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第2幕

第12場

(第2幕の始まりと同時に幕が開かれる。薄明かりの中、マハゴニィへと続く街道で女たちと男たちが待ち続けている。再びスライドで第1幕の終わりと同じように、マハゴニィに向かってゆっくりと進んでいく矢印が映し出される。管弦による器楽奏の合間を縫って拡声器の声。)


(ゆっくりと幕。)

(拡声器からアナウンス。「ハリケーンは時速120マイルでアツェーナに向け進行中。」)

(2つ目の拡声器のアナウンス。「ハリケーンがアツェーナに到達。アツェーナは跡形もなく壊滅しました。」)

(3つ目の拡声器のアナウンス。「ハリケーンは一直線にマハゴニィに向かっています。3分間の距離です。」)

(全員、恐怖に捕われて矢印を凝視する。今や、マハゴニィに後1分のところに矢印は来ている。死の沈黙。すると、矢印は素早くマハゴニィを大きく半円を書いて迂回し、そのまま先へ行ってしまう。)

(拡声器の声。「ハリケーンは都市マハゴニィを迂回して、進路を先へ進め去っていきました。」)

合唱:
ああ、奇跡的に助かったんだ
快楽の町は救われたんだ
ハリケーンは遥かな高みへと去っていき
死の陰もまた、水底へと帰っていったんだ
ああ、奇跡的に助かったんだ
ああ、奇跡的に助かったんだ!

(幕が閉じる。表題。「この時からマハゴニィ市民のモットーは『いいじゃないか』となった。これが恐怖の夜に彼らの得た教訓であった。」表題はフェイドアウトしていく。)


第13場

(新たな表題。「ハリケーンの後の、マハゴニィのにぎわい。」)

(完全な無音の中、スライドによる写真の投影。こじんまりとした金鉱の町から現代的な都市へと発展していく様が映し出される。その3つの写真の上には大きな文字で「いいじゃないか」。)



(男たちが舞台ばなを歩きながら歌う。)

男たち:
第1条、忘るべからず、大いに食らうこと
第2条、愛の営みに励むこと
第3条、拳闘を忘るるなかれ
第4条、大いに飲むべし、これが掟
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなること
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなることなり

(男たちは舞台を横切り、場面に加わる。)


(幕が開く。背景には巨大な「飽食」の文字。数名の男たちがテーブルに着き、テーブルには肉が大量に盛られている。その中にはジムもいる。今では大食漢とあだ名されているジャックが中央のテーブルに着いて、休むことなく食べ続けている。傍らには2人の楽師。)

ジャック:
もうオレは仔牛を2頭食った
今食ってるのはおかわりの仔牛だ
これじゃまだ足りない
これじゃまだ足りないんだ
オレは自分自身を食い尽くしたいんだから

ジム:
なあ、兄弟、これで幸せかい?
兄弟、やるならとことんまでやらなきゃ

数名の男たち:
オブライエン!あなたは立派なおデブさん
食べなさい!食べなさい、おかわりの仔牛を!

ジャック:
兄弟、お願いだ、見てくれよ
見てくれよ、オレの食いっぷり
食い尽くすと、オレはほっとするんだ
だって忘れられるから
忘れられるから
なあ、おかわりを、なあ、おかわりを
なあ、おかわりを…

(ジャックは倒れて死ぬ。)

(男声合唱がジャックの背後を取り囲んで、帽子を取る。)

男たち:
見ろよ、ジャックがくたばった!
見ろよ、何て幸せそうな
何て物欲しそうな表情を浮かべているんろう

どんなに己の腹を満たそうと
足るを知ることがなかったからだ
恐れを知らぬ男だ
恐れを知らぬ男だ

男たち(第1テナー):
見ろよ、ジャックがくたばった
見ろよ、ジャックがくたばった!

男たち(第2テナー):
ジャックがくたばった、恐れを知らぬ男が
ジャックがくたばった、恐れを知らぬ男が!

男たち(バス):
見ろよ、見ろよ、ジャックがくたばった!

第14場

(男たちは帽子をかぶり直し歌う。)

男たち:
第2条、愛の営みに励むこと!

(幕が閉じる。)

(幕が開く。背景には巨大な「性愛」の文字。右手では、娼館マンダレーの前に、男たちが長蛇の列をなして並んでいる。我らが3人の友も後に着いて並ぶ。程なくしてスクリーンには卑猥な写真が映し出される。その背後からベクビクの声が響き渡る。この場面では娘たちの姿が舞台上に現れることはない。)


ベクビク:
(舞台裏から)
チューインガムなんて噛んでるんじゃないよ
まずは手を洗ってね
時間をあげなきゃダメよ
軽くおしゃべりしてからだよ

男たち:
チューインガムなんて噛んでちゃいけない
まずは手を洗うんだ
時間をあげなきゃダメだ
軽くおしゃべりしてからだ

早くしろ、この野郎、おい、早くしろ、この野郎、おい
マンダレ節でも歌ってな
色恋ってのは時間じゃ測れないんだ
この野郎、急げよ、この野郎、急ぐんだよ、
この野郎、急げってば、ここじゃ秒でいくらなんだ
いつまでも月夜が続く訳じゃないんだ、マンダレーじゃ
この野郎、急げよ、この野郎、急ぐんだよ、
この野郎、急げってば、緑色したお月さんも沈んじまうぜ

(モーゼスが現れる。)

モーゼス:
お客様には今しばらくご辛抱頂くようお願いします
間もなく、もう3名様をご案内頂けるでしょう
お分かりになることでしょう、色恋を充分に楽しむには
どなたでも、どなたでも、どなたでも時間がかかることを


