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第3幕


(エルミーロの屋敷の寝室 エミリアとデズデモーナは簡素な服を着て椅子に座っている 深く激しい痛みに浸っている)


No. 10 レチタティーヴォ アリア デュエットとフィナーレ

【デズデモーナ】
ああ!

【エミーリア】
悩みごとに苦しめられて
奥様はわれを忘れておいでです
私はどうしたらよいのでしょうか?…
誰が私に助言を下さるのでしょう?ああ天よ!…
なぜそんなにあなた様はお示しになるのですか
私たちに厳しさを?

【デズデモーナ】
(独白)
ああ 駄目 私にはもう二度とあの方に会える望みはないの!

【エミーリア】
しっかりなさいませ お聞きください…
私の中へと注いでください
すべての悲しみを この友情だけが
あなた様に慰めをもたらしましょう
ああ!お話しください…

【デズデモーナ】
何をあなたに告げられるというの?…
あなたに語るのは 私の悲しみ 私の涙なのよ

【エミーリア】
(独白)
何とお気の毒なことでしょう!…

(デズデモーナに)

でもせめて
賢明でいて下さいませ あなた様らしく
少しでも静められますように あなた様の苦しみを

【デズデモーナ】
何を言うの?あなたは一体何を考えているの?
私は天に憎まれ
私の父に そして自分自身にも憎まれ…
厳しい流刑に
処せられてしまったのよ 永遠に愛する夫は…
どうして私に見つけられるの 安らぎが 憩いが?

(遠くからゴンドラ乗りの歌が聞こえてくる)

【ゴンドラ乗り】
「これ以上悲しいことはない
幸せな時のことを思い出すことほど
惨めさの中で」

(デズデモーナはその歌に身を震わせる)

【デズデモーナ】
おお 何てこの心に
突き刺さるのでしょう あの甘い言葉は!

(立ち上がり うっとりして窓に駆け寄る)

誰があれを歌っているの?…ああ あなたは思い出させるのよ
私の酷い境遇を

【エミーリア】
あれはゴンドラ乗りですわ 歌いながら漕いでいるのです
穏やかなラグーンの水路を
子供たちのことを考えながら
空が暗くなって来ると

【デズデモーナ】
おお 彼は幸せね!
少なくとも戻れるんですもの
仕事が終わったら 愛する者たちの胸にね
私にはもう戻れないのよ

【エミーリア】
何ということでしょう!
悲しみがひどくなっておいでです …

【デズデモーナ】
イザウラ!… イザウラ!

【エミーリア】
あのお友だちに呼びかけていらっしゃるわ
アフリカから連れて来られて あの方のおそばで
育てられ そして死んだ人に

【デズデモーナ】
あなたは不幸でした
私と同じくらい でもあなたは今平和に安らいでいる

【エミーリア】
おお 本当に
何とすばやく 打ちひしがれた心には
そう 悲しみが育つものなのですね!

【デズデモーナ】
おおお前 わが甘い悲しみの楽器よ!
私はお前をまた手に取りましょう
そして溶け込ませましょう 悲しい歌に
イザウラのため息と涙とを

(彼女は竪琴を手に取る)

柳の木の根元に座って
悲しみに満たされ
イザウラは傷ついて嘆いていた
あまりにも残酷な愛に
そよ風がそっと枝の間に
その声を繰り返していたの
澄んだ小川は
彼女のため息に合わせて
せせらぎの音を響かせたわ
何本かの流れの
そよ風がそっと枝の間に
その声を繰り返していたの
柳よ 愛の喜びよ!
慈悲深い陰を投げかけて
私の不幸を忘れるために
私の死んだお墓の上に
これ以上風が繰り返さないように
私の嘆きの声を

何を言ったの!…ああ 間違えた!…
この歌じゃないわ
あの暗い結末は 聞いて…

(突風が何枚かの窓ガラスを割る)

おお 神さま!
いったい何の物音でしょう!
何か悪いことの前兆が!

