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第2幕


(庭園で)

No. 6 レチタティーヴォとアリア

【デズデモーナ】
私を放っておいて

【ロドリーゴ】
それでは無駄なのですか
私の痛みも 父上の怒りも

【デズデモーナ】
ああ 行って!私 あなたのために不幸なのです

【ロドリーゴ】
おお酷い!そんな風に私に言わないでください
もしも私のために清らかに
輝きをあなたの瞳に見ることができるのなら
私は何でもします 私の美しい憧れの人よ
あなたが望むことを

【デズデモーナ】
ならばお父さまを静めてください
私に戻って来るように 父の愛情が
見せて下さい その胸に
どれほど偉大な心が
寛大に宿っているのかを

【ロドリーゴ】
だがあなたはオテロを オテロを愛している

【デズデモーナ】
私はあの方の花嫁なの

【ロドリーゴ】
何だって?ああ 何を言うのですか?
ああ!どうして感じてくれないのです
憐れみを 私の苦しみに?
私の裏切られた愛よ!
ああ!どうして感じてくれないのです
憐れみを 私の苦しみに
私の裏切られた愛に
なにゆえお慈悲を おお神よ 感じて下さらぬのか
私の裏切られた愛に?
けれどあなたが貞節であり続け
あなたの残酷な厳しさで
私のこの願いを拒むのならば
この腕の一撃で
裏切り者を罰してやるのに
ああ!どうして感じてくれないのですか...

No. 7. レチタティーヴォ、デュエット

【デズデモーナ】
私を捨ててあの方は去って行ったわ
おお 不幸な私!
どうしたらいいのかしら?
ここに残るべきなの?
あの方を追うの? 恐ろしい迷いだわ!
ああ!誰が助けてくれるの 誰に相談すればいいの?
ああ!来て エミリア 来て
私を助けて 止めてちょうだい
私の破滅を

【エミーリア】
何が起こったのですか!おお天よ!
なぜそんなに震えておいでに?

【デズデモーナ】
私は永遠に最愛の恋人を失うことになるのよ

【エミーリア】
誰がその方を奪われるのですか?

【デズデモーナ】
あの方の恋敵のロドリーゴよ:私は彼に明かしたわ
あの方と結婚してることを…

【エミーリア】
ああ!何ということをなさったのです?

【デズデモーナ】
遅いわ 後悔しても
こんな致命的な瞬間に
私に安全な生き方を教えてくれないかしら
あの方のもとに行ける

【エミーリア】
でももしも捕まってしまったら もしも父君が…

【デズデモーナ】
もうそんなこと気にしないし
もう恐れもしないわ
あの方の危険のことだけが今は私の頭の中
お救いしなければ あの方へと私を義務感が呼ぶのよ

(退場)

【エミーリア】
彼女は破滅してしまう
後を追わなければ
でも私一人で何ができるの もしあの方の父君が来たら …
ああ?まず私の仲間に
彼女に忠実な友人たちに知らせなければ
できる限りの手助けをして せめて希望を持ちましょう
この危機に
この心には運命的な瞬間だわ

(退場 オテロが入ってくる)

【オデロ】
私は何をしたのだ?…どこへ私を導くのだ
絶望した愛は!私は犠牲にしたのだぞ
栄光を わが名誉を!
だが何だ!…私のものではなかったのか?…天使の顔で
私に誠を誓ったのではないのか?誓いの印ではなかったのか
彼女の右手は 彼女の心は?…
私は彼女を捨てられるのだろうか?
彼女を忘れられるのか?…耐えていられるのか
他の男の腕に彼女が抱かれるのを見て
死ぬこともなく?

(イアーゴ登場)

【イアーゴ】
なぜそんなに悲しんでおられるのです?…
しっかりなさいませ ああお見せ下さい
あなたがオテロであるところを

【オデロ】
放っておいてくれ この酷い運命のなすがままに

【イアーゴ】
運命の過酷さを
あなたが嘆かれるのは当然です
だが なりません
たとえ運命が敵であっても
ただ倒されて 嘲られるのは
復讐すらせずに

【オデロ】
何を私はすべきなのか?

