オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

その他対訳完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

翻訳エンジン


bose_soundlink_color_ii





<<第二幕>>

<第1場>
庭の片隅の木陰になっているところ
ロッサーネとアレッサンドロ


Arioso
Rossane
いとおしき孤独よ
ここでは不運な情熱を
打ち明けることが許される。
私の不幸を、ああ慰めて
私は偉大なるアレッサンドロを愛し、
私の愛に値するのは彼だけと私には思える
でもあの不実な心を支配するのは私だけではない
誰か私に助言して、ああ、誰か私を慰めて!


Aria
Rossane
そよ風よ、泉よ、心地よい影よ、
何を私に言うの?
どうしろと?
憔悴しろと、期待しろと?
私はわが傷を愛しましょう
もし私を傷つけたその手で
癒やされるのなら

疲れた私の目を穏やかな翼が覆うかのように
眠気を感じてきたわ
そよ風よ、泉よ、心地よい影よ、
優しい安らぎよ、とうとう私は
お前たちの誘いに屈してしまう
心地よい影よ
何を私に言うの?

(眠る)

<第2場>
アレッサンドロ、ロッサーネ、あとからリザウラ

Recitativo e ariosi
Alessandro
おや、彼女は草の上で眠りの真っ最中だ
なんと美しき胸!なんと美しき顔立ち!

Lisaura
(ロッサーネは寝ていてアレッサンドロ様は目覚めている
この後どうなるか見ていたいわ)

Alessandro (in arioso)
余がおまえにキスをするのを許しておくれ
美しき紅い生き生きとしたルビー(のような唇)に

Lisaura
(嫉妬のせいでもう隠れているわけにはいかないわ)

Alessandro
(ああ、なんてことだ!リザウラが私の願いを邪魔する)
美しきリザウラよ来てくれ
苦悩する悲しい心を慰めに

Rossane
(なんてこと!王が私の恋敵をかわいがっている!
まだ眠っているふりをしましょう)

Alessandro
余の苦難に何らかの憐われみの気持ちをいだいてくれ
冷淡なリザウラよ
日が沈むところから日が昇るところまで
すべてが余に屈するのに、おまえはまだ逆らうのか?


Alessandro (in arioso)
最高の愛らしき瞳よ
もう余を弱らせないでくれ


(リザウラは笑う)


Alessandro
残酷にも笑うのか、しかも黙ったままで?


Lisaura(アレッサンドロをからかいながら)
余がおまえにキスをするのを許しておくれ
美しき紅い生き生きとしたルビーに


(退場)



Alessandro
(リザウラが)ロッサーネのそばに、余をひとり残したのは、
余の真の愛への
思い遣りなのであって、嫌がらせではないのだ
やっと余はおまえの開かれた
美しい澄みきった瞳を見つめるのだ
ああ余の苦しみに救いを与えてくれ

Rossane (in arioso)
最高の愛らしき瞳よ
もう余を弱らせないでくれ



(退場)



Alessandro (ひとり)
世界の征服者になんという敬意の払い方だ!
二人の女はアレッサンドロを
拒み、馬鹿にした!
さらに余にとって屈辱なのは
あやつらの一人は蛮族で、もう一人は奴隷であることだ
余は恋をしている、その通りだが、余は君主だ
愛があやつらの罪を
許したいのだとしても
威厳ある者は侮辱に苦しめられてはならぬのだ


Aria
Alessandro
空虚な愛よ、媚よ、楽しみよ
余の心をかき乱す
怒りに屈せよ
尊大な美女の
気まぐれが
余を怒らせ侮辱するならば
憎しみと厳しさに
愛は変貌してしまうのだ



(退場)




<第3場>
リザウラ、あとからタッシーレ

Recitativo
Lisaura
暴君のごとき情熱よ、私をそっとしておいて
あなたはわかっているでしょう、他の者へ
アレッサンドロ様が気まぐれな愛情を向けるのを
それなのにあなたは、私が彼を愛し、
彼に従い、彼を求めるのを望むの?
そうしている間に嫉妬は
強情な私の生命を断罪し、破滅させるの
暴君のごとき情熱よ、私をそっとしておいて


