"パルジファル"

対訳

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全曲(動画対訳)

聖槍の帰還(動画対訳)

あらすじ

  • 宗教戦争に熱心だったティトゥレルは、キリストが処刑されたときに使われたという<聖槍>と<聖杯(グラール)>を手にし、この二つの宝を守るため、グラール城を建てた。聖杯騎士と呼ばれる男たちは日々この宝を守り、さらにグラールの光を受けるとことで不死身となっている。クリングゾールはある時自分も聖杯騎士団に入ろうと志願したが、ティトゥレルは過去に犯罪歴のある彼を拒絶。クリングゾールは聖なる身になろうとさんざん努力した後だったので、この扱いに怒り、一転して復讐の鬼と化してしまった。彼は魔術で偽りの花園を作り、聖杯騎士たちをおびき寄せては堕落させていく。

訳者より

  • このオペラの原作はヴォルフガング・フォン・エッシェンバッハの叙事詩『パルツィファール』。パルツィファールの伝説は数多く存在するようだが、エッシェンバッハが自分の空想も交えながら書いたのがこの作品である。主人公はもちろん、アンフォルタス、クンドリー、グルネマンツといった人々は皆ここに登場する。面白いのはオペラの中で聖杯騎士の一人として名前だけが登場するガーヴァンは叙事詩ではパルツィファールと並ぶ主役であり、特に物語の後半はパルツィファールよりも目立つ人物に描かれていることだ。原作は十六巻にも及ぶ長大な物語で、ドイツ語で書かれた聖杯伝説としては最初の作品であるらしい。かなり長い文学作品だが、オペラと照らし合わせてみるとなかなか興味深いものが多数ある。ここではオペラとの違いに注目しながら、原作の<パルツィファール>について書いてみよう。

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