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シーン 6
カヴァラドッシーアンジェロッティ

トスカは急いで出て行く。カヴァラドッシは、遠ざかるトスカの足音を聞き、注意深く扉を半分開けて外をのぞく。誰もいないことを確認すると礼拝堂に駆け込む。アンジェロッティが後ろの扉からすぐに出てくる

カヴァラドッシ
(アンジェロッティのために扉をあける
もちろん全てのやりとりは彼に聞かれている)
彼女はすごいい娘なんだけど、
告解には何も隠さない.
彼女には黙っておいた方が賢いな.

アンジェロッティ
誰もいないか?

カヴァラドッシ
ああ。で、君の計画は?.

アンジェロッティ
今のところ国を出るか、
ローマに留まるかだな…妹の…

カヴァラドッシ
アッタヴァンティ夫人?

アンジェロッティ
ああ… 彼女が祭壇の下に
女物の服なんかを隠してくれているんだ
ドレス、ベール、扇子…
(不安げに周りを見回して)
暗くなったらすぐに、それらを
身につける

カヴァラドッシ
わかったぞ!
あの慎重な行動
熱心な祈り
僕が浮気の疑いをかけられた
あの若い美しい女性…!

ようやくわかった!
あれは妹の愛だったんだな

アンジェロッティ
あのスカルピアから俺を守るために
やってくれたんだ

カヴァラドッシ
スカルピア?! あの信仰を自分の
薄汚い欲望を満たすだけに利用する
最悪やろうか。聴聞司祭も、処刑人も
あいつの回し者だ
(力強く立ち上がって)
俺は君を守るよ、命をかけてね
しかし、日が落ちるまで待つのは危なくない
だろうか

アンジェロッティ
明るいうちに歩くのが怖いんだ…!

カヴァラドッシ
(指し示しながら)
礼拝堂は野菜畑のほうにある
その向こうは草原の中を曲がりながら
サトウキビ畑があって、僕のビラのほうにのびている

アンジェロッティ
そうだったな

カヴァラドッシ
これが鍵だ。
夜になる前には僕もそこへ行く。
さあ、衣装を着てくれ

アンジェロッティ
(祭壇の下の荷物を集めながら)
これを着るのか?

カヴァラドッシ
今じゃなくてもいいよ。人通りがなくなったら。

アンジェロッティ
(行きかけて)
じゃあな!

カヴァラドッシ
(アンジェロッティに駆け寄って)
もしも何かあったら、庭の井戸に行くんだ。
底は水だが、横穴があって、暗い部屋に
通じている
隠れるには申し分のない場所さ

(大砲の音。二人ははっと顔を見合わせる)

アンジェロッティ
城の大砲だ

カヴァラドッシ
君の脱獄に気づいたんだ
スカルピアが手下を放ってくるぞ

アンジェロッティ
行くよ

カヴァラドッシ
(突如決意して)
僕も行こう。用心にこしたことはない。

アンジェロッティ
誰か来る!

カヴァラドッシ
(興奮して)
攻撃されたら、闘うぞ!
(急いで礼拝堂から去る.)


シーン 7
聖具保管係 - 少年たちと聖歌隊 - 司祭たち - 信者たち


聖具保管係
(興奮して大声で言いながら駆け込んでくる)
いいニュースですよ!閣下!
(彼は足場の方をみて、カヴァラドッシがいないことに驚く)

もういない!なんてこった…
信仰の薄い哀れなひとには
寛大になってやることだ!
(司祭、子供達、聖歌隊があちこちから騒々しく入ってくる)

コーラス隊はここへ!
急いで!
(他の少年グループが遅れて入って来て、ようやく一緒になる)

少年たち
(戸惑って)
どこに?

聖具保管係
(聞いてきた少年を押しながら)
聖具保管室だ…

他の人々
でも何が起きたの?

聖具保管係
聞いていなかったのか?
(あえぐように)
ボナパルト…あの悪漢、
ボナパルト…

少年たち
(聖具保管係の周りを取り囲む。あとから駆け寄ってきた少年も一緒になって輪になっていく)
なに? それから?

