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管理人より

  • こちらに掲載している原語リブレットはどうやらホーフマンスタールの生台本だったようで、シュトラウスが音楽を付けてない部分や追加した詩句があるようです。生台本は話のつながりがスムーズな点もあるということで、wagnerianchanさまはそのまま訳出してくれました。管理人がシュトラウスがカットした原語部分をグレーにする処理を行っています。通常のリブレット日本語対訳はこちらをご覧ください。

第1幕

(ウィーン旧市街のホテルのサロン。中央に観音開きの扉がある。舞台右手前方には窓があり、そのずっと奥のほうにはドアがある。舞台左手にも同じようなドアがある。サロンは1860年代様式の豪華な新品の調度品で飾られている)
(アデライーデはトランプ占いの女と一緒に舞台左手のテーブルに向かって腰かけている。少年の服を着たズデンカは、舞台右手の別のテーブルで、書類の整理をしている)

KARTENAUFSCHLÄGERIN<トランプ占いの女
先ほどよりも、いいカードですわ。

ADELAIDE
ああ、ありがたい!
(ノックの音)
いい所なのに、邪魔しないでよ!

ZDENKA
(中央の扉に駆けて行き、渡されたものを受け取る)
父は外出中ですし、母は頭痛で出られません!
後ほどお越しを・・・。また請求書か!

ADELAIDE
(拒否するように手を振りながら)
今は無理よ!どっかに置いといて!

ZDENKA
請求書がこんなにたまってしまったよ。

ADELAIDE
しいっ、静かにして!・・・カード占いの結果は?
心配でたまらないわ!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
(カードの上に身をかがめて)
ご安心のほどを。遺産が近づいてきていますよ・・・
ゆっくりと!

ADELAIDE
(心配そうに手をよじりながら)
それじゃだめよ!もう待てないわ!
もはや残された希望は一つ。
アラベラがすぐに結婚すること!
その件について、カードは何と?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
カードは、すべてを鏡のように映し出します。
父親・・・これはあなたのご主人ですわね。
ああ、ご主人は心労に取り巻かれて、お先真っ暗。
それでも一戦を、勝負を・・・ああ、またも
大金を失ってしまいました。

ADELAIDE
マリア様、お助けを!
可愛いあの娘が、私を救ってくれますように!
お願いでございます。あの娘の婚約は・・・
成立しないの?
あたし達の信用は、がた落ちなのよ。あなた!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
(長い間、カードを見つめて)
士官の登場です。

ADELAIDE
士官ですって?あら、いやだ!

ZDENKA
(独り言で)
それは、マッテオだ!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
ちがう!本命は、この男ではない!

ADELAIDE
そうでなくちゃ!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
彼方から登場する見知らぬ紳士・・・それが花婿。

ADELAIDE
エメラルド・ブローチを、あなたにあげるわ。
もしも、今の予言が、
今週中に実現すれば!

KARTENAUFSCHLAGERIN
(まるで預言の書を解読するように、ゆっくりと)
その紳士は遠方より現れます。手紙に呼ばれて来るのです。

ADELAIDE
遠くから?
ならば、それはエレメル伯爵だわ。間違いない!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
大きな森・・・そこからやって来るのです。

ADELAIDE
やはりそう!エレメルよ!ああ、お話のとおりよ!
素晴らしいわ!・・・
でも、なぜ、あの方、グズグズしているのかしら?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
いいえ、グズグズしているのは、女のほう。

ADELAIDE
(歓声をあげて)
ガラスみたいに人の心が見えるのね!
あの子は、言いようもないほどプライドが高いからねえ。
ああ、神様、
少しプライドを捨てさせるようにしてください!
美しいのと同じぐらい、プライドが高いんだから。

(ノックの音。ズデンカは扉に駆けて行く)

ZDENKA
だめです!今はとても!

(また請求書を受け取り、テーブルの上に投げ出す)

ADELAIDE
どうしたのよ?そんなに眉をひそめて?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
(カードを見て考えこむ)
美しいお嬢さんと、
その裕福な紳士の間に割り込もうとしている者がいる!

ADELAIDE
ああ、マリア様、そんなことがございませんように!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
(カードの上に身をかがめ)
あらっ?
奥様には、もう一人娘さんがいらっしゃるのですか?
存じ上げませんでした。ああ、これは本当に危険な状況!


ADELAIDE
(小声で)
お静かに!
我が家の秘密にかかわることなのですから!

