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管理人より

  • こちらに掲載している原語リブレットはどうやらホーフマンスタールの生台本だったようで、シュトラウスが音楽を付けてない部分や追加した詩句があるようです。生台本は話のつながりがスムーズな点もあるということで、wagnerianchanさまはそのまま訳出してくれました。管理人がシュトラウスがカットした原語部分をグレーにする処理を行っています。通常のリブレット日本語対訳はこちらをご覧ください。

第2幕

(1860年代様式で豪華に飾られた公衆舞踏会ホールの控え室。左右には、円柱と襞付きカーテンのある待合室のような空間がある。舞台中央では、階段がギャラリーにつながっていき、そこから舞踏会の大広間を見下ろせるようになっている。大広間へは、左右の階段を通しても下りて行けるようになっている。
アラベラ、その後に続くアデライーデは、大勢の紳士達に取り巻かれながら、ギャラリーから階段をゆっくりと降りてくる。
ヴァルトナーとマンドリカは、下のほう、舞台の脇のほうに立っている。二人とも黒い上着を着て、首に巻きつけるタイプの黒いネクタイをしている)

MANDRYKA
天から舞い降りた天使のような方だ!

WALDNER
ふむ、やっとか!いつも30分遅刻するな。

MANDRYKA
ああ、ヴァルトナーさん、ヴァルトナーさん!

WALDNER
そんなに強く手を握られますと、
私は3日間カードが持てなくなってしまいます。
さあ、お出でなさい!ご紹介いたしましょう!
なぜ尻込みしているのです!

(アデライーデとアラベラは階段を下りきって、少し左寄りに進む。お付きの男たちは、後ろにとどまったままでいる)

ADELAIDE
(小声でアラベラに)
あの方よ。いろいろ言いすぎたかしら?

ARABELLA
(そちらの方を見た様子も見せずに)
ママ・・・今、本当に決定的な時なのよ!

ADELAIDE
ひどく真っ青ね!ねえ、具合でも悪いの?
座りましょうか?それとも出て行きましょうか?

ARABELLA
いいえ、ほっといて、ママ。
ほんのちょっと、一人にしといて。

(アデライーデは、二人の男達に近づいて行く)

WALDNER
(アデライーデを迎えながら)
どうしたんだ?

ADELAIDE
あの子に少し時間をあげて!

WALDNER
何のために?

ADELAIDE
急に不安になったみたい。
あの子の性格を知ってるでしょ。

WALDNER
そんな馬鹿なこと言っている場合か!
お前にマンドリカ氏を紹介しよう。

(アデライーデが差し出した手に、マンドリカはキスをする)

ARABELLA
(皆のもとに来て)
ママ・・・来たわよ。

WALDNER
我が娘アラベラです。

(マンドリカは深々とお辞儀をする。アデライーデは、ヴァルトナーを舞台袖に連れて行き、二人は舞台右側へと退場する。マンドリカは何一つ言葉を発することなくアラベラを見つめている)

ARABELLA
こんな場所に興味のあるお方には
見えませんけれど。
(扇子であおぎながら)
どうして、ここにお出でになったの?

MANDRYKA
ウィーンにですか?

ARABELLA
この舞踏会にですよ!

MANDRYKA
なぜここへ来たかとおっしゃるのですね?アラベラ伯爵令嬢。

Dominik
(後ろからやって来て、アラベラをダンスに誘おうとする)
ワルツをお相手願えませんでしょうか?

ARABELLA
(ドミニクに)
また後ほど。今はこの方とお話ししているのです。

(舞台左手に進む。ドミニクは退場)

MANDRYKA
(やや間をおいて)
お父様から何も聞いておられないのですか?

ARABELLA
(腰を下ろし、扇子で
隣に座るよう合図する)
父からどんな話を聞いていれば良かったのでしょう?

ELEMER
(後ろからやって来て、アラベラに)
ワルツをお相手願えませんでしょうか?

ARABELLA
また後ほど。今はここにいたいのです。

(エレメルは一礼して去っていく)

ARABELLA
(マンドリカを見つめる)
父からどんな話を聞いていれば良かったのでしょう?

MANDRYKA
私のことを何も聞いておられないのですか?

(アラベラは、知らないと首を振る)

私には妻がおりました。美しく、天使のように清らかな妻が。
しかし、たった2年間ともに過ごしただけで、
早くも神に召されてしまったのです。
あの頃、私はまだ若く、天使のようなあの妻に
ふさわしい男ではなかったのかも知れません。
(首をうなだれる)

ARABELLA
(少し間をおいてから、ちょっといたずらっぽく)
お父様が私に伝えたかったというのは、
そのことなの?

