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【二人】
おお、沈み来たれ、
愛の夜よ、
忘れさせておくれ、
私が生きていることを。
お前の胎内に
私を引き取り、
私をこの世から
引きはがしておくれ!

TRISTAN
最後の松明の灯りも
いまは消えた。

ISOLDE
あたしたちが考えたこと、
あたしたちに思えたこと、

TRISTAN
すべての考え・・・

ISOLDE
すべての想い・・・

【二人】
聖なる黄昏どきの
気高き予感は
妄想のぞっとするような感覚を
世を救いながら消し去っていく。

ISOLDE
あたしたちの胸のうちに
太陽は身を隠し、
喜びの星々が
笑いながら輝く。

TRISTAN
あなたの魔力に
柔らかに絡め取られ、
あなたの視線に
甘く溶かされ。

ISOLDE
あなたの心には心を寄せ、
口には口を寄せて。

TRISTAN
ひとつの息吹に
ぴったり結びついて。

【二人】
喜びに眩んで
我が視線がさまよおうとも、
眩惑されて
この世界が色褪せようとも、

ISOLDE
昼がまやかしで
あたしたちを照らそうとも、

TRISTAN
欺くような妄想の前に
引きずり出されようとも、

【二人】
そんなことがあろうとも
私が、この世界そのもの!
それは、歓喜のいとも気高き織物・・・
愛のいとも神聖なる生命・・・
そして決して再び目覚めることなき、
妄念を離れた
やさしく目ざめた願い。

(トリスタンとイゾルデは完き恍惚の状態に沈潜し、その恍惚の中で頭を寄せ合いながら花咲くベンチの上にあおむけになり、そのままでいる)

【ブランゲーネの声】
(見張りの鋸壁のほうから)
ひとりさびしく見張る
夜のしじま・・・
愛の夢が微笑みかける
お二人さん・・・
この私の呼び声に
気がついて!
眠るお二人に
良からぬことが迫っています!
不安でたまらない私が、
起きて!と叫んでいるのです。
気がついて!
気がついて!
もうすぐ夜が明けますわ。

ISOLDE
(静かに)
聞いた?いとしい人!

TRISTAN
(同じように静かに)
このまま死なせてくれ!

ISOLDE
(徐々に少し身をもたげながら)
うらやんで見はっている!

TRISTAN
(あおむけになったままで)
絶対目覚めるものか!

ISOLDE
でもあの昼は
トリスタンを起こさずにおかないはずでは?

TRISTAN
(少し頭をもたげながら)
あんな昼など
死に打ち負かされたままでいい!

ISOLDE
(激しくなく)
昼と死、それは
同じような勢いで
あたしたちの愛に迫ってくるよう
定められているのではないかしら?

TRISTAN
(ますます身を高く起こしながら)
ぼくたちの愛?
トリスタンの愛?
君の?ぼくの?
イゾルデの愛?
どんな死の勢いが
その愛を打ち負かせるというんだい?
あの力強い死・・・
それがぼくの前に立ちふさがり、
ぼくの体と命を
脅かしても、
そしてぼくはこの愛のためなら
この体と命をわざと捨てるのだけれど、
そうだとしても、死の勢いがこの愛自身に
触れることなど一体あり得るだろうか?
(頭をますますぴったりと
イゾルデに擦り寄せながら)
もしや僕が、そのためなら喜んで死ねる
この愛のために今死んだとしても、
この愛がぼくとともに
死ぬなどということがあり得るだろうか?
永遠に生き続けるはずの愛が、
ぼくとともに終わるなどということが?
そう、そしてこの男の愛が死なないんだとしたら、
どうして、トリスタンがこの愛のために
死ぬということが、あり得るんだい?

ISOLDE
でもあたしたちの愛は
「トリスタン、と・・・イゾルデ」
という名前じゃないかしら?
この甘いことば・・・「と」。
その「と」が取り持って結んでいる
愛のきずな、
それはトリスタンがもしや死んでしまえば、
死がばらばらに壊してしまうんじゃないかしら?