【エミーリア】
恐れることはありません 見てください:
風が突然吹き付けただけですわ

【デズデモーナ】
誰か来たのだと思ったわ…ああ 空は
私の苦しみを表しているみたい!…
聞いてね 悲しい歌の終わりを
けれど 流すことにとうとう疲れ果ててしまい
悲しいため息と涙に
死んでしまったの 悲しむ乙女は
ああ!その柳のかたわらで
けれど 泣くことにとうとう疲れ果ててしまい
死んでしまったの…何て悲しみ!酷い男…
ああ…けれど涙で
もう続けられないわ 行って頂戴
このお友だちの唇から最後のくちづけを受けてね

【エミーリア】
ああ何を仰いますか!でも従いましょう…
おお 何と震えることでしょう!

(退場)

【デズデモーナ】
どうか静めてください おお天よ 眠りのうちに
少しでも この私の痛みを
そして 私の最愛のお方が
私を慰めに来て下さるように
でも もしも私のこの祈りが叶わぬのなら
せめて私のお墓で
涙をそこに注ぎ
遺灰を濡らして下さいますように

(彼女はカーテンを引き ベッドの上に身を投げる オテロがデズデモーナの部屋に秘密のドアを通って入ってくる 手にはランプと短剣を持っている)

【オデロ】
たどり着いたぞ 誰にも見られず ただ一人
この運命の部屋の中へと…
イアーゴが救ってくれたのだ
差し迫ったわが危難を どうやってここに
至るかも奴は知っていた
この沈黙は 私に示している
私がもう出発したと思い込んで
恋敵の夢を見て 私のことなどもう気にかけてもいないことを
だがそれは誤りだ
そいつはもう刺されてお陀仏なのだからな…
何を私は言うのだ!ああ お前は私に罪を犯させる

(一瞬呆然と立っているが それからベッドに近づきカーテンを開ける)

何ということ!ああ!その目は 閉じていても
この心に語りかけてくるぞ
その顔は
自然が最も素晴らしいその美質を刻み付けていて
私を打ちのめし 私を引き留める
だが もはや私のものではないのなら
なぜそれを残して置くのだ 壊してしまえば…
誰がいったい
同じものを再び作れるのか!
それはこの女のせいであろう
私の恐ろしい表情がこの女を私から遠ざけたとしても?
なぜに 残酷な天よ 与えて下さらなかったのだ
私の心のうちがはっきりと分かる顔立ちを?
恐らく… それは …私は何を言っているのだ…

(ベッドから離れる)

そしてこの裏切りは
わが怒りにふさわしくないとでも? 不実な女は死ぬのだ!

(ベッドのところに戻る)

ああ!まだ腕が震えているぞ!
酷いためらいだ!

(灯りを見つめる)

この女が原因なのだ… 取り除かねば…

(灯りを消す)

おお 私の目の前に戻って来た夜よ 永遠に
その暗闇で覆ってくれ この恐怖を
邪悪な日の

【デズデモーナ】
(まどろみながら)
愛するお方!

【オデロ】
何を聞いたのだ?
誰の名を呼んだのだ?
夢を見ているのか それとも目覚めているのか?

(稲妻が窓を貫いて彼女を照らし 彼女が眠っているのか分かる)

ああ!稲光を通じて 天は
私にはっきりとこの女の罪を示されたのだ
そして復讐せよと天は私を導くのだ

(大音声で雷が鳴り出す デズデモーナは目覚め そして頻繁な稲妻の間でオテロに気付く)

不実な女め!

【デズデモーナ】
ああ!…私は何を見ているの?…
どうしてあなたはここに来たのです?…
どうして?…でもいいわ…喜んで差し上げましょう
私のありのままの胸を
もはやあなたの心が憐れみを感じてくださらなくても…

【オデロ】
裏切ったな 酷い女め!

