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<乳母>
(自分のマントを少年に掛けて)
あのバカ女が!我が身を守らねば!
安心しな!
風向きはすぐ変わるものだよ。
そしたら、また、あんたを呼ぶわ!

<バラク>
(昏睡状態から目覚めて、体を起こす)
何で、こんなに良く寝てたんだろう?
だれが起こしてくれたんだ?

<バラクの妻>
真っ昼間から寝るなんて!
泥棒や強盗が来ないよう
良く見張り、
あたしの面倒をみなさいよ!
あんたの面前で、
もう一度同じようなことが起きたなら、
あたし、もう
この家にはいないわよ!
ねえ、聞こえてる?

<バラク>
(しゃんと立ち上がると、激しく辺りを見回す)
強盗だって?ハンマーがあったな!
兄弟たちよ!やって来てくれ!

<バラクの妻>
(バラクの手からハンマーを奪い)
よしなさい!
叫んだり、間抜けな振舞いをするのは!
仕事中にバタンと倒れ、あたしのことなど
忘れてしまい、よそ者みたいにしゃべるのは。
つまらないやり方で、なぜあたしを驚かせるの?
そんなに、あたしのことがどうでもいいの?

<乳母>
(舞台の脇のほうで)
叱りつけたり、
馬具をつけて駆りたてたり・・・
何とも良くできた奥様だこと!

<バラク>
(ゆっくりと)
お前は良い妻だもの。
もちろん気に掛けているさ!
だから、戻って来たんじゃないか!

<バラクの妻>
(嘲って)
戻って来た!そんなのたくさんよ!
戻って来た!あらまあ、楽しいこと!
戻って来ただってさ!

<バラク>
(仕事道具を拾い集めながら)
俺にはまるでわからないものが、おれの邪魔をし、
暗闇の中で、俺をつかまえているようだ・・・
(目の前をじっと見つめながら)
俺の大事にしていた乳鉢も粉々だ・・・
俺は腕利きの職人のままでいられるだろうか?

<バラクの妻>
(バラクをじっと見つめながら)
腕利きの職人なんかじゃないわ。
どだい初めから、そうじゃなかったのよ。
だから、あんた自身のことや
乳鉢のことなんか、もう言わないで。
起こったことは、起こったことよ。
あんたの心は弱すぎるのよ。
あんたは、手を上げるのにも、
足を踏み出すのにも、びくびくする人なんだわ。
自分の大事な人のためでもね。
そんな態度が、大事な人を滅茶苦茶にするのよ。
(吐き気を催したかのように)
ラバはラバらしく、
崖っぷちをうろついていなさいよ。
深い秘密なんか
知らなくっていいわ!

<バラク>
(自分の傍らで仕事道具を床から拾い集めている女中にも語りかけるように)
何を言われても、聞こえもしないし、理解もできない。
倒れた時に、糊もこぼしてしまったようだ・・・
俺の仕事はどうしよう。
このままじゃ、俺の手に委ねられた者たちを
食わせられなくなってしまう。

<バラクの妻>
食わせるなんて
気にしなくていいわ!
あたしが襟巻を巻いて
出て行くのをご覧なさいよ。
(バラクの妻は襟巻を取り、二人の女中がそれを手伝う)
川を下って行こうかしら?
庭園の横をすぎて行こうかしら?
それとも、気の向くままにどこへでも・・・?
一晩、あんたのとこに戻らないことだって
あるかもね・・・
だって、今日から、あんたはあたしの声を聞かないし、
あんたももう思い出したりしないはず。
遠くに行っちゃうのよ。すぐ近くにいると思っていた女が・・・
家で飼っていた
小鳥だと思っていた女・・・
あんたの女がね・・・
二束三文で
市場で買って来た女がね・・・
これからは、どこか別のところで別の暮らしをするわ。

(バラクの妻は出かけようとし、乳母にはついて来るよう、皇妃には残るよう合図する。バラクは驚いて、暗い顔でぼんやり前を見ている)

(バラクの妻と乳母はドアから出て行く。皇妃は、バラクの傍に膝をつき、地面に散らばった仕事道具をかき集める)

<バラク>
(ようやく一人きりでないことに気付き)
だれだ?