MANDRYKA
(きわめて真面目に、ずっしりとした声で)
お許しください。農夫みたいな男なのです。
とにかく鈍くって、力が強いだけが
取り柄のような男なのです。
(突然、意を決したように)
あなたは美しい。アラベラ・・・
その美しいお顔を写真で拝見した時、
すぐに私の心は燃え上がってしまったのです。

ARABELLA
(眉をひそめながら)
いったいなぜスラヴォニアで
私の写真なぞ・・・?

MANDRYKA
(アラベラを見つめて)
なぜ写真を・・・?どうでもいいことです!
あなたは余りにも美しい!あなたの表情にひそむ魔力は、まるで蝋に押し付けて型を取ったように、私の心に刻みつけられました!いつも野や森に取り囲まれている純朴な男には、あなたの魔力はあまりにも大きすぎるのです。
いまや私は夢見る者・・・
何かに取り憑かれた男になってしまい、
心に固く決したのです。
心に固く決めてしまえば、
その通り行動せずにはおれない男なのです。

Arabella
(マンドリカの抑制しつつも激しい口調にびっくりして、立ち上がる)

MANDRYKA
(立ち上がって)
伯爵令嬢・・・外の世界は、私の世界とは違うことを忘れておりました。
ここは、私の領地の森や野原ではありませんでしたな。
不器用な話でダンスの邪魔をしたことをお許しください。


LAMORAL
(後ろからアラベラに近付いてきて)
お話し中ですが、ワルツのお相手をお願いできますでしょうか?

ARABELLA
いいえ。ラモラルさん、また後ほど。
このお方ともう少しお話ししたいのです。
もし、この方が腰を下ろしてお話しして下さればですけど。

(ラモラルは一礼して去っていく)

ARABELLA
(腰を下ろし、マンドリカにも座るよう手で促す)
父が申しておりましたわ。
あなたは私との結婚を望んでおられると・・・。
ですが、私たちがどのような者であるか、
ご存知なのですか?
世間の目に照らせば、もはやそれほどの者ではないのですよ・・・残念ながら、若干うさんくさい家族と言っても良いぐらいなのです!

MANDRYKA
アラベラ・・・あなたのお血筋は、
お顔に、きちんと表れています!
私は領民に指示を下す立場にありますが、
その私に指示を出すぐらいのことで
満足できましたら、
私に付き添って領地に帰り、
女領主となってください!
あなたはシルクの床の上で、
孔雀に餌をあげていればよいのです。
あなたより高位の身分だと
思い上がる者など一人もいません。
王様や皇帝や皇妃でもない限り・・・!
誰もそんなことを思う者はいません!

ARABELLA
(独り言で)
私にふさわしい人・・・口に出さずつぶやいたその人・・・
その私にふさわしい人が・・・一人ここにいて・・・
目の前にいきなり立ったなら・・・私そう言ったわね・・・
私を見つめ、私も見つめ返したら、
もう言い逃れたり
問いかけたりはしない・・・
いいえ!太陽の光にきらめく川面を
見つめるように、全てがはっきり見えているの!

MANDRYKA
私の屋敷の脇を明るく静かに流れるドナウ川が、
あなたを私のもとに連れて来てくれたのです!
類いなく美しい方!
(秘密をささやくかのように)
今晩、眠りにつく時には、もうそうなるのですよ・・・
君が、ぼくの領地の村娘だとしましょう。
君は、お父さまの家の裏手にある井戸に行って
清らかな水を盃に汲んでこなければなりません。
玄関で、ぼくに盃を渡した瞬間、
君とぼくとは結ばれるのです。
神の御前で、人々の面前で・・・
ああ、世界で一番美しい方!

ARABELLA
あなたのような方を、私は今まで見たことがないわ。
ご自身の生き方の流儀を常に身にまとっていて、あなたに属していないものは、まるでこの場に存在しないかのようね。

MANDRYKA
だからこそ素晴らしいものを崇めることなしには生きていられないのです。今この瞬間に、私が崇めているのはあなたです。
あなたを私の妻に選んだのです。
私が領主たるところ、
あなたは女領主となりますし、
私が支配者たるところ、
あなたもまた支配者となるでしょう!

