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第一幕

聖アンドレア・デラ・ヴァレ教会

右手にはアッタバンティ礼拝堂。左手の上段には布で覆われた大きなキャンバスがある。
様々な画材と、一つのバスケットが置かれている。

シーン1

アンジェロッティ
(息を切らしつつ扉から駆け込んでくる。ぼろぼろの囚人服を身にまとった彼は、恐怖に震え、疲れ果てているように見える。彼は素早く辺りを見回す)
ああ、やっと辿り着いた!
恐怖で、
誰を見ても密告者に見えてきやがる
(突如恐怖に脅かされ、彼は再びそっと辺りをうかがう。聖水盤のある支柱と、聖母マリア像を見て、安堵の吐息をもらす。)

支柱、、聖水盤、、
"マリア様の足下"
妹はそう書いてたはずだが、、
(マリア像の足下に鍵を探し、
ついに発見する)
鍵だ、、、この礼拝堂だったんだ!
(アッタヴァンティ礼拝堂を指差し、焦燥を募らせながら鍵を鍵穴に差し込む。柵を開き、礼拝堂をへ入り込んでから、もういちど柵を閉じる…そして姿を消す)


シーン2

聖具保管係
(聖具保管係が現れる。教会を掃除している。 彼の手には、絵筆の束が握られている。)
いつもこうだ!
どの絵筆も、貧しい聖職者の襟よりよっぽど汚い!
ちょっと、絵描きさん、、、ん?
(彼は、足場の上を見上げて、そこに誰もいないことに驚く )

いない!
カヴァラドッシは戻ってきてるはずだが、、

(彼は絵筆を下に置き、足場を上ると、そこのバスケットの中に目をやる、)
気のせいか。バスケットの中身は手を付けてないみたいだしな
(彼は足場から降りる。祈りのときを告げる鐘が鳴り、彼は跪き短く祈る。)
主の御使いはマリアにお告げをもたらした
そして彼女は聖霊によって神の御子を宿された。
私は主のしもべ
みことばの通りになるでしょう。
そのようにしてみことばは人となり、
我々のうちに住まわれた...


シーン3
カヴァラドッシ- 聖具保管係

カヴァラドッシ
(扉から入ってきて、跪いている聖具保管かかりを見る)
何をしてるんだ?

聖具保管係
(立ち上がって)
祈っていたんですよ
(カヴァラドッシは足場に上り、キャンバスの布をとる。そこにはマリア・マグダレーナが描かれている。大きな青い瞳と、豊かな金髪。カヴァラドッシは絵の前にたち、静かにそれを眺める。)
(カヴァラドッシに何かを言おうとして戻ってきた聖具保管係は、その絵を見て驚き、叫ぶ)

なんだこれは!あの方じゃないか!

カヴァラドッシ
(聖具保管者のほうを振り向き)
誰のだって?

聖具保管係
あの女性だ
ここ最近この教会に祈りに来ている、、
(当然のように恭しく聖母像のほうを示す。ちょうどアンジェロッティが鍵を取り出したあたりである)
実に敬虔で信心深い方だ

カヴァラドッシ
(にやりと笑って)
その通り。
彼女が熱心に祈ってる間、ばれないように
こっそりと描いてみた

聖具保管係
(愕然として)
(ああ、悪魔よ去れ!)

カヴァラドッシ
(聖具保管者に)
絵の具をかして
(聖具保管者はそれを渡す。聖具保管者が洗った絵筆を運ぶため行き来する中、カヴァラドッシはさらさらと絵を描き、時には手を止めて出来を確認する)

(突然カヴァラドッシは絵を描くのをやめて、ポケットから肖像が入りのロケットを取り出し、それを眺める)

なんて絶妙はハーモニーなんだ。
まるで違った美しさ、、
茶色の髪をしたフローリア
俺の情熱的な恋人

聖具保管係
(毒づく)
ふざけるのは聖人でなく俗人相手にしてくれよ
(筆を洗う水を汲みに行く)

