オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

その他対訳完成

対訳一部完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

翻訳エンジン


bose_soundlink_color_ii





第1幕

(皇帝の庭園上の平らなバルコニーの上)
(その横には各部屋への入口が弱く照らし出されている)

<乳母>
(闇の中でうずくまりながら)
光が湖に・・・
輝きながら消えて行く・・・
鳥のように早く・・・!
夜の頂(いただき)が
上から明るくなっていく・・・
火の手が
あたしを捕まえに来る・・・
さては、ご主人さまですか?
御覧下さい!
私はお嬢様の面倒を見ております!
こんな心労と苦痛の夜中でも。

<使者>
(暗闇から現れて、鎧をまとい、青い光に取り巻かれながら)

主ではないぞ。
カイコバート様ではない。
ただの使者だ!
これまでも11人の使者が
お前を訪れただろう。
月が替わるごと新たな使者が来たはずだ。
もはや12番目の月も落ちた・・・
だから12番目の使者が来たのだ。

<乳母>
(不安げに)
あんたなんか見たことないわ。

<使者>
(厳しい口調で)
よかろう。
来たからには、尋ねるぞ。
お嬢さまは、影をつくったか?
なにっ、何てやつだ!
我々全員にとっても災いだ!

<乳母>
(勝ち誇ったように、しかしくぐもった声で)
影なんぞ!神々の名にかけて!
影なんぞ!影なんぞ!
お嬢さまの体は
光が通り抜けて行く。
まるで、ガラスのようにね。

<使者>
(陰鬱に)
お前を取り巻く孤独は、
あの子を守るためのもの。
黒い水が
小島を取り巻くように。
七つの月の峰が
湖畔を取り巻いている・・・
この雌犬め!それなのに、
宝を盗まれたままにしておくとは!

<乳母>
母親譲りよ!
あの子の
人間になりたいという
激しい欲求は!
大失敗よ!
父親があの子に
変身する力をあげたのは!
あたしが鳥を追って
飛べるわけ無いじゃない?
あたしが、あのガゼルを
手で捕まえられるはずないじゃない!?

<使者>
お嬢さまに会わせてくれ!

<乳母>
(小声で)
独り身じゃないのよ・・・
あの男が、傍にいるわ。
この12か月の間、
あの男が、お嬢様を求めない日は
一夜たりと無かった!
あの男は、狩人よ。
そして、恋に狂った男。
それ以外の何者だというの!?
最初の晩は、
恥ずかしそうに忍び出てきた。
でも、星がまたたく頃になると、
なんてこと!また戻って来たわ!
あの男の夜が、お嬢様の昼で、
あの男の昼が、お嬢様の夜になったのよ・・・

<使者>
(きわめて、きっぱりと)
12か月間、
あの男のものだったのだろう!
だが、それもあと
たった3日の話だ!
3日過ぎれば・・・
父親の腕に
戻るほかない。

<乳母>
(嬉しさを押し隠すように)
私も一緒にまいります!
ああ、きっといい日になるわ!
でも、あの男はどうなるの?

<使者>
石にされるのさ!

<乳母>
石になる!
さすがは、カイコバート様。
おおせに従います!

<使者>
(姿を消しながら)
お嬢さまを守るのだ!
あと3日だ!忘れるな!

<皇帝>
(部屋の扉に入りながら)
乳母よ!起きておるか?

<乳母>
起きて、控えておりまする。
雌犬のごとく、
お部屋の入口に!

<皇帝>
(部屋に入って来る。若い美男子。狩の衣裳で)
(舞台はやや明るくなってくる)
そのまま見張れ!
私が呼ぶまで!
姫は寝ている。
私は狩りに行く。
私が行くのは、
あの月の峰。
犬を放つぞ、
あの黒い水面に。
昔、私が、姫を見つけた所だ。
あの時、姫は、
白いガゼルのなりをして、
影もないのに、
私の心に火をつけた。
全ては神の思し召しだ・・・
今日、私の赤い鷹を見つけられるかは!
あの時、私のために愛する姫を捕まえてくれたのは
あの鷹なのだ!
あの時、姫は風のように、
私のもとから走り去り、
私を嘲り笑い、
私の愛馬も
音を上げようという時だった。
その時、あの鷹が
白いガゼルへ飛んで行き、
その眼光をかいくぐり、
あの可愛い目を
翼で打ったのだ!
すると、ガゼルは、つんのめったので、
私は、槍をさっと抜き出し、
それを押さえた。
するとどうだ。恐怖に脅える
獣の体から千切れ出たかのように、
一人の女が
私の腕に絡みついてきた・・・!
ああ、あの鷹にもう一度会いたいものだ!
どんなに褒めてやりたいことか・・・!
あの赤い鷹!
それというのも、私は、あの鷹に罪深いことをした。
あの最初の陶酔のときだった。
ガゼルが妻になった時、
鷹への怒りが
私をとらえた。
あの鷹は、
姫の額に止まろうとし、
あの可愛い光る眼を
打とうとしたではないか!
激怒に駆られ、
私は短刀をつかむと
あの鳥に放り投げた。
刀が当たると、
血が下にこぼれ落ちたのだ。
あの鷹の眼差し・・・忘れられない!