(モーゼスが3人を送り出し、3人を中に入れる。残った者は待ち続ける。出された男たちも再び列の後ろに着いて並ぶ。再び写真が映し出される。)

ベクビク:
お金だけが色気をそそるんじゃないよ
お金だけが色気をそそるんじゃないんだよ

男たち:
お金だけが色気をそそるんじゃない
お金だけが色気をそそるんじゃないんだ
お金だけが、お金だけが色気をそそるんじゃないんだ

早くしろ、この野郎、おい、早くしろ、この野郎、おい
マンダレ節でも歌ってな
色恋ってのは時間じゃ測れないんだ
この野郎、急げよ、この野郎、急ぐんだよ、
この野郎、急げってば、ここじゃ秒でいくらなんだ
いつまでも月夜が続く訳じゃないんだ、マンダレーじゃ
この野郎、急げよ、この野郎、急ぐんだよ、
この野郎、急げってば、緑色したお月さんも沈んじまうぜ

(再びモーゼスが現れる。)

モーゼス:
お客様には今しばらくご辛抱頂くようお願いしますよ
間もなく、もう3名様をご案内頂けるんだから
分かりになるでしょう、色恋を充分に楽しむには
どなたでも、どなたでも、どなたでも時間がかかるってことを


(モーゼスが3人を送り出し、ジム、ビル、ジョーを中に入れる。)


男たち:
いつまでも月夜が続く訳じゃないんだ、マンダレーじゃ
この野郎、急げよ、この野郎、急ぐんだよ、
この野郎、急げってば、緑色したお月さんも沈んじまうぜ

(幕が閉じる。)

男たち:
第1条、忘るべからず、大いに食らうこと
第2条、愛の営みに励むこと
第3条、拳闘を忘るるなかれ
第4条、大いに飲むべし、これが掟
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなること
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなること

(幕が開く。)

第15場

(再び男たちが舞台を横切る。今、その背景には「拳闘」の文字が表示され、でぶの先導の下にボクシングのリングが設置されている。舞台袖の桟敷に金管楽団。ジョーがジムとビルをつれて現れる。)


ジョー:
(丸イスの上に立って)
さあて、お立ち会い
これから行われますのは
盛大なボクシングの賭け試合
勝負はKOでのみ決まります
対戦するのは
三位一体のモーゼス:
対するは、このオレ
アラスカの狼ジョーだ

でぶ:
何だって!三位一体のモーゼスと一戦交える?

男たち:
何だって!

でぶ:
バカな、さっさと逃げ出した方が身のためだ!

男たち:
バカな!

でぶ:
だって、こいつは、コン畜生!

男たち:
コン畜生!

でぶ:
賭け試合どころじゃない、殺傷沙汰になるぞ!

男たち:
殺傷沙汰になるぞ!

ジョー:
今のところ、オレは死んじゃいない
アラスカで稼いだ有り金の全てを
今日、オレは残さずオレ自身に賭けるぜ!
お願いだ、有り金全部オレに賭けてくれ
ガキの頃からオレを高く買ってくれてるんだから
ジミィ、特にお前には期待してるぜ!

いつだって拳よりも頭が大事と思うヤツ
力よりも技が、粗暴さよりも知力がと
そんな分別のあるヤツみんなが金を賭けるのは
この試合ではアラスカの狼ジョーなんだ

ジョー/男たち:
いつだって拳よりも頭が大事と思うヤツ
力よりも技が、粗暴さよりも知力がと
そんな分別のあるヤツみんなが金を賭けるのは
この試合ではアラスカの狼ジョーなんだ

(ジョーはビルに歩み寄る。)

ビル:
ジョー、キミは確かに大親友だ
けど、お金の事となると話は別だよ
すっかりビビってしまったんだ
三位一体のモーゼスを見ただけで

ジム:
ジョー、オレはお前のことを高く買ってるんだ
揺りかごから墓場まで変わらない
だから今日もオレはお前に賭ける
オレが持っている有り金全部をだ

ジョー:
ジム、お前がそう言ってくれるのを聞くと
アラスカのことが目に浮かぶよ
あの7年の冬、あのクソ寒い中で
オレたちは一緒に木を伐った仲だもんな

ジム:
ジョー、我が良き友よ、オレは誓う
お前のためなら全てを投げ出してもいい
あの7年の冬、あのクソ寒い中で
オレたちは一緒に木を伐った仲だもんな

ジョー:
ジム、お前がそう言ってくれるのを聞くと
アラスカのことが目に浮かぶよ

ジム:
ジョー、我が良き友よ、オレは誓う
お前のためなら全てを投げ出してもいい

ジム/ジョー:
あの7年の冬、あのクソ寒い中で
オレたちは一緒に木を伐った仲だもんな

ジム:
アラスカのことを耳にするとオレは
ジョー、お前の姿が目に浮かぶんだ

ジョー:
お前の金は任せとけ、オレは誓うぜ
そのためならこの身を投げ出してもいい

男たち:
三位一体のモーゼスに万歳三唱!
よう、モーゼス!
やっちまえ!

女性の声:
(悲鳴)
人殺し!

モーゼス:
そいつは残念!

男たち:
一発で決めるんだ!

でぶ:
(選手を紹介する)
三位一体のモーゼス、200パウンド
アラスカの狼ジョー、160パウンド

男:
(吐き出すように)
けっ!

(ボクシングの試合前の最終調整。)

ジム:
(リング下から)
ヘロー、ジョー!

ジョー:
(リングから下に向かって呼びかける)
ヘロー、ジム!

ジム:
歯を折られるなよ!

ジョー:
そんなにやられるかよ!