Tassile
ああ、酷いリザウラ、
私のため息が、あなたに憐れみの気持ちを引き起こせたら

Lisaura
あなたがそう願うならアレッサンドロ様と戦うことになりますよ

Tassile
彼はロッサーネだけを熱愛し、あなたには愛するふりを
しています
Lisaura
そう言わせているのはあなたの嫉妬だとわかっています

Tassile
あなたを愛する者の言うことは本当だと信じてください


Aria
Tassile
ずっと信頼しているのに、無視され、
放置されている不幸な男だけれども
私はあなたを愛します、美しき暴君よ
あなたを愛します、心に留めてください
苦悩の試練を受けても
揺るがぬ心は裏切らないことを



(退場)



Recitativo
Lisaura
あいにくなことに、アレッサンドロ様の心は
恋敵のほうへ向かったのね
私の心はとても
苦悩に苛まれ続ける
無駄な希望と苦い嫉妬の


Aria
Lisaura
愛の神はなんという暴君なの!
信奉し愛する者からは逃げていく!
私を望んでいない人を私は愛している!
哀れな誠実さ!無駄な希望!
情熱よ消えて。
愛さないと決意して!
ああ!そんなこと私にはできない!
私の心が揺るがないのは運命の力によるのだから


<第4場>
部屋
ロッサーネ、あとからアレッサンドロ


Recitativo
Rossane
ここで気まぐれなかたを待ちましょう
私には勇気のいることだった
ここで待っていると彼に言うことは、そして
ついに自由を得るために
さらに勇気を出すわ。それから
当てにならないひとは捨ててしまおう
彼は恋敵のものにさせるわ-私の心よ、そうできる?
こんなにも賞賛と愛に値するかたを
捨てられる?ええ、ええ、捨てるわ
恋人でもない人を愛せる?
軽薄で気まぐれなひとを
彼があなたを愛したのは一瞬だけのこと、そして・・
でも彼が来るわ。愛すべき不実なひとが!私の心は・・できない・

Alessandro
憧れの翼で大いに急いで
余を待つ愛しき人のもとへやってきたぞ
求めてくれ、望みのままに、おお余の愛しき人よ

Rossane
陛下は栄光を愛しますか?

Alessandro
おまえのように愛するぞ、美しき人よ

Rossane
ではロッサーネも愛してくれますか

Alessandro
栄光と同じようにな

Rossane
それなら素晴らしき自由を私に与えてください
あなたは当然このようにおっしゃってくださいますよね
余はロッサーネを愛した、そして余の栄光も愛したと

Alessandro
ああ不吉な要求だ
おまえに自由を与えるとは。なぜ余を捨てる?

Rossane
嘘つきの勝利者!
あなたが私を愛しても、私は囚人です。これが愛ですか?

Alessandro
余の本当の愛情がいま
こんな危機に晒されねばならぬとは!
おまえが余を捨てるかもしれぬと考えただけで
余がいまだ味わったことのない凍りつくよう恐怖が
心を通り抜けるのを感じる
ああ!生憎だがおまえは分かっているではないか
余がおまえだけを寵愛し、おまえだけを熱望していることを、
なのにさらなる証を強いるとは、残酷な女だ、
もはや、余を捨てようと考えているとは
いっぱいの愛に対する裏切りだ。至上の神よ
余の心はどうなるのだ?-おまえは自由だ


Aria
Rossane
素早く逃げた
さえずる小鳥は
その金の檻へ
ときおり戻ってくるものです
なぜそこへ戻るのか分かりますか?
檻が小鳥にとって
自由よりも素晴らしいからです
でも金の檻を
さえずる小鳥が
なぜ好むのか分かりますか?
戻ることが小鳥の飼い主にとって
嬉しいことだとよく知っているからです



(退場)



Recitativo
Alessandro
結局は美女の勝ちだ。愛らしき囚人が余の運命を
変えてしまったのだ。余は今
彼女の罠に魅了されてしまったのだ。彼女は解き放たれた
犠牲を払ってまでリザウラに愛しているふりを
してはならない、そうしよう・・・