カヴァラドッシ
そして、君。
金色の髪の、見知らぬ美しい人!
君の瞳は青く、
トスカの瞳は黒い

聖具保管係
(憤慨しつつ奥から戻ってきながら)
ふざけるのは聖人でなく俗人相手にしてくれよ
(再び筆を取って洗う)

カヴァラドッシ
芸術の神秘
様々な美の調和よ
この美しい人を描いていても
愛してるのはトスカ、君だけだ
(また描きはじめる)

聖具保管係
ふたりの俗女を持ち出して
聖母様に照らし合わせるなんて
地獄に落ちてしまえ。
(なおもぶつぶついいながら筆をかわかす)
ふざけるのは聖人でなく俗人相手にしてくれよ
しかしこいつが
教皇様の敵という証拠は
ないしな
(ボウルを足場の下に置き、絵筆をカヴァラドッシのそばの瓶に
入れる)
ふざけるのは聖人でなく俗人相手にしてくれよ
(カヴァラドッシのことだと身振りで示しながら)
なんて恥知らずなやつら
十字をきろう
(十字をきる)
(カヴァラドッシに)
私はもう行きますよ

カヴァラドッシ
どうぞどうぞ
(絵を描き続ける)

聖具保管係
(バスケットを指差して)
全然手をつけてないようですが
断食でもしてるんですか?

カヴァラドッシ
腹が減ってないんでね

聖具保管係
(手を拭きながら、バカにしたように)
おお!そいつは残念です
(嬉しさを抑えきれずに、バスケットを取り、自分のわきに置くと
物欲しそうに中を見つめる)

(ふた掴みのタバコを嗅ぎながら)
お帰りになるときは、鍵をすることをお忘れなく

カヴァラドッシ
(描きながら)
もー行けって

聖具保管係
行きますよ!
(立ち去る)
(カヴァラドッシは礼拝堂を背にして絵を描いている。アンジェロっティが、教会に誰もいないと思って、扉の鍵を回す)



シーン4
カヴァラドッシーアンジェロッティ

カヴァラドッシ
(鍵の音を聞いて振り向く)
誰だ?
(アンジェロッティはカヴァラドッシの動きに驚き、再び礼拝堂に
逃げ込もうとするが、そこにいるのがカヴァラドッシと気づく。
予期せぬ出会いに狂喜して、カヴァラドッシの方に
手を伸ばす)


アンジェロッティ
お前なのか!カヴァラドッシ!
神様がお前をよこしてくれたんだ!
(カヴァラドッシはアンジェロッティのことがわからず、驚いた様子で足場の上に佇む)
(アンジェロッティはカヴァラドッシにわかるように近づく)
俺がわからないのか?
(悲しげに)
投獄生活が、そんなにも俺を変えてしまったのか、、

カヴァラドッシ
(アンジェロッティだと気づき、すぐにパレットと絵筆を置くと、足場から駆け下り、アンジェロッティのもとに駆け寄り、注意深く辺りを見回す)
アンジェロッティ!
前ローマ共和国統領!
(扉の鍵を閉めに走る)

アンジェロッティ
(こっそりと)
(カヴァラドッシの方に進み)
サンタジェロ城から逃げ出して来たんだ

カヴァラドッシ
(優しく)
君のために、何でもするよ

トスカの声
マリオ!
(トスカの声を聞いたカヴァラドッシは、素早くアンジェロッティに静かにするように合図をする)

カヴァラドッシ
隠れて!
あいつはとにかく嫉妬深いやつなんだ。
とりあえず、今は追い払うから

トスカの声
マリオ!

カヴァラドッシ
(トスカの声が聞こえたドアの方に向かって)
ここだよ!

アンジェロッティ
(突然衰弱があらわになり、
足場にもたれかかる。)
本当に疲れた、、、
立っていられない、、

カヴァラドッシ
(素早く足場の上に駆け上がり、バスケットをつかむとアンジェロッティに駆け寄りそれを渡す)
この中に食べ物とワインが入ってる

アンジェロッティ
ありがとう!