【デズデモーナ】
私は潔白です

【オデロ】
まだそのような 偽りを!…
もはや自分を抑えられぬ 怒りが 侮蔑が
私を貫くのだ 競い合って

【デズデモーナ】
ああお父さま!ああ 私が何をやったというのです!
たったひとつの罪はあなたを愛したこと
私を殺してください もしお望みなら 酷い人 不実な人!
一撃を止めないでください…
この心臓に突き刺してください
あなたの酷い怒りを吐き出してください
恐れずに私は死にましょう

【オデロ】
だが知るがいい お前が死ぬ前に
お前の苦しみがもっと大きくなるように
お前の愛人は既に息絶えているのだ
イアーゴが殺したからな

【デズデモーナ】
イアーゴ!何ですって?…おお神さま!
あなたはあの男を信じたのですか?
あの邪悪な裏切り者を?

【オデロ】
ああ!邪悪なだと!…良く分かった
なぜこれほどお前が怒るのかが
だが無駄なことだ ため息を
今お前の心が洩らしても

(雷が続く)

【デズデモーナ】
ああ残酷な!

【オデロ】
おお怒りよ!私は震えるぞ!

【デズデモーナ】
ああ!何という日でしょう!

【オデロ】
最後の日だ…

【デズデモーナ】
あなたは何をおっしゃるのですか?

【オデロ】
お前にとってはそうなるのだ

(嵐が始まる)

私にとって運命の夜
厳しく残酷な嵐よ!
お前の稲妻で
お前の恐ろしい轟音で
私の怒りは一層激しくなるのだ!

【デズデモーナ】
私にとって運命の夜
厳しく残酷な嵐よ!
あなたは増して行くのです その稲妻で
あなたの恐ろしい轟音で
震えと恐怖を一層

(嵐がひどくなる)

おお天よ!あなたが私を罰するのなら
それは正しいのでしょう あなたの厳しさは

(雷鳴は止む 稲光はまだちらついている)

【オデロ】
お前は私を侮辱するのか!
だが私はまだためらうのか?

【デズデモーナ】
私を殺してください…さっさと
それで満足なさい 酷い人!

【オデロ】
さあ 果たされるのだ 復讐が

(彼女に短刀を突き刺す)

【デズデモーナ】
ああ!…

【オデロ】
死ね 不実な女め!
何か聞こえる…誰がノックしてるのだ?

【ルーチョ】
(奥から)
オテロ様!

【オデロ】
何の声だ!

(ルーチョ登場)

隠れていろ 酷い後悔よ
わが心の中に

(ルーチョに)

ロドリーゴか?

【ルーチョ】
彼は無事です

【オデロ】
ではイアーゴは?

【ルーチョ】
破滅しました

【オデロ】
誰が奴を罰したのか?

【ルーチョ】
天が 愛が…

【オデロ】
何を言う? 何を言っておるのだ?
そなたは信じるのか?

【ルーチョ】
奴は陰謀と
邪悪な野心を
不意を突かれ 明かしたのです

【オデロ】
何を言う? 何を言っておるのだ?

【ルーチョ】
ああ ご覧ください こうして皆幸せです…

【オデロ】
あまりの苦しみにもう耐えられぬ

(総督 エルミーロ ロドリーゴが登場)

【総督】
私に免じて そなたの罪を
元老院は許したぞ

【エルミーロ】
わしは平静さを取り戻し
父としてそなたの胸に抱かれようぞ

【ロドリーゴ】
邪悪なイアーゴは
この胸のうちを変えさせたのだ
軽蔑を愛情へと
私はあなたに愛する人を譲ろう

【オデロ】
何たる苦悩!

【コーラス】
何という喜び!