ARABELLA
(とても小さな声で、マンドリカと声を合わせて)
あなたこそ私を支配する人、私はあなたに従います。
これからは、あなたの家が私の家。
お墓の中まで付き添ってまいります。

MANDRYKA
世界で一番美しい人・・・君を崇めずにはいられない・・・

ARABELLA
私は全てをあなたに捧げます・・・
時が果てるまでずっと。
(声音をがらっと変えつつも、真剣に)
ですが今は、お先にお帰り下さい。お願いですわ。

MANDRYKA
あなたは?

ARABELLA
ここに残ります。

(マンドリカは一礼する)

もう少し踊って、私の娘時代に別れを告げたいのです。
ほんの1時間ほどよ。お許しくださいますか?

MANDRYKA
あなたが、ここにいるのなら、
私の居場所もここにしかありません。
(アラベラは眉をひそめる)
ですが、声をかけるには
およびませんので!

(御者たちと舞踏会の客たちが大勢、舞踏会の広間から階段を上って舞台にあふれ出てくる。その中には御者舞踏会の歌姫ミッリのほか、似たような娘たちと3人の伯爵もいる)

ARABELLA
(マンドリカを見つめながら)
本当にいいの?

MANDRYKA
もちろん!さあ!お気に召すまま、するがいい!
(舞台の脇に退き、出てくる人々のために道を空けながら)

みなさま、道をおゆずりください、
東西南北ばらばらに!
少女にダンスを踊らせてあげてください。
お父様の家から嫁ぐ前に!

(とても人目を引く舞踏会用ドレスを着た可愛らしい歌姫ミッリが、手に大きなブーケを持って、舞台中央に出て来ていたアラベラに歩み寄る)


DOMINIK
(ミッリにくっついて歩きながら)
舞踏会には、女王が必要さ!
ミッリは、御者たちの触れ役。
ぼくたちは、とうに彼女に忠誠を捧げた体!

DIE FIAKERMILLI
(アラベラの前で膝を屈めてお辞儀し、ブーケを手渡す。軽々しい、ほとんど厚かましいような調子で)
ウィーンの殿方は、天文学に通じていらっしゃるわ・・・
きっと天文台のご出身なんでしょうけど、なんでこうなったのかは皆目ご存知ない!ウィーンの殿方はいとも素早く
新たなスターを探し出して、
その女性を天空の
女王になさるのだわ・・・
さあ、声をそろえて歌いましょう・・・
「あなた様こそ我らの宴の女王です!」

DIE GRAFEN UND FIAKER
さあ、声をそろえて歌いましょう・・・
「あなた様こそ我らの宴の女王です!」

(歌姫ミッリは、歌い終わると、すぐ厚かましくも大胆なヨーデルを歌い始める。ヨーデルは響き始めたワルツにつながっていく。ミッリがワルツの音色にあわせてヨーデルを歌う中を、アラベラはブーケから花を抜いて、貴族たちや御者たちに配っていく。
しまいに、ほとんど花が抜き取られてしまったブーケを彼らの方に投げると、ドミニクの手を取り、二人で舞踏会の広間へと降りて行く。すると全員がその後に続く。
マンドリカがその様子を見送った後、振り向くと、ちょうどアデライーデが舞台右手から出て来る。同時にマッテオも左手から出てくる。おどおどと彼の後を追いかけてくるズデンカは、少年の服装にもかかわらず、その上に背広のような上着を羽織り、円柱の陰に隠れている)

ADELAIDE
(マンドリカに)
あなた、おひとり?アラベラはどこ?

MANDRYKA
舞踏会の女王という務めを果たしに行きましたよ。

MATTEO
(誰もいない空間に向かって)
あのひとは、ぼくを忘れてしまったのだ・・・
あの人の美しさに酔っているこのぼくを!

ADELAIDE
お目々がきらきら輝いているわね。
どういうことかしら?

ZDENKA
(マッテオの後ろから、不安そうに)
君のことを思っているよ。
ぼくは知っているんだ、マッテオ!
お姉さんは君の瞳しか目に入らないんだ。

MANDRYKA
(アデライーデに)
ああ、伯爵夫人。あなたご自身もまだお若くて、たいそう魅力的ですよ。あの人のお母様だというのに!
いったいいかなる言葉をもってすれば、
あなたに感謝の意を伝えられましょう!
(親しさをこめて、彼女の手にキスする)

MATTEO
(一歩前に進み出て)
みんなに花を!
みんなに微笑みを!
みんなに自分自身を!
ぼくには何が残されているんだ?