聖具保管係
羽をもがれ、打ちのめされて、
地獄に落ちちまったのさ!

少年、ドーラス
誰がそう言ったの?
 - そんなの夢だよ!
 - そんなはずないよ!

聖具保管係
いや、確かな報告だ
今届いたばかりの情報だ

コーラス
勝利を祝いましょう!

聖具保管係
それから今夜
大きな凱旋パレードがある
ファルネーゼ宮では祝宴
それから、この特別な日のために新しい
カンタータをフローリア・トスカと
共演する!
それから教会では
神のために聖歌を歌う!
さあ、準備だ、服を着替えて
もう騒ぐんじゃないぞ!
聖具保管室へ行くんだ!

全員
(聖具保管室へ押しやろうとする保管人などおかまいなしに、歓喜に笑い声をあげてうるさくはしゃぎながら)

両方演らなくちゃ… テ・デウムを… それからグロリアだ!
王様万歳!勝利を祝おう!


シーン 8
スカルピア - 聖具保管係 - 聖歌隊 - 少年たち、他 - スポレッタ - 警官たち。(騒ぎは、皮肉な声が、その歌と笑いを遮ったときがピークだった。スカルピアだ。彼の後ろにはスポレッタと数人の警察官がひかえている)

スカルピア
(厳格に)
教会でこの騒ぎ!なんてざまだ!

聖具保管係
(おそれでつっかえながら)
すみません、素晴らしいニュースに、つい…

スカルピア
テ・デウムの練習を
(全員出て行く。聖具保管係も逃げ出そうとするが、スカルピアに引き止められる)
お前はここに残れ!

聖具保管係
(縮みあがって)
はいっ!ここから動きません!

スカルピア
(スポレッタに)
お前はすみずみまで探すんだ
徹底的に調べて足跡をつかめ

スポレッタ
承知しました!
(ふたりの警官についてくるよう示す)

スカルピア
(他の警察官に向かって)
扉を見張れ
だが気付かれんようにな!
(聖具保管係に)
さて、お前に話だが…
証言は重要だぞ。 政治犯が
聖アンジェロ城から先ほど脱獄した
(精力的に)
ヤツはここを隠れがとしたようだ…

聖具保管係
なんですって!

スカルピア
まだここにいる可能性もある
アッタヴァンティの礼拝堂はどこだ?

聖具保管係
こちらです
(扉の方にいき、それが半分空いているのを見つける)
開いている…そんな!!
違う鍵がささっている…!

スカルピア
やはりな。中に入るぞ。
(彼らは礼拝堂の中に入り、そして戻ってくる。スカルピアの手には扇子が)

(独白)
大砲を撃ったのはミスだったな。
奴らは逃げ去ったあとだが。
重大なヒントを残していったな…
この扇子だ
(行ったりきたりしながら)
誰がやつの逃亡の手引きをしたんだ?
(考え込みながら、扇子を入念に調べる。突然、紋章に気づく)


アッタヴァンティ侯爵夫人…
これは彼女の紋章!…
(教会の隅々を調べ出す。足場、絵描き道具、絵の具…。そして、聖人の顔が
アッタヴァンティにそっくりに描かれていることに気づく)

彼女のポートレートだ!
(聖具保管係に)
これを描いたのは誰だ?

聖具保管係
(さらに恐れおののいて)
騎士の
カヴァラドッシどのです…

スカルピア
あいつか!
(警官の一人が、カヴァラドッシがアンジェロッティに与えたバスケットを持って礼拝堂から戻ってくる)

聖具保管係
(それを見ながら)
ああ!あのバスケット!

スカルピア
(考えをさらに巡らせながら)
あいつだ! トスカの男だな!
容疑者のひとりだ!
ヴォルテール派だな!

聖具保管係
(バスケットをのぞきこみ)
空だ… 空になってる!…

スカルピア
さあ、どう思う?
(バスケットを持つ警官を見て)
それは何だ?…

聖具保管係
彼らはこれを礼拝堂で見つけたんです
(バスケットに向かって)
あのバスケット!