<第5場>
リザウラとアレッサンドロ
Recitativo
Lisaura
寛容なる勝利者様、
ロッサーネに与えられた自由は本当に
寛大な心をはっきりと示すものです
他の者を打ち負かすだけでなく、御自身に勝ったのですから。
美しい王女は、故郷へ帰る準備をして、
あなたへの賛辞が
新たに諸国に響くことでしょう

Alessandro
これこそ英雄がさらに目指すのに値することだ
新たな名声を得る企てに
余は思いを馳せている。 余が新た征服した地の上に
たちまち恵み深き陽光が
戻るであろう

Lisaura
陛下は望まないのでしょうか?
栄誉への大きな道のりに
愛を伴った
何らかの安らぎを得ることを


Aria
Alessandro
余を軽蔑する美女など
捨てることを決意したのだ
愛と美は苦しみなのだ
喜びは鎖なのだ
そう、もう愛そうとは思わない
愛とは妙な感情だ
その喜びはわずかなもので
その苦痛は大いなものなのだ



(退場)





Recitativo
Lisaura
アレッサンドロ様は顔では平穏なふりをしてるけど
彼が言うところの自由とは偽りなのよ
けれども 誰が知っている?要求された自由は、
許された自由は、
そして混乱した考えは
報われた愛の印ではない
自由を享受し、さらに尊重されたいと望むものよ
これまで奴隷であることに辛く耐えていた者は


Aria
Lisaura
罠に捕らえられた牝鹿は
運よく逃げられたとしても
あの騙された森へ
二度と戻ろうとはしない
見捨てられた甘い熱意よ
この胸に戻ってきて
喜ばしき希望が前にもまして
お前たちを誘っている


<第6場>
王座に腰掛けたアレッサンドロ、タッシーレ、クリート、
レオナート、クレオーネと従者たち
Sinfonia

Recitativo
Alessandro
卓越した栄誉のあとには
高名なる労苦に対する褒章を与えよう
フィリッポにはメッサゲティの王国を
そしてピッロにはバクトリアの国を
アンティパトロにはニケアを治めさせ
そしてブケファロニアはベローネのものだ。
クリートよ、
征服したインドの全てはおまえのものだ
おまえに報いうることが、余の喜びとなるのだ
すべてを得るがよい、
栄光だけが余のもので、世界はおまえたちのものだ。
こうしてジュピターの息子は
寛容な態度で
至高たる父の存在を証するのだ

Clito
フィリッポ様のご子息からであれば
感謝と栄誉をお待ちしております
ですが、ジュピターの息子からはなにも受け取れません

Alessandro
そうもおまえは余の感謝を蔑むのか?

Clito
そうもあなたの父上を侮辱するのですか?

Alessandro
余は雷神の息子であるぞ

Clito
お母上に恥をかかせるおつもりですか

Alessandro
余を冒涜するにも程がある、もはや我慢ならぬ

(兵士から槍をとりあげクリートを突き刺そうとする
タッシーレが引き留める)
Tassile
陛下、おやめください、常勝の陛下は、
自分自身にも打ち勝ってください

Alessandro
裏切り者め、役立たずめ

(陰謀を企てた者により王座の天蓋が崩れ落ちる)
Cleone
神よ、ああご加護を

Tassile
天よ!どうなるのだ!

Alessandro
なんという裏切りか!

Tassile
陛下を危機に陥れようとして
大掛かりな崩落を起こしたのです

Alessandro
ジュピターはあらゆることでその子の盾となってくれている
だが余に危害を与えようとする
他の者の悪徳なものに注意を払うべきだな
余が寛大なる恵みに心を配っている時でも。行け
タッシーレ、おまえはインドの部隊を保全せよ
そしておぬし、クレオーネよ、
クリートの身柄を任せ、おまえの俘虜とする

Clito
ここにわが胸を身を守ることなくあなたに晒しましょう
その槍を突き刺すがよろしい。
どうぞ私へ陛下の怒りをお向けください
だが疑いはお向けなさらぬよう。
クリートはかつて二度も
陛下の生命を戦いのさなかに
死の手から逃れさせたのです
クリートは陛下の偉大る父上フィリッポ様に
その後陛下に仕え、もうその血をほぼすべて
絞り出しました。陛下のためもう何年もの年を
殺戮と死の境で費やしたのです。クリートを
陛下は非難するのですか?断罪するのですか?ああ、私は
陛下のものですから、刺してください、
ここにわが胸があります
Alessandro
牢獄へ行け