男たち:
(口々に)
行け!
こすいぞ!
バカヤロー!
もう殴られた!
気をつけろ!
倒れるな!
ローブローだぞ!
休むな!
今のは効いたぞ!
ダメだ!
唇を切ったぞ!
行け、ジョー!
朝飯前だろ!
ほら、相手は泳いでるぜ!

モーゼス、ミンチだ!
あいつを料理してやれ!
モーゼス、痛めつけろ!
あいつをボコボコにするんだ!

モーゼス、ミンチだ!
あいつを料理してやれ!
モーゼス、痛めつけろ!
あいつをボコボコにするんだ!

(ジョーは床に崩れ落ちる。)

でぶ:
こいつ、死んでやがる。

(長々と大笑い。見物人は散り散りに去っていく。)

男たち:
(去りながら)
KOはKOだよ。打たれ弱いヤツだ。

でぶ:
勝者、三位一体のモーゼス。

モーゼス:
そいつは残念。

(ビルとジムがリングに取り残される。)

ビル:
(ジムに)
言ったじゃないですか。あっさりKO負けですよ。

ジム:
(つぶやく)
ヘロー、ジョー!

(幕が閉じる。再び男たちが現れる。)

男たち:
第1条、忘るべからず、大いに食らうこと
第2条、愛の営みに励むこと
第3条、拳闘を忘るるなかれ
第4条、大いに飲むべし、これが掟
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなること
だが、何より厳守すべきは
この地では何でもありなること

第16場

(幕が開く。舞台に再び男たちが現れる。背景には大きな文字で「鯨飲」。男たちはテーブルに足を載せて座り、酒を飲んでいる。舞台前方ではジム、ビル、ジェニィがビリヤードに興じている。)


ジム:
みんな、来いよ、オレのおごりだ
一緒に飲もうぜ
知ってるだろ、どんなに簡単かって
ジョーみたいにくたばるのが

ベクビクの女将、みんなに一杯ずつ頼む!

男たち:
ブラボー、ジミィ!遠慮はしないぜ!ゴチソーさん!

マハゴニィで暮らしていくには
1日5ドルも必要だった
それでも遊び足りない時には
その分は、また別会計だ
でも、あの頃は誰もが腰を据え
マハゴニィの賭博酒場でがんばっていた
いつだって負けがこんでたけれど
それでも楽しくやっていけた、それでも楽しくやっていけた
それでも楽しくやっていけたからな

ベクビク:
(台詞)
そろそろ、お勘定お願いしますよ、みなさん!

ジム:
(小声でジェニィに)
ジェニィ、こっちに来いよ!
ジェニィ、オレにはもう金がないんだ
だから一番なのは、逃げることさ
それがどこだろうと構いはしない

(全員に向かって大声で。ビリヤードの台を指差す。グデングデンに酔っている)
諸君、我らはこの船に乗り込んで
大海への小旅行と洒落込むぜ

(再び小声で)
頼むからオレの側にいてくれよ、ジェニィ:
地震みたいに地面が揺れてるんだ
お前もだ、ビリィ、オレの側にいてくれ
オレはまたアラスカに帰るんだ
オレはこの町が気に入らないんだ

(叫ぶ)
今夜、オレはアラスカに向けて船出するぜ

(全員でビリヤードの台とカーテンレールで「船」の様なものを組み立て、ジム、ビル、ジェニィが乗り込む。背景には南洋の島々の映像が映し出される。ジェニィ、ジム、ビルは船乗りの真似をしてビリヤード台に登る。)


ジム:
(酔っぱらってわめく)
酒は生のままトイレに流し
バラ色のブラインドも下ろした
タバコも吸ったし、人生も楽しんだ
アラスカ向けて出発だ

男たち:
(男たちは台の下に座って、面白がる)
ヘロー、ジミィ、お偉い航海士!
ヘロー、見ろよ、あいつの舵さばき
ジェニィ、脱いじまえ、ここはもう赤道だぜ
ビル、帽子を押さえろ、入り江を吹く風は強い!

ジェニィ:
大変、あれは台風じゃないかしら!

男たち:
(男声合唱団のように荘厳に)
見よ、暗き様を
天は雲に覆われたり!

見よ、暗き様を!

ジェニィ/ジム/ビル:
(わめく)
船ってヤツはソファーとは違う!

男たち:
見よ、暗き様を!

ジェニィ/ジム/ビル:
夜は嵐が来て、波も高いんだ!

(男たちは口笛や遠吠えの声で嵐の場を演じる。)


船は揺れ、夜は更けていく
オレたち3人の内6人が船酔いだ

男たち:
天はかくも暗し
見よ、暗き様を
見よ、暗き様を
天は雲に覆われたり!

ジェニィ:
(不安そうにマストにしがみつき、話す)
一番いいのは、「嵐の夜」を歌って、気分がくじけないようにすることよ。

男たち:
見よ、暗き様を
見よ、暗き様を

ビル:
「嵐の夜」がいいのは、気分がくじけてしまった時だよ。


男たち:
見よ、暗き様を
天は雲に覆われたり!

ジェニィ/ジム/ビル:
嵐の夜、波も高く
それでも船は勇ましく戦う
聞けよ、鐘の音は呪わしく響く
見よ、岩礁が間近に迫る!

ジェニィ:
(台詞)
急いで、でも用心して。風に逆らって進もうなんて思わないで、いちかばちかなんて試しちゃダメ。


男たち:
聞けよ、聞けよ
聞けよ、風の吹き荒れる様を

ビル:
嵐がひどくなった時の用心に、マストに身体を縛り付けた方がいいんじゃないか?