ADELAIDE
(マンドリカに)
ああ、予測できましたこと?私に何が起こるかを!
私のお友達!私の男の子!私の騎士!
胸がいっぱいで、
おすそ分けしなくちゃいけないぐらい!
夫にも、娘にも!だめよ、まだここにいて!
あら、あの人だわ!
あなたを抱きしめてもらわないと!
(舞台右手へ走って退場)

ZDENKA
(切実に、やさしく、マッテオに)
すべて君のために取っておいてあるよ。
お姉さんは、君の悲しみを必要としている。
まるで、心のすべてを投げ入れる
噴水のようにね・・・。
他の人達の心は浅すぎるんだもの!

MATTEO
(放心したように口に出す)
残されたことは一つ・・・ガリツィアへ行く。
あの人を忘れるために・・・まだ間に合うならば!
もし手遅れだとしたら・・・もう一つの手段しかない!
(マッテオは前に出てくる。ズデンカは左手に取り残され、人目にも分かるほど恐怖にとらわれている)

ZDENKA
パパ!ママ!誰にも見られたくない!
どこに行くの?マッテオ?

(マッテオは舞台後方に行き、暗い顔で舞踏会の広間を見降ろす。アデライーデとヴァルトナーが舞台右側からマンドリカのほうにやって来る。ズデンカは舞台左手に姿を消す)

ADELAIDE
ああ、テオドール!ここにお出でですよ。テオドール!

WALDNER
(気さくな調子で)
どんなご様子ですかな?我が友マンドリカの甥っ子どの。
お見受けするところ、伯父様と同じく、ご婦人の扱い方を心得ておられるようですが!
まあ!どうぞ!抱擁していただけますかな!

MANDRYKA
幸運な男として、あなたの前に立てて幸せです・・・
(軽く抱擁する)
恥ずかしくなってしまうぐらい幸せなのです!
まるで、あなたが目にしている私は、
大の男ではなく、
我らの領地の村で夕方を待っている
若者のような気持ちです・・・
辺りは真っ暗で、灯がともりはじめた時のような!
ですが、若者は知っています。今その少女が自宅で待ち構えていることを。時が来れば、その娘は泉へと飛んでいき、
若者のために清らかな水を一杯汲んでくるでしょう。
暗い戸口で若者に手渡すための水を。

ADELAIDE
ああ、何と繊細な。
うっとりするような田舎のならわしですこと!
私のふるさとの空気を感じましたわ。
先祖の城館でのことです。
あそこでも村が眠りにつく時には・・・

WALDNER
(制止する身振りをして、とても急いで)
お呼びいただければ、すぐ参りますので!
(小声で)
勘弁してくれ!せっかく勝っているんだ!

(舞台右手に退場)

(マンドリカは手を高く上げ、指をパチッと鳴らす。すかさず、ヴェルコ、デューラ、ヤンケルが集まってくる。彼らは黒い燕尾服を着ているが、ボタンは金属製である)

MANDRYKA
(舞台右手で)
テーブルを持ってくるんだ。食事としよう。

(すぐに見習いをしたがえ、メニューを持った給仕係が出てくる)

MANDRYKA
(アデライーデに)
シャンパンはどうします?お命じください!

(給仕係はアデライーデにワインリストを手渡す)

ADELAIDE
モエ・シャンドンね。辛すぎず甘すぎないのを・・・
私の婚約の時もそうだったわ!

MANDRYKA
瓶で30本持ってくるんだ!
(ワインリストを指差して)
テーブルには6本、
大広間には注いで回れ・・・
あと30本!
さらに30本だ!
ヴェルコ、指示を出せ!
広間の隅にはアイスクーラーを!
広間にいると、誰が魔法にかかって
御者の姿に変えられた伯爵なのか、
誰が裏返しに服を着て
伯爵になった御者なのか、まるで分かりゃしない!
俺が楽しむように、みんな楽しむがいいさ!
どんどん注文をよこせ!

ADELAIDE
(ロブスター、雉肉、アイスクリームなどの皿を受け取りながら)

お花はないかしら?

MANDRYKA
(急いで)
気をつけるんだ、デューラ!
御者を一人、もう一人と雇って、
花屋の扉を開けるんだ。
きれいな花売り娘たちを起こして、
倉庫にある花を片っ端から出させるんだ!
馬車を花で飾れ。
赤と白の椿で飾るんだ。
あの人に花の上で踊ってもらい、
娘時代に別れを告げてもらおう!
最後に私がこの手を広げたら、
もうダンスは踊らない。
私の手のひらの上で踊るのさ!