カヴァラドッシ
(アンジェロッティに向かって励ますように言い、礼拝堂へと急き立てる)急いで!
(アンジェロッティ、礼拝堂に入る)


シーン5
カヴァラドッシートスカ

トスカの声
(いらいらと)
マリオ!

カヴァラドッシ
(何事もなかったかのように扉を開けて)
ここだよ!

トスカ
(不機嫌に飛び込んでくると、疑い深そうに辺りを見回す。
カヴァラドッシは彼女を抱きしめようとするが、乱暴に押しやられる。)
なんで鍵をかけてたのよ?

カヴァラドッシ
(平静を装って)
堂守が鍵をかけろって、、

トスカ
誰にしゃべってたのよ?

カヴァラドッシ
君にだよ!

トスカ
何かこそこそ言ってたじゃないの!どこなのよ!

カヴァラドッシ
誰?

トスカ
彼女よ!あの女よ!
聞いたんだからね、急いで走って行く音と、
衣擦れの音!

カヴァラドッシ
夢でも見たんじゃないか?

トスカ
違うの?

カヴァラドッシ
当然だろ!愛してるよ
(キスをしようとする)

トスカ
(優しく咎めて)
ちょっと、マリア様の前よ
ダメよ、マリオ
まずはお祈りして、このお花を飾らせて。
(彼女はマリア像の方に近づくと、その周りを持って来た
色とりどりの花で飾りだす。そして跪くと敬虔に祈り、
十字をきり、立ち上がる)
(カヴァラドッシは仕事に戻る)

ねえ、今日の夜、私歌うんだけど、
演奏会は短いのよ
楽屋口で待っててくれない?
一緒に別荘に行きましょうよ

カヴァラドッシ
(心ここにあらずで)
え、今夜?

トスカ
今夜は満月よ
夜には花の香りが私たちの心を
うっとりとさせるわ。あなた、嬉しくはない?
(カヴァラドッシの近くの段に座る)

カヴァラドッシ
(気が散った感じで)
とても

トスカ
(彼の冷たい口調に怒って)
もう一回言って!

カヴァラドッシ
とっても!

トスカ
(苛立って)
そんな言い方しないでよ
あの森の私たちの小さな隠れ家に
行きたいって思わないの?
私たちの秘密の巣、 俗世から離れた場所、
神秘と愛に満たされたあそこに?
まるで寄り添っているみたいに
夜の静寂と
星影を感じられるわ
密やかな声が立ち上っているようよ!
森や茂みや
萌え立つ草や
崩れた廃墟の奥から
タイムの香りが漂ってくるの
夜は呟きからいずるのよ
小さな愛の神々の
彼らの不実な誘惑に
心はすっかり油断してしまうの。
咲き誇る花々、広い野原、胸は躍る
月明かりの中の海風
雨にも睦み合い、時には星空の元で!
トスカは愛で燃え上がっているの!
(頭をカヴァラドッシの肩にもたせかけながら)

カヴァラドッシ
(根負けし、 しかし用心深く)
僕をすっかり君の鎖で絡め取ってしまったね
僕の魔法使い、、、行くよ!
(アンジェロッティの去った方を見て)
でも、今は僕に仕事をさせてくれ

トスカ
(驚いて)
追い払おうっていうの?

カヴァラドッシ
この仕事が急ぎだって、知ってるだろう

トスカ
(いらだって、立ち上がって)
ふん、行くわよ!
(カヴァラドッシから少し離れ、
それから彼を見ようと向き直って絵を目にし、
カヴァラドッシのところまで駆け戻って)
ちょっと、このブロンドの
女は誰なのよ?

カヴァラドッシ
(落ち着き払って)
マグダレーナさ。
どう?気に入った?

トスカ
綺麗過ぎよ!

カヴァラドッシ
(笑って)
珍しい評価だな!

