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第1幕

<レシタティーヴォ>

【ヒュアキントス】
ねえ君!今準備は整ったよ
来てくれるんだ ぼくの望み通り 愛する妹と一緒に この聖なる
急いで仕上げた祭壇に 父さんが

【ゼフィルス】
ぼくが間違ってなければ 君が祈りを捧げるのはアポロだよね

【ヒュアキントス】
そうだよ

【ゼフィルス】
じゃあアポロにこの生贄の儀式を準備してるの エバロスは?
知らないのかなあ 天界にはもっと他の神々がいるのを?
セメレの息子とか ユーノーとかヴィーナスとかディアナとか
マルス バルカン それに神々の強大な長である
あの王にも礼を欠いてはいけないのに?

【ヒュアキントス】
ちゃんと祭礼ならあげているよ ゼフィルス その神々にも
誰もぼくたちの神殿から手ぶらで天に帰る神はいないさ だけど
この神殿はアポロだけを祀るものなんだ
父さんは彼を偉大な神として敬っているし ぼくも
父さんに従って信仰しているんだ

【ゼフィルス】
おお君!喜んでぼくはこの心臓を捧げたのに
もし君がぼくにとってのアポロだったら!

【ヒュアキントス】
よしてよ どうして ゼフィルス ぼくと神々を一緒にするのさ?
そんな名誉はぼくにはふさわしくない だけどよく分かってるよ それは
君のヒュアキントスへの熱愛から来るんだってことは
(エバルスとメリアがやってくる)
だけど見てよ!父さんと妹がやってきた

【エバルス】
息子よ!生贄と炎の準備はできているか?

【ヒュアキントス】
見てくださいお父さん!言われた通りに準備して
お父さんの到着を待っていました

【エバルス】
でかした それでは祭壇に火を灯し
ふんだんに香を焚き 立ち上らせるのだぞ
生贄の煙を雲の上まで

【メリア】
ああ お父さま!黒雲と恐ろしい嵐が湧き起こり
夜の闇があたりをおおっていますわ

【エバルス】
何と!気短なアポロはもはや待ちきれず 香と
生贄をわれらに求めているのだ だが遠ざかって行くだろう 恐ろしい
嵐は祈りによって そして太陽のほほ笑む顔が
再び輝きだすことであろう…
行くぞ!わしと一緒に祈るのだ

Nº1 コーラスとエバルス

【コーラス】
神よ おおラートーの生みしお方!
聴き給え この嘆願する者たちの祈りを
幾度も御身を敬い
至高のお方として敬虔に崇め奉る
この者たちに御身の恩寵を
そしてご加護を

【エバルス】
おお アポロよ われは御身を信じる
常に守り給え
そして照らし給え
エバルスの王国を

【コーラス】
神よ おおラートーの生みし...
(雷光が火を消し 祭壇を破壊する)

<レシタティーヴォ>

【メリア】
ああ!もうダメ!神は私たちの祈りを
拒まれたのよ!

【エバルス】
お前たちのうちの誰かが神を冒涜したのか?

【メリア】
いいえ お父さま なんの罪も過ちもありませんわ

【ヒュアキントス】
ぼくも常に神を崇めてきました
(ゼフィルスに)
おおゼフィルスよ ぼくは恐れているんだ
あの言葉が神のお怒りに火を付けたのではないかと
さっき君がぼくに言った言葉が

【ゼフィルス】
(ヒュアキントスに)
ヒュアキントス!ぼくを愛してるなら君の父さんには内緒だよ
さっきぼくが言った言葉は黙っててくれよ!

【エバルス】
炎は消え 祭壇は覆され われらの祈りは退けられた
これは大きな災いの予兆なのだ!ああ すっかり
わしはあの雷光に打ちのめされ 震えておるのだ!

【ヒュアキントス】
しっかりしてください お父さん!罪はありません 父さんの心には
だったらどうして善き神の怒りを恐れるのですか?
あの稲妻にも父さんは傷つけられることはなく
ぼくたちの誰もみな
同じように打ち倒されることはなかったのです
ぼくたちは生きていて 以前のままの元気を保っているんです
ですからこれは 雷光によって畏れ入らせようとされたのです
神が大地を そしてその力をこの世に一層明らかにし
ぼくたちに信頼と共に畏怖を植え付けようとされたのですよ

Nº2 アリア

【ヒュアキントス】
しばしば神々はぼくたちを恐れ入らせるのです
立ち上がり おどかしては
戦争を引き起こして
ぼくたちを苦しめたり
矢を放ったりします
ぼくたちに当たらないようにですけど
でも 嵐の雲を吹き散らしたあとで
神々は笑い 陽気になるのです
そして愛と
震えとで
下々の者を縛りつけるのです
ある時は愛で
ある時は脅しで
神々の権威はすごすぎます
しばしば神々はぼくたちを恐れ入らせるのです…

<レシタティーヴォ>

【エバルス】
ああ息子よ!お前の言うのは本当だ だがわしはまだ恐れるのだ
アポロがこの炎でエバルスを滅ぼすのではないかと
(アポロが登場する)

【アポロ】
アポロはお前の祈りを聞いたぞ おお信じよ!
約束しよう この国を助けると もしもそなたが喜んで受け入れてくれるなら この追放されし者を 雷鳴の激怒を嫌ったがために あのユピテルの

【エバルス】
何と?…羊飼いの衣服にその身をやつされた神を
われらが現世の王国に受け入れられることをお望みと?

【ヒュアキントス】
何と父上!ぼくたちはからかわれているのでしょう!すでに
神は癒しをもたらされたのです 傷付けたすぐあとに御みずから
登場されて父上の王宮を祝福しに

【メリア】
おお 何と幸せな星がこの曇りの日に私たちを力づけて下さるのでしょう アポロさまが自ら私たちの家に祝福された客人として
お越しになるのですもの!…ああ何てすばらしい!何てステキなの!… 何という威厳でしょう!…何という栄光が
この方のお体には満ちているのでしょう!