Cleone
将軍よ私についてきなさい、今は王の怒りに屈するのです。
あなたの純真さに落ち着かれることでしょう

Clito
おおジュピターよ、あなたをこの不当な出来事の証人として
呼びますぞ
(クリートとクレオーネ退場)
Tassile
大王のご指示に備えて、インドの部隊を
軍旗のもとに集めるため行ってまいります



(退場)



<第7場>

ロッサーネとアレッサンドロ


Recitativo
Rossane
おお神よ!なんと新たな不吉な知らせ!
アレッサンドロ様が死んでしまった!私だけの支えが
私がとても崇めたかたが、 天よ!なんてことなの!
あの崩壊の下敷きとなり
偉大な魂がお亡くなりになった、神よ、お力を
気が遠くなる、死にそう

(気を失う)
Alessandro
余の美しきひとを助けてくれ、愛の神よ、なんてことだ!
ああ、ありがたき災難よ!
あの気難しくて理解し難い彼女が
真の愛をいだいていることを、余の目に明かしてくれたのか

Rossane
ああ、憎しみに満ちた生へ
悲しむ魂をよびもどすのは誰?あら
崇める方の顔つきを夢見ながら想像しているかしら、
それとも、目覚めて見つめているのかしら?

Alessandro
そうだ、素晴らしき恋人を見ているのだ
災難を逃れた後で幸運のまっただなかにいるぞ
おまえを胸に抱きしめているのだから

Rossane
結局はあなたが
私の心に完全に勝ったのです
これ以上この気持を隠して
なんの役に立つのでしょう!

Alessandro
おお余だけの慰めよ!


<第8場>
レオナートと前場の二人


Recitativo
Leonato
陛下、打ち負かした群衆が
再び武器をとっています

Alessandro
武器を、武器を!余の損害には
世界全部が深い怒りで立ち向かわねば
ロッサーネが再び戻って来たからには
もう恐れるものはない、これ以上の望みはない
新たな月桂冠を額に付けた余を
待っていてくれ、愛する人よ

Rossane
勝利して戻ってください、もっと誠実に
もっと愛情深くなってください


Aria
Alessandro
すでにおまえに愛と誠実さの
すべてを捧げている余の心は
さらなる栄光とともに戻るであろう
これ以上
愛情深く誠実なことがあるだろうか。
愛に報い
勇気を称えるため
余の心はこれだけを望む
美しいおまえがもう
嫌がったりつれなくなったりせぬことを



(退場)



Recitativo
Rossane
苦しい嫉妬の
罪深き恐れよ消えて。決めたわ
愛されてもそうでなくても、いつも彼を愛すると
彼が見とれてくれて、愛してくれるようになったのは
二度とないような価値のあることじゃない?


Aria
Rossane
嘘を言ってても、真実を言ってても
あの美しい唇が
こんなにも私を誘惑すると、愛したくなるわ
彼がうまくふりをするほど、 とても好きになってしまうわ
いつの日か真実を聞けると
この心に期待させるから
SECONDO ATTO

Scena Prima
Ritiro Ombroso nel Giardino.
Rossane ed Alessandro


Arioso
Rossane
Solitudine amate
In cui sfogarmi lice
una fiamma infelice,
voi le sventure mie deh consolate.
Amo il grand'Alessandro, ei sol mi sembra
degno dell’amor mio,
ma in quel core infedel non regno sola.
Chi i consiglia, ohimè! Chi mi consola!


Aria
Rossane
Aure, fonti, ombre gradire
Che mi dite?
Che farò?
Languirò. Spererò?
Amerò le mie ferite,
purchè vengano guarite,
dalla man che mi piagò.

Sento il sonno che vela
le stanche luci mie con l’ali placide.
Aure, fonti, ombre gradite.
al fin dolce riposo,
cedo agl’inviti tuoi.
ombre gradite,
Che mi dite?

(s’addormenta)

Scena II
Alessandro, edetta, poi Lisaura.