<乳母>
(様子をうかがいながら)
殿。さような狩りに
行かれるのなら・・・
さぞ、幾晩もご不在なのでしょうね?

<皇帝>
そうさな。
3日は戻って来ないかも知れぬ!
お前は、姫をお守りし、
姫に伝えるがいい。私が狩りに出たことを・・・
姫のためなのだ。
そう、姫のための狩りなのだ!
犬と鷹を駆って
私が捕えるもの・・・
槍と弓矢により
私が手に入れるもの・・・
みんな姫のための獲物なのだ!
そう・・・私の心にとって、
目にとって、
手にとって、
胸にとって、
私の狩の獲物は、
あの姫その人なのだ!
永遠に変わることなく!

(急いで退場)

(朝の薄明かりが次第に強まっていき、
鳥の歌声が聞こえて来る)

<乳母>
(それまでの間少しずつ皇帝の周りに集まって来ていた数名の侍従たちに)
出て行きなさい!
私は姫様と話すのです!
お前たちが姫様の目に触れてはなりません!

(侍従たちは立ち上がり、音も無く退場)

<皇妃>
(自分の部屋から出て来て)
あなた・・・行ってしまうなら、
なぜ私をこんなに早く起こすのですか?
まだ寝かせておいていただければ!
もしかしたなら、
昔に帰る夢を見て、
小鳥の軽い体の中や、
若くて白いガゼルの気持ちに
なっていたかもしれません!
ああ!もう変身できないとは!
ああ!お守りを失ってしまったとは・・・
あの最初の陶酔の瞬間に!
よほど、あの時の
かりそめの獣の姿でいたかったわ。
でも、あの人の鷹の群れが
襲いかかって・・・ああ!
頭上に群れて・・・ああ!
そのうちの
一羽の鷹が
ああ・・・飛び去って行ったわ!
おお・・・見てよ。
あの赤い鷹・・・
昔、私を
翼で打ったわ・・・
そうよ・・・あの鷹よ!
おお、歓喜の昼間・・・
あの人と
あたしのための昼間!
あたしたちの
おともだちの鷹。
ようこそ、
きれいな鳥・・・
勇敢な狩人!
あたしたちを許したなら、
戻っておいで。
ほら、御覧なさい、
あんなに胸をはって!
あの枝の上にいるわ・・・
そんな目であたしを見つめて・・・
翼からは
血のしずく。
目からは
涙がこぼれ出て!
鷹よ!鷹よ!
なんでそんなに泣いてるの?

<鷹の声>
(嘆くように)
どうして泣かずにおれましょう?
どうして泣かずにおれましょう?
女は、影を地に投げず、
ミカドは、石にされるとは!

<皇妃>
最初の陶酔の時に、
あたしが失くした
あのお守り。
そこには呪いが
刻まれていた・・・
昔は解読できたのに、
今では忘れられている。
ああ、あの呪いが戻って来たのね・・・

<鷹の声>
女は、影を地に投げず、
ミカドは、石にされるとは!
どうして泣かずにおれましょう?

<乳母>
(声をくぐもらせながら繰り返す)
女は、影を地に投げず・・・!

<皇妃>
ミカドは、石にされるとは!
(感情を爆発させて)
乳母よ。いったい
どこで影を探せばいいの?