<皇妃>
(バラクを見上げながら)
あたしです。ご主人様、あなたの女中です!


舞台転換

(鷹匠の小屋の中にある皇妃の寝室。皇妃はベッドに寝ているが、ぐっすり眠れないでいる。乳母はマントに身をくるみ、そのベッドの脇の床でまどろんでいる)


<皇妃>
(眠りながら、眼は開かずに)
ねえ・・・乳母よ・・・ねえ
男の眼が・・・。苦しいわ!
(夢を見ているように、荘重に)
天使よ!そんな眼をして
見つめないで!

(一瞬静かになった後、いきなりはね起きて、両手を大きく広げて)バラク・・・あなたに・・・あたしは罪を犯したわ!

(倒れると、前よりもぐっすり眠り始めたような気配である。部屋の壁が消えて無くなると、巨大な穴が現れる。その穴は壁の裂け目を通して、屋外につながっている)

(あちこちに置いてある薄暗いランプは、玄武岩を彫って作られた古代の墓地を弱々しく照らし出す。舞台右手には金属製のドアがあって、山の中へとつながっている。鷹の鳴き声が聞こえて来る。皇帝が鷹を追って来たかのように突進して来て、両手で前を手さぐりしながら、裂け目をくぐって穴の中に入る)

(皇妃は眠ったまま体を動かし、一度だけ弱くうめき声を立てる)

(皇帝は墓地用のランプを一つ手に持つので、その手だけが明るく輝いている。金属製のドアに気付くが、そこからは、滝のように煙が雪崩れ込んで来る)

<合唱>
(山の中から、誘うように)
命の水へ!
(脅すように)
死の敷居をまたげ!
(誘うように)
こちらへ!
さあ、やれ!
(脅すように)
あぶないぞ!
やめとけ!

(皇帝はドアに向かう。鷹は、皇帝の周りを飛び回り、やめろというようなかすかな鳴き声を発する。だが、皇帝がドアをたたくと、ドアは開き、皇帝を中に入れた後、また閉じる)


<鷹の声>
女は、影を地に投げず、
ミカドは、石にされるとは!

(洞穴は消え、寝室の灯りがますます明るく輝く)


<皇妃>
(叫び声を上げて、眠りから起き上がる)
ああ!あなた!
どこへ行くの!
どこへ!
あたしの罪のためね!
ドアが閉まった。
お墓みたいに。
出てきたくても、
もう出られないわ。
足は止まり、
体は固まる。
声は出ない。
眼だけで、
助けを呼んでいる!
ああ、乳母よ、よく寝てられるわね!
あれもこれも、
すべて
あたしの罪なのに・・・。
あの人を助けられない・・・
そして、もう一人の破滅も・・・
バラク・・・ああ!
あたしが近寄ったばかりに、
殺すことになるなんて!
だめなあたし!
あたし自身が
石になるべきなのよ!


舞台転換

(染物師の住まい。舞台は夕暮れであり、どんどん暗くなって行く)

<バラク>
(地べたに座って)
暗いな。目が見えねば仕事できない。
正午のはずだが。

(3人兄弟が頭を垂れてドアから入って来る。外も暗い)


<バラクの弟たち>
何だ、こりゃ。何が何だかわからない。
ああ、兄さん!
真昼なのに、太陽がどっかに行っちまい、
川は止まって、もう流れない。
ああ、兄さん!
何かが俺たちの邪魔をする。なのに、何かは分からない。
(兄弟達の声は、長く引き伸ばされた叫びになる)

<乳母>
(皇妃ともども舞台の脇で)
超自然の力が働いておりますわ。
ああ、姫君。
我らは何かに
脅かされても、
全能の者達の
名を呼べば、
思うがままに
なるのです!

<皇妃>
(独りごちる)
ああ、アダムの息子たちの世界に何が起こったの!
何てこと!あたしが来たのは、彼らの悲しみを増し、
喜びを消し去るためだったというの!
だけど、称えあれ!あまたの者達の中でも
この男を見出ださせてくれた者よ!
この男は、あたしに人間とは何かをわからせてくれた。
この人のためなら、あたしは人間にまざって、
人の呼吸を、この身に吸い込み、
人の重荷を、この身に背負おう!