スカルピア
これを見たことがあるのか?

聖具保管係
ありますとも!
(ためらい、恐れて)
これは画家のバスケットです、しかし…ああ…

スカルピア
知ってることを全て言うんだ!

聖具保管係
(さらに恐れおののきながら、ほとんど泣きそうになって空のバスケットを差し出しつつ)
私はこのバスケットを
その画家のために、食べ物で
いっぱいにしてよこしたんです!

スカルピア
(もっと多くを探り出すように)
では彼が食べたのだろう!

聖具保管係
礼拝堂でですか?
(手で否定のしぐさをしながら)
いいえ、彼は鍵を持っていません
それに彼は食欲がなかったんです。そう言ってました。
だから私はバスケットを端によけて
おいたんです…
(バスットのあった場所を示し、そこに置く)
(スカルピアの厳しい沈黙に怯えながら)
(神よ、私を解放したまえ!)
(間)

スカルピア
(これで何もかも明らかだな…
聖具保管係の食べ物は
アンジェロッティが食べたんだ!)
(急いで入ってくるトスカに気づく)
トスカ?気づかれない方がいいな。
(トスカが入ってくるのを見て、まごついて震えながら絵描き用の足場の方へ行こうする聖具保管係に、そこにいるよう合図する。
スカルピアは聖水盤のある柱の後ろに隠れる)

(嫉妬を糧に相手を陥れるために、イアーゴはハンカチを使った…では私は扇子を使うとしよう!…)


シーン9
トスカ- スカルピア - 聖具保管係

トスカ
(カヴァラドッシがいると確信して足場に駆け寄ってくる、
が彼を見つけられない。
彼を探して落ち着きなく教会の主身廊を歩き回る)
マリオ?! マリオ?!

聖具保管係
(足場の方に歩み寄り)
画家のカヴァラドッシさんですか?
どこに行ったか、誰も知るもんですか。
彼は出て行きましたよ、
魔法を使って蒸発してしまいましたよ
(出て行く)

トスカ
だましたの? まさか!
彼は私を裏切ったりしないわ!
(泣きそうになって)

スカルピア
(見せつけるように柱の陰から登場し、
トスカはいきなり現れた彼に驚く。
スカルピアは聖水盤の祝福の聖水に指を浸す。
外では教会へ招聘する鐘の音が鳴り響いている)
親愛なるトスカさん、私の手は
あなたの小さな御手を待っているのです。
あなたにへつらうためではなく
祝福の聖水を与えるために。

トスカ
(スカルピアの指に触れ、十字を切る)
ありがとうございます。

スカルピア
ひとつ、尊い
一例をあなたはお示しです。
聖なる熱意に満ちた
あなたの妙なる芸術は
天に届いて
信仰をより高めていらっしゃる。

トスカ
(気もそぞろに、物思いに耽りながら)
恐れ入りますわ…
(その背景で民衆が教会に入ってき始める)

スカルピア
敬虔な女性の身でありながら…
あなたは舞台にも立たれる…
(意図を持って)
そして教会には、祈りにいらっしゃるというわけですな…

トスカ
(驚いて)
どういう意味ですの?…

スカルピア
ようするに、あなたは恥知らずなまねはなさらない
マッダレーナの
(絵を示して)
顔や衣装をまとって…
(はっきりとした含みをもたせて)
許されざる愛を結ぶようなまねは!

トスカ
(とっさに反応して)
なんですって?愛?証拠があるの!

スカルピア
(扇子を見せながら)
ここにあるこれは、絵を描く道具ですかな?

トスカ
(奪い取って)
扇子ですって?どこにありましたの?
(何人かの民衆が入ってくる)

スカルピア
あの足場の上ですよ。誰かさんの登場で
きっと逢瀬に水を差されたのでしょうな
そして彼女は、飛び立つ際に羽を落として行った、と…

トスカ
(扇子を検分して)
王冠!紋章!アッタヴァンティ夫人だわ!
彼女にちがいない!…

スカルピア
(狙い通りだ!)