トスカ
(疑い深そうに)
笑ってるのね
私、このスカイブルーの瞳、見覚えがあるわ、、

カヴァラドッシ
(平然と)
青い目の女くらいこの世にいくらでもいるだろ

トスカ
(思い出そうとして)
待って、、、確か、、、
(足場に上っていきながら)
(勝ち誇ったように)
アッタヴァンティ夫人だわ!...

カヴァラドッシ
(笑いながら)
ご名答ー!

トスカ
(嫉妬をあらわにして)
付き合ってるの?彼女あなたのこと好きなのね!
(泣きながら)
あなた、彼女を愛してるの?...

カヴァラドッシ
(彼女をなだめようとしながら)
いや、これは偶然に...

トスカ
(聞く耳をもたず、嫉妬で怒り狂って)
あの足音といい、ささやき声といい...
この女がさっきまでここにいたのねっ!

カヴァラドッシ
こっち来いよ!

トスカ
ああ! 尻軽女め!
(威嚇的に)
私に、 私に!

カヴァラドッシ
(真剣に)
本当に偶然、昨日彼女を見たんだよ
彼女はここに祈りに来てた
で、彼女に気づかれないように描いてただけだって

トスカ
誓って!

カヴァラドッシ
(真剣に)
誓うよ

トスカ
(まだ絵から目を離さずに)
この女私のことじっと見てるわ!

カヴァラドッシ
(彼女をやさしく押して足場から下ろしながら。
彼女は後ろ手にカヴァラドッシの手を握って高く掲げながら下りていく。
トスカはマリオの肩越しにほとんど絵から目を離さず下りていく)
もう行けよ!

トスカ
この女は私のこと馬鹿にしてるわ。
(下まで下りて)

カヴァラドッシ
馬鹿なこといってんじゃない!
(トスカを抱き寄せ、見つめる)

トスカ
(優しく咎めながら)
ああ、この瞳!...

カヴァラドッシ
世界中のどんな瞳も
君の黒くて情熱的な瞳には
かないっこない
僕を釘付けにするのは、
優しい愛と、怒りに満ちたこの瞳だけだ
一体この世の、他のどんな瞳が
君の美しい黒い瞳と比べられるっていうんだ

トスカ
(うっとりと、頭をカヴァラドッシの肩に持たせかけながら)
ああ、あなたってなんてよく知ってるのかしら
愛の扱いようってものを!
(魅惑的に)
じゃあ、彼女の瞳を黒く塗ってよ

カヴァラドッシ
(愛情深く)
本当に嫉妬深いな

トスカ
そうよ、嫉妬してるの
何度だって言ってやるわ

カヴァラドッシ
嫉妬深いやつ!

トスカ
あなたが私の苦しみを知れば、私のこと
許してくれるって知ってるのよ

カヴァラドッシ
君は僕の理想の女性だ
君の全てが僕にとって喜びなんだ
嵐のような怒りも、
大きな愛もね

トスカ
もう一度言って
慰めの言葉を...
もう一度言ってちょうだい!

カヴァラドッシ
僕の命、僕の弱点、僕の愛する人
いつだって言うよ、"フローリア、愛してる"
だから、もう心配しないで
いつだって言う、 "君が好きだ"

トスカ
(根負けして頼りなげに身を離して)
神よ! なんてことでしょう!
あなたったら私の髪をすっかり乱してしまったわ!

カヴァラドッシ
さ、もう行かなきゃだめだ!

トスカ
あなたは夜までここで
仕事をするのね。ねえ、誓ってくれる?
たまたまでも、たまたまでなくても
髪の色が金でも茶でも
ここに、どんな女も入れないって

カヴァラドッシ
誓う誓う、トスカ。さ、行って!

トスカ
どうしてそうやって早く追い払おうとするのよ!

カヴァラドッシ
(また嫉妬が戻って来たのを見て、優しく咎めるように)
また?

トスカ
(彼の腕の中に)
違うの、、、許して

カヴァラドッシ
(からかうように)
マリア様の前で?