【イアーゴ】
お聞きください…どうお思いです?
ご自身をお取り戻しください…
あなたの勝利はご自身を守ることにあります
あなたの敵は抑えつけるのに成功しています…
あなたを軽蔑しようと
他のすべての感情を

【オデロ】
何という酷い言葉だ!
その寸止めの言葉に
お前の疑念に その意味ありげな表情に
何と多くの不安で包み込んだのだろう
この哀れな心を!

【イアーゴ】
お話しください

【オデロ】
ああ!私を留め置かないでくれ こんな酷い不安の中に

【イアーゴ】
この他には何を言って良いのか分かりません この唇から
これ以上は求めないでください

【オデロ】
尋ねてはならぬだと?…
おお神よ!何とひどくなることか
わが不安は お前の沈黙のせいで!…
ああ恐らくはあの不実な女め…

【イアーゴ】
ああ お静まりください おやめください ご自分を責めるのは

【オデロ】
お前に私は殺されてしまう ずっと不幸ではなくなるだろう
真実を私が知る方が

【イアーゴ】
なるほど お望みですか? ならばお応えいたしましょう…
何を言ってしまったのだ?しまった!

【オデロ】
話してくれ 今すぐに!

【イアーゴ】
おお 何という秘密を私は明かすのでしょう!
だが 友情が私にそれを求めている
私は友情に従います お知りください…

【オデロ】
ああ 黙れ!ああっ!すべて分かったぞ

【イアーゴ】
ではあなた様は何をなされます?

【オデロ】
復讐して そして死ぬ

【イアーゴ】
死んではなりません
あの女を軽蔑することが
すべての復讐となりましょう

【オデロ】
だがそれは 恐ろしくも残酷でもないのだ
私が望み 愛が求めるものよりも
だが 確信できようか 彼女に罪があると?
ああ!もし本当なら…私はどうやって…おい イアーゴ
私のことは分かっているだろう もし私を裏切れば
お前もまたただでは済まないのだぞ

【イアーゴ】
いったい何をお考えなのですか?
私は混乱しています…あなたにこの手紙が語ってくれるでしょう 私の代わりに

(手紙を手渡す)

【オデロ】
何だこれは!おお神よ!
そうだ!これは彼女の筆跡だ
この残酷な愛の酷い文字は
間違いない わが恋敵に
あの不実な女め 手紙を書いたのだな
もはや耐えられぬ この悲しみに!
私は感じるぞ 引き裂かれたように

【イアーゴ】
(自分自身に)
すでに残忍な嫉妬心が
その毒を注ぎ込んでいるぞ
そいつは奴の胸の中にあふれ
そして俺を勝利に導くのさ

【オデロ】
(読む)
「いとしいお方」だと…大胆な 売女め?

【イアーゴ】
(独白)
あの表情で奴の心は読めるぞ

【オデロ】
(続きを読む)
「あなたに誠を尽くします」…ああっ!何と書いてあるのだ?
途方もない怒りを心の中に感じる!

【イアーゴ】
(独白)
途方もない喜びを心の中に感じるぞ!

【オデロ】
(続きを読む)
「私の髪を誓いの印に」…
おお天よ!

【イアーゴ】
(独白)
奴の中に育っているな 残酷な苦しみが

【オデロ】
どこだ その誓いの印とやらは?

【イアーゴ】
ここに…恐怖に打ちのめされそうですぞ!

【オデロ】
いいや これ以上に残酷な魂は…

【イアーゴ】
(独白)
いいや これ以上幸せな魂は…

【オデロ イアーゴ】
いいや 決して見られはしなかったろう!

【オデロ】
この心は引き裂かれる かくも酷い残酷さに

【イアーゴ】
(独白)
都合よく天が俺に微笑みかける
酷い女め ああ!破滅してしまえ

【オデロ】
どうすればいいのだ?

【イアーゴ】
お静まりください

【オデロ】
そう願っても無駄だ

【イアーゴ】
何を仰ります?何を仰ります?