トスカ
(感情を高ぶらせ、涙を隠そうともせずに、ここがどこであるのかもスカルピアの存在も忘れて)
そうして私は、悩ましい想いに満ちて来たのね
彼に無駄な知らせを告げるために
今夜の空は曇っていますって…
あなたに恋したトスカは
今宵は囚われの身ですって…勝利の祝宴の。
(村人と羊飼いの一団が入ってくる)

スカルピア
(もう毒が効いてきたようだな!)
(優しい声でトスカに)
おお、何があなたを傷つけたのです
優しいご婦人?…
不本意な
涙が
美しい頬を
流れては濡らしておりますよ。
優しいご婦人よ
何があなたをそれほど嘆かせるのです?

トスカ
なにも!
(何人もの貴族が、幾人かの夫人を伴ってくる)

スカルピア
(ほのめかしを強調して)
私はこの命をも捧げましょうぞ
あなたの涙をぬぐう為ならば。

トスカ
(聞く耳をもたず)
私はここで苦しんで、そうしているうちにも
彼は他の女と抱き合って、私の苦しみを嘲笑っているんだわ!

スカルピア
(毒はすっかり回ったな!)
(いくつかの市民の小集団が入ってくる)

トスカ
(にがにがしく)
こんなところで何をぐずぐずしてるのかしら?
きっと私、裏切り者たちに思い知らせてやるわ!
(ますます苦悩しながら)
ああ、なんという疑惑!
二重の恋愛のために
あの屋敷が使われているかもしれないなんて!
(深い嘆きの中で)
裏切り者!
ああ、私の大事な巣に泥を塗るなんて!
(とっさに決意して)
思い知らせてやるんだから!
(キャンバスに向き直って脅すように)
あんたなんかに今夜、彼は渡さないわ。絶対に!

スカルピア
(あきれて、非難するように)
教会の中ですぞ!

トスカ
神はお赦しくださいます… あの方は私の涙を見てらしたもの!
(わっと泣き出す。 スカルピアは彼女を立ち上がらせ、出口まで送る。彼女を慰めているように振舞いながら)
(トスカが出口に差し掛かったころ、教会には少しずつ人々が集まりだす。群集は集まってきて枢機卿の登場を待っている。何人かは跪いて祈っている)

スカルピア
(トスカを送り出してしまったあと、柱の陰に戻ってきて合図する。すぐにスポレッタが現れる)
警吏を三人…馬車を一台…
急げ!… あとをつけるのだ
彼女がどこへ向かうのか!…見られるなよ!… 注意を怠るな!

スポレッタ
承知しました!集合場所は?

スカルピア
ファルネーゼ宮だ!
(スポレッタは三人の警吏とともにすばやく出発する)
(冷笑して)
行け、トスカよ!おまえの心にスカルピアは潜んでいるぞ!…
そしてスカルピアは解き放つ
嫉妬という猛禽の翼をな。
おまえの疑惑の中に、どれほど鍵が隠されていることか!
(枢機卿は主祭壇に着き、従者たちは退場する。
スイス衛兵が両翼にいる群集を制御する)

(スカルピアは通り過ぎる枢機卿に頭を下げる)
(枢機卿はおじぎをする群集に祝福を与える)

司祭
我らの救いは、神の名のもとに

群集
天と地を創りたもうた方

司祭
神の名は褒め称えられよ

群集
いまよりとこしえに至るまで

スカルピア
(残忍に)
一石二鳥を
私は狙う。だが逆賊の頭領は
価値では劣るな。ああ、あの勝気な瞳に
宿る炎が
(エロティックな情熱を込めて)
愛にもだえてしおれていくのを
私の腕の中で見ることに比べたら…
(残酷に)
ひとつは絞首台、
もう一方は我が腕の中へ…
(身動きせず、じっと虚空を見つめる)
(全ての群集は主祭壇のほうへ注目する。
何人かは跪いている)

群集
御身を、神よ、我々は讃える
御身を賛美たてまつる!