【総督】
受け取りたまえ 心の中に…

【ロドリーゴ】
民衆の敬愛と
われらの友情を

【エルミーロ】
娘との結婚も…

【オデロ】
あなたの娘との結婚か…
よし…私は彼女と結ばれねばならぬ
ご覧あれ

(自刃する)

【エルミーロ】
何ということを…

【オデロ】
罰を私は受けるのだ…

【全員】
ああ!
ATTO TERZO


(Una stanza da letto in casa d'Elmiro. Emilia e Desdemona, in semplicissime vesti abbandonata su di una sedia, ed immersa nel più fiero dolore)

No. 10 Recitativo, Aria, Duetto e Finale

DESDEMONA
Ah!

EMILIA
Dagli affanni oppressa
parmi fuor di sé stessa,
Che mai farò?…
chi mi consiglia? oh Cielo!…
Perché tanto ti mostri
a noi severo?

DESDEMONA
(fra sè)
Ah no; di rivederlo io più non spero!

EMILIA
Rincorati, m'ascolta…
In me tu versa
tutto il duol. Nell'amistà soltanto
puoi ritrovare alcun conforto.
Ah! parla…

DESDEMONA
Che mai dirti poss'io?…
Ti parli il mio dolor, il pianto mio.

EMILIA
(fra sê)
Quanto mi fai pietà!…

(a Desdemona)

Ma almen procura,
da saggia che tu sei,
di dar tregua per poco alle tue pene.

DESDEMONA
Che dici? che mai pensi?
In odio al Cielo,
al mio padre, a me stessa…
in duro esilio
condannato per sempre il caro sposo…
Come trovar poss'io tregua, o riposo?

(Sentesi da lungi il gondoliere)

GONDOLIERE
"Nessun maggior dolore
Che ricordarsi del tempo felice
Nella miseria."

(Desdemona a quel canto si scuote)

DESDEMONA
Oh come infino al core
giungon quei dolci accenti!

(Alzasi, e con trasporto sì avvicina alla finestra)

Chi sei che così canti?… Ah tu rammenti
Io stato mio crudele.

EMILIA
È il Gondoliere, che cantando inganna
il cammin sulla placida laguna
pensando ai figli,
mentre il ciel s'imbruna.

DESDEMONA
Oh lui felice!
almen ritorna al seno,
dopo i travagli, di colei ch'egli ama.
Io più tornavi, no, non potrò.

EMILIA
Che miro!
S'accresce il suo dolor…

DESDEMONA
Isaura!… Isaura!

EMILIA
Essa l'amica appella,
che all'Africa involata, a lei vicina
qui crebbe, e qui moria.

DESDEMONA
Infelice tu fosti
al par di me. Ma or tu riposi in pace.

EMILIA
Oh quanto è ver,
che ratti a un core oppresso
sì nudriscon gli affanni!

DESDEMONA
Oh tu del mio dolor dolce instrumento!
Io ti riprendo ancora;
e unisco al mesto canto
i sospiri d'Isaura, ed il mio pianto.

(Prende la sua arpa)

Assisa a' piè d'un salice,
immersa nel dolore,
gemmea trafitta Isaura
dal più crudele amore:
L'aura tra i rami flebile
ne ripeteva il suon.
I ruscelletti limpidi
a' caldi suoi sospiri,
il mormorio mesceano
de' lor diversi giri:
L'aura fra i rami flebile
ne ripeteva il suon.
Salce d'amor delizia!
Ombra pietosa appresta,
di mie sciagure immemore,
all'urna mia funesta;
né più ripeta l'aura
de' miei lamenti il suon.

Che dissi!… Ah m'ingannai!…
Non è del canto
questo il lugubre fin. M'ascolta…

(Un colpo di vento spezza alcuni vetri della finestra)

Oh Dio!
Qual mai strepito è questo!
Qual presagio funesto!

EMILIA
Non paventar; rimira:
Impetuoso vento è quel, che spira.