<乳母>
(声をくぐもらせて)
あの殿は、不遜にも、
姫君を
ご自分の同類にしようとしたのです・・・
ですが、それまでの
期限は切られておりました。
姫の心の結び目を
あの方は、ほどくことができなかった。
ゆえに、姫君は、「まだ生まれぬ命」を
お腹に宿さず、
影を投げることもありませんでした。
あの殿には当然の報いでございます!

<皇妃>
ひどいわ!お父さま!
お父様の手は
子供の私に重たくのしかかる。
でも、他の子供よりも
あたし、よっぽど強い女よ!

乳母よ。きっと
お前は知ってるわよね。
そのための手段を。
お前が知らないことは何もなく、
何一つとして、困難は無い。
影をあたしに与えてよ!
かわいい我が子に手を貸して!
(乳母の前にひざまずく)

<乳母>
(厳しい口調で)
呪文がかけられ、
誓いはなされたのです。
いくら全能の者達の名を
証人に呼ぼうが、
それに従うのが
あなたのつとめ!
(皇妃の力強い視線に負けて、どもりながら)
影をつくるためには・・・

あるいは、ひょっとして、

影を付けることはできるかも・・・。
ご自分で、
取りに行かねばなりませんが。
それがどこであっても、知りたいのですか?

<皇妃>
どこであろうが、
そこへ行く道を教えなさい。
そして、お前も一緒に来なさい!

<乳母>
(小声で、身の毛もよだつように)
人間達のところですよ!
ぞっとしませんか?
人いきれなんて、
あたしたちには、
死の空気ですよ。
この清浄な家でさえ、あたし達には、
さびた鉄のにおい、
こごった血のにおい、
古い死体のにおいがいたします!
たとえ、この家が、
星座に向かってそびえ、
はじける噴水を吹き上げ、
天国のように豊かな
清浄さに包まれていようとも!
なのに、ここから、
さらに深く下りて行くなんて!
あいつらと交わり、
いっしょに住み、
いっしょに働き、
会話をかわし、
息と息をからめ、
その意に沿って動き、
あいつらの悪さを身につけ、
バカな奴らにぺこぺこし、
仕えたりしなけりゃならないなんて!
ぞっとしないんですか?

<皇妃>
(きわめてきっぱりと、大声で)
影がほしいわ!
(大きく跳躍して)
一日がはじまる!
連れてって・・・
行きたいの!

(ぼんやりとした明け方の光)

<乳母>
一日がはじまるわ・・・。
人間の一日が。
におってきませんか?
もう震えてるんじゃないですか?
あれが太陽・・・
あいつらは、あれで影を投げる!
風は、裏切り者・・・
忍び足でやってきて、
あいつらの住みかへと
吹き寄せる。
あいつらの髪の毛を
逆立てながら!

(徐々に、曙光が射し込む)

(嘲りと軽蔑に満ちて)
これが一日。
人間の一日・・・
ひどい大混乱、
がつがつと、意味も無く、
歓びも知らずに
永久に探し求めてばかり!
(憎しみに満ちて、粗野に)
顔はたくさんあれど、
いい表情なんて、一つも無い・・・
目は見えているけれど、
いい眼差しなんて、どこにもない・・・
バカづらをした、体の曲がった奴ら。
カエルみたいだわ。クモかしら・・・
あたしたちから見れば、
笑うべき生き物よ!

あんな奴らのことを
どうやって理解しろって言うんです?
あいつらの家に入って、
その家の中で
あいつらに悪さをする・・・
そんなことが、あたしの仕事でしょうか!
あいつらの心は、泥棒の心よ・・・
ならば、あたしだって、
人の心を売ってやる!
詐欺師の中でも一番の
女詐欺師になってやるわ!
おばちゃんとも、母ちゃんとも、
勝手に呼ぶがいい!
息子と娘を
養子にいっぱいもらってやる。
害虫みたいに、あたしに群がるがいいさ!
さあ、お待ちあれ!楽しいものを見せるから!

<皇妃>
(乳母には気を留めずに)
ああ、いやだわ。
何て気持ち悪い!
どんな運命に
引きずり落とされていくの?

<乳母>
(体をぴったりと寄せて)
震えてるんですか?
願ったことを悔いてるんですか?
やっぱりここにいようと言うんですか?
影なんかほうっておきましょうか?

<皇妃>
もちろん、身の毛もよだつほどよ。
それでも、
私の心では、
気持ちが、私に命ずるの。
心に恐れていることをなせ!と。
いまや、
そのほかのことは、
する価値のあることとは
思えない!
一緒に行くのよ!