トスカ
(聖母を示しながら)
とてもお優しい方ですもの!
(口づけを交わす。出口のほうへ向かいながらも、まだ絵のほうを見ている。魅惑的な口調でカヴァラドッシに)
でも、彼女の目は黒く塗ってよ!
(急いで出て行く)
(カヴァラドッシは心を奪われた様子で物思いに耽って留まる)
ATTO PRIMO

La Chiesa di Sant'Andrea della Valle.

A destra la Cappella Attavanti. A sinistra un impalcato; su di esso un gran quadro coperto da tela. Attrezzi vari da pittore. Un paniere.

SCENA PRIMA

ANGELOTTI
(vestito da prigioniero, lacero, sfatto, tremante dalla paura, entra ansante, quasi correndo. Dà una rapida occhiata intorno.)
Ah! Finalmente!
Nel terror mio stolto
Vedea ceffi di birro in ogni volto.
(torna a guardare attentamente intorno a sé con più calma a riconoscere il luogo. Dà un sospiro di sollievo vedendo la colonna con la pila dell'acqua santa e la Madonna)
La pila... la colonna...
"A piè della Madonna"
mi scrisse mia sorella...
(vi si avvicina, cerca ai piedi della Madonna e ne ritira, con un soffocato grido di gioia, una chiave)
Ecco la chiave!... ed ecco la Cappella!
(addita la Cappella Attavanti, febbrilmente introduce la chiave nella serratura, apre la cancellata, penetra nella Cappella, richiude... e scompare).


SCENA SECONDA

SAGRESTANO
(appare dal fondo: va da destra a sinistra, accudendo al governo della chiesa: avrà in mano un mazzo di pennelli)
E sempre lava!... Ogni pennello è sozzo
peggio d'un collarin d'uno scagnozzo.
Signor pittore... Tò!...
(guarda verso l'impalcato dove sta il quadro, e vedendolo deserto, esclama sorpreso:)
Nessuno! - Avrei giurato
che fosse ritornato
il Cavalier Cavaradossi.
(depone i pennelli, sale sull'impalcato, guarda dentro il paniere, e dice:)
No, sbaglio. - Il paniere è intatto.
(scende dall'impalcato. Suona l'Angelus. Il Sagrestano si inginocchia e prega sommesso:)
Angelus Domini nuntiavit Mariae,
Et concepit de Spiritu Sancto.
Ecce ancilla Domini,
Fiat mihi secundum verbum tuum.
Et Verbum caro factum est,
Et habitavit in nobis...


SCENA TERZA
Cavaradossi - Sagrestano.

CAVARADOSSI
(dalla porta laterale, vedendo il Sagrestano in ginocchio)
Che fai?

SAGRESTANO
(alzandosi)
Recito l'Angelus.
(Cavaradossi sale sull' impalcato e scopre il quadro. È una Maria Maddalena a grandi occhi azzurri con una gran pioggia di capelli dorati. Il pittore vi sta dinanzi muto attentamente osservando.) (Il Sagrestano, volgendosi verso Cavaradossi e per dirigergli la parola, vede il quadro scoperto e dà un grido di meraviglia)
Sante ampolle! Il suo ritratto!

CAVARADOSSI
(volgendosi al Sagrestano)
Di chi?

SAGRESTANO
Di quell'ignota
che i dì passati a pregar qui venìa...
(con untuosa attitudine accennando verso la Madonna dalla quale Angelotti trasse la chiave)
Tutta devota - e pia.

CAVARADOSSI
(sorridendo)
È vero. E tanto ell'era
infervorata nella sua preghiera
ch'io ne pinsi, non visto, il bel sembiante.

SAGRESTANO
(scandalizzato)
(Fuori, Satana, fuori!)

CAVARADOSSI
(al Sagrestano)
Dammi i colori!
(Il Sagrestano eseguisce. Cavaradossi dipinge con rapidità e si sofferma spesso a riguardare il proprio lavoro: il Sagrestano va e viene, portando una catinella entro la quale continua a lavare i pennelli.)
(A un tratto Cavaradossi si ristà di dipingere; leva di tasca un medaglione contenente una miniatura e gli occhi suoi vanno dal medaglione al quadro).
Recondita armonia
di bellezze diverse!...
È bruna Floria,
l'ardente amante mia...