【アポロ】
メリアよ!このような羊飼いのうちになぜそのような値打ちを
あなたは見出すことができるのだ?

【メリア】
見えるのです…

【アポロ】
何を見ているのだ?言ってくれ 美しい人よ!

【メリア】
私には美しいアポロさまが見えます お父さまと共に私はこの心を
ずっと捧げてきたのです

【アポロ】
その捧げた心は
もう取り戻してはだめだぞ
これはとりわけ素晴らしい贈り物だ この世の中でも

【ゼフィルス】
(ヒュアキントスに)
ヒュアキントス!ぼくは神がここにいるのが恐ろしいよ!

【ヒュアキントス】
(ゼフィルスに)
ぼくも怖いよ あの恐るべき威厳は

【アポロ】
ヒュアキントス!お前はいつでも献身的な友を見つけられるぞ
私の中にな もしも神を愛することができるのなら

【ヒュアキントス】
何て素晴らしいんだ あなたがヒュアキントスを愛してくれるなんて!

【ゼフィルス】
(独白)
ちくしょう!アポロはぼくから愛する友だちを奪ってしまう!

【エバルス】
祝福された日よ!神聖なる神よ!お泊まりください
もしもお気に召せば この家にお入りになり ずっと長く
われらと共にお留まりください

【アポロ】
信じるが良い 私はお前たちに親切な神なのだ

Nº3 アリア

【アポロ】
今羊飼いアポロは
群れを守り
杖に寄りかかって
立って見張っている
だが群れの世話をしたくないときは
王たちを訪問したり
薬を
人間どもに与えたりする
悲しむ者を力づけ
病人を助けること
それだけが関心事なのだ
このアポロにとっては
それゆえ私がここに留まり
諸君らに好意を寄せるなら
すべての王の中において
諸君らは最も幸運なのだ


第2幕

<レシタティーヴォ>

【エバルス】
愛しき娘よ わしは疑わぬぞ 神に好意を
われらの3倍もの価値があるゆえ そなたが寄せることは?

【メリア】
何をおっしゃるのです お父さま?…アポロさまが人間にすぎない
私と夫婦になるのを望まれるのですか?

【エバルス】
ためらうでない アポロさまはそなたを配偶者に望んでおられる 娘よ
そなたの選択は自由だが 彼がたずねてきた時にはよろこんで
わしは同意をするぞ

【メリア】
私が拒むですって お父さま! そう思われているのですか?
どんな娘が神さまの求婚を軽蔑し 拒むのですか
そんな名誉を 心が愚かで 正気を失っていて
幸運を投げ捨てようとするのでなければ?

【エバルス】
そなたは賢いぞ 娘よ!結婚を選ぶとは そうすることで
そなたによって兄と父とは子孫代々 他の家柄にもまして
神々の地位にまで高められ わしらの住まいも
婚礼の松明によって聖なる家となるのだ

【メリア】
教えてください どこにアポロさまはいるのですか?…会話を
ああ すぐにでも最高のやり方で楽しむことができるのに!

【エバルス】
そなたの兄やゼフィルスと一緒に森で円盤を投げて遊んでおられる
だがすぐにもここへ戻って来られて そなたから
わしの面前で 同意を求めるであろう

【メリア】
求めさせてあげて!あの方の求めるものはすべて差し上げられますから

Nº4 アリア

【メリア】
楽しむこと ふざけること
神の栄誉を受けること
それは偉い結婚の神様が
松明と花輪を持って
幸せに迎え入れ
私たちを喜びに結び付けて下さる時なの
女神様と呼ばれるのよ
もし神さまを愛することになるなら
星たちの間をそぞろ歩き
雲の上を歩むのよ
町も 国々も私に敬意を表すわ
サテュロスやフォーンも私を敬うことでしょう
楽しむこと ふざけること...

(ゼフィルス登場)

<レシタティーヴォ>

【ゼフィルス】
王さま!息子さんに大変なことが ヒュアキントスが死んで倒れています!

【エバルス】
ああ!何と悲しい知らせだ!
どうして死んだのだ?

【ゼフィルス】
円盤が直撃したのです

【エバルス】
誰が無法にもわしの息子を殺したのだ?

【ゼフィルス】
アポロです

【エバルス】
震えるぞ!

【メリア】
天界の方がなぜ? 私を祝福したいと望んだ神が 私の兄を
殺そうとたくらんだのですって?
そんなこと 誰が信じられるの?

【ゼフィルス】
真実を話しています ぼくは彼の死の目撃者ですから まさに
ヒュアキントスが倒された時にぼくは逃げ出しました でないと同じ不運が おそらくぼくたちの頭にも振りかかりそうだったから

【エバルス】
このように神は無実の者を罰するのか?…好意から
御身をお迎えしたのは わしの一人息子の死にふさわしいことだったのか? … その上に娘のメリアを父親から奪い取ろうというのか
ああ偽りの神よ?

【メリア】
ああそのことに触れないで お父さま!夫として選ぶなど その
兄の血で汚れた神を 結婚の約束として
この手を差し出させようなどと

【ゼフィルス】
(独白)
何てことだ? あの神は結婚を考えてたのか?
ぼくが愛してたメリアを奪い去ろうとしてただなんて
ヒュアキントスを奪った神が ぼくから更に奪おうというのか
ぼくの恋人を?

【エバルス】
ゼフィルスよ
何ゆえあの非道な神はこのような罪を?

