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"道化師"

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資料


訳者より

  • マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と並び称されるヴェリズモ・オペラの大傑作、もっともカヴァレリアの方は引き締まった台本が700行くらいで収まっているのに対し、このパリアッチョの方は2幕物の上に、登場人物が誰も彼も饒舌なのでテキストはその倍くらいあり、けっこう翻訳は骨でした。また身体的にハンデを負っているトニオに対する罵倒の言葉にはちょっと使うのが憚れるものがいくつもありましたが、あまりに変に言いかえるのも不自然ですのであえて使わせて頂いたところがございます。ご容赦頂ければ有難く存じます。
  • 「カヴァレリア」もこの「パリアッチョ」も舞台は人情が濃密そうな南イタリア、しかも「カヴァレリア」は4月の復活祭、そしてこの「パリアッチョ」は8月15日の聖母昇天祭と、いずれもキリスト教ゆかりのお祭りの日に起こった殺人劇です。しかし花であふれる春爛漫の爽やかさの中で展開していく「カヴァレリア」がどこか覚めた雰囲気が敬虔な雰囲気の中で空回りするように展開していくのに対して、こちらはギラギラ照りつける真夏の太陽の下で、汗が飛び散るような暑苦しい展開で話が流れて行きます。
  • 一緒に上演されることも多いふたつの作品ですが、そんな風にスタイルは相当違うので統一感のある舞台にするのはかなり難しいのではないかと思ったりもします。
  • なお幕切れのところ。「喜劇はこれで終わりです」というキメの台詞を言うのはこのオペラの初演ではこの舞台の狂言回しを務めるバリトンのトニオです。ですがこれは初演の時にこの役をやった歌手のために作曲者があえてそうしたのであって、元々は妻とその愛人を刺殺したカニオにこの台詞を言わせようと作曲者も考えていたのだ、という説もあり、実際にカニオにこの台詞を言わせる上演もけっこうあります。確かにその方がドラマは劇的な幕切れを迎えますが、プロローグの口上を受けてトニオがやっぱり最後を締める、というスタイルもまた捨てがたいものがあります。今回の訳ではテンプレートのイタリア語に合わせてカニオの台詞になっていますが、ここでバリトンのトニオの声がしても決して驚かないでください。

Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ 藤井宏行

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