男たち:
見よ、見よ
見よ、天はか黒き雲に覆われたり!

ジム:
いや、あの黒く見えるのは、我が友よ
あれはアラスカの森だ
さあ、上陸だ
これで落ち着けるぞ

(台から降りて叫ぶ)
ヘロー、ここはアラスカかい?

モーゼス:
(ジミィの横に現れて)
飲み代を払ってもらいやしょうか!

ジム:
(ひどくがっかりして)
クソっ、ここはマハゴニィかよ!

(男たちはグラスを持って前に出る。)

男たち:
ジミィ、あんたはオレたちに飲ませてくれた!
ジミィ、だからオレたちはあんたを生かしてやる
あんたはオレたちに食わせ、オレたちに飲ませ
食い物も飲み物もおごってくれたんだからな

ベクビク:
さあ、お会計ですよ、お客さん!

ジム:
あのぉ、ベクビクの女将さん、気付いたんだけど
どうも、あなたに払えそうもないんだ
自分の金なんだけど、使い切ったみたいで

ベクビク:
何ですって、あんた、払わないつもり?

ジェニィ:
ジミィ、また探してみたら。どこかにまだ、きっとあるわよ。


ジム:
さっきも言っただろ…。

モーゼス:
何と、こやつには金がない?何と、こやつは払わない?お分かりでしょうな、これがどう言う意味か?

でぶ:
旦那、あんたはお終いってことだよ。

(ビルとジェニィを除く全員がジムから離れていく。)

ベクビク:
(ビルとジェニィに)
あんたたちはこいつの肩代わりしてやる気はないの?

(ビルはこっそり去っていく)

あんたは、ジェニィ?

ジェニィ:
あたし?

ベクビク:
ええ、何か変?

ジェニィ:
笑わせないで!女の子がいつも助けてくれるだなんて!

ベクビク:
じゃあ、論外ってことかしら?

ジェニィ:
ええ、言わせてもらうならね。

モーゼス:
縛り上げろ!

(ジェニィが舞台ばなを行ったり来たりしながら自分のソングを歌っている間に、ジムは縛り上げられる。)

ジェニィ:
みんな聞いてよ、あたしのママったらね
あたしのことみそクソにけなして言ったのよ
「あんたは死体置き場でくたばるのさ
じゃなきゃ、もっとひどいところでね」って
そうね、口でなら、言うのは簡単よ
でも、言うけど、そうはさせないわ!
そううまく行くもんですか!
どうなるか、みんな見てらっしゃい!
人はケダモノとは違うのよ!

テメーのケツはテメーで拭きなさい
人の尻拭いなんて誰がするもんですか
人を踏みつけにするのは、このあたし
踏みつけにされるマヌケ、それはあなたたちよ

テメーのケツはテメーで拭きなさい
人の尻拭いなんて誰がするもんですか
人を踏みつけにするのは、このあたし
踏みつけにされるマヌケ、それはあなたたちよ

みんな聞いてよ、あたしの彼ったらね
面と向かってこんなこと言ったのよ
「この世で一番大事なのは愛さ」とか
「明日のことは忘れようぜ」とかね
そうね、愛なんて、言うのは簡単よ
でも、人って年を取っていくものなの
そのうち愛だなんて言ってられなくなるわ
短い人生、有効に使わなくちゃダメ!
人はケダモノとは違うのよ!

テメーのケツはテメーで拭きなさい
人の尻拭いなんて誰がするもんですか
人を踏みつけにするのは、このあたし
踏みつけにされるマヌケ、それはあなたたちよ

テメーのケツはテメーで拭きなさい
人の尻拭いなんて誰がするもんですか
人を踏みつけにするのは、このあたし
踏みつけにされるマヌケ、それはあなたたちよ

モーゼス:
さて、みなさん、ここにおりますのは
自分の飲み代も払えぬような輩
厚顔無恥にして無分別にして悪辣!
何よりひどいことに一文無し!
縛り首となっても当然のことでしょう
ですから、みなさん、止めようとしてもムダですよ!

(全員、元いた場所に戻る。皆、再び酒を飲んだりビリヤードに興じたりする。)

男たち:
自分の檻に閉じこもっていれば
1日5ドルもかかりはしない
女房持ちでないって訳じゃなければ
別会計なんて必要なかった
でも、近頃は誰もが腰を据え
神さまの安酒場でがんばっている
いつだって勝ち越しているけれど

(足を踏み鳴らして拍子を取る)

それでも、全然、楽しくないんだ、それでも、全然、楽しくないんだ
それでも、全然、楽しくなんてないんだ

(足踏みを止め、再びテーブルに悠々と足を載せる。ジムは連れて行かれる。)

合唱:
(口を閉じたままハミング)

(続いて全員、前に進み出て歌う)
惑わされたりするんじゃないぞ
過ぎたものは帰らないんだ
扉の前に昼が来ても
すぐに夜風が吹くのを感じるんだ
もう明日が来ることはないんだ

(第2幕の終わり。)

Zweiter Akt

Nr.12

(Bei Beginn des 2. Aktes ist die Gardine geöffnet. In fahlem Licht warten auf der Landstraße vor dem Ort Mahagonny die Mädchen und Männer. Die Projektionsfläche zeigt wieder den Pfeil wie am Schluß des 1. Aktes, langsam auf Mahagonny zulaufend. Ein Lautsprecher meidet in Abständen während des Orchesterritornells.)

(Vorhang langsam.)