(ズデンカは舞台右手で聞き耳を立てている)

KARTENAUFSCHLÄGERIN
どうして、いきなり下の娘さんなど現れるのでしょう?
この子が、お姉さんに不幸をもたらすのです!

ADELAIDE
お願いだから、声を静かに!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
(カードを見ながら)
この姉妹は、引き離さねばなりません!
さもないと、全てが水の泡ですよ!

ADELAIDE
(占い女に顔を寄せて)
何が見えているのです?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
大げんかの勃発。仲違い。
花婿が去って行きます!
何てひどい言葉!それも赤の他人にまで!

ADELAIDE
ああ、神様、何とかして!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
こんな災厄が起こるのは、すべて
あの金髪の小娘と、士官のせいですわ。

ADELAIDE
(テーブルの脇にくずれ落ちて)
天にまします天使たち!
心労の絶えぬ母親の嘆きを
聞いて下さいまし!

ZDENKA
(こわごわと)
ママ!

ADELAIDE
ズデンカ!静かにしてて!
こんなことなど気にしないで!
(体を起こし、ズデンカを指差しながら小声で)
しいっ!実は、娘とはあの子なのです!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
あの若い殿方が?

ADELAIDE
娘なのですが、
男みたいにやんちゃなので、
ずっと男の子として育ててきたのです。
この街で二人の娘を身分相応に育てるほど
私達は金持ちでもありませんしね。
ですが、あの子は、姉をとても愛しています。
姉のためにならないことをするはずはないのですが?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
カードは嘘をつきませんわ。
こちらには士官。あちらにはブロンド娘。
鞘からサーベルが抜かれれば、
花婿のほうは引き下がります。
このカードの結果に、ご留意くださいませ!

ADELAIDE
(立ち上がる)
あなたは、私を救う天使!
さあ、私の部屋へ!もう一度、運だめしを!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
カードの結果は取り消せませんよ。

ADELAIDE
さあさあ、早く!お願いよ。
(舞台右手の隣室へと退場)

ZDENKA
(積み重なって山となった請求書を手にして、
文面を読む)
みんなお金の催促ね!裁判するぞと脅かしている!
ええっ?私が全然知らないことまで書いてある。
私達がこの街を離れようとしているなんて!
ああ!そうなったら何もかも終わりだわ!
あの人の姿ももう見られない!
(不安に駆られて舞台左手のドアへ駆け寄り、耳を澄ます)
あの占い女の声がする・・・
アラベラに何かが迫っているって。
きっと、士官のことだわ。
ママの声がする・・・
あの男を出入り禁止にする、ですって?
ずいぶん面目を潰されたからね。
でも、出入り禁止なんて?大変だ。そうなったら・・・あの人自殺しちゃうわ・・・しかも、みんなが、お姉さんのせいだと知るんだわ・・・それにしても、お姉さん・・・
自分がどんなに愛されているか分かっているくせに!
(ドアを通って外に出て行く)
ああ、神様。私達が旅立つ羽目になどならないようにして下さい!パパが賭けに勝ちますように!ゲルツのおばさんが亡くなってくれれば!ベッラがマッテオのことを一番愛してくれれば・・・。
マッテオは幸せになり、私達も惨めな思いをしなくて良くなるのに!
そうなってくれるなら、
私なんか犠牲になってもいい・・・
一生、男の服を着て、何もかも諦めたっていいわ!

(ノックの音。ズデンカが中央の扉に向かって行く。ドアが外から丁寧に開けられると、マッテオが入って来る。猟兵部隊の制服を着て、手に帽子を持っているが、サーベルは持っていない)

ZDENKA
(驚いて顔を青くして)
マッテオ!

MATTEO
ズデンコ!君か!一人かい?

ZDENKA
(小声で、不安そうに)
母さんが部屋にいる。

MATTEO
で、アラべラは?

ZDENKA
取り巻き連中と、リング通りを散歩中さ。

MATTEO
(一歩前に出て)
ぼくあてには何も届いてないかい?
伝言とか、手紙とかは?
(ズデンカは悲しそうに首を振る)
じゃあ、昨日の晩は?

ZDENKA
姉さんは、母さんと一緒に
オペラに行ったよ。

MATTEO
(嫉妬にかられて)
お母さんとだけかい?

ZDENKA
(ためらいつつ)
ママと、3人の伯爵と一緒だったと思うよ。

MATTEO
今日の午後は?