【オデロ】
復讐の怒りに駆り立てられて
あの女を罰せずにはおられぬ

【イアーゴ】
では 思い切って?…

【オデロ】
当然だ

【イアーゴ】
では 愛は…

【オデロ】
もはやどうでも良いわ

【イアーゴ】
ご信頼ください あなたの敵どもを
今こそ私も倒しましょう

【オデロ】
立ち向かってくる運命の怒りを
私はもはや恐れはせぬぞ

【イアーゴ】
(独白)
立ち向かってくる運命の怒りを
俺はもはや恐れはせぬ

【オデロ】
私は死のう だが復讐の後だ
そうだ…あの女が死んでからだ

【イアーゴ】
(独白)
こいつに勝ったぞ

(退場)

No. 8 レチタティーヴォとトリオ

【オデロ】
これほどまでになるものなのか
不実な心というのは! …だが 誰が来たようだな?

(ロドリーゴ登場)

ロドリーゴ…何の用だ?

【ロドリーゴ】
貴様のところに来たのだ
貴様の敵としてな お望みとあらば
だが 私の望みを聞いてくれるのなら
貴様の友にも 守護者にもなろう

【オデロ】
慣れていないのでね
嘘をついたり 裏切ったりすることには お前を軽蔑してやる
敵であろうと守護者であろうと

【ロドリーゴ】
(独白)
ああ 何と不敵なのだ!

(オテロに)

私が誰だか分からんのか?

【オデロ】
知っているとも
私は恐れはしない
軽蔑だけしか 繰り返し言うが 私はお前には感じない

【ロドリーゴ】
さあ来い 貴様の血でその侮辱は
償って貰うぞ
空しい愛が貴様を燃え立たせようとも
私がそいつをぶち壊してやる

【オデロ】
今こそ目にも見よ 秘めたる
この胸のうちの正義の怒りを:
そうだ 完全な復讐を
あの女に お前にせねばならぬのだ

【二人で】
何という喜びだ!武器を!武器を!
裏切り者がもう刺し貫かれて
倒れて死ぬのが見えるぞ

(デズデモーナ登場)

【デズデモーナ】
(引き留めて)
ああ!止めて お聞きください…
ただ この心臓を貫いてください
こんなにも大きな悲しみの原因の

【ロドリーゴ オデロ】
何という残酷な瞬間だ!
あの不実な女が目の前に現れるとは!
その罪深い表情には描き出されている
あらゆる不実が

【デズデモーナ】
何という残酷な瞬間でしょう!
あの不実な方が目の前に現れるとは!
表情ひとつ変えず
憐れみすらも感じることなく

【オデロ】
さあ 私について来い

【ロドリーゴ】
ついて行くとも

【オデロ】
ようやく満足できるな

【デズデモーナ】
お止めください

【オデロ】
消えろ

【デズデモーナ】
何という苦しみ!
何という酷い厳しさでしょう!
どうしてあなたは私を拒むのですか?…
どんな野蛮なお怒りなのでしょう
あなたの心を燃え立たせ
そのような厳しいことを言わせるのは?

【オデロ】
ああ不実な女め?まだそのようなことを…

【ロドリーゴ】
急げ

【デズデモーナ】
何ということを?

【三人で】
これ以上酷い苦痛など
決してあり得ないだろう

【デズデモーナ】
ああ お願いです!

【オデロ】
私に構うな

【デズデモーナ】
でも私があなたに一体何をしたのですか?

【オデロ】
すぐにお前には分かるだろう…

【ロドリーゴ】
ついて来い

【オデロ】
ついて行くとも

【デズデモーナ】
ああ お願いです!

【オデロ】
私に構うな

【デズデモーナ】
でも私があなたに一体何をしたのですか?

【オデロ】
すぐに分かる すぐに分かる

(独白)

ああ 不実な女め まだとぼけおって!

【ロドリーゴ】
あまりにもたくさんの悲しみで
この魂は狂乱してしまっている
愛は怒りに打ち負かされて
復讐を求めて心は息づいている

【デズデモーナ】
この魂は狂乱してしまって
私の唇の上で息絶えそうです
感じます この心臓が止まってしまうのを!

【オデロ ロドリーゴ】
あまりにたくさんの悲しみで...

【デズデモーナ】
この魂は狂乱してしまって...

【ロドリーゴ】
武器だ!

【デズデモーナ】
お止めになって!

【オデロ】
何たる喜び!何たる喜びだ!

【デズデモーナ】
ああ止めて ああ止めて!
どうか せめてお慈悲を!