SAGRESTANO
(a mezza voce, come brontolando)
Scherza coi fanti e lascia stare i santi!
(s'allontana per prendere l'acqua onde pulire i pennelli)

CAVARADOSSI
E te, beltade ignota,
cinta di chiome bionde!
Tu azzurro hai l'occhio,
Tosca ha l'occhio nero!

SAGRESTANO
(ritornando dal fondo e sempre scandalizzato:)
Scherza coi fanti e lascia stare i santi!
(riprende a lavare i pennelli)

CAVARADOSSI
L'arte nel suo mistero
le diverse bellezze insiem confonde;
ma nel ritrar costei
il mio solo pensiero, Tosca, sei tu!
(continua a dipingere)

SAGRESTANO
Queste diverse gonne
che fanno concorrenza alle Madonne
mandan tanfo d'Inferno.
(asciuga i pennelli lavati, non senza continuare a borbottare)
Scherza coi fanti e lascia stare i santi!
Ma con quei cani di volterriani
nemici del santissimo governo
non s'ha da metter voce!...
(pone la catinella sotto l'impalcato ed i pennelli li colloca in un vaso, presso al pittore)
Scherza coi fanti e lascia stare i santi!
(accennando a Cavaradossi)
Già sono impenitenti tutti quanti!
Facciam piuttosto il segno della croce.
(eseguisce)
(a Cavaradossi)
Eccellenza, vado?

CAVARADOSSI
Fa il tuo piacere!
(continua a dipingere)

SAGRESTANO
(indicando il cesto)
Pieno è il paniere...
Fa penitenza?

CAVARADOSSI
Fame non ho.

SAGRESTANO
(con ironia, stropicciandosi le mani)
Ah!... Mi rincresce!...
(ma non può trattenere un gesto di gioia e uno sguardo di avidità verso il cesto che prende ponendolo un po' in disparte)
(fiuta due prese di tabacco)
Badi, quand'esce chiuda.

CAVARADOSSI
(dipingendo)
Va!...

SAGRESTANO
Vo!
(s'allontana per il fondo)
(Cavaradossi, volgendo le spalle alla Cappella, lavora. Angelotti, credendo deserta la chiesa, appare dietro la cancellata e introduce la chiave per aprire).


SCENA QUARTA
Cavaradossi - Angelotti.

CAVARADOSSI
(al cigolio della serratura si volta)
Gente là dentro!!...
(al movimento fatto da Cavaradossi, Angelotti, atterrito, si arresta come per rifugiarsi ancora nella Cappella - ma - alzati gli occhi, un grido di gioia, che egli soffoca tosto timoroso, erompe dal suo petto. Egli ha riconosciuto il pittore e gli stende le braccia come ad un aiuto insperato)

ANGELOTTI
Voi? Cavaradossi!
Vi manda Iddio!
(Cavaradossi non riconosce Angelotti e rimane attonito sull'impalcato)
(Angelotti si avvicina di più onde farsi riconoscere)
Non mi ravvisate?
(con tristezza)
Il carcere m'ha dunque assai mutato!

CAVARADOSSI
(riconoscendolo, depone rapido tavolozza e pennelli e scende dall'impalcato verso Angelotti, guardandosi cauto intorno)
Angelotti! Il Console
della spenta repubblica romana!
(corre a chiudere la porta a destra)

ANGELOTTI
(con mistero)
(andando incontro a Cavaradossi)
Fuggii pur ora da Castel Sant'Angelo!...

CAVARADOSSI
(generosamente)
Disponete di me!

VOCE DI TOSCA
Mario!
(alla voce di Tosca, Cavaradossi fa un rapido cenno ad Angelotti di tacere)

CAVARADOSSI
Celatevi!
È una donna... gelosa.
Un breve istante e la rimando.

VOCE DI TOSCA
Mario!