スカルピア
(まるで夢から醒めつつあるように)
トスカ、お前は私に神をも忘れさせる!
(跪いて熱っぽく祈りに唱和する)

全員
御身、永遠の父よ
全地は御身を拝みまつる!
SCENA SESTA
Cavaradossi - Angelotti.

Appena uscita Tosca, Cavaradossi sta ascoltandone i passi allontanarsi, poi con precauzione socchiude l'uscio e guarda fuori. Visto tutto tranquillo, corre alla Cappella. Angelotti appare subito dietro la cancellata)

CAVARADOSSI
(aprendo la cancellata ad Angelotti, che naturalmente ha dovuto udire il dialogo precedente)
È buona la mia Tosca, ma credente
al confessor nulla tiene celato, ond'io mi tacqui.
È cosa più prudente.

ANGELOTTI
Siam soli?

CAVARADOSSI
Sì. Qual è il vostro disegno?...

ANGELOTTI
A norma degli eventi, uscir di Stato
o star celato in Roma... Mia sorella...

CAVARADOSSI
L'Attavanti?

ANGELOTTI
Sì... ascose un muliebre
abbigliamento là sotto l'altare...
Vesti, velo, ventaglio...
(si guarda intorno con paura)
Appena imbruni
indosserò quei panni...

CAVARADOSSI
Or comprendo!
Quel fare circospetto
e il pregante fervore
in giovin donna e bella
m'avean messo in sospetto
di qualche occulto amor!
Or comprendo!
Era amor di sorella!

ANGELOTTI
Tutto ella ha osato
onde sottrarmi a Scarpia, scellerato!

CAVARADOSSI
Scarpia?! Bigotto satiro che affina
colle devote pratiche
la foia libertina
e strumento al lascivo talento
(con forza crescente)
fa il confessore e il boia!
La vita mi costasse, vi salverò!
Ma indugiar fino a notte è mal sicuro...

ANGELOTTI
Temo del sole!...

CAVARADOSSI
(indicando)
La cappella mette
a un orto mal chiuso, poi c'è un canneto
che va lungi pei campi a una mia villa.

ANGELOTTI
M'è nota...

CAVARADOSSI
Ecco la chiave... - innanzi sera
io vi raggiungo, - portate con voi
le vesti femminili...

ANGELOTTI
(raccoglie in fascio le vestimenta sotto l'altare)
Ch'io le indossi?

CAVARADOSSI
Per or non monta, il sentier è deserto...

ANGELOTTI
(per uscire)
Addio!

CAVARADOSSI
(accorrendo verso Angelotti)
Se urgesse il periglio, correte
al pozzo del giardin. L'acqua è nel fondo,
ma a mezzo della canna, un picciol varco
guida ad un antro oscuro,
rifugio impenetrabile e sicuro!
(un colpo di cannone; i due si guardano agitatissimi)

ANGELOTTI
Il cannon del castello!...

CAVARADOSSI
Fu scoperta la fuga!
Or Scarpia i suoi sbirri sguinzaglia!

ANGELOTTI
Addio!

CAVARADOSSI
(con subita risoluzione)
Con voi verrò! Staremo all'erta!

ANGELOTTI
Odo qualcun!

CAVARADOSSI
(con entusiasmo)
Se ci assalgon, battaglia!
(escono rapidamente dalla Cappella.)


SCENA SETTIMA
Sagrestano - Allievi e Cantori della Cappella - Chierici - Confratelli.

SAGRESTANO
(entra correndo, tutto scalmanato, gridando:)
Sommo giubilo, Eccellenza!...
(guarda verso l'impalcato e rimane sorpreso di non trovarvi neppure questa volta il pittore)
Non c'è più! Ne son dolente!...
Chi contrista un miscredente
si guadagna un'indulgenza!
(accorrono da ogni parte chierici, confratelli, allievi e cantori della Cappella. Tutti costoro entrano tumultuosamente)
Tutta qui la cantoria!
Presto !...
(altri allievi entrano in ritardo e alla fine si radunano tutti)

ALLEVI
(colla massima confusione)
Dove?