DESDEMONA
Io credeva che alcuno… Oh come il Cielo
s'unisce a' miei lamenti!…
Ascolta il fin de' dolorosi accenti.
Ma stanca alfin di spargere
mesti sospiri, e pianto,
morì l'afflitta vergine
ah! di quel salce accanto.
Ma stanca alfin di piangere
morì… che duol! l'ingrato…
Ohimè… ma il pianto
proseguir non mi fa. Parti, ricevi
da' labbri dell'amica il bacio estremo.

EMILIA
Oh che dici! Ubbidisco…
oh come tremo!

(Parte)

DESDEMONA
Deh calma, o Ciel, nel sonno
per poco le mie pene,
fa, che l'amato bene
mi venga a consolar.
Se poi son vani i prieghi,
di mia breve urna in seno.
di pianto venga almeno
il cenere a bagnar.

(Cala la tendina e si getta sul letto. Otello s'introduce nella stanza di Desdemona, per una segreta porta, tenendo in mano una lucerna, ed un pugnale)

OTELLO
Eccomi giunto inosservato, e solo
nella stanza fatal…
Iago involommi
al mio vicin periglio. Egli i miei passi
dirigere qui seppe.
Il silenzio m'addita
ch'ella di mia partenza omai sicura
sogna il rivale, e più di me non cura.
Quanto t'inganni,
egli or al suol trafitto…
Che dico! Ah tu sol compli il mio delitto.

(Rimane per un momento attonito, indi si avvicina al letto, ed apre le tendine)

Che miro! ahimè! quegli occhi, abbenchè chiusi,
pur parlano al cor.
Quel volto, in cui
natura impresse i più bei pregi suoi,
mi colpisce, m'arresta.
Ma se mio più non è,
perché serbarlo, struggasi…
E chi mai puote
riprodurne l'egual!
È sua la colpa,
se il mio temuto aspetto l'allontana da me?
Perché un sembiante, barbaro Ciel, non darmi
in cui scolpito si vedesse il mio cor?
Forse… ch'allora… Che dico…

(S'allontana dal letto)

E il tradimento
non merta il mio rigor? Mora l'indegna!

(avvicinandosi di nuovo al letto)

Ahi! trema il braccio ancor!
crudele indugio!

(rimirando il lume)

Eccone la cagion… tolgasi…

(Spegne il lume)

Oh notte che mi riedi sul ciglio, eternamente
colle tenebre tue copri l'orrore
di questo infausto giorno.

DESDEMONA
(in sonno)
Amato ben!

OTELLO
Che sento?
A chi quel nome?
Sogna, o è pur desta?

(Un lampo che passa a traverso della finestra gli mostra ch'ella dorme)

Ah! che tra' lampi il cielo
a me più chiaro il suo delitto addita,
e a compir la vendetta il ciel m'invita.

(Un forte tuono si ascolta. Desdemona si desta, e tra frequenti lampi riconosce Otello)

Indegna!

DESDEMONA
Ahimè!… che veggo?…
Come mai qui giungesti?…
Come tu puoi?… ma no… contenta t'offro
inerme il petto mio,
se più quell'alma tua pietà non sente…

OTELLO
La tradisti, o crudel!

DESDEMONA
Sono innocente.

OTELLO
Ed osi ancor, spergiura!…
Più frenarmi non so. Rabbia, dispetto
mi trafiggono a gara.

DESDEMONA
Ah padre! ah che mai feci!
È sol colpa la mia di averti amato.
Uccidimi, se vuoi, perfido, ingrato!
Non arrestare il colpo…
Vibralo a questo core,
sfoga il tuo reo furore,
intrepida morrò.

OTELLO
Ma sappia pria che mori,
per tuo maggior tormento
che già il tuo bene è spento,
che Iago il trucidò.

DESDEMONA
Iago! che ascolto?… oh Dio!
Fidarti a lui potessi?
A un vile traditor?

OTELLO
Ah! vile!… Ben comprendo
perché così t'adiri;
ma inutili i sospiri
or partono dal cor.

(I lampi continuano)

DESDEMONA
Ah crudel!

OTELLO
Oh rabbia! Io fremo!