ADELAIDE
ああ、まるで私の娘時代の夢を再び見ているみたい!
あなたは気前がいいし、力にあふれている・・・
てきぱきと命令を下すし、きっと怒った時は怖いんでしょうね・・・
あなたの醸しだす信頼感は・・・
言葉にできないほどよ!
早く私の手を取って、ギャラリーに連れて行って下さい!
ZWEITER AUFZUG

Vorraum zu einem öffentlichen Ballsaal, prunkvoll im Geschmack der 1860er Jahre. Logenartige Räume, aus Säulen und Draperien, links und rechts. In der Mitte Treppe zu einer Estrade, von der man in den eigentlichen Ballsaal hinabsieht, und zu dem man links und rechts von dieser Treppe hinabsteigt. Arabella und hinter ihr Adelaide, von mehreren Herren begleitet, steigen langsam die Treppe von der Estrade herab. Waldner und Mandryka stehen unten, seitwärts. Beide im schwarzen Frack, mit umgeschlungener schwarzer Cravatte.

MANDRYKA
Das ist ein Engel, der vom Himmel niedersteigt!

WALDNER
Na, endlich! Immer eine halbe Stund' zu spät.

MANDRYKA
O Waldner, Waldner!

WALDNER
Wenn du meine Hand so druckst
werd ich drei Tag' lang keine Karten halten können.
jetzt komm! ich stell dich vor!
Was gehst du denn zurück!

Adelaide mit Arabellaa, unten angelangt, treten etwas nach links. Die begleitenden Herren sind zurückgeblieben

ADELAIDE
leise zu Arabella
Dort steht er. Habe ich zuviel gesagt?

ARABELLA
ohne dass sie hinzusehen scheint
Mama- das ist jetzt wirklich die Entscheidung!

ADELAIDE
Du bist sehr blass! Ist dir nicht wohl, mein Kind?
Willst du dich setzen? willst du fort?

ARABELLA
Nein, lass Mama.
Nur einen Augenblick lass mich allein.

Adelaide geht auf die beiden Herren zu

WALDNER
ihr entgegen
Was ist denn?

ADELAIDE
Lass ihr einen Augenblick!

WALDNER
Zu was denn?

ADELAIDE
Eine plötzliche Beklommenheit.
Du kennst ihre Natur.

WALDNER
Jetzt ist nicht Zeit für solche Faxen!
Hier stell' ich Dir Herrn von Mandryka vor.

Adelaide reicht Mandryka die Hand, die er küsst

ARABELLA
Zu ihnen gehend
Mama, da bin ich.

WALDNER
Meine Tochter Arabella.

Mandryka verneigt sich tief. Adelaide zieht Waldner bei Seite. Sie verschwinden rechts. Mandryka sieht Arabella an, ohne ein Wort herauszubringen

ARABELLA
Sie sehn nicht aus wie jemand, den das alles da interessiert.
Indem sie sich fächelt
Was führt sie dann hierher?

MANDRYKA
Nach Wien?

ARABELLA
Hierher auf diesen Ball!

MANDRYKA
Sie fragen mich, was mich hierherführt, Gräfin Arabella?

Dominik
kommt von rückwärts, will Arabella zum Tanz holen
Darf ich vielleicht um einen Walzer bitten?

ARABELLA
zu Dominik
Später. jetzt sprech ich hier mit diesem Herrn.

Sie tritt nach links. Dominik ab

MANDRYKA
nach einer kleinen Pause
So hat Ihr Vater Ihnen nichts gesagt?

ARABELLA
setzt sich und winkt ihm mit dem Fächer, sich neben sie zu setzen
Was hätte er mir sagen sollen?

ELEMER
kommt von rückwärts zu Arabella
Darf ich vielleicht um diesen Walzer bitten?

ARABELLA
Später. Jetzt bleib ich hier.

Elemer verneigt sich und geht

ARABELLA
sieht Mandryka an
Was hätte mir mein Vater sagen sollen?

MANDRYKA
Sie wissen nichts von mir?

Arabella schüttelt den Kopf

Ich habe eine Frau gehabt, sehr schön, sehr engelsgut.
Sie ist zwei Jahre nur bei mir geblieben,
dann hat der Herr Gott sie zu sich gerufen schnell.
Zu jung war ich und noch nicht gut genug für einen solchen Engel.
Er senkt den Kopf

ARABELLA
nach einer kleinen Pause, mit ein wenig Schelmerei
Ist es das,
was mein Vater mir erzählen sollte?