【ゼフィルス】
いいえ何も分かりません 息子さんは心地よいエウロータスの岸辺に
立ってました そして円盤が的のすぐ近くにあるのを見て
こう叫んだんです「見ろよ ぼくのが君のより前で
的に触れそうだよ」 アポロがその時 円盤を投げて
それが彼の頭を直撃し 傷付いて
地面に彼は倒れたのです 疑いようもなく 死因は
この一撃であるのは論を待ちません

【エバルス】
このような狂気をためらいもなく神はなさったのか 最愛の者を
親しいエバルスから奪うとは?この王国から出て行くことを望むぞ
わしやわしの民を憎む神など ゼフィルスよ 何とか追い出してくれ
あの悪辣な神を これ以上わしに害をなす前に

【ゼフィルス】
王さま!この王国はあなたのものです:ご自身で追放なさってください あなたは 息子さんの死によって傷付けられた ぼくは神が怖いんです 稲妻を 頭上に落とすことができるんですから
(独白)
追放しちまえ!ぼくの悪事はそうすりゃバレない
だってぼくこそが殺人を犯したんだから!

【エバルス】
出かけるぞ!お前たちは残っておれ!もしあの神がお前たちのところに来たら追い払え 娘よ!残虐な神をな わしはエウロータスの岸辺に行く もしや息子が生きてはいないかと確かめに そこで多分会うかも知れぬ あのアポロ この国を憎んでおる神にな
(退場)

【ゼフィルス】
(独白)
ぼくの願った通りになってるぞ この策略がうまく行けば メリアは
ぼくの愛しい妻になるんだ

【メリア】
私には分からない なぜアポロが侮辱もされてないのに殺したのかが
彼の最愛のヒュアキントスを 愛して下さる方よ
その妹のこの私を どうしてそんなことで汚さなければいけないの
その手を?

【ゼフィルス】
愛しい人よ!驚くんじゃない こんな酷い犯罪をアポロが
したことを あなたは邪悪さに気付いてないだけさ だけど奴は
残忍で 気が変わりやすく 無分別だ それで追放されたんだ
天界を 神々の間の調和を彼の狂気が乱さないように

【メリア】
信じた方がずっと良いようにも思えるのだけど その強大な神の方を
(独白)
けれど私の心はまだ揺れているの 恐怖と希望とが
胸に交錯しているわ

【ゼフィルス】
メリア!何を悩んでるんだ?あああんな奴とは別れるんだ
その手をあなたの兄さんの熱い血に染めた奴なんか その点このゼフィルスは あなたに誠実だって知ってるだろ 愛して欲しいんだ それでぼくは最高に 幸せになれるんだ

【メリア】
私は今 兄さんの運命のことを思ってるの
ゼフィルスとの結婚のことじゃないわ

【ゼフィルス】
冷たいな!どうしてそんなにこのゼフィルスにつれなくできるんだ?

Nº5 アリア

【ゼフィルス】
さあ!二人を見てごらん
ひとりは恋人 ひとりは犯罪者
助けてくれる相手と 暴れる相手
どっちにあなたの手を差し伸べたい?
アポロはきっと あなたを殺すだろう
でもゼフィルスは愛するのさ
兄さんをその手で
血に染めた奴は
もっとむごいことをするだろう
か弱い妹には
どっちを選ぶのが賢明だろうか?

<レシタティーヴォ>

【ゼフィルス】
まずい!神だ!見ろよ!あの神がこっちに来る
メリア どうしよう?隠れる場所を教えてよ!ぼくは怖いよ
あいつの怒りが

【メリア】
私一人にするつもり?ここにいてよ!
今こそ言っていた誠実さを見せる時でしょ?

【ゼフィルス】
どうか お願いします
この罪のない男に害を加えませんように 神が!

(アポロ登場)

【アポロ】
ここだったか 強盗め!
言葉にならん大嘘つきめ!
友ヒュアキントスを私から奪ってもまだ足りぬのか?
同時にわが花嫁までも盗み取ろうとしおって
卑劣な奴め!
まだするのか?
新しい罪をこれ以上重ねようと 嘘つきめ?
汚らわしい奴め!貴様への怒りがどんなものであるか
今 この神に試してみるがよい!
愛しそして残酷なる者から
正当なる罰を受けるが良い 神の怒りの!
吹け 風よ!
悪人をその洞窟に閉じ込めよ エオルスよ!

【ゼフィルス】
何だこれは?ああ!
(ゼフィルスは風に変えられて吹き飛ばされる)

【メリア】
何をなさるの おお無慈悲な神よ!
死で満たすつもりなのですか お父さまの王国を?
お兄さまを殺したばかりでなくゼフィルスまで?
暴君!
今度はメリアや王様も犠牲にするのですか?

【アポロ】
おお 愛する人よ!

【メリア】
ええっ!私を愛しい人なんて呼ぶの?
人殺し!

【アポロ】
…私の言うことを聞くのが嫌でなければ

【メリア】
嫌です 黙って!そして直ちに お父さまが命じたように
すぐに父の王国を立ち去って これ以上私たちに害をなす前に!

【アポロ】
(独白)
ああ!雷を落とすのは最後にして下さい おお神々の父よ!
どこまで追い回されるのですか この哀れな者を?

Nº6 デュエット
【メリア】
出て行って 残酷な方よ!
私は嬉しいの 暴君よ あなたが私のもとを去ってくれることが!出てって! 傲慢な 掟を破った方よ!
出て行って!出て行って!あなたが恐ろしいのですから

【アポロ】
信じてくれ!この誠実で
温厚なアポロを お前に死ぬほど焦がれているのだ
なぜだ?この無実な者をどうして残酷に軽んじるのだ!
友を失うのだぞ そうして私を拒むのなら
天に虐げられたこの無力な私は
この世界でも追放されねばならぬのか?
ここに居てやるぞ!
収まってくれるまでは
あの子の心に掻き立てられた怒りが 私は隠れていよう

【メリア】
出て行って…


第3幕

<レシタティーヴォ>

【ヒュアキントス】
違うのです…

【エバルス】
では誰なのだ 息子よ!
話してくれ わしを愛しているなら 誰がお前の命を奪ったのだ?