<バラク>
(独り言で)
俺の両手は、まるで縛られているようだ。
俺の胸には、石が乗っているようだ。
俺の心には、永劫の夜が立ち込めている。
讃えられよ!この暗闇を知らぬ者、
その眼の決して閉じない者よ。
あまたの者のうちの、ただ一人の者よ!

<バラクの妻>
(舞台の脇の地べたにいて、独り言で)
こんな家にいられるものか。
もう、けりをつけよう・・・
真昼だというのに、真っ暗になり、
犬どもが脅えて吠えている。
誰も追い出すことすら出来やしない!

(いきなり立ち上がる。怒りの目をバラクに向けた後、もうバラクには目もくれず、あちこち動き回る)

いつも冷静なままの人がいるわ。
何が起ころうと、顔色一つ変えるところを
見たことがない。
来る日も来る日も
家畜のように、
食っちゃ寝て、
食っちゃ寝て、
何が起こったかもわかっていないし、
何を言われたかもわかっちゃいない。

(稲妻がぎらっと光り、兄弟たちは大声で泣き出す。バラクの妻は怒りのあまり地団太を踏む)
(そのまま言葉を続ける)
そんなことだから、
さげすまれ、バカにされるのよ。
こんな奴らの仲間になって、
そんな奴らに使われているから。
でも、あたしは、あんたのものなんかじゃないわよ。
聞いているの?バラク?
あなたが出かけていた時、
市場に品物を持って行った時、
あたしは男を部屋に入れたのよ、
よそ者の中のよそ者をね。
あたしがあんたの目を覚ました時、
あたしは、そいつに抱かれていたのよ!

(稲妻。兄弟たちは泣き声を上げる)

聞いているの?バラク?
こいつらを黙らせなさい!
あたしの言葉が聞こえるように!
あんたが、みんなの物笑いになることを
望んでいるんじゃないわ!
そうじゃなく、知らせたいだけ!
3日間、あたしは
家でそんなことばかりしていたのよ・・・
でも、その喜びは、台無しにされた。
だって、あなたのことを考えちゃうのよ・・・
忘れようとしているのに!
あなたの顔が浮かんできたのよ・・・
探してなんかいないのに!
でも、ついにその時が来たわ。
あたしは、あなたのもとを去り、
あなたを心から捨て去るわ。
今、どうすりゃいいか分かったわ!

(バラクはいきなり立ち上がり、兄弟たちはふらふらと舞台の脇へ倒れ込む)
(バラクの妻は怖がらずに)

あたしの体は、子供を捨てたわ。
まだ生まれてない子供たちを。
あたしのお腹からはもう産まれない。
あなたの子供も、誰の子も。
あたしは、夜風に
身を差し出したから、
ここにいながら、別世界の者になった。
そのしるしには、
あたしは影を売り払った・・・
喜んで買う人達がいるのよ!
買い値は、とてつもない高値!
比べるものもないほどよ!

<バラク>
(この上なく興奮して)
妻が狂った。
火をともせ。
顔をよく見てみたいんだ!

(炎が燃え上がる)

<バラクの弟たち>
あいつ、影がないぞ。
まさに、言っていた通りだ!
影を売りつけ、
産まれる前の者たちが
体から出るのを
阻んだのだ!
あいつは影を失くしたんだ。
「影なし」だ。
この呪われの女め!

<乳母>
(皇妃に向かって)
さあ、行くのです!
影を手に入れて、
あなた様のものにするのです!
あの女が、今、
物知り顔の口で言ったではないですか。
もう終わりです!
星々の裁きだとしたって、
この取引を台無しにすることはできません!