TRISTAN
(きわめて冷静に)
死によって何が死ぬというの?
死ぬのはただ、ぼくたちの邪魔をするものだけ・・・
トリスタンが
変わらずイゾルデを愛し、永遠に
彼女のために生きることを邪魔するものだけ・・・

ISOLDE
でもこのことば・・・「と」
それが壊されてしまったら、
イゾルデ自身の命とともに、
トリスタンも死の手に委ねられるかも・・・
それ以外のことが考えられる?

(トリスタンは、意味深い身振りとともに、イゾルデをやさしく引き寄せて)

TRISTAN
ならばいっそ死んでしまったほうが
いいのかい、離れずに、
永遠に一体になって
終わりなく、
目覚めることなく、
不安を抱くことなく、
名も無く
愛にかき抱かれ、
自らを捧げ尽くして、
この愛のためにのみ生きたほうが!

ISOLDE
(思いに沈み恍惚の中にあるように彼を見上げて)
いっそ死んでしまったほうが
よいのでしょうか、離れずに・・・

TRISTAN
永遠に一体になって
終わりなく・・・

ISOLDE
目覚めることなく・・・

TRISTAN
不安を抱くことなく・・・

【二人】
名も無く
愛にかき抱かれ、
自らを捧げ尽くして、
この愛のためにのみ生きたほうが!

(イゾルデは圧倒されたように頭を彼の胸に傾けながら)

【ブランゲーネの声】
(前と同じく見張りの鋸壁のほうから)
気がついて!
気がついて!
もう夜は昼に取って代わられるわ。

TRISTAN
(微笑みながらイゾルデに頭を垂れて)
聞いてなけりゃいけないのかい?

ISOLDE
(夢中になってトリスタンを見上げながら)
このまま死なせてよ!

TRISTAN
(ますます真剣に)
起きてなけりゃいけないの?

ISOLDE
(ますます感動に震えながら)
絶対に起きないわ!

TRISTAN
(さらに迫るように)
なおもあの昼が
トリスタンを起こす定めだとでも?

ISOLDE
(陶酔して)
昼なんか
死に打ち負かされればいいのよ!

TRISTAN
昼の脅しに、いま、
ぼくたちは逆らったのだね?

ISOLDE
(募りゆく陶酔とともに)
昼のまやかしを永遠に逃れたのよ。

TRISTAN
昼の白みゆく光が、ぼくたちを
追い払うことはもう決してないのだね?

ISOLDE
(大きな身振りで完全に身を起こしながら)
あたしたちにとって夜は永遠に続くのよ!

(トリスタンは彼女を追って身を起こし、熱狂的な陶酔の中で抱きしめあう)

【二人】
おお、永遠の夜、
甘美な夜!
気高く崇高な
愛の夜!
お前が抱きしめた者、
お前が笑いかけた者、
それらの者は、どうして不安を抱かずに、
お前から目覚めることができようか?
そんな不安は追い払ってしまえ、
やさしき死よ、
あこがれに満ちて望まれている
愛の死よ!
お前の腕の中で、
お前に浄められ、
原初の神聖さに温められて、
目覚めの苦しみから解放されるのだ!

TRISTAN
どうやって捉えよう、
どうやって諦めよう、
この喜びを・・・

【二人】
太陽からも遠く、
昼がもたらす別れの
嘆きからも遠く離れて!

ISOLDE
妄想もなく・・・

TRISTAN
柔らかなあこがれ、

ISOLDE
不安を抱くことなく・・・

TRISTAN
いとしき欲求。
嘆きもなく・・・

【二人】
気高く消え去っていく。

ISOLDE
切なく求めることもなく・・・

【二人】
やさしく闇につつまれて。

TRISTAN
避けることなく・・・

【二人】
離れることなく、
ぴったりと二人きりになり、
永遠に我が家に帰り、
計り知れない空間で
至福の夢を見る。

TRISTAN
トリスタンは君、
ぼくはイゾルデ、
もうトリスタンではない!

ISOLDE
あなたはイゾルデ、
トリスタンはあたし、
もうイゾルデじゃない!