(曙の光が舞台全面を赤々と照らし出す)

<乳母>
それではご一緒に!
よくぞ、案内人に私を
お選びいただきました。
お嬢さま・・・可愛い方、
お待ちあれ、お待ちを!
あいつらの屋根目がけ、
羽ばたく術を心得ておりますから。
煙突をくぐっていく道を
存じておりまする。
そして、あいつらの
曲がりくねった心の小道も、
桟道も、谷間も、
十分存じておりまする。

(二人は、人間界の深淵へと身を沈め、オーケストラがその地上への旅を描写する)
(舞台のセカンドカーテンがさっと閉じられる)
ERSTER AUFZUG

Auf einem flachen Dach über den kaiserlichen Gärten.
Seitlich der Eingang in Gemächer matt erleuchtet

AMME
kauernd im Dunkel
Licht überm See –
ein fliessender Glanz –
schnell wie ein Vogel! –
Die Wipfel der Nacht
von oben erhellt –
eine Feuerhand
will fassen nach mir –
bist du es, Herr?
Siehe, ich wache
bei deinem Kinde,
nächtlich in Sorge und Pein!

BOTE
tritt aus der Finsternis hervor, geharnischt, von blauem Licht umflossen
Nicht der Gebieter,
Keikobad nicht,
aber sein Bote!
Ihrer elf
haben dich heimgesucht,
ein neuer mit jedem schwindenden Mond.
Der zwölfte Mond ist hinab:
der zwölfte Bote steht vor dir.

AMME
beklommen
Dich hab' ich nie gesehn.

BOTE
streng
Genug: ich kam
und frage dich:
wirft sie einen Schatten?
Dann wehe dir!
Weh uns allen!

AMME
triumphierend, aber gedämpft
Keinen! Bei den gewalt'gen Namen!
Keinen! Keinen!
Durch ihren Leib
wandelt das Licht,
als wäre sie gläsern.

BOTE
finster
Einsamkeit um dich,
das Kind zu schützen.
Vom schwarzen Wasser
die Insel umflossen,
Mondberge sieben
gelagert um den See –
und du liessest, du Hündin,
das Kleinod dir stehlen!

AMME
Von der Mutter her
war ihr ein Trieb
übermächtig
zu Menschen hin!
Wehe, dass der Vater
dem Kinde die Kraft gab,
sich zu verwandeln!
Konnt' ich einem Vogel
nach in die Luft?
Sollt' ich die Gazelle
mit Händen halten?

BOTE
Lass mich sie sehn!

AMME
leise
Sie ist nicht allein:
Er ist bei ihr.
Die Nacht war nicht
in zwölf Monden,
dass er ihrer nicht hätte begehrt!
Er ist ein Jäger
und ein Verliebter,
sonst ist er nichts!
Im ersten Dämmer
schleicht er von ihr,
wenn Sterne einfallen,
ist er wieder da!
Seine Nächte sind ihr Tag,
seine Tage sind ihre Nacht. –

BOTE
sehr bestimmt
Zwölf lange Monde
war sie sein!
Jetzt hat er sie noch
drei kurze Tage!
Sind die vorbei: –
sie kehrt zurück
in Vaters Arm.

AMME
mit gedämpftem Jubel
Und ich mit ihr!
O gesegneter Tag!
Doch er?

BOTE
Er wird zu Stein!

AMME
Er wird zu Stein!
Daran erkenn' ich Keikobad
und neige mich!

BOTE
verschwindend
Wahre sie du!
Drei Tage! Gedenk!

KAISER
tritt in die Tür des Gemaches
Amme! Wachst du?

AMME
Wache und liege
der Hündin gleich
auf deiner Schwelle!