<バラク>
(おそろしい勢いで怒鳴り出す)
お前は、そんなふしだらな顔で、
媚を売るように、のぞき込み、
恥じることすらしないのか?
さあ、兄弟たち、袋を持って、
中に石を詰め込むんだ。
俺は、この女を
俺のこの手で、
川に沈めて溺れさせてやる!
(自分の妻に飛びかかろうとする)

<バラクの弟たち>
(バラクにしがみつく)
兄ちゃん!手を血で汚しちゃダメだ!
さあ、あいつを家から追い出そう。
どぶの中なり、穴なりで、
雌犬のような境遇を送らせればいいのさ!

<バラク>
(妻につかみかかろうとし、同時に歌う)
目の前が真っ暗だ。
兄弟たちよ、手を貸してくれ!
袋を出して、
石を詰め込め!
溺れさせるぞ、
俺の手で!

<バラクの弟たち>
(バラクにしがみつきながら、同時に歌う)
兄ちゃん!手を血で汚しちゃダメだ!
手を汚すんじゃない、ああ、父さんがいれば!

<バラク>
(同時に歌う)
手を貸さぬなら、お前らなんぞ
踏みつぶしてやる!
俺の心は、もうとうに
罰を与えたのだ。
あとは、この手で
執行するのみ!

(誓いをするかのように右手を高く伸ばすと、きらめく剣が空中から彼の手に降りて来る。兄弟達が力を合わせるが、もう止めることはできない)

<乳母>
(舞台後方で皇妃と一緒に、目を背けずに、悪魔のような喜びを感じつつ、まじまじと事の成り行きを見守っている。バラクと兄弟たちと一緒に)
血を流そうと叫んでも、
剣すら持っていなかったから、
あたしらが
手に入れてやったのさ!
さあ、どくどく流れろ、
黒い血よ。
あたしらは影さえ手に入れりゃ、
それでもう十分なのさ!

<皇妃>
(乳母から身をもぎ離し、天に目を向けると、独り言だが、他の者達の声と混ざり合う)
あたし、影なんて、ほしくないわ・・・
その影には、血が付いている。
つかまえることなんてできないわ。
あたしは両手を
天に伸ばそう。
人の血からは
きれいでいたい。
名のある星は、
呼んだあたしの
そばに来て!
この女を助けて!
言う通りにして!

<バラクの妻>
(自分の冒涜的な言葉の結果に口が利けないほど驚いて、舞台左手の方に逃げていたが、次第に彼女の姿は物凄い変化をしていき、死人のように蒼ざめてはいるが、浄化された面持ちとなる。かつてしたことのないような表情で、バラクと、バラクの振り上げた死の剣に身を差し出し、同時に、台詞のところどころを強調して)

バラク。私は
そうしていないのよ!
まだ、そうしてはいないのよ!
聞いてよ、バラク!
あたしの口は
うそをついたわ。
でも、その前に、
心の中では、そうしてしまった!
だから、私は死なねばならない。
あなたの目の前で
死なねばならない。
起きなかったことのために・・・
ああ、ほんとうは今まで一度も
あなたを見たことがなかったの!
強いバラク、
厳しい裁き手、
尊敬する夫・・・
バラク、あたしを殺して、
さあ、早く!

(バラクが剣を振り上げると、剣はその手の中で火花を散らし、稲妻を発する。その稲妻のせいで、火が弱まったために暗くなっていた部屋は、ぴかっと明るくなる)

<バラクの弟たち>
(最後の力を振り絞ってバラクにしがみつき、声を合わせて)
あいつらが、あんたを鎖でしばり、
あんたを殺そうとしているんだ。
あの剣の鋭い刃で。
ああ、俺たちのことを考えてくれ。ああ、父さん!

(バラクが剣を振り下ろす態勢に入ると、火花を散らしていた剣は急に光を発しなくなり、バラクの手から奪われたかのように見える。すると、こもったゴーッという音がドームを震えさせ、地面が割れ、割れた側壁からは水が出て来る。兄弟たちが助かろうとドアを出て逃げて行く間、バラクと、気を失ったかのように横たわっているバラクの妻は、それぞれ別々に沈んでいくのが見える)


(乳母は皇妃をドームの壁のそばの小高い場所に引きずり上げて、皇妃の姿を自分のマントで覆い隠していたが、やがて全てを覆いつくす暗闇の中から、乳母の声だけが聞こえて来る)

<乳母>
究極の力の饗宴だわ!
こちらへおいで!
AMME
wirft ihren Mantel über den Jüngling
Gott schütz' uns vor einer jungen Närrin!
Sei du getrost!
Schnell dreht sich der Wind,
und wir rufen dich wieder!