SAGRESTANO
(spinge alcuni chierici)
In sagrestia...

ALCUNI
Ma che avvenne?

SAGRESTANO
Nol sapete?
(affannoso)
Bonaparte... scellerato...
Bonaparte...

ALTRI ALLEVI
(si avvicinano al sagrestano e lo attorniano, mentre accorrono altri che si uniscono ai primi)
Ebben? Che fu?

SAGRESTANO
Fu spennato, sfracellato,
è piombato a Belzebù!

ALLEVI, CANTORI, ecc.
Chi lo dice?
 - È sogno!
 - È fola!

SAGRESTANO
È veridica parola;
or ne giunse la notizia!

CORO
Si festeggi la vittoria!

SAGRESTANO
E questa sera
gran fiaccolata
veglia di gala a Palazzo Farnese,
ed un'apposita
nuova cantata
con Floria Tosca!...
E nelle chiese
inni al Signore!
Or via a vestirvi,
non più clamor!
Via... via... in sagrestia!

TUTTI
(ridendo e gridando gioiosamente, senza badare al Sagrestano che inutilmente li spinge a urtoni verso la sagrestia)
Doppio soldo... Te Deum... Gloria!
Viva il Re!... Si festeggi la vittoria!


SCENA OTTAVA
Scarpia - Sagrestano - Cantori - Allievi, ecc. - Spoletta - Birri. (Le loro grida e le loro risa sono al colmo, allorché una voce ironica tronca bruscamente quella gazzarra volgare di canti e risa. È Scarpia: dietro a lui Spoletta e alcuni sbirri)

SCARPIA
(con grande autorità)
Un tal baccano in chiesa! Bel rispetto!

SAGRESTANO
(balbettando impaurito)
Eccellenza! il gran giubilo...

SCARPIA
Apprestate per il te Deum.
(tutti s'allontanano mogi; anche il Sagrestano fa per cavarsela, ma Scarpia bruscamente lo trattiene)
Tu resta!

SAGRESTANO
(impaurito)
Non mi muovo!

SCARPIA
(a Spoletta)
E tu va, fruga ogni angolo,
raccogli ogni traccia

SPOLETTA
Sta bene!
(fa cenno a due sbirri di seguirlo)

SCARPIA
(ad altri sbirri che eseguiscono)
Occhio alle porte,
senza dar sospetti!
(al Sagrestano)
Ora a te! Pesa
le tue risposte. Un prigionier di Stato
fuggì pur ora da Castel Sant'Angelo...
(energico)
S'è rifugiato qui...

SAGRESTANO
Misericordia!

SCARPIA
Forse c'è ancora.
Dov'è la Cappella degli Attavanti?

SAGRESTANO
Eccola.
(va al cancello e lo vede socchiuso)
Aperta! Arcangeli!
E un'altra chiave!

SCARPIA
Buon indizio... Entriamo.
(entrano nella Cappella, poi ritornano: Scarpia, assai contrariato, ha fra le mani un ventaglio chiuso che agita nervosamente)
(fra sé)
Fu grave sbaglio
quel colpo di cannone! Il mariolo
spiccato ha il volo, ma lasciò una preda...
preziosa... un ventaglio.
(agitandolo in aria)
Qual complice il misfatto preparò?
(resta alquanto pensieroso, poi guarda attentamente il ventaglio; ad un tratto egli vi scorge uno stemma, e vivamente esclama:)
La marchesa Attavanti!...
Il suo stemma!...
(guarda intorno, scrutando ogni angolo della chiesa: i suoi occhi si arrestano sull'impalcato, sugli arnesi del pittore, sul quadro... e il noto viso dell'Attavanti gli appare riprodotto nel volto della santa)
Il suo ritratto!
(al sagrestano)
Chi fe' quelle pitture?

SAGRESTANO
(ancor più invaso dalla paura)
Il cavalier
Cavaradossi...

SCARPIA
Lui!
(uno degli sbirri che seguì Scarpia, torna dalla Cappella portando il paniere che Cavaradossi diede ad Angelotti)

SAGRESTANO
(vedendolo)
Numi! Il paniere!