【二人】
名づけることなく、
別れることなく、
新たに認め合い、
新たに燃え立ち、
永遠に終わらず、
ひとつの意識になる・・・
それは熱く燃え上がる胸の
至高の愛の歓び!

(二人は陶然とした状態のままでいる)


第3場
(ブランゲーネが甲高い叫び声を発する)

KURWENAL
(抜き身の剣とともに突入してくる)
お逃げください、トリスタン様!

(トリスタンは驚いて背後の舞台のほうへ振り向く。
マルケ王、メロート、その他の廷臣たちは狩の衣装に身を包んで、木立の合間の道をきびきびと舞台全面に進み出て、愛し合う二人の前に驚いて立ちすくむ。

ブランゲーネは、時を同じくして城壁から降りて来て、まっしぐらにイゾルデのもとにやって来る。
イゾルデは、無意識の恥ずかしさに捉えられ、顔をそむけて、花咲くベンチの上にもたれかかる。
同様にトリスタンも無意識的に体を動かしつつも、片方の手でマントを広げて、イゾルデをやって来た者の視線から隠そうとする。
彼は長い間この状態のまま、身じろぎもせず凍りついたような視線を男たちに向けたが、男たちは思いのままに動きながらも、目だけはトリスタンをじっと見ている。
朝が白みゆく。)

TRISTAN
(より長い間の沈黙の後で)
味気ない昼だ、
これが最後だな!

MELOT
(マルケ王に)
殿、お言葉をいただかねばなりませぬぞ、
私めの訴えは正しかったでしょうか?
私めの首を質草にしましたが、
首はつながったと考えてようございますか?
私は殿にお示ししたのでございます、
それも明白な行為の現場で。
殿の名声と栄誉を
私は忠実に
恥辱からお守り申し上げたのでございます。

MARKE
(深い衝撃を受けたあまり、震えた声で)
本当にそうしたというのか?
そんなふうに思えるのか?
そこの者を見るがよい、
誠実な中でも誠実な男だぞ、
その者に目をやるがよい、
親友の中でも最も親しき者だぞ、
そんな男の誠実の
最も自由な振舞いが
我が心を、こんなにも
敵意に満ちた裏切りで傷つけるとは!
トリスタンが私を欺いたのなら、
いったい私はどんな希望を抱けば良いのだ?
トリスタンが
私に嘘をついていたことが
メロートの忠告により
明らかになったとしても。

TRISTAN
(痙攣するように激しく)
昼の幽霊!
明け方の悪夢!
嘘つきで、みじめな!
消えてしまえ、行ってしまえ!

MARKE
(深く心を傷つけて)
私に、そう言うのか?
そんなことを、トリスタンよ、私に・・・?
どこに誠実があるというのだ?
トリスタンが私を欺いた今・・・
名誉と正しい作法なぞ
どこにあるというのだ?
すべての名誉の砦たる
トリスタンがそれらをかなぐり捨てたからには・・・
トリスタンが楯の紋章にと
選んだ「美徳」・・・
その美徳は今や
どこへ消え去ってしまったのだ?
美徳が我が友のもとを去った今、
トリスタンが私を裏切った今となっては・・・
(トリスタンは視線をゆっくりと地面に落としていく。マルケ王が言葉を続ける間、彼の表情には悲しみの色が次第に濃く読み取られる。)