ZDENKA
(ためらいつつ、不安そうに)
伯爵たちが、そりに乗って迎えに来るはずさ。
ぼくも行かなきゃ・・・きっと付き人が必要だろうから。

MATTEO
(ひどくショックを受けて)
あの人とぼくとの仲は、もう終わったんだ!
君がいなければ、彼女が何をしているのかすら
分かりゃしない!
あの人はぼくに、時々、気の無い、
うつろな眼差しを投げるだけだ!

ZDENKA
でも、お姉さんは君を愛しているよ!
ぼくを信じて!ぼくには分かるよ!

MATTEO
(顔を輝かせて)
ズデンコ、ぼくの友達は君だけだ!分かるって?お姉さんが君にそう打ち明けたのかい?

ZDENKA
知っての通り、お姉さんは本心を出さない人だから
言葉でなんか言わないさ。
でも、ぼくには分かるのさ・・・
3日前だって君に手紙を書いて、
君はとても幸せだったじゃないか?

MATTEO
ああ、3回目だった・・・
天から来た手紙のようだった!
それなのに、また、よそよそしい態度で冷たくするなんて!どう理解すればいいんだ?どう我慢しろと?なあ、ズデンコ。

ZDENKA
(小声だが、重々しく)
それが女心というものさ。女の人は、より多くのものを与えたいと思うけど・・・決してそれを外に表したりはしない。姉さんは、ひどく恥ずかしがり屋さんだからね。

MATTEO
ねえ、君!それがわかるぐらいなら、
きっと、ぼくの気持ちだって、分かるだろ・・・
(ズデンカの腕をつかむが、ズデンカはあわてて身をもぎ離す)
どんな時間なのか分かるかい・・・
ぼくが、どんなことを考えると思うんだい・・・
あの人が、ぼくをまるで空気のように見るだけで、
ぼくが再現を願い、そのためだけに生きている
あの愛のしるしを全く見せてくれない時間に!

ZDENKA
(あわてて)
分かったよ。また手紙を持って行くさ、
今日か明日のうちには!

MATTEO
(迫るように)
今日中だよ!君のほかに友はいないんだ!
男の約束だ・・・
信じているぞ!
でも、君すら、もはや信じられなくなったら、
きっと別の結末になる!

ZDENKA
(不安に満ちて)
何だって?どうなるのさ?マッテオ。

MATTEO
(とても暗い声で)
明日、隊に行って、
ガリチアへの転属を願い出るんだ。
それも何の役にも立たず、
そこでもアラベラを忘れられないようなら、
解決策は一つ・・・このリボルバー拳銃さ。

ZDENKA
ああ、何てことを!

MATTEO
忘れないでほしい。ぼくを救うのは君だ!
(駆け去って行く)

ZDENKA
(危険と困難に取り巻かれ、興奮と不安で気を失いそうになりながら)
あの人を助けねば・・・ああ、でも!私は・・・私のことは誰が助けてくれるのよ!そんな手紙ならいくらでも書けるほど、言葉は次々見つけ出せるし、夢の中でも思い付いたりしてしまう・・・。
だけど、私がお姉さんに成り代わって、甘い愛の言葉を書いたって、そんな手紙が何の役に立つのよ!
むしろ考えないといけないのは、お姉さんの心に響いて、この人こそ私が愛するにふさわしい人だと、お姉さんに思わせる言葉なのに。
そちらは余りに難しくて、私にはうまくできない。・・・なんでこうもうまくいかないのかしら。

ARABELLA
(舞台の右側から現れる。帽子とヴェールをかぶり、毛皮のジャケットを羽織っている。その後ろには付き添いの少女)
ありがとう、お嬢さん。
明日また同じ時間に迎えに来てね。
今日はもう結構よ。さようなら。

(付き添いの少女は退場)

ARABELLA
(帽子とジャケットを脱ぐ。
ふと円卓上のバラの花束に気がつく)
きれいなバラね!軽騎兵が持ってきたんじゃない?
(バラを手に取る)

ZDENKA
何だって?軽騎兵?

ARABELLA
外国旅行者のボディーガードの軽騎兵よ!

ZDENKA
違うわ。マッテオからよ。

(それを聞くと、アラベラはすぐにバラを放り投げる・・・ズデンカは、花瓶に活けなおす)

ZDENKA
(穏やかな声で)
あの男の花は、いつもこうされてしまう!
それなのに、あの男は、毎日新しいのを持って来る。

ARABELLA
(そっけなく)
ああ・・・よして!あそこにもブーケがあるけど?