No. 9 フィナーレ II

【エミーリア】
デズデモーナさま!
どうしたことでしょう!床に横たわって…
死の蒼白さがお顔を覆っているわ…
お気の毒に 私はどうすれば?
誰が助けては下さらないのかしら?
どうやってお助けしたらいいのかしら?
ああ あなた様は私の魂の最愛の一部分であるお方
お聞きください どうか この胸にどうか!
あなたの友があなたを呼んでいるのです…
ああ!応答がないわ
冷たくなっている 胸も手も
誰が私からこの方を奪ったの?
誰なの そんな悪人は?
私は…あっ 見て!
重たいまぶたを開いたわ…
おお天よ 良かった

【デズデモーナ】
あなたは誰?…

【エミーリア】
お分かりにならないのですか?

【デズデモーナ】
エミーリア!

【エミーリア】
はい そうです 私です
もっととんでもない危機が…
ついて来てください 私のあとを

【デズデモーナ】
でもできるのなら
もう一度あの方に会うことが?…ああ もしも知らないのなら…
行って 急いで お連れして…

【エミーリア】
いったい何をお望みなのですか?

【デズデモーナ】
分からないの…
心乱れ 打ちひしがれて
私はもう自分が分からなくなってしまった!
何という狂気 ああ!何という苦しみ!
誰が私を救って下さるの おお神さま!
永遠に、ああ!私の愛するお方を
私は失うことになるのね!
残酷で横暴な天よ!
私からあの方を引き離すのなら
せめてあの方を救って 私を殺してください
私は喜んで死にましょう

(侍女たち登場)

【デズデモーナ】
(続けて)
どんな知らせを私にお持ちになったの?…
もし話してくれたら たぶん
この苦しみも少しは楽になるわ

【侍女たちのコーラス】
私の心は震え そして沈黙します

【デズデモーナ】
語ってくれるよりも ああ!ずっと雄弁だわ
その沈黙は!

【侍女たち】
私の心は震え そして沈黙します

【デズデモーナ】
何という狂気 ああ...
永遠に、ああ!私の愛するお方を...
もし話してくれたら たぶん...

(腹心たちが進み出る)

ああ せめて教えて あなたたち…

【腹心たちのコーラス】
何をお知りになりたいのですか?

【デズデモーナ】
私の大切な方は生きていらっしゃるの?

【腹心たち】
ご無事です ご安心を…

【デズデモーナ】
あの方は危機を逃れたのですか?…
それ以上私の心は望みません

(エルミーロ登場)

【エルミーロ】
ここか!…親不孝者め!

【デズデモーナ】
お父さま!

【エルミーロ】
わしの名誉を裏切りおって
どうして恥ずかしくないのだ?

【侍女たち 腹心たち】
おお天よ!新たな恐怖が!

【デズデモーナ】
この不幸な者の過ちを
ああ お父さま お許しください
もしお父さまが私を見捨てたなら
誰にお慈悲を求めれば良いのでしょう?

【エルミーロ】
だめだ どんな慈悲もお前にはふさわしくない
お前はすぐに知るのだ 親不孝娘め
いかなる罰を受ける定めなのかは
美徳を持たぬ者が

【デズデモーナ】
その厳しい表情に
もはや私は耐えられません

【侍女たち】
あれほどに変わるものでしょうか 胸の内で
あの方の父としての愛情が
残虐なものへと変わるとは?

【腹心たち】
もしもその胸に育んでいたのなら
不純な愛情を
この厳しさも当然だ

【エルミーロ】
憎しみが 怒りが 侮蔑が
わが胸のうちの慈悲を
残虐さへと変えたのだ
ATTO SECONDO


(Un giardino)

No. 6 Recitativo ed Aria

DESDEMONA
Lasciami.

RODRIGO
È dunque vano
il mio dolor, l'ira del padre.

DESDEMONA
Ah vanne! Io per te sol sono infelice.

RODRIGO
Oh Dio! mon dirmi così.
Se mai per me sereni
io veggo a scintillar questi occhi tuoi,
farò, bel Idol mio,
ciò che tu vuoi.

DESDEMONA
Placami dunque il padre.
Rendimi l'amor suo,
mostra nel petto
qual grand'alma
rinchiudi e generosa.

RODRIGO
Ma Otello, Otello adori.