MANDRYKA
sehr ernst und schwer
Verzeihen Sie, ich bin ein halber Bauer,
bei mir geht alles langsam,
aber stark.
Wie mit plötzlichem Entschluss
Sie sind schön, Arabella -
Ihr schönes Gesicht
auch auf einem Bild verbrennt schon die Seele!

ARABELLA
mit einem Stirnrunzeln
Wie kommt man eigentlich da unten in Slawonien
zu einem Bild von mir?

MANDRYKA
sieht sie an
Wie man zu einem Bild - das ist ja gleich! -
So schön sind Sie - eine Gewalt ist da in Ihren Zügen
sich einzudrücken in die Seele wie in weiches Wachs!
Über den einfachen Menschen, den Felder und Wälder umgeben, ist eine solche Gewalt sehr gross,
und er wird wie ein Träumer,
wie ein Besessener wird er und fasst den Entschluss mit der Seele,
einen ganzen Entschluss und wie er entschlossen ist, so muss er handeln.

Arabella
erschrickt vor der dumpfen Heftigkeit, steht auf


MANDRYKA
steht auf
Gräfin, ich habe vergessen wie anderswo anders die Welt ist.
Hier sind nicht meine Wälder und Felder, Sie müssen verzeihen meine unschicklichen Reden, womit ich Sie hindre am Tanzen.

LAMORAL
kommt von rückwärts zu Arabella
Darf ich jetzt stören und um einen Walzer bitten?

ARABELLA
Nein. Später, Lamoral, ich möcht mit dem Herrn da noch ein bissl reden,
wenn er - vielleicht - sich wieder niedersetzen wird.

Lamoral verneigt sich und geht

ARABELLA
setzt sich und winkt Mandryka, sich zu setzen
Sie wollen mich heirathen,
sagt mein Vater
ja haben Sie denn eine Ahnung
wer wir sind?
Wir sind nicht grad sehr viel, nach dem Mass dieser Welt -
wir laufen halt so mit als etwas zweifelhafte Existenzen!


MANDRYKA
Ihren Stammbaum, Arabella,
den tragen Sie in Ihr Gesicht geschrieben!
und wenn Ihnen genug ist über einen zu gebieten
der selbst wieder gebietet
über viele
so kommen Sie mit mir
und sei'n die Herrin!
Sie werden Pfauen weiden
auf seidenem Boden
und das wird nicht geschehen dass jemand sich dünkt über Ihnen
es sei denn der König und Kaiser und seine Kaiserin! - aber sonst niemand!

ARABELLA
vor sich
Der Richtige -
so hab' ich still zu mir gesagt,
Der Richtige, wenns einen gibt für mich,
der wird auf einmal da stehen, so hab' ich gesagt,
und wird mich anschaun und ich ihn
und keine Winkelzüge werden sein und keine Fragen,
nein, alles hell und offen, wie ein lichter Fluss, auf dem die Sonne blitzt!

MANDRYKA
So fliesst der helle stille Donau mir beim Haus vorbei,
und hat mir dich gebracht!
du Allerschönste!
Geheimnisvoll
Und heute abend noch, zur Schlafenszeit -
wärst du ein Mädchen aus der Dörfer einem meinigen,
du müsstest mir zum Brunnen gehen hinter deines Vaters Haus
und klares Wasser schöpfen einen Becher voll
und mir ihn reichen vor der Schwelle, dass ich dein Verlobter bin vor Gott und vor den Menschen,
meine Allerschönste!

ARABELLA
So wie Sie sind, so hab ich keinen Menschen je gesehn!
Sie bringen Ihre eigene Lebensluft mit sich
und was nicht Ihnen zugehört, das ist nicht da für Sie.

MANDRYKA
Darum kann ich erst leben wenn ich etwas Herrliches
erhöhe über mich, und so in dieser Stunde
erhöh ich dich, und wähle dich zu meiner Frau
und wo ich Herr bin,
wirst du Herrin sein
und wirst gebieten,
wo ich der Gebieter bin!

ARABELLA
ganz leise, mit ihm
Und du wirst mein Gebieter sein und ich dir untertan
dein Haus wird mein Haus sein, in deinem Grab will ich mit dir begraben sein -

MANDRYKA
meine Allerschönste, in dieser Stunde erhöh ich dich.