何のためだったのか、
あの数知れぬ勲功は・・・
あの栄誉に満ちた名声、
あの偉大なる権力、それらはみなお前が
このマルケのために勝ち取ったものなのに、
栄誉と名声は、
偉大さと権力は、
あの数知れぬ
勲功は、マルケに
与える恥辱の代わりにはならなかったのか?
王の感謝は
少なすぎるとでも思ったのか?
お前が王のために勝ち取ったもの、
名声と王国を、王はお前に
遺産として持たせようと思ったというのに・・・
かつて子を作らずに
妻が死んだとき、
余りにも王はお前を愛していたので、
決して新たに
このマルケ王は妃をとろうとはしなかった。
たしかに、宮廷でも領地でも
あらゆる領民が、
頼むように、脅すように、
王に詰め寄り、
我が国にも女王がほしい、
お妃様を選びなさいと懇請した・・・
そしてお前自身さえも、
この叔父に
宮廷の願いを、
領地の望みを、
穏便に叶えなさいと懇願した・・・
それでも、宮廷と領地にあらがい、
お前にさえもあらがい、
抜け目なく、うまいこと
王はそれを拒んだのだ。しかし、
最後にはトリスタン、お前が王を脅迫したのだ。
永遠にこの宮廷と
領地に別れを告げるだろう、
お前自身が
王に花嫁を娶せるために
遣わされないならば、などと言って。
だからこそ王は成るがままに任せたのだ・・・
お前の胆力が私のために手に入れた
こんなにも素晴らしい女人を
いったい誰が見ることができよう?
誰が知りあうことができよう?
誰が誇りを持って
私のものだと言うことができよう?
わが身の幸福を自ら讃えることなくしては・・・
私の意志があえて
近寄ろうとしなかったもの、
我が願いが、畏敬に満ちつつも
内気に諦めていたもの、
あまりに素晴らしすぎて、
愛らしく高貴に、
我が魂を
癒さずにはいられぬもの、
そんな豪奢な花嫁を
敵意と危険をものともせず、
お前は私に捧げてくれたのだ。
今やそんな持ち物のゆえに、
お前は我が心を
常の場合よりも
苦痛に対して感じやすくしてしまった。
その部分、私の最もやわらかく、
感じやすく、むき出しの部分が
傷つけられたからには、
決してもはや
回復することは望めない・・・
呪われた者よ、
なぜ、こんなにもえぐるように、
私のその部分に傷を負わせるのだ?
なぜ、武器に塗られた
苦しめる毒でもって、その部分を傷つける?
その毒は、私の悟性と脳を
じりじりと焦がすように傷つけ、
私が友人をもはや
信頼できないようにし、
私のとらわれない心を
疑いで一杯にし、
私をして、夜の暗闇に紛れて
こっそり聞き耳を立てながら
友達のもとに忍び寄らせ、
私の名誉に終止符を打たせようというのに。
いかなる天国によっても救い得ない
この地獄が、なぜ私のもとに?
いかなる悲惨な状態でも償えない
この恥辱が、なぜ私のもとに?
この、測り知ることができないほど深く
謎めいた理由を、
誰が世間に向けて示してくれるというのだ?

TRISTAN
(同情に満ちてマルケ王に向けて目を上げながら)
おお、王よ、それを
私はあなたに言うことはできない。
そして、あなたが問いかけたことは、
あなたには決してわからないことです。
(あこがれに満ちて彼を見上げているイゾルデの方に向いながら)

これからトリスタンが行くところへ、
イゾルデ、あなたはついてきてくれますか?
トリスタンが言っているその国とは
太陽の光が射さないところ・・・
それは暗い
夜の国。
その国から母は
私を送り出した。
その時、母は死にながら
私をみごもり、
死にながら
光のもとへと送り出した。
私を産んだとき、
母の愛の隠れ家だったのは
夜の奇蹟の国で、
その夜から私は、あの時、目ざめたのです。
あなたにトリスタンを贈ってくれた奇蹟の国・・・
その国へと、ご案内するのです。
ついてきてくれますか?
誠実に、愛らしく・・・
イゾルデ、さあおっしゃってください!

ISOLDE
あなたという友が
異国の王妃として私を求めたとき、
その悪意に満ちた友にさえ
誠実に、愛らしく
イゾルデはついていかねばならなかった。
今、あなたがあなた本来の場所へ行き、
あなたの遺産を私に示そうというのなら、
どうして、その国を避けるはずがあるでしょう?
その国は全ての世界を包んでいるのですから・・・
トリスタンの家であり故郷であるところ、
そこへイゾルデも参ります。
誠実に愛らしく
あなたに従います。
さあ、その道をイゾルデにお示しください!

