オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

その他対訳完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

翻訳エンジン


bose_soundlink_color_ii





KURWENAL
(喜んで跳びあがりながら)
おお、うれしや、喜ばしや!
(見張り台に突進し、彼方を眺め、息を切らして)
ああ!船だ!
北のほうから近づいてくるのが見えるぞ。

TRISTAN
(募りゆく陶酔の中で)
知らなかったとでも?
言わなかったとでも?
あのひとがなおも生きていて、
生き生きと動いていることを。
私にとってはイゾルデだけから
織り成されている世界なのに、
どうしてその世界から、
イゾルデがいなくなってしまうことがあり得よう?

KURWENAL
(見張り台から振り向きざま呼び掛け、歓呼して)
やっほー!やっほー!
勇ましく進んでくるぞ!
帆をぴんと張っているぞ!
急いでくるぞ!飛んでくるぞ!

TRISTAN
旗はどうだ?旗は?

KURWENAL
喜びの旗が、
陽気に明るく、てっぺんに!

TRISTAN
(寝床の上に高くまっすぐ身を起こしながら)
やったぞ!よろこばしや!
明るい昼の中で
私のもとへ、イゾルデが!
イゾルデが、私のもとへ!
あのひと自身は見えないのか?

KURWENAL
ちょうど今、船は
岩陰に隠れてしまいました。

TRISTAN
あの岩礁の陰にか?
危険ではないか?
あそこでは波濤が荒れ狂い、
幾多の船が難破したことか!
舵・・・誰が舵を取っているのだ?

KURWENAL
信のおける船乗りですぞ。

TRISTAN
私を裏切るのでは?
よもやメロートの一味では?

KURWENAL
私同様、お信じ下さい!

TRISTAN
おまえだって裏切り者だ!
いやな奴め!
あの人がまた見えるか?

KURWENAL
まだです。

TRISTAN
もう駄目だ!

KURWENAL
(歓呼しながら)
やっほー!やっほほほー!
過ぎたぞ!過ぎた!
幸いにもやり過ごしたぞ!

TRISTAN
(歓呼しながら)
クルヴェナール、やっほー!
もっとも誠実な友よ!
私のすべての財産を
今日にもおまえにくれてやろう。

KURWENAL
飛ぶように近づいてくる。

TRISTAN
やっとあのひとが見えるのか?
イゾルデが見えるのか?

KURWENAL
あの方です!手を振っておられます!

TRISTAN
おお、幸せな女性よ!

KURWENAL
港に、あの船が!
イゾルデ様だ!ああ!
ひとっ飛びで、
船べりから陸へと降りられた。

TRISTAN
見張り台から降りてこい、
ぼんやりと見とれているな!
降りて行け!浜へと
降りてゆくのだ!
あのひとをお助けせよ!我が妻をお助けせよ!

KURWENAL
あの方を運び上げて参ります、
我が腕力をお信じください!
だが、トリスタン様、あなたは、
この寝台に必ずやとどまっておられるのですぞ!

(クルヴェナールは急いで走り去る)


第2場

TRISTAN
(最高度に興奮して、寝床の上でのたうちながら)
おお、この太陽!
ああ、この真昼!
ああ、この歓びの
光に満ち溢れた真昼!
急きたてる血流、
歓声をあげるこころ!
かたちのない歓び、
喜ばしい熱狂!
寝床に縛り付けられたまま、
どうやってこれが耐えられようか?
さあ、いざ、あそこへ、
心の臓が脈打つところへ!
勇者トリスタンが、
歓喜の力にみちて、
死からわが身を
もぎ離したのだ!
(高くまっすぐ身を起して)
血の流れる傷をかかえて、
私はかつてモロルトと戦った、
血の流れる傷をかかえて、
今日はイゾルデを手に入れるのだ!
(傷にあてがった包帯をひきちぎって)
さあ、我が血よ!
陽気に流れるがいい!
(寝床から転げ落ち、前方によろめきながら)
私の傷を
永遠にふさいだあのひと・・・
勇者のようにあのひとは近づく、
私を癒しに、あのひとは近づく!
私の歓呼に満ちた切迫の前に、
この世界は消え去ってしまうがいい!

(ふらついて舞台中央に出てくる)

ISOLDE
(舞台の陰から)
トリスタン!いとしい人!