【ヒュアキントス】
ゼフィルスです …ああ悲しい!…もしも… あの神が…そこにいるなら!…

【エバルス】
ああっ 息子が死んでしまう!…

【ヒュアキントス】
おお父上!…父上!死ぬ …のはつらいです…!

【エバルス】
息子よ!

【ヒュアキントス】
父…上!…ああ!さようなら!…
(死ぬ)

【エバルス】
ヒュアキントス!…わが息子!… 生きていたのに…死んで横たわっている!… アポロは わが子は言った 無実です 父上!私を信じてくださいと 彼ではなく ゼフィルスが下手人なのです と
これがわしを扱うやり方なのか ゼフィルスの大嘘つきめ?
こうして神が御みずから罪を犯したと言い放ち
王を騙して恐れもせぬのか?血に穢れし者め!
お前の血でこの罪は償ってもらわねばならぬ!…
息子の死に復讐せずにいられようか?

Nº7 アリア

【エバルス】
まるで一艘の船が荒海に投げ込まれ
山や谷のような波に翻弄されて
あるときは雲の高みまで押し上げられ
次の一瞬には冥界のすぐ近くまで沈められるように
そんな風に胆汁が 復讐の念にあふれるこの胸から
体中を巡り 血管を巡り 四肢を駆け巡るのだ
怒りがわしを突き上げ
悲しみがわしを沈めるのだ
怒りと復讐心が一体となって
わしを絶え間なく揺り動かすのだ
まるで一艘の船が…

(メリア登場)

<レシタティーヴォ>

【メリア】
どちらの方向に向いても 見えるのですね あの残酷な神の
忌むべき行いが さきほどはゼフィルスが滅ぼされるのを
私は見てしまいました 今度は血の海ですか
無実なお兄さまの

【エバルス】
どうして供の者もなしでここへ来たのだ 娘よ?
悪漢はもう逃げて行ったのか?

【メリア】
あの神にすぐに私たちの王国を立ち去るように命じましたから 殺人の上に あの無慈悲な神はあらたな虐殺を重ねたのです

【エバルス】
何だと?虐殺 娘よ!何か別のことが起きたことを言っておるのか?

【メリア】
おお王さま!彼は友ゼフィルスを奪い去り あまつさえ
私の目の前で風に引き裂かせたのです

【エバルス】
ああ 正しいのはアポロだ 罪を罰したのだからな
不実で悪辣なゼフィルスが神のせいにした罪を
犯人は 娘よ!殺人の
それはアポロではない あのゼフィルスがお前の兄に
円盤をためらいもなく投げつけたのだ

【メリア】
でもどうして お父さま!それをお知りに?

【エバルス】
息子がそのことをわしに話してくれたのだ わしが見つけたときはまだ生きていて わしの腕の中で息絶えた

【メリア】
ああ!何ですって?お父さま!
ではどうして神に王国を去るよう命じられたのですか?

【エバルス】
娘よ!悲しみに突き動かされ そしてゼフィルスの偽りに惑わされて
わしはそのことを命じたのだろう かくも邪悪な罪を
ゼフィルスが犯すなど誰が予想できようか?

【メリア】
お父さま!私たちは今すべてを失ってしまいました!
去って行かれたのです ああ!神は私たちのもとを去って!ああ 信じてください! 復讐されずにはいられないでしょう このような侮辱に対しては

【エバルス】
何? 娘よ!神は去ってしまったというのか?

【メリア】
間違いありません だってあなたの王国から出て行くようにアポロに
私たちの家から立ち去るように命じたのは私なのですから
ああ たった今神を呼び戻すことができたなら!

【エバルス】
ああ!何と酷い運命が 今日のわれらに圧し掛かることか!

Nº8 デュエット

【エバルス】
息子は斃れ
そして神は
わが意志に反して
知らぬうちに
傷ついて去って行ったのだ
王国は神の力がなければ
もはや長くは続かない
神よ!どうか願いを聞き届け
われらのもとに戻りたまえ!

【メリア】
お兄さまが斃れ
そして私は
お父さまの命令で
悲しみを感じながら
許婚を去らせたのです
許婚のいない花嫁の
私を誰が一体愛してくれるのでしょう?
花嫁を罰しないでください!
神よ!ああ戻ってきて

(アポロ登場)

<レシタティーヴォ>

【アポロ】
王よ!私をここへと呼び戻したのだ ヒュアキントスへの愛が
許してくれ 私が神としてそなたの王国を祝福することを
ここに居ることで!
知ってくれ 神ができることを!
ヒヤシンスよ咲くのだ!彼の墓をその姿に似た花で
その名を持つ花で覆うのだ

(彼の遺体は沈み そこはヒヤシンスの花で覆われる)


【エバルス】
わしは何を見ているのだ?…わが息子から花が立ち上がってくるのを見るとは?

【メリア】
神よ 全能なるお方よ!
赤面して私の罪を告白いたします
ゼフィルスの言葉と父の命令により
私はやらかしてしまいました が 今は悔いております

【エバルス】
至高の神よ 許したまえ!無知でした 誰が殺人の
実行犯であるかを 邪悪なゼフィルスの言葉で
我が息子はあなた様の罪で死んだと信じてしまったのです
ゼフィルスめがどれほど多くの害毒をこの王国にもたらすことでしょう
もしもあなた様がお許し下さらねば!