CAVARADOSSI
(verso la porta da dove viene la voce di Tosca)
Eccomi!

ANGELOTTI
(colto da un accesso di debolezza si appoggia all'impalcato e dice dolorosamente:)
Sono stremo di forze,
più non reggo...

CAVARADOSSI
(rapidissimo, sale sull'impalcato, ne discende col paniere e lo dà ad Angelotti)
In questo panier v'è cibo e vino!

ANGELOTTI
Grazie!

CAVARADOSSI
(incoraggiando Angelotti, lo spinge verso la Cappella)
Presto!
(Angelotti entra nella Cappella.)


SCENA QUINTA
Cavaradossi - Tosca.

VOCE DI TOSCA
(chiamando ripetutamente stizzita)
Mario!

CAVARADOSSI
(fingendosi calmo apre a Tosca)
Son qui!

TOSCA
(entra con una specie di violenza, allontana bruscamente Mario che vuole abbracciarla e guarda sospettosa intorno a sé)
Perché chiuso?

CAVARADOSSI
(con simulata indifferenza)
Lo vuole il Sagrestano...

TOSCA
A chi parlavi?

CAVARADOSSI
A te!

TOSCA
Altre parole bisbigliavi. Ov'è?...

CAVARADOSSI
Chi?

TOSCA
Colei!... Quella donna!...
Ho udito i lesti
passi ed un fruscio di vesti...

CAVARADOSSI
Sogni!

TOSCA
Lo neghi?

CAVARADOSSI
Lo nego e t'amo!
(fa per baciarla)

TOSCA
(con dolce rimprovero)
Oh! Innanzi alla Madonna...
No, Mario mio,
lascia pria che la preghi, che l'infiori...
(si avvicina lentamente alla Madonna, dispone con arte, intorno ad essa, i fiori che ha portato con sé, si inginocchia e prega con molta devozione, segnandosi, poi s'alza)
(a Cavaradossi, che intanto si è avviato per riprendere il lavoro)
Ora stammi a sentir - stasera canto,
ma è spettacolo breve. - Tu m'aspetti
sull'uscio della scena
e alla tua villa andiam soli, soletti.

CAVARADOSSI
(che fu sempre soprapensieri)
Stasera!

TOSCA
È luna piena
e il notturno effluvio floreal
inebria il cor! - Non sei contento?
(si siede sulla gradinata presso a Cavaradossi)

CAVARADOSSI
(ancora un po' distratto e peritoso)
Tanto!

TOSCA
(colpita da quell'accento)
Tornalo a dir!

CAVARADOSSI
Tanto!

TOSCA
(stizzita)
Lo dici male:
Non la sospiri la nostra casetta
che tutta ascosa nel verde ci aspetta?
Nido a noi sacro, ignoto al mondo inter,
pien d'amore e di mister?
Al tuo fianco sentire
per le silenziose
stellate ombre, salir
le voci delle cose!...
Dai boschi e dai roveti,
dall'arse erbe, dall'imo
dei franti sepolcreti
odorosi di timo,
la notte escon bisbigli
di minuscoli amori
e perfidi consigli
che ammolliscono i cuori.
Fiorite, o campi immensi, palpitate
aure marine nel lunare albor,
piovete voluttà, volte stellate!
Arde a Tosca folle amor!
(reclinando la testa sulla spalla di Cavaradossi)

CAVARADOSSI
(vinto, ma vigilante)
Mi avvinci nei tuoi lacci
mia sirena, mia sirena, verrò!
(guarda verso la parte d'onde uscì Angelotti)
Or lasciami al lavoro.

TOSCA
(sorpresa)
Mi discacci?

CAVARADOSSI
Urge l'opra, lo sai!

TOSCA
(stizzita, alzandosi)
Vado! Vado!
(s'allontana un poco da Cavaradossi, poi voltandosi per guardarlo, vede il quadro, ed agitatissima ritorna verso Cavaradossi)
Chi è quella
donna bionda lassù?

CAVARADOSSI
(calmo)
La Maddalena.
Ti piace?