ZDENKA
あれはエレメルからさ。
あそこの香水はドミニクから。
あのシガレットホルダーはラモラルからさ。

ARABELLA
(さげすむように)
あの3人!みんなして無駄遣いして、同じ女に夢中だなんて・・・。
いっそ3人そろって私と婚約すればいいんだわ!

ZDENKA
あいつらにそんな価値はないよ・・・多少なりとも価値がある男は一人だけ・・・それは、この人さ!
(マッテオからの花束を、アラベラに差し出す)

ARABELLA
ああ、よしてよ!まだしも、あの3人のほうが楽しくって中身のある人達だわ。

ZDENKA
(非難する口調で)
よくもそんなことを!マッテオより中身があるなんて!
あの男は、お姉さんを心底愛しているのに・・・
あんなに心を込めて・・・。

ARABELLA
(さげすむように)
そのうえ全力でね!
でも、残念ながら力不足よ!

ZDENKA
(激しい口調で)
そんな罪なことを!好きだったこともあったじゃないか!

ARABELLA
そうかもね!「だった」のよ!
そんな時は過ぎた・・・まさに、あなたの言う通り。

ZDENKA
気をつけて!お姉さんのそんな言葉を聞いたら、
あの男は、きっと死んでしまうよ。

ARABELLA
(軽い調子で)
男なんて、そんなにすぐに死ぬものですか!

ZDENKA
(ますます激しい口調で)
本当に死ぬかも!あんなに想い焦がれているんだから!

ARABELLA
(ズデンカの様子を見ながら)
ズデンカくん?まるで、ママみたいにヒステリックな言い方ね!
立場をわきまえたほうが良くないかしら!

ZDENKA
あの男の苦しみを見たら、胸が痛んだんだ!

ARABELLA
(ズデンカのほうを見ないで)
あの人のことが好きなんじゃないの?

ZDENKA
(地団太を踏んで)
あの男は、友達だよ!
この世でただ一人の友達なんだ!

ARABELLA
(あらためて、ズデンカの様子をしげしげと見る)
ズデンカくんは、この頃少しあぶない感じね。
どうやら、世間にも女であることを宣言して、
この仮面舞踏会を終わらせる時が来たんじゃないかしら。

ZDENKA
死ぬまで男のままでいるよ。女になんかなりたくない・・・
お姉さんみたいな女には。
プライドは高いし、コケットで、その上冷たい女になんか!

ARABELLA
おやおや!やっぱり、もう潮時ね!

ZDENKA
(激しい口調で)
お姉さんが、あなたにふさわしいたった一人の男の心を踏みにじらなくなったら、女に戻るよ!

ARABELLA
(とても真剣になって)
あの男は、私にふさわしい人じゃない!
そんな男じゃないわ。
だから、怖れることもない。
私にふさわしい人は、
あたしに愛想を尽かされるような人じゃない!

ZDENKA
お姉さんの言い草ったら、まるで魔女みたいだよ!

ARABELLA
(椅子に腰掛けて)
まじめよ!
あなたに本当のことを打ち明けているの!
私がこういう女であることに、
私は何の責任もないわ。
男の人って、私の頭の中で急にふくれあがったかと思うと、
またすぐに何でもない存在になってしまうの!
まるで脳裏をかすめただけのように、すぐ・・・
でも、なぜなのかはわからない!
問いかけてはみるけれど、
その問いへの答えを、私は朝から晩まで考えても見つけられない。まるで私の意志とは関係ないみたいに、
心が急旋回して、
その人から離れて行くの。
でも、あたしに何の責任があるというの・・・
私にふさわしい人が・・・
この世に一人いるならば・・・
目の前にそんな人がいきなり現れて、
私を見つめ、私も見つめ返したら、
もう疑ったり問いかけたりはしないわ。
私は幸せになり、
その方に、子供のように素直に従います。