【メリア】
ああ神よ!侮蔑とは思わないでください 出て行けと
あなたに命令したことは 私が愚かであまりに信じやすかったがゆえに そして私の怒りがその言葉を私から引き出したのです それは苦しみゆえのこと 私の兄が 殺されたのですから

【アポロ】
しっかりせよ王よ!アポロはそなたの王国を去りはせぬ 留まろうぞ
ここにそなたと共にずっと もしそなたがあの約束に忠実なことを
示してくれるならば

【エバルス】
分かっております さあ娘よ!
お前を神が花嫁にふさわしいとお選びだ

【メリア】
では信じて良いのですね 神が愛してくださると このメリアを?

【アポロ】
ああ、私を信じてくれ!ジュピターご自身が何度も人間を愛しておられる 愛することは神の為すことであり
そなたたちは愛されるのだ

【メリア】
神よ!あなたのしもべをご覧ください 父の代わりに
あなた様にこの胸を捧げます

【エバルス】
さあ!もし人間の花嫁があなた様を喜ばせるのなら アポロよ!
われらの娘をわしの手よりお受け取りください
そして永遠にこの王国に滞在ください ヒュアキントスは死にましたが もう一人の 私のヒュアキントスとなって頂けましょう 娘の夫として
われらが国に喜んで留まって下さるのなら

【アポロ】
エバルスよ!喜んで差し出されたメリアの手を受け入れるぞ
常に穏やかに そなたの悲しみを静めよう

【メリア】
あなた様の公正さは おお神よ 一層輝かしいのです

【エバルス】
無実のお方が当然の報いを逃すことはないのです

【アポロ】
そして未来の世代は そなたの慈悲を賛美するだろう

Nº9 小三重唱

【アポロ】
最後には 激しい
稲妻 雨雲
雷鳴のとどろきの後で
平和が芽を育み
そして花開くのだ

【メリア】
苦しみに束縛された後
私たちを結びつけます 愛の誓いが
幸せな宿命の後で
私たちを婚礼の松明が祝福し あなたを励ますのです

【エバルス】
熾烈な戦いの後
お前たちを結びつけるのだ 愛の誓いが
約束された運命が
お前たちを婚礼の松明が祝福し わしを喜ばせるのだ

【アポロ】
恐ろしい恐怖の後
われらを結びつけるのだ 愛の誓いが
望んだ運命のあと
われらを婚礼の松明が祝福し そなたを励ますのだ
ACTUS PRIMUS

Recitativo

HYACINTHUS
Amice! Iam parata sunt omnia.
Aderit, ut spero, cum sorore dilecta meus ad sacra,
quae constituit actutum pater.

ZEPHYRUS
Ni fallor, est Apollo, quem colitis.

HYACINTHUS
Hic est.

ZEPHYRUS
Apollini ergo tanta sacrificia parat Oebalus?
An alios nescit in coelis Deos?
An Semelis ergo natus, an Juno, Venus, Diana,
Mars, Vulcanus, an Superum potens caput atque
Princeps ture nil vestro indigent?

HYACINTHUS
Quibusque consecramus,o Zephyrus, Diis,
nullusque nostris vacuus a templis abiit: at solus
istud Apollo sibi templum suo vindicat honori.
Genitor hunc magnum Deum veneratur, et ego
veneror exemplo patris.

ZEPHYRUS
O care! Quam libenter offerem ilia pectusque,
si tu Apollo mihi meus fores!

HYACINTHUS
Dilecte, quid me, Zephyrus, permisces Diis?
Honore non me dignor, at novi bene: extorsit ista
nimius in Hyacinthum amor.
(Venit Oebalus et Melia)
Sed en! sorore comité nunc genitor venit.

OEBALUS
Dic Nate! Num parata sacrificio hostia et ignis?

HYACINTHUS
Ecce Genitor! Ad nutum omnia parata
praestolantur adventum tuum.

OEBALUS
Bene: ergo succendatur a flamine focus, et
ture plurimo ara praegravis gemat, fumusque
sacrificantis in nubes eat.

MELIA
Heu genitor! Atra nube tempestas minax ingruit,
et omnis glomerat huc noctem polus.

OEBALUS
Adeste! Longioris impatiens morae Apollo tus
et hostiam a nobis petit. Fugiet ad istas saeve
tempestas preces, et blanda facies Solis his iterum
plagis redibit...
Agite! fundite et mecum preces.

Nº 1 Chorus et Oebalus

CHORUS
Numen o Latonium!
Audi vota supplicum,
qui ter digno Te honore
certant sancte colere:
hos benigno Tu favore
subditos prosequere.

OEBALUS
O Apollo, creditam
tibi semper protege
et dignare lumine
Oebali Laconiam.

CHORUS
Numen o Latonium, etc.
(Fulmen ignem et aram destruit)

Recitativo

MELIA
Heu me! Periimus! Numen heu nostras preces
respuit!

OEBALUS
An aliquis forsan ex vobis Deum violavit?

MELIA
Haud me, Genitor, ullius ream invenio culpae.

HYACINTHUS
Semper hunc colui Deum.
(Zephyrus)
O Zephyre! Quantum timeo,
ne verbis tuis haec ira sit succensa,
quae dixisti prius.

ZEPHYRUS
(Hyacinthus)
Hyacinthe! Si me diligis, cela patrem, et verba
prolata prius a nobis tace!

OEBALUS
Extintus ignis, ara subversa, hostia contempta
nobis grande praesagit malum! Heu totus hoc
concussus a fulmine tremo!