BARAK
erwacht aus der Betäubung, richtet sich auf
Was schlief ich so schwer?
Wer rüttelt mich auf?

FRAU
Du sollst nicht schlafen am hellen Tag!
Sollst wahren dein Haus
vor Dieben und Räubern
und meiner achten!
Geschieht mir dergleichen
vor dir noch einmal,
so ist meines Bleibens
hier nicht länger!
Verstehst du mich?

BARAK
steht aufrecht, blickt wild um sich
Sind Räuber hier? Den Hammer dort!
Ihr Brüder her! Zum Bruder her!

FRAU
windet ihm den Hammer aus der Hand
Lass du dein Schreien
und tölpisch Gehaben!
Unter der Arbeit schlägst du mir hin,
kommst mir von Sinnen, redest fremd.
Hast du die Sucht, oder schiert's dich so wenig,
mich zu erschrecken täppisch und roh!

AMME
beiseite
Wie sie ihn sich hernimmt
und sattelt und aufzäumt,
die Prächtige die!

BARAK
langsam
War dir bange um mich,
du Gute!
Bin ja wieder bei dir!

FRAU
spöttisch
Wieder bei mir! Das ist ja recht viel!
Er ist wieder bei mir! Ei, grosse Freude!
Wieder bei mir!

BARAK
sucht sein Arbeitszeug zusammen
Es widerfährt mir, was ich nicht kenne,
und ist eine Gewalt über mir im Dunkeln –
starrt vor sich hin
Mein bester Mörser ist mir zersprungen –
Versteh' ich mein Handwerk nicht mehr?

FRAU
sieht ihn starr an
Ein Handwerk verstehst du sicher nicht,
wie du's von Anfang nicht verstanden,
sonst sprächest du jetzt nicht von dir
und diesem Mörser.
Geschah dir das, was dir eben geschah,
dein Herz müsste schwellen vor Zartheit,
und es müsste dir bangen, die Hand zu heben
und deinen Fuss vor dich zu setzen,
um des Köstlichen willen,
das du zerstören könntest.
fast mit Ekel
Aber es geht ein Maulesel
am Abgrund hin,
und es ficht ihn nicht an
die Tiefe und das Geheimnis!

BARAK
halb zu der Magd, die bei ihm ist, ihm hilft, sein Handwerkszeug vom Boden aufzunehmen
Ich höre und weiss nicht, was eines redet,
und habe vergossen den Leim, da ich hinfiel –
und mir ist bange um mein Handwerk,
und dass ich nicht werde nähren können,
die meinen Händen anvertraut sind.

FRAU
Um Nahrung für mich
gräme dich nicht!
Und wenn du mich siehst
meine Tücher nehmen,
sie tut's, die beiden Mägde sind ihr behilflich
vielleicht zu fahren auf dem Flusse,
vielleicht zu wandeln neben den Gärten
oder was immer die Lust mich wird heissen –
kann sein, dann komme ich eines Abends
nicht wieder heim zu dir. –
Denn es ist nicht von heute, dass du meine Stimme hörest
und fassest sie nicht in deinem Sinn,
und ist dir ferne, die du nahe glaubst,
und wähnest, du hättest sie im Gehäuse
wie einen gefangenen Vogel,
der dein ist,
um wenig Münze
gekauft auf dem Markt:
die doch anderswo, anders daheim.

Die Frau schickt sich an, zu gehen, winkt der Amme, sie zu begleiten, der Kaiserin, zurückzubleiben. Barak sieht bestürzt und trübe vor sich hin.
Die Frau und die Amme sind zur Tür hinaus. Die Kaiserin, auf den Knien in Baraks Nähe, sucht auf der Erde verstreutes Handwerkszeug zusammen.