SCARPIA
(seguitando le sue riflessioni)
Lui! L'amante di Tosca!
Un uom sospetto!
Un volterrian!

SAGRESTANO
(che avrà esaminato il paniere, con gran sorpresa esclama:)
Vuoto?... Vuoto!...

SCARPIA
Che hai detto?
(vede lo sbirro col paniere)
Che fu?...

SAGRESTANO
Si ritrovò nella Cappella
(prendendo il paniere)
questo panier.

SCARPIA
Tu lo conosci?

SAGRESTANO
Certo!
(è esitante e pauroso)
È il cesto del pittor... ma... nondimeno...

SCARPIA
Sputa quello che sai.

SAGRESTANO
(sempre più impaurito e quasi piangendo gli mostra il paniere vuoto)
Io lo lasciai ripieno
di cibo prelibato...
Il pranzo del pittor!...

SCARPIA
(attento, inquirente per scoprir terreno)
Avrà pranzato!

SAGRESTANO
Nella Cappella?
(facendo cenno di no colla mano)
Non ne avea la chiave
né contava pranzar... disse egli stesso.
Onde l'avea già messo...
al riparo.
(mostra dove aveva riposto il paniere e ve lo lascia)
(impressionato dal severo e silente contegno di Scarpia)
(Libera me Domine!)
(pausa)

SCARPIA
(Or tutto è chiaro...
la provvista - del sacrista
d'Angelotti fu la preda!)
(scorgendo Tosca che entra nervosissima)
Tosca? Che non mi veda.
(appena vista entrare Tosca, si è abilmente nascosto dietro la colonna ov'è la pila dell'acqua benedetta, facendo imperioso cenno di rimanere al Sagrestano; il quale, tremante, imbarazzato, si reca vicino al palco del pittore)
(Per ridurre un geloso allo sbaraglio
Jago ebbe un fazzoletto... ed io un ventaglio!...)


SCENA NONA
Tosca - Scarpia - Sagrestano

TOSCA
(Va dritta all'impalcato, ma non trovandovi Cavaradossi, sempre in grande agitazione va a cercarlo nella navata principale della chiesa)
Mario?! Mario?!

SAGRESTANO
(che si trova ai piedi dell'impalco, avvicinandosi a Tosca)
Il pittor Cavaradossi?
Chi sa dove sia?
Svanì, sgattaiolò
per sua stregoneria.
(se la svigna)

TOSCA
Ingannata? No!... no!...
Tradirmi egli non può!
(quasi piangendo)

SCARPIA
(ha girato la colonna e si presenta a Tosca, sorpresa del suo subito apparire. Intinge le dita nella pila e le offre l'acqua benedetta; fuori suonano le campane che invitano alla chiesa)
Tosca gentile la mano mia
la vostra aspetta, piccola manina,
non per galanteria
ma per offrirvi l'acqua benedetta.

TOSCA
(tocca le dita di Scarpia e si fa il segno della croce)
Grazie, signor!

SCARPIA
Un nobile
esempio è il vostro. Al cielo
piena di santo zelo
attingete dell'arte il magistero
che la fede ravviva!

TOSCA
(distratta e pensosa)
Bontà vostra...
(cominciano ad entrare in chiesa ed a recarsi verso il fondo alcuni popolani)

SCARPIA
Le pie donne son rare...
Voi calcate la scena...
(con intenzione)
E in chiesa ci venite per pregar...

TOSCA
(sorpresa)
Che intendete?...

SCARPIA
E non fate come certe sfrontate
che han di Maddalena
(indica il ritratto)
viso e costumi...
(con intenzione marcata)
e vi trescan d'amore!

TOSCA
(scatta pronta)
Che? D'amore? Le prove!

SCARPIA
(mostrandole il ventaglio)
È arnese da pittore questo?

TOSCA
(lo afferra)
Un ventaglio? Dove stava?
(entrano alcuni contadini)

SCARPIA
Là su quel palco. Qualcun venne
certo a sturbar gli amanti
ed essa nel fuggir perdé le penne!...