ARABELLA
so gebe ich mich dir
auf Zeit und Ewigkeit.
Ihren Ton völlig ändernd, aber ernst
jetzt aber fahren Sie nachhaus. Ich bitte Sie darum.

MANDRYKA
Und Sie?

ARABELLA
Ich bleibe noch.

Mandryka verneigt sich

Ich möchte tanzen noch, und Abschied nehmen von meiner Mädchenzeit, nur eine Stunde lang. Gewähren Sie mir die?

MANDRYKA
Wenn Sie hier bleiben,
so ist mein Platz nicht anderswo als hier.
Arabella runzelt die Stirn
Sie aber brauchen nicht
ein einziges Wort an mich zu richten!

Ein Schwarm von Fiakern und Ballgästen, darunter auch die Fiakermilli und einige solche Mädchen, und die drei Grafen, kommt aus dem Tanzsaal herauf auf die Bühne

ARABELLA
sieht Mandryka an
Darf ich?

MANDRYKA
Sie dürfen! ja! Sie dürfen alles was Sie wollen!
Indem er zur Seite tritt und den Herankommenden den Weg freigibt
Tretet auseinander, gute Menschen,
nach den vier Weltseiten auseinander!
Lasst die junge Magd ein Kleines tanze
eh vom Väterchen sie noch vermählt wird!

Die Fiakermilli, eine hübsche Person in einem sehr auffallenden Ballkleid, ein grosses Bukett in der Hand, tritt aus dem Schwarm heraus auf Arabella zu, die jetzt in der Mitte steht

DOMINIK
neben Milli tretend
Der Ball begehrt nach seiner Königin!
die Milli ist der Herold der Fiaker
wir haben unsre Huldigung ihr in den Mund gelegt!

DIE FIAKERMILLI
indem sie mit einem Knix Arabella das Bukett überreicht, leichtfertig, fast frech
Die Wiener Herrn verstehen sich auf die Astronomie:
Die könnten von der Sternwart sein und wissen gar nicht wie!
Sie finden einen neuen Stern
gar schnell heraus die Wiener Herrn
den machen sie zur Königin
an ihrem Firmament:
Zu der dann schallt es im Verein:
du sollst unsres Festes Königin sein!

DIE GRAFEN UND FIAKER
Zu der dann schallt es im Verein:
Du sollst unsres Festes Königin sein.

Die Fiakermilli geht sogleich aus ihrem Lied in ein freches übermütiges Jodeln über. Der Jodler bildet die Überleitung zu dem nun einsetzenden Walzer. Arabella, unter den Klängen des Walzers den Milli mitjodelt, nimmt Blumen aus dem Bukett und verteilt sie unter die Herren und Fiaker. Zuletzt wirft sie das ausgeplünderte Bukett unter sie und nimmt Dominiks Arm, und steigt mit ihm in den Ballsaal hinab, von allen gefolgt. Mandryka sieht ihnen nach, dann wendet er sich. Adelaide erscheint in diesem Augenblick von rechts. Matteo ist zugleich links herausgetreten, Zdenka schüchtern hinter ihm, in Knabenkleidern, aber einer Art von schwarzem Frack, sich hinter einer Säule deckend

ADELAIDE
auf Mandryka zu
Sie sind allein? Wo ist Arabella?

MANDRYKA
Wo ihre Pflicht sie ruft als Königin des Balles.

MATTEO
in die Luft
Wie sie mich vergisst - im Rausch ihrer Schönheit!


ADELAIDE
Ihre Augen leuchten.
Wie darf ich das deuten?

ZDENKA
hinter Matteo, ängstlich
Sie denkt an dich,
ich weiss es, Matteo!
Ihre Blicke nur nimmt sie in acht.

MANDRYKA
auf Adelaide zu
O Gräfin, Sie selber so jung noch, so reizend -
und Sie ihre Mutter!
mit was für Worten
womit denn auf Erden vermöchte ich Ihnen zu danken!
Er küsst ihr mit Innigkeit die Hand

MATTEO
tritt einen Schritt hervor
Die Blumen für alle!
für alle ihr Lächeln!
sie selber für alle!
was bleibt für mich?