HYACINTHUS
Erigere mentem, Genitor! Insontem geris animum,
quid ergo Numine a bono mali metuas?
Ab isto fulmine es laesus nihil,
nostrumque nemo,
quotquot adsumus, ruit.
Vivimus, et omnes pristinus vigor beat:
hinc terruisse voluit hoc fulmine
Deus terras, potestas pateat ut mundo magis,
maneatque cum fiducia in nobis timor.

Nº 2 Aria

HYACINTHUS
Saepe terrent Numina,
surgunt et minantur,
fingunt bella,
quae nos angunt,
mittunt tela,
quae non tangunt;
at post ficta nubila
rident et iocantur.
Et amore
et tremore;
gentes stringunt subditas:
nunc amando,
nunc minando
salva stat auctoritas.
Saepe terrent...

Recitativo

OEBALUS
Ah Nate! Vera loqueris: at metuo tamen,
Apollo ne fors perdat hoc igne Oebalum.
(Accedit Apollo)

APOLLO
Apollo vestras audit, o credite! preces suamque
pollicetur his terris opem, recipere si velitis
hunc modo exsulem iramque fulminantis exosum
Iovis.

OEBALUS
Quid?... Numen hac sub veste pastoris latens
in nostra praesens regna suscipi cupit?

HYACINTHUS
En Genitor! Ut lusisse nos Superi solent! iam tibi
medelam saeva post vulnera Deus adfert, tuamque
regiam praesens beat.

MELIA
O quam beato sidere haec nubila dies nos recret,
ipse Apollo dum nostros lares optatus hospes
visitat!... O quantus decor! quae forma!...
quanta dignitas!... quanta omnibus gloriaque
membris atque maiestas sedet!

APOLLO
Melia! Quid in pastore tam dignum
vides suspensa quod mirere?

MELIA
Video...

APOLLO
Et quid vides? Eloquere pulcra!

MELIA
Video pulcrum Apollinem, cui cum parente corda
iam dudum obtuli.

APOLLO
Quod obtulisti pectus,
haud revoca amplius;
hoc inter orbis dona praeprimis placer.

ZEPHYRUS
(Hyacinthus)
Hyacinthe! quantum timeo praesentem Deum!

HYACINTHUS
(Zephyrus)
Me quoque tremenda dignitas timidum facit.

APOLLO
Hyacinthe! amicum semper addictum tibi habebis
in me, amare si Deum potes.

HYACINTHUS
O quanta res, diligere si Hyacinthus potes!

ZEPHYRUS
(fra sé)
Heu! nunc amatum Apollo mihi puerum rapit!

OEBALUS
Beata dies! Numen o sanctum! meos, manere
si dignaris, ingredere Lares, diuque me rogante,
nobiscum mane.

APOLLO
Habebis in me, crede, tibi facilem Deum.

Nº 3 Aria

APOLLO
Iam pastor Apollo
custodio greges,
nixus et baculo
vigilans sto:
iam pascere nolo
et visito reges,
iam medicinas
mortalibus do.
Moestus levare,
aegros iuvare
est sola tangens
Apollinem res:
hinc me manente,
vobis favente
rex omni rege
beatior es.


ACTUS SECUNDUS

Recitativo

OEBALUS
Amare numquid filia, haud dubito, Deum, favore
qui ter dignus est nostro, potes?

MELIA
Quid loquere Pater?... Apollo mortalem sibi
me coniugali cupiat adiungi toro?

OEBALUS
Dubitare noli, Apollo te sponsam petit, meumque,
libertate sed nata utere tua, roganti placidus
adsensum dedi.

MELIA
Negare cum me Genitor! Adsensum putes?
quae virgo contemsisse divinum virum tantosque
honores, stulta nisi et animi impotens fuerit, et
obstitisse fortunae velit?

OEBALUS
Prudenter istud, nata! Coniugium eligis; sic
namque per te frater et genitor tuus, sic et nepotes
sorte divina eminent, sic nostra diva efficitur
his facibus domus.

MELIA
Dic, ubi moratur Apollo?... Colloquio illius
o ut liceret optimo actutum frui!

OEBALUS
Cum fratre disco ludit et Zephyro simul in nemore.
At huc redibit, ut spero, citius tuumque
me praesente consensum petet.

MELIA
O petat! habebit omne, quod pectus cupit.


Nº 4 Aria

MELIA
Laetari, iocari
fruique divinis honoribus stat,
dum Hymen optimus
taedis et floribus
grata beata
conubia iungit et gaudia dat.
Iam diva vocabor,
si Numen amabo;
per astra vagabor
et nubes calcabo:
et urbes, et regna devoveant se,
et Fauni adorent et Satyri me.
Laetari, iocari, etc.

(Accedit Zephyrus)

Recitativo

ZEPHYRUS
Rex! de salute filii est actum: iacet Hyacinthus!


OEBALUS
Heu me! nuntium o tristem nimis!
Qua morte cecidit?

ZEPHYRUS
Ictus a disco ruit.

OEBALUS
Quis filium occidissi non timuit meum?

ZEPHYRUS
Apollo.

OEBALUS
Contremisco!

MELIA
Superi quid? Deus, qui me beare voluit, hic fratri
necem sit machinatus?
Ista quis credat tibi?

ZEPHYRUS
Vera loquor, et testis ego pereuntis fui. Vix lapsus
est Hyacinthus, aufugi, malum ne simile feriat
forsan et nostrum caput.

OEBALUS
Sic ergo plectis Numen innocuos?... Favor,
quo te recepi, morte num nati unici dignus erat? ...
Ergo Meliam et natam quoque surripere patri
Numen o falsum paras?

MELIA
O absit a me, Genitor! Ut sponsum eliam, Deoque,
qui cruore germani madet, nuptura porrexisse
praesumam manus.