BARAK
wird erst jetzt gewahr dass er nicht allein ist
Wer da?

KAISERIN
sieht zu ihm auf
Ich, mein Gebieter, deine Dienerin!


Verwandlung

Der Kaiserin Schlafgemach im Falknerhaus. Die Kaiserin liegt auf dem Bett in unruhigem Schlaf. Die Amme schlummert, in ihren Mantel gewickelt, zu Füssen des Bettes.

KAISERIN
aus dem Schlaf, ohne die Augen aufzutun
Sieh – Amme – sieh
des Mannes Aug', wie es sich quält!
traumhaft, feierlich
Vor solchen Blicken liegen Cherubim
auf ihrem Angesicht!
– – – – – – – –
nach einer Stille, jäh auffahrend, mit ausgebreiteten Armen
Dir – Barak – bin ich mich schuldig!

Sie sinkt hin und scheint nun fester einzuschlafen. Die Wand des Gemaches schwindet, und man sieht in eine gewaltige Höhle, die durch einen Spalt ins Freie mündet.
Düstere Lampen, da und dort, erleuchten matt uralte, in den Basalt gehauene Grabstätten. Zur Rechten gewahrt man eine eherne Tür, ins Innere des Berges führend. Des Falken Ruf wird hörbar. Dann dringt der Kaiser, als folge er dem Falken nach, mit den Händen sich vorwärts tastend, durch den Spalt in die Höhle.

Die Kaiserin bewegt sich im Schlaf stöhnt einmal leise auf.

Der Kaiser nimmt eine der Grablampen; in seiner Hand leuchtet sie hell auf, er wird die eherne Tür gewahr. Ein Rauschen dringt durch diese wie von fallendem Wasser.

CHOR
aus dem Innern des Berges, lockend
Zum Lebenswasser!
drohend
Zur Schwelle des Todes!
lockend
Nahe!
Wage!
drohend
Wehe!
Zage!

Der Kaiser geht gegen die Tür. Der Falke umschwirrt ihn, stösst klägliche, abmahnende Rufe aus. Der Kaiser pocht an die Tür, die sich öffnet und ihn einlässt, dann wieder schliesst.

STIMME DES FALKEN
Die Frau wirft keinen Schatten,
der Kaiser muss versteinen!

Die Höhle verschwindet, die Lampen im Schlafgemach leuchten stärker auf.

KAISERIN
fährt mit einem Schrei aus dem Schlummer empor
Wehe, mein Mann!
Welchen Weg!
Wohin?
Durch meine Schuld!
Die Tür fiel zu,
als wär's ein Grab.
Er will heraus
und kann nicht mehr.
Ihm stockt der Fuss,
sein Leib erstarrt.
Die Stimme erstickt.
Sein Auge nur
schreit um Hilfe!
Weh, Amme, kannst du schlafen!
Da und dort
alles ist
meine Schuld –
Ihm keine Hilfe,
dem andern Verderben –
Barak, wehe!
Was ich berühre,
töte ich!
Weh mir!
Würde ich lieber
selber zu Stein!


Verwandlung

Des Färbers Wohnung. Es dämmert in dem Raum, wird allmählich dunkler und dunkler

BARAK
sitzt an der Erde
Es dunkelt, dass ich nicht sehe zur Arbeit
mitten am Tage.

Die drei Brüder kommen zur Tür herein mit gesenkten Köpfen. Auch draussen ist es dunkel.

DIE BRÜDER
Es ist etwas, und wir wissen nicht, was es ist,
o mein Bruder!
Die Sonne geht aus mitten am Tage,
und der Fluss bleibt stehen und will nicht mehr fliessen,
o mein Bruder!
Es widerfährt uns, und wir wissen nicht, was uns widerfährt!
Sie brechen in ein langgezogenes Geheul aus.

AMME
mit der Kaiserin seitwärts
Es sind Übermächte im Spiel,
o meine Herrin,
und ein Etwas bedroht uns,
aber wir werden
anrufen
gewaltige Namen,
und dir wird werden,
worauf du deinen Sinn gesetzt hast!