(Aus dem Lautsprecher kommt die Meldung: „Hurrikan bewegt sich mit 120 Stundenmeilen auf Atzena zu.“)

(2. Lautsprecher-Meldung: „Hurrikan schon in Atzena. Atzena bis auf die Grundmauern zerstört.“)

(3. Lautsprecher-Meldung: „Hurrikan in gerader Linie auf Mahagonny zu. Drei Minuten entfernt.“)

(Alle starren voller Entsetzen den Pfeil an. Jetzt, eine Minute vor Mahagonny bleibt der Pfeil stehen. Totenstille. Dann macht der Pfeil einen schnellen Halbkreis um Mahagonny und läuft weiter.)

(Lautsprecher: „Der Hurrikan hat um die Stadt Mahagonny einen Bogen gemacht und setzt seinen Weg fort.“)

Chor:
Oh wunderbare Lösung
Die Stadt der Freude ward verschont.
Die Hurrikane gingen vorüber in großer Höhe
Und der Tod tritt, in die Wasser zurück.
Oh wunderbare Lösung,
Oh wunderbare Lösung!

(Gardine zu. Schrift: „VON NUN AN WAR DER LEITSPRUCH DER MAHAGONNYLEUTE DAS WORT: „DU DARFST,“ WIE SIE ES IN DER NACHT DES GRAUENS GELERNT HATTEN.“ Die Schrift verblaßt.)

Nr. 13

(Neue Schrift: „HOCHBETRIEB IN MAHAGONNY, NACH DEM GROSSEN HURRIKAN.“)

(Bei völliger Stille die Bildprojektionen. Sie stellen dar den Übergang von der einfachen Goldgräberstadt zu einem modernen Stadtbild. Über jedem dieser 3 Bilder steht groß das Word: „DU DARFST.“)

(Die Männer treten an die Rampe und singen:)

Männer:
Erstens, vergeßt nicht, kommt das Fressen,
Zweitens kommt der Liebesakt,
Drittens das Boxen nicht vergessen,
Viertens Saufen, laut Kontrakt.
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf,
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf.

(Die Männer gehen auf die Bühne und beteiligen sich an den Vorgängen.)

(Gardine auf. Auf dem Hintergrund steht riesengroß das Word „ESSEN.“ Eine Anzahl von Männern sitzen jeder an einem Tisch, auf dem viel Fleisch steht. Auch Jim ist dabei. Jack, jetzt der Vielfraß gennant, sitzt in der Mitte an einem Tisch und ißt unaufhörlich. Seitlich die beiden MUSIKER.)

Jack:
Jetzt hab’ ich gegessen zwei Kälber
Und jetzt esse ich noch ein Kalb.
Alles ist nur halb,
Alles ist nur halb.
Ich äße mich gerne selber.

Jim:
Bruder, Bruder, ist das für dich Glück?
Bruder, tue nur nichts halb.

Einige Männer:
O’Brien! Sie sind schon dick:
Essen Sie! essen Sie noch ein Kalb!

Jack:
Brüder, bitt’ ich, sehet mir zu,
Sehet mir zu, wie ich ess’.
Ist es weg, dann hab’ ich Ruh’,
Weil es vergess’,
Weil es vergess’.
Brüder, gebt mir noch, Brüder, gebt mir noch,
Brüder gebt mir noch…

(Er fällt tot um.)

(Männerchor hinter ihm im Halbkreis, die Hüte abnehmend.)

Männer:
Sehet, Jack ist gestorben!
Sehet, welch ein Glückseliger,
Sehet, welch unersättlicher Ausdruck
auf seinem Gesicht ist,
Weil er sich gefüllt hat,
Weil er nicht beendet hat:
Ein Mann ohne Furcht,
Ein Mann ohne Furcht.

Männer(1. Ten.):
Sehet, Jack ist gestorben,
Sehet, Jack ist gestorben!

Männer(2. Ten.):
Jack ist gestorben, ein Mann ohne Furcht,
Jack ist gestorben, ein Mann ohne Furcht!

Männer(Baß):
Sehet, sehet, Jack ist gestorben!

Nr. 14

(Die Männer setzen die Hüte wieder auf und singen:)

Männer:
Zweitens kommt der Liebesakt!

(Gardine zu.)

(Gardine auf. Auf dem Hintergrund steht rießengroß das Wort „LIEBEN.“ Rechts, vor dem Mandelay-Bordell, stehen Männer Schlange an. Die drei Freunde schließen sich ihnen an. Sofort werden auf einer Leinwand-Tafel erotische Bilder gezeigt. Dazu ertönt von hinten die Stimme der Begbick. In dieser Szene ist kein Mädchen auf der Bühne zu sehen.)

Begbick:
(von hinten)
Spucke den Kaugummi aus,
Wasche zuerst deine Hände,
Lasse ihr Zeit
Und sprich ein paar Worte mit ihr.

Männer:
Spucke den Kaugummi aus,
Wasche zuerst deine Hände,
Lasse ihr Zeit
Und sprich ein paar Worte mit ihr.

Rasch, Jungens, he, rasch, Jungens, he,
Stimmt ihn an, den Song vom Mandelay:
Liebe, die ist doch an Zeit nicht gebunden,
Jungens, macht rasch, Jungens, macht rasch,
Jungens, macht rasch, denn hier gehts um Sekunden,
Ewig nicht stehet der Mond über dir, Mandelay.
Jungens, macht rascher, Jungens, macht rascher,
Jungens, macht rascher, denn der grüne Mond geht unter.

(Moses tritt heraus.)

Moses:
Ich bitte die Herren sich in Geduld zu fassen,
Es werden gleich wieder drei Herren eingelassen.
Sie werden verstehen, daß man zum Liebesgenuß
Jedem Kunden, jedem Kunden, jedem Kunden etwas Zeit lassen muß.