DESDEMONA
Ah! qual giorno!

OTELLO
il giorno estremo…

DESDEMONA
Che mai dici?

OTELLO
A te sarà.

(Comincia il temporale)

Notte per me funesta.
Fiera crudel tempesta!
Accresci coi tuoi fulmini,
col tuo fragore orribile
accresci il mio furor!

DESDEMONA
Notte per me funesta!
Fiera crudel tempesta!
Tu accresci in me co' fulmini,
il tuo fragore orribile
accresci i palpiti, e l'orror.

(Il temporale cresce)

Oh Ciel! se me punisci
è giusto il tuo rigor.

(I tuoni cessano, lampi continuano)

OTELLO
Tu d'insultarmi ardisci!
Ed io m'arresto ancor?

DESDEMONA
Uccidimi… t'affretta,
saziati alfin crudel!

OTELLO
Sì compia la vendetta.

(La trafigge col pugnale)

DESDEMONA
Ahimè!…

OTELLO
Mori, infedel!
Che sento… Chi batt?

LUCIO
(interno)
Otello!

OTELLO
Qual voce!

(Entra Lucio)

Occultati, atroce rimorso,
nel cor.

(a Lucio)

Rodrigo?

LUCIO
Egli è salvo.

OTELLO
E Iago?

LUCIO
Perisce.

OTELLO
Chi mai lo punisce?

LUCIO
Il Cielo, l'Amor…

OTELLO
Che dici? che dici?
tu credi?

LUCIO
Ei stesso le trame,
le perfide brame
sorpreso svelò.

OTELLO
Che mai dici? Che mai dici?

LUCIO
Ah, già tutti, deh mira contenti…

OTELLO
A tanto tormento resister no so.

(Entrano il Doge, Elmiro e Rodrigo)

DOGE
Per me la tua colpa
perdona il Senato.

ELMIRO
Io riedo placato
qual padre al tuo sen.

RODRIGO
Il perfido Iago
cangiò nel mio petto
Io sdegno in affetto;
ti cedo il tuo ben.

OTELLO
Che pena!

CORO
Che gioia!

DOGE
Accogli nel core…

RODRIGO
Il pubblico amore,
la nostra amistà.

ELMIRO
La man di figlia…

OTELLO
La man di tua figlia…
Sì… unirmi a lei deggio.
Rimira.

(Sì uccide)

ELMIRO
Che veggio…

OTELLO
Punito m'avrà…

TUTTI
Ah!



Appendix


フィナーレ アレグロ

【オテロ】
不実な女め!

【デズデモーナ】
ああ!どうして来たのです!
どうやってここに来ましたの?どうして?
でもいいわ…喜んで差し上げましょう 私の無垢な胸を
もはやあなたの心が憐れみを感じてくださらなくても…

【オテロ】
お前は裏切ったのだ 酷い女め!

【デズデモーナ】
私は潔白です

【オテロ】
まだこの期に及んで 嘘つきめ!
無実だと言うのか?恐れよ
すべてイアーゴが明らかにしたのだぞ

【デズデモーナ】
何ですって!おお天よ!
どうして信じられるのですか あの策謀家を?

【オテロ】
何をためらっているのだ?話せ
夫を裏切った お前の罪は明らかだ…

【デズデモーナ】
残酷な方!今すべて分かりました!
ああ!聞いてください!イアーゴがあなたを騙したのです:
彼は悪人です:私に愛されたくて
拒絶されたので あなたを騙し
復讐のため 私を陥れた
私の最愛の方はあなたでしたし 今もそうです
もしもまだ私を疑われるのなら 残酷なお方 私を殺してください でも不実者とはおっしゃらないで 私は違います

【オテロ】
ああ!何とその言葉に感じられることか
わが怒りを静める力が
違う それは罪人の言葉ではない
アモール!アモール!お前は望むのか…
良かろう すべて私はお前の意志に委ねよう
(剣を投げ捨てる)
アモールよ!強大な神よ!
なんと響かせるのだ その甘い唇で
なんと響かせるのだ この心に!