KAISERIN
für sich
Wehe, womit ist die Weit der Söhne Adams erfüllt!
Und wehe, dass ich hereinkam, ihren Gram zu vermehren
und ihre Freude zu versehren!
Gepriesen sei, der mich diesen Mann finden
liess unter den Männern,
denn er zeigt mir, was ein Mensch ist,
und um seinetwillen will ich bleiben unter den Menschen
und atmen ihren Atem
und tragen ihre Beschwerden!

BARAK
für sich
Meine Hände sind, als ob sie gebunden wären,
und mein Herz, als läge ein Stein darauf,
und auf meiner Seele ein Stück der ewigen Nacht.
Gepriesen, der die Finsternis nicht kennt
und dessen Auge niemals zufällt.
Einer unter allen!

FRAU
für sich, an der Erde seitwärts
Wie ertrag' ich dies Haus
und mache kein Ende –
wo es finster ist mitten am Tage,
und die Hunde heulen vor Furcht,
und niemand weist sie hinaus!

ist jäh aufgestanden; sie heftet einen bösen Blick auf Barak, dann geht sie auf und nieder ohne ihn anzusehen

Es gibt derer, die bleiben immer gelassen,
und geschähe, was will, es wird keiner jemals
ihr Gesicht verändert sehen.
Tagaus, tagein
gehen sie wie das Vieh
von Lager zu Frass,
von Frass zu Lager
und wissen nicht, was geschehen ist,
und nicht, wie es gemeint war.

Ein greller Blitz, die Brüder heulen auf. Die Frau stampft zornig auf.
fährt fort
Darüber müssen sie verachtet werden
und verlacht,
wer zu ihnen gehört
und ist in die Hand eines solchen gegeben.
Aber ich bin nicht in deiner Hand,
hörst du mich, Barak?
Und wenn du ausgegangen warst
und trugest dir selber die Ware zu Markt,
so habe ich meinen Freund empfangen,
einen Fremdling unter den Fremdlingen,
und wenn ich dich weckte aus deinem Schlaf,
so kam ich aus seiner Umarmung!

Blitz, die Brüder heulen auf.

Hörst du mich, Barak?
Schweige doch diese,
damit du mich verstehen kannst!
Ich will nicht, dass du ein Gelächter sein müssest unter den Deinen,
sondern du sollst wissen!
Dies alles tat ich hier im Hause
drei Tage lang:
aber die Freude war mir vergällt,
denn ich musste dich denken,
wo ich dich hätte vergessen wollen,
und dein Gesicht kam hin,
wo es nichts zu suchen hatte!
Aber es ist mir zugekommen,
wie ich dir entgehe
und dich ausreisse aus mir,
und jetzt weiss ich den Weg!

Barak steht jäh auf, die Brüder taumeln zur Seite.

Frau ohne Furcht.

Abtu' ich von meinem Leibe die Kinder,
die nicht gebornen,
und mein Schoss wird dir nicht fruchtbar
und keinem andern,
sondern ich habe mich gegeben den Winden
und der Nachtluft
und bin hier daheim und wo anders,
und des zum Zeichen
habe ich meinen Schatten verhandelt:
und es sind die Käufer willig,
und der Kaufpreis ist herrlich
und ohnegleichen!

BARAK
in höchster Erregung
Das Weib ist irre,
zündet ein Feuer an,
damit ich ihr Gesicht sehe!

Das Feuer flammt auf.

DIE BRÜDER
Sie wirft keinen Schatten.
Es ist, wie sie redet!
Sie hat ihn verkauft
und abgehalten
die Ungeborenen
von ihrem Leibe!
Der Schatten ist abgefallen von ihr,
und sie ist ohne,
die Verfluchte!

AMME
zur Kaiserin
Auf und hin,
nimm den Schatten,
reiss ihn an dich!
Sie hat es gesprochen
mit wissendem Mund,
so ist es getan!
Und nicht der Sterne Gericht
macht diesen Handel zunicht!