(Moses läßt drei Herren heraus und drei herein, die übrigen warten weiter. Auch die herausgelassenen Herren stellen sich wieder an. Es werden wieder Bilder gezeigt.)

Begbick:
Geld allein macht nicht sinnlich,
Geld allein macht nicht sinnlich.

Männer:
Geld allein macht nicht sinnlich,
Geld allein macht nicht sinnlich,
Geld allein, Geld allein macht nicht sinnlich.

Rasch, Jungens, he, rasch, Jungens, he,
Stimmt ihn an, den Song von Mandelay:
Liebe, die ist doch an Zeit nicht gebunden,
Jungens, macht rasch, Jungens, macht rasch,
Jungens, macht rasch, denn es geht um Sekunden.
Ewig nicht stehet der Mond über dir, Mandelay.
Jungens, macht rascher, Jungens, macht rascher,
Jungens, macht rascher, denn der grüne Mond geht unter.

(Moses tritt wieder heraus)

Moses:
Ich bitte die Herren sich in Geduld zu fassen,
Es werden gleich wieder drei Herren eingelassen.
Sie werden verstehen, daß man zum Liebesgenuß
Jedem Kunden, jedem Kunden, jedem Kunden etwas Zeit lassen muß.

(Moses läßt die drei vorigen Herren heraus und Jim, Bill und Joe herein.)

Männer:
Ewig nicht stehet der Mond über dir, Mandelay.
Jungens, macht rascher, Jungens, macht rascher,
Jungens, macht rascher, denn der grüne Mond geht unter.

(Gardine zu.)

Männer:
Erstens, vergeßt nicht, kommt das Fressen,
Zweitens kommt der Liebesakt,
Drittens das Boxen nicht vergessen,
Viertens Saufen, laut Kontrakt.
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf.
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf.

(Gardine auf.)

Nr. 15

(Die Männer gehen wieder auf die Bühne, wo jetzt vor einem Hintergrund, auf dem das Wort „KÄMPFEN“ steht, unter FATTY’S Leitung ein Boxring hergerichtet wird. Auf einer seitlichten Tribüne spielt eine Blasmusik. JOE kommt mit JIM und BILL.)

Joe:
(auf einem Stuhl stehend)
Wir, meine Herren,
Veranstalten hier
Ein großes Preisboxen,
Endend nur mit dem K.O.,
Und zwar tritt an
Dreieinigkeitsmoses
Gegen mich,
Den Alaskawolfjoe.

Fatty:
Was! Du kämpfst mit Dreieinigkeitsmoses?

Männer:
Was!

Fatty:
Junge, da reist du besser noch fort!

Männer:
Junge!

Fatty:
Denn das ist beim Teufel,

Männer:
Beim Teufel!

Fatty:
Kein bloßes Preisboxen, sondern glatter Mort!

Männer:
Glatter Mort!

Joe:
Vorläufig bin ich noch nicht gestorben,
All mein Geld, in Alaska erworben,
Setze ich heute restlos auf mich!
Und ich bitte auf mich zu setzen alle,
Die mich von Kind auf schätzen.
Jimmy, ich rechne besonders auf dich!

Wer jemals den Kopf über Fäuste gestellt
Und List über Kraft und klug über roh,
Jeder vernünftige Mensch setzt sein Geld
In diesem Kampf auf Alaskawolfjoe.

Joe/Männer:
Wer jemals den Kopf über Fäuste gestellt
Und List über Kraft und klug über roh,
Jeder vernünftige Mensch setzt sein Geld
In diesem Kampf auf Alaskawolfjoe.

(Joe ist zu Bill getreten.)

Bill:
Joe, du stehst mir menschlich nah,
Doch um Geld hinauszuwerfen,
Ging’s mir zu sehr auf die Nerven,
Als ich Dreieinigkeitsmoses sah.

Jim:
Joe, ich habe dich immer geschätzt,
Vor der Wiege bis zum Grabe,
Drum wird heute auf dich gesetzt,
Und zwar alles, was ich habe.

Joe:
Jim, wenn ich das von dir höre,
Steigt Alaska vor mir auf.
Die sieben Winter, die großen Kälten,
Und wie wir beide die Bäume fällten.

Jim:
Joe, mein alter Freund, ich schwöre:
Lieber geb’ ich alles drauf:
Die sieben Winter, die großen Kälten,
Und wir zusammen die Bäume fällten.

Joe:
Jim, wenn ich das von dir höre,
Steigt Alaska vor mir auf.

Jim:
Joe, mein alter Freund, ich schwöre:
Lieber geb’ ich alles drauf:

Jim/Joe:
Die sieben Winter, die großen Kälten,
Und wir zusammen die Bäume fällten.

Jim:
Wenn ich von Alaska höre,
Steigt dein Bild, Joe, vor mir auf.

Joe:
Dein Geld ist sicher, ich schwöre,
Lieber ging ich selber drauf.

Männer:
Dreimal hoch Dreieinigkeitsmoses!
Morgen, Moses!
Gib ihm Saures!

Eine Frauenstimme:
(geschrieen)
Das ist Mord!

Moses:
Ich bedaur’ es!

Männer:
Da bedarf’s nur eines Stoßes!

Fatty:
(stellt die Kämpfer vor)
Dreieinigkeitsmoses, zweihundert Pfund,
Alaskawolfjoe, hundertsiebzig.

Ein Mann:
(ruft)
Schund!

(Letzte Vorbereitungen zum Boxkampf.)

Jim:
(von unten)
Halloh Joe!

Joe:
(grüßt aus dem Ring hinunter)
Halloh Jim!