KAISER
tritt hervor, schön, jung, im Jagdharnisch.
Es dämmert schwach.
Bleib und wache,
bis sie dich ruft!
Die Herrin schläft.
Ich geh' zur Jagd.
Heute streif' ich
bis an die Mondberge
und schicke meine Hunde
über das schwarze Wasser,
wo ich meine Herrin fand,
und sie hatte den Leib
einer weissen Gazelle
und warf keinen Schatten
und entzündete mir das Herz.
Wollte Gott, dass ich heute
meinen roten Falken wiederfände,
der mir damals
meine Liebste fing!
Denn als sie mir floh
und war wie der Wind
und höhnte meiner –
und zusammenbrechen
wollte mein Ross –,
da flog er
der weissen Gazelle
zwischen die Lichter –
und schlug mit den Schwingen
ihre süssen Augen!
Da stürzte sie hin
und ich auf sie
mit gezücktem Speer –
da riss sich's in Ängsten
aus dem Tierleib,
und in meinen Armen
rankte ein Weib! –
O dass ich ihn wiederfände!
Wie wollt' ich ihn ehren! –
Den roten Falken!
Denn ich habe mich versündigt gegen ihn
in der Trunkenheit der ersten Stunde:
denn als sie mein Weib geworden war,
da stieg Zorn in mir auf
gegen den Falken,
dass er es gewagt hatte,
auf ihrer Stirn zu sitzen
und zu schlagen
ihre süssen Lichter!
Und in der Wut
warf ich den Dolch
gegen den Vogel
und streifte ihn,
und sein Blut tropfte nieder. –
Seinen Blick vergesse ich nie!

AMME
lauernd
Herr, wenn du anstellst
ein solches Jagen –
leicht bleibst du dann fern über Nacht?

KAISER
Kann sein, drei Tage
komm' ich nicht heim!
Hüte du mir die Herrin
und sag ihr: wenn ich jage –
es ist um sie
und aber um sie!
Und was ich erjage,
mit Falke und Hund,
und was mir fällt
von Pfeil und Speer:
es ist anstatt ihrer!
Denn meiner Seele
und meinen Augen
und meinen Händen
und meinem Herzen
ist sie die Beute
aller Beuten
ohn' Ende!

schnell ab

Morgendämmerung stärker,
man hört Vogelstimmen

AMME
zu einigen Dienern, die sich allmählich um den Kaiser versammelt hatten
Fort mit euch!
Ich höre die Herrin!
ihr Blick darf euch nicht sehn!

die Diener auf und hinab, lautlos

KAISERIN
tritt aus dem Gemach
Ist mein Liebster dahin,
was weckst du mich früh?
Lass mich noch liegen!
Vielleicht träum' ich
mich zurück
in eines Vogels leichten Leib
oder einer jungen,
weissen Gazelle!
O dass ich mich nimmer verwandeln kann!
O dass ich den Talisman verlieren musste
in der Trunkenheit der ersten Stunde!
Und wäre so gern
das flüchtige Wild,
das seine Falken
schlagen – sieh! –
Da droben, sieh! –
Da hat sich einer
von seinen Falken –
sieh – verflogen!
Oh, sieh doch hin,
der rote Falke,
der einst mich
mit seinen Schwingen –
ja, er ist's!
O Tag der Freude
für meinen Liebsten
und für mich!
Unser Falke,
unser Freund!
Sei mir gegrüsst,
schöner Vogel,
kühner Jäger!
Er hat uns vergeben,
er kehrt uns zurück.
Oh, sieh hin,
er bäumt auf!
Dort auf dem Zweige –
wie er mich ansieht –
von seinem Fittich
tropft ja Blut,
aus seinen Augen
rinnen ja Tränen!
Falke! Falke!
Warum weinst du?

STIMME DES FALKEN
klagend
Wie soll ich denn nicht weinen?
Wie soll ich denn nicht weinen?
Die Frau wirft keinen Schatten,
der Kaiser muss versteinen!

KAISERIN
Dem Talisman,
den ich verlor
in der Trunkenheit der ersten Stunde,
ihm war ein Fluch
eingegraben –
gelesen einst,
vergessen, ach!
Nun kam es wieder: –

STIMME DES FALKEN
Die Frau wirft keinen Schatten,
der Kaiser muss versteinen!
Wie soll ich da nicht weinen?

AMME
dumpf wiederholend
Die Frau wirft keinen Schatten!

KAISERIN
Der Kaiser muss versteinen!
ausbrechend
Amme, um alles,
wo find' ich den Schatten?

AMME
dumpf
Er hat sich vermessen,
dass er dich mache
zu seinesgleichen –
eine Frist ward gesetzt,
dass er es vollbringe.
Deines Herzens Knoten
hat er dir nicht gelöst,
ein Ungebornes
trägst du nicht im Schoss,
Schatten wirfst du keinen.
Des zahlt er den Preis!