ZEPHYRUS
(fra sé)
Quid audio? An coniugia meditatur Deus?
An Meliam et rapuisse mihi amatam cupit?
Qui rapuit Hyacinthi, anne et istius mihi rapiet
amorem?

OEBALUS
Zephyre!
Quae causa improbum adegit hoc ad facinus?

ZEPHYRUS
Haud ullam scio, Natus ad amoenum litus Eurotae
stetit, discumque metae proximum adspieciens,
meus clamabat, ecce discus est vestro prior,
metamque tetigit. Apollo tum discum iacit,
loquentis et propellit in pueri caput, quo laesus iste
pronus in terram ruit. Non dubito, quin extinctus
hoc disci impetu fuerit.

OEBALUS
An sic furere non dubitat Deus, ut sibi benignum
privet et prole Oebalum? Exisse regno Numen
invisum mihi meisque iubeo. Zephyre! fac pellas
reum, maiora ne, vel plura mihi damna inferat.

ZEPHYRUS
Rex! regna tua sunt: ipse tu pelle impium. Tu
morte nati laesus es. Timeo Deum, qui fulmen hoc
torquetret in nostrum caput.
(fra sé)
Expellat utinam! Noster ut possit dolus latere;
nam caedis ego sum factae reus!

OEBALUS
Abibo! Vos manete! Si veniat Deus ad vos, abire,
Nata! Crudelem iube. Ad litus Eurotae ibo,
num vivat, meum videre natum. Forsan occurret
mihi Apollo, regnis Numen exosum meis.
(Abit)

ZEPHYRUS
(fra sé)
Succedit ad mea vota, succedit dolus, Maliaque
mea dilecta nunc coniunx manet.

MELIA
Non capio, cur Apolo ne laesus quidem necarit
unice ante dilectum sibi Hyacinthus. Amare
qui sororem me queat, si fratris ante polluat fato
manus?

ZEPHYRUS
Dilecta! ne mirare, quod tantum scelus Apollo
perpetrarit; haud nosti impium: astutus est,
crudelis, inconstans, levis: hinc exulare iussus est
coelis, suo furore ne turbaret unanimes Deos.

MELIA
Meliora credidisse de tanto Deo mens dictat.
(fra sé)
Ast incertus est animus tamen, timorque spesque
pectore alternant vices.

ZEPHYRUS
Melia! Quid animo volvis? Ah sponsum abiice,
cuius cruore dextra fraterno calet, Zephyrunque,
cuius ipsa sat nosti fidem, amore, quo beatus
efficiar, bea.

MELIA
Nunc fata fratris cogito,
haud Zephyri faces.

ZEPHYRUS
O dura! num sprevisse sic Zephyrum potes?

Nº 5 Aria

ZEPHYRUS
Eh! duos conspicis:
amantem et nocentem,
iuvantem et furentem;
cui manum porrigis?
Apollo te necabit:
at Zephyrus amabit.
Fraterno qui dexteram
tinxit cruore,
tentabit in tenera
plura sorore:
quem prudens eligis?

Recitativo

ZEPHYRUS
Heu! Numen! ecce! Numen huc gressum movet;
Melia, quid agimus? Indica effugii locum! timeo
ferocem.

MELIA
An ergo me solam obiicis? Subsiste!
Num iactata sic perstat fides?

ZEPHYRUS
Ne patere, quaeso,
ut noceat insonti Deus!

(Accedit Apollo)

APOLLO
Adesne latro!
Fraudis infandae artifex!
Hyacinthum amicum rapere non fuerat satis?
Rapuisse sponsam numquid et nostram simul, sceleste!
Tentas?
Crimen et mendax novis criminibus auges?
Impie! Iratum tibi quid possit,
experire, iam Numen modo!
Amantis et nocentis,
et iuste quidem nocentis experire vindictam Dei!
Irruite, venti!
Claude sceleratum specu Aeole!

ZEPHYRUS
Quid? Heu me!
(Zephyrus in ventum mutatis abripitur)

MELIA
Quid agis, o Numen grave!
Funeribus an replere vis regnum patris?
Iam fratre caeso occidis et Zephyrum simul?
Tyranne!
Nunc et Meliam et regem opprimes?

APOLLO
O cara!

MELIA
Quid! Vocasse me caram audes?
Cruente!

APOLLO
Me percipere si non sit grave...

MELIA
Est grave, tace! Atque nostra, sic genitor iubet,
illico relinque regna, ne noceas magis!

APOLLO
(fra sé)
Ah! Pone tandem fulmen o Superum Pater!
Quousque persequetur hic miserum furor?

Nº 6 Duetto
MELIA
Discede crudelis!
Gaudebo, tyrannus si deserit me! Vah!
Insolentem, qui violat iura!
Discede! Discede! Nam metuo te.

APOLLO
Est, crede! Fidelis,
est mitis Apollo, qui deperit te.
Quid? Innocentem sic abicis dura!
Sic perdis amicum, si reicis me.
Quem coeli premunt inopem,
an terris agat exsulem?
Manebo!
Quousque resederit dira,
quae pectora sauciat ira, latebo.

MELIA
Discede...


ACTUS TERTIUS

Recitativo

HYACINTHUS
Non est...

OEBALUS
Quis ergo, Nate!
Dic, si patrem amas, quis te peremit?

HYACINTHUS
Zephyrus... heu me!... si... Deus... adesset!...


OEBALUS
Heu, iam moritur!...

HYACINTHUS
O Pater!... Pater! Mors... est... acerba!

OEBALUS
Nate!

HYACINTHUS
Ge... nitor!... Ah! Vale!...
(Moritur)

OEBALUS
Hyacinthe!... Nate!... Vixit... exanimis iacet!...
Apollo, dixit, "innocens est, o Pater! Crede
mihi, non est; Zephyrus est auctor necis"
Sic ergo mecum, Zehpyre ter mendax! agis?
Sic Numen ipsum sceleris et tanti reum arguere,
sic me fallere haud regem times? Cruente!
Faxim crimen hoc proprio luas cruore!...
Mortem Filii an inultus feram?