ZDENKA
(少し間を置いたあと、愛情を込めてアラベラを見つめながら)
私には、お姉さんが分からない。
言っていることが正しいのかどうかも・・・。
理解するにはお姉さんを愛しすぎてしまっている!
私の望みは、お姉さんが幸せになることだけ・・・
お姉さんにふさわしい人と幸せになる!
そのお手伝いをしたいの。
(心を込め、アラベラと声を合わせるが、まるで独り言のように)
あのトランプ占い師は、お見通しだったんだわ・・・
お姉さんは光に包まれるけど、
私は暗闇の中へと落ちていく。
美しくて優しいお姉さん・・・私は去ります。
去りながら清めます・・・お姉さんの行く道を。

ARABELLA
私にふさわしい人が・・・
この世に一人いるならば・・・
目の前にそんな人がいきなり現れて、
私を見つめ、私も見つめ返したら、
もう疑ったり問いかけたりはしないわ。
私は幸せになり、
その方に、子供のように素直に従います。
ERSTER AUFZUG

Salon in einem Wiener Stadthotel. Flügeltür in der Mitte. Rechts vorne ein Fenster, weiter rückwärts eine Tür. Links gleichfalls eine Tür. Der Salon ist reich und neu möbliert im Geschmack der 1860er Jahre.
Adelaide mit der Kartenaufschlägerin an einem Tisch links. Zdenka in Knabenkleidern, rechts, beschäftigt auf einem andern Tischchen Papiere zu ordnen

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Die Karten fallen besser als das letzte Mal.

ADELAIDE
Das gebe Gott!
Es klopft
Nur keine Störung jetzt!

ZDENKA
läuft an die Mitteltür. Man gibt ihr von draussen etwas herein
Mein Vater ist nicht hier, die Mutter hat Migräne!
Kommen Sie später. - Es ist wieder eine Rechnung!

ADELAIDE
abwinkend
Jetzt nicht! leg sie dorthin!

ZDENKA
Es liegen schon so viele da.

ADELAIDE
Still, still! - Wie liegen unsre Karten?
Die Sorge und die Ungeduld verzehren mich!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
über die Karten gebeugt
Beruhigen Sie sich. Die Erbschaft rückt schon näher - nur langsam!

ADELAIDE
mit gerungenen Händen
Nein, wir können nicht mehr warten!
Es - gibt nur eine Hoffnung
die baldige Vermählung meiner Arabella!
Was sagen Ihre Karten, liebste Frau!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Sie zeigen alles wie in einem Spiegel:
Den Vater seh ich, Ihren Herrn Gemahl -
o weh, die Sorge steht ihm nah -ganz finster ist's um ihn.
Er kämpft, er spielt - o weh, und er verspielt schon wieder
die grosse Summe.

ADELAIDE
Heilige Mutter Gottes!
Komm mir zu Hilfe durch mein schönes Kind!
Um Gottes Willen, die Verlobung -
ist sie nah?
Unser Credit ist sehr im Wanken, liebste Frau!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
betrachtet lange die Karten
Da steht der Officier.

ADELAIDE
Ein Officier? o weh!

ZDENKA
vor sich
Matteo!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Nein! der ist der Eigentliche nicht!

ADELAIDE
Das will ich hoffen!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Von dort herüber kommt der fremde Herr, der Bräutigam.

ADELAIDE
Die Brosche mit Smaragden ist Ihr Eigentum
wenn Ihre Prophezeiung Wahrheit wird,
in dieser Woche!

KARTENAUFSCHLAGERIN
langsam, wie das Schicksalsbuch entziffernd
Er kommt von weiter her. Ein Brief hat ihn gerufen.

ADELAIDE
Von weiter her?
Es ist Graf Elerner, kein Zweifel!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Ich sehe einen grossen Wald: dort kommt er her.

ADELAIDE
Das ist er! Elemer! o wie Sie ihn beschreiben!
Herrlich! -
Doch warum zögert er?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Die Zögerung kommt von ihr.

ADELAIDE
jubelnd
Sie sehen durch die Menschen wie durch Glas!
Das ist ihr namenloser Stolz.
O Gott,
erweiche ihren Stolz!
Er ist so gross wie ihre Schönheit.

Es klopft. Zdenka eilt an die Tür

ZDENKA
Nein, jetzt ist es ganz unmöglich!

Sie empfängt wieder eine Rechnung, die sie hinlegt

ADELAIDE
Was meinen Sie? was runzeln Sie die Stirn?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
über die Karten sinnend
Es drängt sich wer hinein
zwischen die schöne Tochter und den reichen Herrn!

ADELAIDE
Heilige Mutter Gottes, lass es nicht geschehen!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
über die Karten gebeugt
Wie?
haben Euer Gnaden eine zweite Tochter?
Das war mir nicht bekannt. Oh, das wird eine ernstliche Gefahr!

