"ペレアスとメリザンド"

対訳 【 鷲尾浩 訳 】

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全曲(動画対訳)

メリザンドの歌

鷲尾浩訳について

  • メーテルリンク鷲尾浩の著作権保護期間は終了しています。
  • 底本はこちら所収の「ペレアスとメリザンド」を使用しました。
  • ドビュッシーが採用しなかった場を鷲尾浩訳から削除しました。さらにリブレットに対応させるために、鷲尾浩訳から章句の削除や前後の入れ替え、若干の追記を行いました。
  • 旧仮名遣いの多くは現代仮名遣いに改めました。現代とは異なる用法の送りがなの多くは、現代人にも読解可能と思われる限り、原文のままとしました。当用漢字表にない漢字も同様に、読解可能と思われる限り、原文のままとしました。
  • 役名を現在一般的に用いられている名に改編しました。(例:「ゴロウド」>「ゴロー」)
  • いくつかの文言を改編しました。そのうち最も多い改編となったのは「妾」>「私」です。鷲尾浩訳では「妾」はメリザンドとジュヌヴィエーヴが一人称を使うときに当てられて、「わらわ」(女性が自分をへりくだって言う語)と読むらしいのですが、第3幕あたりからメリザンドの一人称は「私」に変化します。仏語原文は当然全編「je」で統一されていること、仏語の「vous」に対して話すときのみ「妾」を使っているわけではないこと、「妾」は現代では「わらわ」よりも「めかけ」で通っていることを考慮し、「私」に統一しました。
  • 底本では第3幕の「メリザンドの歌」に「私は日曜の正午の生まれ」とは別の英語の詩が置かれ日本語訳がつけられています。よって第3幕の「メリザンドの歌」には拙訳を掲載しオレンジ色で示しました。

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最終更新:2021年11月14日 20:03