Nº 7 Aria

OEBALUS
Ut navis in aequore luxuriante
per montes, per valles undarum iactatur,
et iamiam proxima nubibus stat;
et iamiam proximo tartaro nat:
sic bilis a pectore bella minante
per corpus, per venas, per membra grassatur;
Furore sublevor;
dolore deprimor.
Ira, vindicta conglomerant se,
atque quassare non desinunt me.
Ut navis...

(Accedit Melia)

Recitativo

MELIA
Quocumque me converto, crudelis Dei monumenta
detestanda conspicio. Prius perire Zephyrum
videram, et fratrem modo video natare sanguine
insontem suo.

OEBALUS
Quid comite nullo filia huc infers pedem?
An latro iamiam fugit?

MELIA
Hunc iussi illico vitare nostra regna; nam caedem
improbus nova gravare caede non timuit Deus.

OEBALUS
Quid loquere? caedem, Nata! Quam narras novam?

MELIA
O rex! Amicum rapuit, et Zephyrum quidem,
ventisque me vidente lacerandum dedit.

OEBALUS
O iustus est Apollo, dum plectis scelus, quod
imputavit perfidus et atrox Deo Zephyrus!
Hic auctor, filia! Est factae necis.
Non est Apollo: Zephyrus in fratrem
tuum discum agere non dubitavit.

MELIA
Unde autem, Pater! Haec nosse poteras?

OEBALUS
Natus haec retulit mihi, nam vivus est inventus
a nobis. Meis extinctus est in manibus.

MELIA
Heu me! Quid? Pater!
Quid ergo regno exise iussisti Deum?

OEBALUS
Filia! Dolore motus, et Zephyri dolus delusus
id iussisse me memini. Impium quis tale sibi
timuisset a Zephyro scelus?

MELIA
O Genitor! Omnes perditi iamiam sumus!
Discessit, heu! discessit a nobis Deus! O crede,
non inultus id probrum feret.


OEBALUS
Quid? Nata! Discessisse iam Numen putas?

MELIA
Nil dubito, namque exire de regno tuo Apollinem
ipsa, linquere et nostros lares iussi.
O ut hunc revocare non possem Deum!

OEBALUS
Heu! Fata quam sinistra nos hodie obruunt!

Nº 8 Duetto

OEBALUS
Natus cadit,
atque Deus
me nolente,
nesciente
laesus abit.
Regnum sine Numine
iam non diu stabit:
Numen! Quaeso, flectere,
et ad nos revertere!

MELIA
Frater cadit,
atque meus
te iubente,
me dolente
sponsus abit.
Sponsa sine complice
quaeso, quid amabit?
Noli sponsam plectere!
Numen! Ah regredere.

(Accedit Apollo)

Recitativo

APOLLO
Rex! Me redire cogit in Hyacinthum amor.
Ignosce, quod Numen ego tua regna audeam
praesens beare!
Disce, quid Numen queat!
Hyacinthe surge! Funus et flore aemulo nomenque
praeferente defuncti tege.

(Subsidens cum funere tellus Hyacinthus flores germinat).

OEBALUS
Quid video?... Surrexisse de nato meo conspicio flores?

MELIA
Numen o nimium potens!
Pudore me suffusa profiteor ream.
Ad verba Zephyri, patris ad iussa
omnia, quae me poenitet, feci.

OEBALUS
Optime parce Deus! Ignarus ego, quis fuerit necis
auctor patratae, pessimo Zephyro fidem habui,
meumque credidi Natum tua periisse fraude.
Zephyrus o quanta improbus induxit in regna mea,
ni parcas, mala!

MELIA
O Numen! Haud fuisse contemptum putes; abire
quod te iusserim, imprudens fui credulaque nimium,
et ira mihi verba abstulit, quae de dolore fratris
occisi meant.

APOLLO
Confide Rex! Apollo non fugiet tua regna. Manet,
et manebit heic tecum, fide iam stare si promissa
demonstres tua.

OEBALUS
Intelligo. Ecce Nata!
Te sponsam Deus dignatur elegisse.

MELIA
Num credam Deum amare posse Meliam?

APOLLO
O crede! Ipsemet Iupiter amare saepe mortales solet;
amare namque convenit tantum Diis:
vobis amari.

MELIA
Numen! En famulam, suo quae pro parente
pectus hoc offert tibi.

OEBALUS
Eh! Si placere sponsa mortalis potest, Apollo!
Nostra filiam adductam manu accipe, meoque
semper in regno mane. Hyacinthus obiit: alter
Hyacinthus mihi eris, manere filia hac factus gener,
regione si digneris in nostra.

APOLLO
Oebale! Accipio laetus Meliae oblatae manum,
rebusque semper, placidus adsistam tuis.

MELIA
Iustitia sic tua, Deus, elucet magis.

OEBALUS
Sic innocentem debita haud merces fugit.

APOLLO
Sic saecla te futura clementem sonent.

Nº 9 Terzetto

APOLLO
Tandem post turbida
fulmina, nubila,
tonantis murmura
pax alma virescit
et explicat se.

MELIA
Post vincla doloris
nos iungit amabile pignus amoris.
Post fata beata
nos taeda coronat et erigat te.

OEBALUS
Post bella furoris
vos iungit amabile pignus amoris.
Post fata optata
vos taeda coronat et excitat me.

APOLLO
Post monstra pavoris
nos iungit amabile pignus amoris.
Post fata sperata
nos taeda coronat et erigat te.


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@ 藤井宏行



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