(トリスタンはゆっくりと彼女に身を屈め、やさしく額に口づけする。・・
メロートは憤激のあまり飛び上がる)


MELOT
(剣を抜きながら)
裏切り者め!こいつ!
報いをあたえねば!王よ!
こんな恥辱を我慢できるとでも?

TRISTAN
(自らの剣を抜き、素早く振り返る)
私と命のやり取りをしようというのは誰だ?
(メロートに視線を向けて)
この男は我が友だった。
私を誰よりも大切なものとして愛してくれた。
私の栄誉と名声のために
誰よりも心を砕いてくれた。
そして我が心を
思いあがらせ、
群臣が
私に迫るように仕向けたのだ。
もっと栄誉と名声を積み上げるようにと・・・
王にあなたを娶せるようにと・・・
イゾルデ、あなたの眼差しは
あの男の眼をも眩ませたのです。
嫉妬のあまり、この友は
私を裏切ったのです、
そう、私が裏切った王のために!
(メロートに突進していく)
用意はいいか、メロート!

(メロートが剣を突き出すと、トリスタンは自らの剣を取り落とし、傷を負ってクルヴェナールの腕の中に沈み込む。イゾルデはトリスタンの胸に身を投げる。マルケ王はメロートを押しとどめる。素早く幕が降りる)
BEIDE
O sink hernieder,
Nacht der Liebe,
gib Vergessen,
dass ich lebe;
nimm mich auf
in deinen Schoss,
löse von
der Welt mich los!

TRISTAN
Verloschen nun
die letzte Leuchte;

ISOLDE
was wir dachten,
was uns deuchte;

TRISTAN
all Gedenken ---

ISOLDE
all Gemahnen ---

BEIDE
heil'ger Dämm'rung
hehres Ahnen
löscht des Wähnens Graus
welterlösend aus.

ISOLDE
Barg im Busen
uns sich die Sonne,
leuchten lachend
Sterne der Wonne.

TRISTAN
Von deinem Zauber
sanft umsponnen,
vor deinen Augen
süss zerronnen;

ISOLDE
Herz an Herz dir,
Mund an Mund;

TRISTAN
eines Atems
ein'ger Bund;

BEIDE
bricht mein Blick sich
wonnerblindet,
erbleicht die Welt
mit ihrem Blenden:

ISOLDE
die uns der Tag
trügend erhellt,

TRISTAN
zu täuschendem Wahn
entgegengestellt,

BEIDE
selbst dann
bin ich die Welt:
Wonne-hehrstes Weben,
Liebe-heiligstes Leben,
Nie-wieder-Erwachens
wahnlos
hold bewusster Wunsch.

Tristan und Isolde versinken wie in gänzliche Entrücktheit, in der sie, Haupt an Haupt auf die Blumenbank zurückgelehnt, verweilen

BRANGÄNENS STIMME
von der Zinne her
Einsam wachend
in der Nacht,
wem der Traum
der Liebe lacht,
hab der Einen
Ruf in acht,
die den Schläfern
Schlimmes ahnt,
bange zum
Erwachen mahnt.
Habet acht!
Habet acht!
Bald entweicht die Nacht.

ISOLDE
leise
Lausch, Geliebter!

TRISTAN
ebenso
Lass mich sterben!

ISOLDE
allmählich sich ein wenig erhebend
Neid'sche Wache!

TRISTAN
zurückgelehnt bleibend
Nie erwachen!

ISOLDE
Doch der Tag
muss Tristan wecken?

TRISTAN
ein wenig das Haupt erhebend
Lass den Tag
dem Tode weichen!

ISOLDE
nicht heftig
Tag und Tod
mit gleichen Streichen
sollten unsre
Lieb' erreichen?