DESDEMONA
Io gli son sposa.

RODRIGO
Che ascolto? ahimè, che dici?
Ah! come mai non senti
pietà de' miei tormenti?
del mio tradito amor!
Ah! come mai non senti
pietà del mio tormento,
del mio tradito amor,
perché pietà, oh Dio non senti
del mio tradito amor?
Ma se costante sei
nel tuo rigor crudele,
se prezzi i preghi miei,
sparò con questo braccio
punire il traditor.
Ah! come mai non senti, ecc.

No. 7. Recitativo, Duetto

DESDEMONA
M'abbandonò, disparve.
Oh me infelice!
Che ma farò?
Restar degg'io?
Seguirlo? terribil incertezza!
Ah! chi m’aiuta, chi mi consiglia?
Ah! vieni, Emilia, vieni,
soccorrimi, previeni
l'ultima mia rovina.

EMILIA
Che avvenne! Oh Ciel!
perché così cosi tremante?

DESDEMONA
Io perderò per sempre il caro amante.

EMILIA
Chi tel rapisce?

DESDEMONA
Il suo rival, Rodrigo: a lui svelai,
che sposa…

EMILIA
Ah! che facesti?

DESDEMONA
È tardo il pentimento;
in sì fatal momento
sol m'addita un cammin onde sicura
possa giungere a lui.

EMILIA
Ma se sorpresa sei, se il genitore…

DESDEMONA
Più riguardi non ho,
non ho più tema,
presente è il suo periglio al mio pensiere.
Salvisi, a lui mi chiama il mio dovere.

(parte)

EMILIA
Ella a perdersi va;
seguir io deggio,
sola che fo se giunge il padre…
Ah? prima le mie compagne,
le sue fide de amiche avvertire si denno.
Alcun soccorso posso almeno sperare
in qual cimento.
È questo core in sì fatal momento!

(Parte. Entra Otello)

OTELLO
Che feci?… over mi trasse
un disperato amor! io gli posposi
la gloria, l'onor mio!
Ma che!… mia non è forse?… in faccia al Cielo
fede non mi giurò? Non diemmi in pegno
la sua destra, il suo cor?…
Potrò lasciarla?
Obbliarla potrò?… Potrò soffrire
vederla in braccio ad altri,
e non morire?

(Entra Iago)

IAGO
Perché mesto così?…
scuotiti. Ah mostra,
che Otello alfin tu sei.

OTELLO
Lasciami in preda al mio crudo destin.

IAGO
Del suo rigore
hai ragion di langarti:
Ma tu non dei,
benché nemico il Fato,
cader, per nostro scorno,
invendicato.

OTELLO
Che mai far degg'io?

IAGO
Ascoltami… che pensi?
In te stesso ritorna…
I tuoi trionfi di difesa ti son,
sono bastanti i tuoi nemici ad atterrir…
a farti sprezzare
ogni altro affetto.

OTELLO
Quai terribili accenti!
L'interrotto parlare,
i dubbi tuoi, l’irresoluto volto,
in quanti affanni involto
hanno il povero cor!

IAGO
Spiegati.

OTELLO
Ah! non tenermi in sì fiera incertezza.

IAGO
Altro dirti non so: dai labbri miei
altro chieder non dei.

OTELLO
Chieder non deggio?…
Oh Dio! Quanto s'accresce
il mio timor dal tuo silenzio!…
Ah forse l'infida…

IAGO
Ah placa alfin, placa i rimorsi tuoi.

OTELLO
Tu m'uccidi così. Meno infelice sarei
se il vero io conoscessi.

IAGO
Ebbene, il vuoi? T'appagherò…
Che dico? io gelo!

OTELLO
Parla una volta!

IAGO
Oh qual arcan'io svelo!
Ma l'amistà lo chiede,
io cedo all’amistà, Sappi…

OTELLO
Ah, taci! ohimè! tutto compresi.

IAGO
E che farai?

OTELLO
Vendicarmi, e morir.

IAGO
Morir non dei,
e in disprezzarla avrai
vendetta intera.

OTELLO
Ma non tremenda e fiera,
qual'io bramo, quale amor richiede…
Ma sicuro son io del suo delitto?
Ah! se tal fosse… quale in me… Tu Iago,
mi comprendi, ed il tradirmi or fora
delitto ancora in te.