ADELAIDE
leise
Leise!
Sie rühren hier an ein Familiengeheimnis!

Zdenka rechts, horcht herüber

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Wo kommt das zweite Mädchen da auf einmal her?
Sie bringt das Unheil über ihre Schwester!

ADELAIDE
Um Himmelswillen, leise!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
über den Karten
Halten Sie die Schwestern auseinander!
Sonst geht noch alles fehl!

ADELAIDE
dicht bei ihr
Was ist es, das Sie sehen?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Ich sehe einen grossen Streit - Entzweiung
Der Bräutigam will fort!
Es fallen fürchterliche Worte! fremde Leute hören zu!

ADELAIDE
Du grosser Gott im Himmel!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Alles Übel
kommt von der kleinen Blonden und dem Officier.

ADELAIDE
kniet neben dem Tisch nieder
Ihr Engelscharen droben,
hört das Flehen einer Mutter
in ihrer Herzensangst!

ZDENKA
ängstlich
Mama!

ADELAIDE
Zdenka! bleib still und kümmre dich um nichts was hier geschieht!
Auf, leise; auf Zdenka deutend
Leise! sie ist es!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Dort der junge Herr?

ADELAIDE
Sie ist ein Mädchen.
Weil sie wild war wie ein Bub
hat man sie weiterhin als Buben laufen lassen.
Wir sind nicht reich genug, in dieser Stadt
zwei Mädchen standeswürdig auszuführen. -
Allein sie liebt die ältre Schwester über alle Massen
wie könnte sie ihr Böses tun?

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Die Karten lügen nicht.
Da steht der Officier. Da steht das blonde Mädchen.
Gezogne Säbel seh ich, und der Bräutigam zieht sich zurück.
Die Karten warnen Sie!

ADELAIDE
steht auf
Sie sind mein guter Engel!
Hier in mein Zimmer! Sie versuchen es noch einmal!

KARTENAUFSCHLÄGERIN
Die Karten nehmen nichts zurück.

ADELAIDE
Schnell, schnell! Ich fleh Sie an.
Zieht sie ins Nebenzimmer rechts

ZDENKA
nimmt die Rechnungen zur Hand, die sich angehäuft haben, sieht hinein
Sie wollen alle Geld! Sie drohn mit den Gerichten!
Was? davon weiss ja ich gar nichts: sie schreiben:
sie haben schon gehört dass wir verreisen wollen!
Oh! dann ist alles aus!
Dann seh ich ihn nie mehr!
Sie läuft in ihrer Angst an die Tür links und horcht
Sie sagt:
der Arabella droht etwas -
von einem Officier.
Er darf nicht mehr ins Haus,
sagt die Mama,
sie wird compromittiert von ihm.
Nicht mehr ins Haus? O Gott - dann bringt er sich ja um -
und alle wissen drum:
es ist wegen ihr -
und sie - dann endlich weiss sie, wie er sie geliebt hat !!
Geht weg von der Tür
Mein Gott, lass das nicht zu, dass wir verreisen müssen!
Lass den Papa gewinnen! Lass in Goerz die Tante sterben!
Mach dass die Bella den Matteo über alles liebt
und dass er glücklich wird, und dass wir nicht mehr arm sind!
Aufopfern will ich mich dafür -
mein Leben lang
in Bubenkleidern laufen und Verzicht auf alles tun!

Es klopft. Sie geht an die Mitteltür. Indem wird die Tür von aussen vorsichtig aufgemacht und Matteo tritt ein, in Jägeruniform, die Kappe in der Hand, aber ohne Säbel

ZDENKA
erblasst
Matteo!

MATTEO
Zdenko! du! Bist du allein?

ZDENKA
leise, ängstlich
Da drin ist die Mama.

MATTEO
Und Arabella?

ZDENKA
Sie ist spazieren auf dem Ring mit der Begleiterin.

MATTEO
einen Schritt näher
Und nichts für mich?
Kein Wort? kein Brief?
Zdenka schüttelt traurig den Kopf
Und gestern abend?

ZDENKA
War sie in der Oper
mit der Mama.

MATTEO
eifersüchtig
Mit der Mama allein?

ZDENKA
zögernd
Ich glaub mit der Mama und den drei Grafen.

MATTEO
Und nachmittag?