TRISTAN
sich mehr aufrichtend
Unsre Liebe?
Tristans Liebe?
Dein' und mein',
Isoldes Liebe?
Welches Todes Streichen
könnte je sie weichen?
Stünd' er vor mir,
der mächt'ge Tod,
wie er mir Leib
und Leben bedroht',
die ich so willig
der Liebe lasse,
wie wäre seinen Streichen
die Liebe selbst zu erreichen?
immer inniger mit dem Haupt sich an Isolde schmiegend
Stürb' ich nun ihr,
der so gern ich sterbe,
wie könnte die Liebe
mit mir sterben,
die ewig lebende
mit mir enden?
Doch stürbe nie seine Liebe,
wie stürbe dann Tristan
seiner Liebe?

ISOLDE
Doch unsre Liebe,
heisst sie nicht Tristan
und --- Isolde?
Dies süsse Wörtlein: und,
was es bindet,
der Liebe Bund,
wenn Tristan stürb',
zerstört' es nicht der Tod?

TRISTAN
sehr ruhig
Was stürbe dem Tod,
als was uns stört,
was Tristan wehrt,
Isolde immer zu lieben,
ewig ihr nur zu leben?

ISOLDE
Doch dieses Wörtlein: und ---
wär' es zerstört,
wie anders als
mit Isoldes eignem Leben
wär' Tristan der Tod gegeben?

Tristan zieht, mit bedeutungsvoller Gebärde, Isolde sanft an sich

TRISTAN
So stürben wir,
um ungetrennt,
ewig einig
ohne End',
ohn' Erwachen,
ohn' Erbangen,
namenlos
in Lieb' umfangen,
ganz uns selbst gegeben,
der Liebe nur zu leben!

ISOLDE
wie in sinnender Entrücktheit zu ihm aufblickend
So stürben wir,
um ungetrennt ---

TRISTAN
ewig einig
ohne End' ---

ISOLDE
ohn' Erwachen ---

TRISTAN
ohn' Erbangen ---

BEIDE
namenlos
in Lieb' umfangen,
ganz uns selbst gegeben,
der Liebe nur zu leben!

Isolde neigt wie überwältigt das Haupt an seine Brust

BRANGÄNES STIMME
wie vorher
Habet acht!
Habet acht!
Schon weicht dem Tag die Nacht.

TRISTAN
lächelnd zu Isolde geneigt
Soll ich lauschen?

ISOLDE
schwärmerisch zu Tristan aufblickend
Lass mich sterben!

TRISTAN
ernster
Muss ich wachen?

ISOLDE
bewegter
Nie erwachen!

TRISTAN
drängender
Soll der Tag
noch Tristan wecken?

ISOLDE
begeistert
Lass den Tag
dem Tode weichen!

TRISTAN
Des Tages Dräuen
nun trotzten wir so?

ISOLDE
mit wachsender Begeisterung
Seinem Trug ewig zu fliehn.

TRISTAN
Sein dämmernder Schein
verscheuchte uns nie?

ISOLDE
mit grosser Gebärde ganz sich erhebend
Ewig währ' uns die Nacht!

Tristan folgt ihr, sie umfangen sich in schwärmerischer Begeisterung

BEIDE
O ew'ge Nacht,
süsse Nacht!
Hehr erhabne
Liebesnacht!
Wen du umfangen,
wem du gelacht,
wie wär' ohne Bangen
aus dir er je erwacht?
Nun banne das Bangen,
holder Tod,
sehnend verlangter
Liebestod!
In deinen Armen,
dir geweiht,
ur-heilig Erwarmen,
von Erwachens Not befreit!

TRISTAN
Wie sie fassen,
wie sie lassen,
diese Wonne ---

BEIDE
Fern der Sonne,
fern der Tage
Trennungsklage!

ISOLDE
Ohne Wähnen ---

TRISTAN
sanftes Sehnen;

ISOLDE
ohne Bangen ---

TRISTAN
süss Verlangen.
Ohne Wehen ---

BEIDE
hehr Vergehen.

ISOLDE
Ohne Schmachten ---

BEIDE
hold Umnachten.

TRISTAN
Ohne Meiden ---

BEIDE
ohne Scheiden,
traut allein,
ewig heim,
in ungemessnen Räumen
übersel'ges Träumen.

TRISTAN
Tristan du,
ich Isolde,
nicht mehr Tristan!