Recitativo e ariosi
Alessandro
Eccola in preda al sonno, in grembo all’erbe:
Che bel sen! Che bel viso!

Lisaura
(Rossane dorme et Alessandro è desto;
voglio osservare il resto)

Alessandro (in arioso)
Permettete ch’io vi baci
bei rubini, ostri vivaci.

Lisaura
(Più non vuol gelosia ch’io mi ritiri)

Alessandro
(Oh Dei! Turba Lisaura i miei desiri)
Bella Lisaura vieni
d’un mesto core a consolar gli affanni.

Rossane
(Che veggio! il re la mia rival vezzeggia!
Fingerò ancor di dormire).

Alessandro
Abbi qualche pietà del mio martire:
insensibil Lisaura
Dall’occaso all’aurora
tutto mi cede, e tu resisti ancora?


Alessandro (in arioso)
Superbette luci amate
più languir non mi lasciate.


(Lisaura ride)


Alessandro
Crudel tu ridi, e taci?


Lisaura (in arioso canzonando Alessandro)
Permettete ch’io vi baci
bei rubini, ostri vivaci.


(parte)



Alessandro
Lasciandomi qui sol, presso a Rossane,
favore, non dispetto
fece partendo al mio verace affetto.
Alfin io vi miro aperte
care, luci serene,
deh porgete sollievo alle mie pene.

Rossane (in arioso)
Superbette luci amate,
più languir non mi lasciate.



(parte)



Alessandro solo
Che onor si rende al vincitor del mondo!
Di due donne ritrose
fatto è scherno Alessandro!
E quel che più m’aggrava
barbara è l’una d’esse, e l’altra è schiava.
Son amante, sì è ver; ma son monarca.
Quando l’amor volesse
lasciarli andare inulti
non dee la maestà soffrir gli insulti.


Aria
Alessandro
Vano amore, lusinga, diletto
cedete al dispetto
che m’agita il cor.
Se mi offende, vilipende
d’altera bellezza
l'instabile umor
In odio ed asprezza
degenera amor.



(parte)




Scena III
Lisaura e poi Tassile

Recitativo
Lisaura
Tiranna passion lasciami in pace:
Vedi che ad altro oggetto
volge Alessandro l’incostante affetto:
e tu pur vuoi ch’io l’ami,
ch’io lo siegua e lo brami?
E intanto gelosia
la dura vita mia condanna e sface.
Tiranna passion, lasciami in pace.


Tassile
Deh, Lisaura crudele,
Ti muovano a pietate i miei sospiri.

Lisaura
Alessandro fa guerra a’ tuoi desiri.

Tassile
Ei, sol Rossane adora, e finge amrti

Lisaura
Della tua gelosia conosco l’arti

Tassile
Credi a chi t’ama, il vero.


Aria
Tassile
Sempre fido e disprezzato
infelice abbandonato
t’amerò, bella tiranna:
T’amerò, ma poi sovvienti
che provata ne i tormenti
la costanza non inganna.



(parte)



Recitativo
Lisaura
Pur troppo veggio d’Alessandro il core
alla rival rivolto.
E tanto all’alma mia
dan continuo tormento
vana speranza e acerba gelosia.


Aria
Lisaura
Che tirannia d’Amor!
fuggir chi siegue et ama!
amar chi non mi brama!
Misera Fedeltà! Vana speranza!
Estinguasi l’ardor.
risolvi non amar.
Ahi! Che no’l posso far
E forza del destin la mia costanza.


Scena IV
Camera
Rossane e poi Alessandro


Recitativo
Rossane
Qui aspetto l’Incostante
Fei gran forza a me stessa
In fargli dir che qui l’aspetto: e voglio
farmi ancor maggior forza
per ottener mia libertade, e poi
abbandonar l’infido,
Lasciarlo alla rival–mio core, e puoi?
Lasciar sì degno oggetto
e di lede e d’amor? Sì, sì, lasciarlo.
Amar chi non è amante?
chi leggiero e incostante
t’ama un momento, e poi….
ma vien. Caro infedel! Mio cor, non puoi.

Alessandro
Veloce sovra l’ali al desio
vengo all’idol mio che qui mi aspetta.
Chiedi. Il voler sia legge, o mia diletta.