TRISTAN
(おそろしいばかりに興奮して)
何だと、光が聞こえるのか?
たいまつだ、ああ!
たいまつが消える!
あのひとのもとへ!あのひとのもとへ!

(イゾルデが息を切らして走り寄ってくる。トリスタンは、わが身を支えきれずに、よろめきながら、彼女を迎えに駆けよる。舞台中央で二人はぶつかり、彼女は腕の中に彼を迎え入れる。トリスタンは腕の中でゆっくりと地面に崩れ落ちる)


ISOLDE
トリスタン!ああ!

TRISTAN
(死にかけて彼女を見上げながら)
イゾルデ!

(死ぬ)

ISOLDE
ああ!私よ、私よ、
いとしい友よ!
起きて、もう一度だけ
私の呼ぶ声を聞いてください!
イゾルデが呼んでいるのです、
イゾルデが来たのです、
誠実を貫き、トリスタンとともに死ぬために。
黙りこくったままなの?
ただひと時だけ、
ただひと時だけ、
目覚めていてください!
あまりに切ない日々を
この女はあこがれながら起きていましたが、
それは、なおひと時を
あなたとともに起きているがためでした。
イゾルデを騙すの?
トリスタンはイゾルデを騙して、
この唯一の
永遠に短い
最後のこの世の幸せを奪い去るの?
傷は?どこなの?
私に治させてください!
歓びに満ちて気高く、
私たちはあの夜を分ちあったわね・・・
ですから、この傷のために、
この傷のために、死ぬことはないのです。
私たち二人が一つになって初めて
生命の光は消えるのです!
濁った眼差し!
音を立てない心臓!
呼吸のかりそめの
息吹もない!
この女はいまや嘆きながら、
あなたの前に佇むだけなの?
歓びに満ちてあなたと結ばれるために、
勇んで海を渡ってきたのに。
遅すぎた!
利かん気な人!
私をこんなにも
過酷な禁令で罰するのね?
私の苦悩に満ちた罪を
いささかも宥して下さらないのね?
一言の嘆きも
あなたには言えないのね?
一度だけ、ああ!
もう一度だけ!・・・
トリスタン!・・・ああ!・・・
しいっ!目覚めたわ!
いとしい人!

(気を失って遺体の上に崩れ落ちる)


第3場
(クルヴェナールはイゾルデのすぐ後を追ってきていたが、この場面におそろしい衝撃を受けて無言で立ち会ったまま、ぴくりともせずにトリスタンを見つめていた。
いまや舞台の奥からは、こもったざわめき声と武具のガチャガチャいう音が聞こえてくる。羊飼いが城壁を乗り越えてやって来る)


【羊飼い】
(急ぎながらも小声でクルヴェナールに向かって)
クルヴェナール!おおい!
二番目の船が。

(クルヴェナールが激しく飛び上がって胸壁越しに眺めるかたわらで、羊飼いは衝撃を受けてトリスタンとイゾルデを遠くから見る)


KURWENAL
(怒りを爆発させて)
死よ!地獄よ!
手を貸してくれ!
マルケとメロートが
目に入ったぞ。
武器をもて!石をもて!
加勢してくれ!城門へ!

(羊飼いとともに城門に走っていき、急いで城門を封鎖しようとする)


【舵取り】
(突入してくる)
マルケが、大勢の男たちを引き連れて
俺の後を追ってきた。
防戦は無駄だった!
みな倒されてしまった。

KURWENAL
配置につけ!加勢してくれ!
俺が生きてるうちは、
誰にもこの中を覗かせはしない!

BRANGÄNE
(舞台の外で、下のほうから)
イゾルデ!姫様!

KURWENAL
ブランゲーネの呼び声だな?
(下のほうに向かって叫ぶ)
ここに何の用だ?

BRANGÄNE
閉めないで、クルヴェナール!
イゾルデ様はどこ?

KURWENAL
お前も裏切り者か?
呪われろ、卑劣な女!

MELOT
(外側で)
さがれ!阿呆!
そこをどけろ!

KURWENAL
(怒り狂って飛び上がる)
やったぞ!この日、
俺がお前に会えるとは!
(メロートは武装した男たちと城門の下に現れる。クルヴェナールは彼に向って突進し、地面に打ち倒す)

死ね、恥知らず!

MELOT
無念!トリスタン!

(死ぬ)

BRANGÄNE
(なおも外側で)
クルヴェナール!狂ったひと!
ねえ、勘違いなのよ!