ADELAIDE
Zu Mandryka
O könnten Sie ahnen, was in mir vorgeht!
mein Freund! mein Sohn! mein fahrender Ritter!
Zu viel für mein Herz.
Ich muss es teilen!
Zu ihm, zu ihr! Nein, bleiben Sie hier!
ich finde ihn!
er muss Sie umarmen!
Sie eilt rechts ab

ZDENKA
innig aber zart, zu Matteo
Für dich bleibt Alles:
sie braucht deine Trauer
tief wie ein Brunnen
ihre ganze Seele hineinzuwerfen -
Seicht sind die andern!

MATTEO
vor sich
Eines bleibt: fort nach Galizien,
und sie vergessen - wenn ich noch kann!
Und ist's dazu zu spät - so gibt es noch ein andres Mittel!
Er geht nach vorne, Zdenka bleibt links, aus Furcht, gesehen zu werden

ZDENKA
Der Papa! die Mama! dass keiner mich sieht!
Wohin gehst du, Matteo?

Matteo geht in den Hintergrund, starrt düster in den Ballsaal hinab. Adelaide und Waldner, von rechts, auf Mandryka zu. Zdenka verschwindet links

ADELAIDE
O Theodor! hier ist er, Theodor!

WALDNER
jovial
Wie stehst du vor mir, neveu meines alten Mandryka?
Mir scheint, du verstehst, wie man Frauen gewinnt, so gut wie der Onkel!
Na! Teschek! umarme mich schon!

MANDRYKA
Glücklich, du Guter steh ich vor euch -
leichte Umarmung
glücklich so sehr, dass ich fast muss mich schämen! -
Nicht wie ein Mann
steh ich vor euch
gar wie ein Bursch, der auf den Abend wartet -
in unseren Dörfern -
wenn alles dunkel, gelöscht sind die Feuer!
aber er weiss, im Haus ihres Vaters wartet das Mädel,
dann schlüpft sie zum Brunnen und schöpft für ihn
einen Trunk klaren Wassers:
den reicht sie ihm von der finsteren Schwelle.

ADELAIDE
O welche Zartheit,
bezaubernde ländliche Sitte!
Ich fühle die Luft meiner Heimat um mich, und das Schloss meiner Väter,
drunten schlummernd das Dorf -

WALDNER
mit einer abwehrenden Gebärde sehr eilig
Ich stehe sofort zur Verfügung!
Leise
Lass mich! ich bin im Gewinn!

Ab rechts

Mandryka hebt seine Hand und schnalzt mit den Fingern; sofort sind Welko, Djura und Jankel um ihn; alle im schwarzen Frack, aber mit Metallknöpfen

MANDRYKA
rechts
Hierher einen Tisch. Wir werden soupieren.

Sogleich ein Kellner mit einer Karte und Kellnerjungen

MANDRYKA
zu Adelaide
Welchen Champagner? befehlen Sie selber!

Kellner praesentiert Adelaide die Weinkarte

ADELAIDE
Moët-Chandon, halb herb und halb süss - der war es bei meiner Verlobung!

MANDRYKA
Dreissig Flaschen von diesem!
Er zeigt in die Weinkarte
Sechs für den Tisch
und die andern herumservieren im Saal -
und noch einmal dreissig!
und noch einmal dreissig!
Welko, du ordnest!
Eiskübel in jede Ecke!
bis sie alle im Saal da nimmermehr wissen
ob sie sind Grafen, verhext in Fiakerkutscher,
oder Fiakerkutscher,
umgekrempelt in Grafen!
Sie sollen sich freuen, wenn ich mich freue!
Befehlen weiter!

ADELAIDE
indessen man ihr Hummern, Fasanen, Eiscremen etc. praesentiert
Haben wir Blumen?

MANDRYKA
schnell
Aufpassen, Djüra!
Nimmst einen Fiaker und noch einen zweiten aufsperren lasst dir die Gärtnergeschäfte,
aufwecken die hübschen Verkäuferinnen,
ausräumen sollen sie ihre Keller!
Füllst einen Wagen an mit Rosen,
einen mit roten und weissen Camelien.
Walzer soll sie auf Blumen tanzen
Abschied nehmen von Mädchenzeiten!
Später breit ich meine Hände
sie wird nicht mehr Walzer tanzen
aber tanzen auf meinen Händen!

ADELAIDE
O wie ich den Traum meiner Mädchenzeit w ederfinde !
Grossmütig sind Sie, und voller Stärke -
knapp im Befehl, und sicherlich furchtbar im Zürnen -
welch ein Vertrauen flössen Sie ein,
O unsagbar!
Schnell Ihren Arm und führen Sie mich auf die Estrade!


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@ wagnerianchan

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