IAGO
Che mai pensi?
Confuso io son… ti parli questo foglio per me.


(Gli dà un foglio)

OTELLO
Che miro! oh Dio!
Sì! di sua man son queste
le crudeli d'amor cifre funeste.
Non m'inganno; al mio rivale
l'infedel vergato ha il foglio;
più non reggo al mio cordoglio!
Io mi sento lacerar.

IAGO
(a sé stesso)
Già la fiera gelosia
versò tutto il suo veleno,
tutto già gl'inonda il seno,
e mi guida a trionfar.

OTELLO
(legge)
Caro bene… e ardisci, ingrata?

IAGO
(fra sè)
Nel suo ciglio il cor il leggo.

OTELLO
(continua a leggere)
Ti son fida… Ahimè! Che leggo?
Quali smani io sento al cor!

IAGO
(fra sè)
Quanta gioia io sento al cor!

OTELLO
(continua a leggere)
Di mia chioma un pegno…
Oh Cielo!

IAGO
(fra sè)
Cresce in lui l'atroce affetto.

OTELLO
Dov'è mai l'offerto pegno?

IAGO
Ecco… il cedo con orror!

OTELLO
No, più crudele un'anima…

IAGO
(fra sè)
No, più contenta un'anima…

OTELLO, IAGO
No, che giammai si vide!

OTELLO
Il cor mi si divide per tante crudeltà.

IAGO
(fra sè)
Propizio il ciel m'arride:
L'indegna ah! si, cadrà.

OTELLO
Che far degg'io?

IAGO
Ti calma.

OTELLO
Lo speri invano

IAGO
Che dici? che dici?

OTELLO
Spinto da furie ultrici
punirla alfin saprò.

IAGO
Ed oserai?…

OTELLO
Lo giuro.

IAGO
E l'amor…

OTELLO
Io più nol curo.

IAGO
T'affida, i tuoi nemici
or dunque abbatterò.

OTELLO
L'ira d'avverso fato
io più non temerò.

IAGO
(fra sè)
L'ira d'avverso fato
temer più non dovrò.

OTELLO
Morrò, ma vendicato.
Sì,… dopo lei morrò.

IAGO
(fra sè)
Di lui trionferò.

(Parte)

No. 8 Recitativo e Terzetto

OTELLO
E a tanto giunger puote
un ingannevol cor!… Ma chi s'avanza?

(Entra Rodrigo)

Rodrigo… e che mai brami?

RODRIGO
A te ne vengo
tuo nemico, se il vuoi,
se al mio voler tu cedi,
tuo amico, e difensor.

OTELLO
Uso non sono
a mentire, a tradir. Io ti disprezzo
nemico, o difensor.

RODRIGO
(fra sè)
Oh che baldanza!

(ad Otello)

Non mi conosci ancor?

OTELLO
Ti conosco,
perciò non ti pavento;
sol disprezzo, il ripeto, io per te sento.

RODRIGO
Ah vieni, nel tuo sangue le offese
vendicherò:
Se un vano amor t'accese,
distruggerlo saprò.

OTELLO
Or ora vedrai qual chiudo
giusto furor nel seno:
Sì, vendicarmi appieno
di lei, di te dovrò.

A DUE
Qual gioia! all'armi! all'armi!
Il traditor già parmi
veder traffito al suol.

(Desdemona giunge)

DESDEMONA
(arrestandoli)
Ahimè! fermate, udite…
Solo il mio cor ferite,
cagion di tanto duol.

RODRIGO, OTELLO
Che fiero punto è questo!
L'indegna a me d'innante!
Pinta ha sul reo sembiante
tutta l'infedeltà.

DESDEMONA
Che fiero punto è questo!
L'ingrato a me d'innante!
Non cangia di sembiante,
non sente ancor pietà.

OTELLO
Deh seguimi.

RODRIGO
Ti seguo.

OTELLO
Son pago alfin.

DESDEMONA
T'arresta.

OTELLO
Vanne.

DESDEMONA
Che pena è questa!
Che fiera crudeltà!
Perché da te mi sacchi?…
Qual barbaro furore,
così ti accende il core,
che vaneggiar ti fa?