Rossane
Ami la gloria?

Alessandro
Al par che t’amo, o bella.

Rossane
Ed ami ancor Rossane?

Alessandro
Al par che quella.

Rossane
La cara libertà dunque mi rendi
così a ragion dirai:
Amai Rossane, e la mia gloria amai.

Alessandro
Ah, funesta domanda!
Renderti libertà, perché mi lasci?

Rossane
Fallace vincitore!
M’ami, son prigioniera, e questo è amore?

Alessandro
A qual periglio or deve espor se stesso
il mio verace affetto!
Al sol pensar che abbandonarmi puoi
sento passarmi al core
lo sconosciuto ancor gel del timore.
Ah! pur troppo tu sai
che adoro sola te, te sola io bramo
se alla prova maggior, crudel, mi sforzi.
già pensi abbandonarmi,
ingrata a tanto amor. Superni dei,
che sarà del cor mio?–Libera sei.


Aria
Rossane
Alla sua gabbia d’oro
suoi ritornar talor
quell’augellin canoro
che rapido fuggì:
sai perché torna ancor donde partì?
La sua prigion gli è Cara
più della libertà.
Ma la prigion d’oro
sai perché piace allor
all’augellin canoro?
Più caro al suo Signor
sa ben che tornerà.



(parte)



Recitativo
Alessandro
Vinse al fin la beltà. Cangiato ho sorte
con la vezzosa prigioniera. Avvinto
or son’ io ne’ suoi lacci; ella è disciolta
fingere a danni miei no più non devo
Con Lisaura. Risolvo. ….


Scena V
Lisaura e detto
Recitativo
Lisaura
Vincitor generoso,
La libertà è data a Rossane è un vero
Di magnanimo cor segno espresso
che vince altrui, ma vince più se stesso.
Al suol nativo ritornar ella s’appresta
la vaga principessa, e di tue lodi
farà di nuovo risuonar quei regni.

Alessandro
Questo è lo scopo degli eroi più degni.
A nuove illustri imprese
volto è il pensiero. Su miei nuovi acquisti
presto farà ritorno
l’alma luce del giorno.

Lisaura
E non vorrai
nel gran sentier d’onore
aver qualche riposo
In compagnia d’amore?


Aria
Alessandro
Risolvo abbandonar
La Bella che mi sprezza
Son pene amor, bellezza:
La gioia è una catena.
No, più non voglio amar.
amare è strano affetto:
e’ poco il suo diletto
e’ troppa la sua pena.



(parte)





Recitativo
Lisaura
Finto sereno è d’Alessandro in volto,
è finta libertà ne’ detti suoi.
Ma pur chi sa? La libertà richiesta,
la libertà concessa,
e i torbidi pensieri
segni non son di corrisposto amore.
vuol goder libertade e più la stima
chi dura servitù provato ha prima.


Aria
Lisaura
La cervetta nei lacci avvolta
se per sorte scamperà,
no non torna un’altra volta
a quel bosco ingannator.
Dolci brame abbandonate
a quest’alma ritornate:
La speranza lusinghiera
più che mai v’alletta ancor.


Scena VI
Alessandro seduto in trono, Tassile, Clito, Leonato, Cleone, e Seguito.
Sinfonia

Recitativo
Alessandro
Dopo il sublime onor delle gran geste
seguir de’ il premio alle fatiche illustri
Filippo imperi a Messageti, e Pirro
regni suiBattriani.
Antipatro Nicea governi: e sia
Bucefalonia di Belone.
Clito,
saran tue tutte l’Indie che conquisti.
Potervi Compensar mi fa giocondo.
Tutto s’acquisti, e sia
la gloria sola mia, ma vostro il mondo
Così il figlio di Giove
nel mostrarsi benigno,
dà del genio del padre eccelse prove.

Clito
Dal figlio di Filippo
grazie ed onori aspetto,
ma dal figlio di Giove io nulla accetto.

Alessandro
Così le grazie mie tu vilipendi?

Clito
Così ‘l tuo padre offendi?

Alessandro
Figlio son del Tonante,

Clito
Del Materno pudor non sei zelante.

