オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

対訳完成作品一覧

その他対訳完成

対訳一部完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

"チョコレートの兵隊"

目次


登場人物

  • Oberst Kasimir Popoff:陸軍大佐 カシミール・ポポフ
  • Aurelia:アウレリア、彼の妻
  • Nadina:ナディーナ、二人の娘
  • Mascha:マーシャ、親戚の娘でポポフ家にいる
  • Major Alexius Spiridoff:アレキシウス・シュピリドフ少佐
  • Bumerli:ブメルリ(スイス人)
  • Hauptmann Masakroff:マサクロフ大尉

  • 場所と時:ブルガリア、1880年代

第1幕 ポポフ大佐の家のナディーナの部屋。



  • ポポフ大佐がセルビアとの戦争に出てすでに1年、娘の婚約者のアレキシウスも一緒である。妻のアウレリア、娘のナディーナにとって毎日の生活は空しい。ナディーナがベッドに入ろうとした時、敵の軍服を着た一人の男がベランダから入って来る。敵方の脱走兵? それはスイス人のブメルリで、戦地への納品業務の際に、いつのまにかセルビア軍の軍服を着ていて、捕えられ、逃げたのだった。彼はナディーナに、匿ってくれと頼む。ナディーナは同情して、元気づけに彼にプラリネ(チョコレート)を渡す。彼は全く兵士らしくない。ナディーナは彼に、彼女の婚約者は戦場でもっと雄々しいだろうと話す。その時、母が、家の手伝いをしている親戚の娘のマーシャと一緒に興奮して部屋に入って来たので、慌てて彼を隠す。逃亡兵を探しに、マサクロフ大尉に率いられて兵士達が家宅捜査するが、見つけることができない。マーシャとアウレリアはその間にうすうす感じていて、兵士達が去った後、またナディーナの部屋に来て、若者を見つけ、食べ物を与え、大佐の上着を貸したりして、手助けする。彼女たちはロマンチックな夜を楽しみ、ナディーナは、疲れて眠り込んだブメルリに、寝る前にキスする。

第2幕 ポポフの家とアレキシウスの家の間の庭園。

  • 戦争は終わり、ポポフもアレキシウスも家に戻っている。アレキシウスはなるほど英雄的な行動をしたと言われているが、実は彼が攻略した大砲には玉が入っていなかった。ポポフは話の最中に、戦場で知り合いになって、波乱万丈の逃走劇を語った、感じのいいスイス人の商売人について話し始める。まさかこの家で、女達がこの逃走劇に関わっているなんて、思いもよらなかった。そこに、そのブメルリが現われるので、ポポフは喜び、女達はびっくりする。彼はナディーナにもう一度会いたく思い、貸してもらったポポフの上着を返しに来たのだ。彼は、ナディーナとマーシャが思い出にとそれぞれ自分の写真を上着のポケットに入れたことに、全く気が付かなかった。何も知らないポポフ大佐がこの上着を着て写真を見つけたら面倒なことになるので、二人の娘達は写真を取り戻すために必死になる。ナディーナは焦って、マーシャの写真を抜き取る。ナディーナはもう一度、ブメルリに写真を渡そうとするが、その時、手にしているのがマーシャの写真だと気が付く。ということは、彼はあの時マーシャにも色目を使って、マーシャからも写真を貰ったのかと、焼き餅を焼きながら推論する。一方、マーシャはアレキシウスに夢中になり、ナディーナから彼を奪おうと画策する。彼女の手元にはナディーナの写真があり、それには“可愛いチョコレートの兵隊さんに ナディーナ”と書いてある。マーシャはその写真を、結婚式の最中にアレキシウスに見せる。ポポフとアレキシウスは激怒し、ナディーナは花婿の足元に婚約指輪を投げつける。

第3幕 ポポフの家の居間。

  • ブメルリはナディーナへの想いを絶ちがたく、あの時のようにベランダから部屋に入って来る。アレキシウスはもうマーシャと仲良くなっている。父親のポポフは全てを穏便に収めたかったので、彼はブメルリに、不始末の責任を取ることだけを求めた。それはナディーナにとっても願ってもないことだった。
  • この花婿がスイスの大金持ちのホテル王の息子だと聞いて、両親は大喜びする。

Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ Aiko Oshio



|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|