ZDENKA
zögernd, ängstlich
Sie kommen mit Schlitten und holen sie ab -
ich soll auch mit: ein Chaperon muss doch dabei sein.

MATTEO
tief getroffen
Dahin ist es gekommen zwischen mir und ihr!
Hätt ich nicht dich, ich wüsste nicht einmal mehr was sie tut!
Sie hat nichts mehr für mich als hie und da
einen halb finstern halb zerstreuten Blick!

ZDENKA
Und doch hat sie dich lieb!
Glaub mir! Ich weiss es, ich!

MATTEO
aufleuchtend
Zdenko, mein einziger Freund! du weisst's? Sie hat es dir gestanden?

ZDENKA
Du weisst: sie ist verschlossen wie das Grab,
mit Worten sagt sie's nicht.
Ich weiss es halt - und hat sie dir nicht vor drei Tagen den Brief geschrieben,
über den du selig warst?

MATTEO
O dreimal selig -
wie vom Himmel war der Brief!
Dann aber geht sie wieder kalt und fremd an mir vorbei!Wie soll ich das begreifen - und ertragen, Zdenko - wie?

ZDENKA
leise, wichtig
So ist ein Mädel. Geben will ein Mädel mehr und mehr -
nur zeigen will sie nichts. Sie schämt sich halt so furchtbar.


MATTEO
Wie du das weisst, du lieber Bub!
So weisst du auch -
er fasst Zdenka am Arm, sie macht sich sogleich los
 - was das für Stunden sind
und was da für Gedanken Herrschaft haben über mich
wenn sie so durch mich durchschaut wie durch leere Luft -
und du mir nicht ein Zeichen bringst
von dem ich wieder hoffen kann und leben!

ZDENKA
hastig
Gewiss. Ich bring dir wieder einen solchen Brief
heut oder morgen!

MATTEO
drängend
Heute noch! Du bist mein einziger Freund!
Gib mir dein Manneswort -
auf dich verlass ich mich!
Und wenn ich mich auf dich nicht mehr verlassen könnte,
dann käme etwas andres!

ZDENKA
angstvoll
Was? was käme dann, Matteo?

MATTEO
sehr finster
Dann stünd ich morgen beim Rapport und bäte um Versetzung nach Galizien.
Und wenn mir das nichts hilft und ich auch dort
die Arabella nicht vergessen kann -
dann gibts halt einen Ausweg: den Revolver.

ZDENKA
Mein Gott im Himmel!

MATTEO
Denk daran, wie du mir hilfst!
Er eilt weg

ZDENKA
fast sinnlos vor Aufregung und Angst zwischen so vielen Gefahren und Schwierigkeiten
Ihm helfen - o mein Gott! Und mir, wer hilft denn mir!
Die Wörter hätt ich wohl in mir für hundert solche Briefe -
und auch die Schrift die treff' ich ja im Schlaf -
was aber hilft ihm denn der Brief, wenn ich für sie
die zärtlichen verliebten Wörter schreibe!
Die Wörter muss ich finden die ins Herz ihr gehn
dass sie erkennt den Einzigen der es verdient von ihr geliebt zu sein -
Das ist das Schwerere und wenn 's mir nicht gelingt - hab ich verspielt.

ARABELLA
ist von rechts eingetreten, in Hut, Schleier und Pelzjacke, hinter ihr die Begleiterin
Ich danke, Fräulein.
Holen Sie mich morgen um die gleiche Zeit,
für heute brauch ich sie nicht mehr. Adieu.

Begleiterin geht ab

ARABELLA
legt den Hut und die Jacke ab. Sie sieht die Rosen, die auf einem Guéridon stehen
Die schönen Rosen! Hat die ein Husar gebracht?
Sie nimmt die Rosen

ZDENKA
Wie? ein Husar?

ARABELLA
Der Leibhusar von einem fremden Reisenden!

ZDENKA
Nein. Sie sind von Matteo.

Arabella legt die Rosen schnell weg - Zdenka tut sie wieder in die Vase

ZDENKA
sanft
So gehst du mit seinen Blumen um!
Und trotzdem bringt er neue jeden Tag.

ARABELLA
kurz
Ah, lass ! - Und dort das andere Bukett?

ZDENKA
Vom Elemer.
Und da Parfum vom Dominik, und Spitzen
vom Lamoral.