KURWENAL
不実な女め!
(味方に向かって)
いざ!俺につづけ!
奴らを押し戻せ!

(みんなで戦う)

MARKE
(外側で)
やめろ、荒れ狂う者よ!
正気なのか?

KURWENAL
ここで荒れ狂っているのは死だ!
王よ!それ以外のものは、
何一つここでは得られないぞ!
それを求めてるのなら、さあかかって来い!

(マルケと従者に突っ込んでいく)

MARKE
(従者をしたがえ、城門の下に姿を見せ)
さがれ!狂人よ!

BRANGÄNE
(脇のほうで城壁を跳び越え、舞台の前景に走ってくる)

イゾルデ!姫様!
どうかご無事で!
なんとしたこと?ああ!
生きておいでですか?イゾルデ様!

(イゾルデの世話をする。・・・マルケは従者とともに、加勢の者ともどもクルヴェナールを城門から追い払い、中に突入してくる)


MARKE
おお、まやかしよ!妄想よ!
トリスタン、どこにいるのだ?

KURWENAL
(深傷を負って、よろめきながらマルケの前に立って舞台前方に歩んでくる)
そこに横たわっておられる・・・
だからここに・・・私は・・・横になる。

(トリスタンの足もとに崩れ落ちる)

MARKE
トリスタン!トリスタン!
イゾルデ!なんと!

KURWENAL
(トリスタンの手をつかみながら)
トリスタン!お館さま!
お怒りめさるな、
この忠義者が一緒に参ろうとも!

(死ぬ)

MARKE
死んだのか、すべて!
すべて死んだのか!
我が勇者、我がトリスタンよ!
無二の友よ、
今日もまた
お前は友を裏切るのか?
友が最高の誠意を示そうと、
やって来た今日という日にも?
目覚めるのだ!目覚めるのだ!
私の嘆きの声を聞いて目を覚ますのだ!
(遺体の上に屈み込んで泣きむせびながら)
不実にして最も誠実な友よ!

BRANGÄNE
(腕の中でイゾルデを再び正気に戻して)
起きている!生きている!
イゾルデ様!お聞きください、
私の罪の告白をお聞き及びください!
あの飲み物の秘密を
私は王に明かしたのです。
すると、心配でたまらず急いで、
王は港を出航したのですが、
それも姫様に追いつき、
姫様のことを諦めて、
ご友人に姫様を娶せるためなのです。

MARKE
なぜだ、イゾルデ、
なぜ私にこのようなことを?
かつて私にわかり得なかったことが、
こうして明るみに出されたとき、
友が無実であることを知った私は、
何とうれしかったことだろう!
このかわいい男に
お前を嫁がせようと、
帆をふくらませて、
飛ぶようにお前を追ってきたのだ。
だが不幸が
激しく荒れ狂った、
どうしてこんなことに?平和をもたらしに来たのに。
私は死の取り分を増やしてしまった・・・
妄想が苦難を積み増したのだ。

BRANGÄNE
私たちの声が聞こえないのですか?
イゾルデ!姫様!
この忠義な女の声がわからないのですか?

(イゾルデは、身の周りの何もかも聞こえなかったが、募りゆく陶酔とともに、トリスタンの遺体に視線をじっと注ぐ)


ISOLDE
おだやかに、静かに
あの方が微笑む、
目をにこやかに
あの方は見開く・・・
みなさんは見ているの?
見えないの?
ますます光を帯びて
あの方が輝くのを、
星々に照らされながら
高く身をもたげるのを?
みなさんには見えないの?
あの方の心臓が
雄々しく盛り上がり、
ゆたかに、高貴に
胸の中でふくらむのを。
両の唇から
歓喜に満ちて、おだやかに
甘い吐息が、
やわらかに吐き出されるのを・・・
みなさん!見て!
感じないの?見えないの?
この調べを聞いているのは
私だけなの?
こんなにも奇蹟に満ちて
静かに、
歓喜を嘆き、
宇宙のすべてを語り、
おだやかになだめながら、
あの方の中から響きながら、
私の中に入り込み、
自らも響きだし、
やさしく反響しながら、
私を取り巻いて鳴り渡る、この調べを!
ますます晴れやかに鳴り響きながら、
私の周りに打ち寄せてくるもの・・・
それは、やわらかな大気の
さざ波なのかしら?
それとも、歓喜にみちた
香りの大波なのかしら?
それらがふくらみ、
私の周りでざわめくとき、
吸い込めばいいの?
耳を澄ませばいいの?
それとも啜り込んで、
潜り込めばいいの?
それとも甘き香りのなかに、
消えいってしまえばいいの?
この波打つ凄まじきもののなかに、
この鳴り渡る響きのなかに、
この世界の吐息の
吹きすさぶ宇宙のすべてのなかに・・・
溺れ、
沈み・・・
我を忘れ・・・
この上なき歓び!