Jim:
Schluck keinen Zahn!

Joe:
Halb so schlimm!

Männer:
(abwechselnd)
Los jetzt!
Schiebung!
Quatsch!
Er nimmt schon!
Vorsicht!
Nicht stürzen!
Tiefschlag!
Nicht halten!
Das sitzt!
Macht nichts!
Lippe gespalten!
Ran, Joe!
Kunststück!
Ja, er schwimmt schon!

Moses, mach Hackfleisch!
Mach aus ihm Haschée!
Moses, gib ihm Saures!
Tu ihm etwas weh!

Moses, mach Hackfleisch!
Mach aus ihm Haschée!
Moses, gib ihm Saures!
Tu ihm etwas weh!

(Joe sinkt zu Boden.)

Fatty:
Der Mann ist tot.

(Großes anhaltendes Gelächter. Die Menge verläuft sich.)

Männer:
(im Abgehen)
K.O. ist K.O. Er vertrug nichts Saures.

Fatty:
Sieger: Dreieinigkeitsmoses.

Moses:
Ich bedaur’ es.

(Bill und Jim stehen allein im Ring.)

Bill:
(zu Jim)
Ich hab’ es gesagt. Jetzt ist er K.O.

Jim:
(leise)
Halloh, Joe!

(Gardine zu. Die Männer kommt wieder nach vorn.)

Männer:
Erstens, vergeßt nicht, kommt das Fressen,
Zweitens kommt der Liebesakt.
Drittens das Boxen nicht vergessen,
Viertens Saufen, laut Kontrakt.
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf.
Vor allem aber achtet scharf,
Daß man hier alles dürfen darf.

Nr. 16

(Gardine auf. Männer wieder auf die Bühne. Auf dem Hintergrunde steht groß: „SAUFEN.“ Die Männer setzen sich, legen die Füße auf den Tisch und trinken. Im Vordergrund spielen JIM, BILL und JENNY Billard.)

Jim:
Freunde, kommt, ich lade euch ein,
Daß ihr mit mir trinkt,
Denn ihr seht, wie leicht kann’s sein,
Daß man wie Joe versinkt.

Witwe Begbick, eine Runde für die Herrn!

Männer:
Bravo, Jimmy! Ja warum nicht! Aber gern!

Wer in Mahagonny blieb,
Brauchte jeden Tag fünf Dollar,
Und wenn er’s besonders trieb,
Brauchte er vierleicht noch extra.
Aber damals blieben alle
In Mahagonnys Poker-Drinksalon.
Sie verloren in jedem Falle,
Doch sie hatten was davon, doch sie hatten was davon,
Doch sie hatten was davon.

Begbick:
(gesprochen)
Aber jetzt bezahlen, meine Herren!

Jim:
(leise zu Jenny)
Jenny, komm her!
Jenny, ich hab’ kein Geld mehr.
Am besten ist es, wir fliehn,
Es ist ganz gleichgültig, wohin.

(laut, zu allen, auf den Billardtisch zeigend, völlig betrunken)

Meine Herrn, besteigen wir diese Kahn
Zu einer kleinen Fahrt auf dem Ozean!

(wieder leise)
Bleibe unbedingt neben mir, Jenny,
Denn der Boden schwankt wie bei ’nem Erdbeben,
Und auch du, Billy, bleibe bei mir jetzt,
Denn ich werde wieder nach Alaska fahren,
Weil diese Stadt mir nicht gefällt.

(laut)
Heute Nacht noch werde ich zu Schiffe nach Alaska fahren.

(Alle haben aus einem Billardtisch, einer Storestange und ähnlichem ein „Schiff“ gebaut, das nun Jim, Bill und Jenny besteigen. Auf dem Hintergrund können jetzt filmisch Südseelandschaften vorüberziehen. Jenny, Jim und Bill benehmen sich seemännisch auf dem Billardtisch.)

Jim:
(betrunken gröhlend)
Der Schnaps in die Toiletten geflossen,
Die rosa Jalousieen herab,
Der Tabak geraucht, das Leben genossen,
Wir segeln nach Alaska ab.

Männer:
(Die Männer sitzen unten und amüsieren sich)
Halloh, Jimmy, großer Navigator!
Halloh, seht, wie er schon die Segel bedient.
Jenny, zieh dich aus, es wird heiß, der Äquator,
Bill, setz den Hut fest, der Golfstromwind!

Jenny:
O Gott, ist das nicht ein Taifun dort hinten!

Männer:
(feierlich, wie ein Männergesangverein)
Seht, wie so schwarz
Der Himmel sich dort überziehet!

Seht, wie so schwarz!

Jenny/Jim/Bill:
(gröhlend)
Das Schiff, das ist kein Kanapee!

Männer:
Seht, wie so schwarz!

Jenny/Jim/Bill:
Stürmisch die Nacht und hoch geht die See!

(Die Männer markieren einen Sturm, indem sie pfeifen und heulen.)

Das Schiff, es schlingert, die Nacht sinkt weit,
Sechs von uns drei haben die Seekrankheit.

Männer:
Wie schwarz der Himmel ist,
Seht wie so schwarz,
Seht wie so schwarz
Der Himmel sich doch überziehet!

Jenny:
(sich ängstlich am Mast haltend, gesprochen)
Am besten ist, wir singen: „Stürmisch die Nacht,“ um den Mut nicht zu verlieren.

Männer:
Seht, wie so schwarz,
Seht, wie so schwarz,

Bill:
„Stürmisch die Nacht“ ist vorzüglich, wenn man den Mut verliert.

Männer:
Seht, wie so schwarz
Der Himmel sich dort überzieht.