【デズデモーナ】
あなた!もしも激しい魂を
あなたに自然が与えたのならば
終わらせて下さい 死をもって
私の中から この愛を

【オテロ】
不貞な…

【デズデモーナ】
おお天よ…何ですって?

【オテロ】
お前は不倫した!

【デズデモーナ】
決して!

【オテロ】
お前は犠牲になるのだ
私の裏切られた愛の

【デズデモーナ】
殺してください お望みならば
私は恐れません あなたの厳しさを

【オテロ/デズデモーナ】
揺れ動くのだ その言葉に
決意は失われたが
やさしきわが希望は
まだ失われてはいない

【オテロ】
だめだ!私には逆らうことはできぬ
そうだ お前を愛そう 変わることなく

【デズデモーナ】
ああ 思いがけない喜び!
おお 幸運の瞬間!

【オテロ】
そうだ お前を愛そう 変わることなく!
愛する人よ お前のためにこの魂が
穏やかに鼓動していることを感じるのだ
言葉に表せないほどに

【デズデモーナ】
はい あなたを愛します 変わることなく!
愛する人よ あなたのためにこの魂は
穏やかに鼓動していることを感じるのです
言葉に表せないほどに

(総督 エルミーロとロドリーゴ登場)

【オテロ】
ロドリーゴか?

【総督】
彼は無事だ

【オテロ】
ではイアーゴは?

【総督】
奴は滅びた

【オテロ】
誰にやられたのですか?

【総督】
天に 愛に…

【デズデモーナ】
そう申し上げました!今私を信じて下さいますか?

【オテロ】
友よ
それは本当なのですか?

【総督】
奴は陰謀と
邪悪な野心を 不意をつかれて明かしたのだ

【デズデモーナ】
信じて下さいますか? 信じて下さいますか?

【総督】
喜べ:ああ!
すでにすべての苦しみは消え去った

【オテロ】
これほどの幸せに
耐えるすべを私は知らぬ

【エルミーロ】
すべての罪を
元老院は許したのだ
わしは平静さを取り戻し
父としてそなたの胸に抱かれようぞ

【ロドリーゴ】
邪悪なイアーゴは
この胸のうちを変えさせたのだ
軽蔑を愛情へと
私はあなたに愛する人を譲ろう

【オテロ】
何と嬉しいことか!

【エルミーロ /総督/デズデモーナ】
おお 喜びよ!

【ロドリーゴ】
受け入れたまえ その心に
民衆の愛を
われらの友情を

【オテロ】
何と嬉しいことか!

【デズデモーナ】
何という日でしょう!

【エルミーロ /ロドリーゴ】
清らかさがあたりに満ち
喜びがここにある

【オテロ】
この心のまわりに甘く
愛は締め付ける その鎖を
一層甘いのだ 苦しみから
今 生み出された喜びは

【ロドリーゴ/総督/エルミーロ】
最後に消え去ったのだ 苦しみは
今こそ喜ぼう

【ロドリーゴ】
この心のまわりに甘く
愛は締め付ける その鎖を
一層甘いのだ 苦しみから
今 生み出された喜びは

【ロドリーゴ/総督/エルミーロ】
最後に消え去ったのだ 苦しみは
今こそ喜ぼう

【デズデモーナ】
この心のまわりに甘く
愛は締め付けます その鎖を
一層甘いのです 苦しみから
今 生み出された喜びは

【全員】
最後に消え去ったのだ 苦しみは
今こそ喜ぼう
FINALE ALLEGRO

Otello
Iniqua!

Desdemona
Ahime! Che veggo!
Come mai qui giungesti? Come tu puoi?
Ma no contenta t’offro inerme il petto mio.
Se più quell’alma tua pietà non sente…

Otello
La tradisti crudel!