(イゾルデは、浄化されたように、ブランゲーネの腕に抱かれながら、トリスタンの遺体の上にやわらかに崩れ落ちる。取り巻いている人々の感動と忘我。マルケ王は遺体に十字を切る。ゆっくりと幕が下りる。)
KURWENAL
springt freudig auf
O Wonne! Freude!
Er stürzt auf die Warte und späht aus, atemlos
Ha! Das Schiff!
Von Norden seh' ich's nahen.

TRISTAN
in wachsender Begeisterung
Wusst' ich's nicht?
Sagt' ich's nicht,
dass sie noch lebt,
noch Leben mir webt?
Die mir Isolde
einzig enthält,
wie wär Isolde
mir aus der Welt?

KURWENAL
von der Warte zurückrufend, jauchzend
Heiha! Heiha!
Wie es mutig steuert!
Wie stark der Segel sich bläht!
Wie es jagt, wie es fliegt!

TRISTAN
Die Flagge? Die Flagge?

KURWENAL
Der Freude Flagge
am Wimpel lustig und hell!

TRISTAN
auf dem Lager hoch sich aufrichtend
Hahei! Der Freude!
Hell am Tage
zu mir Isolde!
Isolde zu mir!
Siehst du sie selbst?

KURWENAL
Jetzt schwand das Schiff
hinter dem Fels.

TRISTAN
Hinter dem Riff?
Bringt es Gefahr?
Dort wütet die Brandung,
scheitern die Schiffe!
Das Steuer, wer führt's?

KURWENAL
Der sicherste Seemann.

TRISTAN
Verriet' er mich?
Wär' er Melots Genoss?

KURWENAL
Trau ihm wie mir!

TRISTAN
Verräter auch du!
Unsel'ger!
Siehst du sie wieder?

KURWENAL
Noch nicht.

TRISTAN
Verloren!

KURWENAL
jauchzend
Heiha! Hei ha ha ha ha!
Vorbei! Vorbei!
Glücklich vorbei!

TRISTAN
jauchzend
Kurwenal, hei ha ha ha,
treuester Freund!
All mein Hab und Gut
vererb' ich noch heute.

KURWENAL
Sie nahen im Flug.

TRISTAN
Siehst du sie endlich?
Siehst du Isolde?

KURWENAL
Sie ist's! Sie winkt!

TRISTAN
O seligstes Weib!

KURWENAL
Im Hafen der Kiel!
Isolde, ha!
Mit einem Sprung
springt sie vom Bord ans Land.

TRISTAN
Herab von der Warte,
müssiger Gaffer!
Hinab! Hinab
an den Strand!
Hilf ihr! Hilf meiner Frau!

KURWENAL
Sie trag' ich herauf:
trau meinen Armen!
Doch du, Tristan,
bleib mir treulich am Bett.

Kurwenal eilt fort


ZWEITE SZENE

TRISTAN
in höchster Aufregung auf dem Lager sich mühend
O diese Sonne!
Ha, dieser Tag!
Ha, dieser Wonne
sonnigster Tag!
Jagendes Blut,
jauchzender Mut!
Lust ohne Massen,
freudiges Rasen!
Auf des Lagers Bann
wie sie ertragen?
Wohlauf und daran,
wo die Herzen schlagen!
Tristan der Held,
in jubelnder Kraft,
hat sich vom Tod
emporgerafft!
Er richtet sich hoch auf
Mit blutender Wunde
bekämpft' ich einst Morolden,
mit blutender Wunde
erjag' ich mir heut Isolden!
Er reisst sich den Verband der Wunde auf
Heia, mein Blut!
Lustig nun fliesse!
Er springt vom Lager herab und schwankt vorwärts
Die mir die Wunde
auf ewig schliesse ---
sie naht wie ein Held,
sie naht mir zum Heil!
Vergeh' die Welt
meiner jauchzenden Eil'!