Jenny/Jim/Bill:
Stürmisch die Nacht und die See geht hoch,
Tapfer noch kämpft das Schiff.
Horch, wie die Glocke so schaurig klingt,
Sehet, dort naht ein Riff!

Jenny:
(gesprochen)
Fahrt rascher und fahrt sehr vorsichtig. Segelt unter keinen Umständen gegen den Wind und versucht jetzt nichts Neues.

Männer:
Hört nur, hört nur,
Hört, wie der Wind in den Rahmen braust.

Bill:
Sollen wir uns nicht am Mast anbinden, wenn der Sturm noch heftiger wird?

Männer:
Seht nur, seht nur,
Seht, wie der Himmel sich schwarz überziehet!

Jim:
Nein, was da so schwarz ist, meine Freunde,
Das sind die Wälder von Alaska.
Jetzt steigt aus,
Jetzt könnt ihr ruhig sein.

(Er steigt aus und ruft:)
Halloh, ist das Alaska?

Moses:
(taucht neben ihm auf)
Gib das Geld her für die Getränke!

Jim:
(tief enttäuscht)
Ach es ist Mahagonny!

(Die Männer kommen mit Glässern nach vorn.)

Männer:
Jimmy, du hast uns zu trinken gegeben!
Jimmy, dafür lassen wir dich leben.
Du hast uns gespeist und uns getränkt,
Du hast uns Speise und Trank geschenkt.

Begbick:
So, und jetzt bezahlen, Mann!

Jim:
Ja, Witwe Begbick, da merke ich eben,
Daß ich Sie gar nicht bezahlen kann.
Ich habe mein Geld, scheint’s ausgegeben.

Begbick:
Was, du willst nicht bezahlen?

Jenny:
Jimmy, schau doch noch einmal nach, Irgendwo hast du sicher noch was.

Jim:
Als ich eben mit euch sprach…

Moses:
Was, der Herr hat keine Moneten? Was, der Herr will nicht bezahlen? Wissen Sie, was das bedeutet?

Fatty:
Mensch, da bist du abgeläutet.

(Alle, außer Bill und Jenny, sind von ihm abgerückt.)

Begbick:
(zu Bill und Jenny)
Könnt ihr denn nicht für ihn in die Bresche treten?

(Bill geht stumm weg)

Und du Jenny?

Jenny:
Ich?

Begbick:
Ja warum denn nicht?

Jenny:
Lächerlich! Was wir Mädchen alles sollen!

Begbick:
Das kommt also nicht in Frage für dich?

Jenny:
Nein, wenn Sie es wissen wollen.

Moses:
Bindet ihn!

(Während Jenny, an der Rampe auf und ab gehend, ihr Lied singt, wird Jim gefesselt.)

Jenny:
Meine Herren, meine Mutter prägte
Auf mich einst ein schlimmes Wort:
Ich würde enden im Schauhaus
Oder an einem noch schlimmern Ort.
Ja so ein Wort, das ist leicht gesagt,
Aber ich sage euch daraus wird nichts!
Das könnt ihr nicht machen mit mir!
Was aus mir noch wird, das werden wir seh’n!
Ein Mensch ist kein Tier!

Denn wie man sich bettet, so liegt man,
Es deckt einen keiner da zu,
Und wenn einer tritt, dann bin ich es
Und wird einer getreten, dann bist du’s.

Denn wie man sich bettet, so liegt man,
Es deckt einen keiner da zu,
Und wenn einer tritt, dann bin ich es
Und wird einer getreten, bist du’s.

Meine Herren, mein Freund der sagte
Mir damals ins Gesicht:
„Das Größte auf Erden ist Liebe“
Und „an morgen denkt man da nicht.“
Ja Liebe, das ist leicht gesagt,
Doch so lang man täglich älter wird,
Da wird nicht nach Liebe gefragt,
Da muß man seine kurze Zeit benützen!
Ein Mensch ist kein Tier!

Denn wie man sich bettet, so liegt man,
Es deckt einen keiner da zu,
Und wenn einer tritt, dann bin ich es
Und wird einer getreten, dann bist du’s.

Denn wie man sich bettet, so liegt man,
Es deckt einen keiner da zu,
Und wenn einer tritt, dann bin ich es
Und wird einer getreten, bist du’s.

Moses:
Halloh, Leute, da steht ein Mann,
Der seine Zeche nicht bezahlen kann.
Frechheit, Unverstand und Laster!
Und das schlimmste ist kein Zaster!
Da steht natürlich Hängen drauf,
Doch meine Herren, halten Sie sich nicht auf!

(Alle nehmen wieder ihre Plätze ein. Es wird weiter getrunken und Billard gespielt.)

Männer:
Wer in seinem Kober bleibt,
Braucht nicht jeden Tag fünf Dollar
Und falls er nicht unbeweibt,
Braucht er auch vielleicht nicht extra.
Aber heute sitzen alle
In des lieben Gottes billigem Salon.
Sie gewinnen in jedem Falle,

(Sie strampfen mit den Füßen den Takt)

Doch sie haben nichts davon, doch sie haben nichts davon,
Doch sie haben nichts davon.

(Sie brechen ab und legen ruhig wieder ihre Beine auf den Tisch. Jim wird abgeführt.)

Chor:
(gesummt, mit geschlossenem Munde)

(Jetzt treten alle nach vorn und singen:)
Laßt euch nicht verführen,
Es gibt keine Wiederkehr.
Der Tag steht vor den Türen,
Ihr könnt schon Nachtwind spüren.
Es kommt kein Morgen mehr.

(Ende des 2. Aktes)


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