Desdemona
Sono innocente.

Otello
E osi ancor, spergiura!
d’innocenza parlar? Paventa,
il tutto Iago svelò.

Desdemona
Che ascolto! Oh ciel!
Potesti fidarti a un traditor?

Otello
Perché t’arresti? Parla;
insulta l’amico, il tuo delitto m’è noto appien…

Desdemona
Crudele! Or tutto intendo!
Ah! Sappi, oh caro! Che Iago t’ingannò:
ch’è un vile: amor volea da me.
Respinto, ei ti sedusse,
vendicossi, accusommi:
il mio diletto sempre tu fosti, e sei:
se anco ti resta qualche dubbio, o crudel,
sull’amor mio, ferisci, ma infedel no, non son’io.

Otello
Ah! Che a quei detti io sento
calmarsi il mio furore.
No, del delitto non è questo il linguaggio…
Amor! Amor! Tu il vuoi…
Ebben, tutto mi arrendo ai cenni tuoi.
(Getta il ferro)
Amor! Possente nume!
Come risuoni, su quel soave labbro,
come risuoni al cor!

Desdemona
Sposo! Se un’alma fiera
ti diè natura in sorte,
recami pur la morte
e in me fia spento amor.

Otello
Iniqua…

Desdemona
Oh Ciel… che vuoi?

Otello
Sei tu infedel!

Desdemona
Giammai!

Otello
Vittima al suol cadrai
del mio tradito amor.

Desdemona
Svenami pur se vuoi.
Non curo il tuo rigor.

Otello/Desdemona
Vacilla a quegli accenti,
manca la mia costanza.
La dolce mia speranza
perduta ancor non ho.

Otello
No! Non poss’io resistere,
sì t’amerò costante.

Desdemona
Oh inaspettato giubilo!
Oh fortunato istante!

Otello
Sì t’amerò costante!
Cara per te quest’anima
prova soavi palpiti,
ch’esprimere non sa.

Desdemona
Sì t’amerò costante!
Caro per te quest’anima
prova soavi palpiti,
ch’esprimere non sa.

(Entrano il Doge, Elmiro e Rodrigo)

Otello
Rodrigo?

Doge
Egli è salvo.

Otello
E Iago?

Doge
Perisce.

Otello
E chi lo punisce?

Doge
Il Cielo, l’amor…

Desdemona
Tel dissi! Or mi credi?

Otello
Amico,
ed è vero?

Doge
Ei stesso le trame,
le perfide brame sorpreso svelò.

Desdemona
Mi credi? Mi credi?

Doge
Gioite: ah!
Già tutti cessaro i tormenti.

Otello
A tanti contenti
più regger non so.

Elmiro
Assolve ogni colpa,
perdona il Senato.
Già riedo placato
qual padre al tuo sen.

Rodrigo
Il perfido Iago
cangiò nel mio petto
lo sdegno in affetto:
ti cedo il mio ben.

Otello
Me lieto!

Elmiro/Doge/Desdemona
Oh gioia!

Rodrigo
Accogli nel core
il pubblico amore,
la nostra amistà.

Otello
Me lieto!

Desdemona
Qual giorno!

Elmiro/Rodrigo
Serena d’intorno
la gioia qui sta.

Otello
Or più dolci intorno al core
stringe amor le sue catene;
più soave dalle pene
or fa sorgere il piacer

Rodrigo/Doge/Elmiro
Son cessate alfin le pene
non dobbiamo che goder.

Rodrigo
Dolci intorno al core
stringe amor le sue catene;
più soave dalle pene
or fa sorgere il piacer.

Rodrigo/Doge/Elmiro
Son cessate alfin le pene
non dobbiamo che goder.

Desdemona
Dolci intorno al core
stringe amor le sue catene;
più soave dalle pene
or fa sorgere il piacer.

Tutti
Son cessate alfin le pene
non dobbiamo che goder.


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の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行



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