Alessandro
Troppo m’insulti: e più soffrir non posso.

(Dà di piglio ad un’asta d’un soldato e va a ferir Clito. Tassile la ritiene)
Tassile
Sire, t’arresta: e tu che il tutto vinci,
te stesso vinci ancor.

Alessandro
Perfido, indegno

(Cade per cospirazione la copertura del trono)
Cleone
Numi, deh n’assistete.

Tassile
Oh Ciel! Che sia?!

Alessandro
Qual tradimento!

Tassile
Al solo tuo periglio
precipitò la ruinosa mole.

Alessandro
Giove per tutto fa scudo a sua prole.
Ma si vegli all’altrui perfidia rea
Che cospirà a miei danni, allor ch’io penso
A generosi benefici. Vanne
Tassile, e t’assicura
dell’Indiane schiere. E tu Cleone
Mi rispondi di Clito: è tuo prigione.

Clito
Eccoti privo di difesa il petto.
v’Immergi pur quell’asta:
rendimi pur l’oggetto
Dell’Ira tua, non de’ sospetti tuoi.
Clito che già due volte
Tolse alla man di Morte
La tua vita fra l’armi;
Clito che per Filippo il tuo gran Padre
E poi per te, già quasi tutto ha sparso
Il suo sangue; al confine omai degli anni
spesi per te fra stragi e morti; Clito
tu accusi? Tu condanni? Ah se ti spetta,
trafiggi: eccoti il sen.

Alessandro
Va prigioniero.

Cleone
Seguimi o duce, e cedi ora al suo sdegno.
s’appagherà dell’Innocenza

Clito
O Giove, chiamoti in testimon del fatto indegno.

(Clito e Cleone partono)
Tassile
Vado a raccor sotto le lor bandiere
pronte al tuo cenno l’indiane schiere.



(parte)



Scena VII

Rossane ed Alessandro


Recitativo
Rossane
Oh Dei! Che infausta nuova!
Perì Alessandro, il solo mio conforto,
l’adorato mio bene. Oh ciel! Che veggio!
sotto quelle ruine
L’alma grande spirò. Numi, ristoro.
Io manco, io moro.

(Sviene)
Alessandro
Soccorrete il mio bene. Amor, che miro!
Oh gradito periglio!
Che la difficil tanto e tanto scura
In amor verità, scopri al mio ciglio.

Rossane
Ahi! Chi richiama all’odiosa vita
l’anima afflitta? Ma
immagino sognando, o desta veggio
le sembianze adorate?

Alessandro
Sì, vedi il caro amante
dopo il suo scampo fortunato a pieno
poiché t’accoglie in seno.

Rossane
Hai vinto al fine
tutta l’alma mia.
Che più mi giova
celarne i moti!

Alessandro
Oh solo mio conforto!


Scena VIII
Leonato e detti.


Recitativo
Leonato
Sire, il popol già vinto.
l'armi ripiglia

Alessandro
All’armi, all’armi. Ai danni miei cospiri
con le furie dell’Abisso il mondo intero
Mi riami Rossane,
E nulla temo più, nulla più spero.
Con nuovi lauri in fronte
aspettami cor mio.

Rossane
Vittorioso torna,
ma più fedel, ma più amoroso.


Aria
Alessandro
Il cor mio ch’è già per te
tutto amore e tutto fe,
con più gloria tornerà,
ma non già
più amoroso e più fedel.
Per mercede e per onor
dell’affetto e del valor
spera sol che tua beltà
gli sarà
men ritorsa e men crudel.



(parte)



Recitativo
Rossane
Svanisci o reo timore
di tormentosa gelosia. Risolvo
o riamata o no, di sempre amarlo.
qual mai più degno oggetto
puossi trovar d’ammirazion, d’affetto?


Aria
Rossane
Dica il falso, dica il vero
quel bel labbro lusinghiero
più m’alletta, il voglio amar:
Sì ben finge, tanto piace:
che sentirlo un dì verace
fa quest’alma sperar.


Creative Commons License
To the extent possible under law,
TRASIMEDE has waived all copyright
and related or neighboring rights
to the Japanese text above.
This work is published from Japan.



|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|