Er taumelt nach der Mitte der Bühne

ISOLDE
von aussen
Tristan! Geliebter!

TRISTAN
in der furchtbarsten Aufregung
Wie, hör' ich das Licht?
Die Leuchte, ha!
Die Leuchte verlischt!
Zu ihr, zu ihr!

Isolde eilt atemlos herein. Tristan, seiner nicht mächtig, stürzt sich ihr schwankend entgegen. In der Mitte der Bühne begegnen sie sich; sie empfängt ihn in ihren Armen. Tristan sinkt langsam in ihren Armen zu Boden

ISOLDE
Tristan! Ha!

TRISTAN
sterbend zu ihr aufblickend
Isolde!

Er stirbt

ISOLDE
Ha! Ich bin's, ich bin's,
süssester Freund!
Auf, noch einmal
hör meinen Ruf!
Isolde ruft:
Isolde kam,
mit Tristan treu zu sterben.
Bleibst du mir stumm?
Nur eine Stunde,
nur eine Stunde
bleibe mir wach!
So bange Tage
wachte sie sehnend,
um eine Stunde
mit dir noch zu wachen:
betrügt Isolden,
betrügt sie Tristan
um dieses einzige,
ewig kurze
letzte Weltenglück?
Die Wunde? Wo?
Lass sie mich heilen!
Dass wonnig und hehr
die Nacht wir teilen;
nicht an der Wunde,
an der Wunde stirb mir nicht:
uns beiden vereint
erlösche das Lebenslicht!
Gebrochen der Blick!
Still das Herz!
Nicht eines Atems
flücht'ges Wehn! ---
Muss sie nun jammernd
vor dir stehn,
die sich wonnig dir zu vermählen
mutig kam übers Meer?
Zu spät!
Trotziger Mann!
Strafst du mich so
mit härtestem Bann?
Ganz ohne Huld
meiner Leidens-Schuld?
Nicht meine Klagen
darf ich dir sagen?
Nur einmal, ach!
nur einmal noch! ---
Tristan! --- Ha! ---
Horch! Er wacht!
Geliebter!

Sie sinkt bewusstlos über der Leiche zusammen


DRITTE SZENE
Kurwenal war sogleich hinter Isolde zurückgekommen; sprachlos in furchtbarer Erschütterung hat er dem Auftritte beigewohnt und bewegungslos auf Tristan hingestarrt. Aus der Tiefe hört man jetzt dumpfes Gemurmel und Waffengeklirr. Der Hirt kommt über die Mauer gestiegen

HIRT
hastig und leise sich zu Kurwenal wendend
Kurwenal! Hör!
Ein zweites Schiff.

Kurwenal fährt heftig auf und blickt über die Brüstung, während der Hirt aus der Ferne erschüttert auf Tristan und Isolde sieht

KURWENAL
in Wut ausbrechend
Tod und Hölle!
Alles zur Hand!
Marke und Melot
hab' ich erkannt.
Waffen und Steine!
Hilf mir! Ans Tor!

Er eilt mit dem Hirten an das Tor, das sie in der Hast zu verrammeln suchen

DER STEUERMANN
stürzt herein
Marke mir nach
mit Mann und Volk:
vergebne Wehr!
Bewältigt sind wir.

KURWENAL
Stell dich und hilf!
Solange ich lebe,
lugt mir keiner herein!

BRANGÄNE
aussen, von unten her
Isolde! Herrin!

KURWENAL
Brangänes Ruf?
Hinabrufend
Was suchst du hier?

BRANGÄNE
Schliess nicht, Kurwenal!
Wo ist Isolde?

KURWENAL
Verrät'rin auch du?
Weh dir, Verruchte!

MELOT
ausserhalb
Zurück, du Tor!
Stemm dich nicht dort!

KURWENAL
wütend auffahrend
Heiahaha! Dem Tag,
an dem ich dich treffe!
Melot, mit gewaffneten Männern, erscheint unter dem Tor. Kurwenal stürzt sich auf ihn und streckt ihn zu Boden
Stirb, schändlicher Wicht!

MELOT
Weh mir, Tristan!

Er stirbt

BRANGÄNE
noch ausserhalb
Kurwenal! Wütender!
Hör, du betrügst dich!