KAISERIN
Weh, mein Vater!
Schwer liegt deine Hand
auf deinem Kind.
Doch stärker als andre
noch bin ich!
– – – – – – – –
Amme, um alles,
du weisst die Wege,
du kennst die Künste,
nichts ist dir verborgen
und nichts zu schwer.
Schaff mir den Schatten!
Hilf deinem Kind!
Sie fällt vor ihr nieder

AMME
streng
Ein Spruch ist getan
und ein Vertrag!
es sind angerufen
gewaltige Namen,
und es ist an dir,
dass du dich fügest!
unter der Gewalt ihres Blickes, stockend
Den Schatten zu schaffen
– – – – – – – –
wüsst' ich vielleicht,
– – – – – – – –
doch dass er dir haftet,
müsstest du selber
ihn dir holen.
Und weisst du auch wo?

KAISERIN
Sei es wo immer,
zeig mir den Weg,
und geh ihn mit mir!

AMME
leise und schauerlich
Bei den Menschen!
Graust's dich nicht?
Menschendunst
ist uns
Todesluft.
Uns riecht ihre Reinheit
nach rostigem Eisen
und gestocktem Blut
und nach alten Leichen!
Dies Haus, getürmt
den Sternen entgegen,
emporgetrieben spielende Wasser
buhlend um Reinheit
der himmlischen Reiche!
Und nun von hier
noch tiefer hinab!
Dich ihnen vermischen,
hausen mit ihnen,
handeln mit ihnen,
Rede um Rede,
Atem um Atem,
erspähn ihr Belieben,
ihrer Bosheit dich schmiegen,
ihrer Dummheit dich bücken,
ihnen dienen!
Graust's dich nicht?

KAISERIN
sehr bestimmt und gross
Ich will den Schatten!
mit grossem Schwung
Ein Tag bricht an!
Führ mich zu ihnen:
ich will!

fahles Morgenlicht

AMME
Ein Tag bricht an,
ein Menschentag.
Witterst du ihn?
Schaudert's dich schon?
Das ist ihre Sonne:
der werfen sie Schatten!
Ein Verräter Wind
schleicht sich heran,
an ihren Häusern
haucht er hin,
an ihren Haaren
reisst er sie auf!

allmählich Morgenrot
– – – – – – – –
voll Hohn und Geringschätzung
Der Tag ist da,
der Menschentag –
ein wildes Getümmel,
gierig – sinnlos,
ein ewiges Trachten
ohne Freude!
wild und hasserfüllt
Tausend Gesichter,
keine Mienen –
Augen, die schauen,
ohne zu blicken –
Kielkröpfe, die gaffen,
Lurche und Spinnen –
uns sind sie zu schauen
so lustig wie sie!
– – – – – – – –
Sie zu fassen
verstünde ich schon –
mich einzunisten –
ihnen Streiche zu spielen
im eigenen Haus –
ist mein Element!
Diebesseelen sind ihre Seelen –
so verkauf' ich
einen dem andern!
Eine Gaunerin bin ich
unter Gaunern,
Muhme nennen sie mich
und Mutter gar!
Ziehsöhne hab' ich
und Ziehtöchter viel,
hocken wie Ungeziefer auf mir!
Warte, du sollst was sehn!

KAISERIN
ohne auf die Amme zu achten
Weh, was fasst mich
grässlich an!
Zu welchem Geschick
reisst's mich hinab?

AMME
dicht an ihr
Zitterst du?
Reut dich dein Wünschen?
Heissest uns bleiben?
Lässest den Schatten dahin?

KAISERIN
Mich schaudert freilich,
aber ein Mut
ist in mir,
der heisst mich tun,
wovor mich schaudert!
Und kein Geschäfte
ausser diesem,
das wert mir schiene
besorgt zu werden!
Hinab mit uns!

Das Morgenrot flammt voll auf

AMME
Hinab denn mit uns!
Die Geleiterin hast du
dir gut gewählt,
Töchterchen, liebes,
warte nur, warte!
Um ihre Dächer
versteh' ich zu flattern,
durch den Rauchfang
weiss ich den Weg,
und ihrer Herzen
verschlungene Pfade,
Krümmen und Schlüfte,
die kenne ich gut.

Sie tauchen hinab in den Abgrund der Menschenwelt, das Orchester nimmt ihren Erdenflug auf.
Der Zwischenvorhang schliesst sich rasch.


Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ wagnerianchan


|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|