
Au quartier! pour l'appel!
Ah! j'étais vraiment trop bête!
Je me mettais en quatre
et je faisais des frais,
oui, je faisais des frais
pour amuser monsieur!
Je chantais! Je dansais!
Je crois, Dieu me pardonne,
qu'un peu plus, je l'aimais!
Taratata!
C'est le clairon qui sonne!
Taratata!
Il part! il est parti!
Va-t'en donc, canari!
(avec fureur lui envoyant son shako à la volée)
Tiens; prends ton shako,
ton sabre, ta giberne;
et va-t'en, mon garçon, va-t'en!
Retourne à ta caserne!

JOSÉ
C'est mal à toi, Carmen, de te moquer de moi!
Je souffre de partir, car jamais femme,
jamais femme avant toi,
aussi profondément n'avait troublé mon âme!

CARMEN
« Taratata, mon Dieu! c'est la retraite!
Taratata, je vais être en retard! »
Il court, il perd la tête,
et voilà son amour!

JOSÉ
Ainsi, tu ne crois pas à mon amour?

CARMEN
Mais non!

JOSÉ
Eh bien! tu m'entendras!

CARMEN
Je ne veux rien entendre!

JOSÉ
Tu m'entendras!

CARMEN
Tu vas te faire attendre!

JOSÉ
Tu m'entendras! Carmen!

CARMEN
Non! non! non! non!

JOSÉ
Oui, tu m'entendras!
Je le veux! Carmen,
tu m'entendras!

(Il va chercher sous sa veste d'uniforme la fleur de cassie que Carmen lui a jetée au premier acte.)

La fleur que tu m'avais jetée,
dans ma prison m'était restée.
Flétrie et sèche, cette fleur
gardait toujours sa douce odeur;
et pendant des heures entières,
sur mes yeux, fermant mes paupières,
de cette odeur je m'enivrais
et dans la nuit je te voyais!
Je me prenais à te maudire,
à te détester, à me dire:
pourquoi faut-il que le destin
l'ait mise là sur mon chemin?
Puis je m'accusais de blasphème,
et je ne sentais en moi-même,
je ne sentais qu'un seul désir,
un seul désir, un seul espoir:
te revoir, ô Carmen, oui, te revoir!
Car tu n'avais eu qu'à paraître,
qu'à jeter un regard sur moi,
pour t'emparer de tout mon être,
ô ma Carmen!
et j'étais une chose à toi!
Carmen, je t'aime!

CARMEN
Non, tu ne m'aimes pas!

JOSÉ
Que dis-tu?

CARMEN
Non, tu ne m'aimes pas,
non! Car si tu m'aimais,
là-bas, là-bas,
tu me suivrais.

JOSÉ
Carmen!

CARMEN
Oui!-
Là-bas, là-bas, dans la montagne,
là-bas, là-bas, tu me suivrais.
Sur ton cheval tu me prendrais,
et comme un brave à travers la campagne,
en croupe, tu m'emporterais!
Là-bas, là-bas dans la montagne!

JOSÉ
Carmen!

CARMEN
Là-bas, là-bas, tu me suivrais,
si tu m'aimais!
Tu n'y dépendrais de personne;
point d'officier à qui tu doives obéir
et point de retraite qui sonne
pour dire à l'amoureux
qu'il est temps de partir!
Le ciel ouvert, la vie errante,
pour pays l'univers;
et pour loi sa volonté,
et surtout la chose enivrante:
la liberté! la liberté!

JOSÉ
Mon Dieu!

CARMEN
Là-bas, là-bas dans la montagne, etc.

JOSÉ
Ah! Carmen, hélas! tais-toi! pitié!

CARMEN
Oui, n'est-ce pas,
là-bas, là-bas, tu me suivras,
tu m'aimes et tu me suivras!
Là-bas, là-bas, emporte-moi!

JOSÉ
Ah! tais-toi, tais-toi!
Non! Je ne veux plus t'écouter!
Quitter mon drapeau...déserter...
c'est la honte, c'est l'infamie!
Je n'en veux pas!

CARMEN
Eh bien, pars!

JOSÉ
Carmen, je t'en prie!

CARMEN
Non! je ne t'aime plus!

JOSÉ
Écoute!

CARMEN
Va! je te hais!
Adieu! mais adieu pour jamais!

JOSÉ
Eh bien, soit- adieu, adieu pour jamais!

CARMEN
Va-t'en!

JOSÉ
Carmen! adieu! adieu pour jamais!

CARMEN
Adieu!

(Don José va en courant jusqu'à la porte; au moment où il y arrive, on frappe.)

N° 17 Finale

ZUNIGA
(au dehors)
Holà Carmen! Holà! Holà!

JOSÉ
Qui frappe? qui vient là?

CARMEN
Tais-toi! Tais-toi!

ZUNIGA
(faisant sauter la porte)
J'ouvre moi-même et j'entre.
(voit Don José- à Carmen)
Ah! fi, ah! fi, la belle!
Le choix n'est pas heureux; c'est se mésallier
de prendre le soldat quand on a l'officier.
(à Don José)
Allons! Décampe!

JOSÉ
Non!

ZUNIGA
Si fait, tu partiras!

JOSÉ
Je ne partirai pas!

ZUNIGA
(le frappant)
Drôle!

JOSÉ
(sautant sur son sabre)
Tonnerre! il va pleuvoir des coups!

CARMEN
(se jetant entre eux deux)
Au diable le jaloux!
(appelant)
À moi! à moi!

(Les bohémiens paraissent de tous les côtés. Carmen d'un geste montre Zuniga aux bohémiens. Le Dancaïre et Le Remendado se jettent sur lui, le désarment.)

CARMEN
Bel officier, bel officier, l'amour
vous joue en ce moment un assez vilain tour.
Vous arrivez fort mal, hélas! et nous sommes forcés,
ne voulant être dénoncés,
de vous garder au moins...pendant une heure.

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Mon cher monsieur,
nous allons, s'il vous plaît,
quitter cette demeure;
vous viendrez avec nous?

CARMEN
C'est une promenade.

LE DANCAÏRE et LE REMENDADO
Consentez-vous?

TOUS LES BOHÉMIENS
Répondez, camarade.

ZUNIGA
Certainement,
d'autant plus que votre argument
est un de ceux auxquels on ne résiste guère,
mais gare à vous! Gare à vous plus tard!

LE DANCAÏRE
La guerre, c'est la guerre!
En attendant, mon officier,
passez devant sans vous faire prier!

LE REMENDADO et LES BOHÉMIENS
Passez devant sans vous faire prier!

(L'officier sort, emmené par quatre bohémiens, le pistolet à la main.)

CARMEN
(à Don José)
Es-tu des nôtres maintenant?

JOSÉ
Il le faut bien.

CARMEN
Ah! le mot n'est pas galant,
mais qu'importe, va, tu t'y feras
quand tu verras
comme c'est beau, la vie errante;
pour pays, l'univers,
et pour loi sa volonté,
et surtout, la chose enivrante:
la liberté! la liberté!

TOUS
(à Don José)
Suis-nous à travers la campagne,
viens avec nous dans la montagne,
suis-nous et tu t'y feras
quand tu verras, là-bas,
comme c'est beau, la vie errante;
pour pays, l'univers,
et pour loi, sa volonté!
Et surtout, la chose enivrante:
la liberté! la liberté!
Le ciel ouvert, la vie errante,
pour pays tout l'univers;
pour loi sa volonté,
et surtout la chose enivrante:
la liberté, la liberté!

Entracte


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@ 藤井宏行



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