KURWENAL
Treulose Magd!
Zu den Seinen
Drauf! Mir nach!
Werft sie zurück!

Sie kämpfen

MARKE
ausserhalb
Halte, Rasender!
Bist du von Sinnen?

KURWENAL
Hier wütet der Tod!
Nichts andres, König,
ist hier zu holen:
willst du ihn kiesen, so komm!

Er dringt auf Marke und dessen Gefolge ein

MARKE
unter dem Tor mit Gefolge erscheinend
Zurück! Wahnsinniger!

BRANGÄNE
hat sich seitwärts über die Mauer geschwungen und eilt in den Vordergrund
Isolde! Herrin!
Glück und Heil!
Was seh ich? Ha!
Lebst du? Isolde!

Sie müht sich um Isolde. --- Marke mit seinem Gefolge hat Kurwenal mit dessen Helfern vom Tore zurückgetrieben und dringt herein

MARKE
O Trug und Wahn!
Tristan, wo bist du?

KURWENAL
schwer verwundet, schwankt vor Marke her nach dem Vordergrund
Da liegt er ---
hier --- wo ich --- liege.

Er sinkt bei Tristans Füssen zusammen

MARKE
Tristan! Tristan!
Isolde! Weh!

KURWENAL
nach Tristans Hand fassend
Tristan! Trauter!
Schilt mich nicht,
dass der Treue auch mit kommt!

Er stirbt

MARKE
Tot denn alles!
Alles tot!
Mein Held, mein Tristan!
Trautester Freund,
auch heute noch
musst du den Freund verraten?
Heut, wo er kommt,
dir höchste Treue zu bewähren?
Erwache! Erwache!
Erwache meinem Jammer!
Schluchzend über die Leiche sich herabbeugend
Du treulos treuster Freund!

BRANGÄNE
die in ihren Armen Isolde wieder zu sich gebracht
Sie wacht! Sie lebt!
Isolde! Hör mich,
vernimm meine Sühne!
Des Trankes Geheimnis
entdeckt' ich dem König:
mit sorgender Eil'
stach er in See,
dich zu erreichen,
dir zu entsagen,
dir zuzuführen den Freund.

MARKE
Warum, Isolde,
warum mir das?
Da hell mir enthüllt,
was zuvor ich nicht fassen konnt',
wie selig, dass den Freund
ich frei von Schuld da fand!
Dem holden Mann
dich zu vermählen,
mit vollen Segeln
flog ich dir nach.
Doch Unglückes
Ungestüm,
wie erreicht es, wer Frieden bringt?
Die Ernte mehrt' ich dem Tod,
der Wahn häufte die Not.

BRANGÄNE
Hörst du uns nicht?
Isolde! Traute!
Vernimmst du die Treue nicht?

Isolde, die nichts um sich her vernommen, heftet das Auge mit wachsender Begeisterung auf Tristans Leiche

ISOLDE
Mild und leise
wie er lächelt,
wie das Auge
hold er öffnet ---
seht ihr's Freunde?
Seht ihr's nicht?
Immer lichter
wie er leuchtet,
stern-umstrahlet
hoch sich hebt?
Seht ihr's nicht?
Wie das Herz ihm
mutig schwillt,
voll und hehr
im Busen ihm quillt?
Wie den Lippen,
wonnig mild,
süsser Atem
sanft entweht ---
Freunde! Seht!
Fühlt und seht ihr's nicht?
Hör ich nur
diese Weise,
die so wunder-
voll und leise,
Wonne klagend,
alles sagend,
mild versöhnend
aus ihm tönend,
in mich dringet,
auf sich schwinget,
hold erhallend
um mich klinget?
Heller schallend,
mich umwallend,
sind es Wellen
sanfter Lüfte?
Sind es Wogen
wonniger Düfte?
Wie sie schwellen,
mich umrauschen,
soll ich atmen,
soll ich lauschen?
Soll ich schlürfen,
untertauchen?
Süss in Düften
mich verhauchen?
In dem wogenden Schwall,
in dem tönenden Schall,
in des Welt-Atems
wehendem All ---
ertrinken,
versinken ---
unbewusst ---
höchste Lust!

Isolde sinkt, wie verklärt, in Brangänes Armen sanft auf Tristans Leiche. Rührung und Entrücktheit unter den Umstehenden. Marke segnet die Leichen. Der Vorhang fällt langsam


Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ wagnerianchan



|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|