TOSCA
(esaminando il ventaglio)
La corona! Lo stemma! È l'Attavanti!
Presago sospetto!...

SCARPIA
(Ho sortito l'effetto!)

TOSCA
(con grande sentimento, trattenendo a stento le lagrime, dimentica del luogo e di Scarpia)
Ed io venivo a lui tutta dogliosa
per dirgli: invan stassera,
il ciel s'infosca...
l'innamorata Tosca
è prigioniera... dei regali tripudi.
(entra un gruppo di pastori e ciociare)

SCARPIA
(Già il veleno l'ha rosa!)
(mellifluo a Tosca)
O che v'offende,
dolce signora?...
Una ribelle
lagrima scende
sovra le belle
guancie e le irrora;
dolce signora,
che mai v'accora?

TOSCA
Nulla!
(vari Nobili Signori accompagnano alcune donne)

SCARPIA
(con marcata intenzione)
Darei la vita
per asciugar quel pianto.

TOSCA
(non ascoltandolo)
Io qui mi struggo e intanto
d'altra in braccio le mie smanie deride!

SCARPIA
(Morde il veleno!)
(entrano alcuni borghesi alla spicciolata)

TOSCA
(con grande amarezza)
Dove son? Potessi
coglierli, i traditori!
(sempre più crucciosa)
Oh qual sospetto!
Ai doppi amori
è la villa ricetto!
(con immenso dolore)
Traditor!
Oh mio bel nido insozzato di fango!
(con pronta risoluzione)
Vi piomberò inattesa!
(rivolta al quadro, minacciosa)
Tu non l'avrai stasera. Giuro!

SCARPIA
(scandalizzato, quasi rimproverandola)
In chiesa!

TOSCA
Dio mi perdona... Egli vede ch'io piango!
(piange dirottamente; Scarpia la sorregge accompagnandola all'uscita, fingendo di rassicurarla)
(appena uscita Tosca, la chiesa poco a poco va sempre più popolandosi. La folla si raggruppa nel fondo, in attesa del Cardinale; alcuni inginocchiati pregano)

SCARPIA
(dopo aver accompagnato Tosca, ritorna presso la colonna e fa un cenno: subito si presenta Spoletta)
Tre sbirri... Una carrozza...
Presto!... seguila
dovunque vada!... non visto!... provvedi!

SPOLETTA
Sta bene! Il convegno?

SCARPIA
Palazzo Farnese!
(Spoletta parte rapidamente con tre sbirri)
(con un sorriso sardonico)
Va, Tosca! Nel tuo cuor s'annida Scarpia!...
È Scarpia che scioglie a volo
il falco della tua gelosia.
Quanta promessa nel tuo pronto sospetto!
(esce il corteggio che accompagna il Cardinale all'altare maggiore: i soldati svizzeri fanno far largo alla folla, che si dispone su due ali)
(Scarpia s'inchina e prega al passaggio del Cardinale)
(il Cardinale benedice la folla che reverente s'inchina)

CAPITOLO
Adjutorum nostrum in nomine Domini

FOLLA
Qui fecit coelum et terram

CAPITOLO
Sit nomen Domini benedictum

FOLLA
Et hoc nunc et usquem in saeculum.

SCARPIA
(con ferocia)
A doppia mira
tendo il voler, né il capo del ribelle
è la più preziosa. Ah di quegli occhi
vittoriosi veder la fiamma
(con passione erotica)
illanguidir con spasimo d'amor,
fra le mie braccia...
(ferocemente)
L'uno al capestro,
l'altra fra le mie braccia...
(resta immobile guardando nel vuoto)
(Tutta la folla è rivolta verso l'altare maggiore; alcuni s'inginocchiano)

FOLLA
Te Deum laudamus:
Te Dominum confitemur!

SCARPIA
(riavendosi come da un sogno)
Tosca, mi fai dimenticare Iddio!
(s'inginocchia e prega con entusiasmo religioso)

TUTTI
Te aeternum Patrem
omnis terra veneratur!



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