ISOLDE
Du Isolde,
Tristan ich,
nicht mehr Isolde!

BEIDE
Ohne Nennen,
ohne Trennen,
neu' Erkennen,
neu' Entbrennen;
ewig endlos,
ein-bewusst:
heiss erglühter Brust
höchste Liebeslust!

Sie bleiben in verzückter Stellung


DRITTE SZENE
Brangäne stösst einen grellen Schrei aus

KURWENAL
stürzt mit entblösstem Schwerte herein
Rette dich, Tristan!

Er blickt mit Entsetzen hinter sich in die Szene zurück. Marke, Melot und Hofleute, in Jägertracht, kommen aus dem Baumgange lebhaft nach dem Vordergrunde und halten entsetzt der Gruppe der Liebenden gegenüber an.
Brangäne kommt zugleich von der Zinne herab und stürzt auf Isolde zu. Diese, von unwillkürlicher Scham ergriffen, lehnt sich, mit abgewandtem Gesicht, auf die Blumenbank.Tristan, in ebenfalls unwillkürlicher Bewegung, streckt mit dem einen Arm den Mantel breit aus, so dass er Isolde vor den Blicken der Ankommenden verdeckt. In dieser Stellung verbleibt er längere Zeit, unbeweglich den starren Blick auf die Männer gerichtet, die in verschiedener Bewegung die Augen auf ihn heften. Morgendämmerung

TRISTAN
nach längerem Schweigen
Der öde Tag
zum letztenmal!

MELOT
zu Marke
Das sollst du, Herr, mir sagen,
ob ich ihn recht verklagt?
Das dir zum Pfand ich gab,
ob ich mein Haupt gewahrt?
Ich zeigt' ihn dir
in offner Tat:
Namen und Ehr'
hab' ich getreu
vor Schande dir bewahrt.

MARKE
nach tiefer Erschütterung, mit bebender Stimme
Tatest du's wirklich?
Wähnst du das?
Sieh ihn dort,
den treuesten aller Treuen;
blick' auf ihn,
den freundlichsten der Freunde:
seiner Treue
freister Tat
traf mein Herz
mit feindlichstem Verrat!
Trog mich Tristan,
sollt' ich hoffen,
was sein Trügen
mir getroffen,
sei durch Melots Rat
redlich mir bewahrt?

TRISTAN
krampfhaft heftig
Tagsgespenster!
Morgenträume!
Täuschend und wüst!
Entschwebt! Entweicht!

MARKE
mit tiefer Ergriffenheit
Mir dies?
Dies, Tristan, mir? ---
Wohin nun Treue,
da Tristan mich betrog?
Wohin nun Ehr'
und echte Art,
da aller Ehren Hort,
da Tristan sie verlor?
Die Tristan sich
zum Schild erkor,
wohin ist Tugend
nun entflohn,
da meinen Freund sie flieht,
da Tristan mich verriet?
Tristan senkt langsam den Blick zu Boden; in seinen Mienen ist, während Marke fortfährt, zunehmende Trauer zu lesen
Wozu die Dienste
ohne Zahl,
der Ehren Ruhm,
der Grösse Macht,
die Marken du gewannst;
musst' Ehr' und Ruhm,
Gröss' und Macht,
musste die Dienste
ohne Zahl
dir Markes Schmach bezahlen?
Dünkte zu wenig
dich sein Dank,
dass, was du ihm erworben,
Ruhm und Reich,
er zu Erb' und Eigen dir gab?
Da kinderlos einst
schwand sein Weib,
so liebt' er dich,
dass nie aufs neu'
sich Marke wollt' vermählen.
Da alles Volk
zu Hof und Land
mit Bitt' und Dräuen
in ihn drang,
die Königin dem Lande,
die Gattin sich zu kiesen;
da selber du
den Ohm beschworst,
des Hofes Wunsch,
des Landes Willen
gütlich zu erfüllen;
in Wehr wider Hof und Land,
in Wehr selbst gegen dich,
mit List und Güte
weigerte er sich,
bis, Tristan, du ihm drohtest,
für immer zu meiden
Hof und Land,
würdest du selber
nicht entsandt,
dem König die Braut zu frein.
Da liess er's denn so sein. ---
Dies wundervolle Weib,
das mir dein Mut gewann,
wer durft' es sehen,
wer es kennen,
wer mit Stolze
sein es nennen,
ohne selig sich zu preisen?
Der mein Wille
nie zu nahen wagte,
der mein Wunsch
ehrfurchtscheu entsagte,
die so herrlich
hold erhaben
mir die Seele
musste laben,
trotz Feind und Gefahr,
die fürstliche Braut
brachtest du mir dar.
Nun, da durch solchen
Besitz mein Herz
du fühlsamer schufst
als sonst dem Schmerz,
dort, wo am weichsten,
zart und offen,
würd' ich getroffen,
nie zu hoffen,
dass je ich könnte gesunden:
warum so sehrend,
Unseliger,
dort nun mich verwunden?
Dort mit der Waffe
quälendem Gift,
das Sinn und Hirn
mir sengend versehrt,
das mir dem Freund
die Treue verwehrt,
mein offnes Herz
erfüllt mit Verdacht,
dass ich nun heimlich
in dunkler Nacht
den Freund lauschend beschleiche,
meiner Ehren Ende erreiche?
Die kein Himmel erlöst,
warum mir diese Hölle?
Die kein Elend sühnt,
warum mir diese Schmach?
Den unerforschlich tief
geheimnisvollen Grund,
wer macht der Welt ihn kund?