BARAK
furchtbar losbrechend
Hat sie solch eine Hurenstirn
und sieht lieblich darein
und schämt sich nicht?
Heran, ihr Brüder, einen Sack herbei
und hinein von den Steinen,
dass ich dies Weib
ertränke im Fluss
mit meinen Händen!
will auf die Frau los

DIE BRÜDER
hängen sich an Barak
Kein Blut auf deine Hände, mein Bruder!
Auf und jage sie aus dem Hause,
einer Hündin Geschick über sie
in Gosse und Graben!

BARAK
will auf die Frau los; zugleich
Mein Aug' ist verdunkelt,
helft mir, ihr Brüder!
Herbei einen Sack
und Steine hinein,
dass ich sie ertränke
mit meinen Händen!

DIE BRÜDER
hängen sich an ihn; zugleich
Kein Blut auf deine Hände, mein Bruder,
halte dich rein, o unser Vater!

BARAK
zugleich
Helft ihr mir nicht,
tret' ich euch nieder!
Ich hab' es verhängt
in meiner Seele
und will es vollziehen
mit meinen Händen!

Wie er gleichsam zum Schwur die Rechte nach oben reckt, stürzt ihm aus der Luft ein blitzendes Schwert in die Hand. Die Brüder haben vereint kaum die Kraft, ihn zu halten. –

AMME
rückwärts mit der Kaiserin, ihr Auge unverwandt mit dämonischer Lust auf den Vorgang geheftet, zugleich mit Barak und den Brüdern
Wer schreit nach Blut
und hat kein Schwert,
dem wird von uns
die Hand bewehrt!
Und fliesst nur schnell
das dunkle Blut,
wir haben den Schatten,
und uns ist gut!

KAISERIN
reisst sich von ihr los, wendet den Blick nach oben, für sich, aber zugleich mit den andern
Ich will nicht den Schatten:
auf ihm ist Blut,
ich fass' ihn nicht an.
Meine Hände reck' ich
in die Luft,
rein zu bleiben
von Menschenblut!
Sternennamen
ruf' ich an
gegen mich,
diese zu retten,
geschehe, was will!

FRAU
ist in sprachlosem Schreck über die Wirkung ihrer frevelhaften Rede nach links hinübergeflüchtet, allmählich geht in ihr eine ungeheure Veränderung vor; leichenbleich, aber verklärt, mit einem Ausdruck, wie sie ihn nie zuvor gehabt hat, trägt sie sich Barak und dem tödlichen Schwertstreich entgegen; zugleich, stellenweise dominierend
Barak, ich hab' es
nicht getan!
Noch nicht getan!
Höre mich, Barak!
Verräter ward
mein Mund an mir,
zuvor die Seele
die Tat getan!
Muss ich sterben
vor deinem Angesicht,
muss ich sterben,
um was nicht geschah,
o du, den zuvor
ich niemals sah,
mächtiger Barak,
strenger Richter,
hoher Gatte –
Barak, so töte mich,
schnell!

Barak hebt das Schwert, das in seinen Händen funkelt und von dem Blitze ausgehen, die den dunklen Raum – denn das Feuer ist zusammengesunken – zuckend erleuchten.

DIE BRÜDER
hängen sich mit letzter Kraft an ihn; zugleich
Sie werden dich behängen mit Ketten
und dich erschlagen
mit der Schärfe des Schwertes,
erbarme dich unser, o unser Vater!

Indem Barak zum Streich ausholt, erlischt das funkelnde Schwert plötzlich und scheint ihm aus der Hand gewunden – ein dumpfes Dröhnen macht das Gewölbe erzittern, die Erde öffnet sich, und durch die geborstene Seitenmauer tritt der Fluss herein. Indes die Brüder, ihr Leben zu retten, zur Tür hinausflüchten, sieht man Barak und die willenlos vor ihm liegende Frau, aber jedes für sich, versinken.
Die Amme hat die Kaiserin mit sich auf einen erhöhten Platz an der Mauer des Gewölbes emporgerissen und deckt sie mit ihrem Mantel. Man hört aus dem Dunkel, das alles verhüllt, ihre Stimme.

AMME
Übermächte sind im Spiel!
Herzu mir!


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@ wagnerianchan


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