ARABELLA
spöttisch
Die drei! Verlumpen Geld zu dritt, verlieben sich zu dritt ins gleiche Mädel -
am End verloben sie sich auch noch alle drei mit mir!

ZDENKA
Nichts wert sind sie - und etwas wert ist nur der eine -
d e r!
Sie hält ihr Matteos Rosen entgegen

ARABELLA
Ah, lass! Die drei sind lustiger und haben mehr in sich.


ZDENKA
vorwurfsvoll
Kannst du das sagen! Mehr in sich als der Matteo!
Er liebt dich doch aus seiner ganzen Seele,
aus seinem ganzen Herzen -

ARABELLA
spöttisch
und aus allen seinen Kräften!
Nur sind die Kräfte halt nicht gross!

ZDENKA
heftig
Versündig dich nur nicht! Du hast ihn lieb gehabt!

ARABELLA
Vielleicht !
Gehabt! So ists vorbei: du sagst es selbst.

ZDENKA
Gib acht dass er dich das aussprechen hört!
Es wär sein Tod.

ARABELLA
leichthin
Mannsbilder sterben nicht so schnell!

ZDENKA
heftiger
Es wär sein Tod! anbeten tut er dich!

ARABELLA
sieht sie an
Zdenkerl, du hast schon ganz den exaltierten Ton von der Mama! Pass auf auf dich!

ZDENKA
Weils mir das Herz umdreht, wie ich ihn leiden seh!

ARABELLA
ohne sie anzusehen
Bist du verliebt in ihn?

ZDENKA
stampft auf
Sein Freund bin ich!
Sein einziger Freund auf dieser Welt!

ARABELLA
sieht sie wieder aufmerksam an
Zdenkerl, in dir steckt was Gefährliches seit letzter Zeit.
Mir scheint, Zeit wärs, dass du ein Mädel wirst
vor aller Welt und dass die Maskerad ein End hat.

ZDENKA
Ich bleib ein Bub bis an mein End. Ich will nicht eine Frau sein - so eine wie du bist.
Stolz und coquett, und kalt dabei!

ARABELLA
Du, du! Mir scheint es ist sogar die höchste Zeit!

ZDENKA
heftig
Zeit wärs dass du das einzige Herz, das deiner wert ist,
nicht unter deine Füsse trittst!

ARABELLA
sehr ernst
Er ist der Richtige nicht für mich!
Er ist kein ganzer Mann.
Ich könnt mich halt vor ihm nicht fürchten.
Wer das nicht ist,
der hat bei mir verspielt!

ZDENKA
Wie eine Hexe redest du!

ARABELLA
sie hat sich gesetzt
Ich red im Ernst,
ich red die Wahrheit jetzt zu dir!
Ich kann ja nicht dafür,
dass ich so bin.
Ein Mann wird mir gar schnell recht viel
und wieder schnell ist er schon gar nichts mehr für mich!
Da drin im Kopf geschiehts, und schnell,
ich weiss nicht wie!
Es fängt zu fragen an, und auf die Fragen
find ich die Antwort nicht, bei Tag und nicht bei Nacht.
Ganz ohne meinen Willen
dreht sich dann mein Herz
und dreht sich los von ihm.
Ich kann ja nichts dafür -
aber der Richtige -
wenn's einen gibt für mich auf dieser Welt -
der wird auf einmal dastehen, da vor mir
und wird mich anschaun und ich ihn
und keine Zweifel werden sein und keine Fragen
und selig werd ich sein
und ihm gehorsam wie ein Kind.

ZDENKA
nach einer kleinen Pause, sie liebevoll ansehend
Ich weiss nicht wie du bist,
ich weiss nicht ob du Recht hast -
dazu hab ich dich viel zu lieb!
Ich will nur dass du glücklich wirst -
mit einem der's verdient!
und helfen will ich dir dazu.
Noch inniger, mehr für sich, und zugleich mit Arabella
So hat ja die Prophetin es gesehn:
sie ganz im Licht
und ich hinab ins Dunkel.
Sie ist so schön und lieb, - ich werde gehn
und noch im Gehn werd ich dich segnen, meine Schwester.

ARABELLA
aber der Richtige -
wenn's einen gibt für mich auf dieser Welt -
der wird auf einmal dastehen, da vor mir
und der wird mich anschaun und ich ihn
und keine Zweifel werden sein und keine Fragen
und selig werd ich sein
und ihm gehorsam wie ein Kind.


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@ wagnerianchan

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