TRISTAN
mitleidig das Auge zu Marke erhebend
O König, das
kann ich dir nicht sagen;
und was du frägst,
das kannst du nie erfahren.
Er wendet sich zu Isolde, die sehnsüchtig zu ihm aufblickt
Wohin nun Tristan scheidet,
willst du, Isold', ihm folgen?
Dem Land, das Tristan meint,
der Sonne Licht nicht scheint:
es ist das dunkel
nächt'ge Land,
daraus die Mutter
mich entsandt,
als, den im Tode
sie empfangen,
im Tod sie liess
an das Licht gelangen.
Was, da sie mich gebar,
ihr Liebesberge war,
das Wunderreich der Nacht,
aus der ich einst erwacht;
das bietet dir Tristan,
dahin geht er voran:
ob sie ihm folge
treu und hold ---
das sag ihm nun Isold'!

ISOLDE
Als für ein fremdes Land
der Freund sie einstens warb,
dem Unholden
treu und hold
musst' Isolde folgen.
Nun führst du in dein eigen,
dein Erbe mir zu ziegen;
wie flöh' ich wohl das Land,
das alle Welt umspannt?
Wo Tristans Haus und Heim,
da kehr' Isolde ein:
auf dem sie folge
treu und hold,
den Weg nun zeig Isold'!

Tristan neigt sich langsam über sie und küsst sie sanft auf die Stirn. ---
Melot fährt wütend auf

MELOT
das Schwert ziehend
Verräter! Ha!
Zur Rache, König!
Duldest du diese Schmach?

TRISTAN
zieht sein Schwert, und wendet sich schnell um
Wer wagt sein Leben an das meine?
Er heftet den Blick auf Melot
Mein Freund war der,
er minnte mich hoch und teuer;
um Ehr' und Ruhm
mir war er besorgt wie keiner.
Zum Übermut
trieb er mein Herz;
die Schar führt' er,
die mich gedrängt,
Ehr' und Ruhm mir zu mehren,
dem König dich zu vermählen!
Dein Blick, Isolde,
blendet' auch ihn:
aus Eifer verriet
mich der Freund
dem König, den ich verriet!
Er dringt auf Melot ein
Wehr dich, Melot!

Als Melot ihm das Schwert entgegenstreckt, lässt Tristan das seinige fallen und sinkt verwundet in Kurwenals Arme. Isolde stürzt sich an seine Brust. Marke hält Melot zurück. Der Vorhang fällt schnell


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@ wagnerianchan



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