TOSCA
È troppo bella!

CAVARADOSSI
(ridendo ed inchinandosi)
Prezioso elogio!

TOSCA
(sospettosa)
Ridi?
Quegli occhi cilestrini già li vidi...

CAVARADOSSI
(con indifferenza)
Ce n'è tanti pel mondo!...

TOSCA
(cercando di ricordare)
Aspetta... Aspetta...
(sale sull'impalcato)
(trionfante)
E l'Attavanti!...

CAVARADOSSI
(ridendo)
Brava!...

TOSCA
(vinta dalla gelosia)
La vedi? T'ama?
(piangendo)
Tu l'ami?...

CAVARADOSSI
(procura di calmarla)
Fu puro caso...

TOSCA
(non ascoltandolo, con ira gelosa)
Quei passi e quel bisbiglio...
Ah! Qui stava pur ora!

CAVARADOSSI
Vien via!

TOSCA
Ah, la civetta!
(minacciosa)
A me, a me!

CAVARADOSSI
(serio)
La vidi ieri, ma fu puro caso...
A pregar qui venne...
Non visto la ritrassi.

TOSCA
Giura!

CAVARADOSSI
(serio)
Giuro!

TOSCA
(sempre con gli occhi rivolti al quadro)
Come mi guarda fiso!

CAVARADOSSI
(la spinge dolcemente a scendere dalla gradinata. Essa discende all'indietro tenendo alto le sue mani in quelle di Cavaradossi. Tosca scendendo ha sempre la faccia verso il quadro cui Mario dà le spalle)
Vien via!

TOSCA
Di me beffarda, ride.
(sono scesi)

CAVARADOSSI
Follia!
(la tiene presso di sé fissandola in viso)

TOSCA
(con dolce rimprovero)
Ah, quegli occhi!...

CAVARADOSSI
Quale occhio al mondo
può star di paro
all'ardente occhio tuo nero?
È qui che l'esser mio s'affisa intero.
Occhio all'amor soave, all'ira fiero!
Qual altro al mondo può star di paro
all'occhio tuo nero!...

TOSCA
(rapita, appoggiando la testa alla spalla di Cavaradossi)
Oh, come la sai bene
l'arte di farti amare!
(maliziosamente)
Ma... falle gli occhi neri!...

CAVARADOSSI
(teneramente)
Mia gelosa!

TOSCA
Sì, lo sento... ti tormento
senza posa.

CAVARADOSSI
Mia gelosa!

TOSCA
Certa sono - del perdono
se tu guardi al mio dolor!

CAVARADOSSI
Mia Tosca idolatrata,
ogni cosa in te mi piace;
l'ira audace
e lo spasimo d'amor!

TOSCA
Dilla ancora
la parola che consola...
Dilla ancora!

CAVARADOSSI
Mia vita, amante inquieta,
dirò sempre: "Floria, t'amo!"
Ah ! l'alma acquieta,
sempre "t'amo!" ti dirò!

TOSCA
(sciogliendosi, paurosa d'esser vinta)
Dio! quante peccata!
M'hai tutta spettinata!

CAVARADOSSI
Or va, lasciami!

TOSCA
Tu fino a stassera
stai fermo al lavoro. E mi prometti:
sia caso o fortuna,
sia treccia bionda o bruna,
a pregar non verrà donna nessuna!

CAVARADOSSI
Lo giuro, amore!... Va!

TOSCA
Quanto m'affretti!

CAVARADOSSI
(con dolce rimprovero vedendo rispuntare la gelosia)
Ancora?

TOSCA
(cadendo nelle sue braccia e porgendogli la guancia)
No - perdona!...

CAVARADOSSI
(scherzoso)
Davanti alla Madonna?

TOSCA
(accennando alla Madonna)
È tanto buona!
(si baciano. Avviandosi ad uscire e guardando ancora il quadro, maliziosamente gli dice:)
Ma falle gli occhi neri!...
(fugge rapidamente)
(Cavaradossi rimane commosso e pensieroso)



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