OTELLO
Ah perfida? E ardisci…

RODRIGO
T'affretta.

DESDEMONA
Che mai sento!

A TRE
Più barbaro tormento
di questo non si dà.

DESDEMONA
Ah per pietà!

OTELLO
Mi lascia.

DESDEMONA
Ma che ti feci mai?

OTELLO
Or ora lo saprai…

RODRIGO
Mi seguì.

OTELLO
Ti seguo.

DESDEMONA
Ah per pietà!

OTELLO
Mi lascia.

DESDEMONA
Ma che ti feci mai?

OTELLO
Vedrai, vedrai.

(fra sè)

Ah, finge l'indegna ancor!

RODRIGO
Tra tante smanie e tante
quest'alma mia delira,
vinto è l'amor dall'ira,
spira vendetta il cor.

DESDEMONA
Quest'alma che delira
sui labbri miei già spira:
Sento mancarmi il cor!

OTELLO, RODRIGO
Tra tante smanie e tante, ecc.

DESDEMONA
Quest'alma che delira, ecc.

RODRIGO
All'armi!

DESDEMONA
Fermate!

OTELLO
Che gioia! che gioia!

DESDEMONA
Ah fermate, ah fermate!
deh sentite almen pietà!

No. 9 Finale II

EMILIA
Desdemona!
Che veggo! al sol giacente…
Pallor di morte le ricopre il volto…
Misera, che farò?
chi mi soccorre?
Quale aiuto recarle?
Ah tu dell'alma mia parte più cara,
ascoltami, deh, riedi a questo seno!
La tua amica ti chiama…
Ah! non risponde.
Gelo è il petto e la man.
Chi me l'invola?
quel barbaro dov'è?
Vorrei… Che miro!
Apre i languidi lumi…
Oh ciel, respiro.

DESDEMONA
Chi sei?…

EMILIA
Non mi conosci?

DESDEMONA
Emilia!

EMILIA
Ah quella, quella appunto son'io.
Un più fatal periglio…
Seguì i miei passi.

DESDEMONA
Ma potrò
rivederlo?… Ah se nol sai…
Vanne, corri, procura…

EMILIA
E che mai chiedi?

DESDEMONA
Non so…
Confusa, oppressa
in me non so più ritrovar me stessa!
Che smania. ohimè! che affanno!
Chi mi soccorre, oh Dio!
Per sempre, ah!, l'idol mio
perder così dovrò!
Barbaro ciel tiranno!
Da me se lo dividi,
salvalo almen; me uccidi;
contenta io morirò.

(Entrano le damigelle)

DESDEMONA
(continua)
Qual nuova a me recate?…
Men fiero, se parlate,
sì rende il mio dolor.

CORO DI DAMIGELLE
Freme il mio core e tace.

DESDEMONA
De' detti ah! più loquace
è quel silenzio ancor!

DAMIGELLE
Freme il mio core e tace.

DESDEMONA
Che smania. ohimè, ecc.
Deh parlate, l'idol mio…
Men fiero, ecc.

(Si avanzano i confidenti)

Ah ditemi almen voi…

CORO DI CONFIDENTI
Che mi saper tu voi?

DESDEMONA
Se vive il mio tesoro.

CONFIDENTI
Vive, serena il ciglio…

DESDEMONA
Salvo dal suo periglio?…
Altro non brama il cor.

(Entra Elmiro)

ELMIRO
Qui!… indegna!

DESDEMONA
Il genitore!

ELMIRO
Del mio tradito onore
come non hai rossor?

DAMIGELLE, CONFIDENTI
Oh ciel! qual nuovo orror!

DESDEMONA
L'error d'un'infelice,
ah Padre, mi perdona.
Se il padre m'abbandona,
da chi sperar pietà?

ELMIRO
No, che pietà non merti.
Vedrai fra poco, ingrata,
qual pena è riservata
per chi virtù non ha.

DESDEMONA
A quel severo aspetto
più reggere non so.

DAMIGELLE
Come cangiar nel petto
può il suo paterno affetto,
cangiato in crudeltà?

CONFIDENTI
Se nutre nel suo petto
un impudico affetto,
giusta è la crudeltà.

ELMIRO
Odio, furor, dispetto
han la pietà nel petto
cangiata in crudeltà.


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の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行



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